忌まわ昔 (角川ホラー文庫)

岩井 志麻子
KADOKAWA
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三の獣、菩薩の道を行じ、兎、身を焼ける語 震旦の盗人、国王の倉に入りて財を盗み、父を殺せる語 陸奥前司橘則光、人を切り殺しし語 百済の川成と飛騨の工と挑みし語 女、医師の家に行き、瘡を治して逃げし語 人妻、死にて後に、本の形となりて旧夫に会ひし語 近衛舎人どもの稲荷詣でに、重方、女にあひし語 阿蘇の史、盗人にあひて謀りて逃げし語 羅城門の上層に登りて死人を見し盗人の語 妻を具して丹波国に行きたる男、大江山に於いて縛られし語

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