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【2025年】「地質」のおすすめ 本 93選!人気ランキング

この記事では、「地質」のおすすめ 本 をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. 岩石学 (現代地球科学入門シリーズ 16)
  2. フィールドジオロジー入門 (フィールドジオロジー 1)
  3. 岩石学 I 偏光顕微鏡と造岩鉱物 (共立全書 189)
  4. 岩石学II―岩石の性質と分類 (共立全書 (205))
  5. 岩石学概論 上 記載岩石学(CD-ROM付): 岩石学のための情報収集マニュアル
  6. 岩石学概論〈下〉解析岩石学―成因的岩石学へのガイド
  7. 要説 地質年代
  8. ジオパークを楽しむ本—日本列島ジオサイト地質百選—
  9. はじめての地質学―日本の地層と岩石を調べる
  10. 神奈川のトリセツ
他83件
No.1
100
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No.2
93
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No.3
92
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No.4
89
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No.6
87
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No.7
83

要説 地質年代

オッグ,ジェームズ・G.
京都大学学術出版会

地質形成史や地質構造を議論する上で、地質年代の理解は欠かせない。本書は、国際標準化を目指し刻々と改訂される地質年代区分の最前線を、詳細かつ明快に示すハンドブックである。さらに、環境変動や大量絶滅などの地質事件も取り上げ、45億年の地球史を網羅的に解説する。地球科学の学生・研究者、および鉱業従事者必携の書。 まえがき 1 はじめに 2 惑星年代区分 3 先カンブリア時代 4 カンブリア紀 5 オルドヴィス紀 6 シルル紀 7 デヴォン紀 8 石炭紀 9 ペルム紀 10 三畳紀 11 ジュラ紀 12 白亜紀 13 旧成紀 14 新成紀 15 第四紀 付録1 年代層序(地質年代)の国際区分における標準色 付録2 批准された地質階の国際境界模式の層序断面と境界位置〔GSSP〕 訳者あとがき   世(統)ならびに期(階)名称の由来について 索引

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No.8
83

ジオパークを楽しむ本—日本列島ジオサイト地質百選—

一般社団法人全国地質調査業協会連合会
オーム社
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No.9
83

足元を見つめることから始まり、日本列島のなりたち、地下資源、地震や火山について考察し、地形風景の見方・楽しみ方も紹介する。 いま立っている(座っている?)地面は何でできているでしょうか。 アスファルトでしょうか、土でしょうか、それとも砂でしょうか。それでは「土」や「砂」って何でしょうか。それは「鉱物」です。鉱物とは、天然でできる無機物質のことで、土はおもに粘土鉱物からなり、砂は石英などの硬い鉱物からなります。鉱物は地層や岩石をつくる最小単位で、地層や岩石の集まり・集合体が「地質」となります。 本書では、足元の下がどうなっているのかから始まり、地球の奥深くを探りながら、地質学の歴史、日本列島のなりたちや地下資源、地震や火山について考察し、日本の地質の特徴、地形風景の見方・楽しみ方も紹介していきます。 第1章 地面の下はどうなっているのだろうか 第2章 地球の内部はどうなっているのか 第3章 地質学が歩んできた歴史 第4章 日本列島はどのようにしてできたのだろうか 第5章 大地のおくりもの地下資源 第6章 地震国・火山国に暮らし大地に根ざして生きる 第7章 日本各地の地層・岩石の特徴と地形風景の見方・楽しみ方

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No.10
83

神奈川のトリセツ

昭文社 旅行ガイドブック 編集部
昭文社
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No.11
83
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No.14
83
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No.15
75
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No.16
75

埼玉の自然をたずねて

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No.18
72
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No.19
72
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No.20
72

楽しい地層図鑑

小白井 亮一
草思社
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No.21
72
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No.23
71

日本の地質構造100選

日本地質学会
朝倉書店
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No.25
71
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No.26
71
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No.27
70
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No.29
70
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No.30
70
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No.31
69
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No.32
69

人新世の人間の条件

ディペシュ・チャクラバルティ
晶文社

「人新世」の正体を、あなたはまだ何も知らない――。 「人新世」の正体を、あなたはまだ何も知らない――。 人文学界で最も名誉ある「タナー講義」を、読みやすい日本語へ完訳。 地質学から歴史学まで、あらゆる学問の専門家の知見を総動員し、多くの分断を乗り越えて環境危機をファクトフルに考えるための一冊。かりそめの答えに満足できない現実派の読者におくる。 山崎直子さん(宇宙飛行士)推薦 「我々はどこへ向かうのか、その考え方の土台となる本。宇宙に学校が出来たら、この本はきっと人類共通の教科書となるでしょう」 ◆そもそも地質年代は誰がどう決める? ◆「大加速グラフ」が示す未来とは? ◆途上国と先進国の分断は乗り越えられる? ◆立場を超えてもつべき新たな「時代意識」とは? ◆人間は技術圏(テクノスフィア)の部品にすぎない? ◆地球の半分からヒトを撤退させるべき? ◆大きな歴史(ビッグ・ヒストリー)は人類を結束させる? 講義1 時代意識としての気候変動 講義2 人間が中心ではなくなるとき、あるいはガイアの残り 日本版特別インタビュー 『人新世の人間の条件』に寄せて 訳者あとがき

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No.33
69
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No.35
69
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No.37
69
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No.39
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電磁気学

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No.40
69

地層の変化と化石

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No.42
69
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No.44
68

1960年代後半に登場したプレートテクトニクスは,欧米では70年代初めには地球科学の支配的なパラダイムとなった.しかし,日本の地質学界ではその受容に10年以上の遅れが見られた.なぜこのような事態が生じたのか? 多くの資料をもとにその謎を解明する.初版2008年. 新装版へのまえがき まえがき 序 章 プレートテクトニクスと日本の科学史 第1章 大陸移動説からプレートテクトニクスへ——地球科学の革命 第2章 戦前の日本の地球科学の発展とその特徴 第3章 戦後の日本の民主主義運動と地学団体研究会 第4章 「2つの科学」と地学団体研究会 第5章 日本独自の「地向斜造山論」の形成 第6章 プレートテクトニクスの登場と日本の地球科学 第7章 「日本列島=付加体」説の形成とプレートテクトニクスの受容 終 章 プレートテクトニクスの受容とそれ以降の日本の地球科学 あとがき 年表/参考資料/事項索引/人名索引 Rejection and Acceptance of Plate Tectonics: A History of Earth Science in Postwar Japan [New Edition] Jiro TOMARI

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No.45
68

環境の大変化が起きた人新世。優れた観察者で記録者だった画家たちはその変化をどう描いたか。新たな西洋美術の見取り図を提案する。 人類の発展で地球規模の環境変化が起きた時代・人新世。優れた観察者で記録者だった画家たちはその変化をどう描いたか。新たな西洋美術の見取り図を提案する。 人類の発展で地球規模の環境変化が起きた時代・人新世。優れた観察者で記録者だった画家たちはその変化をどう描いたか。新たな西洋美術の見取り図を提案する。

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No.46
68
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No.47
68

人新世 : 人類よ、絶滅を選ぶな : グローバルキャリアのすすめ

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No.48
68
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No.49
68
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No.50
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「人新世」の政治的リアリズム 惑星政治とは何か 国際政治学はマテリアル・ターンの真意を受けとめられるか? 領土と主権に関する政治理論上の一考察 石油から見る惑星限界の系譜学 構造的暴力論から「緩慢な暴力」論へ ノン・ヒューマンとのデモクラシー序説 脱人間中心のガイア政治 人新世のアナーキカル・ソサイエティ ノン・ヒューマン〈と〉の平和とは何か

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No.51
68

生命の惑星: ビッグバンから人類までの地球の進化

チャールズ・H・ラングミューアー
京都大学学術出版会

さまざまな生命を育む地球は,どのようにして生まれ,現在のような豊かな環境を作り出したのだろうか? 地球と同じような「生命の惑星」は他にも存在するのだろうか? 本書は,ビッグバンによる宇宙の創生から,太陽系の誕生,地球の進化,人類文明の台頭に至るまでの137億年の地球の歩みを辿る壮大な物語である.また,この物語を明らかにするために科学者たちがいかに考えて理論を組み立てたか,またその理論はどれほど信頼できるのかを,予備知識のない読者にも理解できるよう丁寧に解説する.ダークエネルギーやスノーボールアース仮説,太陽系外惑星など,近年急激に理解が進んだ話題まで網羅されており,現代宇宙科学の入門書としても最適な一冊. *推 薦* 本書は包括的で魅力的な環境科学の旅である.世界を代表する科学者チャールズ・ラングミューアーとウォリー・ブロッカーが本書を通じて教えてくれることは,生存可能な唯一既知の惑星に住む私たちの,軌跡と未来を考えるための重要な手掛かりとなるだろう. ペンシルバニア州立大学教授 リチャード・アレイ これは壮大な書物である.伝説的に著名な初版本の見事できわめて価値のある改訂版である.この新版は,初版のちりを払ったようなものではない.まったく新しい章がいくつも加えられ,新しい発見の数々がわかりやすく紹介されている.本書はまさに今必要とされるものであり,私はこの改訂版を心から歓迎する. シカゴ大学教授 レイモンド・ピエールハンバート NASAは現在私たちのとなりの惑星である火星の生存可能性を調査している.洞察に満ちかつ親しみやすい本書は,まさに今この時に,私たちの地球の生存可能性を理解することがいかに重要かを思い出させてくれる.本書は総合的かつ最新であるとともに,新しい発想,不完全な理解,および論争が,科学知識をいかに進歩させるかをあきらかにする. マサチューセッツ工科大学教授 ロジャー・エヴァレット・サモンズ 著者まえがき 訳者まえがき 第1章 序論 自然システムとしての地球と生命    はじめに    「システム」    「自然システム」の特徴    まとめ    参考図書 第2章 背景 ビッグバンと銀河の形成    はじめに    ビッグバン    ビッグバン仮説に対するさらなる証拠    膨張する宇宙とダークエネルギー    ビッグバン直後の時期    まとめ    参考図書 第3章 原材料 恒星の元素合成    はじめに    太陽の化学組成    水素,ヘリウム,銀河,恒星    ビッグバンの間の元素合成    恒星内元素合成    中性子捕獲による元素合成    恒星の元素合成仮説を支持する証拠    まとめ    参考図書 第4章 予備加工 有機分子と無機分子の合成    はじめに    分子    物質の状態    分子の二大グループ:無機分子と有機分子    分子合成の環境    まとめ 第5章 重量構造物 太陽系星雲から惑星と衛星をつくる    はじめに    惑星の重要な統計    隕石からの証拠    太陽系形成のシナリオ    地球型惑星の化学組成を理解する    まとめ    参考図書 第6章 スケジュール 放射性核種によるタイムスケールの定量    はじめに    放射性崩壊を用いる年代測定    元素の年齢    消滅放射性核種を用いた太古の短寿命過程の解明    まとめ    参考図書 第7章 内装工事 コア,マントル,地殻,海洋,大気の分離    はじめに    地球の構造    地球の層の化学組成    地球の層の起源    まとめ 第8章 近くの天体と争う 衛星,小惑星,隕石,衝突    はじめに    太陽系の天体の多様性    月の起源    衝突を用いて惑星表面の年代を決定する    月の内部構造の形成    太陽系における衝突の歴史    地球への影響    将来の衝突    まとめ    参考図書 第9章 環境を快適にする 流水,温度制御,日よけ    はじめに    惑星の揮発性物質の収支    40億年前の水の証拠    表面の揮発性物質の制御    表面温度    地球の長期のサーモスタット    日よけ    まとめ    参考図書 第10章 循環を確立する プレートテクトニクス    はじめに    静的な地球という観点    大陸移動説    海洋底からの新しいデータ    古地磁気からの証拠    地震活動度の全球分布    プレートテクトニクス理論    プレートテクトニクス革命    時間を通した運動    まとめ    参考図書 第11章 内部の循環 マントル対流とその表面との関係    はじめに    地球内部の動き    マントル対流    プレートの形状はマントルの対流セルに対応しているか?    マントルの能動的上昇流:プルームの頭と尾    拡大中心における海洋地殻の生成    まとめ    参考図書 第12章 層と層を結びつける 固体の地球,液体の海,気体の大気    はじめに    全球的システムとしての海嶺    海嶺と生存可能性    収束境界における地球化学過程    プレート再循環の最終結果    まとめ    参考図書 第13章 表面に入植する 惑星過程としての生命の起源    はじめに    生命と宇宙    生命の単一性    最初の生命    生命の起源    生命に至る道程    生命の起源に関する一般的考察    まとめ    参考図書 第14章 競争を生き抜く 生物多様性の創造における進化と絶滅の役割    はじめに    岩石記録からあきらかにされた生命と地球の歴史    化石と現在の生命を結びつける:進化論    DNA 革命    進化の半面としての絶滅    まとめ    参考図書 第15章 表面にエネルギーを与える 生命と惑星の共進化による惑星燃料電池の形成    はじめに    電流としての生命    還元的な初期地球    最初の3 つのエネルギー革命    惑星の燃料電池    まとめ 第16章 エクステリアの改装 惑星表面の酸化の記録    はじめに    地球と酸素    炭素:酸素生産の記録    炭素:岩石記録からの証拠    鉄と硫黄:酸素消費の記録    鉄:岩石記録の証拠    硫黄:岩石記録の証拠    顕生代の高い酸素濃度の証拠    20 億年前から6 億年前の酸素    酸素の全球収支    まとめ    参考図書 第17章 惑星の進化 破局的事変の重要性と定向進化の問題    はじめに    顕生代の惑星進化    プレートテクトニクスと進化    惑星進化の原理とは?    定向進化の可能性に関する考察    まとめ    参考図書 第18章 気候に対処する 自然の気候変動の原因と結果    はじめに    中期間の気候変動:氷河期    軌道周期    急激な気候変動    人類の衝撃    まとめ    参考図書 第19章 ホモ・サピエンスの興隆    地球の資源を利用した惑星支配    はじめに    人類時代の夜明け    人類のエネルギー革命    地球の宝箱    資源の分類    リサイクルできない有限の資源    まとめ 第20章 舵を取る人類 惑星の文脈における人類文明    はじめに    地球に対する人類の衝撃    将来の予測    可能な解決策    より広範な問題    人類代?    まとめ    参考図書 第21章 私たちはひとりぼっちか? 宇宙の生存可能性についての疑問    はじめに    惑星探査    銀河系の生存可能な惑星の数:確率論アプローチ    惑星の文脈における人類文明:宇宙の進化と生命    まとめ    参考図書 用語集 索 引

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No.52
68

海は百面相 (WAKUWAKUときめきサイエンスシリーズ 4)

京都大学総合博物館企画展「海」実行委員会
京都通信社
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No.54
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No.55
68

ポスト人新世の芸術

山本浩貴
美術出版社
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No.56
68

本書は、21世紀の「人間とは何か」との問い直しと、新たなヒューマニズムの構築を〈ビッグヒストリー〉の視点から行う試みである。 「人新世(じんしんせい)」と呼ばれる現代にあって、本書は21世紀の「人間とは何か」との問い直しと、新たなヒューマニズムの構築を〈ビッグヒストリー〉の視点から行う試みである。 人工知能が人間の知性を超えようとする今、 人間は他の生命に対して優越性があるといえるのか。 「人新世(じんしんせい)」と呼ばれる現代にあって、 本書は21世紀の「人間とは何か」との問い直しと、新たなヒューマニズムの構築を 138億年という〈ビッグヒストリー〉の視点から行う試みである。 序論 ビッグヒストリーの人間像とコモンズ像 第1章 宇宙飛行士による〈宇宙的視点〉の諸相 第2章 ディープタイム思考 第3章 宇宙的ヒューマニズム 第4章 複雑性を再考する 第5章 銀河人の経済学 第6章 歌う惑星

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No.57
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No.58
68
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No.59
68
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No.60
68

グローバル・ネットワークが地球を覆い尽くす「人新世」時代においてその網の目からこぼれ落ちる他者の営みに人類の可能性を見出す。 近代のプロジェクトが推し進めてきたグローバル・ネットワークが、地球全体を覆い尽くす「人新世」時代と呼ばれる今日。近代化の網の目からこぼれ落ちる、過剰なる他者たちの営みから、人類の想像力の可能性を見出す。 近代化の網の目からこぼれ落ちる、過剰なる他者たちの営みから、いかに人類の想像力の可能性を見出すか――。 総勢12名の人類学者が対話・インタビュー形式で「人新世」時代を語る、最新の研究動向に迫る論集。 近代のプロジェクトが推し進めてきたグローバル・ネットワークは、地球全体を覆い尽くすまでに拡大した今日。それは、もはや地球の存在そのものが危ぶまれる、「人新世」時代へと突入したと呼ばれるようになった。 このような21世紀初頭の時代において、人類のさまざまな文化のあり方をつぶさに研究してきた文化人類学もまた、大きな岐路に立たされている。文化人類学という学問が、80億人に達した人類について、その過去と現在を問い、その未来の限界と可能性を探究するという壮大な規模の問題を扱う実践である以上、その担い手である人類学者の立場も関心も見解も多様にならざるをえないだろう。 本書は、こうした豊かな多様性を孕みつつ共通の感性でゆるやかにつながれた文化人類学という学問の実情をできる限りそのままに提示する試みた、文化人類学者たち自身による文化人類学という学的実践の実験的な民族誌である。  対話の形式で紡がれる本書は、現在進行中の文化人類学の実践の目的、対象、方法、意義などの一端が、地域・フィールドを異にする文化人類学者たち自身によってさまざまに語られると同時に、問答を応酬しながら相互に触発し合うことで、新たなパースペクティヴの予感を宿しながら未来の可能性を孕む種子や胚を懐胎してゆく姿を提示していく。 はじめに 序 章 「人新世」時代の文化人類学の挑戦(大村敬一) 第Ⅰ部 グローバル・ネットワークの外部からの挑戦 第1章 多重に生きる ―― カナダ・イヌイトの挑戦(大村敬一) 第2章 先住民運動の挑戦 ―― 新たな政治制度を目指して(深山直子) 第3章 アナーキズム社会の挑戦 ―― マダガスカルのヴェズの戦術の可能性(飯田卓) 第Ⅱ部 変質しゆくグローバル・ネットワーク 第4章 科学技術と気候変動の人類学――近代の「自然/人間」の二元論の再考(森田敦郎) 第5章 グローバル・エコノミーの隙間からの挑戦(中川 理) 第6章 プラネタリーヘルスの挑戦 ――「人新世」時代の医療と公衆衛生(モハーチ ゲルゲイ) 第Ⅲ部 変質しゆく人類 ―― 非人間との出会い 第7章 災害の人類学 ―― 近代を凌駕する他者の力に向き合う(木村周平) 第8章 人類の可変性 ―― 非人間とのもつれ合いのなかで(モハーチ ゲルゲイ/久保明教) 第Ⅳ部 人類の創造力の可能性 第9章 芸術 ―― 「仮構作用」の創造力(中谷和人) 第10章 日常に潜む「生きる力」 ―― 人類社会の根っこにある宗教(土井清美) 第11章 進化史のなかの人類 ―― 人類の創造性と可変性の進化史的基盤(入來篤史/河合香吏) 終 章 人類と地球の未来―― 多様性の苗床になる(大村敬一)

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No.61
68
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No.62
68

数十億年というタイムスケールで生物の進化や生態を追う古生物学は「長時間軸の生物学」ともいわれる.その魅力をフィールドワークや研究史上の興味深いエピソードをまじえながら,大学教養課程の学生にも理解できるようにわかりやすく解説する. はじめに 第1章 フィールドワーク——北の海と南の海 1 北のフィールド——陸中海岸にて 2 南のフィールド——西表島にて 3 エスカレーション——動物の「軍拡競争」 第2章 長時間軸の生物学——ウミユリの自然史 1 ウミユリという生きもの 2 棘皮動物の世界 3 再生する腕 第3章 生物の栄枯盛衰——カンブリア爆発から大量絶滅へ 1 多細胞動物の出現 2 爆発した世界 3 多様性の系譜 4 史上最大の大量絶滅 5 プレートテクトニクスとワラス線 第4章 これからの古生物学——すべてはフィールドから 1 古生物学とはどのような学問か 2 古生物学の魅力 3 これからの古生物学 4 研究を取り巻く状況 参考文献 おわりに 索引

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No.63
68

人新世―人類の時代とは何か。その本質を明らかにし、地球を改変する営力となったツーリズムのあり方を問う。 ノーベル化学賞受賞者のクルッツェン曰く、地球は18世紀後半の産業革命を契機に完新世から人新世-「人類の時代」に移行した。人新世時代に相応しい、将来世代に向けて持続可能なツーリズムとは何かを提示する。 人新世とは何か。 今や、自然科学だけではなく社会・人文科学の分野から人新世に関する議論が活発になっている。本書は、「人新世という時代に私たちはいかに生活し、地球システムをいかに維持していくべきか。また、地球を改変する力、営力となったツーリズムは人新世時代にどう向き合うべきか」を問うたものである。 第1部「人新世という時代」では、人新世議論の発端となった2000年、2002年のクルッツェンらの報告を紹介し、産業革命以後の人新世時代を3つのステージに分けて、その歴史的変遷を概観する。そして、クルッツェンがインタビューに応じて、クルッツェン自身が語った人新世の本質について、解説を加えながら明らかにしている。 第2部「人新世時代のツーリズム」では、1970年代からツーリズムが環境へ負の影響を与えてきたことを概観する。次いで、ツーリズムは気候の恩恵を受けて発展してきたが、一方でツーリズムが気候変動と地球温暖化に影響を与えてきたことを明らかにする。さらに、人新世時代において営力となったツーリズムのあり方を考察し、これまでのツーリズムから脱却して、人新世第3ステージにふさわしい3つのツーリズム、地球をケアする地球愛をもったツーリズムのありかたを示す。 第3部「人新世と持続可能なツーリズム」では、ツーリズムが人新世時代にどのように変遷してきたか、その具体的事例をヨーロッパアルプスに求め、ツーリズムの現状を明らかにする。次いで、1970年代からのマスツーリズムの発展に対して、もう一つのツーリズムとして環境に負荷を与えることの少ないソフトツーリズムが生まれた背景とその今日的意義を考察する。そして、人新世時代に求められている持続可能なツーリズムの可能性を明らかにする。 まえがき    第1部 人新世という時代 第1章 人新世  人類の地質時代  1. 人新世の始まり  2. 人新世とは何か  3. 人類の地質(Geology of Mankind)  4. 人新世と地球システム 第2章 人新世の3つのステージ  1. 3つのステージ区分  2. プレ人新世  3. 人新世第1ステージ:産業の時代(1800年頃~1945年)  4. 人新世第2ステージ:大加速時代(1945年~2015年頃)  5. 人新世第3ステージ:地球システムの管理者の時代?(2015年頃以降?)  6. まとめ 第3章 クルッツェンの人新世の本質  クルッツェンの言葉  1. クルッツェンへのインタビュー  2. クルッツェンとの会話  3. クルッツェンの人新世の本質 第1部小括    第2部 人新世時代のツーリズム 第4章 ツーリズムによる環境への影響  1. ツーリズムと環境  2. ツーリズムによる自然環境への影響   (1) ツーリズムによる土地利用の変容とその影響   (2) 資源利用とその影響   (3) 生物の移動と野生種の絶滅   (4) 疫病の感染と流行  3. ツーリズムによる都市環境への影響  4. ツーリズムによる地域文化の変容  5. まとめ 第5章 人新世時代におけるツーリズムと気候変動  1. ツーリズムと気候  2. 気候変動とツーリズムへの影響   (1) 気候変動によるツーリズムへの影響   (2) 気候変動と国際機関の動き   (3) 気候変動とUNWTO  3. 気候変動とツーリズムエリアへの影響   (1) 山岳地域における気候変動   (2) 島嶼と海岸地域における気候変動   (3) 自然遺産および文化遺産への影響  4. ツーリズム分野における気候変動緩和策  5. 人新世第3ステージにおけるツーリズムと気候変動緩和策 第6章 人新世の視点からのツーリズム  1. 「ツーリズムと人新世」について  2. ツーリズムを人新世の視点から捉える   (1) ツーリズム理論と地球   (2) ツーリズムと人新世の課題  3. 人新世第3 ステージにおけるツーリズムのあり方   (1)「ツーリズムと人新世  差し迫った出会いに向き合う」   (2)「人新世とツーリズム・デスティネーション」   (3) ツーリズムの3つの運命    非炭素ツーリズム/ステイホームツーリズム/目的地管理  4. 人新世におけるツーリズムとは 第2部小括    第3部 人新世と持続可能なツーリズム 第7章 人新世時代のヨーロッパアルプスのツーリズム  1. アルプスの変貌  2. アルプスにおける人新世の3つのステージとツーリズム   (1) 人新世第1ステージ(1800年頃~1945年)のアルプス   (2) 人新世第2ステージ(1945年~2015年頃)のアルプス   (3) 人新世第3ステージ(2015年頃以降?)のアルプス  3. 人新世第3ステージにおけるアルプスのツーリズムのあり方  4. 第3ステージにふさわしいツーリズム 第8章 もう一つのツーリズム  ソフトツーリズム  1. ソフトツーリズムとその展開   (1) ソフトツーリズムの誕生とその背景   (2) ソフトツーリズムとは何か   (3) ソフトツーリズムの展開   (4) ソフトツーリズムから持続可能なツーリズムへ  2. 地球温暖化とソフトツーリズムの再興   (1) ソフトツーリズムの再興   (2) ソフトツーリズムの新たな動き  3. COVID-19パンデミック後のソフトツーリズムと人新世   (1) COVID-19パンデミック後のツーリズム   (2) 人新世第3ステージのツーリズム  4. ソフトツーリズムの今日的立場 第9章 持続可能なツーリズムの検討  1. 持続可能な発展  2. 持続可能なツーリズムの展開  3. 持続可能なツーリズムの可能性  4. 人新世と持続可能な発展 第3部小括  あとがき  コラム  コラム5-1 アルプスにおける氷河の動態  コラム7-1 人工降雪機のエネルギー消費  コラム7-2 登山家村(Bergsteigerdorf)  コラム8-1 ソフトツーリズムの源

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No.64
67

化石とはなにか——それぞれの時代を生きた人々が化石をどのように認識していたのかを丹念に跡づける.進化論のダーウィン,弄石家の木内石亭,天才レオナルド・ダ・ヴィンチ,そして哲学者アリストテレス……現代から古代まで,時代をさかのぼりながら,化石をめぐる物語を読み解こう. 第1章 化石とはなにか 第2章 化石をめぐる時間 第3章 日本にやってきた化石研究者 第4章 近代的化石観のなかで——19世紀 第5章 自然の遊び・自然の冗談——18世紀 第6章 時を越えた天才——16−17世紀 第7章 混沌と黎明——16世紀 第8章 すべての始まり——中世と古代 第9章 化石の自然史

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No.65
67
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No.66
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化石の意味―― 古生物学史挿話

マーティン・J・S・ラドウィック
みすず書房
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No.67
67

The Principles of Paleontology

Watson, James D.
W.H.Freeman & Co Ltd
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No.68
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進化―分子・個体・生態系

ニコラス・H. バートン
メディカルサイエンスインターナショナル
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No.69
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古生物学から生物学へ——博物学の時代から遺伝子の時代まで,その歴史をたどりながら、植物の進化に迫る.さまざまな化石の魅力を紹介し,シダ植物,裸子植物,被子植物の多様化の過程を跡づける.古生物から生物学へと長い時間軸で展開される壮大なスケールのナチュラルヒストリー. はじめに  第1章 植物化石と古植物学 第2章 分類と進化 第3章 陸上植物の初期進化 第4章 多様化する維管束植物 第5章 種子の誕生 第6章 シダ植物の多様化 第7章 裸子植物の多様化 第8章 被子植物の台頭 第9章 変化する地球環境と生態系 古植物学関連の主要参考書 参考文献 おわりに 植物(陸上植物)の分類表 The Natural History of Fossil Plants Harufumi NISHIDA

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No.71
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Structural Geology

Twiss, Robert J.
W H Freeman & Co
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No.72
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No.73
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Geodynamics

Turcotte, Donald
Cambridge University Press
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No.74
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構造地質学

謙一, 狩野
朝倉書店
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No.75
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No.76
67
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No.77
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No.79
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地球惑星物質科学

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No.80
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No.81
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No.82
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No.84
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No.86
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No.87
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No.88
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An Introduction to Mineral Sciences

Putnis, Andrew
Cambridge University Press
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No.89
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No.90
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鉱物学

森本 信男
岩波書店
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No.91
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No.92
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X線物理学の基礎 (KS物理専門書)

ジェン・アルスニールセン
講談社
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No.93
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鉱床地質学序説

A・M・エヴァンズ
山洋社
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