中学生でお金について学べる主人公が、羨ましいと思った。 大人になった今も、私はまだ分からない。 でもこの本を通して、いろんな考え方があることに気づけた。 もっと自分のお金観を育てたくなった。
もともと私は、移動の多い生き方をしていた。毎日が新鮮でアイデアが湧いて、人生を遊んでいるような感覚だった。 でも気づけば同じ場所に定住し、いつの間にか毎日に飽きを感じるようになっていた。 やる気も前ほど出なくなっていると思う。 この本を読んで、移動することで得られる感覚の変化や刺激を改めて思い出した。 またワクワクする人生を過ごすために、もう一度「移動する人」になってみてもいいかもしれない。
著者の見て感じて考えた世界がとても細かく描かれていて、気づいたら感情が引っ張られていた。 自分の人生をふり返ってみても、こんなふうに何かを愛を持って考えたことってなかったかもしれない。 仕事で出会う作品を我が子のように大事にできる著者の姿に、尊敬と少しの羨ましさを感じた。 読む前はピクサーって「ディズニーの中のひとつ」くらいに思ってたけど、今では全然違う存在になった。 これからピクサーの映画を観るのが、ちょっと楽しみになりそう。
気を張って頑張りすぎちゃう時に ふわっとゆるっと気が緩む本。 わたしにはこんなことできないからいいなーーって思っちゃう。これくらい純粋に想いを表現できたらいいのになって。 わたしってこういう優しさを求めてるんだね。
広告代理店で働く主人公は、仕事に悩みを抱えている。そこにアドラー心理学を学んだ上司のドラさんが現れ、働く理由や仕事の楽しさを見つける手助けをする。物語は、主人公が自己肯定感を高め、他者との関係を築く過程を描いている。著者はアドラー派の心理カウンセラーで、企業での講演や研修を行っている。