【2024年】「100分de名著」のおすすめ 本 22選!人気ランキング
- 水の月
- 名著の話 僕とカフカのひきこもり
- NHK 100分 de 名著 レイ・ブラッドベリ『華氏451度』 2021年6月 (NHK100分de名著)
- カクテル・パーティー (岩波現代文庫)
- スタニスワフ・レム『ソラリス』 2017年12月 (100分 de 名著)
- 人新世の「資本論」 (集英社新書)
- 「アーサー・C・クラーク」スペシャル 2020年3月 (NHK100分de名著)
- ゼロからの『資本論』 (NHK出版新書 690)
- 別冊100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した (教養・文化シリーズ)
- 武士道 (ハルキ文庫 に 8-1 280円文庫)
反知性主義、全体主義が社会を覆い、人々が思考や記憶を放棄した社会。冷戦下に書かれたSF小説が予言的に示唆したメッセージとは。 本が燃やされる「ディストピア」は、SFか、現実か。 読書が有害とされ、本を所持しているのが見つかるとファイアマンに家ごと焼き払われてしまう全体主義的な近未来社会。人びとは甘い仮想現実世界に浸り、考えること、記憶することを放棄している。職務に忠実なファイアマンである主人公モンターグは、ある少女との出会いをきっかけにその職務や、社会のあり方、自らの実存に疑問を感じ始める……。「近未来SF」の姿をとりながら、反知性主義が広がる「現実」を鋭く風刺するこの予言的作品に込められたメッセージを、「思考」「知識」「論理」についての著作も多い科学哲学者の戸田山和久氏が読み解く。
人類にとって進化とは?科学はユートピアを作れるのか?『太陽系最後の日』『幼年期の終わり』『都市と星』『楽園の泉』の四作から。 SF界の巨星が予言した、人類の未来 通信衛星の発明者にして、SF黄金時代を創り出した作家クラーク。 豊富な科学知識に基づきつつも、想像力の翼を羽ばたかせたその作品群は、来たるべき未来を大胆に予言する。 人類にとって進化とは何か? 科学はユートピアを作れるのか? 宇宙に知的生命体は存在するのか? 『太陽系最後の日』『幼年期の終わり』『都市と星』『楽園の泉』の四作を中心に、卓越した文明論としてクラークの思考実験を読みとく。 彼が言うように、十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかないのか――?
救うべきは生命か、経済か? 『ロビンソン・クルーソー』で知られるデフォーが遺した記録文学を、新型コロナ禍の現代に読む。 見えざる恐怖にどう立ち向かうべきか 17世紀ロンドンに起きたペストの大流行は、市民の暮らしと社会を一変させた。家屋閉鎖で機能停止する経済、人々の間に飛び交うデマ情報、富める者と貧しい者に生まれた格差、迫りくる第二派の感染拡大……。当時のロンドン市民が見えざる恐怖の中でとった行動は、新型コロナ禍を生きる私たちのそれと驚くほど変わらなかった! 『ロビンソン・クルーソー』で知られるデフォーが膨大な資料をもとに遺した記録文学を、わかりやすく現代にひも解く。