【2024年】「スーツ」のおすすめ 本 35選!人気ランキング
- 装いの影響力 15000人のエリートを指導してわかった
- 紳士服を嗜む
- Her Dior: Maria Grazia Chiuri's New Voice
- メンズ・ウエア素材の基礎知識 毛織物編
- 新版-エルメスの道 (コミックス)
- 教養としてのスーツ センスなし、お金なし、時間なしでもできる世界レベルの着こなし
- スーツ=軍服!?―スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末裔だった!!
- “複雑なタイトルをここに"
- イギリスの紳士服: ハーデイ・エイミスの
- THE SUIT (メンズファッションの教科書シリーズ vol. 1 Fashion Te)
日常身につけている洋服のスタイルは驚くほどミリタリーに由来する。本書は、西欧服飾の通史、特に服飾全体をリードした軍服の歴史をたどりそれが今日のスーツ・ファッションにどう影響を与えているのかを時系列的に概観する。 我々が日常身につけている洋服のスタイルは驚くほどミリタリーに由来する。本書は、西欧服飾の通史、特に服飾全体をリードした軍服の歴史をたどり、それが今日のスーツ・ファッションにどう影響を与えているのかを、時系列的に概観する。 序章 ◆本当に「スーツは男の戦闘服」である ◆文明開化当時、スーツは最新式の服装だった ◆基本を知らなければ崩すことも出来ない ◆我々の身近にあるミリタリーファッションの影響 一、スーツの章 ①スーツまでの歴史を概観する ◆西欧の衣服は本来「ひらひら」 ◆長く続いた「ワンピース」の時代 ◆半ズボンとボタンの登場 ◆ルイ14世の「紳士服革命」 ◆ナポレオン時代は軍服花盛り ◆ヴィクトリア朝に登場する今のスーツ ②背広の襟(ラペル)について ◆背広の襟はもともと詰め襟 ◆2ボタンスーツと3ボタンスーツ、どっちが正式? ◆ダブルのスーツはフロックコートから ◆ボタンが広まるまで ◆男も女もレースの襟飾りの時代 ◆襟は自然発生したもの ◆ポーランド騎兵とハンガリー騎兵の制服 ◆紳士服にも「左前」があった時代 ③フロックコートの時代 ◆2人の「アルバート」とヴィクトリア女王 ◆質素倹約の父親、ファッションリーダーの息子 ◆フロックコートは「乗馬用上っ張り」 ◆「プルシャン・ブルーの軍服」の流行 ◆モーニングの登場 ◆そして現代型スーツの誕生 ◆フロックコートの退場 ◆タキシードも本当は英国海軍生まれ ◆日本の閣僚が夜でもモーニングを着る理由 ④軍服が背広に近づいてきた時代 ◆ドイツ空軍の「背広軍服」 ◆日本軍の折り襟軍服はドイツ軍の真似? ◆世界的に大流行した折り襟 ◆フランス陸軍式の学生服、英海軍式のセーラー服 ◆軍服が「ドレスダウン」したころ ⑤センターベントとサイドベンツ ◆「馬乗り」と「剣吊り」 ◆シングルにはセンターベント、ダブルにはサイドベンツ ◆軍刀を下げるのに便利? ◆ノーベンツの方がフォーマル? ⑥袖の仕様「本切羽」その他について ◆「切羽」とは日本刀の部品だが ◆英語では「リアル・カフ・ホールズ」 ◆ナポレオンも袖口のボタン外し ◆ドレスシャツを袖から覗かせる習慣 ◆ズボンの折り返しがあるほうがフォーマル? ⑦007はなぜイタリアン・スーツを着るのか? ◆ボンドは第2次大戦に従軍した海軍中佐 ◆ブリオーニのスーツは一着50万円也 ◆注文あつらえにも段階がある ◆コネリーのボンド ◆レイゼンビーのファッショナブルな007 ◆ロジャー・ムーアはエグゼクティブ風 ◆「マイアミヴァイス」のようなダルトン時代 ◆ブリオーニが採用された背景 ⑧「クールビズ」が気に入らない理由 ◆気になった「政治的ユニフォーム」 ◆制服効果の悪しき前例 ◆そもそも時代遅れな発想ではないか ◆見せかけではなく本当の環境対策を ◆やめるべきはネクタイではなく「衣替え」 ◆古来、偉い人ほどラフな格好を好んだ ◆スーツを駆逐する服装はあるか ◆たかがネクタイ、ですまない場合も ◆「涼しいだけ」では正装といえない 二、ブレザーの章 ◆色違いの「替え上着」ではすまない ◆「ブレザー」に二つの系統 ◆ケンブリッジ大学のボートクラブ ◆英国軍艦「ブレザー号」の逸話 ◆「セーラー服」は1857年に制式に ◆平和任務で名を残した名艦 ◆4代目「ブレザー」号 ◆海軍士官のジャケットはダブルのブレザーに 三、コートの章 ◆コートが必要になった時代 ◆チェスター・コートに名を残した伯爵 ◆水兵用のピーコート ◆モントゴメリー将軍が流行らせたダッフル ◆アクアスキュータムのトレンチ ◆クリミア戦争とファッション ◆ラグラン男爵とカーディガン伯爵 ◆塹壕で生まれた数々のもの ◆そして「塹壕」コート ◆軍用コートには不可欠な肩章 ◆肩章の長い来歴とは ◆「小さな肩」を頼もしく見せたい 四、ネクタイの章 ①クラヴァット普及までの謎 ◆真相はルイ13世か、14世か? ◆ローマ軍のフォカーレ ◆クロアチア兵、フランスに現る ◆クラヴァットの流行 ②結び下げネクタイの謎 ◆フォー・イン・ハンド・ノットの謎 ③レジメンタル・タイと「大佐」の権威 ◆レジメンタル・タイの特別な意味合い ◆軍服の「カーキ色」化 ◆軍隊における「連隊」の格 ◆古代以来の由緒ある呼び名 ◆レジメントが最高の編成だった ◆将軍にはなれるが大佐にはなれなかった ◆日本軍向けにすっきりと翻訳 ◆海軍の階級の由来 ◆キャプテンの由来は「斬り込み隊長」 ◆無理な陸海軍のすり合わせ ◆ストライプはなぜ英国と米は逆なのか ④水玉ネクタイの不思議 ◆水玉タイはなぜ格が高いのか ◆ブラックスーツを結婚式で着るのは日本人だけ? ◆水玉とは「ポルカ・ドット」 五、ブルゾンの章 ①戦闘服とブルゾン ◆「硫黄島からの手紙」への妙な難癖 ◆鬼の首を取ったようなブログの滑稽 ◆戦闘服が登場したのはごく最近 ◆Tシャツも米軍が普及させた ◆今の若者にも大人気のM65ジャケット ②ヒモ飾り「飾緒」の歴史 ◆「参謀職緒」は参謀専用ではない? ◆むしろ「副官=秘書」の印である ◆もともとは「馬の手綱」 六、勲章の章 ◆勲章の歴史をたどってみる ◆ガーター勲章と金羊毛勲章 ◆新時代の勲章レジオン・ド・ヌール ◆あまりにも有名なドイツの鉄十字勲章 ◆ヴィクトリア十字勲章、メダル・オブ・オナー、金鵄勲章など 七、靴の章 ◆謎だらけの「靴の歴史」 ◆とんがり靴とミッキーマウス靴 ◆靴に名を残したワーテルローの英雄 ◆19世紀に花開くさまざまな靴の様式 ◆靴の手入れは自分でするに限る ◆10足の靴を交互に履くほうが長持ち ◆老舗「トリッカーズ」の由来をたどる ◆創業時は「バルトロップ」社だったか 八、鞄の章 ①旅行用トランクとルイ・ヴィトン ◆日本にはなかった「カバン」の概念 ◆旅行が盛んになる時代が前提 ◆世界最古のトランク業者 ◆日本の家紋の影響というが ◆世界最大の巨大ファッション財閥に ◆ドン・ペリニオンの由来 ②奇跡のような紙のトランク ◆ゾウが踏んでも壊れないトランク ◆ヴァルカナイズという名の共通点 ◆靴のグッドイヤー・ウェルト製法とグッドイヤー氏 ◆薄幸の天才チャールズ・グッドイヤー ◆マッキントッシュとヴァルカナイズド製法 ◆なぜか紙から生まれた素材もヴァルカナイズドに ◆漱石も見た? グローブ・トロッターの流行 ③金属製のトランク ◆ドイツ空軍仕様のリモワのケース 九、帽子の章 ①二角帽までの時代 ◆装飾過剰の時代まで ◆三角帽、そして二角帽に変化 ◆軍帽から生まれたさまざまな様式 ②敬礼と脱帽の歴史 ◆ネルソンの麦わら帽子 ◆現代的な「官帽子」の成立 ③シルクハットの時代 ◆さまざまな帽子が出そろう19世紀後半 ◆帽子の消滅と復権の兆し 十、腕時計の章 ◆最初の懐中時計はヘンリー8世か ◆航空機と世界大戦が普及させた腕時計 十一、その他のこぼれ話 ◆まずはリーバイ・ストラウスから ◆レイバンの軍用サングラス ◆オールデンのコードバン靴 ◆英陸軍発祥のカジュアル・シューズ ◆一旅行者が流行させたサンダル ◆沈没船から引き上げられた帝政ロシアの幻の革 ◆万年筆と鉛筆の四方山話 ◆エルメネジルド・ゼニアの先見の明 ◆パラシュートから生まれたナイロン傘 ◆チャーチルの「特別製のもの」を守った特製の下着 あとがき 主要参考文献・参考サイト
イケアやナイキとのコラボ、ルイ・ヴィトンのデザインなど、世界が注目するヴァージル・アブローが、ハーバードで語った特別講義。 イケアやナイキとのコラボ、ルイ・ヴィトンのデザイナー就任など、いま世界が注目するキーパーソン、ヴァージル・アブローがハーバードの学生たちに語った特別講義。クリエイティブに生きたい若い世代に向けた必読の一冊。 ファッション・レーベルOff-Whiteを率い、ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターを務めるヴァージル・アブローが、ハーバード大学デザイン大学院で行なった特別講義の記録。 “僕のDNAとは?” 満員のハーバード大学デザイン大学院の講堂でヴァージル・アブローは問う。アブローは“チートコード”――学生時代の自分が知っていたらどんなによかっただろうと思うアドバイス――を聴衆に紹介する。そして、“独自のデザイン言語”を培うための“ショートカット”を次々に示していく。建築家とエンジニアのルーツを持つアブローは、学生時代に築いたツールやテクニックをファッション、プロダクトデザイン、音楽の言語へと変換させてきた。彼のブランドOff-Whiteは、ストリートウェアとクチュールという相反するように見える要素を結びつけ、ナイキ、イケア、赤十字といったブランド、リル・ウージー・ヴァートやリアーナなどのミュージシャン、レム・コールハースのような“メンター”とのコラボレーションを実現させてきた。さまざまなハードルをものともせず(“そんなものは実際には存在しない”)、デザインプロセスの舞台裏、エディティングの本質をシェアすること、問題解決、ストーリーの紡ぎ方をアブローは解説していく。彼は自らのDNAを描き出し、そして問いを投げかける――君のDNAとは? 本書The Incidentsは、1936年から続くハーバード大学デザイン大学院での特別イベントを記録したシリーズである。
2015年にアメリカで出版され、話題を呼んだ『Ametora: How Japan Saved American Styl… 2015年にアメリカで出版され、話題を呼んだ書籍の待望の翻訳版! ファッションやカルチャーに関心のある方、業界人、必読の1冊。 アメリカで出版され、話題を呼んだ書籍『Ametora: How Japan Saved American Style』の待望の翻訳版! 日本人は「憧れ」をビジネスにし、独自の文化と伝統を創ってしまった! アイビー、ジーンズ、ストリートウェアなど戦後アメリカから輸入したスタイルを、 日本人は独自の解釈と評価を加え、研究し、マニュアル化し、継承してきた。 そして、90年代以降は、アメリカや世界のメンズファッションが、 日本を参考にしているという状況を描いた傑作ノンフィクション。 VANやマガジンハウス、メンズクラブ、小林泰彦、穂積和夫、くろすとしゆきなど…… 先駆者、仕掛け人、関係者への取材と現存する資料をもとに、歴史的視点から俯瞰して、 日本の戦後メンズ服飾史に新たな光をあてる。 石津祥介、木下孝浩(POPEYE編集長)、中野香織、山崎まどか、 ウィリアム・ギブスン、ジョン・C・ジェイ(ファーストリテイリング)ほか、絶賛! 【目次】 イントロダクション 東京オリンピック前夜の銀座で起こった奇妙な事件 第1章 スタイルなき国、ニッポン 第2章 アイビー教――石津謙介の教え 第3章 アイビーを人民に――VANの戦略 第4章 ジーンズ革命――日本人にデニムを売るには? 第5章 アメリカのカタログ化――ファッション・メディアの確立 第6章 くたばれ! ヤンキース――山崎眞行とフィフティーズ 第7章 新興成金――プレッピー、DC、シブカジ 第8章 原宿からいたるところへ――ヒロシとNIGOの世界進出 第9章 ビンテージとレプリカ――古着店と日本産ジーンズの台頭 第10章 アメトラを輸出する――独自のアメリカーナをつくった国 謝 辞 注釈と出典 参考文献 索引