稚魚―生残と変態の生理生態学

克, 田中
京都大学学術出版会
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何よりも,死なずに,食べられずにどう成長するか? 稚魚の体の構造とその生態の本然は,これにつきる.か弱い存在に見える稚魚だが,その生残戦略には,生命の本質が凝縮しているのだ.困難とされた魚類の生活環の解明に成功した著者が,分子レベルの知見も加え,今世紀の食料生産の柱である水産学と,それを支える生物学に新風を吹き込む.

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