1996年に誕生した「ポケットモンスター 赤・緑」と「空想科学読本」がコラボした書籍「ポケモン空想科学読本」が発売されます。著者は柳田理科雄で、株式会社ポケモンの協力のもと、子供たちの科学への興味を引き出す内容になっています。ポケモンの能力を通じて化学、物理、生物、地学を学ぶことができる楽しい児童文庫です。対象は小学校中級からで、様々なポケモンを使った科学のテーマが紹介されています。

この本は、ポケットモンスターの創始者である田尻智氏の生い立ちやゲーム制作の過程を学習まんが形式で紹介しています。1996年の『ポケットモンスター 赤・緑』の発売以降、ポケモンがどのように広がったのかを探求し、田尻氏の仲間との交流や困難を乗り越えたエピソードが描かれています。ポケモンファンやゲームクリエイター志望の子どもたちに向けた内容で、巻末には宮本茂氏の解説も収録されています。

『ポケ空』シリーズ第4弾では、ポケモンたちの戦いを科学的にシミュレーションした全30対決を紹介しています。リザードンとレジアイスの炎と氷の対決や、バクオングとジャラランガの音響バトル、テッカグヤとカミツルギの重さの違いを活かした戦いなど、様々なポケモンの能力を基にした興味深いシミュレーションが展開されます。対象は小学校中級からで、科学的な視点から楽しめる内容となっています。著者は柳田理科雄と姫野かげまるです。

パズノレ島の冒険