景観からよむ日本の歴史 (岩波新書)
商品プロモーションを含む場合があります
Amazonで詳しく見る
日ごろ何気なく目にする景観のなかに、人びとの営みの軌跡を探る。町歩きや旅の散策にも最適の一冊。 私たちが日ごろ何気なく目にする景観には、幾層にも歴史が積み重なっている。「景観史」を提唱してきた歴史地理学者が、写真や古地図を手がかりに、景観のなかに人びとの営みの軌跡を探る。古都京都の変遷、古代の地域開発、中世の荘園支配、近世の城下町形成など各地の事例をよみとくその手法は、町歩きや旅の散策にも最適。 はじめに 第一章 景観史へのいざない 第二章 古地図からよみとく景観史 1 古地図とは何か 2 古代の地図——土地を管理する 3 中世の地図——境界を認識する 4 近世の地図——町と村を描く 5 近代初期の地籍図——さまざまに土地を利用する 第三章 景観史の画期を演じた人々とその舞台 1 古代の開拓者たち 2 中世・近世初頭の都市を構想した人物 3 近世の町づくり村づくりの推進者 4 近代の入植や技術を推進した人々 第四章 景観からよみとく地域のなりたち 1 暮らし 2 いとなみ 3 町並みと賑わい 第五章 景観史の資料と考え方 1 景観史の視点——村落景観から考える 2 絵画資料と景観史 あとがき 参考文献 図版出典一覧
まだレビューはありません