ハルとカナ

ひこ・田中
講談社
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あの子のこと、もっと知りたいな――。小学2年生のハルとカナに芽生えた小さな恋の物語を、ヨシタケシンスケのイラストで描きます。 ハルもカナも、小学2年生になったばかり。ハルは、休み時間になると、なんで男子は男子と、女子は女子と集まるのかなって不思議に思う。カナはユズやキララといると楽しいし、安心できるけど、それって女の子どうしだからなのかな?って、これまた不思議に感じてる。でも、ふたりとも、なんか気持ちが変わってきたことに気がついてたんだ。「わたし、ハルくんのこと」、「ぼく、カナちゃんのこと」、「もっともっと知りたいな」。 映画化された『お引越し』、『ごめん』など新機軸の児童文学を生み出し続けるひこ・田中さんの描いた小さな小さな恋の物語を、『りんごかもしれない』、『りゆうがあります』などの大ヒットで飛ぶ鳥を落とす勢いのイラストレーター、ヨシタケシンスケさんが、豊富な挿絵でさらにさらに世界をふくらませた一冊です。 8歳だって、恋をするんです! ハルは、「大人は本当にややこしくて、がまん強い生き物だな」って思っている小学2年生。 カナは、停留所ごとにバスに乗ったり降りたりするカエルを思い浮かべているうちに、数を数えるのが好きになった、やっぱり小学2年生。 ハルは、休み時間になると、なんで男子は男子と、女子は女子と集まるのかなって不思議に思う。 カナは、ユズやキララといると楽しいし、安心できるけど、それって女の子どうしだからなのかな? って、これまた不思議に感じてる。 でも、ふたりとも、なんだか気持ちが変わってきたことに気がついてたんだ。 「わたし、ハルくんのこと」、「ぼく、カナちゃんのこと」、「もっともっと知りたいな」。 01 ハル、仲よしについて考える。 02 カナ、数を数える。 03 ハルは教室でひとりか? 04 カナ、ハルとちょっと話す。 05 不思議な気持ち。 06 子どもは勉強がきらいか? 07 ハル、今日のことを考える。 08 カナ、ハルのことを考える。 09 ハル、カナのことを考える。 10 カナ、ハルを好きなのかなって考える。 11 ハル、ちょっとわかる? 12 ハルとカナ

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