夜のピクニック(新潮文庫)

恩田 陸
新潮社
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みんなのレビュー

「みんなで、夜歩く。たったそれだけのことなのにね。どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね。」(本文より) 永遠の青春小説だ!恩田陸という作家を知ったのは本屋大賞を取ってからだったと思う。何冊か読んでいるが、一番に挙げる作品はやはりこの作品「夜のピクニック」。高校生が一晩かけて80キロを歩くというイベントに高校生男女が繰り広げる青春のやり取り。心の葛藤をこれでもかと描いている。恩田陸ってスゴい作家だなって思った!

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