女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法: 知的すぎる無期懲役囚から教わった99.99%の人がやらない成功法則 (小学館文庫プレジデントセレクト)
知的すぎる無期懲役囚から教わった成功法則 いじめられ、自信をなくした少女と殺人犯が文通した「真実のストーリー」。 勉強は何のためにするのか?という女子高生サヤカの問いに、 「世の中は楽しいこと、好きなこと、簡単なことばかりではない。そのようなときに、『何にでも平然と取り組める、解決できる、忍耐強く続けられる』という能力を養うための訓練が勉強」 と無期懲役囚の美達大和氏は説く。 したい人、10000人。 始める人、100人。 続ける人、1人。 いくら頭がよくても、すぐに投げ出す人、ムラのある人、何かをやり遂げたという成功体験のない人は、自分の能力を有効に使うことができない。人間の業績や成果は、頭のいい悪いより、どのように取り組み続けたかということで決まる。 成功の秘訣は、決して派手なことではなく、地味なことである。 【編集担当からのおすすめ情報】 著者の美達大和氏は、刑期10年以上で、犯罪傾向の進んだ受刑者を収容する「LB級刑務所」に服役中の無期懲役囚です。罪状は2件の殺人で、仮釈放を放棄しています。これまでに数万冊を読破、月に100冊以上は読む“本の虫”で、『人を殺すとはどういうことか』(新潮社)、『死刑絶対肯定論』(新潮新書)などの著作があります。この美達氏と、女子高生の山村サヤカ、弟のヒロキ姉弟が文通を読み続けて行く中で、「勉強という一つの行為、取り組みを通して、自分を鍛える大切」さを実感できるようになります。 普通の主婦が、人を殺めて服役中の無期懲役囚と文通をする。しかも、高校生の娘や中学生の息子にも文通を勧めて、その無期懲役囚から勉強法を教わる。殺人犯との往復書簡から学ぶ、人生で成功するために大切なこと。 (はじめに) 私はなぜ、無期懲役囚と文通をはじめたのか(山村友美) 第1章■人が美しく、羽化するために。 イジメにあって、自信をなくしました(サヤカ) 必ず変われます。私が保証します(美達) 勉強は何のためにするのですか?(サヤカ) 成功の秘訣は、地味なことです。(美達)…… 第2章■頭の良さとは、何だろう。 勉強しても、一日で七四%も忘れるんですね。(サヤカ) 記憶力はカンタンに上がります。(美達) ケンカの仕方を教えてください(ヒロキ) ケンカは物理学です(美達)……