【2023最新】「宗教社会学」のおすすめ本!人気ランキング

この記事では、「宗教社会学」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. よくわかる宗教社会学 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
  2. 世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)
  3. 宗教社会学: 神、それは社会である
  4. 宗教社会学論選 【新装版】
  5. 宗教と生命 激動する世界と宗教
  6. 宗教社会学入門 (文庫クセジュ)
  7. 教養としての宗教学 通過儀礼を中心に
  8. 宗教社会学概論―宗教研究の方法と視点
  9. 宗教社会学を学ぶ人のために
  10. 宗教学 (ブックガイドシリーズ―基本の30冊)
他3件
No.1
100

理論・学説 宗教研究の方法 事例研究と比較研究 世界の歴史宗教 土着信仰とシンクレティズム 新宗教の世界 カルトの諸相 スピリチュアリティをめぐる現象 慰霊と社会 先鋭化する宗教 宗教と社会貢献 エスニシティと宗教 女性と宗教 メディアと宗教 法・政治と宗教 拡散する宗教

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No.2
88
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No.3
83

いまも神は,いたるところで生きている――.社会学の知見に立ち,「宗教とは何か」に迫るとともに,政治・経済・学問・芸術・スポーツなどの根底に息づく宗教の論理を,身近な題材を通して鮮やかに描き出す.〈宗教社会学〉のリスタートを告げる入魂の一冊. はじめに  宗教社会学/生の苦難/ホモ・レリギオースス 1章 宗教 自己言及的システム  楽園追放/聖なるもの/知性の限界/儀礼のシステム/神なき時代/祭りのコミュニティ 2章 信仰 生を自覚的に生きる  修羅道/二度生まれ/生の技法/ロビンソン・クルーソー/「父」の代用品/死と再生 3章 教団 敵対して,団結する  排除の論理/宗教と社会/宗教的な一体感/魔女裁判/カリスマ/「新宗教」の時代 4章 儀礼 生活のリズムを刻む  ローカルな集団/社会的な現実/イニシエーション/コミュニタス/トマスの公理/生活のリズム 5章 政治 ユートピアの思想史  アウトサイダー/「国民」の概念/大衆運動/「千年王国」の進行/ユートピア/日本の左派 6章 経済 われらは神を信じる  丸餅/自己調整的市場/魔術的世界/フェティシズム/禁欲説と解放説/日本型の集団主義 7章 学問 オープンな学びの場  八宗兼学/永劫の罰/エピステーメー/専門家の権威/バベルの塔/受験の神 8章 芸術 「美」の感覚の共有  修二会の聴聞/祭儀から演劇へ/美のコミュニティ/文化貴族/ディオニュソス的なもの/黒川能 9章 スポーツ 国民的一体感の醸成  スポーツ観戦/フットボール/興奮の追求/オリンピック/現代の神話/ナショナルな格闘技 10章 セクシュアリティ 「愛」の理想と現実  結婚式/「愛」の関係/道徳の根源/性の神話/姦淫/歌垣 11章 生と死 生の不安,死の恐怖  即身仏/バーチャル・リアリティ/実存的不安/老年期/葬礼/日本的な死生観 12章 新しい宗教 巨人の肩の上に立つ  天理教/世俗化/原理主義/カルト/スピリチュアリティ/日蓮主義 おわりに  神,それは社会である/壜のなかのメッセージ/根源的な問題 Sociology of Religion: God is Society, writ large Tomoyuki OKUI

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No.4
81

宗教社会学論選 【新装版】

マックス・ヴェーバー
みすず書房

西洋、中国、インドの宗教意識を比較考察し、近代資本主義の起源を探る。宗教社会学の核心4篇。 〈近代ヨーロッパの文化世界に生を享けた者が普遍史的な諸問題を取扱おうとするばあい、彼は必然的に、そしてそれは当をえたことでもあるが、次のような問題の立て方をするであろう。いったい、どのような諸事情の連鎖が存在したために、他ならぬ西洋という地盤において、またそこにおいてのみ、普遍的な意義と妥当性をもつような発展傾向をとる文化的諸現象――少なくともわれわれはそう考えたがるのだが――が姿を現わすことになったのか、と。〉 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「古代ユダヤ教」などを含む、マックス・ヴェーバーの著書『宗教社会学論集』(全3巻)の第1巻から、その問題意識を明らかにした3論文を精選し、「儒教とピュウリタニズム」(「儒教と道教」の第8章)を付す。宗教意識との関係から資本主義の起源と歴史的限界を見通すための、広くて深い方法論。 1 宗教社会学論集 序言 2 世界宗教の経済倫理 序論 3 世界宗教の経済倫理 中間考察   宗教的現世拒否の段階と方向に関する理論 付録 儒教とピュウリタニズム 訳者後記

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No.5
80

知の巨人たちと最前線の研究者が、 人間の存在意義に斬り込む!! AI、ゲノム編集の時代が来る。 知の巨人たちと最前線の研究者が、 人間の存在意義に斬り込む。 池上、佐藤、松岡の特別座談会も収録!! 宗教は激変する社会で、いったい誰の心を救うのか? 私たちはテクノロジー「を」使っているのか、それともテクノロジー「に」使われているのか? 第4次産業革命と言われるほど、AI技術に関する話題が絶えない。 一方で、合成生物学の急速な進展による生命操作の議論も盛んで、科学技術万能論が再び沸騰していると言っても過言ではない状況となっている。 しかし歴史上、技術が進めば進むほど、私たちは原始的な倫理の問題に常に直面させられることになった。 今回も同様だ。宗教はAIと生命操作の時代にこそ、逆に活発化するのかもしれない。 第一線の研究者・識者が、「宗教と生命」を巡り、意見を交わした。 錯綜し、混迷する現代の議論。その根本を照射する、知の閃光!! 大好評を博したシンポジウムを、大幅加筆で完全書籍化。 AI、ゲノム編集の時代が来る。しかし歴史上、技術が進めば進むほど、私たちは原始的な倫理の問題に常に直面させられることになった。今回も宗教はAIと生命操作の時代にこそ、逆に活発化するのかもしれない。 開会の辞 第一部 対論         「宗教はAI時代に誰の心を救うのか」 (池上彰×佐藤優) 第二部 基調報告    第一節  生命操作時代における「いのち」--いのちから医療と宗教を問う(安藤泰至)    第二節  遍在化する人工知能は宗教に何をもたらすのか(山川宏) 第三部 総合討論    第一節 「私たちは全体性を振り返ることができるのか(松岡正剛)    第二節 パネルディスカッション (松岡正剛×池上彰、安藤泰至、山川宏、佐藤優) 第四部 総括    特別座談会(池上彰・佐藤優・松岡正剛)

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No.6
79

宗教社会学入門 (文庫クセジュ)

ジャン=ポール ヴィレーム
白水社

宗教的行為・制度を、社会学的方法論をもちいて説明する学問が、宗教社会学である。それは、マルクスが先駆をなし、デュルケムとウェーバーによって確立された。本書は、彼らが宗教への社会学的眼差しを形成していく過程をたどるとともに、現代の宗教現象の解釈について概観する。 第1章 社会学の伝統と宗教現象(カール・マルクス(一八一八〜八三年)とさまざまなマルクス主義 アレクシス・ド・トクヴィル(一八〇五〜五九)と宗教の諸々の徳 ほか) 第2章 教派的宗教社会学から宗教社会学へ(ガブリエル・ル・ブラとカトリシスムの社会学 CNRSの「宗教社会学グループ」の登場 ほか) 第3章 社会学に映る現代の宗教的なるもの(「新宗教運動」 保守十全主義(アンテグリスム)と進歩主義 ほか) 第4章 宗教と近代(モダニティ)-世俗化の議論(世俗化-異論の多いパラダイム 明らかにすべき概念としての世俗化 ほか) 第5章 宗教の社会学的定義へ(機能的定義 実体的定義 ほか)

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No.7
79

宗教学とは宗教を信仰の立場からではなく、客観的中立的に観察し分析する学問である。通過儀礼の具体例を交えつつ宗教を学ぶ。 はじめに 第1章 宗教は私たちにどういう意味を持つのか 第2章 宗教とは何か ーーその定義と現象 第3章 通過儀礼の重要性 第4章 通過儀礼の構造 ーー人間を変容させる儀礼 第5章 神女になる ーー沖縄久高島のイザイホー 第6章 僧侶になる ーー禅宗の雲水たち 第7章 大阿闍梨になる ーー比叡山の千日回峰行 第8章 イエスや釈迦はどうやって開祖になったのか 第9章 信仰を得るための回心 第10章 通過儀礼としての巡礼 第11章 宗教集団の遭遇する試練 第12章 神秘家の宗教体験 第13章 神の死と再生 第14章 宗教の危機はどのように訪れるのか 第15章 改めて宗教の意味を問う

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No.8
79
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No.9
78

宗教を理解する力を養う。ウェーバー、デュルケム、ジンメル等の古典的理論、日本の民俗宗教や新宗教の研究成果、隣接する人類学・心理学から最新の認知科学・進化生物学までの知見を整理し、複雑化する現代の宗教と社会、宗教と文化の関係を解きほぐす。豊富な事例、データを収載。 宗教社会学は何を研究するか 第1部 宗教社会学の基礎理論(宗教社会学の源流 宗教社会学の周辺 宗教社会学の展開 日本の宗教社会学) 第2部 現代社会と宗教社会学(近代化と日本の宗教 現代日本の宗教状況 現代世界の宗教理解 宗教情報リテラシー) 付録

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No.10
78

はじめに──宗教の四段階構造論 第1部 祖先崇拝の論理 フュステル・ド・クーランジュ『古代都市』 加地伸行『儒教とは何か』 柳田國男『先祖の話』 第2部 宗教の基礎理論 ロバートソン・スミス『セム族の宗教』 ジェイムズ・G・フレイザー『金枝篇』 エミール・デュルケム『宗教生活の原初形態』 ジークムント・フロイト『トーテムとタブー』  コラム1 「フィクション」という概念 第3部 中世における政治と宗教 マルセル・パコー『テオクラシー』 エルンスト・H・カントーロヴィチ『王の二つの身体』 菊池良生『戦うハプスブルク家』 井筒俊彦『イスラーム文化』  コラム2 政治神学とは何か 第4部 近代の国家・社会・宗教 トマス・ホッブズ『リヴァイアサン』 マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 森孝一『宗教からよむ「アメリカ」』 村上重良『ほんみち不敬事件』 南原繁『国家と宗教』  コラム3 キリスト教を理解するには 第5部 個人心理と宗教 フリードリヒ・シュライアマハー『宗教について』 ウィリアム・ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 アンリ・エレンベルガー『無意識の発見』 ラルフ・アリソン『「私」が,私でない人たち』 E・キュブラー・ロス『死ぬ瞬間』 第6部 シャーマニズムの水脈 ミルチア・エリアーデ『シャーマニズム』 I・M・ルイス『エクスタシーの人類学』 上田紀行『スリランカの悪魔祓い』  コラム4 心霊現象と多重人格 第7部 人格改造による全体主義的コミューンの形成 ハナ・アーレント『全体主義の起原』 チャールズ・リンドホルム『カリスマ』 米本和広『洗脳の楽園』  コラム5 現代における究極的イニシエーション 第8部 新興宗教・カルトの問題 横山茂雄『聖別された肉体』 小川忠『原理主義とは何か』 大田俊寛『オウム真理教の精神史』

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No.11
78

いまを生きる我々にとって「宗教」は何を意味するのか。諸宗教の歴史や現状、宗教の社会的な側面や哲学思想的な側面などを解説。 本書は、諸宗教の歴史や現状、宗教の社会的な側面や哲学思想的な側面、そして宗教学的な考え方を提供することができるように構成されている。1章「宗教とはなんだろう」に始まり、2章「宗教社会学」、3章「宗教哲学」の考察を経て、三つの主要な宗教についての議論に進む。それらの章では、「キリスト教」、「イスラーム」、「仏教」について重要な論点を多角的に学ぶことができる。さらに日本人にとって身近なアジア地域の諸宗教について理解を深めることができるよう、「インドの宗教」、「中国の宗教」、そして「日本の宗教」の章が設けられている。1テーマ2頁または4頁見開き完結になっており、一般の方や初学者がすぐに宗教について学べる構成になっている. 1.宗教とはなんだろう(担当:奥山倫明) 1-01 そもそも今、「宗教」を話題にする意味はあるのだろうか? 1-02 現在の日本や世界に宗教はどれほど存在しているのか? 1-03 今の日本で宗教は何か重要な役割を果たしているのか? 1-04 一神教はどのようにして生まれて、世界に広がってきたのか? 1-05〇〇教という固有名詞がない現象ーー「未開人の宗教」「アニミズム」などーーも宗教と捉えてよいか? 1-06 「仏教は普通の宗教ではない」「イスラームは普通の宗教ではない」といった表現は何を言おうとしているのか? 1-07 「儒教」や「神道」は宗教なのか、宗教ではないのか? 1-08宗教はどのように定義されるのか? 1-09 宗教は性差別や、少数派差別、さらには性犯罪に責任があるのではないか? 1-10 ヒトの特質は死を認識することだ、と聞いたことがある。死の認識と宗教とは関係があるのか? 1-11墓地や葬儀の在り方はどうなっているのか? 1-12宗教的世界観のなかで、他界はどのような意味をもってきたか? 1-13宗教は文化財としてどのような意味があるのか? 1-14中国や北朝鮮のような国家体制が、なんとなく宗教的に見えるのはなぜなのか? 1-15アメリカ合衆国で、政治家などが「神のご加護がありますように」などと必ず口にするのはなぜなのか? 1-コラム 宗教多元主義の課題 2.宗教社会学(担当:伊達聖伸) 2-01 宗教を社会の観点から分析するやり方では宗教の本質に迫れないだろうか? 2-02 宗教を研究するのになぜ「世俗」について知る必要があるのだろうか? 2-03 ある宗教の信者であるとはどういうことだろうか? 2-04 イスラームは西洋の脅威になりうるか? 2-05 ヨーロッパは世俗的でアメリカは宗教的なのか? 2-06 信教の自由を平等に保障することは可能か? 2-07 宗教は現代社会においてどのような役割を担いうるだろうか? 2-08 学校と病院は近代社会の宗教的機能を担った制度と言えるか? 2-09 経済と宗教の関係はどうなっているのだろうか? 2-10 世俗の社会で宗教はどう教えることができるのだろうか? 2-11 宗教は女性を差別してきたのか?世俗は女性を解放してきたのか? 2-12 宗教を冒涜する権利は擁護されるべきだろうか? 2-13 礼拝所にある宗教美術は博物館に入ると意味が変わるだろうか? 2-14 トランスヒューマニズムも一つの宗教だろうか? 2-15 宗教は環境問題の解決に役に立つのか? 2-コラム コロナ禍は宗教を変えるか? 3.宗教哲学(担当:氣多雅子) 3-01たくさんの情報のなかから、自分に合った宗教を見つけるにはどうしたらいいのか? 3-02 宗教体験とはどういうものか? 3-03 宗教において言葉はどういう役割を果たしているのか? 3-04 神は存在するのか? 3-05 宗教は哲学とどういう関係にあるのか?  3-06 宗教は科学とどういう関係にあるのか? 3-07 宗教に入信することは思考停止することではないのか? 3-8宗教は一方でマザー・テレサのような人を生むが、他方でISISのテロリストのような人を生む。これをどう理解したらよいのか? 3-9震災を経験した人が、以前は明日が今日と同じように続くと思っていた、と言う。このような思いは宗教と関係するのだろうか? 3-10生きることにどういう意味があるのか、宗教はこれにどう答えるのか? 3-11死とは何か? 3-12 宗教とは自分自身の問題であり、他人がとやかく言う事柄ではないのではないか? 3-13 自分の居場所がない、生きづらい、こういう思いに宗教は応えてくれるのか? 3-14宗教は現代の倫理的課題にどう応答するのか? 3-コラム 宗教の目的は人類か個人か 4.キリスト教 (担当:石川明人) 4-01 イエスはどんな人物であり、「キリスト」とはどういう意味なのか? 4-02 パウロはなぜキリスト教という宗教にとって最重要人物なのか? 4-03 『聖書』とはいったいどんな書物で、そこには何が書かれているのか? 4-04 世界最大の宗教団体である「ローマ・カトリック教会」とはどのような教派なのか? 4-05 「東方正教会」は日本ではややマイナーなようだが、どのような教派なのか? 4-06 宗教改革によって生まれた「プロテスタント」とはどのような教派なのか? 4-07 キリスト教の「教義」「教え」とは、要するにどんなものなのか? 4-08 よく「正統」とか「異端」とかいうが、それらはいったい何なのか? 4-09 キリスト教は、日本にはいつどのように伝わってきたのか? 4-10 なぜ日本には「ミッションスクール」がたくさんあるのか? 4-11 キリスト教は、科学と矛盾する教えに固執する時代遅れな教えなのか? 4-12 どうして「愛と平和」を唱えるキリスト教徒も戦争をするのか? 4-13 キリスト教は他宗教のことをどう考え、それらとどう接しているのか? 4-14 神がいるのに、病気や事故や犯罪や災害がある、という矛盾をどう受け入れるのか? 4-コラム マザー・テレサ 5.イスラーム (担当:嶺崎寛子) 5-01 イスラームはどのように生まれたのですか? 5-02ユダヤ教、キリスト教とイスラームとの関係はどのようなものか? 5-03イスラームの世界観とはどのようなものか? 5-04クルアーン(コーラン)とは何か? 5-05スンナ派とシーア派はどう違うのか? 他にも宗派はあるのか? 5-06イスラームはアラブ人の宗教なのか? 5-07 イスラームの「戒律」にはどんなものがあるのか? 5-08礼拝と断食は大変そうなのに、なぜするのか? 5-9なぜ、豚が食べられない、酒が飲めないなどの食の禁忌があるのか? 5-10ムスリムの日々の暮らしと宗教はどうかかわっているのか? 5-11預言者ムハンマドの姿を描いてはいけないのはなぜですか? 5-12イスラームにも聖人として崇敬される人はいるのか? 5-13ジハードとは何か? なぜ過激派が生まれるのか? 5-14イスラームの都市や建築にはどのような特徴があるか? 5-コラム ヴェールと「女性差別」 6.仏教(担当:杉木恒彦) 6-01 仏教はどのような歴史をたどってきたのか? 6-02 仏陀とはどのような人物か? 6-03 仏像はどのようにして生まれたのか? 6-04 人はどうして苦しむのか? 善悪とは何か? 6-05 人はどうすれば救われるのか? 6-06 私と世界はどのような存在なのか? 6-07 縁起、空とは何か? 6-08 利他をめぐる教えはどのようなものか? 6-09 出家僧が集団生活するサンガとはどのようなものか? 6-10 曼荼羅とは何か? 6-11 チャクラとは何か? 6-12 仏陀の前世の物語にはどのような意味があるのか? 6-13 仏教では死刑をどう考えるか? 6-14 仏教では戦争をどう考えるか? 6-15 仏教では動物や植物をどう考えるか? 6-コラム 仏塔と墓 7.インドの宗教 (担当:冨澤かな) 7-01 インドは「宗教的」か? 7-02 バラモン教とヒンドゥー教は何が違うのか? 7-03 ヒンドゥー教と仏教とジャイナ教は何が違うのか? 7-04 結局人間は何を求め何をしたらよいのだろうか? 7-05 ヒンドゥー教の神はどんな存在か? 7-06 宇宙はどうできてどう終わるのか? 7-07 「外来の宗教」はどうやってインドに根付いたのか? 7-08 イギリス支配が「ヒンドゥー教」をつくったのか? 7-09 近代インドで宗教はどんな役割を果たしのか? 7-10 「非暴力の国」インドになぜ核兵器があり宗教対立があるのか? 7-11 牛はなぜありがたいのか? 7-12 今もインドには「サティー(寡婦殉死)」があるのか? 7-13 カーストとはいったいなんなのか? 7-14 ブラーフマンと王はどちらが偉かったのか? 7-15 多宗教社会の人々はどのように生活をともにしているのか? 7-コラム 伝統医療・牛・ヨーガ:モーディー政権の「インド文化」戦略 8.中国の宗教(担当:鈴木健郎) 8-01 「中国の宗教」とは何を指すのか? 8-02 中国にはいつから宗教があるのか? 8-03 殷や周の宗教とはどんなものか? 8-04 気、陰陽、五行とは何か? 8-05 孔子・墨子・老子・荘子などは宗教の教祖なのか? 8-06 儒教の宗教性とは? 8-07 「中国仏教」はどのように形成されたのか? 8-08 道教とはどんな宗教なのか? 8-09 中国の民間宗教は儒教・仏教・道教の「習合」なのか? 8-10 中国には仏教以外にどんな外来宗教があるのか? 8-11 唐から宋の時代に中国宗教にはどんな変化が起こったのか? 8-12 中国の異民族王朝や少数民族の宗教にはどんなものがあるのか? 8-13 中国の宗教結社や宗教反乱、宗教弾圧の歴史とは? 8-14 近現代における中国宗教の状況はどういうものか? 8-コラム 中国の宗教と観光 9.日本の宗教(担当:島薗進) 9-01 日本人は「無宗教」なのか? 9-02 アニミズムと女性の霊的な力は関わりがある? 9-03 神道はいつからあるのか? 9-04 神仏習合が広まったのはなぜか? 9-05 鎌倉新仏教が注目されるのはなぜか? 9-06 日本仏教で出家と在家の関係が独特なのはなぜか? 9-07 檀家制度はなぜ成り立ち、何をもたらしたのか? 9-08 「祭政一致」と「政教分離」はなぜ両立できたのか? 9-09 神聖天皇崇敬はどのように広められたのか? 9-10 仏教は明治維新後、どう変わったのか? 9-11 近代日本で新宗教が大きく発展したのはなぜか? 9-12 キリスト教の信徒数はなぜ増えなかったのか? 9-13 オウム事件のような問題が起こるのはなぜか? 9-14 戦後の政治に宗教はどのように関わっているのか? 9-15 なぜ、スピリチュアリティに関心が集まるのか? 9-コラム 民族宗教とは何か:神道とユダヤ教 参照文献 事項索引・人名索引 執筆者紹介

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No.12
78

歴史的・文化的に多様な宗教現象をどうとらえればよいのか。現代社会における影響力、各国の治安対策についても解説。 歴史的・文化的に多様な宗教現象をどうとらえればよいのか、現代社会においてもなお影響力を有しているのはなぜか、各国の治安対策にはどのような特徴があるのか、その問いに答える。

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No.13
78

大震災など災害の記憶を継承することの意義と傷ついた心の復興について、宗教社会学の観点から事例収集・分析した論集。日本・海外での調査を踏まえ、アートによる追悼といった新たな視点も含め、惨事を記憶継承する行為について根本的に考察していく。 序文 第一章 (国内)旧被災地における惨事の記憶[三木英]  1.濃尾地震(一八九一)被災地   1-1.地震とその後   1-2.旧被災地の現在  2.北丹後地震(一九二七)被災地   2-1.地震とその後   2-2.旧被災地の現在  3.鳥取地震(一九四三)被災地   3-1.地震とその後   3-2.旧被災地の現在  4.三河地震(一九四五)被災地   4-1.地震とその後   4-2.旧被災地の現在  5.福井地震(一九四八)被災地   5-1.地震とその後   5-2.旧被災地の現在  6.中越地震(二〇〇四)被災地   6-1.地震とその後   6-2.旧被災地の現在  7.伊勢湾台風(一九五九)被災地と信楽高原鐡道列車事故(一九九一)現場   7-1.台風とその後   7-2.台風被災地の現在   7-3.列車事故とその後   7-4.列車事故現場の現在  8.中間考察 第二章 (国外)旧被災地における惨事の記憶[三木英]  1.インド洋大津波(二〇〇四)被災地――インドネシアとタイ   1-1.バンダ・アチェ(インドネシア)における津波とその後   1-2.バンダ・アチェの現在   1-3.プーケット及びカオラック(タイ)における津波とその後   1-4.プーケット及びカオラックの現在  2.ニュージーランド・カンタベリー地震(二〇一一)被災地   2-1.地震とその後   2-2.旧被災地の現在3.暫定的結論 第三章 惨事の記憶継承における宗教の役割[三木英]  1.記憶の四タイプ  2.集団的記憶と宗教  3.宗教による集団の安定化 第四章 現代中国における宗教の震災救援活動と記憶の継承[川田進]  1.映画「唐山大地震」が投げかけたもの  2.四川大地震における救援活動   2-1.難航する救援活動と日本の支援   2-2.早期復興モデル地区・水磨   2-3.漩口中学地震遺跡   2-4.四川大地震記念館   2-5.犠牲者墓地   2-6.地震予知と「抗震救災」精神   2-7.政府発行震災資料と現代中国の宗教   2-8.宗教界の震災救援活動   2-9.愛国宗教組織および香港・台湾の支援活動   2-10.四川省内カトリック教会の事例  3.青海大地震に見る民族問題と記憶の継承   3-1.青海大地震とチベット族   3-2.倒壊したジェグ寺ホテル   3-3.陣頭指揮を執る政府要人   3-4.震災関連資料と宗教   3-5.チベット仏教徒の映像記録   3-6.火葬か、鳥葬か   3-7.震災前後の玉樹   3-8.仏教寺院の再建   3-9.モスクの再建   3-10.地震遺跡と「抗震救災記念館」   3-11.タンカ寺の再建と記憶の継承  4.政府の震災救援活動と宗教界の役割 第五章 アートにおける追悼の営みと記憶の継承――東日本大震災被災地にみる拡散宗教性[渡邉太]  1.東日本大震災とアート  2.追悼するアートプロジェクト   2-1.女川町「迎え火」   2-2.南三陸町「きりこプロジェクト」  3.震災遺構と被災物の展示   3-1.震災遺構   3-2.ミュージアム  4.宗教とアートが交わるところ 第六章 スリランカ仏教による国際的な被災者支援と支援された記憶の想起[岡尾将英]  1.はじめに  2.上座仏教の被災者支援とグローバル化による変容  3.在日スリランカ人の上座仏教による被災者支援  4.在日スリランカ人の僧侶によって主導される日本人による被災者支援  5.在日スリランカ人による被災者支援への日本のNPOによる協力  6.国際的な相互支援と記憶の想起

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