学習設計マニュアル: 「おとな」になるためのインストラクショナルデザイン

鈴木 克明
北大路書房
商品プロモーションを含む場合があります

自らの学びを,効果的で効率的で魅力的にデザインし,「学」んで「問」える「おとな」へと導く19の方略。学び方を学ぶ本。 自らの学びを,効果的で効率的で魅力的にデザインし,「学」んで「問」える「おとな」へと導く19の方略を提供する。メタ認知,ID理論,自己調整学習など,学び方を学べる本。明確な学習目標,具体的でわかりやすい事例,理解を深めるための練習問題とフィードバックを各章に配置した「設計マニュアル」シリーズ第4弾。 ◆推薦のことば 本当の学びは人生100年時代の道具。 「学び方」を学ぶ本。社会人にも学生にも読んでほしい。 株式会社内田洋行代表取締役社長 大久保 昇 学ぶ力を高めよう。学びを楽しみ,深めよう。 あなたの世界を広げ,大きく成長させる道がここにある。 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授 上田紀行 ◆主な目次 はじめに:学び方を学ぶとは? ●第1部 自分の学びと向き合う 第1章 自分を取り巻く学習環境を知る 第2章 学習スタイルを把握する 第3章 学び方を振り返る 第4章 学びの深さを考える 第5章 学問分野の特色を把握する ●第2部 学びの場をつくる 第6章 学び合う下地をつくる 第7章 意見を出し合い整理する 第8章 仲間と力を合わせる 第9章 時間を管理する 第10章 失敗に強くなる ●第3部 学び方を工夫する 第11章 学習意欲を高める 第12章 理解を促す 第13章 出入口を明確にする 第14章 課題に合った学び方をする 第15章 実践に役立つ学びにする ●第4部 これからの学びを考える 第16章 これからの学びを想像する 第17章 学習スタイルを拡張する 第18章 自己調整学習者になる 第19章 アクションプランをつくる ◆執筆者一覧(執筆順) 鈴木 克明 (編著者)  はじめに,2章,4章,5章,17章 美馬のゆり (編著者)  1章,3章,16章,18章 竹岡 篤永 (明石工業高等専門学校)  6章,9章 室田 真男 (東京工業大学リベラルアーツ研究教育院)  7章,10章   渡辺 雄貴 (東京工業大学教育革新センター)  8章,10章 市川 尚  (岩手県立大学ソフトウェア情報学部)  11章,13章,15章 冨永 敦子 (公立はこだて未来大学)  12章 高橋 暁子 (徳島大学総合教育センター)  14章 根本 淳子 (愛媛大学e-Learning教育支援センター)  19章 はじめに:学び方を学ぶとは? 第1部 自分の学びと向き合う  第1章 自分を取り巻く学習環境を知る   <学習目標>    <最初に考えてみよう!>    ●「大学での学び」とは何だろうか?   ●学びの環境を整えよう   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第2章 学習スタイルを把握する   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>    ●ライフスタイルを4つに分けてみよう   ●学習スタイルを調べてみよう:VAKTモデル   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第3章 学び方を振り返る   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●これまでの学び方を振り返る   ●メタ認知とは何か   ●読むこと,見ること,聞くことを振り返る   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第4章 学びの深さを考える   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●知識とは覚えるものか,それとも疑うものか?   ●「文学入門」受講者4人の経験談   ●ペリーの認知的発達段階説   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第5章 学問分野の特色を把握する   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●科目ごとの好き嫌いを乗り越えられるか?     ●自然科学と社会科学との違い   ●ある領域の学びから多くを得るための問い   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック 第2部 学びの場をつくる  第6章 学び合う下地をつくる   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>         ●共に学ぶ仲間の背景を考える   ●仲間の話に耳を傾ける   ●仲間の気持ちを考えながら自己主張する   ●学習経験の質を高める   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック<  第7章 意見を出し合い整理する   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>    ●協同学習の様々な技法     ●発散技法:ブレインストーミング   ●収束技法:KJ法   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第8章 仲間と力を合わせる   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>    ●仲間と力を合わせる学習とは   ●協同学習が大切な理由   ●協同学習をうまく進めるには      ●グループ活動のグランドルールをつくろう   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第9章 時間を管理する   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>    ●目標達成のための時間を配分する   ●タイムマネジメントをうまく行うためのヒント   ●学校学習の時間モデル   ●「時間モデル」活用のヒント   ●できばえを上げる方法を学ぶ    <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第10章 失敗に強くなる   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>    ●失敗に強くなるとは    ●失敗に対処する4段階   ●援助要請は悪いことではない   ●失敗しない力   ●メンタルヘルス   ●コーピングスキル   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック 第3部 学び方を工夫する  第11章 学習意欲を高める    <学習目標>   <最初に考えてみよう!>    ●学習意欲をARCSの4つの側面で捉える   ●ARCSモデルを学びに活用する     <もう一度考えてみよう!>   ●学習意欲についての工夫例   ●事例   ■練習/■フィードバック  第12章 理解を促す   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●9教授事象とは?   ●9教授事象は記憶のモデルと関係している   ●9教授事象を適用した授業例   ●9教授事象の使い方の留意点   <もう一度考えてみよう!>   ●学びの工夫例     ●事例   ■練習/■フィードバック  第13章 出入口を明確にする   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●学びの出入口   ●出口:学習目標を明確にしよう   ●入口:学習者の状況を把握しておこう   ●出入口を確認する3つのテスト   ●学びの構造をイメージする   <もう一度考えてみよう!>   ●学びの工夫例     ●事例   ■練習/■フィードバック  第14章 課題に合った学び方をする   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●学び方を考える流れ   ●学習目標を5つの観点で分類する   ●分類のしかた   ●学びの作戦をイメージする   <もう一度考えてみよう!>   ●学びの工夫例     ●事例   ■練習/■フィードバック  第15章 実践に役立つ学びにする   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●現実味のある学びにする   ●ID第一原理   ●社会の中で学ぶ   <もう一度考えてみよう!>   ●学びの工夫例     ●事例   ■練習/■フィードバック 第4部 これからの学びを考える  第16章 これからの学びを想像する   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●こんな時代がやってくる   ●これから学ぶ必要があること   ●それらをどうやって学べばよいのか   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第17章 学習スタイルを拡張する   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●コルブの経験学習モデル   ●コルブの経験学習モデルと学習スタイル   ●学習スタイルを広げることが学び方を学ぶこと   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第18章 自己調整学習者になる   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●学習を意識して自分で調整する   ●自己調整学習の3つの要素   ●自己調整学習の3つの段階   ●一人から複数への調整学習   <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  第19章 アクションプランをつくる   <学習目標>   <最初に考えてみよう!>   ●変化と成長を目指して   ●学びにも始まりと終わりはある   ●キャリアをデザインする   ●不確実性を受け入れて,柔軟な対応をする   ●アクションプランを立てよう    <もう一度考えてみよう!>   ●事例   ■練習/■フィードバック  文 献 索 引

みんなのレビュー
まだレビューはありません
search