八段階のヨーガ
『ヨーガ・スートラ』の解説書。「人は何のためにヨーガをするのか」という、ヨーガの本質を理解するために必読の書。 本書は、紀元前のインドの賢者・パタンジャリの『ヨーガ・スートラ』の一部を 解説したもので、特に「八段階のヨーガ」(アシュターンガ・ヨーガ)について 詳細に解説している。 「人は何のためにヨーガをするのか」という、ヨーガの本質を理解するために 必読の書。 著者まえがき 訳者まえがき 第1章 序説 二つの道――快楽の道と善なる道/人生のゴール/霊的な進化と悟り/ヨーガの 基本的な概念/ヨーガ的見地からみた心の分析/心の波を静める/ヨーガの修行 について/ラージャ・ヨーガ 第2章 アシュターンガ・ヨーガ(八段階のヨーガ) (1)ヤマ(禁戒/社会的戒律) アヒンサー(非暴力)/サッティヤ(真実、正直)/ブラフマチャリヤ(禁欲) /アスティーヤ(不盗)/アパリグラハ(不貪) (2)ニヤマ(勧戒/個人的戒律) シャウチャ(清浄)/サントーシャ(知足)/タパス(苦行)/スワディヤー ヤ(聖典読誦)/イーシュワラ・プラニダーナ(神への献身) (3)アーサナ(坐法) (4)プラーナーヤーマ(調気) (5)プラティヤハーラ(制感) (6)ダーラナー(集中) 集中の実践/ヴァイラーギャ(離欲・無執着)/独居とサトヴィックな食事/ 集中の様々な形 (7)ディヤーナ(瞑想) 心とそのコントロールについてのさらにいくつかの事実/執着と嫌悪(好き嫌 い)/瞑想のための前提条件 (8)サマーディ(三昧) (9)永遠の至福 訳者あとがき 要語索引