【2024年】「ナイチンゲール」のおすすめ 本 12選!人気ランキング
- ナイチンゲール: 現在の看護のあり方を確立した、イギリスの不屈の運動家 (伝記世界を変えた人々 5)
- ナイチンゲ-ル (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 11)
- ナイチンゲール 心に効く言葉
- ナイチンゲール (世界の伝記 コミック版 3)
- 明治のナイチンゲール 大関和物語 (単行本)
- ナイチンゲール伝 図説看護覚え書とともに
- 決定版-HONZが選んだノンフィクション (単行本)
- ナイチンゲール言葉集: 看護への遺産 (現代社白鳳選書 16)
- 闘うナイチンゲール
- 人と思想 155 ナイチンゲール
看護婦が「賤業」とされた明治時代。離婚して二人の子を育てながら、生涯をかけてその制度化と技能の向上に努めた大関和の生涯を描く 今や看護師は、社会に欠かせない職業である。所定の学校で専門知識や技能を身につけ、国家試験に受かってはじめて就くことのできる専門職であり、人の健康や命を守る尊い職業として、広く認知されている。しかしかつては、「カネのために汚い仕事も厭わず、命まで差し出す賤業」と見なされていた。 家老の娘に生まれながら、この「賤業」につき、生涯をかけて「看護婦」の制度化と技能の向上に努めたのが、大関和(ちか)である。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった。和とともに看護婦となり、彼女を支え続けた鈴木雅もまた、二人の子を持つ「寡婦」であった。 これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いた二人のシングルマザーの物語である。
「天使とは,美しい花を撒き散らす者でなく,苦悩する者のために闘う者である」(ナイチンゲール) 19世紀イギリス社会の中,最前線の軍事病院にて感染した回帰性の熱病に苦しみながらも,歪んだ体制や制度,社会通念や差別・偏見と闘いつづけ,自己の信念を貫き通した生涯を追い,その思想の核心に迫った画期的なナイチンゲール論。 はじめに ■第一部 ナイチンゲール家の娘フロレンスの夢と試練 第一章 ナイチンゲール家のフロレンス 第二章 フロレンスから看護師ナイチンゲールへ ■第二部 闘うナイチンゲールと仲間たち 第一章 クリミア戦争とナイチンゲール 第二章 病院拡張に伴う看護師育成の問題 第三章 アイルランド大飢饉とリヴァプール 第四章 グラスゴー王立病院と新しい看護師教育 第五章 ナイチンゲールの危惧と提言 参考文献/あとがき/索引