踏切の幽霊

高野 和明
文藝春秋
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みんなのレビュー
名無し
2024年12月30日1:56

推理と涙活を両方満足できる本の紹介です。 さらに、怖い!夜に寝る前に読むとちょっと怖くて、寝るときに電気消せない…。 読破後は、何とも言えないもの悲しさが残ります。  踏切で撮影された心霊写真。その踏切では不可解な電車停止が相次いだ。読者からの投稿をもとに、心霊現象の取材を始めた雑誌記者が、辿り着いた真実は…。  幽霊の正体も終わり方も涙を誘うものでしたが、雑誌記者の奥さんを思う気持ちが、これまた切なくて、読破後にはその部分が大きく心に残りました。ホラーの要素がなかなか怖くて、面白い作品でした!  背筋を寒くしながら、ぜひ読んでください!

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