第三次世界大戦 日本はこうなる (SB新書 609)

池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ
SBクリエイティブ
商品プロモーションを含む場合があります

・ロシア・ウクライナ戦は第三次大戦に発展する? ロシアによるウクライナ軍事侵攻で、世界は「第三次世界大戦勃発」の恐怖に陥りました。 日本国内でも「日本はだいじょうぶ」という根拠のない安全神話が崩壊した瞬間でもありました。 ロシア・ウクライナ戦争は第三次世界大戦に発展するのか? そもそも日本は、ロシア・中国・北朝鮮という、ある意味予測できない国々に囲まれています。 もしロシアが日本に攻めてきたら? 中国が台湾を侵略したら? 北朝鮮が核ミサイルを発射したら? 第三次世界大戦が起きたとき、日本はどうするのか? 日本の安全を守る軍事同盟、安全保障について、池上さんが解説します。 また、ウクライナのゼレンスキー大統領は今回のロシアの軍事侵攻について「国連がまったく機能しなかった」と語っています。ニュースでよく聞く「国連」。いったいどんな機関で、どんな役割があるのか? そして、なぜ国連は戦争を止めさせることができないのか? その仕組みについても解説します。 ■目次 はじめに 「あってはならないこと」だが「ありえないこと」ではない 第1章 国家の安全を守る要、軍事同盟 ●日本が侵略される可能性、戦争に巻き込まれる可能性 ●日本の安全はどうやって守るの? ●ウクライナはNATOに入っていなかった ●同盟とはどんな約束をする? ●日本が軍事同盟を結んでいる国は? ●アメリカは同盟を増やして「世界の警察官」に ●最近できたばかりの同盟がある! ●日本が攻撃されたら、アメリカが戦ってくれる? ●日米安全保障条約第五条を解読しよう ●アメリカの開戦を決定するのは大統領ではない!? ●他の同盟とは大きく違うポイントが!? ●米軍の駐留に日本は多額の経費を負担 ●在日米軍が守るのは日本だけじゃない! ●アメリカを除き世界一米軍施設が多い日本 ●都道府県によって役割が全く違う! ●首都圏の基地は日本の革命を防ぐため!? ●自衛隊の基地・駐屯地が多い北海道 ●沖縄の海兵隊は何を目的としているの? ●在日米軍基地が攻撃されたら、自衛隊は戦う? 第2章 北朝鮮のミサイル発射 ●アメリカ全土が射程内に入ったか? ●ロシアのウクライナ侵攻でさらに過激に! ●もはや核実験再開は時間の問題 ●北朝鮮のミサイル発射と日本の防衛 ●GSOMIAで日韓米の連携がスムーズに ●韓国と仲が良くないと情報が遅れる!? ●北朝鮮に強い態度で臨む尹錫悦大統領 ●ミサイル防衛には莫大なお金がかかる ●北朝鮮は非合法手段で資金集め 第3章 中国の海洋進出と台湾有事 ●領空への接近回数が異常に多い ●中国軍機が日本の領空に近づく目的は? ●中国船が尖閣諸島周辺で繰り返し領海侵入 ●「台湾への軍事関与」はバイデン大統領の失言? ●中国が台湾周辺でいきなり軍事演習 ●ペロシ下院議長の台湾訪問に激怒 ●日本の近くに弾道ミサイルが落ちた! ●台湾有事で日本は巻き込まれる? ●QUADとIPEFで中国に対抗 ●密漁、乱獲、サンゴ礁を埋め立てた軍事施設 ●スリランカは中国の借金漬けのワナにはまった! ●巻き返しを図るアメリカと日本の役割 第4章 ロシアのウクライナ侵略 ●ウクライナ軍の士気は高く、国民は団結 ●きっかけになった出来事は何だった? ●「ロシア国民を守る」という理屈で攻撃 ●ロシアとは似ているようで実は大違い!? ●ロシアの狙いは攻め方や場所でわかる!? ●「次の標的か」とニュースになったモルドバ ●プーチン大統領はジョージアも狙っている! ●強そうなロシアが苦戦している理由は? ●武器の援助を続けて長期化を覚悟 ●経済制裁があまり効いていない理由は? ●温暖化対策が遅れるかもしれない ●資源は買わないといけない…どうする? ●ロシアを強く非難できないインド ●ウクライナ軍が東部で反転攻勢 ●「4州併合」で高まった核使用のリスク ●一歩間違えば第三次世界大戦に発展! ●ロシアが日本に攻めてくる心配は? 第5章 戦争を止めることはできない!? 国連の仕組み ●ロシアの暴走を止められない国連 ●そもそも何をするために集まったのか? ●国連が目指すのは世界平和の実現 ●最も重要なのが安全保障理事会 ●ウクライナ侵攻を止められない理由 ●特別な「5大国」はどうやって決まった? ●拒否権がある限り国連の機能不全は続く? ●日本の常任理事国入りは簡単ではない ●現実味を帯びてきた第三次世界大戦の危機 ●戦争に負けた日本はずっと敵国のまま!? ●どの国がどれだけお金を出しているの? ●国連職員の採用事情

みんなのレビュー
まだレビューはありません
search