【2024年】「教育哲学」のおすすめ 本 131選!人気ランキング
- 14歳からの哲学 考えるための教科書
- 史上最強の哲学入門 (河出文庫)
- 勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方
- 哲学マップ (ちくま新書)
- 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
- 10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉: 哲学者から学ぶ生きるヒント (10歳に贈るシリーズ)
- 働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える
- これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 哲学と宗教全史
- ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学 (21st Century Liberal Arts)
14歳からの「考える」のための教科書。「自分とは何か」「死」「家族」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」など30のテーマ。 今の学校教育に欠けている14歳からの「考える」の為の教科書。「言葉」「自分とは何か」「死」「家族」「社会」「理想と現実」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」等30のテーマ。 人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある。 言葉、自分とは何か、死、心、他人、家族、社会、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、仕事と生活、本物と偽物、メディアと書物、人生、善悪、自由など、30のテーマを取り上げる。 Ⅰ 14歳からの哲学[A] 1 考える[1] 2 考える[2] 3 考える[3] 4 言葉[1] 5 言葉[2] 6 自分とは誰か 7 死をどう考えるか 8 体の見方 9 心はどこにある 10 他人とは何か Ⅱ 14歳からの哲学[B] 11 家族 12 社会 13 規則 14 理想と現実 15 友情と愛情 16 恋愛と性 17 仕事と生活 18 品格と名誉 19 本物と偽物 20 メディアと書物 Ⅲ 17歳からの哲学 21 宇宙と科学 22 歴史と人類 23 善悪[1] 24 善悪[2] 25 自由 26 宗教 27 人生の意味[1] 28 人生の意味[2] 29 存在の謎[1] 30 存在の謎[2]
「どうして勉強しなければいけないの?」「どうしていじめはなくならないの?」「生きている意味はあるの?」 学校の… 「どうして勉強しなければいけないの?」 「どうしていじめはなくならないの?」 「生きている意味はあるの?」 学校の先生や親がなかなか答えられない、子どもが抱えるリアルな悩みや疑問を、哲学者の言葉をヒントに解決。 哲学を通して子どもの考える力を育てる、必読の一冊。 古代ギリシャから近代、現代の有名な哲学者の解説も。 ■第1章 自分について考える Q 運動が苦手 Q 勉強ができない Q 自分の言葉で上手く話せない Q 綺麗になりたい Q 自分のいいところがわからない Q 「自分らしさ」って何? ■第2章 友達について考える Q 友達ができない Q 友達が他の子と仲よくしているとムカムカしてしまう Q 友達グループの中で仲間外れにする子がいる Q ケンカをした友達に「ごめんなさい」が言えない Q 人を好きになるってどういうこと? ■第3章 悪について考える Q どうしてルールを守らなくちゃいけないの? Q 人にやさしくしなきゃいけないのはなぜ? Q どうしていじめはなくならないの? Q 悪いことをしている人には注意した方がいい? ■第4章 生き方について考える Q どうして勉強しなければいけないの? Q 苦手なことはあきらめちゃダメ? Q 「本をたくさん読みなさい」って言われたけどなぜ? Q 自分の夢を反対される Q 生きている意味はあるの? Q 幸せって何? ■第5章 命について考える Q 心はどこにあるの? Q 花や木に命はある? Q 死ぬのが怖い Q 人は死んだあとどうなるの? Q 人はどうして人を殺すの? ■岩村先生の哲学講座 人間の祖先「ホモ・サピエンス」が生き残れたわけ 物事の原因はすべて「目に見えない」 「ふたつの時間」を生きる 愛は「心を受ける」こと
よい教育とは何か?それはどのようにすれば実現できるのか?ゆとりか詰め込みかなど不毛な対立を廃し、真の意味での教育の意義を探る 「ゆとり」か「詰め込み」かなど、教育を巡る議論には様々な対立と齟齬が渦巻いています。こうした混乱を越え、どうすれば〈よい〉教育を作ることができるのか。〈よい〉教育のためにはどのような学校がいいのか? そのための教師の資質とは? 本書は義務教育を中心にどのような教育が本当に〈よい〉と言えるのか、それはどのようにすれば実現できるのかを原理的に解明し、その上で、その実現への筋道を具体的に示してゆきます。 「ゆとり」か「詰め込み」か、「平等」か「競争」かなど、教育を巡る議論ほどに対立と齟齬が起こっている問題はないと言っても過言ではありません。しかしそれらは、論者の個人的な感想や思い込みによる独りよがりである場合がほとんどです。みんなが善意と熱意を持って教育を論じるのだけれど、ある種、独りよがりな「思い入れ」や「思い込み」が先走ってしまい、不毛な対立が至るところで引き起こされてしまっている……それが教育を巡る言説の現実ではないでしょうか。しかし、この種の「対立」は冷静に考えてみれば錯覚であることが少なくありません。「ゆとり」か「詰め込み」かと二項対立で問われると、人はつい、どちらかの立場に与してしまいます。しかしそれは実は「問い方のマジック」に陥っているだけなのです。こういった偽の問題による不毛な対立を避けた、本当に意義のある教育を巡る議論が、いまこそ必要とされているのではないでしょうか。こうした混乱に終止符を打つためには教育、とりわけ公教育はそもそも何のために必要なのかをまず定義しなければなりません。著者の考えによるなら、それは一人一人の子供が近代社会のルールを身につけその中でより自由に生きられるようになることということになります。個々の子供の自由の感度こそが社会に対する信頼の土台となり、みんなでよりよい社会を作るという真の意味での市民参加型の民主主義社会の礎となるのです。では、どうすればそのような〈よい〉教育を作ることができるのでしょうか。著者の提案は様々ですが、その一つは、一方的に教師の授業を聞くという受け身の授業を改め、子供たちがある一つのテーマに関して自ら調べ、お互いに教え合う、授業の「プロジェクト化」です。日本ではあまりなじみのない方法ですが、すでにフィンランドやオランダなどでは成果を上げたメソッドです。競争よりも協力の方がそれぞれの子供の学力を上げることはすでに様々なデータで証明されています。〈よい〉教育をつくるためには学校の物理的な「構造」はどうなっているのがいいのか? 〈よい〉教育を行うための教師の資質とは何か? そしてその実現のための〈よい〉社会とは? 本書は、義務教育を中心に、どのような教育が本当に〈よい〉と言えるのか、それはどのようにすれば実現できるのかを原理的に解明し、その上でその実現への筋道を具体的に示してゆくものです。 序章 そのそも教育は何のため? 第一章 「よい」学びをつくる 第二章 学びの個別化 第三章 学びの共同化(共同的な学び) 第四章 学びのプロジェクト化(プロジェクト型の学び) 第五章 学校空間の再構築 第六章 教師の資質 第七章 教育からつくる社会
なぜ大人は本を読めというのか? 頭と目を鍛えるための本の読み方を伝授しよう。問題の解決に力を発揮する最強の武器に自分がなる! なぜ大人は本を読めというのだろう? 頭と目を鍛えるための本の読み方を伝授しよう。問題の解決に力を発揮する最強の武器に自分がなる! なぜ大人は本を読めというのだろう? 頭と目を鍛えるための本の読み方を伝授しよう。問題の解決に力を発揮する最強の武器に自分がなる!
古代の賢人に学べば、尽きない悩みも、みるみる氷解。不安をなくし、自分でできることを拡張するためのヒントに満ちた人生哲学の書! 仕事、進路、人間関係……尽きない悩みも、みるみる氷解。 古代の賢人エピクテトスの教えをアップデートした、 現代人のための、人生哲学の書! 1900年ほど昔に奴隷の子として生まれ、やがて解放され、哲学の教師になるという、 数奇な人生を送ったエピクテトス。 その言行録『人生談義』でエピクテトスは、弟子や来訪者から寄せられた 数々の人生相談に、的確な答えを繰り出していく。 悩める現代人にも十分通用するその教えを、とことん分かりやすく解説。 不安なく前向きに生きるための知の技法がするする頭に入る、類例のない一冊! 《エピクテトスの考え方を試してみると、煩わされなくてもよい悩みを結構解消できるのです。 いま抱えている悩みの全体が10だとしたら、そのうち何割かは軽くなるかもしれません。 特に処世を得意とするわけではない(むしろとっても不得意な)著者たちが、 なんとかかんとか正気を保ってやってこれたのは、大袈裟でなしにエピクテトス先生のおかげだったりします。》 ――「はじめに」より ◎エピクテトスとは? 紀元1~2世紀、ローマ帝政時代のローマやギリシアで活動した哲学者。 皇帝ネロの重臣の奴隷だったが、やがて解放されて哲学の教師に。 エピクテトスの発言を弟子たちが書きとめて出来上がったのが、『人生談義』。 ローマ皇帝マルクス・アウレリウスをはじめ、パスカル、夏目漱石らも愛読したという。 【目 次】 はじめに プロローグ 人生の教師エピクテトス――元祖・自己啓発哲学者 パスカル、漱石をとりこにした古代の賢人/どんな自己啓発書にも負けない賢人の知恵 第1章 悩みのカタログ『人生談義』の世界――「なんで私が打ち首に? 」 書かなかった人/スティーヴン・セガールばりの切れ味/理不尽で物騒な時代/エピクテトス先生の真意は? 第2章 エピクテトス哲学の根本原理――権内と権外の区別 もっとも根本的で忘れてはならないこと/白旗を掲げるその前に/ 「権内にあるもの」と「権外にあるもの」を見極めよ/人間にとって一番、幸福な状態とは/ 「打てないボールは、打たなくていい」 コラム1 古代ギリシア・ローマの哲学者たち 第3章 降臨! エピクテトス先生。上司にムカつく30代男性の相談に答える! 「それはそうと、相談があるとか……」/上司の役割と部下の役割/ 「上司が年上の男ならよかったのか? 」/ 権内の範囲でベストを尽くせ!/「理性」という能力 第4章 理性を働かせよ! ――理性的能力のユーザーズガイド 「自分自身を考察するもの」とは?/ 「理性的能力」の登場/デュナミス・ロギケー=理性/ 「理性はできる子」/ 「心像」とは?/もし自分の体が自由自在なら……/ポスト・トゥルース時代の心像/心像と戦え!? コラム2 古代ギリシアの幸福論 第5章 哲学の訓練――幸福を呼ぶトレーニング 心像との戦い=哲学の訓練/エピクテトス流ブートキャンプ?/捨てるのではなく、コントロールせよ/ 「操欲主義」のススメ/練習、練習、練習あるのみ/激情をクールダウン/ひとつの基準、たくさんの練習/ ニーバー先生とフランクル先生 第6章 再降臨! エピクテトス先生。見えない未来をどう選んだらいいですか? 進路をいかに決めるか/やりたいことが分からない/何事も突如生じたりしない/権内にあるもの/ 自分の性分も忘れずに コラム3 エピクテトスに私淑した先輩たち 第7章 ストア哲学の世界――論理学、自然学、倫理学 ストア学徒エピクテトス/柱廊の哲学/ゼノンの最期/ 「自然と一致して生きる」とは?/ 理性と徳/ストア入店!?/ストア哲学の体系/バンドやろうぜ!?/論理学=理性×言葉/ 自然と一致する論理学/自然学=神学/自然の原理/神は万物に宿る/倫理学=果実/衝動から出発する/ 徳は学べる!/ストア哲学のアップデート? 第8章 エピクテトス先生をアップデートする これまでのおさらい/古代ローマから現代日本へ/アップデートの要点/帝政ローマと現代日本/ 巨人の肩の上に乗る/なにをなすべきか/あらためて相談を考える/自分はどこにいるのか/権内を拡張するために コラム4 より深く学ぶためのブックガイド エピローグ 真実も幸福も――エピクテトスの徒として生きる
仕事とは、お金とは、豊かさとは何か? 「豊かさとは何か」 「良好な職場環境とは何か」 「天職とは何か」 「働くため自分を変ることはできるのか」 「一人でいることは悲しいことか」 仕事をする中、人々はさまざまな悩み、疑問に直面します。 しかし一度立ち止まり、視野、そして時間、空間を超えて思考することで、私たちは生き方の選択肢の多さに気づくことができるはずです。 本書は“知の巨人”である佐藤優氏が分かりやすく賢人たちの思想を解説し、理解を導いてくれる哲学の実用書。 働くことを考える上で大切な思想、幸せに働くための思考の軸を作るため、現代人必須の一冊です。 ----------------------------------------- 中小企業に勤めるシマオ君は悩み多きミレニアル世代。 周りの友達と給料の差は広がり、転職活動はうまくいかない。 仕事のやりがいもわからなくなったシマオは、学生時代にキャットシッターをしていた作家・佐藤優さんの家へ訪れ、働く上で直面する悩みを吐露する。 そんなシマオに、佐藤優さんは哲学、経済、歴史、古典などあらゆる方面から、シマオの悩みの本質、それを解決すべき思索を提案。 マルクス、ケインズ、アリストテレス、ニーチェなど歴史的賢人とととに、佐藤氏自身の経験を混えた教訓は、悩める全ての社会人に向けた「働くための思考の筋トレ」「知的教養の実践書」とも言えます。 「何のために仕事をしているか分からない」という人 メディアに溢れる「好きを仕事に」「やりたいことで生きる」「何者かになりたい」というキラキラ思考に疲れた人 「人間関係に疲れ、会社に行きたくない」という人 「仕事が評価に繋がらない」という人 「自分の限界が見えて先が見えない」という人 全ての働く社会人へ 佐藤優氏からの応援の書が「はたらく哲学」です。 <本書に登場する賢人たち> ・アダム・スミス ・カール・マルクス ・ジョン・メイナード・ケインズ ・大川周明 ・エピクテトス ・ヴィルフレド・パレート ・エトムント・フッサール ・アリストテレス ・チャールズ・サンダース・パース ・ルネ・デカルト ・マックス・ウェーバー ・新島襄 ・三木清 ・夏目漱石 ・パール・フ・デ・スピノザ ・フリードリヒ・ニーチェ ・トマーシュ・ガリッグ・マサリク ・ゲオルク・ヴィムヘルム・フリードリヒ・ヘ ーゲル ・ハンナ・アーレント
学習を成功へと導く授業とは? 熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教職専門性を支えるマインドフレームを示す。 学習を成功へと導く授業とは? 熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教師のコンピテンシーと両輪となって,教職専門性を支える「心的枠組み」を示す。メタ認知,協働学習など,現場のリアルな課題に応える。 学習を成功へと導く授業とは? そのために,教育者はどのように自身の指導と役割を考えればよいのか。熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教師のコンピテンシーと両輪となって,教職専門性を支える10の「心的枠組み」を示す。メタ認知,フィードバック,協働的な学びなど,現場のリアルな課題に応える。 [原書]John Hattie & Klaus Zierer (2018). 10 Mindframes for Visible Learning: Teaching for success. Routledge ■本書の主な目次 Chapter0.はじめに:行なったことの影響をいかに考えるかは,いかに行なうかを考えるよりも重要である Chapter1.私は生徒の学習に及ぼす影響の評価者である Chapter2.アセスメントは自身の影響と次のステップを知らせてくれるものである Chapter3.進歩させたいと考えていることや自身の影響について同僚や生徒と協働する Chapter4.私は変化をもたらすエージェントであり,すべての生徒が改善できると信じている Chapter5.私は「最善を尽くす」だけでなく,チャレンジに努める Chapter6.私は生徒にフィードバックを提供して理解できるように支援し,私に与えられたフィードバックを解釈して行動する Chapter7.私は一方向の説明と同じくらい対話を取り入れる Chapter8.何ができたら成功なのかを最初から生徒に明確に伝える Chapter9.間違えても他者から学んでも安心して学習できるように人間関係と信頼を築く Chapter10.学習と学習中の言葉に集中する Chapter11.可視化された学習のビジョン 邦訳版の刊行に寄せて Chapter0.はじめに:行なったことの影響をいかに考えるかは、いかに行なうかを考えるよりも重要である 1.50人の教師との1万5000時間 2.サイモン・シネックとゴールデンサークル 3.ハワード・ガードナーと3つのE 4.教育の専門知識:コンピテンシーとマインドフレーム 5.なぜこの本なのか 6.可視化された学習とは何か 7.本書はどのように構成されているのか 8.この本は誰を対象としているのか 9.謝 辞 Chapter1.私は生徒の学習に及ぼす影響の評価者である 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.教師は診断したり介入指導をしたり評価したりする必要がある 4.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter2.アセスメントは自身の影響と次のステップを知らせてくれるものである 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.課題(アサインメント)、テスト、クイズ式問題など:退屈な義務というだけではない? 4.ワークシートがなくなってもワークシートは不滅である:過剰なワークシートに対する批判 5.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter3.進歩させたいと考えていることや自身の影響について同僚や生徒と協働する 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 交流と協同の成果としての集合的知性 3.チーム・ティーチング:自明のように思われる要因の可能性と限界 4.何から始めればよいか チェックリスト /エクササイズ Chapter4.私は変化をもたらすエージェントであり、すべての生徒が改善できると信じている 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.問題解決型学習 4.学習者は動機づけられる必要がある 5.多様性を目的にした多様性に対抗する:エビデンスに基づいたさまざまな方法の多様性を求める 6.限界質量:変化を成功させるための条件 7.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter5.私は「最善を尽くす」だけでなく、チャレンジに努める 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.学習にとってのフローとその意義 4.学習目標のタキソノミー:可視化された学習と成功を収める授業に向けた重要な段階5.ゴルディロックスの原理 6.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter6.私は生徒にフィードバックを提供して理解できるように支援し、私に与えられたフィードバックを解釈して行動する 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.あなたの影響を知ること:成功する指導の鍵としてのフィードバック 4.フィードバックのレベルを接合する 5.初心者・上級者・専門家:達成レベルの役割 6.過去・現在・未来:フィードバックの3つの視点 7.包括的なフィードバックの呼びかけ:フィードバック・マトリクス 8.ギブ・アンド・テイク:フィードバックの対話構造について 9.仲間についてはどうか:学習者から学習者へのフィードバック 10.フィードバックを成功させるための必須条件:間違いの文化 11.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter7.私は一方向の説明と同じくらい対話を取り入れる 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.協同学習:仲間の力を活用する 4.確実な習得指導:協同学習を補完する 5.学級規模:重要ではあるが対話にはどうしてもというわけではない 6.何から始めればよいか 7.チェックリスト/エクササイズ Chapter8.何ができたら成功なのかを最初から生徒に明確に伝える 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.目標と成功の基準:双子のような目 4.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter9.間違えても他者から学んでも安心して学習できるように人間関係と信頼を築く 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.IKEA効果 4.「できない」でなく「まだできない」 5.笑顔を見せよう 6.カメレオン効果とルールや習慣化の力 7.一度でも嘘をついたら常に嘘をつくようになる:信頼は教師と生徒の健全な関係の中核である 8.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter10.学習と学習中の言葉に集中する 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.学習ファシリテーター、学習コーチ、学習カウンセラーなのか、そうではなくて教師である 4.バカなやつともっとバカなやつ効果 5.「見えないゴリラ」研究 6.認知負荷理論とその指導のための示唆 7.学習スタイル:実証的教育研究の神話 8.自己概念:成功する学習への鍵 9.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter11.可視化された学習のビジョン エピソード:テイラー・スウィフトと仲間たち、学習への情熱を引き出す方法 1.自然から学ぶ:ウェブモデル 2.可視化された教え方:授業計画を可視化する 3.将来の学校のビジョン 訳者代表あとがき 索引 文献 付録:指導要因と効果量ランキング
論理トレーニングは国語に行き着いた――好評『国語ゼミ』の内容はそのままに新原稿を収録。基礎の基礎から応用、質問や反論の力へ。 論理トレーニングは国語に行き着いた!――好評『国語ゼミ』が、内容はそのままに新たな原稿を加えパワーアップした。言葉の力をあなたの味方に変える実践の書。
プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見から共通了解をつくる「対話」の哲学であった。それを確かめ、現在に活かす方法を考える。 プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見を確かめ、共通了解をつくりだす「対話」の哲学であった。そのことを丁寧に確かめ、現在の対話に活かす方法を考える。 プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見を確かめ、共通了解をつくりだす「対話」の哲学であった。そのことを丁寧に確かめ、現在の対話に活かす方法を考える。
ニーチェからフーコーまで代表的な11人の哲学者・思想家をとりあげ、現代思想のはじまりからその後の展開まで、紹介する。 難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介。ニーチェからフーコーまで代表的な11人の哲学者・思想家をとりあげ、現代思想のはじまりからその後の展開まで、難解なテーマを初心者にもわかりやすく紹介する。※本書は1995年7月、芸文社より刊行された『はじめて読む現代思想』1・2を文庫化にあたり一冊にまとめ改題したものです。 現代思想とは何か!? これ1冊ですべてわかる決定版!! フロイト、ハイデガー、サルトル、ドゥルーズ=ガタリら、現代思想のトップスターたちの紹介を通じて、現代思想とその流れをだれにでもわかりやすく解説する!! 現代思想が難解なのは、現代に生きる私たちの直面するもんだいに直接かかわりがあるからだ。それは、絶対的な価値基準がない「相対主義」のもんだいである。 本書では、ニーチェ、フロイト、ハイデガー、ソシュール、サルトル、ドゥルーズ=ガタリ、フーコーら、12人の現代思想のトップスターたちの紹介を通じて、現代思想とその流れを、私たちのもんだいと照らし合わせながら、だれにでもわかりやすく解説する。 これ1冊ですべてがわかる決定版!! 文庫版まえがき 第I部 水源篇──真理なき時代の哲学 第一章 ニーチェ──「哲学=真理」の破壊者 なぜ現代思想はニーチェからはじまるのか ニーチェのわからなさの理由 ニーチェの貴族主義と力への意志 他 第二章 フロイト──無意識は何を語るか 現代思想と相対主義 フロイト思想を一言で言うと、「知っていながら知らない」 フロイトの「過剰」と合理主義 他 第三章 ソシュール──言語と差異の体系 人は言葉をどうとらえてきたか 人間の認識は言葉を通じてしかありえない 差異の体系 他 第四章 ハイデガー──「私」は世界のなかにいる 「我思うゆえに我あり」の意味 近代哲学の出発点である主観と客観の透明な関係 客観の分裂とデカルト以降の展開 他 第五章 サルトルとレヴィ=ストロース──人間の強調と構造の発見 六〇年代後半は「実存」がはやった時代 マルクス主義の穴を実存主義が埋める 人間が何かをするのは基本的に「選ぶ」ことである 他 第II部 展開篇──相対主義を超えて 第六章 デリダ──真理の批判と脱構築 書くこととロゴスを切り離す 声の特権にたいする批判 浅田彰の「逃走」はデリダの言う「ずらすこと」 他 「リゾーム」「虫」「機械」という言葉のイメージ 他 第八章 ロラン・バルトとボードリヤール──記号論による社会分析 バルトの還元主義批判と日本における中心の不在 エクリチュールの自由とは何か 記号論的分析の方法 他 第九章 フーコー──近代的な知と主体の変換 自由の発想とフーコーのわかりにくさ フーコーの問題意識と近代批判 かんがえることは時代の知(エピステーメ)から逃れることはできない 近代に入って物と言葉が分離された 見える世界の背後にあるもの 他 自己と倫理をかんがえる視点 第十章 現代思想の可能性──相対主義を超えて 知識人と大衆という構図 かんがえるということ サルトルが流行した時代 なぜ普遍性を求めるのか 他
これまで手が出せなかったあなたへ。哲学をひととおり理解するのに最適な一冊。 「哲学」というと、一度はきちんと学んでみたいというあこがれと、難しすぎて歯が立たないというあきらめの気持ちを持つ読者の方は多いのではないでしょうか? 哲学は、なにかと難解なイメージだけが先行しがちな学問です。 本書では、そういった印象になりがちな哲学についてやさしく詳しく解き明かし、その概念、歴史、代表的な哲学者たち、主な議論など、教養として学んでおくべき主な事柄について、解説します。 ソクラテス、プラトン、アリストテレスから、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェまで。 弁証法、イデア論、実存主義、マルクス主義、分析哲学、ニヒリズムなど。 知っておけば役に立つキーワードを解説! 序 章 哲学というものを確認する 第1章 人生100年時代に改めて哲学を学ぶべき理由 第2章 そもそも哲学とは、どんなことをするのか? 第3章 哲学の歴史と概念を知っておこう① 第4章 哲学の歴史と概念を知っておこう② 第5章 20世紀における哲学の3大潮流 第6章 現代社会で哲学はどう役立つのか? 第7章 今後の哲学を展望する
ソクラテスの「対話」、ハイデガーの「可能性」、ニーチェの「永遠回帰」。哲学者の「思想のエッセンス」から幸せに生きる術を提示。 人が元気に喜びをもって生きていく、そのために必要なことは何か 「哲学」という営みが誕生して2500年ものあいだ、追求され続けてきた根源的なテーマ「しあわせ」。哲学の歴史とは、人が「しあわせ」を追い求め続けた歴史とも言える。人は、どうすれば「しあわせ」を感じ取ることができるのか。哲学者は、どのように「しあわせ」を見出していったのか。ソクラテスの「対話」、ハイデガーの「可能性」、ニーチェの「永遠回帰」……本書ではまず、哲学が生まれてから現在まで、それぞれの哲学者が時代ごとに考え抜いた思想のエッセンスを紹介。加えて、先行きの不透明さに不安を感じるいまだからこそ「哲学思想」という道から、人がしあわせに生きるために必要な考え方を提示する。
《いしいしんじさん 推薦》 夏休みのスイカ割り、9回裏のサヨナラ勝ち、ひと目ぼれの瞬間にこそ、「哲学」はひらく。 「わからない」豊かさにかこまれて、ぼくは、あなたは、ひとつきりの生を生きてゆく。 ---------------------- 人間、時間、「わたし」体と心、死って、いったい何? 哲学の大切な問いを深める旅へ出かけよう。 ソクラテスから、デカルト、ニーチェ、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてハイデガーまで。 「わからない」を切り口に、西洋哲学を一緒に歩く。 問いを立てるための思考のレッスン。 ---------------------- あなたは、わたしは、世界は、 なぜ、かけがえがないのか? わからない。──それでも、世界は美しい。 ■はじめに ■序……わからなさのはじまり──「人間とは何なのか」という問い Ⅰ 人間とは何なのかよくわからない ■第1話……人間とは何か、その答えはどこにある?──デカルトからニーチェへ ■第2話……ちっぽけな理性と大いなる理性──ニーチェからデカルトへ Ⅱ 人間と動物や機械はどうちがうのかよくわからない ■第3話……考えている私は存在するのか──デカルト ■第4話……人間のする計算とは何なのか──フッサール ■第5話……人間はどこから人間になったのか──ケーラーからメルロ=ポンティへ Ⅲ 身体は私のものなのかどうかよくわからない ■第6話……身体こそがここにいる?──デカルトの向こうへ ■第7話……身体である私はどこにいるのか──メルロ=ポンティ Ⅳ 時は流れるのかどうかよくわからない ■第8話……時計の時間は時間ではない?──アリストテレスからアウグスティヌスへ ■第9話……時は重なり、空間に広がる──フッサールからメルロ=ポンティへ Ⅴ 人はどう死ぬのかよくわからない ■第10話……死とはどういう出来事なのか──ソクラテスからショーペンハウアーまで ■第11話……失われることに人は何を思うのか──エピクロスからハイデガーへ ■第12話……人は死ぬことができるのか──ハイデガー 結び 哲学のはじまり──わからなさをわかること ■あとがき
あの哲学者たちが遺した言葉を読み解く秘義とは。「対話する」「考える」「働く」「信じる」という身近なテーマから、あなたの中にある「私の哲学」を見つけていく。人生にとって一番重要な「問い」とは何か。いま最も注目される批評家が贈る、生きるために本当に必要な哲学の教室。 はじめに 「読む」とは何か 第1章 「対話する」ことについて――プラトン『ソクラテスの弁明』 第2章 「考える」ことについて――ルネ・デカルト『方法序説』 第3章 「働く」ことについて――ハンナ・アレント『人間の条件』 第4章 「信じる」ことについて――吉本隆明『共同幻想論』 おわりに 読書ノートをつくる 哲学を生きるためのブックガイド
なんだか難しそうな哲学。しかし哲学することは特別なことではない。身近なテーマから、哲学するとはどんな行為なのかを解き明かす。 なんだか難しそうな哲学。中身は分からなくても、漠然と難しそうにみえる哲学。しかし、哲学することはなにも特別な行為ではない。哲学が扱うのはどれも実は身近な問題ばかりである。ニュースなどで見かける問題、人と話すときに話題にするようなこと、実はそこに哲学が隠れている。本書は、これを手がかりにさらに読者なりに考えを深めるための道具箱のようなものである。カントいわく、哲学は学べない。読者はこれをヒントに自分で考える。そこに哲学が存在する。 はじめに(戸田剛文) 第一部 身近なテーマから 第1章……いま芸術に何が期待されているのか(阿部将伸) はじめに 1 視線の向けかえ―古代 2 視線の落ち着き先の変容1―古代末から中世へ 3 視線の落ち着き先の変容2―近代 4 コミュニティ感覚 おわりに ❖おすすめ書籍 第2章……犬と暮らす(戸田剛文) はじめに 1 動物への道徳的配慮 2 具体的な問題 3 動物を食べることは正当化できるのか 4 幸福な社会 ❖おすすめ書籍 第3章……宗教原理主義が生じた背景とはどのようなものか(谷川嘉浩) はじめに 1 原理主義とはどのようなものか 2 近代化と、キリスト教原理主義 3 手のなかに収まらないものへ ❖おすすめ書籍 第4章……幸福の背後を語れるか(青山拓央) はじめに 1 幸福をめぐる三説 2 「私」の反事実的可能性 3 私的倫理と自由意志 4 『論考』と言語 5 『論考』と倫理 ❖おすすめ書籍 第二部 哲学の伝統 第5章……原因の探求(豊川祥隆) はじめに―「なぜ」という問いかけ 1 言葉の根―「アイティア」について 2 近代科学という営みと「目的」の瓦解 3 ドミノ倒し 4 現代の「原因」観―概念の多元主義にむけて 5 おわりに―人間の進歩と面白さ ❖おすすめ書籍 第6章……言葉と世界(佐野泰之) はじめに―言葉のない世界 1 言語論的転回 2 論理実証主義への批判 3 解釈学的転回 おわりに―私たちは言語の囚人なのか? ❖おすすめ書籍 第7章……知識と懐疑(松枝啓至) はじめに 1 古代懐疑主義 2 デカルトの「方法的懐疑」 3 「懐疑」について「懐疑」する―ウィトゲンシュタインの思索を手掛かりに ❖おすすめ書籍 第8章……存在を問う(中川萌子) はじめに 1 「存在とは何か」という問いの動機と必要性―ニーチェとハイデガーの時代診断 2 存在とは何か? 「存在とは何か?」と問うことはどのような営みか? 3 「存在とは何か」という問いの形式と歴史 4 「存在とは何か」と問うことの自由と責任―ハイデガーとヨナスの責任論 おわりに ❖おすすめ書籍 あとがき 索引(人名・事項)
『虹の岬の喫茶店』、『おいしくて泣くとき』など、癒やし小説で人気の作家・森沢明夫さんが、インスタグラムで始めたマンガ連載を書籍化。 「世界一やさしい哲学書」でじわじわ心が軽くなる! 「『裕福』と『幸福』は別モノだよね」 「誰かの傘になり、お日様になれたらいいね」 など、作家の森沢明夫さんのほっこりするひと言とかわいい野菜が主役の癒やし系マンガを掲載。 やさしいメッセージに、気持ちが明るくなるとインスタでも大好評。 連載で発表した42 話に加え、書き下ろしの8 話とエッセイを収録。 日常の小さな幸せに気づくきっかけになる本です。
本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。感情や人間がどういうものか哲学がどういうものかわかる一冊となっています。 本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。 感情と理性は対立する? ロボットは感情をもてる? 「感情」にまつわる疑問に答える、まったくの哲学初心者にむけて書かれた入門書 私たちの生活の中心にある感情。 私たちは日々うれしくなったり悲しくなったりして過ごしています。 誰もがもつこの「感情」とはいったい何なのでしょうか? 本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。 「本書は、感情や哲学に興味をもった人が最初に読む本を目指して書かれたものです。なので、この本を読むために、感情についても、哲学についても、予備知識は一切必要ありません。 タイトルに「感情の哲学」と入っていますが、哲学だけでなく、心理学や脳神経科学、文化人類学、進化生物学など、さまざまな分野での感情研究も紹介します。つまり、できるだけ多くの観点から感情について考えてみたいと思います。そのため本書は、感情に興味をもつすべての人に向けて書かれています」 (「はじめに」より) はじめに 第1講 ガイダンス 1 日常のなかの感情 2 哲学は何をするのか 3 「感情」という言葉について 4 各講義の概要 第2講 感情の本質は何か 1 本質の見つけ方 2 本質の候補 3 思考の重要性 第3講 感情と身体 1 ジェームス=ランゲ説 2 根拠となる思考実験 3 身体説の検討 第4講 感情と思考 1 志向性 2 身体と思考の組み合わせ 3 どんな思考が必要なのか 4 「感情の本質」まとめ 第5講 感情と価値/基本的な感情 1 価値の客観性 2 正しい感情と誤った感情 3 基本感情 4 感情価 第6講 複雑な感情/感情と文化 1 感情の混合 2 高度な思考に基づく感情 3 文化の影響 第7講 無意識の感情/ロボットの感情 1 感覚と無意識 2 感情の役割 3 ロボットは感情をもてるか 4 意識のハード・プロブレム 第8講 他人の感情を見る 1 他我問題 2 「見る」とはどういうことか 3 表情は感情の表象か 4 表情は感情の部分 第9講 感情と気分/感情と痛み 1 感情と気分を分ける基準 2 なぜ憂うつになるのか 3 痛みの感情的側面 第10講 感情と理性は対立するか 1 感情は合理的でないのか 2 VMPFC損傷 3 二重過程理論 第11講 道徳哲学と感情の科学 1 道徳的判断 2 トロリー問題の二つのシナリオ 3 功利主義と義務論 4 道徳と二重過程 第12講 恐怖を求める矛盾した感情 1 負の感情のパラドックス 2 消去説 本当は怖がっていない 3 補償説 恐怖と喜びを同時に抱く 4 フィクションが関わる場合 第13講 感情とフィクション 1 フィクションのパラドックス 2 錯覚説 フィクションを現実と間違える 3 ごっこ説 怖がるフリをしている 4 思考説 思い浮かべて怖くなる 5 二つのパラドックスを合わせる 第14講 感情とユーモア 1 愉快な感情 2 笑いとコミュニケーション 3 ユーモアとは何か 4 不一致と、あと何か 第15講 全体のまとめ 1 感情をコントロールする 2 読書案内 あとがき 文献一覧
哲学の52のキーワードを取り上げ、マンガや映画の話題も交えて解説、そのすべてにイラストをつけたユニークな哲学入門書。 哲学の52のキーワードを取り上げ、そのすべてにイラストをつけたユニークな哲学入門書。解説には、テーマに関連するマンガや映画の話題、ときには本格的な哲学的議論も扱い、イラストはそれ自体が哲学の解説となるよう著者が作製した。イラストが「哲学そのもの」になるように描いたという。「イラストを通じて、哲学への入り口の感覚をつかむ」ことを目指す、哲学への入門書である。巻末には〈応用編〉として、フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルの著作解説もかねる論文を収録した。 〈入門編〉イラストで読むキーワード哲学入門 1 哲学:哲学/タウマゼイン/エポケー/日常性/アキレスと亀/嘘つきのパラドックス 2 認識:素朴実在論/知覚の因果説/第二性質/無限後退/洞窟の比喩 3 意識:夢の懐疑/水槽の脳/五分前創造仮説/我思うゆえに我あり/現象学 4 身体:心身二元論/機械の中の幽霊/心身問題/二種類の一元論/唯物論/現象的身体 5 自由:機械論と目的論/決定論/リベットの実験/不安と自由のめまい/自己欺瞞 6 自己:数的同一性と質的同一性/テセウスの船/人格の同一性/転送機のパラドックス/反省/対自存在と即自存在 7 他者:他我問題/逆転スペクトル/独我論/類推説と唯物論/哲学的ゾンビ/対他存在 8 演技:演技/実存と本質/チューリング・テスト/イライザ/オリジナルとコピー/規律・訓練/パノプティコン 9 倫理:ジレンマ/功利主義と義務論/創造的思考/障害の社会モデル/患者の自己決定と安楽死/優生学 〈応用編〉怪物と眩暈──サルトルの怪物的ヒューマニズム
「考える」ためには何が重要か 多様性の時代の利他と利己 私はプロセスの途中にいる時間的存在 自分が自分であることの意味 民主主義とは何か わかりあえなさをつなぐということ
絶対的原理によって全てを説明するのが哲学ではない。批判的に問い続ける姿勢こそ哲学なのだ。最新の哲学入門。 序説 論証をどのように評価するか ソクラテスの遺産 神と宇宙の起源 悪の問題 死後の生命はあるか? 人格の同一性の問題 身体と心 機械は思考できるか? 自由意志への反論 自由意志をめぐる論争 世界についての知識 倫理と客観性 なぜ道徳的であるべきなのか 人生の意味