【2025年】「共産主義」のおすすめ 本 44選!人気ランキング
- 人新世の「資本論」 (集英社新書)
- ノスタルジア酒場
- 毛沢東 大躍進秘録
- 肩をすくめるアトラス 第一部
- 武器としての「資本論」
- 歴史としての社会主義 (岩波新書)
- ベトナム戦記 [新装版] (朝日文庫)
- ノスタルジア第2食堂 東欧旧社会主義国のレシピ60
- 左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学 (講談社現代新書)
- ノスタルジア喫茶 ソヴィエト連邦のおやつ事情&レシピ56
この書籍は、環境危機の時代「人新世」における資本主義の限界を論じ、気候変動を防ぐためには無限の利潤追求をやめる必要があると主張しています。著者の斎藤幸平は、晩期マルクスの思想を基に、脱成長コミュニズムが豊かな未来社会を実現する道筋を示しています。内容は、気候変動、資本主義の問題、マルクスの再解釈、そして気候正義についての議論を含んでいます。著者は経済思想の専門家であり、社会の持続可能な発展に向けた具体的な提案を行っています。
本書は、カール・マルクスの『資本論』を現代社会に生かすための新しい入門書です。資本主義の構造やメカニズムを理解することで、格差社会の形成や自己啓発の限界を考察し、労働者階級の意識を喚起することを目的としています。具体的には、「商品」「包摂」「剰余価値」などの重要概念を通じて、現代の資本主義の問題点や階級闘争の重要性を解説しています。著者は、資本主義を内面化した人生からの脱却を促し、読者に新たな思考法を提供します。
歴史学の大家による通史の決定版、世界的ベストセラー待望の邦訳。起源から現在までが一気に分かります。 歴史学の大家による、厳密にして明晰、そして驚くほどコンパクトな資本主義通史。その起源から現代の金融資本主義に至る長大な歴史と、アダム・スミスからシュンペーターに至る広範な分析理論までが一冊に凝縮。 通史の決定版 歴史学の大家による、厳密にして明晰、そして驚くほどコンパクトな資本主義通史。その起源から現代の金融資本主義に至る長大な歴史と、アダム・スミス、マルクス、ヴェーバーからシュンペーター、ポメランツに至る広範な分析理論までが一冊に凝縮。世界史的視野と、資本主義の本質に迫る深い考察が絡み合い、未来への展望をも示唆する名著。世界9か国で翻訳されたベストセラー。 第一章 資本主義とは何か 一 論議のつきまとう概念 二 三つの古典――マルクス・ヴェーバー・シュンペーター 三 他の諸見解と作業のための定義 第二章 商人資本主義 一 端緒 二 中国とアラビア 三 ヨーロッパ――ダイナミックな遅参者 四 一五〇〇年頃の時代についての中間的総括 第三章 拡大 一 ビジネスと暴力――植民地支配と世界交易 二 株式会社と金融資本主義 三 プランテーション経済と奴隷制 四 農業資本主義・鉱業・プロト工業化 五 資本主義・文化・啓蒙主義――時代の文脈におけるアダム・スミス 第四章 資本主義の時代 一 工業化とグローバル化――一八〇〇年以降の時代のアウトライン 二 オーナー資本主義から経営者資本主義へ 三 金融化 四 資本主義における労働 五 市場と国家 第五章 展望 「数百年におよぶ発展のなかで、資本主義はその姿を大きく変えうることを示してきた。歴史的概観とグローバルな比較が示すのは、それがきわめて多様な社会的・文化的・政治的諸条件のもとで存在しうることである。それは、社会、文化、政治にきわめて深い影響をおよぼす。しかし逆にそれは、政治の介入、社会的諸行為によって影響され、姿を変えうる。資本主義は定められた運命ではない。それは、過去においてきわめてさまざまな目的のために投入され、また現在でも投入されている強力な資源なのである。」(本書より) 日本語版のための序文 第一章 資本主義とは何か 一 論議のつきまとう概念 二 三つの古典――マルクス・ヴェーバー・シュンペーター 三 他の諸見解と作業のための定義 第二章 商人資本主義 一 端緒 二 中国とアラビア 三 ヨーロッパ――ダイナミックな遅参者 四 一五〇〇年頃の時代についての中間的総括 第三章 拡大 一 ビジネスと暴力――植民地支配と世界交易 二 株式会社と金融資本主義 三 プランテーション経済と奴隷制 四 農業資本主義・鉱業・プロト工業化 五 資本主義・文化・啓蒙主義――時代の文脈におけるアダム・スミス 第四章 資本主義の時代 一 工業化とグローバル化――一八〇〇年以降の時代のアウトライン 二 オーナー資本主義から経営者資本主義へ 三 金融化 四 資本主義における労働 五 市場と国家 第五章 展望 訳者あとがき 文献一覧 索引
経済が発展しても、私たちは決して豊かになれない。資本主義にあらかじめ組み込まれた根本的矛盾を、世界的政治学者が明らかにする。 資本主義は私たちの生存基盤を食い物にすることで肥大化する矛盾に満ちたシステムである。世界的政治学者がそのメカニズムを根源から批判する。(解説・白井聡) 資本主義は私たちの生存基盤を食い物にすることで肥大化する矛盾に満ちたシステムである。世界的政治学者がそのメカニズムを根源から批判する。 なぜ経済が発展しても私たちは豊かになれないのか。それは、資本主義が私たちの生活や自然といった存立基盤を餌に成長する巨大なシステムだからである。資本主義そのものが問題である以上、「グリーン資本主義」や、表面的な格差是正などは目くらましにすぎず、根本的な解決策にはなりえない。破局から逃れる道はただ一つ、資本主義自体を拒絶することなのだ――。世界的政治学者が「共喰い資本主義」の実態を暴く話題作。解説 白井聡
技能実習生・アインをめぐる小説と、ベトナムで教鞭をとる専門家による解説で、技能実習制度の問題点と解決策を明らかにする一冊。 技能実習生・アインをめぐる小説と、ベトナム国立大学で教鞭をとる専門家による解説で、技能実習制度の仕組みと問題点を明らかにする一冊。リスクを負って来日する実習生の実情と、新たなキャリア教育の必要性が明らかになる。 ■定価 1,980円(本体1,800円+税) ■小説×解説で、技能実習制度の本質がわかる。 ──夢やぶれた技能実習生が、未来を取り戻す物語。 ベトナム中部、フエ。現地の大学を卒業したアインは、金銭の魅力と日本への憧れから、技能実習生として日本で働く道を選んだ。いわれるままに学歴を詐称し、大卒者であることを隠して日本で働くアインは、単純労働の繰り返しの果てに、ひとつの事実に気づく。彼女の将来の可能性は、もうどうしようもないほどに行き詰まってしまっていた。 米国国務省によって、制度を悪用した強制労働の存在を指摘されるなど、さまざまな視点から問題が提起されている日本の技能実習制度。本書では、行き詰まる実習生たちの挫折と再起を描く「小説」と、ベトナムで教鞭をとる著者自身の手による「解説」という両面から、技能実習制度の本質が描かれる。 一時の金銭と引き替えに、技能実習生たちは何を失うのか。そして、日本という国の将来に、技能実習制度はどのような影響を及ぼしていくのか。ベトナムで元・実習生の再教育に携わってきた著者の紡ぐ物語と解説が、日本の「いま」を明らかにする。 ■映画『縁の下のイミグレ』原案作品 実写映画『縁の下のイミグレ』(なるせゆうせい監督作品、2023年公開)原案作品。映像を通して、本書が提起する技能実習制度の問題をより深く理解できる。 ■目次 はじめに 主な登場人物 第1部 碧い空の上。trên bầu trờixanh. 解説Ⅰ アインの決断──ベトナム技能実習生 解説Ⅱ 技能実習制度──「現実」の歪み 解説Ⅲ 「問い」から見えるもの 解説Ⅳ 呪縛 第2部 碧い空の中。trên đường đến bầu trờixanh. 解説Ⅴ 行政書士と在留資格制度 解説Ⅵ 「ベトナム人犯罪」 解説Ⅶ 評価されるキャリア 解説Ⅷ 技能実習制度の歪み、その正体。あるいは、文化資本のギャンブル的変容。 第3部 碧い空の下。dưới bầu trờixanh. 解説Ⅸ 在留資格制度における〈実務経験〉と〈上陸拒否期間〉 解説Ⅹ 評価されるキャリアと日本の実像 解説Ⅺ 日本の「簿外債務」=負の社会関係資本 エピローグ アインが見た、碧い空。 あとがき はじめに 主な登場人物 第1部 碧い空の上。trên bầu trờixanh. 解説Ⅰ アインの決断──ベトナム技能実習生 解説Ⅱ 技能実習制度──「現実」の歪み 解説Ⅲ 「問い」から見えるもの 解説Ⅳ 呪縛 第2部 碧い空の中。trên đường đến bầu trờixanh. 解説Ⅴ 行政書士と在留資格制度 解説Ⅵ 「ベトナム人犯罪」 解説Ⅶ 評価されるキャリア 解説Ⅷ 技能実習制度の歪み、その正体。あるいは、文化資本のギャンブル的変容。 第3部 碧い空の下。dưới bầu trờixanh. 解説Ⅸ 在留資格制度における〈実務経験〉と〈上陸拒否期間〉 解説Ⅹ 評価されるキャリアと日本の実像 解説Ⅺ 日本の「簿外債務」=負の社会関係資本 エピローグ アインが見た、碧い空。 あとがき
『妊娠小説』は、妊娠をテーマにした文学作品を分析した評論で、著者の斎藤美奈子が妊娠小説の歴史や構造、内容を探求しています。文庫化されたこの作品は、妊娠小説の進化や分類、物語の類型を考察し、意表をついた視点で読者に新たな理解を提供します。
「文章読本」の歴史とその変遷を描いた作品で、名文家たちの指導や文章教育の変化を探求しています。著者は、文章読本のジャンルや内容、形式、読者層の影響を分析し、明治から現代までの作文教育の進化を考察。文庫化に際しては、ネット時代の文章について新たに執筆されています。著者は文芸評論家の斎藤美奈子で、小林秀雄賞を受賞しています。
著者は、飽食の国での「食」に対する苛立ちから異境へ旅し、様々な食文化や状況を体験するルポルタージュを描く。ダッカの残飯やチェルノブイリの放射能汚染スープを含む多様な食の現実を通じて、人々との深い「食」の交わりを探求。文庫化に際し、新たに書き下ろしの独白とカラー写真が追加され、感動的な内容がさらに充実している。
この書籍は、古今東西の名作132冊を最後の一文から読み解く文学案内であり、意外なエンディングを探求しています。目次は青春、女子の選択、男子の生き方、不思議な物語、子どもの時間、風土の研究、家族の行方といったテーマに分かれています。著者は斎藤美奈子で、文芸評論家としての経歴を持ち、受賞歴もあります。
本書は、漱石の『吾輩は猫である』やサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』など、137冊の名作文学のラストを分析し、文豪のセンスや生き方を批評するブックガイドです。各章では、恋愛、少年少女の物語、童話、歴史小説、ミステリー、現代の奇譚、旅、社会問題など多様なテーマを扱い、意外な結末や深い洞察を提供します。著者は文芸評論家の斎藤美奈子で、楽しく知識を得られる内容となっています。
資本主義とは何かを根源的に問い続けてきた理論経済学の第一人者による、学問諸領域を横断する知的魅力あふれるエッセイの集大成。 貨幣とは何か、資本主義とは何かを鋭く問い続け、従来の経済学の枠組みを超える新しい理論を構築してきた第一人者による、知的魅力あふれるエッセイの集大成。 貨幣とは何か、資本主義とは何かを鋭く問い続け、従来の経済学の枠組みを超える新しい理論を構築してきた第一人者による、知的魅力あふれるエッセイの集大成。
この書籍は、十五年戦争中の婦人雑誌に掲載された料理記事を通じて、戦時下の人々の食生活を描写しています。配給食材を使った工夫や節米料理、防空壕での携帯食など、極限状況でも維持された食の知恵を紹介。また、再現料理もカラーで掲載されており、「食」を通じて「戦争」を考察するための実用的なガイドブックです。文庫版には、敗戦後の食糧事情についての情報も追加されています。著者は文芸評論家の斎藤美奈子です。
「男の中に女がひとり」は、メディアにおける「紅一点」ヒロイン像を分析した評論です。著者は、魔法少女や紅の戦士、悪の女王といったキャラクターを通じて、女性の役割やイメージを探ります。目次にはアニメや伝記における紅一点のテーマが含まれ、著者は斎藤美奈子で、評論家としての経歴も持っています。
この本は、混迷する日本の現状を観察し、未来に向けた洞察を提供する内容です。目次には、リーダーシップや若者論、文化ブームの分析が含まれており、著者の斎藤美奈子は文芸評論家としての視点からこれらのテーマを掘り下げています。著者は1956年生まれで、1994年にデビューし、2002年には小林秀雄賞を受賞しています。
コロナ禍で露呈したのは、日本の貧困とみんなの不安。一億総中流は過去の夢。なぜこうなったのかを本を読んで考え続けた同時代批評。 コロナ禍で露呈したのは、日本には生活困窮者がこんなにいるということだった! 一億総中流は過去の夢。なぜこうなったのかを本を読んで考え続けた同時代批評。 コロナ禍で露呈したのは、日本には生活困窮者がこんなにいるということだった! 一億総中流は過去の夢。なぜこうなったのかを本を読んで考え続けた同時代批評。
この本は、若者の投票率が低い理由を「ひいきのチーム」がないことに結びつけ、政治参加の第一歩として自分の立場を見つけることの重要性を説いています。内容は、体制派と反体制派、資本家と労働者、右翼と左翼など、政治的な二元論を探求し、リアルな政治を学ぶ方法を示唆しています。著者は文芸評論家の斎藤美奈子です。
終焉が予感されつつも〈その先〉が見えない資本主義。精神的・社会的現象として再定義し、〈その先〉へ行くための原理を示した渾身作 終焉が予感されつつも〈その先〉が見えない資本主義。精神的・社会的現象として再定義し、資本主義概念を刷新。〈その先〉へ行くための原理を示した決定的論考! 終焉が予感されつつも〈その先〉が見えない資本主義。精神的・社会的現象として再定義し、資本主義概念を刷新。〈その先〉へ行くための原理を示した決定的論考!
この書籍は、文庫本に付随する解説の魅力を探求し、名作やベストセラーの背後にある解説の価値を再評価しています。著者の斎藤美奈子は、夏目漱石や太宰治などの作品を例に挙げ、解説が読者に新たな視点や発見をもたらすことを論じています。目次には、異文化や知識人についての考察も含まれており、現代文学における解説の重要性を強調しています。
この本は、過去50年間の日本の文学の変遷を振り返り、作家や読者がどのような作品に触れてきたかを探ります。政治やメディアの変化、社会問題を背景に、小説がどのように書かれ続け、読まれてきたのかを解説しています。目次には、1960年代から2010年代までの各時代の特徴が示されています。著者は文芸評論家の斎藤美奈子です。
人気文芸評論家の斎藤美奈子が、過去のベストセラー48作品を現在の視点から評価し、その「賞味期限」を判定する書籍です。作品は、古典に昇格するものと忘れ去られるものに分かれ、名作度や使える度に基づいて評価されています。目次には、住井すゑや村上春樹などの著作が含まれ、それぞれの作品に対する感想やテーマが紹介されています。
この書籍は、子ども時代には気づかなかった少女小説の新たな魅力を大人になってから再発見する内容です。『小公女』や『若草物語』などの名作を通じて、戦う少女たちの物語とそのテーマを探求しています。各章では、少女たちが直面する課題や成長を描き、少女小説の意義を考察しています。著者は文芸評論家の斎藤美奈子です。