あしなが (講談社の創作絵本)
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「いやなやつ」が「ともだち」にかわった日。 無責任なうわさに乗せられて、真実を見失いがちなわたしたちに、この犬たちは何かを教えてくれる。 すらりとした美しい犬、あしながは、のら犬たちからきらわれていました。 「でっかい家にすんで、すごいごちそうたべてるんだって。」 「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」 かっこいいけど、さいていのやつ──。のら犬のケンは、みんなのうわさ話を信じて、あしながのことをそう決めつけていました。ところがある日、あしながのほんとうの姿を知ったケン。そのとき、ケンの心の中で何かがかわりはじめたのです。
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