本書は、戦国時代の新たな視点を提供する21篇の物語を収めた作品で、著者の砂原浩太朗が歴史研究の進展や新史料の発見を基に、従来の通説を覆す新しい実像を描いています。織田信長や明智光秀などの英傑たちの真の姿や、戦国の女性たちの活躍を探求し、フィクションや逸話の面白さも尊重しながら、読者に新たな戦国の魅力を伝えます。

著者鎌田實は、読書が人生の羅針盤としての役割を果たしたと語ります。実の親に捨てられ、養父に育てられた彼は、学校の先生から図書館の本を自由に借りることを許され、400以上の本や映画を通じて人生を豊かにしました。本書では、彼が影響を受けた名作や映画を紹介し、読書が心の健康や物事を考える力になることを伝えています。読者に対して、名作を再読することを勧めています。