シャネル哲学: ココ・シャネルという生き方 再生版

山口 路子
ブルーモーメント
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彼女のゴージャスな恋愛、仕事への情熱、結婚への想いを「嫌悪の精神」に富んだ「シャネルの言葉」を織りこみながら、コンパクトか… 孤児院から人生をはじめ、自力で「シャネル帝国」と呼ばれる一大ブランドを築きあげ、莫大な富と名声を手にした偉大なファッションデザイナー、ココ・シャネル。  彼女のゴージャスな恋愛、仕事への情熱、結婚… 「シャネル哲学を、つねに自分の中心に置く必要はない、と私は思う。  ただ、心の、頭の、体の片隅の小さなジュエリーケースにそっとしまっておくと、思いがけないシーンで、それが鮮やかにあらわれることがある。それは、そのときどきで、勇気、叱咤、決断、激励、自己肯定といったさまざまな色彩をもつ。そして、いつだってなんらかのきっかけ、そう、一歩を踏み出す力を与えてくれる。」 (序章より)  ガブリエル・シャネル。  ココという愛称で知られるシャネル社の創業者であり、偉大なるファッション・デザイナー。  孤児院から人生を始め、自力で「シャネル帝国」と呼ばれる一大ブランドを築きあげ、莫大な富と名声を手にしたシャネルは、驚嘆するほどのヴァイタイティで八十七歳まで生き抜きました。  「私はモードではなくスタイルを作り出したのです」とシャネルは言いました。  シャネルの人生を貫くキーワードとしては「ウエディングドレスを拒んだこと」、「怒り」「復讐」「自由」などいくつかあるけれど、もっとも重要なものとして「嫌悪」があります。  シャネルのクリエイションの根本にあるものは嫌悪の精神。  「嫌い」という心の叫びに忠実に生きることで、シャネルは世界的規模の「特別な人」に、時代を超越する「かけがえのない人」になったのです。   「ファッション革命」だけではなく「女の生き方革命」をも成しとげたシャネル。  ゴージャスな恋愛、仕事への情熱、結婚への想いを「嫌悪の精神」に富んだ「シャネルの言葉」を織りこみながら、コンパクトかつ濃密に描き出した「ココ・シャネルという生き方」(2009年刊行)の再生版。  出版以降に明らかになった「新事実」を加え、新たな装いで美しく蘇りました。    人を嫌うのはいけないと思っている人、怒ることはマイナスだと思っている人、同性の友達が少ない人、経済的な自立を願う人、自分のために生きることが難しい人、そして、いったい自分はどんな人間でありたいか、そんなことを真剣に考えているすべての人に贈る、熱くてスパイシーな一冊。 序章:生き方をのものが、シャネル哲学 1.自分が何者なのか決意しなさい 2.自分の実力は自分で決めなさい 3.女の才能を伸ばす男を選びなさい 4.髪を切りなさい 5. 女友達と喧嘩しなさい 6. 香水をつけなさい 7. お金を使いながら裕福になりなさい 8.真似されたら喜びなさい 9.ノンと言いなさい 10.官能に従いなさい 11.沈黙して時を待ちなさい 12.退屈より大失敗を選びなさい 13.嫌悪の精神を持ちなさい 14.愛されなさい 終章 かけがえのない人間であるために

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