新装版 新訳 アンクル・トムの小屋

ハリエット・ビーチャー・ストウ
明石書店
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1852年にアメリカで出版された『アンクル・トムの小屋』として知られている作品全編の翻訳。思想・文化の面から解説・資料を加えた本書は、アメリカ研究という側面からも貴重な1冊。1998年に刊行された『新訳 アンクル・トムの小屋』の新装版。  序 第1巻 第1章 ここで読者は人間味あふれる一人の男に引き合される 第2章 母 第3章 夫であり父であること 第4章 アンクル・トムの小屋のある夕べ 第5章 所有者が変わったときの生きた売り物の気持ち 第6章 発見 第7章 母の闘い 第8章 エライザの逃亡 第9章 ここで上院議員も一人の人間だということが見えてくる 第10章 売り物として連れ去られる 第11章 ここで売り物があるまじき精神状態に陥る 第12章 合法的な取り引きが招いた事例 第13章 クエーカー教徒の集落 第14章 エヴァンジェリン 第15章 トムの新しい主人と、他の諸々のことについて 第16章 トムの女主人と彼女の考え方 第17章 自由人の防衛 第18章 オフィーリア嬢の経験と考え方 第19章 オフィーリア嬢の経験と考え方(続き) 第20章 トプシー 第21章 ケンタッキー 第22章 「草は枯れ、花はしぼむ」 第23章 ヘンリック 第24章 不吉な前兆 第25章 小さな福音伝道者(エヴァンジェリスト) 第26章 死 第27章 「これがこの世での終わりだ」(ジョン・クウィンシー・アダムズ) 第28章 再会 第29章 寄る辺なき人々 第30章 奴隷倉庫 第31章 中間航路 第2巻 第32章 暗い隅々 第33章 キャシー 第34章 白人の血が混ざった女の物語 第35章 形見の品々 第36章 エメリンとキャシー 第37章 自由 第38章 勝利 第39章 計略 第40章 殉教者 第41章 若主人 第42章 本当の幽霊話 第43章 結末 第44章 奴隷を解放する者 第45章 締め括りの所見  注 解説・資料 解説  『アンクル・トムの小屋』の再評価と位置付け[小林憲二]  父権の喪失――ハリエット・ビーチャー・ストウとその家族[佐藤宏子]  訳者あとがき 資料  合衆国黒人文化・社会史年表  参考文献一覧  歴史地図  図版出典一覧

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