折れない心 人間関係に悩まない生き方 (PHP新書)
みんな仲良く、という同調圧力から逃れよ、嫌われて孤立する覚悟を持て……橋下徹氏が対人関係に悩む現代人に、その要諦を説く! ◆「みんな仲良く」という呪縛から逃れよ、「自分の軸」を持てば消耗しない…… ◇橋下徹氏が対人関係・メンタルに悩む現代人に、その要諦を説く! ◆読めばモヤモヤがすっきり消える「人間関係に悩まない生き方」のススメ かつて38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長に就任し、 4万8000人の長として、大阪府の財政再建や都構想住民投票実施など、 前人未到の改革を数々成し遂げてきた橋下徹氏。 そんな橋下氏は、「現代人は目の前の人間関係にとらわれすぎだ」と言う。 かくいう橋下氏自身「人間関係を築くのは得意な方ではない」と語るも、 それでもこれだけの結果を出せた秘訣が「折れない心」にあると言う。 しかし、橋下氏の考える「折れない心」とは、普通の人とは一味違う。 それは、「これが個性だ」と胸を張って言える「自分の軸」を持つこと。 この「自分の軸」さえあれば、むやみに他人に振り回されたり、 大衆に迎合して消耗したりすることはなくなる、と語る。 そこで本書では、橋下氏がこれまでの人生を振り返って見出した、 「折れない心=自分の確固たる軸を見つける方法」を大公開。 「他人とのズレを怖がるな。むしろチャンス」「持論を語れば自分の軸が見えてくる」など、 世間の同調圧力に屈することなく、自分を貫くための視点・考え方が身につく1冊! はじめに 〇「みんな仲良く」という呪縛から逃れよ 〇人間関係を気にせず生きるには、どうすればいいか? 〇他人に振り回されず「組織の中で自らを貫く要諦」 第1章 他人と異なることを恐れない――「ズレ」はむしろチャンスだ 〇ズレが生んだ「スピードの橋下」という絶対的価値 〇僕がどれだけ批判を受けても平気なワケ 〇心理的安全性とは「皆がズレを恐れず、ツッコめる組織」 第2章 人間関係は「ドライとウェット」のバランスで考える 〇「ドライな論理性」と「ウェットな人間関係」を使い分けよ 〇ドライ人間の僕が、なぜウェットな政治の世界でリーダーとなれたか 〇「ウェットな世論」に流されるな 第3章 橋下流「持論のすすめ」――自分の軸を見出す発信法 〇情報社会の〝奴隷〟にならないために「持論」を述べよ 〇ただの〝情報〟と「持論」の違いとは 〇何より「個性」を重視した石原慎太郎さん 第4章 ズレを見抜き、持論を生み出す「情報収集術」 〇持論を生み出すには「質」と「量」の両方が大事 〇「新聞と対話する」五大紙クリッピング法 〇個性=「持論の特徴性×知識・情報量」 第5章 組織を生き抜き、チームを活かす極意――「見えない掟」を見抜く 〇子ども時代の喧嘩から学んだこと 〇「見えない掟」を見誤れば、能力は高くても失敗する 〇「ジャイアン的権力」に従ってもいいが、媚びてはいけない