もう初対面でも会話に困らない! 口ベタのための「話し方」「聞き方」 (講談社+α新書)
実はあがり症の『ラジオ深夜便』名インタビュアーが身に着けた、自分も相手も幸せになるシンプルな会話のヒント。 眠れない夜に、早朝の仕事の前に、200万人の聴取者が耳を傾ける『ラジオ深夜便』。落ち着いた語り口の名インタビュアー、佐野剛平さんは「話しベタで苦労したアナウンサー」でした。学校の授業では教えてくれない、社会に出ると誰もが苦労する「話すこと」「聞くこと」。人前であがってしまう佐野さんだったからこそお伝えできる、小難しい表現方法や正しい言葉づかいの決まりごとよりも大事なヒントが満載です。 200万人の聴取者を癒やしてきた『ラジオ深夜便』の名インタビュアーが教える、 自分も相手も「心地よい」トークのシンプルなテクニック。 眠れない夜に、早朝の仕事の前に、200万人の聴取者が耳を傾ける『ラジオ深夜便』。 落ち着いた語り口の名インタビュアー、佐野剛平さんは「話しベタで苦労したアナウンサー」でした。 学校の授業では教えてくれない、社会に出ると誰もが苦労する「話すこと」「聞くこと」。 人前であがってしまう佐野さんだったからこそ、お伝えできることがあります。 小難しい表現方法や正しい言葉づかいの決まりごとよりも大事なのは、取引先で、プレゼンで、趣味の集まりで、相手も自分もちょっとだけ気分がよくなること。 「すぐに少しでも役立つ話し方と聞き方」がわかります。 第一部 話し方編 第一章 話し方は技術ではありません まずは「垢落とし」からしてみましょう/たった2つの意識で見違えるほどに/声は前に出さないと届きません/実は「笑顔」こそが最大の武器なのです/笑顔は一日にしてならず/人前で話すときの「緊張」をどうするか/「あがっています」と言ってしまおう/7割が満足すれば大成功/「饒舌な話しベタ」の弊害/うまく話すのではなく一生懸命に話そう 第二章 話の準備の進め方 自己紹介には話し方のすべてが詰まっています/記憶は具体性に定着する/うまいスピーチは事前準備の賜物/自分を印象づけるコツ/イメージの浮かぶキーワードを/自己紹介虎の巻/メモづくりの第2ステップ/まずは出だしで心をつかみ取れ/身近な話題から入るトーク例 第三章 話の順番をどうするか 起承転結の教え/「結」から話し始めよう/「転」から始める冒険話法/事前にエピソードの用意を/要らぬ話を捨てる勇気/途中で思いついた話はやめておこう/自分の言葉がもつ力/声は作られる/「間」の種類と効果 第四章 印象のよい話し方はココが違う なぜこの人は嫌われるのか/人を見たらホメよ/茶坊主になるなかれ/プレゼンで大切なこと/社内の歓送迎会で突然指名されたら/聞き役に回る知恵/ホメ言葉も悪口もブーメラン/最低限の敬語をマスターしよう/方言ほど強い武器はない 第二部 聞き方編 第五章 実は聞くほうがむずかしい 聞き上手が喜ばれる理由/聞き役に欠かせない忍耐力/素直にすごいなあと思えるか/人生経験が聞き上手をつくる/一生懸命に聞くことの大切さ/聞き上手が得られる特権とは 第六章 人はどうすれば話しはじめるか 目からウロコの話/インタビューという生き物/「原点」にふれると人は話しはじめる/聞き手が脱げば相手も脱ぐ/「聞く」ことが与えてくれる感動/頑固職人を喜ばせた言葉/女性のホメ方/オヤジという難物/プライドのありかを探る/困った人たちの対処法/相手の「心」を聞こう/「聞く」ことは相手への好意表明 第七章 もっと聞き上手になるために 話し手を乗せる相槌/熟知していることでも感心したフリを/聞きづらいことを聞く作法/感想は言葉少なに/よく知らない人とどう話すか/