浅草キッド (新潮文庫)

ビートたけし
新潮社
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ある真夏の昼下がり、ランニングにショートパンツ、バーチサンダル姿のひとりの青年が、浅草六区の街におりたった。それがオイラだった。-昭和47年、大学を中退したたけしは、浅草フランス座に飛び込んで芸人修業を開始した。ダンディな深見師匠、気のいい踊り子たち、乞食のきよし等愉快な仲間に揉まれながら、自分を発見していくさまを綴る青春自伝エッセイ。 昭和47年夏、浅草フランス座へ入門した 憧れの深見千三郎に弟子志顔を直訴した 初舞台はオカマの役だった 進行係に昇進。役者のチャンスがやってきた 志の川亜矢という踊り子が可愛がってくれた 深見師匠の芝居の迫力にはタジタジだった いのうえという作家志望のやつが入ってきた 深見師匠の芸人ダンディズムが気に入った 師匠のバクチ好きには泣かされた 踊り子たちのおおらかさには感動させられた 踊り子たちと遊びに行くまではよかった 六区名物、乞食のきよしには振りまわされた マーキーと名乗るヘンなやつが入ってきた 二郎と組んで漫才デビューすることになった 深見千三郎はオイラにとって永遠の師匠となった 資料 浅草フランス座 名作コント

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