ゼロから始めるプロダクトマネジメント
「ユーザーにとって、価値のある製品をつくる」 「自社にとって、利益をきちんと得られるビジネスにする」 この両方を実現する手法として注目を集める、 「プロダクトマネジメント」の基本を凝縮! 中学2年生のたかし君がアプリを開発するストーリー形式で、 ソフトウェアプロダクトの企画~開発~リリース~改善までの課題をいっしょに乗り越えながら、プロダクトマネジメントを学べます。 サイボウズ、ビズリーチなどでプロダクトマネージャーとして活躍しながら普及に尽力してきた著者だからこそ書けた、待望の入門書。 ■■はじめに ■■このストーリーの登場人物 ■■第1章 みんなが困っていることはなんだろう ~ユーザーが抱える問題の仮説をたてる ■みんなに使ってもらえるアプリを作りたい! ●解説 リサーチにでかけよう ●解説 「問題の世界」と「解決策の世界」 ●解説 「だれかがほしがるもの」を作ろう ■本当にこのコンセプトで間違いない? 仮説を検証する ●解説 その問題を抱えるユーザーは存在するのか ■■第2章 アプリを完成させよう ~最小限の機能セットからはじめる ■作る機能を整理しよう ■アプリを公開した結果……? ●解説 仮説を段階的に検証する ■アプリに機能を追加する ●解説 最小限の機能セットで作る ■他校にもアプリを広めたい! ●解説 ターゲットはだれか ■■第3章 アプリはどう使われている? ~ユーザーの利用状況を把握する ■初めてのバージョンアップ! ■毎日使ってもらえるアプリにしたい! ●解説 現象の背後にある真因を理解する ●解説 KGIとKPIをモニタリングしよう ■■第4章 使い続けてもらう工夫をしよう ~エンゲージメントを獲得する ■どうすれば使い続けてもらえるアプリになるんだろう ●解説 鎮痛剤、ビタミン、キャンディ ■みんなが本当に求めているものは? ●解説 ユーザーの「真の問題」は何か ■「勉強を続けられるユーザー体験」を作る ●解説 同じ目的のプロダクトからヒントを得る ■新機能を公開! ●解説 エンゲージメントを獲得する ●解説 ゲーミフィケーション ■■第5章 もっと多くの人に知ってもらおう ~プロダクトの認知を獲得する ■他のアプリにない「独自の価値」は? ●解説 バリュープロポジション ■みんなにアプリを知ってもらいたい ■アプリのWebサイトを作る ●解説 機能仕様と利用価値 ●解説 AIDA ■自ら情報を発信しよう ●解説 プロダクトを知ってもらおう ■アプリのダウンロードを増やす ●解説 グロースハック ■■第6章 儲かるしくみを作ろう ~エコノミクスを成立させる ■アプリでお金を稼ぐ ■ユーザーをもっと増やしたい! ●解説 エコノミクス(経済性) ■エコノミクスを改善する ●解説 AARRRモデル ●解説 コホート分析 ■アプリで起業? ●解説 プロダクトマーケットフィット ■■第7章 プロダクトマネジメントを始めよう! ■良いプロダクトを作るのに必要な知識は? ●解説 プロダクトマネジメントとは ■■あとがき ■■参考図書