インドでわしも考えた (集英社文庫)

椎名 誠
集英社
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インド人は老若男女、朝晩カレーを食べているのだろうか?カースト制度は今もなお生きているのか?なぜターバンをまくのか、そして女性はサリーしか着ないというけどホントか?以上の3大?の真相を求めてシーナ部隊はインドに飛んだ。静寂と喧騒の渦巻く混沌の国を半径3メートルの実感で進む面白リアリズムの人間紀行。カラーたっぷり文庫。 はたしてインド人は空中3メートルを浮揚するか ボンベイふらふら出たとこ勝負 じわじわとインドの熱気が迫ってきた ク・フフフと富豪のヨガ先生は右頬で笑った サリーの秘密はインドの秘密なのだ カルカッタの逆上プロレスヨガは目玉で勝負した インドの野良牛も地べたにころんで瞑想する ガンガーの赤い叫びが川面を裂いた 死者たちのよろこびをのせてガンガーは今日も流れる あやしのワイセツ村カジュラホーでまんまる男がふふふと笑う 愛と疑問のタージ・マハルにインドの赤い夕陽がおちる 5千人のメカケをかこうインドの王にわしらは怒る さらばデリー さらば不可思議の巨大三角国家よ

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