神様の女房

髙橋 誠之助
ダイヤモンド社
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丁稚から身を起こし、後に松下電器産業(現パナソニック)を一代で築き上げた稀代の経営者には、数々のエピソードが残され、それらは今なお語り継がれている。だが、そんな幸之助の奇跡の成功ヒストリーを、陰で支え続けた"もう一人の創業者"がいたことは、意外に知られていない。その人物こそ、幸之助の妻、むめのだった。五里霧中の商品開発、営業の失敗、資金の不足、苦しんだ人材の採用と教育、関東大震災と昭和恐慌、最愛の息子の死、そして戦争と財閥解体…。幾度も襲った逆境を、陰となり日向となり支え、「夫の夢は私の夢」と幸之助の描いた壮大なスケールの夢を二人三脚で追いかけていったのが、むめのだった。松下幸之助夫妻の"最後の執事"が綴る、「松下むめの」物語。 プロローグ 奥さん、ほんまにありがとう 第1章 なにも、そんな人を選ばなんでも 第2章 おしるこ屋でも始めてみよか 第3章 ほんまにむさんこなお人や 第4章 幸之助さんの夢は、この程度やない 第5章 松下幸之助に清き一票を 第6章 妻も、主人と一緒に成長せなあかん 第7章 夫婦喧嘩の後は、妻から話しかけな 第8章 この人が女王はんでしたんか 第9章 よくもまあ、ここまで 第10章 もっとゆっくり歩いとくなはれ

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