【2023最新】「感性」のおすすめ本!人気ランキング
- 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
- チーズはどこへ消えた?
- 「自己肯定感低めの人」のための本
- 茨木のり子詩集 (岩波文庫)
- 住吉の長屋/安藤忠雄 (ヘヴンリーハウス-20世紀名作住宅をめぐる旅 3)
- 感性のある人が習慣にしていること
- 人を動かす 文庫版
- 佳代のキッチン (祥伝社文庫)
- 認知心理学 -- 知のアーキテクチャを探る 新版 (有斐閣アルマ)
- 7つの習慣-成功には原則があった!
青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、"現代詩の長女"茨木のり子のエッセンス。 『対話』 『見えない配達夫』 『鎮魂歌』 『茨木のり子詩集』 『人名詩集』 『自分の感受性くらい』 『寸志』 『茨木のり子』(花神ブックス1) 『食卓に珈琲の匂い流れ』 『倚りかからず』 『茨木のり子 言の葉3』 『歳月』 『茨木のり子全詩集』所収「「スクラップブック」から」より
世界のANDOの原点!若き日の安藤忠雄渾身の一軒を徹底解剖。1976年に完成したのち,ベールに包まれていた戦後都市型住宅の金字塔を気鋭の建築家・千葉学が訪問し案内する
仕事や生き方において、正解のないことに答えを出す「感性」を必要とされる今、「センスを磨く」暮らしのコツを紹介します。 仕事や生き方において、正解のないことに答えを出す「感性」を必要とされる今、「センスを磨く」暮らしのコツを紹介します。
「認識」について,実験の醍醐味に触れながら,基礎的な内容から新しい知見までをカバーした,コンパクトで読みやすい入門書。 人間は世界をどのように認識しているのか。当たり前になしえている「認識」の背後にからみ合う複雑な営みを,1つ1つ解き明かしていく実証的・科学的手法の醍醐味を堪能してほしい。初版刊行後の新しい知見も盛り込んだ,コンパクトで読みやすい入門書。 第1章 認知心理学の誕生と変貌――情報工学から機能的生物学へ=道又 爾 第2章 知覚の基礎――環境とのファーストコンタクト=北〓崎充晃 第3章 高次の知覚――見ることから理解することへ=道又 爾 第4章 注 意――情報の選択と資源の集中=大久保街亜・道又 爾 第5章 表 象――こころの中身,その形式=大久保街亜 第6章 記 憶――過去・現在・未来の自己をつなぐ=今井久登 第7章 言 語――成長する心の辞書システム=山川恵子 第8章 問題解決と推論――普遍性と領域固有性の間で=黒沢 学
世界遺産8作品など合計40作品を1冊に収録した「フランク・ロイド・ライトの傑作建築集」 世界遺産8作品など合計40作品を1冊に収録した「フランク・ロイド・ライトの傑作建築集」 アメリカを代表する建築家、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright) 。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエらと共に近代建築の巨匠とよばれるフランク・ロイド・ライトは、1959年に亡くなった後も、その歴史的な建築物を通じて世界中に数多くのファンを抱えています。 クルマ好きとして知られた彼は、1930年代にユーソニアン住宅へ屋根付きのパーキングスペースを設置。初めて「カーポートと呼んだことでも知られる存在です。 本書ではこの偉大なる建築家の作品をアメリカ現地で収録し、40以上の建築作品を1冊まとめたものです。 雑誌Calのバックナンバーで2回にわたって掲載してきた建築実例をまとめた他、さらに未収録だったユニティー・テンプルなどの作品群10作品を新規に収録。 世界遺産8作品を1冊に収録したファン垂涎の保存版です。
「小さな観葉植物を2、3個おく」「堂々とNOと言う」など、誰にでも簡単にできて恋愛からお金まで効果バツグンの魔法55を紹介。 累計著作105万部突破! 「教えていただいた通りに過ごしていたら、本当に願っていたことが次々叶い始めました!!」「この魔法を試してみたら、彼がプロポーズしてくれたのです!」「どうにもならないと思っていたことが、こんなにするすると叶ってしまうなんて」(以上、生徒さんの声) 本書では、全国各地から20~50代の女性たちが通い詰める大人気の学校「エーデルワイス」を主宰する著者が、夢や仕事から恋や結婚まで、あらゆる望みが自然と叶ってしまう55の魔法を大公開。 「小さな観葉植物を2、3個おく」「堂々とNOと言う」「とっておきの場所をつくる」「自分に「楽しい時間」をプレゼントする」「一番になることを目標にしない」など、誰にでも簡単にできてすごい方法をやさしく紹介します。 100人に一人しか受けられないほど超人気レッスン内容が、この1冊に!
1 ヨーロッパ時代(1886‐1937)(アーヘン あれは神様のためにつくられたのだ ベルリン1 建築は真理の探究なり/自己発見 ベルリン2 求道の建築家ミース・ファン・デル・ローエ ヴァイセンホフ 1920年代・近代建築の総括 バルセロナ・パビリオン パラダイムの転換) 2 近代建築の巨匠たち-ライト・コルビュジエ・ミース 3 アメリカ時代(1938‐1969)(シカゴ このミースに賭けてみようではありませんか イリノイ工科大学(IIT) 鉄とガラスの建築作品 工学的ソリューション) 4 ミースの遺産
本文二色刷にカラー口絵付。豊富な図表,読書案内,練習問題,最新トピック紹介等により,高い学習効果を備えた決定版テキスト。 最新の研究知見を取り入れつつ,基本的な考え方,用語,概念の理解を目指し,豊富な図表と厚みのある解説を施した本格テキスト。第一線の研究者による最新トピック紹介,本文2色刷とカラー口絵,読書案内,練習問題などにより,高い学習効果を備えた決定版! 第Ⅰ部 認知心理学の基礎:感性・注意・記憶 第1章 認知心理学の歴史とテーマ/第2章 視覚認知/第3章 感性認知/第4章 注意/第5章 ワーキングメモリ/第6章 長期記憶/第7章 日常認知/第8章 カテゴリー化 第Ⅱ部 高次の認知心理学:言語・思考・感情 第9章 知識の表象と構造/第10章 言語理解/第11章 問題解決と推論/第12章 判断と意思決定/第13章 認知と感情 第Ⅲ部 認知心理学の展開:進化・社会・文化 第14章 認知進化と脳/第15章 認知発達/第16章 社会的認知/第17章 文化と認知/第18章 メディア情報と社会認識
もう悩まなくていい。躁鬱病と診断され、気分の浮き沈みの激しさに苦しんでいた僕がみつけた、誰でもできるラクに愉快に生きる技術。 誰にも言えない悩みだと思っていたのに、そうじゃなかった?! 31歳で躁鬱病と診断され、気分の浮き沈みの激しさに苦しんでいた僕がみつけた、ラクに愉快に生きる技術。みんな、人からどう見られるかだけを悩んでいる。鬱のどうにもならない落ちこみ、自己否定をどう扱うか。はたまた躁の周囲を疲れさせてしまうほどに過剰なエネルギーをどうするか。自らの経験をもとに、ユーモアあふれる対処法を徹底講義!
私たちは世界をどのように見ているのか?-視覚と視環境 私たちはどうやってことばや音楽を聴き取っているのか?-聴覚と言語音声と音楽 時間の経過はどのようにわかるのか?-感覚と時間知覚 意識とは何だろうか?-短期記憶、ワーキングメモリ、自伝的記憶 記憶はどのように知識になるのか?-記憶、知識、学習 私たちはどのように会話しているのか?-会話、発話、面接法 私たちはどのように文章を読み、書くのか?-書くこと、考えること、生きること 私たちはどのように考えるのか?-思考と問題解決 モノのデザインは心理学とどのように関わっているのか?-使いやすさと認知心理学の関係を探る 私たちは自分の心をどのように認知しているのか?-メタ認知による心の制御 感情は知的行動にどのような影響をおよぼすのか?-感情と認知 動物は世界をどのように認識しているのか?-動物の認知行動
深くて軽やか、珠玉の3編。『25時のバカンス』、『パンドラにて』、『月の葬式』 を収録!! 深海生物圏研究室に勤務する西 乙女は、休暇を取って 久しぶりに弟の甲太郎と再会する。深夜25時の海辺にて乙女が甲太郎に見せたの は、貝に侵食された自分の姿だった。(『25時のバカンス』) 土星の衛星に立地する「パンドラ女学院」の不良学生・ナナと奇妙な新入生との交流 を描く。(『パンドラにて』)天才高校生が雪深い北の果てで、ひとりの男と共同生活を始める。(『月の葬 式』)。以上3編を収録! ロングセラー作『虫と歌 市川春子作品集』を描いた市川氏が放つ、およそ1年ぶりの最新作!! 深海生物圏研究室に勤務する西 乙女は、休暇を取って久しぶりに弟の甲太郎と再会する。深夜25時の海辺にて乙女が甲太郎に見せたの は、貝に侵食された自分の姿だった。(『25時のバカンス』)土星の衛星に立地する「パンドラ女学院」の不良学生・ナナと奇妙な新入生との交流 を描く。(『パンドラにて』)天才高校生が雪深い北の果てで、ひとりの男と共同生活を始める。(『月の葬式』)。 25時のバカンス〔前編〕 25時のバカンス〔後編〕 パンドラにて 月の葬式
やってみよう、やってみよう。やれば何か変わる。30日間自炊料理の旅。詳しいレシピはないのになぜか作りたくなる新世紀の料理書。 やってみよう、やってみよう。 やれば何か変わる。 かわいい料理本のはじまりはじまり。 色とりどりの料理と日々の思索を綴った写真付き料理日記「cook1、2」と 料理の起源へと立ち戻るエッセイ「料理とは何か」を収録する、 これまでにない、詳しいレシピも料理の作り方も載っていない (記憶で料理をつくる)新世紀の料理書。 カラー図版多数掲載。 [料理の効用] 料理をすると―― ●「 うつ」が明ける ● お母さんの味を思い出す ● 絵が楽しくなる ● 想像力が豊かになる ● 元気になる ●「 手首から先運動」が得意になる
相互に影響しながらも独自の特徴を持つ知覚と感性を実験心理学の立場から総合的に考察する。多感覚統合,感性の脳内基盤,知覚と感性の発達,芸術,言語,身体知といった多彩なテーマを取り上げつつ,心理物理学的測定法や感性評価などそれらに迫るための方法論も詳しく説明し,この研究領域の全体像を浮き彫りにする。 まえがき 第1部 基礎と理論 第1章 感性認知―アイステーシスの実証科学として― 1節 はじめに 2節 アイステーシス 3節 アイステーシスとしての知覚特性 4節 「感性」の定義と背景 5節 感性の位置づけ 6節 アイステーシスへの接近――知覚と感性をともに考える研究テーマ 7節 おわりに 文献 第2章 多感覚統合と感性 1節 はじめに 2節 共感覚 3節 多感覚情報の時空間統合 4節 日常経験する事象における多感覚統合 5節 触覚と身体の感性 6節 五感による食経験 7節 五感と感情へのアプローチ 8節 嗅覚とマルチモダリティ 9節 まとめ 文献 第3章 感性の基本次元と脳内基盤 1節 はじめに 2節 SD法からわかる感性特性 3節 感性次元の感覚関連性 4節 感性次元と脳活動の対応関係 5節 おわりに 文献 第4章 知覚と感性の発達 1節 はじめに 2節 色の知覚の発達 3節 形の知覚の発達 4節 動きによって促進される感性――形と空間の知覚 5節 おわりに 文献 第5章 感性研究の方法論 1節 はじめに 2節 感性の測定 3節 さまざまな測定方法 4節 SD法に基づく印象形成過程の検討 5節 感性心理学研究の展開 文献 第2部 展開と実践 第6章 絵画と仮想 1節 はじめに 2節 絵画時間の仮想 3節 画家の時間と鑑賞者の空間 4節 仮想の反転 文献 第7章 感性言語―擬音語・擬態語と脳― 1節 はじめに 2節 感覚尺度としての擬音語・擬態語 3節 感覚・知覚と擬音語・擬態語 4節 五感と共感覚 5節 感性語 6節 擬音語・擬態語の脳内表現――fMRIによる実験 7節 擬音・擬態語の構造と機能 8節 まとめ 文献 第8章 音響感性情報としての「間」 1節 はじめに 2節 「間」の感性 3節 「間」を科学する――音楽・朗読の「間」 4節 意図の表現と理解に関わる「間」 5節 会話の「間」 6節 コミュニケーションの基盤としての「間」 7節 音響情報の感性 文献 第9章 身体知―習熟と伝承― 1節 はじめに 2節 身体知を身につける 3節 身体知を学習する 4節 「場」から学習する 5節 まとめ 文献 第10章 好みの形成―単純接触効果と広告― 1節 はじめに 2節 単純接触効果の分類 3節 単純接触効果の理論 4節 単純接触効果と広告効果 5節 まとめ 文献 第11章 情報のデザイン 1節 はじめに 2節 情報のデザイン 3節 情報デザインの事例 4節 おわりに 文献
人々が「幸せ」と感じる共通の傾向を学問的に追求し、それを各地域に活かすための提言をする。 何を「幸せ」と感じるのかは人それぞれだが、「共通の傾向」があることが学術的に明らかになっている。本書は、幸せの決定要因を追求しながら、各地域に適した政策を提言する。
からだを温める。深く呼吸する。自分と打ち合わせをする。体や心をたいせつにするワークで、自分の気持ちに気づいて心地よく変わる。 からだを温める。深く呼吸する。自分と打ち合わせをする。自分の年表を作る。体や心をたいせつにするワークで、自分の気持ちに気づいて心地よく変わる。 からだを温める。深く呼吸する。自分と打ち合わせをする。自分の年表を作る。体や心をたいせつにするワークで、自分の気持ちに気づいて心地よく変わる。
女王陛下から市井の人たちまで、時代を越えて人々の心を動かす手紙125通を厳選、原本と解説を添えて紹介する「手紙の博物館」。 女王陛下から作家、学者、俳優、市井の人たちまで、時代を越えて人々の心を動かす手紙125通を厳選、手紙原本と解説を添えて紹介する「手紙の博物館」。励ましの手紙もあれば、別れの手紙、抗議の手紙、恋の手紙、詫びの手紙もある。手紙に込められた人々の率直な思いを追体験することは、平凡な歴史書を読むよりもはるかに学ぶものがある。書架におき、折に触れて読み返したくなる1冊。 ※一部抜粋。 女王陛下のレシピ/エリザベス二世からアイゼンハワー大統領へ アルバムジャケットのデザインを頼む/ミック・ジャガーからアンディ・ウォーホルへ なぜ宇宙を探検するのか/NASAから修道女へ DNAの二重らせん構造の発見/フランシス・クリックから息子マイケルへ 地獄からの便り/切り裂きジャックから自警団長へ 物語の意味と解釈/フラナリー・オコナーから国語の先生へ 音楽は人生そのもの/ルイ・アームストロングから上等兵へ サンタクロースは存在する/8歳の少女からザ・サン紙編集者へ 分離不定詞/レイモンド・チャンドラーから編集者へ 『スター・ウォーズ』に出演しているんだが…… アレック・ギネスから友人へ 殺人を告白するような心境/ダーウィンから植物学者フッカーへ 受賞を辞退させていただきます/ニック・ケイヴからMTVへ 僕は心から君を愛している/リチャード・ファインマンから亡き妻へ どうか子どもを預かってください/母親たちから捨て子養護施設へ アメリカ軍への入隊直訴/ヒトラーの甥からルーズベルト大統領へ あなた最近冷たくなったわね/チャーチルの妻から夫へ 夢をありがとう ロアルド・ダールから7歳の女の子へ 恥を知れ!/元奴隷から元の女主人へ 未亡人となるきみに ロバート・スコットから妻キャスリーンへ 大統領へのおねだり/プレスリーからニクソン大統領へ 死出の道でお待ち申し上げます/木村重成の妻から夫へ
認知心理学の核をなすような形で発展してきた記憶研究の到達点を概観し,今後の方向性を展望する。ワーキングメモリ,長期記憶,意識,記憶の脳内メカニズム,記憶の生涯発達などの重要テーマを網羅する一方で,今後さらなる解明が期待される日常場面や臨床場面における記憶のはたらきについて詳細に論じる。 『現代の認知心理学』刊行にあたって まえがき 第1部 基礎と理論 第1章 記憶研究の歴史と現状 1節 はじめに 2節 科学的研究のはじまり 3節 認知心理学の誕生と発展 4節 今日の研究状況 文献 第2章 ワーキングメモリ 1節 はじめに 2節 ワーキングメモリの成立 3節 ワーキングメモリの個人差 4節 ワーキングメモリの脳内機構 5節 ワーキングメモリの個人差とその脳内機構 文献 第3章 長期記憶Ⅰ―エピソード記憶と展望記憶― 1節 はじめに 2節 エピソード記憶 3節 展望記憶 文献 第4章 長期記憶Ⅱ―知識としての記憶― 1節 はじめに 2節 知識の記憶研究の概観 3節 知識の記憶に関する最近の研究動向 4節 おわりに 文献 第5章 記憶と意識 1節 はじめに 2節 潜在記憶 3節 想起意識と処理の二重性 4節 記憶の再体験と想起意識 5節 まとめ 文献 第6章 記憶の脳内メカニズム 1節 はじめに 2節 シナプス可塑性 3節 記憶に関わる脳領域 4節 まとめ 文献 第7章 記憶の数理モデル 1節 はじめに 2節 時系列規則の記憶――潜在学習 3節 エピソード記憶 4節 意味的知識の記憶 5節 記憶の再生と再認のモデル 参考 ニューロン特性と学習アルゴリズム 文献 第2部 展開と実践 第8章 自己と記憶 1節 はじめに 2節 実験室的な記憶・学習課題と自己 3節 自伝的記憶 4節 自己・他者・私たちと記憶 5節 研究を展開するうえでの留意点 文献 第9章 日常記憶 1節 はじめに 2節 実験室的研究と日常記憶研究 3節 日常記憶研究をめぐるトピックス 4節 日常記憶研究の課題と今後の方向性 文献 第10章 記憶の変容 1節 はじめに 2節 出来事の記憶は言葉で変わる 3節 記憶は他者からの情報で変わる――記憶への社会的影響 4節 まとめ 文献 第11章 記憶の生涯発達 1節 はじめに 2節 記憶の生涯発達に関する研究動向と視点 3節 年齢区分別に見た記憶機能の特徴 4節 今後の研究課題 文献 第12章 臨床と記憶 1節 はじめに 2節 臨床的問題における記憶を論じる前提 3節 トラウマの記憶 4節 強迫性障害(確認症状)と記憶 5節 統合失調症と記憶 6節 解離性同一性障害と記憶 7節 うつ病と自伝的記憶の抽象性 8節 記憶の制御と臨床的問題 9節 治療過程における記憶の問題 10節 まとめ――各障害の特徴が記憶にも現れる 文献
モデルに基づくアプローチを重点的に取り上げ, 基礎研究と応用研究の最新動向を解説! 概念モデルや計算モデルなどのモデルに基づくアプローチを重点的に取り上げ,思考と言語に関する認知心理学の基礎研究・応用研究の最新動向を解説する。推論,問題解決,概念などの基本的テーマから,意思決定と行動経済学,批判的思考と高次リテラシー,比喩理解と身体化認知などの発展的テーマまで,研究の最前線へ誘う。 ◆執筆者一覧(執筆順) 服部雅史 立命館大学文学部 第1章 鈴木宏昭 青山学院大学教育人間科学部 第2章 坂本康昭 Stevens Institute of Technology 第3章 都築誉史 立教大学現代心理学部 第4章 山岸侯彦 東京工業大学大学院社会理工学研究科 第5章 楠見 孝 編者 第6章 岡田 猛 東京大学大学院教育学研究科 第7章 横地早和子 東京未来大学こども心理学部 第7章 小島隆次 滋賀医科大学医学部 第8章 岸 学 東京学芸大学教育学部 第9章 平 知宏 大阪市立大学・大学教育研究センター 第10章 米田英嗣 京都大学白眉センター 第11章 『現代の認知心理学』刊行にあたって まえがき 第1部 基礎と理論 第1章 演繹推論と帰納推論 1節 はじめに 2節 規則とシンボル操作 3節 スキーマ,モジュール,認識論的効用 4節 確率的アプローチ 5節 カテゴリ帰納 6節 因果帰納 7節 まとめ 文献 第2章 問題解決 1節 はじめに 2節 問題解決の定義 3節 ヒューリスティクスによる問題解決 4節 スキーマによる問題解決 5節 類推による問題解決 6節 身体,外的資源と問題解決 7節 創造的問題解決 8節 まとめと今後の課題 文献 第3章 概念とカテゴリ化 1節 はじめに 2節 カテゴリ化学習と概念の獲得 3節 規則ベースの理論 4節 類似性ベースの理論 5節 まとめ 文献 第4章 言語と思考に関するコネクショニストモデル 1節 はじめに 2節 コネクショニストモデルの概要 3節 言語理解のモデル 4節 思考のモデル 5節 まとめと今後の展望 文献 第2部 展開と実践 第5章 意思決定と行動経済学 1節 はじめに 2節 行動経済学と心理学 3節 意思決定心理学の分類 4節 確率判断の非合理性 5節 処方的決定理論 6節 近年の動向 7節 おわりに――初学者の誤解 文献 第6章 批判的思考と高次リテラシー 1節 はじめに 2節 批判的思考の定義 3節 批判的思考のプロセス 4節 高次リテラシーと批判的思考 5節 批判的思考の教育と測定 6節 まとめ 文献 第7章 科学と芸術における創造 1節 はじめに 2節 創造性の心理学的研究の流れ 3節 科学と芸術の創造をとらえる枠組み 4節 科学における創造 5節 美術における創造 6節 結論 文献 第8章 空間表現理解と実践的応用 1節 はじめに 2節 空間表現理解研究における基本事項 3節 空間表現の分類 4節 空間表現理解に関わる幾何的・視覚的要因 5節 対象に関する知識や状況がもたらす空間表現理解への影響 6節 空間表現理解研究の実践的応用のためのモデル 7節 空間表現理解に関わるさまざまな問題点と今後の展望 文献 第9章 説明文・マニュアルの理解と表現 1節 はじめに 2節 宣言的説明文の理解と表現 3節 手続き的説明文・マニュアルの理解と表現 4節 非連続型テキストを含む説明文(文書)の理解 5節 おわりに――これからの展開と応用 文献 第10章 比喩理解と身体化認知 1節 はじめに 2節 比喩理解の過程 3節 比喩の理解の効果 4節 概念の比喩性と身体化認知 5節 まとめ 文献 第11章 物語理解と社会認知神経科学 1節 はじめに 2節 近年の物語理解研究 3節 社会認知神経科学の一分野としての物語研究 4節 今後の課題 5節 おわりに 文献 人名索引 事項索引
自分のことが好きな子に――。子どもたちの心を支える魔法のことば。 あなたが今日、ここにいる。 それは、こんなにステキですごいこと。 ■入園・入学の贈り物に! 新しい世界にふみ出す子どもたちに贈る、ことばのお守り。 あなたには、ステキなところがこんなにたくさん! その笑顔がみんなを幸せにしてくれる。 ■「第2回 TSUTAYAえほん大賞」6位 ■「第9回 積文館グループ絵本大賞」3位 ■感動の声が続々! ●「元気に生まれてきてくれればいい」と思っていたのに、気づけば「あれもこれもできるようになってほしい」と欲ばりに。日常に追われて見失っていたことを思い返すきっかけになりました。我が子の「すてきなところ」を伝えながら読んであげたいです。(30代) ●トイレトレーニング中ということもあり、もうすぐ3歳になる息子と毎日大さわぎ。そんなときに本書に出会いました。この子がいてくれる。それだけで私たち家族はとっても幸せなんだ、と涙があふれました。今なら、おおらかな気持ちで息子のイヤイヤに付き合えそう(笑)(30代) ●ぷっくりとしたほっぺた、ぷにっとした手や腕、いきいきとした表情。そうそう、うちの子もこんなだったよなあ。春夏秋冬、季節は移りゆくけれど、我が子への愛はずっと変わらない。そんなことを伝えてくれます。(40代) ●ファースト絵本の次に読んであげたい内容だと思いました。出産した人への贈り物にもよいかも!(30代) ●新しい世界へ羽ばたく子どもたちへ。自分を好きな子に育つ、ことばのお守り。
注意が認知機能において果たす基礎的な役割から,高齢化やヒューマンエラーとの関係,産業・医療領域における研究まで幅広く紹介。 注意が認知機能において果たす役割から, 産業・医療領域における研究まで幅広く紹介。 「注意」は,記憶や意思決定といった認知機能とは違い,人間の認知機能全体を明らかにする可能性を秘めた研究領域と言える。本書は,「注意」が果たす基礎的な役割から,脳科学やワーキングメモリ,高齢化やヒューマンエラーとの関係,さらには,産業・医療領域における応用研究まで幅広く紹介。注意研究の現在を一望する。 『現代の認知心理学』刊行にあたって まえがき 第1部 基礎と理論 第1章 注意の理論とその歴史(岩崎祥一) 1節 はじめに 2節 注意の古典的研究 3節 初期選択説と後期選択説 4節 近代的注意研究 5節 注意制御の仕組み 6節 まとめ 文献 第2章 注意と脳科学(熊田孝恒) 1節 はじめに 2節 注意の神経科学的基盤 3節 ヒトの注意機能の脳機能イメージング 4節 実践研究への展開 5節 最後に 文献 第3章 注意とワーキングメモリ(齊藤 智) 1節 はじめに 2節 ワーキングメモリの概念と測定 3節 日常的な逸脱現象とワーキングメモリ 4節 注意課題の成績とワーキングメモリ機能の関係 5節 注意制御におけるワーキングメモリの役割 6節 まとめと今後の課題 文献 第4章 注意と行動・眼球運動(木村貴彦・三浦利章) 1節 はじめに 2節 実験室実験からの諸知見 3節 行動的実験からの諸知見 4節 まとめ 文献 第5章 注意と発達(板倉昭二) 1節 はじめに 2節 注意と乳児の認知――視覚的注意の4つの機能 3節 物理的注意 4節 社会的注意 5節 注意と実行機能の発達 6節 今後の展望 文献 第2部 展開と実践 第6章 注意・制御と高齢化(原田悦子・須藤 智) 1節 はじめに 2節 注意の実験的研究に見る高齢化の効果 3節 認知的高齢化に関するモデル 4節 日常的文脈での活動に見られる注意・制御・高齢化 5節 まとめ――注意の高齢化研究に必要な要件 文献 第7章 注意・安全とメンタルワークロード(芳賀 繁) 1節 はじめに 2節 メンタルワークロードとは何か 3節 メンタルワークロードの評価指標 4節 メンタルワークロードと注意の関係 5節 メンタルワークロードと技術開発 文献 第8章 注意とヒューマンエラー―交通安全と注意問題を中心として―(篠原一光) 1節 はじめに 2節 ヒューマンエラーに関連する注意概念 3節 焦点的注意とヒューマンエラー 4節 分割注意とヒューマンエラー 5節 エラー分類と注意の関係 6節 まとめ 文献 第9章 産業安全におけるヒューマンエラーと違反(臼井伸之介) 1節 はじめに 2節 労働場面での事故の統計的現状 3節 ヒューマンエラーの発生メカニズム 4節 違反とリスクテイキング 5節 これからの安全に求められるもの 文献 第10章 医療安全と認知(松尾太加志) 1節 はじめに 2節 専門的リスクによる事故 3節 作業リスクによる事故 4節 患者自身による事故とリスク認知 5節 事故防止 文献 第11章 複雑な人間-機械系における状況認識と安全・注意(高橋 誠) 1節 はじめに 2節 自動化システムにおける認知機能の役割 3節 状況認識の定義とモデル 4節 状況認識アプローチの重要性 5節 状況認識概念の有効性と課題 文献 追補 注意の神経心理学(熊田孝恒) 人名索引 事項索引
ユーチューブで今大人気の占星学者が伝える「幸福になる一番簡単な方法」!6種の重要な周波数(ヘルツ)が聴ける音声ダウンロード付 ☆幸福になる一番簡単な方法。それは、 世界にたった1人しかいない自分を大切にすること――! 人に抜きんでようとしたり、他の人のようになろうとする。 そんな努力はこれからの時代には不要だと思います。 自分の素直な気持ちを大切にする。 あなたはあなたになること。 それが、あらゆる幸福へのカギです。 ――マドモアゼル・愛 読むだけで安心する「こころ」BOOK! ◎他の人のようになろうとするからあなたは疲れる ◎自分を愛せない人は誰からも愛されない ◎感情に振り回されない自分を獲得できる方法 ◎心の神秘的なはたらきを活用する法 ◎傷つき、もつれた心がこうしてほぐれていく ……etc. 【特別付録】周波数を知ると生きるのが楽しくなる! 風の時代は、周波数の時代。6種の重要な周波数(ヘルツ)が聴ける!音声ダウンロード付き
実証的知見を踏まえつつ, 教育的介入を意図した実践的研究の紹介に力点を置く。 言語力や推論能力,動機づけなど学習にかかわる主要な認知活動とその発達に関する基礎理論,実証的知見を踏まえつつ,学校での教科の学習を中心に教育的介入を意図した実践的研究の紹介に力点を置く。メタ認知や学習観の形成,文章理解,数学的問題解決,科学的概念の獲得など,具体的な教育実践に多大な示唆を与える。 ◆執筆者一覧(執筆順) 秋田喜代美 東京大学大学院教育学研究科 第1章 針生悦子 東京大学大学院教育学研究科 第2章 藤村宣之 東京大学大学院教育学研究科 第3章 山 祐嗣 大阪市立大学大学院文学研究科 第4章 村山 航 University of Munich 第5章 遠藤利彦 東京大学大学院教育学研究科 第6章 植阪友理 東京大学教育学研究科学校教育高度化センター 第7章 犬塚美輪 大正大学人間学部 第8章 瀬尾美紀子 日本女子大学人間社会学部 第9章 湯澤正通 広島大学大学院教育学研究科 第10章 今井むつみ 慶應義塾大学環境情報学部 第11章 佐治伸郎 日本学術振興会/慶應義塾大学 第11章 市川伸一 編者 第12章 『現代の認知心理学』刊行にあたって まえがき 第1部 基礎と理論 第1章 認知心理学は学習・教育の実践と研究に何をもたらしたか 1節 はじめに 2節 学習観の転換と理解過程や知識への注目 3節 社会文化的なコミュニティへの参加による学びあう過程の解明 4節 まとめにかえて 文献 第2章 言語力の発達 1節 はじめに 2節 話しことばの発達 3節 書きことばへの移行 文献 第3章 数量概念の獲得過程 1節 はじめに 2節 数量概念獲得の現状 3節 手続き的知識とスキルの発達 4節 概念的理解の発達 5節 数量概念獲得の微視的プロセス 6節 数量概念獲得の促進可能性 7節 数量概念獲得に関わる社会的要因 文献 第4章 推論能力の発達 1節 はじめに 2節 演繹推論の発達 3節 帰納推論の発達 4節 領域固有性対領域普遍性 5節 まとめ 文献 第5章 認知と動機づけ 1節 はじめに 2節 動機論 3節 認知論 4節 動機づけ研究における認知論とは 5節 認知と動機づけに関する研究――認知論を超えて 6節 おわりに 文献 第6章 感情と情意理解の発達 1節 はじめに 2節 認知的評価の視座から見る感情の発達 3節 情意理解の礎としての社会的感性 4節 視線と表情の理解が拓く発達的可能性 5節 「心の理論」と情意理解の深化 6節 結びとして 文献 第2部 展開と実践 第7章 メタ認知・学習観・学習方略 1節 はじめに 2節 メタ認知・学習観・学習方略とは 3節 メタ認知・学習観・学習方略を支援する試み 4節 結びにかえて――今後の課題 文献 第8章 文章の理解と産出 1節 はじめに 2節 文章の理解 3節 文章の産出 4節 文章理解と産出の教育に関する新しい課題 5節 まとめ 文献 第9章 数学的問題解決とその教育 1節 はじめに 2節 数学的問題解決の認知過程 3節 数学的問題解決を説明する要因 4節 数学的問題解決の学習と指導――認知心理学から教育実践への提案 5節 おわりに――今後の課題 文献 第10章 科学的概念の発達と教育 1節 はじめに 2節 3タイプの科学のイメージ 3節 論理的推論としての科学的思考・概念の発達 4節 理論の変化としての科学的概念の発達 5節 科学的概念の発達と適用を支える文脈 文献 第11章 外国語学習研究への認知心理学の貢献―語意と語彙の学習の本質をめぐって― 1節 はじめに 2節 語彙学習の重要性 3節 言語のカテゴリーと認識の関係――色名の多様性を例に 4節 語と語の関係を理解することの重要性 5節 基本的な動作の名前のつけかたの違い 6節 学習者は複雑な意味領域の意味地図をどのように学習するのか 7節 本章のまとめと結論 文献 第12章 認知心理学は教育実践にどう関わるか 1節 はじめに 2節 認知心理学が提供する人間観・学習観 3節 児童・生徒の現実に関わる 4節 教育関係者との関わり 5節 認知心理学の転換期――状況論,PDP,そして認知神経科学 6節 認知心理学を生かした授業と評価 7節 認知心理学のどこをどう教育に生かすのか 文献 人名索引 事項索引
かけがえのないあなたの人生を生きるための、 吉本ばななさんからの贈り物 「違うこと」とは、 “その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。 →→「なんか違う。」その直感がそう教えても、義理とかしがらみ、習慣に縛られて、我慢したり、そんな風に思う自分を責めたりしていませんか。自分を生きるって、むずかしいこと。これをすれば幸せになれるとか、これをやめないと不幸になるとかではありません。自分を生きるためには、まずは自分に正直であること。本来の自分を生きるには違うことをしないことが大切なのです。 カバーイラスト:とみこはん ブックデザイン:鈴木成一デザイン室 「なんか違う。」直感がそう教えても、義理とかしがらみに縛られて我慢してませんか。ばななさんが試行錯誤の結果たどり着いた、ほんとうの自分を思い出し、自分の人生を自由に心楽しく生きる方法。 第一章 自分を生きる 自分を生きるって、むずかしい/ノイズが多いから、人は何度も自分を見失う/違うことをしなければ、違わないことがちゃんと返ってくる 第二章 対談 吉本ばなな+白井剛史(プリミ恥部) 第三章 わたしを生きる 子ども時代を生き延びるということ/自分が変わっていなくても、周りが変わってしまう/人間は全部見せて歩いている/人間の本質を一瞬でズバリと見抜く目。経験を積むことで、それが研ぎ澄まされていく/「自分は自分」という人ばかりだと、空中分解してしまう/自信を取り戻すということ 第四章 対談 吉本ばなな+CHIE 第五章 時間、お金、神様、わたし 第六章 教えて、ばななさん。 おわりに (本書の内容が一部変更になることもあります)
現代の社会的認知研究をベースに 社会的場面での認知の問題,認知と感情の関係性を検討。 現代の社会的認知研究をベースに,社会的場面における認知の問題,認知と相互に影響し合う感情の問題を検討する。適応的行動を生み出すメカニズム,自動的過程と意識的過程の役割,感情情報処理と認知情報処理との関係性などの視点を軸に,現実の幅広い現象を取り上げながら社会的認知の本質に多面的に迫る。 ◆執筆者一覧(執筆順) 森 津太子 放送大学教養学部 第1章 尾崎由佳 東海大学チャレンジセンター 第2章 榊 美知子 University of Southern California 第3章 藤島喜嗣 昭和女子大学大学院生活機構研究科 第4章 田中知恵 明治学院大学心理学部 第5章 村田光二 編者 第6章 工藤恵理子 東京女子大学現代教養学部 第7章 北村英哉 東洋大学社会学部 第8章 唐沢かおり 東京大学大学院人文社会系研究科 第9章 遠藤由美 関西大学社会学部 第10章 唐沢 穣 名古屋大学大学院環境学研究科 第11章 沼崎 誠 首都大学東京大学院人文科学研究科 第12章 『現代の認知心理学』刊行にあたって まえがき 第1部 基礎と理論 第1章 社会的認知過程のモデル 1節 はじめに 2節 社会的認知とは 3節 社会的認知過程モデルにおける人間観の変遷 4節 古典的モデルと社会的認知過程モデル――印象形成の二過程モデル 5節 現代の社会的認知過程モデル 文献 第2章 社会的判断と行動の自動性 1節 はじめに 2節 自動性現象とそのメカニズム 3節 自動的過程の機能 4節 自動性と意識 文献 第3章 自己知識とそのはたらき 1節 はじめに 2節 自己知識の構造と機能――抽象度による分類 3節 自己知識の構造と機能――知識の内容による分類 4節 自己知識の限界 5節 おわりに 文献 第4章 自尊感情と自己関連動機に基づく推論の歪み 1節 はじめに 2節 自尊感情 3節 自己関連動機に基づく推論の歪み 4節 おわりに――今後の展望 文献 第5章 感情とその制御 1節 はじめに 2節 感情の役割 3節 感情制御 4節 感情価と感情制御 5節 おわりに 文献 第6章 感情予測 1節 はじめに 2節 感情予測の正確さと誤り 3節 感情予測のインパクトバイアス 4節 感情予測が果たす役割 文献 第2部 展開と実践 第7章 他者の心的状態の推論のメカニズム 1節 はじめに 2節 自分の心的状態の利用 3節 他者の心的状態の推論の特別なケース――行為者によるメタ推論 4節 他者の心的状態の推論に用いられる(自分の心的状態以外の)道具 5節 他者の心的状態の推論における自己の主観的経験の特別視・例外視 6節 正確さをめざした場合の帰結 文献 第8章 認知と感情のダイナミズム 1節 はじめに 2節 認知・感情システムと適応 3節 感情と認知――感情の認知への影響 4節 認知的感情理論 5節 感情とコミュニケーション 6節 おわりに 文献 第9章 援助場面での社会的認知過程 1節 はじめに 2節 傍観者効果と援助行動研究 3節 援助を動機づける認知――原因帰属 4節 援助を受ける側の心的過程と援助をめぐる相互作用 5節 おわりに 文献 第10章 関係性と適応 1節 はじめに 2節 社会的動物としての人間 3節 関係性認知――こころのなかの他者像・関係像 4節 関係性の脅威・阻害――関係の糸が結べない時 5節 実在人物以外との関係 6節 親密二者関係のダイナミズム 7節 まとめと将来の課題 文献 第11章 認知の社会的共有とコミュニケーション 1節 はじめに 2節 社会的認知の共有過程 3節 集団表象の共有 4節 社会的認知と言語表現 5節 認知と言語の文化的基盤 6節 おわりに 文献 第12章 ステレオタイプと社会システムの維持 1節 はじめに 2節 ステレオタイプの機能 3節 社会システムとステレオタイプの内容 4節 システム正当化 5節 展望――ステレオタイプと社会 文献 人名索引 事項索引
一般知能や情動,進化,遺伝,脳内機構といった 基礎的テーマを軸に研究の現在を一望。 教育や医療,産業など現実の多様な場面でその知見が求められている認知の個人差研究の現在を一望する。一般知能や情動的知性,認知の個人差にかかわる進化的・遺伝的基盤や脳内機構といった基礎的テーマを手厚く論じながら,社会的認知能力,認知のエイジングなどの応用的テーマ,認知の個人差の測定法まで幅広く取り上げる。 ◆執筆者一覧(執筆順) 箱田裕司 編者 第1章 小松佐穂子 徳山大学福祉情報学部 第1章 第2章翻訳 Gerald Matthews University of Cincinnati 第2章 菱谷晋介 北海道大学名誉教授 第3章 平石 界 慶應義塾大学文学部 第4章 安藤寿康 慶應義塾大学文学部 第5章 八田武志 関西福祉科学大学健康福祉学部 第6章 大橋智樹 宮城学院女子大学学芸学部 第7章 若林明雄 千葉大学文学部 第8章 権藤恭之 大阪大学大学院人間科学研究科 第9章 石岡良子 東京都健康長寿医療センター研究所 第9章 中村知靖 九州大学大学院人間環境学研究院 第10章 光藤崇子 Ecole de psychologie Universite Laval 第10章 『現代の認知心理学』刊行にあたって まえがき 第1部 基礎と理論 第1章 認知の個人差の理論 1節 はじめに 2節 メンタルスピードの個人差と知能――IT 論争 3節 情動の個人差の理論――IQとEQ 4節 認知スタイルと大域情報処理・局所情報処理 5節 まとめと展望 文献 第2章 情動的知性と知能 1節 はじめに 2節 情動的知性の背景 3節 情動的知性の定義および概念 4節 情動的知性の評価 5節 情動的知性の理論と研究 6節 おわりに 文献 第3章 イメージ能力の個人差 1節 はじめに 2節 なぜ個人差か 3節 個人差の測定 4節 理論・モデルに基づいた個人差の測定 5節 最後に 文献 第4章 認知の個人差の進化心理学的意味 1節 はじめに 2節 進化的人間行動研究――進化心理学と人間行動生態学 3節 自然淘汰理論 4節 個人差への進化的視点 5節 実証研究の解釈――一般認知能力の個人差 6節 最後に 文献 第5章 認知の個人差と遺伝 1節 はじめに 2節 遺伝学の基礎――メンデル遺伝学と分子遺伝学 3節 行動遺伝学の理論と方法 4節 認知能力の遺伝と環境 5節 最後に 文献 第6章 認知の個人差の脳内機構 1節 はじめに 2節 認知の性差の特徴とその範囲 3節 認知の性差の規模と特性 4節 認知の性差をもたらすもの――性ホルモン 5節 性ホルモン――閉経の影響と月経周期の影響からの検証 6節 認知の個人差の分散と規模 7節 認知の個人差をもたらす脳内機構――神経心理学的説明 8節 おわりに 文献 第2部 発展と実践 第7章 視覚認知特性の個人差測定に基づく事故予防 1節 はじめに 2節 適性とは何か 3節 産業における適性検査の実践事例 4節 適性検査の要素 5節 事故予防のための個人差測定の展望 文献 第8章 社会的認知能力の個人差 ―自閉症スペクトラムから認知スタイル・モデルへ― 1節 はじめに 2節 心の理論と自閉性障害 3節 自閉症傾向の個人差から認知的傾向の個人差へ 4節 E-S理論と認知スタイル 5節 認知的特徴の個人差を生み出す神経生理学的基盤 6節 結論 文献 第9章 高齢者の生活環境,ライフスタイルと認知機能 1節 はじめに 2節 認知のエイジングとライフスタイル研究 3節 環境やライフスタイルが認知機能に影響するメカニズム 4節 認知機能維持のための介入研究 5節 今後の研究の方向性 6節 最後に 文献 第10章 項目反応理論から見た認知の個人差 1節 はじめに 2節 項目反応理論 3節 認知心理学における項目反応理論の応用例 4節 まとめと展望 文献 人名索引 事項索引
「100の幸せ」を考えよう。 豊かさの価値が変わりつつあるいま、何を大事にするかを立ち止まって考える。 時間、お金、仕事、人間関係について「未来への備え」をまとめた一冊! なくなったら困る100のことは、自分にとっての「100の幸せ」 はじめに なにより、僕が忘れてしまわないように。 1.旅先から絵葉書を送ること。 2.家族写真のアルバムづくり。 3.路上での野球遊び。 4.文房具屋さんで鉛筆を買うこと。 5.買い物のお手伝い。 6.誰かにドアを開けてあげること。 7.部屋の電気を自分でつけること。 8.靴紐がきれいに結べること。 9.迷い道でみつけるすてきなお店。 10.24色の色鉛筆で絵を描くこと。 11.自分で答えを見つけること。 12.友だちと夜ふかしすること。 13.列に並んでおいしいものを食べること。 14.図書館に調べ物に行くこと。 15.ラジオ局のチューニングをすること。 16.食事のあとにたっぷりとおしゃべりすること。 17.本屋さんで新しい本と出会うこと。 18.好きな人が今何をしているか空想すること。 19.残っている食材で料理をすること。 20.新聞の切り抜きをスクラップすること。 21.すれ違う人に笑顔を向けること。 22.地図を手書きすること。 23.買い物リストを持ってスーパーに行くこと。 24.今どんな花が咲いているか知っていること。 25.空を見て明日の天気を知ること。 26.自分の部屋の床磨きをすること。 27.車を運転してドライブに出かけること。 28.ポケットに今日の予定を書いたメモがあること。 29.自分で焼いたグラノーラで朝食をとること。 30.窓からの景色を眺めること。 31. カチカチという時計の音に耳をすませること。 32. 夜空の星の数をかぞえること。 33. 自分の胸に手を当てること。 34. 寝る前に、明日の朝食の準備をすること。 35. 好きな人の名前をノートに書いてみること。 36. あみだくじで決める順番、当たり。 37. 冷たい水で野菜を洗うこと。 38. 愛をひとつの仕事のようにすること。 39. 一年のはじまりに書き初めをすること。 40. 今日の夕食の献立を買い物をしながら考えること。 41. ごめんなさいと言葉で伝えること。 42. 木の下でおしゃべりすること。 43. ウインドウショッピングをすること。 44. 手の平を太陽に透かしてみること。 45. 貯金箱に小銭を貯めること。 46. いつか握手をした人のことを思い出すこと。 47. きれいな落ち葉を拾いにいくこと。 48. 駅から家までの地図を描いておくこと。 49. 大切な人と約束をすること。 50. 住んでいる土地の歴史を調べること。 51. 一年に一度、柱に身長の線を引いておくこと。 52. ガラス瓶の飲み物。 53. ちゃんとした姿勢で椅子に座ること。 54. ドアマンのいる施設。 55. 配達される朝の牛乳。 56. 親や先輩から受けるお説教。 57. お肉屋さんで好きな部位を好きなように切ってもらうこと。 58. レコードの溝を走る針をじっと見つめること。 59. 小さな映画館。 60. トランプで占う今日の運勢。 61. 10円のお菓子。 62. 二桁番号の車のナンバープレート。 63. 新聞売りのスタンドと靴磨きのおじさん。 64. 手提げの紙袋。 65. 手巻きの腕時計。 66. おばあちゃんから聞く昔話。 67. 歌を唄うというプレゼント。 68. 自分のものに名前を書くこと。 69. ホタルの光を見に行くこと。 70. 夏、窓を開けて、虫の音を聞きながら眠ること。 71. 夕食の後に近所を散歩すること。 72. 裁縫箱の中身を整理すること。 73. 十五夜の満月をお月見すること。 74. 自分のことを待っている人のことを忘れない。 75. 近所の人との長い立ち話。 76. 友だちに大好きな本を貸してあげること。 77. 手をつないで歩くこと。 78. 大好きな人が今何をしているのかと想像すること。 79. 明日はきっといいことが起きると信じること。 80. 家の鍵を置いておく秘密の場所。 81. 午後三時におやつを食べること。 82. 土と触れ合う庭仕事のよろこび。 83. 上質でシンプルな服を選んで、長く愛おしむこと。 84. こだわって楽しむ休日の朝食。 85. 心を豊かにするお茶の時間。 86. 子守唄を唄うこと。 87. 暮らしの中でアートを楽しむこと。 88. お金にならないことでも熱心にすること。 89. 週末の夜に家族で楽しむボードゲーム。 90. 夏の花火を楽しむこと。 91. 茶道のわびさびを学ぶこと。 92. 季節の和菓子を味わうこと。 93. 風呂敷の使い方を知っていること。 94. 毎日、玄関を掃除すること。 95. お墓参りに行くこと。 96. 近所の子どもの名前を知っていること。 97. 家族や友だち、同僚、近所の人などに、いつもありがとう、と言うこと。 98. 古くなったタオルで雑巾を縫うこと。 99. ベスト10を考えること。 100. 困っている人を見たら助けること。 コラム/松浦弥太郎のルーティン
生涯にわたる発達において,ワーキングメモリはどのような役割を果たすのか。 成功(専門知識の獲得)や失敗(嗜癖行動,不適切な意思決定)との関係を明らかにし, 日常生活に与える影響を示す。トレーニングの利点も言及。 ワーキングメモリ――情報の意識的な処理――は,知性における最も重要なものの一つとしてますます認識されてきている。・・・ 本書では,一流の心理学者たちがワーキングメモリに関する最新の研究をレビューし,ワーキングメモリが人の発達や生涯においてどのような役割をしているかについて考察している。豊かなワーキングメモリがどのように成功(学術的に,そして専門知識の獲得に)と関係し,乏しいワーキングメモリが失敗(嗜癖行動や不適切な意思決定)と関係しているのかが明らかにされているのである。寄稿論文はまた,ワーキングメモリが私たちの認知的な進化においてどのような役割を果たしているか,そして日常生活の諸事,例えば何を食べ,どのくらい眠るかといったことがワーキングメモリの機能にどのように影響するかといったことを示している。最後に,ワーキングメモリトレーニングの利点に関するエビデンスについて探求している。(「認知心理学のフロンティア・シリーズ」紹介文より引用) ◇目次 第I部 ワーキングメモリ:新しい知性 第1章 ワーキングメモリ:序論 第2章 ワーキングメモリと知能:展望 第3章 ワーキングメモリの進化 第II部 生涯にわたるワーキングメモリ 第4章 発達におけるワーキングメモリ 第5章 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化 第III部 ワーキングメモリと専門知識 第6章 熟達者のワーキングメモリ:伝統的なワーキングメモリ概念との質的な相違 第7章 ワーキングメモリ容量と音楽の技能 第IV部 ワーキングメモリと身体 第8章 ワーキングメモリと食習慣 第9章 断眠とパフォーマンス:ワーキングメモリの役割 第10章 ワーキングメモリと嗜癖行動 第V部 ワーキングメモリと意思決定 第11章 ワーキングメモリと不安:個人差と発達の相互作用を探る 第12章 情動と認知的制御の統合 第13章 ワーキングメモリと瞑想 第VI部 ワーキングメモリの将来:トレーニング 第14章 ワーキングメモリをトレーニングする 第15章 ワーキングメモリトレーニング:神経イメージングからの洞察 第Ⅰ部 ワーキングメモリ:新しい知性 第1章 ワーキングメモリ:序論 第2章 ワーキングメモリと知能:展望 第3章 ワーキングメモリの進化 第Ⅱ部 生涯にわたるワーキングメモリ 第4章 発達におけるワーキングメモリ 第5章 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化 第Ⅲ部 ワーキングメモリと専門知識 第6章 熟達者のワーキングメモリ:伝統的なワーキングメモリ概念との質的な相違 第7章 ワーキングメモリ容量と音楽の技能 第Ⅳ部 ワーキングメモリと身体 第8章 ワーキングメモリと食習慣 第9章 断眠とパフォーマンス:ワーキングメモリの役割 第10章 ワーキングメモリと嗜癖行動 第Ⅴ部 ワーキングメモリと意思決定 第11章 ワーキングメモリと不安:個人差と発達の相互作用を探る 第12章 情動と認知的制御の統合 第13章 ワーキングメモリと瞑想 第Ⅵ部 ワーキングメモリの将来:トレーニング 第14章 ワーキングメモリをトレーニングする 第15章 ワーキングメモリトレーニング:神経イメージングからの洞察
仕事、お金、人間関係、夢、出会い……こんな時だから、どんどん運を上げていこ! \「しいたけ.公式サイト」の有料コラムに大幅加筆!!/ \18のカラーでわかる「あなただけの開運法」/ 1 あなたはどこから運をつかむタイプか 2 その人らしい「運の開き方」がある 3 "出会い"の奇跡を起こす方法 4 折れないココロの極意 5 どんどん運がよくなる「小さなコツ」 『anan』でおなじみ、カラー心理学で占う 「今のあなた」と「これからの姿」―― 前を向きたいあなたの背中をそっと押してくれる しいたけ.さんからの言葉があふれています。 「自分らしい生き方」を見つけていきたいとき、 新しい環境でがんばりたいとき、 なにげない毎日をちょっとだけ変えていきたいとき、 きっとこの本がお役に立ちます。 人生を味方につけるカギは「0.8くらいの運」 今の自分が「1」に満たないと考える人も、 「0.1」から「0.9」までの運を大切にしてほしいと思い、この本を書きました。 大きな幸運でなくても、小さく芽を出した運の積み重ねが、 やがて人生を「予測もつかないような場所へ」連れていってくれるから。 ――しいたけ.
注意,学習,記憶という認知プロセスと感情を含む動機づけのプロセスとの関係について,最新の研究状況を俯瞰し,解説する。 動機づけと認知の相互依存性に関心をもつ研究者必携のハンドブック。 心理学と神経科学の融合分野の現在を一望する。 動機づけが認知を,あるいは,認知が動機づけを支えるメカニズムは,どのようになっているのだろうか? また,その際の相互作用は? 注意,学習,記憶という認知プロセスと感情を含む動機づけのプロセスとの関係について最新の研究状況を俯瞰し,認知心理学と神経科学との融合分野として,今後の研究のあり方も含め解説する。 ◆主な目次 第1章 動機づけと認知コントロール:序論 ●第I部 認知処理と目標指向的行動に及ぼす報酬の影響 第2章 視覚情報処理における動機づけの役割 第3章 注意に対する報酬の影響:動機づけを超えて 第4章 刺激と報酬の連合についての試行内効果 第5章 認知コントロールへの動機づけの影響:報酬処理の役割 第6章 認知コントロールに及ぼす報酬の効果の構造解析 第7章 目標指向的行動の観念運動メカニズム ●第II部 認知的自己調整の感情の源泉と動機づけの源泉 第8章 目標は行動をどのようにコントロールするのか:行為-結果と報酬情報の役割 第9章 感情,動機づけ,認知範囲 第10章 嫌悪信号としての葛藤:感情調整役割におけるコントロール適応の動機づけ 第11章 活力と疲労:感情の多様性はいかにして効果的な自己コントロールの基盤になるか 第12章 努力を要するコントロールにおける老廃物処理問題 ●第III部 認知的動機づけにおける年齢に関連した変化 第13章 十代の脳:誘惑抵抗における「発育停止」 第14章 適応的な神経認知的表象の生涯発達:認知と動機づけの互恵的相互作用 第15章 健常加齢における動機づけ-学習の3要因理論に向けて 第16章 認知的関与,動機づけ,および行動におけるコストの加齢変化の関係 第17章 動機づけの加齢変化:成人期と高齢期にわたる動機づけの加齢変化は情動経験に影響するのか 日本語版『動機づけと認知コントロール』の読者のみなさんへ 推薦文 第1章 動機づけと認知コントロール:序論 1節 動機づけと認知コントロール 2節 広範な視点 3節 本書の必要性 4節 重要な研究テーマと本書の構成 1.認知処理と目標指向的行動に及ぼす報酬の影響 2.認知的自己調整の感情の源泉と動機づけの源泉 3.認知的動機づけにおける年齢に関連した変化 5節 要約と結論 第I部 認知処理と目標指向的行動に及ぼす報酬の影響 第2章 視覚情報処理における動機づけの役割 1節 はじめに 2節 視覚処理への動機づけの初期の影響と後期の影響 3節 課題関連刺激に対する注意選択の動機づけによる促進 4節 過去の報酬による視覚的注意の調節 1.注意選択への動機づけの短期的な影響 2.注意選択への動機づけの持続的な影響 3.注意選択への持続的な動機づけの影響の神経基盤 5節 動機づけと注意の関係 6節 動機づけの関連性についての情報は視覚領域にどのように到達するのか 7節 結論と展望 第3章 注意に対する報酬の影響:動機づけを超えて 1節 外的報酬が注意を調節するという証拠 2節 価値駆動型注意:目標と価値が葛藤している場合 3節 報酬に基づく動機づけと価値駆動型注意の分離 1.価値駆動型注意がない場合の報酬に基づく動機づけ 2.報酬に基づく動機づけがない場合の価値駆動型注意 4節 報酬が注意にバイアスをかけるというさらなる証拠 5節 価値駆動型注意:動機づけられた認知の意義 第4章 刺激と報酬の連合についての試行内効果 1節 はじめに 2節 手がかりのない試行内報酬操作 3節 反応性コントロールの寄与の可能性とボトムアップ型のプロセス 4節 結論と展望 第5章 認知コントロールへの動機づけの影響:報酬処理の役割 1節 はじめに 2節 人間の脳における報酬処理 3節 認知コントロールへの報酬の影響 4節 動機づけ要因としての報酬 5節 ストレス:動機づけ要因か抑制要因か 6節 ストレス暴露は認知プロセスと報酬回路を調節する 7節 抑うつと神経報酬システムの調節障害 8節 おわりに:報酬処理の認知コントロール 第6章 認知コントロールに及ぼす報酬の効果の構造解析 1節 はじめに 2節 報酬の構造解析 3節 認知コントロールの構造解析 4節 認知コントロールに対する報酬の効果の構造解析 1.認知コントロールに及ぼす報酬の快楽効果:探索 2.認知コントロールに及ぼす報酬の学習効果:活用 3.認知コントロールに及ぼす報酬の動機づけ効果:予期 5節 いくつかの決定要因 1.報酬信号:報酬の顕著性と刺激の持続時間 2.報酬スケジュール:手がかりの存在と遂行随伴性 6節 今後の研究のための指針 7節 結論 第7章 目標指向的行動の観念運動メカニズム 1節 目標指向的行動 2節 観念運動理論 1.刺激-行為結果の転移 2.刺激-行為結果の適合性 3節 行為と習慣の神経生物学 4節 動機づけと誘因学習 5節 動機づけコントロールの実行 6節 結論 第II部 認知的自己調整の感情の源泉と動機づけの源泉 第8章 目標は行動をどのようにコントロールするのか:行為-結果と報酬情報の役割 1節 はじめに 2節 認知コントロールの方向づけ開始点としての行為-結果表象 3節 認知コントロールの活性開始点としての報酬信号 4節 行為における結果と報酬の情報 5節 研究意義と将来の方向性 第9章 感情,動機づけ,認知範囲 1節 はじめに 1.定義 2節 動機づけと認知との相互作用(行動面からの検討) 1.時間知覚 2.注意 3.記憶 4.カテゴリー化 5.課題遂行 3節 認知範囲に及ぼす動機づけ強度の影響の神経相関 1.非対称的な前頭皮質の活動 2.事象関連電位 3.ベータ波の抑制 4節 結論 第10章 嫌悪信号としての葛藤:感情調整役割におけるコントロール適応の動機づけ 1節 認知コントロールのトップダウン型の調整とボトムアップ型の調整 2節 なぜ反応葛藤はコントロール適応を引き起こすのか 3節 動機づけ理論における葛藤の役割 4節 葛藤の動機づけの影響 5節 反応葛藤の嫌悪的性質 6節 嫌悪的葛藤とは何か 7節 嫌悪信号は系列的処理調整を引き起こすのか 8節 葛藤によって引き起こされた感情的逆調整 9節 葛藤信号の意識経験 1.断片的研究知見の統合 第11章 活力と疲労:感情の多様性はいかにして効果的な自己コントロールの基盤になるか 1節 情動エピソードとしての自己コントロール 1.エラーと葛藤はネガティブ感情傾向をもつ 2.遂行モニタリング 3.感情処理,前帯状皮質,および遂行モニタリング 2節 情動エピソードとしての自己コントロール:コントロールの調整 1.警報信号としての感情 2.ネガティブ感情と自己コントロールの(明らかな)限界 3節 討論 1.感情の現象学,コントロールの主観的価値,および自己調整 2.葛藤に対する神経感情的反応の役割 4節 結語と将来の方向性 第12章 努力を要するコントロールにおける老廃物処理問題 1節 認知コントロールによって産出される毒性老廃物とは何か 2節 認知コントロールに関するどのような神経系が老廃物を生み出すのか 3節 認知コントロールは老廃物の蓄積をどのように加速するのか 1.青斑核,細胞代謝,そして学習 2.前帯状皮質,青斑核,そして神経活動の同期性 4節 未解決の部分 5節 結論 第III部 認知的動機づけにおける年齢に関連した変化 第13章 十代の脳:誘惑抵抗における「発育停止」 1節 はじめに 2節 青年期とは何か 3節 青年期の神経生物学的モデル 4節 認知コントロールの発達 5節 動機づけプロセスの発達 6節 認知プロセスと動機づけプロセスの相互作用 7節 青年の利益のために脳と行動の変化をどのように利用するか 8節 結論 第14章 適応的な神経認知的表象の生涯発達:認知と動機づけの互恵的相互作用 1節 はじめに 2節 前頭-線条体-海馬システムのドーパミン調節を介した認知-動機づけの互恵的相互作用 3節 ドーパミン調節の成熟と老化 4節 遂行モニタリングメカニズムの生涯発達 1.フィードバック関連処理の心理生理学的指標における年齢差 5節 注意と記憶の動機づけ調整の生涯発達 1.記憶の報酬調節における生涯にわたる差異 2.注意の報酬調節における生涯にわたる差異 6節 習慣的・方略的な目標指向的学習と意思決定の生涯発達 1.習慣的プロセスと目標指向的プロセス 2.モデルフリー学習と意思決定における生涯発達的差異 3.モデルベース学習と意思決定における生涯発達的差異 4.習慣的・方略的な目標指向的学習と意思決定の相互作用の生涯発達 7節 展望と結語 第15章 健常加齢における動機づけ-学習の3要因理論に向けて 1節 はじめに 2節 本章の構成 3節 動機づけとは何か,どのように定義されるか? 4節 動機づけの全体的側面と局所的側面 5節 分離可能な学習システムと課題指向的動機づけ 1.意思決定 6節 意思決定における動機づけ-学習インターフェイスに関する実証的検証 7節 健常加齢における動機づけ-学習インターフェイス 1.健常加齢における学習システムと課題指向的動機づけ 8節 実証研究1:健常加齢における課題指向的動機づけと意思決定 9節 実証研究2:健常加齢における全体的回避動機づけ(圧力)と状態に基づく意思決定 10節 総合考察 11節 今後の方向性 12節 結論 第16章 認知的関与,動機づけ,および行動におけるコストの加齢変化の関係 1節 高齢期における認知資源の選択的関与 1.加齢と認知的関与のコスト 2.認知的関与における選択性効果 3.加齢,コスト,動機づけ,および関与の関係 2節 結論と含意 1.日常生活における能力と課題遂行との関係 2.高齢期における認知的健康 3.関与閾への影響 第17章 動機づけの加齢変化:成人期と高齢期にわたる動機づけの加齢変化は情動経験に影響するのか 1節 加齢における動機づけの変化に関する社会情動的視点 2節 私たちの研究室でのポジティブ性効果の実証的検証:視覚的注意の場合 3節 調整方略の年齢差は基盤となる動機づけの変化を反映する 4節 認知プロセスと感情の結果を結びつけるための理論的枠組み 5節 社会情動的加齢に関する補足的な動機づけ以外の説明 6節 結語 文献 邦訳文献 索引 訳者あとがき
判断や意思決定過程と理論における歴史的基礎,認知的一貫性と非一貫性,神経経済学と神経生物学など6つの分野に焦点を当て詳説。 判断や意思決定過程とその理論探求は,経済的な影響のみならず,人の幸福と関連する重要課題として学際的な広がりを見せている。本書ではその歴史的基礎,認知的一貫性と非一貫性,ヒューリスティクスとバイアス,神経経済学と神経生物学,発達段階における差異と個人差,意思決定の改善の6つの分野に焦点を当て詳説する。 【主な目次】 序章 ●第I部 歴史的基盤 第1章 熟達者による意思決定:5人のキーとなる心理学者の影響 ●第II部 認知的一貫性と非一貫性 第2章 認知的一貫性:認知的・動機づけ的観点 第3章 感情予想に関する矛盾をはらんだ乖離についてのファジートレース理論による説明 ●第III部 ヒューリスティクスとバイアス 第4章 ファジートレース理論における直観,干渉,抑制,そして個人差の問題 第5章 意思決定前にみられる情報の歪曲 第6章 精密性効果:精密な数値表現が日常的判断にどのような影響を及ぼすか ●第IV部 神経経済学と神経生物学 第7章 フレーミング効果の行動的・神経科学的分析による意思決定過程の検討 第8章 “熱い”認知と二重システム:導入・批判・展望 第9章 慈善的寄付の基盤となる神経経済学と二重過程モデル ●第V部 発達と個人差 第10章 発達におけるリスク志向性:決定方略,感情,制御の変化 第11章 意思決定能力の生涯発達 ●第VI部 よりよい決定のために 第12章 リスクのある意思決定の予測因子:フィッシング攻撃の実例に基づく,判断と意思決定の向上 第13章 シミュレーション結果の経験による判断と意思決定の改善 序章 第Ⅰ部 歴史的基盤 第1章 熟達者による意思決定:5人のキーとなる心理学者の影響 1節 James McKeen Cattell 2節 Wilhelm Wundt 3節 Edward Titchener 4節 Edwin G. Boring 5節 一般化された普通の成人の心 6節 計量心理分析を用いた伝統的な意思決定研究 7節 線形モデルを用いた伝統的な意思決定研究 8節 情報の利用に関する仮説 9節 ヒューリスティクスとバイアスによる伝統的な意思決定研究 10節 Wilhelm Wundt とWard Edwards 第Ⅱ部 認知的一貫性と非一貫性 第2章 認知的一貫性:認知的・動機づけ的観点 1節 認知的一貫性に関する諸理論 1.認知的一貫性の潮流/2.自己理論の潮流/3.意味管理の潮流/4.個人差の潮流 2節 統合的枠組み 1.既存の枠組み/2.枠組みを拡張する 3節 実験結果 4節 結論 第3章 感情予想に関する矛盾をはらんだ乖離についてのファジートレース理論による説明 1節 ファジートレース理論 2節 主旨と発達,熟達化 3節 リスクの知覚とリスクテイキング 4節 少数の特性から高い正確性を得る 5節 ファジートレース理論と感情の記憶 6節 幸福度と主観的ウェルビーイングのアセスメント 7節 主旨に基づいた感情価の判断 8節 逐語的詳細に基づいた正確な判断 9節 主旨情報に基づく全般的予測 10節 結論 第Ⅲ部 ヒューリスティクスとバイアス 第4章 ファジートレース理論における直観,干渉,抑制,そして個人差の問題 1節 判断,意思決定における干渉 1.干渉の処理 2節 主旨に基づいた意思決定 3節 個人差と抑制 4節 衝動性と直観:異なる概念 5節 認知的能力の高さがよい判断・意思決定につながらない場合 6節 結論 第5章 意思決定前にみられる情報の歪曲 1節 経験的証拠 2節 情報の歪曲は測定方法によるアーティファクトなのか 3節 情報の歪曲は取り除くことができるのか 4節 情報の歪曲を示さない人は存在するのだろうか 5節 情報の歪曲は何によって引き起こされるのか 6節 インプリケーション 1.初頭効果による解釈 7節 情報の歪曲の合理性とベイズ推定 8節 ヘッドスタートの影響 9節 出現した選好に対する関与 10節 判断と意思決定の研究パラダイム 11節 エピローグ 1.情報の歪曲に関する研究の歴史/2.実験パラダイム間の対立 第6章 精密性効果:精密な数値表現が日常的判断にどのような影響を及ぼすか 1節 不一致帰属仮説 2節 計算容易性効果 1.不一致帰属の役割/2.素朴理論の役割 3節 精密性効果 1.不一致帰属の役割/2.素朴理論の役割 4節 精密性と信用可能性 1.文脈的手がかりの役割 5節 精密性と希少性 1.文脈的手がかりの役割 6節 精密性と信頼区間 7節 残された課題 1.神経科学の役割 8節 結論 第Ⅳ部 神経経済学と神経生物学 第7章 フレーミング効果の行動的・神経科学的分析による意思決定過程の検討 1節 序論 1.課題 2節 フレーミングタスク 3節 個人差について 4節 二重過程理論 5節 情動過程とフレーミング効果 6節 フレーミング効果とそれ以外の効果における脳代謝レベルでの効果 7節 意思決定の新しい理論を検証するための新しい方法 8節 特殊な集団におけるフレーミング効果 9節 生涯にわたる意思決定 10節 高齢の意思決定者におけるフレーミングと課題に関連した違い 11節 まとめ,結論と将来の研究 第8章 “熱い”認知と二重システム:導入・批判・展望 1節 温度隠喩 2節 “熱”から自律神経反応と誘因顕著性へ 3節 二重過程と二重システムモデル 4節 展望:さらに優れた疑問の問いかけ 5節 R3:熟考の再処理と強化モデル 第9章 慈善的寄付の基盤となる神経経済学と二重過程モデル 1節 二重過程の枠組み 2節 慈善的寄付における,情動と認知の役割について 3節 命の評価における行動的な偏見 4節 心理物理的な無感覚 5節 規模の感受性の鈍麻 6節 同定可能性 7節 疑似無効力とプロポーション優越性 8節 慈善的寄付の神経経済学的視点 9節 まとめ 第Ⅴ部 発達と個人差 第10章 発達におけるリスク志向性:決定方略,感情,制御の変化 1節 決定方略 1.統合的な方略とヒューリスティック/2.統合的な決定方略とヒューリスティックの発達プロセス/3.意思決定の神経科学 2節 感情と制御:二重過程モデルによる説明 1.文脈/2.個人差/3.感情と制御:よい意思決定を学習する 3節 結論 第11章 意思決定能力の生涯発達 1節 意思決定能力の定義 1.規範的理論:人はどのように意思決定を行うべきか?/2.記述的研究:人はどのようなときに規範的な基準に反する意思決定を行うのか? 2節 意思決定能力の生涯発達 1.青年期と成人期の意思決定能力に関する比較/2.高齢者と若い成人の意思決定能力についての比較 3節 意思決定能力の総合的な尺度の開発とその妥当性の検討 1.個人差を反映した妥当性のある意思決定能力の尺度の必要性/2.個人差を反映した意思決定能力の尺度の開発と妥当性の検討/3.意思決定能力の要因と結果を考察する枠組み 4節 今後の展望 第Ⅵ部 よりよい決定のために 第12章 リスクのある意思決定の予測因子:フィッシング攻撃の実例に基づく,判断と意思決定の向上 1節 実証的に支持される知見 2節 考察 第13章 シミュレーション結果の経験による判断と意思決定の改善 1節 人の認知処理の長所と短所 2節 判断課題の構造 3節 人と課題とのマッチング:その含意 4節 シミュレーションの経験の検討:研究プログラムの概要 1.確率判断課題/2.投資/3.競争的行動 5節 考察 文献 人名索引 事項索引 監訳者あとがき
お金ってなんだろう? 2ちゃんねる、ニコニコ動画、など…、月5万円極貧生活から年収二億円まで経験… これからぼくたちはお金とどうつきあえばよいのか 2ちゃんねる、ニコニコ動画など…、月5万円極貧生活から年収二億円まで経験した ひろゆきがおくる、最強のお金哲学の極意! ! 「お金ってなんだろう」「お金がないと幸せになれないの」 「お金や経済はこれからどう変わっていくのか」など お金の正体やお金のしくみ、経済とお金、ネットとお金、通貨 お金はどう稼いでどう使うのが正しいのか、などなど。 お金とのつきあい方がわかります!
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