もともと私は、移動の多い生き方をしていた。毎日が新鮮でアイデアが湧いて、人生を遊んでいるような感覚だった。 でも気づけば同じ場所に定住し、いつの間にか毎日に飽きを感じるようになっていた。 やる気も前ほど出なくなっていると思う。 この本を読んで、移動することで得られる感覚の変化や刺激を改めて思い出した。 またワクワクする人生を過ごすために、もう一度「移動する人」になってみてもいいかもしれない。
著者の見て感じて考えた世界がとても細かく描かれていて、気づいたら感情が引っ張られていた。 自分の人生をふり返ってみても、こんなふうに何かを愛を持って考えたことってなかったかもしれない。 仕事で出会う作品を我が子のように大事にできる著者の姿に、尊敬と少しの羨ましさを感じた。 読む前はピクサーって「ディズニーの中のひとつ」くらいに思ってたけど、今では全然違う存在になった。 これからピクサーの映画を観るのが、ちょっと楽しみになりそう。
気を張って頑張りすぎちゃう時に ふわっとゆるっと気が緩む本。 わたしにはこんなことできないからいいなーーって思っちゃう。これくらい純粋に想いを表現できたらいいのになって。 わたしってこういう優しさを求めてるんだね。
本書『ファクトフルネス』は、データに基づいた世界の見方を提案し、誤った思い込みから解放されることの重要性を説いています。著者ハンス・ロスリングは、教育、貧困、環境、エネルギー、人口問題などのテーマを通じて、正しい世界の理解を促進します。2020年には多くのビジネス書ランキングで1位を獲得し、100万部以上の売上を記録。ビル・ゲイツやオバマ元大統領も絶賛し、特に教育機関での普及が進んでいます。クイズ形式で誤解を解消し、ファクトフルネスを実践する方法も紹介されています。