【2024年】「生物学」のおすすめ 本 157選!人気ランキング
- キャンベル生物学 原書11版
- Essential細胞生物学(原書第5版)
- カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス 2163)
- これからの時代を生き抜くための生物学入門
- これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義
- 基礎から学ぶ生物学・細胞生物学 第4版
- カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第5巻 生態学 (ブルーバックス 1876)
- カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第4巻 進化生物学 (ブルーバックス 1875)
- エッセンシャル・キャンベル生物学 原書6版
- シンプル生化学(改訂第7版)
なぜ進化生物学を学ぶのか? それは過去から現在までを知り、生物多様性を生み出した普遍的なメカニズムを明らかにして、さらに生物の本質を知るためである。ネズミ、アシカ・アザラシ、そしてパンダまで、さまざまな動物たちの進化の謎に迫る。 はじめに 第1章 美しい島 1.1 多島海/1.2 素朴な疑問/1.3 記録媒体/1.4 遺伝的変異/1.5 島のネズミと地史/1.6 第1章のまとめ 第2章 日本列島と進化 2.1 進化の仕組み/2.2 有限がもたらす進化/2.3 日本列島の特殊性/2.4 どこからきたのか?/2.5 なぜそこにいないのか?/2.6 第2章のまとめ 第3章 進化の痕跡 3.1 大進化/3.2 パンダではあるがパンダではない/ 3.3 分類論争/3.4 収斂進化・平行進化/3.5 地球環境と進化/3.6 第3章のまとめ 第4章 退化の痕跡 4.1 退化と遺伝子の死/4.2 味覚の意義/4.3 味覚の退化/4.4 発見/4.5 味覚喪失の意味/4.6 第4章のまとめ 第5章 テクノロジーと進化 5.1 DNAの増幅/5.2 DNAの解読/5.3 シークエンス技術の革新/5.4 第2世代DNAシークエンサーを使った進化生物学/5.5 テクノロジーとの付き合い方/5.6 第5章のまとめ 第6章 なぜ進化生物学を学ぶのか 6.1 進化の面白さ/6.2 生物の本質/6.3 役に立つのか/6.4 危機にある社会/6.5 進化生物学と歩む/6.6 第6章のまとめ さらに学びたい人へ 引用文献 索引
本書は,動物に関するフィールド生物学の基礎を学ぶための入門書である.フィールド生物学とは,生物学の中でも,進化学,系統分類学,生態学,行動学,自然保護などの野外のフィールドワークを基盤とした研究体系を指している.これまで日本では,フィールド生物学に関して専門家向けの本が多く,平易に解説した基礎的な本が少なかった.本書は読者として,大学の教養教育を学ぶ学生はもとより,高大接続教育を学ぶ高校生や大学補習教育の学生,専門教育の基礎を学ぶ学生,フィールド生物学に興味を持つ一般読者や高校生,を想定している.本書は,豊富な研究事例を専門的な観点から解りやすく解説しており,動物系のフィールド生物学に関し,概要を知り,基礎的な知識が得られるように編集してある.加えて,日本のフィールド生物学の歴史や現状に関し,簡単な解説も掲載している.【主要目次】序章 進化生態学を解説するにあたっての前書き第I部 生物の進化学第1章 生物の進化とは第2章 細胞分裂,染色体,メンデル遺伝第3章 連鎖,エピスタシス作用,性の決定と伴性遺伝第4章 量的遺伝と計量遺伝学,遺伝分散第5章 遺伝子の本体DNA,遺伝子の翻訳とタンパク質合成第6章 変異と突然変異第7章 集団遺伝第8章 種とは何か第9章 自然選択説 遺伝子プール理論による進化の再定義第10章 自然選択の実例・進化の総合説第11章 種分化理論第II部 進化から見た動物生態学第12章 生態学とはどのような学問分野だろうか第13章 個体群における個体数の増加,種内競争,大卵少産・小卵多産,rK-選択第14章 動物の生理生態第15章 種間競争,競争排除則,ニッチ分化,空間利用第16章 捕食-被捕食,メタ個体群,個体群のサイクル変動第17章 種間関係:寄生,共生,共種分化第18章 種間相互作用,栄養段階と食物連鎖,生物群集の種多様性第19章 生物地理学第20章 生態系の構造,物質循環,エネルギー流第III部 行動生態学第21章 動物行動学の歴史,行動心理学の形成第22章 動物行動学の発展第23章 血縁選択説と行動生態学の登場,真性社会性動物,子殺し行動第24章 最適戦略理論,ゲーム理論とESS第25章 性選択理論と配偶者選択行動第26章 父権の確保と精子競争第27章 性の進化,性に関する諸問題第28章 性比に関する諸問題,性比進化の仮説第29章 動物の配偶形態第IV部 環境と保全の生物学第30章 地球環境問題;地球環境問題各論第31章 生物多様性問題;森林破壊・生態系の破壊と生物多様第32章 外来種問題第33章 生物保全問題の別視点;流域思考と都市の生態系保全など終章 日本の進化学や生態学周辺の話 序章 進化生態学を解説するにあたっての前書き 第I部 生物の進化学 第1章 生物の進化とは 1.1 生物の進化の説明 1.2 進化現象の概略 1.3 進化は観察できる 1.4 現代の遺伝学と進化学の簡潔なまとめ 第2章 細胞分裂,染色体,メンデル遺伝 2.1 細胞分裂と染色体 2.2 メンデルによる遺伝の法則の発見 第3章 連鎖,エピスタシス作用,性の決定と伴性遺伝 3.1 連鎖と組換え 3.2 いろいろな遺伝とエピスタシス作用 3.3 伴性遺伝 第4章 量的遺伝と計量遺伝学,遺伝分散 4.1 量的遺伝と計量遺伝学 4.2 量的遺伝をもたらすものとしての遺伝子分散 第5章 遺伝子の本体DNA,遺伝子の翻訳とタンパク質合成 5.1 遺伝物質としてのDNA 5.2 DNA構造の解明と複製方法 5.3 DNA遺伝情報の発現のメカニズム 第6章 変異と突然変異 6.1 変異と突然変異 6.2 染色体突然変異 6.3 DNA情報の突然変異 第7章 集団遺伝 7.1 集団遺伝学 7.2 ハーディー・ワインベルグの法則 第8章 種とは何か 8.1 変異とは何か 8.2 生物における種の定義 8.3 生殖隔離 8.4 生物の分類学 第9章 自然選択説 遺伝子プール理論による進化の再定義 9.1 生物の進化と自然選択 9.2 遺伝的浮動,中立説,分子進化 第10章 自然選択の実例・進化の総合説 10.1 自然選択 10.2 自然選択の研究例 10.3 社会進化論 第11章 種分化理論 11.1 種分化の様式 11.2 異所的種分化 11.3 側所的種分化 11.4 同所的種分化 11.5 種分化が成立するまでに要する時間 11.6 その他の種分化モデル 第II部 進化から見た動物生態学 第12章 生態学とはどのような学問分野だろうか 12.1 階層構造で構成された観察単位 第13章 個体群における個体数の増加,種内競争,大卵少産・小卵多産,rK-選択 13.1 個体群動態 13.2 生活史の進化;繁殖方法の戦略 13.3 生活史形質の適応的表現可塑性 第14章 動物の生理生態 14.1 動物の資源としての食物 14.2 動物の時間制御:休眠,生物時計 第15章 種間競争,競争排除則,ニッチ分化,空間利用 15.1 資源としての食物・空間・時間 15.2 ニッチ分割と形質置換 第16章 捕食-被捕食,メタ個体群,個体群のサイクル変動 16.1 異なった栄養段階の動物の種間関係 16.2 個体数の変動とその要因,非周期的な爆発的増加 第17章 種間関係:寄生,共生,共種分化 17.1 動物の種間相互作用としての寄生と共生 17.2 生物間相互作用としての共生 17.3 送粉共生と共種分化,擬態 第18章 種間相互作用,栄養段階と食物連鎖,生物群集の種多様性 18.1 生物群集と種間相互作用 18.2 生物群集の生物多様性 第19章 生物地理学 19.1 古典的な生物地理学 19.2 島の生物群集をモデルとした現代の生物地理学 第20章 生態系の構造,物質循環,エネルギー流 20.1 生態系の基本構造 20.2 エネルギー流と物質循環 第III部 行動生態学 第21章 動物行動学の歴史,行動心理学の形成 21.1 日本における行動学分野の流行の推移 21.2 動物行動学の歴史 第22章 動物行動学の発展 22.1 ドイツにおける行動心理学の発達 22.2 闘争行動と闘争の儀式化の発見,宥和行動とあいさつ行動 22.3 行動心理学の発展的解消 第23章 血縁選択説と行動生態学の登場,真性社会性動物,子殺し行動 23.1 行動生態学の成立と血縁選択説 23.2 子殺し行動の発見と血縁選択説による再評価 第24章 最適戦略理論,ゲーム理論とESS 24.1 最適行動戦略理論 24.2 相互扶助行動とゲーム理論 24.3 代替戦略と生活史多型 第25章 性選択理論と配偶者選択行動 25.1 性選択理論の登場 25.2 配偶者選択行動 25.3 配偶者選択行動の進化に関する仮説 第26章 父権の確保と精子競争 26.1 父権の確保 26.2 交尾ガード 26.3 精子競争 第27章 性の進化,性に関する諸問題 27.1 何故有性生殖が進化したのだろうか? 27.2 何故性は2種類(メスとオス)型が圧倒的に多いのだろうか? 27.3 性の決定様式 第28章 性比に関する諸問題,性比進化の仮説 28.1 何故メスとオスの性比は1:1であることが多いのだろうか 28.2 フィシャー性比とは異なる理由で性比が0.5からずれる事例 第29章 動物の配偶形態 29.1 動物の配偶形態とは 29.2 動物の一夫一妻の説明 29.3 動物のその他の婚姻形態 第IV部 環境と保全の生物学 第30章 地球環境問題;地球環境問題各論 30.1 IGBPと地球環境問題 30.2 生態系サービスとSDGs 30.3 人新世 第31章 生物多様性問題;森林破壊・生態系の破壊と生物多様 31.1 生物多様性の3要素 31.2 気候変動と森林破壊の影響 31.3 絶滅危惧にある動物種 第32章 外来種問題 32.1 外来種問題の現状:外来種問題の5要素 32.2 外来種問題の対策と外来種の管理 第33章 生物保全問題の別視点;流域思考と都市の生態系保全など 33.1 別な視点からの外来種問題 33.2 極相林の思考と,日本土着思考としての里山運動 33.3 流域思考と都市生態系 終章 日本の進化学や生態学周辺の話
主要目次:序論/水,酸,塩基,および緩衝液/アミノ酸,ペプチド,および実験法/タンパク質/酵素/炭水化物/ヌクレオチドとその関連化合物/生体エネルギー論/脂質と生体膜/ビタミン,ホルモンから代謝へ/グルコースの酸化/炭水化物異化に関連する諸経路/脂肪とタンパク質の異化/同化/光合成と窒素固定/核酸/核酸の生合成/タンパク質の生合成/遺伝病と遺伝子工学
本書は大学初年級のテキストとして、または独りで生化学の初歩を学ぼうとする人達の参考書として意図されている。第3版にあたり、1部ではヒトの代謝を中心とし、植物や微生物の代謝をこれに関連して記述するように改め、2部、3部では真核細胞に関する記載を充実し、また新項目を追加して大幅な改訂を行った。 1 エネルギーの獲得(エネルギーの担い手 ATPの生産 エネルギーの貯蔵) 2 情報高分子の構造と働き(タンパク質 酵素 核酸 遺伝情報の発現) 3 生命の組織化(細胞の成り立ち 調節と防御 細胞の認識と応答)
主要目次: 1.生物化学の有機反応機構 2.生体分子 3.脂質の生合成と代謝 4.炭水化物代謝 5.アミノ酸代謝 6.ヌクレオチド代謝 7.天然物の生合成 8.生体内変換反応のまとめ 9.酵素触媒反応の化学的原理 付録 章末問題の解答
世界を変えた歴史的名著のコンパクト版。ボリュームが大幅に圧縮され言葉も平易に。ダーウィンの思考過程がより明確になった! 生物学の礎にして、「もっとも世界に影響を与えた本」といわれる『種の起源』。 地球の年齢も、遺伝の仕組みも知らなかったダーウィンは、 どのようにしてこの独自の思考を組み立て、歴史的名著を書き上げたのか? 本書は、チャールズ・ダーウィン著『種の起源』(1859年第1版)を、 レベッカ・ステフォフがリライトしたものである。 大幅にボリュームが圧縮され、言葉も平易に置き換えられて、 ダーウィンの思考過程がより明確になった。 さらに、現代科学の最新動向に関するコラムも加えられ、 21世紀にふさわしいコンパクト版にアップデートされている。
主要目次: 第I部 生命の分子設計 1. 生化学:進化を続ける科学 2. タンパク質の組成と構造 3. タンパク質とプロテオームの探究 4. DNA,RNAと遺伝情報の流れ 5. 遺伝子とゲノムの探究 6. 進化の探究とバイオインフォマティクス 7. ヘモグロビン:働いているタンパク質を描写する 8. 酵素:基本概念と反応速度論 9. 触媒の戦略 10. 調節の戦略 11. 糖質 12. 脂質と細胞膜 13. 膜のチャネルとポンプ 14. シグナル伝達経路 第II部 エネルギーの変換と貯蔵 15. 代謝:基本概念と設計 16. 解糖と糖新生 17. クエン酸回路 18. 酸化的リン酸化 19. 光合成の明反応 20. カルビン回路とペントースリン酸回路 21. グリコーゲン代謝 22. 脂肪酸代謝 23. タンパク質代謝回転とアミノ酸異化作用 第III部 生命構成分子の合成 24. アミノ酸の生合成 25. ヌクレオチドの生合成 26. 膜脂質とステロイドの生合成 27. 代謝の統合 28. DNA複製、修復、組換え 29. RNA合成とプロセシング 30. タンパク質合成 31. 原核生物の遺伝子発現の調節 32. 真核生物の遺伝子発現の調節 第Ⅳ部 環境変化への対応 33. 感覚系 34. 免疫系 35. 分子モーター 36. 薬の開発
臨機応変に維持される鳥の群れの仕組みを,社会生物学の知見から鳥類学者が柔らかい語り口でひもとくよみもの。全国群れマップ・野鳥調査ガイド付き! 臨機応変に維持される鳥の群れの仕組みを,社会生物学の知見から鳥類学者が柔らかい語り口でひもとくよみもの。【科学のとびら10 鳥はなぜ集まる?(1990年刊)】の改訂版。全国群れマップ・野鳥調査ガイド付き! 1. いろいろな群れ 2. ねぐらはエサの情報センター? 3. 鳥は寝る前に集まる 4. みんなで食べるとどうなるか 5. 弱い鳥でもみんなで防衛 6. 目の数を増やすか,うすめるか 7. 一羽と群れとどっちがいい? 8. 群れは利己性の産物? 9. 警戒声は誰のため? 10. 小鳥は昼間に仇討ち ―モビングの行動学 11. 群れの中にも不平等 12. 鳥たちの寄合所帯 13. みんなで通ればこわくない 14. 寄らば混群のかげ 15. 群れの中でもだましあい 16. 行動生態学から群れを考える
西田哲学と福岡生命科学は驚くほど似ている! 生命の定義と知の統合に向かう京都学派の記念碑的成果! 「動的平衡」概念の提唱者・福岡伸一氏(分子生物学者)が、西田哲学の継承者・池田善昭氏(哲学者)を指南役に、専門家でも難解とされる西田哲学を鮮やかに読み解く。その過程で2人の碩学は生命の真実をがっちり掴む1つの到達点=生命の定義=にたどり着く……。 西田哲学を共通項に、生命を「内からみること」を通して、時間論、西洋近代科学・西洋哲学の限界の超克、「知の統合」問題にも挑んだスリリングな異分野間の真剣"白熱"対話。 福岡伸一訳西田幾多郎「生命」、池田―福岡往復メール、書き下ろし(プロローグ、「動的平衡」理論編、エピローグ)も収録! プロローグ 西田幾多郎の生命論を解像度の高い言葉で語りなおす[福岡伸一] ダイアローグ 第1章 西田哲学の森に足を踏み入れる 西田哲学と福岡生命科学 哲学者からの期待 生物学のゴールとは何か 生命とは何かを語る言葉 よくわからなかった西田哲学 西田哲学は後ろから見れば解きやすい ピュシス対ロゴス 存在と存在者 ピュシスに還れ 存在と無の「あいだ」 「あいだ」の思考 第2章 西田哲学の森に深く分け入る 「~でなければならない」という独特の文体 「歴史的自然の形成作用」 「主客未分」 「純粋経験」 「自覚」と「先回り」 「行為的直観」と「先回り」 今西錦司の「棲み分け理論」 「逆限定」 年輪と環境の「逆」限定 「絶対矛盾的自己同一」 ピュシスを語る言葉 第3章 西田の「逆限定」と格闘する 年輪は作られつつ歴史を作る 年輪から環境への逆向きの力とは何か 歴史は観測したときに初めて作られるのか 「年輪が環境を包む」と言えるためには何が必要か 逆限定を解く鍵は時間か 生命が時間を生み出す作用としての「逆限定」 福岡―池田往復メール 「逆限定」がピュシスの時間を生み出している もう一度「自覚」について 「行為的直観」「場所」「絶対無」 「歴史的自然の形成作用」とは何か 第4章 福岡伸一、西田哲学を読む 西田の問いに対する真摯さ 西田の『生命』を読む:「個物的多」と「全体的一」 「多(一)の自己否定的一(多)」「過去と未来との矛盾的自己同一」 西田の『生命』における「ロゴス」 絶対現在の自己限定――時間と時刻 西田の生命論はそのまま「動的平衡」論である 福岡伸一訳西田哲学 第5章 動的平衡と絶対矛盾的自己同一の時間論 動的平衡論の「生命の定義」と西田の「歴史的自然の形成作用」 画期的な実在論としての「生命の定義」 西田哲学によって福岡生命科学を基礎づける 動的平衡論の「先回り」における時間 時間と空間はいかに取り違えられやすいか かけがえのない「いま」を生きる 動的平衡の数理モデル(構想) 第6章 西田哲学をいまに活かす ダイアローグの効用 対話によってもたらされた「5つの気づき」 近代科学では「時間」が消されている モノを見過ぎた科学、自然が見えていなかった自然科学 動的平衡論vs機械論:マイナーであっても言い続ける 因果律では逆限定を語れない:「同時性」の問題 生と実在と論理は一つのものである:統合する学としての西田哲学 統合のために自分の道具を持つ 大切なことは隠されている ピュシスの側からみた動的平衡 理論編[福岡伸一] エピローグ 生命を「内から見ること」において統合される科学と哲学[池田善昭]
友よ、答えは流れのなかに。6年ぶりのシリーズ最新作がついに登場! 友よ、答えは流れのなかに。6年ぶりのシリーズ最新作がついに登場! 第1章 動的平衡組織論 第2章 水について考える 第3章 老化とは何か 第4章 科学者は、なぜ捏造するのか 第5章 記憶の設計図 第6章 遺伝子をつかまえて 第7章 「がんと生きる」を考える 第8章 動的平衡芸術論 第9章 チャンスは準備された心にのみ降り立つ 第10章 微生物の狩人 サンガー会の思い出──あとがきにかえて
形,構造,運動など「生きている」生物の性質をいかにして記述するか? 生命現象のダイナミクスに焦点をあて,数理的方法の初歩とその手法を,主に細胞スケールに適用して明らかにされる「生命の論理」について詳細に解説した,待望のテキスト. はじめに 第1章 生物学のための力学系入門 1.1 はじめに 1.2 数理的表現 1.3 状態の選択とモデル化にあたって 1.4 力学系 1.5 ヌルクラインと固定点 1.6 固定点の線形安定性 1.7 状態の時間変化とアトラクター 1.8 リミットサイクル 1.9 カオス 1.10 多くのアトラクターをもつ系とアトラクターのベイスン 1.11 ロトカ-ボルテラ方程式 1.12 変数の消去 1.13 細胞生物実験で力学系描像を調べる 1.14 アトラクターの生物学的意義 1.15 分岐 第2章 細胞の入出力関係 2.1 結合-解離反応の入出力関数 2.2 酵素反応の入出力関数 2.3 ネットワークモジュールの入出力関係 2.4 適応と走化性の入出力関係 第3章 細胞の振動性と興奮性 3.1 正と負のフィードバックの組み合わせ――興奮的応答と振動 3.2 相平面上の軌道 3.3 振動の条件 3.4 ホジキン-ハクスレー方程式 3.5 フィッツヒュー-南雲方程式 第4章 時空間パターン 4.1 拡散方程式 4.2 パターンの変換――フィードフォワード回路 4.3 自己組織化するパターン 4.4 進行波パターンと振動の同期現象 第5章 細胞内ダイナミクスの「ゆらぎ」 5.1 細胞の存立条件 5.2 分子の熱ゆらぎ 5.3 細胞の大きさ・細胞内の分子数 5.4 連続式と確率的なゆらぎ 5.5 実際の細胞はゆらいでいる 5.6 大数の法則と中心極限定理 5.7 ランダムウォークと拡散過程 5.8 ブラウン運動とアインシュタイン関係式 5.9 細胞生物学的事例 第6章 ランジュヴァン方程式とフォッカー-プランク方程式 6.1 ブラウン運動とミクロ記述(ランジュヴァン方程式) 6.2 ブラウン運動とマクロ記述(フォッカー-プランク方程式) 6.3 化学反応ランジュヴァン方程式 6.4 少数性による転移 6.5 細胞内のゆらぎとその意義 第7章 細胞分化 7.1 細胞分化と力学系モデル 7.2 ブーリアンネットワークによる発現制御ネットワークの解析 7.3 遺伝子発現力学系の細胞タイプ=アトラクター描像 7.4 幹細胞の確率的分化モデル 7.5 相互作用による細胞分化モデル 7.6 相互作用力学系による細胞分化の理論 7.7 細胞分化の2遺伝子モデル 7.8 分化比率の制御による集団レベルでの安定性 7.9 未分化細胞がもつダイナミクス 7.10 まとめと今後の課題 第8章 細胞が織りなす時空間パターン 8.1 近接相互作用によるパターン形成 8.2 セルオートマトン・連続系ハイブリッドモデル 8.3 位相方程式と同期現象 8.4 細胞の配置や形態のダイナミクス 第9章 生命の起源と複製系の数理 9.1 生物システムがもつべき性質 9.2 代謝が先か遺伝情報複製が先か――鶏が先か卵が先か 9.3 Spiegelmanの進化実験 9.4 自己複製系の数理モデル 9.5 エラーカタストロフ 9.6 ハイパーサイクル 9.7 区画化 9.8 Dysonの触媒反応系 9.9 触媒反応ネットワーク 9.10 少数分子による状態コントロール 9.11 生命の起源研究の今後 第10章 情報と生物 10.1 情報量の導入 10.2 シャノン情報理論の特徴 10.3 相互情報量 10.4 DNAの塩基配列における情報 10.5 速度論的校正 10.6 統計力学エントロピーと情報 10.7 デモンと情報 10.8 ダイナミクスと情報 Theoretical Biology of the Cell: A Dynamical-systems Perspective Kunihiko KANEKO, Satoshi SAWAI, Hiroaki TAKAGI, and Chikara FURUSAWA
自然の歌を聴け 顕在化した危機の中で コロナは自然からのリベンジ 思い通りにいかないことに耳を澄ます コロナがあぶり出した社会のひずみ 鼎談・ポストコロナの生命哲学 ニューヨーク・京都・東京
生物学を学ぶ学生にとって必須の生物実験を解説したテキストの改訂版.遺伝子増幅から電気泳動,顕微鏡観察,細胞分裂から植物の生殖,動物の初期発生,ザリガニやカエルの解剖,骨格筋の力学的性質など,17実験を詳細に解説する.付録には材料の入手方法や試薬の調整法なども詳述. まえがき 実験をはじめる前に 第I編 生体物質 実験1 DNAと形質発現――大腸菌の生育とPCR法による遺伝子の増幅 実験2 電気泳動による光合成関連タンパク質の分離 第II編 細胞の動的構造と機能 実験3 顕微鏡の操作と細胞の観察 実験4 体細胞分裂と減数分裂の観察 実験5 単細胞生物の構造と細胞小器官の機能――ゾウリムシの観察 実験6 繊毛運動と生体エネルギー――ゾウリムシの細胞モデル 第III編 植物組織の構造と機能 実験7 植物の多様性と生殖(I)――クラミドモナスの接合 実験8 植物の多様性と生殖(II)――シダ植物の世代交代 実験9 植物の多様性と生殖(III)――テッポウユリの花粉管伸長 実験10 被子植物の維管束構造 第IV編 動物組織の構造と機能 実験11 動物の受精と初期発生(I)――ウニ 実験12 動物の受精と初期発生(II)――アフリカツメガエル 実験13 動物の諸器官の構造と機能(I)――フサカ幼虫の観察 実験14 動物の諸器官の構造と機能(II)――ザリガニの解剖 実験15 動物の諸器官の構造と機能(III)――ウシガエルの解剖(内臓) 実験16 動物の諸器官の構造と機能(IV)――ウシガエルの解剖(脳・神経) 第V編 生体の運動 実験17 骨格筋の力学的性質 付録1 生命科学実験の基礎技術 付録2 誤差と測定 付録3 実験材料の入手および調製
目次 1 生物学への招待 1・1 地球上に隠された生命 1・2 生命系の階層 1・3 生物の共通性 1・4 生物の多様性 1・5 “種” とは何か 1・6 自然の科学 1・7 実験結果の解析 1・8 科学の本質 2 生命の分子 2・1 深刻なアブラの問題 2・2 原子 2・3 化学結合 2・4 水の特別な性質 2・5 酸と塩基 2・6 生物学の化学 2・7 糖質 2・8 脂質 2・9 タンパク質 2・10 核酸 3 細胞の構造 3・1 大腸菌と健康 3・2 細胞とは何か 3・3 細胞膜の構造 3・4 原核細胞 3・5 真核生物の細胞小器官 3・6 細胞骨格と細胞接着 3・7 生命の本質 4 エネルギーと代謝 4・1 アルコールデヒドロゲナーゼに恩恵 4・2 生命はエネルギーで動いている 4・3 生体分子の中のエネルギー 4・4 酵素と代謝経路 4・5 膜を介した拡散 4・6 膜輸送機構 5 光合成 5・1 二酸化炭素の切実な問題 5・2 光合成の概要 5・3 光エネルギー 5・4 光依存性反応 5・5 光非依存性反応 6 化学エネルギーの放出 6・1 ミトコンドリアと健康 6・2 糖質の分解経路 6・3 好気呼吸法 6・4 発酵 6・5 エネルギー源としての食品 7 DNAの構造と機能 7・1 救助犬のクローン 7・2 DNA の機能 7・3 DNA の構造 7・4 真核生物の染色体 7・5 DNA 複製 7・6 突然変異 8 遺伝子発現とその調節 8・1 リボソームを不活性化する毒 8・2 DNA,RNA と遺伝子発現 8・3 転写: DNA からRNA へ 8・4 翻訳ではたらくRNA 8・5 翻訳: RNA からタンパク質へ 8・6 突然変異が生じた遺伝子の産物 8・7 遺伝子発現の調節 9 細胞の増殖 9・1 ヘンリエッタの不死化した細胞 9・2 分裂による増殖 9・3 体細胞の核分裂と細胞質分裂 9・4 細胞周期の調節 9・5 性と対立遺伝子 9・6 有性生殖における減数分裂 10 遺伝の様式 10・1 危険な粘液 10・2 形質の追跡 10・3 メンデル遺伝の様式 10・4 非メンデル遺伝 10・5 形質の複雑な変異 10・6 ヒトの遺伝解析 10・7 ヒトの遺伝様式 10・8 染色体数の変化 10・9 遺伝子検査 11 生物工学 11・1 ヒトの遺伝子検査 11・2 DNA の実験操作 11・3 DNA の研究 11・4 遺伝子工学 11・5 ゲノム編集 12 進化の証拠 12・1 遠い過去の現れ 12・2 生物地理学や形態学の謎 12・3 自然選択 12・4 化石からの証拠 12・5 地球の歴史 12・6 形態や機能からの証拠 12・7 分子からの証拠 13 進化の過程 13・1 スーパーバグの進化 13・2 対立遺伝子 13・3 自然選択の様式 13・4 自然選択と多様性 13・5 非選択的な進化 13・6 種分化 13・7 大進化 13・8 系統発生 14 原核生物,原生生物,ウイルス 14・1 ヒトの細菌相 14・2 細胞の起原 14・3 初期の生命 14・4 細菌とアーキア 14・5 真核生物の起原 14・6 原生生物 14・7 ウイルス 14・8 真菌類の生活と多様性 15 動物の進化 15・1 海からの薬 15・2 動物の特性と進化の傾向 15・3 海綿動物,刺胞動物 15・4 扁形動物,環形動物,軟体動物 15・5 線形動物,節足動物 15・6 棘皮動物,脊索動物 15・7 魚類と両生類 15・8 水からの解放: 羊膜類 15・9 霊長類と人類の進化 16 個体群生態学 16・1 カナダガンの管理 16・2 個体群の特徴 16・3 個体群成長のモデル 16・4 生活史のパターン 16・5 ヒトの個体群 17 群集と生態系 17・1 ヒアリの侵入 17・2 群集構造 17・3 直接的な種間相互作用 17・4 群集はどのように変化するか 17・5 生態系の本質 17・6 水,窒素,リンの循環 17・7 炭素循環と気候変動 18 生物圏と人間の影響 18・1 オオカバマダラの減少 18・2 気候とバイオームの分布 18・3 森林のバイオーム 18・4 草原,砂漠,ツンドラ 18・5 水界生態系 18・6 地球に対する汚染の影響 18・7 保全生物学 19 動物の組織と器官 19・1 再生と幹細胞 19・2 動物の構造と機能 19・3 上皮組織 19・4 結合組織 19・5 筋組織と神経組織 19・6 器官と器官系 19・7 体温調節 20 免疫 20・1 病原性ウイルスとの戦い 20・2 脅威に対する総合的反応 20・3 表面障壁 20・4 先天性免疫応答 20・5 抗原受容体 20・6 後天性免疫応答 20・7 免疫不全症 20・8 ワクチン 21 神経系と感覚器官 21・1 脳震盪の衝撃 21・2 動物の神経系 21・3 神経の構造と機能 21・4 シナプス伝達 21・5 中枢神経系 21・6 末梢神経系 21・7 感覚 22 生殖と発生 22・1 生殖補助医療 22・2 動物の生殖と発生 22・3 ヒトの生殖系 22・4 受精 22・5 ヒトの発生 22・6 生殖と健康 23 植物の世界 23・1 植物の特徴と進化 23・2 非維管束植物 23・3 非種子性維管束植物 23・4 種子植物 23・5 植物の構造と成長 23・6 被子植物の生殖と初期発生 23・7 植物ホルモン 23・8 環境応答 23・9 植物における液体輸送 章末問題(試してみよう)解答 掲載図出典 索引
利己的なのは、遺伝子を操る細胞だった! 著者は、小社刊『遺伝子と文化選択』 で「ヒト」という種が「人間」になるためには「自然選択」による遺伝子の進化だけでなく「文化選択」が必要であったことを提唱し、生命科学や心理学に新たな視点をもたらしました。本書は、35億年前の始原細胞から細菌、植物、動物、そしてヒトに至る生物進化を細胞の変遷の歴史としてたどり、ドーキンスの『利己的遺伝子』に言うように「遺伝子が乗り物を操る」というより、「乗り物としての細胞が遺伝子を操る」のであり、「利己的なのは細胞である」という結論に至ります。遺伝子と細胞の進化を新しい視点から捉えた、一般読者にも興味尽きない一冊です。 利己的細胞 目次 はじめに 第1章 利己的遺伝子と乗り物の戦い 「遺伝子」と「細胞」とは 「利己的遺伝子」と「乗り物」とは 典型的な利己的遺伝子としての多剤耐性因子 プラスミドは利己的遺伝子として振る舞う バクテリオファージは利己的遺伝子として振る舞う 細菌の兵器となってゆく利己的遺伝子 細菌の防衛型兵器 細菌の資源争いの平和的解決 栄養不足が決める細菌の運命 第2章 利己的遺伝子が進めた細菌の遺伝子進化 細菌の進化の歴史 遺伝子進化の全貌から見た、細菌の進化を進めた要因 遺伝子の水平伝搬が細菌のゲノム進化の推進力 「赤の女王」仮説にしたがう海洋細菌とファージの共進化 腸内での細菌と、ファージの集団的な互恵関係 細菌世界の進化のまとめ 第3章 真核細胞の出現 真核細胞の特徴 真核細胞出現のシナリオ ミトコンドリアがもたらした、真核生物のエネルギー革命 染色体と核の成立 Ⅱ型イントロンが導いた真核細胞の成立 利己的遺伝子が誘導した、真核細胞成立のシナリオ まだ続いている、利己的遺伝子と真核細胞との戦い 多細胞体系への進化 第4章 真核細胞の寿命と死 個体発生における細胞の増殖のしくみ 「細胞の競争」という細胞間の利己的争い 体細胞には細胞寿命がある アポトーシスは、動物細胞の「自殺」 細胞死の誘導のしくみ 動物ウイルスも宿主細胞の自殺装置を利用する なぜ、ミトコンドリアはアポトーシスとかかわりがあるのか 真核細胞と細菌の自殺装置はよく似ている 自殺装置の進化は「葉隠」の精神に通じる 第5章 動物細胞の利己性 永遠に生きる生殖細胞は利己的か 生殖細胞と体細胞は互換性がある 精子の利己的選択 脳(神経)細胞は利己的か がん細胞は利己的か 利己的細胞として永遠に生きる伝染性がん細胞 人間が作りだした利己的細胞たち 第6章 人間が「利己的遺伝子」を操る時代 「ゲノム編集」という新たな武器 マラリアを撲滅する計画 人間は、「利己的遺伝子」は作れるが、「乗り物」は作れない 第7章 始原細胞はどのようにして創られたか 始原細胞は設計図なしに創られた 始原細胞は「遺伝子」と「乗り物」だけで自立増殖を始めた 始原的「乗り物」は、それ自体で成長と分裂をくりかえす 始原的な遺伝子はRNAだった 始原細胞誕生のシナリオ 始原細胞の遺伝子数は、どれくらい必要だったのか 第8章 「利己的遺伝子」仮説から「利己的細胞」仮説へ これまでのまとめ 「利己的遺伝子」の科学的実体 増殖機械を規定する利己的遺伝子の実体を解明する研究 「細胞」は「利己的遺伝子」を乗せた「増殖機械」 「利己的遺伝子」と「統合進化学説」 遺伝子型と表現型の対応関係 「ブリコラージュ」と「エンジニアリング」 生物進化における選択圧は、生き物のどの水準ではたらくか 利己的なのは遺伝子ではなくて、細胞である エピローグ 今、地球上の生き物たちは そして、われわれは あとがき 用語解説 参考文献 装幀=新曜社デザイン室
最先端の知見を盛り込みながら,基礎的なところから丁寧に記述されている入門的な生化学の教科書.全体的に平易に解説されているが,とくに前半のタンパク質,核酸,脂質,炭水化物といった,生体高分子の章の記述が理解しやすい.生命最大の特徴である「代謝反応」の総括的な理解を容易にする工夫がなされている. 原著名:Biochemistry By Terry Brown 1章 現代の世界における生化学 PARTⅠ 細胞,生物および生体分子(2章 細胞および生物/3章 タンパク質/4章 核酸/5章 脂質と生体膜/6章 炭水化物) PARTⅡ エネルギー生成と代謝(7章 酵素/8章 エネルギーの生成:解糖/9章 エネルギー生成:TCAサイクルと電子伝達系/10章 光合成/11章 炭水化物の代謝/12章 脂質代謝/13章 窒素代謝) PARTⅢ 生体情報やタンパク質の合成(14章 DNAの複製と修復/15章 RNAの合成/16章 タンパク質の合成/17章 遺伝子発現の制御) PARTⅣ 生体分子の研究(18章 タンパク質,脂質,炭水化物を研究する/19章 DNAとRNAの解析)
「系統地理学」の概念を確立・浸透させた,世界的な定番テキストの日本語版! 豊富な実例分析とケース別の詳細な解説により,基礎から応用までを身につけることができる.自然史に関わる生物学の各分野,生態学,生物多様性・進化の分野に携わる人に必携の書. John C.Avise, PHYLOGEOGRAPHY(Harvard University Press,2000)を翻訳. まえがき 日本語版まえがき 監訳者まえがき I 系統地理学の歴史と概念的背景 第1章 系統地理学の歴史と対象範囲 第2章 個体群統計学と系統学の関連 II 種内系統地理学の実例 第3章 人類の研究から学ぶ 第4章 ヒト以外の動物——その種内パターン III 系譜の一致:種分化、さらに種分化を超えて 第5章 系譜の一致 第6章 種分化過程と拡張された系譜 参考文献 監訳者あとがき