【2024年】「リベラルアーツ」のおすすめ 本 140選!人気ランキング
- 池上彰の教養のススメ 東京工業大学リベラルアーツセンター篇
- 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則
- 1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました
- 人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)
- FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 大人になるためのリベラルアーツ: 思考演習12題
- リベラル・アーツとは何か その歴史的系譜
- 手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書
- ソクラテスの弁明 クリトン (岩波文庫 青601-1)
お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれるベスト&ロングセラー オリエンタルラジオ 中田敦彦さん「YouTube大学」で紹介、大絶賛! □最初に読むべき「お金」の基本図書 毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。 そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から20年経った今でも変わらず多くの支持を得ています。 その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。 「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。 日本やアメリカのみならず、本書が刊行された2013年時点で51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。 教えの書―金持ち父さんの六つの教え 金持ちはお金のためには働かない お金の流れの読み方を学ぶ 自分のビジネスを持つ 会社を作って節税する 金持ちはお金を作り出す お金のためでなく学ぶために働く 実践の書 まず五つの障害を乗り越えよう スタートを切るための十のステップ 具体的な行動を始めるためのヒント
真理はひとつか? なぜ,絶対に人を殺してはいけないのか?——簡単な答えのない問題と格闘し,異なる価値観をもつ他者との対話をとおして,本当の「大人」になるための思考を鍛えていく.学生と教師の「生の声」が飛び交う授業.東京大学による,新しい教養教育の試み. はじめに——「大人になるためのリベラルアーツ」とは 本書の構成と使い方 第1回 コピペは不正か 第2回 グローバル人材は本当に必要か 第3回 福島原発事故は日本固有の問題か 第4回 芸術作品に客観的価値はあるか 第5回 代理母出産は許されるか 第6回 飢えた子どもを前に文学は役に立つか 第7回 真理は1つか 第8回 国民はすべてを知る権利があるか 第9回 学問は社会にたいして責任を負わねばならないか 第10回 絶対に人を殺してはいけないか 番外篇 議論によって合意に達することは可能か 最終回 差異を乗り越えることは可能か 授業を振り返って——学生のレポート篇 おわりに——後期教養教育の背景 参考文献 あとがき
「職業としての学問」、「職業としての政治」の邦題で読み継がれてきたウェーバーの二つの講演が、今読むにふさわしい日本語で甦る! 「職業としての学問」、「職業としての政治」の邦題で読み継がれてきたマックス・ウェーバーの二つの講演が、いま読むにふさわしい日本語で甦る。ドイツ語の原語Berufには、生計を立てることとしての「職業」という意味だけでなく、神からの「召命」や「天職」という意味も含まれる。「学問」も「政治」も単なる「職業」ではない、とはどういうことか? 今ますます切実さを増す問いに答える新たなスタンダード! 「職業としての学問」、「職業としての政治」の邦題で読み継がれてきたマックス・ウェーバー(1864-1920年)の二つの講演が、いま読むにふさわしい清新な日本語で甦る。今後のスタンダードとなる新訳、ついに登場! なぜ本書は「職業としての」ではなく「仕事としての」という邦題を採用したのか? ドイツ語の原語Berufには、生計を立てることとしての「職業」という意味だけでなく、神からの「召命」や「天職」という意味も含まれる。つまり、この語には「……で」と「……のために」という二つの意味が込められており、「職業」という日本語では一方の意味しか表さない恐れがある。そして、この事実は今日、ますます重要性を帯びている。 第一次世界大戦が末期を迎えていた1917年11月7日の講演「仕事としての学問」では、生きることの意味の不確かさ、学問の基礎づけの不確かさのほかに、大学に就職できるかどうかの不確かさが説かれる。さらに、首尾よく大学に就職できたとしても、優れた研究者が常に評価されるわけではない、という事実がある。つまり、そこには「偶然」という要素が拭いがたく存在しており、単に「職業」としてではない意味をいかにして「学問」に見出せるのかが問われている。この問いは、ウェーバーの生きていた時代以上に、今日「学問」を志す人たちにとって切実な問題と言わざるをえない。 そして、ドイツが第一次大戦で敗れたあとの1919年1月28日に行われた講演「仕事としての政治」でも、かつての名望家が没落し、政治的リーダーの「パーソナル」な要素が強く作用するようになることで、政党政治が不確かになっていく現状が語られている。その結果、理想や理念のためではなく、ポストや利権を軸にして動く「フォロワー」たちが重要になる。これは、「ポピュリズム」が当然のこととなり、さらには「ポスト真実」が言われるようになった今日の状況にこそあてはまる。そうして、ここでも、単に「職業」としてではない意味をいかにして「政治」に見出せるのかが問われている。 古典を読むことの意味は、「今ここ」と決して切り離すことができない。そして、「今ここ」と切り結びつつ生み出された新訳でこそ、古典は読まれなければならない。 仕事としての学問 仕事としての政治 訳者あとがき 関連年表
教養について知っておくべき12の意味。 ニッポンが弱くなったのは、「教養」が足りないからです。 哲学の力で公共事業の問題も解決できるのです。 ニッポンの会社の神さま仏さまとオウム事件と靖國問題と 人間は、「ひと」であるまえに生きものです。 アメリカの一流大学は4年間"教養まみれ"でした。
中学入試・高校入試用の時事問題の対策本。重大ニュースをわかりやすく解説,予想問題も充実。解答は使いやすい切り取り式。 中学入試・高校入試用の時事問題の対策本。重大ニュースをわかりやすく解説,予想問題も充実。解答は使いやすい切り取り式。時事問題を用語や地図・年表・統計などでまとめた「時事問題パワーアップ講座」では,社会科の総合力も身につく。
大学では何をどのように学ぶのか? 池上彰氏をはじめ気鋭の大学教員たちから高校生、大学生へのメッセージ。 大学では何をどのように学ぶのか? 高校までの〈勉強〉と何が違うのか? 大学で身につけるべき教養とは?…。池上彰、磯崎憲一郎、國分功一郎、中島岳志、中野民夫、伊藤亜紗、西田亮介…東工大でリベラルアーツ教育に携わる気鋭の大学教員たちが〈学び〉の意味を論じます。これから大学を目指す人、いま大学で学んでいる人へのメッセージ。 はじめに……………上田紀行 自ら問いを立てること……………池上 彰 問いを発する存在になる……………國分功一郎 女子学生たちへ……………伊藤亜紗 小説を読む……………磯﨑憲一郎 教養はどのような時に役立つのか……………中島岳志 試行錯誤の学び……………西田亮介 僕は大学時代、何よりも旅から学んだ。……………中野民夫 アメリカでの学び、日本での学び……………木山 ロリンダ 学びの海の羅針盤――関心を広げ、味わいを深める読書のすすめ……………山崎太郎 身体の弱さと強さ……………林 直亨 「リーダーシップのある専門家」になるために……………室田真男 「リベラルアーツなんてやりたくない」という人へ……………多久和理実 なぜ大学で学ぶのか、一緒に考えよう……………弓山達也
江戸時代の蘭学者たちは、寛政6年11月11日が太陽暦では1794年1月1日にあたるというので、その正月を祝った-「おらんだ正月」である。江戸初期から末期にかけて活躍した医家・本草家・探検家・発明家・思想家など、伊能忠敬・平賀源内・高野長英ら50余名の伝記を平易に説く、名著の新編。 1 新元会-おらんだ正月初聞 2 おらんだ正月(牛に乗って外へ出た仙人のような医者永田徳本 大貿易家で大土木家を兼ねた角倉了以 一派の鍼術を興した検校杉山和一 奥羽に水路を開き畿内に河を治めた河村瑞賢 博物学者としてもすぐれていた貝原益軒 関流算法の祖と仰がれる関孝和 わが国に本草学を開いた稲生若水 対馬全島の猪を狩尽した陶山訥庵 湯熊灸庵とあだ名せられた大医後藤艮山 荒川・多摩川・酒匂川を治めた田中丘隅 ほか) 3 番外二篇(わが国マッチ業の父と仰がるる清水誠 古今独歩の碁の名人本因坊道策)
国際政治学を専攻する3人の著者が,各人の得意分野を生かし,総花的であるよりも深く掘り下げようと心がけて書き上げた教科書。 国際政治を歴史的観点からとらえる,社会科学としての国際政治学を基本的研究手法とする,理論的枠組みをふまえつつ国際政治の諸側面について実証分析を行う,という著者3人が,各人の得意分野を生かし,総花的であるよりも深く掘り下げようと心がけた教科書。 序 章 分析枠組みとしての国際政治学 第1章 国際政治学の見取り図 第2章 国際政治の歴史的視角 第3章 対外政策の選択 第4章 国際秩序 第5章 安全保障 第6章 国際政治経済 第7章 越境的世界 引用文献 事項索引 人名索引
主権国家体系の成立と展開に着目し歴史的な観点から国際政治の歩みを辿る。宗教改革からトランプ大統領の誕生までをこの一冊で。 現代の世界は,どのようにして成り立ってきたのか。主権国家の成立とその地理的拡大,そしてその部分的な変容に着目し,歴史的な観点から国際政治の歩みをたどる。宗教改革からトランプ大統領の誕生までの約500年間の国際政治の大きな流れをつかむ。 序 章 なぜ国際政治史を学ぶのか 第1部 主権国家体系の誕生と展開 第1章 近代主権国家体系の生成 第2章 勢力均衡とナショナリズム 第3章 帝国主義の時代 第2部 2度の世界大戦 第4章 第一次世界大戦の衝撃 第5章 第一次世界大戦後の国際秩序 第6章 国際秩序の崩壊 第3部 冷 戦 第7章 冷戦の起源と分断体制の形成 第8章 グローバル化する冷戦 第9章 冷戦体制の変容 第10章 冷戦終結への道 第4部 主権国家体系を超えて 第11章 湾岸戦争とソ連解体 第12章 EUの誕生と深化・拡大 第13章 冷戦後の地域紛争・民族紛争 第14章 新興国の台頭 第15章 21世紀の国際政治
縄文地図を片手に、東京の風景が一変する散歩の革命へ!見たこともない、野生の東京が立ち上がる。 だれも書かなかった東京創世記! 縄文地図を持って東京を散策すると、見慣れたはずのこの都市の相貌が一変していくように感じられるから不思議だった。どうして渋谷や秋葉原はこんなにラジカルな人間性の変容を許容するような街に成長してしまったのか、猥雑な部分を抱えながら新宿がこれほどのバランス感覚を保ちつづけていられるのはなぜか、銀座と新橋はひとつながりの場所にあるのに、それぞれが受け入れようとしている人々の欲望の性質がこんなにもちがうのはなぜか、などなど、東京に暮らしながら日頃抱きつづけてきた疑問の多くが、手製のこの地図をながめていると、するすると氷解していくように感じられるのだから、ますます不思議な思いがしたものである。――<「エピローグ」より> <まったく新しい東京散歩へ!> ウォーミングアップ(東京鳥瞰)/湿った土地と乾いた土地(新宿~四谷)/死と森(渋谷~明治神宮)/タナトスの塔(東京タワー)/湯と水(麻布~赤坂)/間奏曲(坂と崖下)/大学・ファッション・墓地(三田・早稲田・青山)/職人の浮島(銀座~新橋)/モダニズムから超モダニズムへ(浅草~上野~秋葉原)/東京低地の神話学(下町)/森番の天皇(皇居) 全21点アースダイビング・マップ付き 第9回桑原武夫学芸賞受賞
古今東西の古典を素材に、法がさまざまな学問領域や社会生活に密接に関わることを解き明かした新しいガイド。考えながら読み進め、グループワークで活用することにより、「課題を発見し多角的に吟味する能力」「多様な価値観を持つ人々とコミュニケーションする能力」「現代的課題の解決のために行動する能力」の習得へ誘う。高校生から社会人まで、ディスカッションしながら楽しく学べるユニークな授業を遂に書籍化? はじめに 第1章 人間は自由な存在か――聖書と法 第2章 法に従うのは自由か――哲学と法 第3章 社会契約は自由にするか――政治と法 [コラム]国際関係と法 第4章 真実の物語とは何か――歴史と法 第5章 正しい戦争はあるか――平和と法 [コラム]開発と法 第6章 自由の基盤は何か――文学と法 第7章 真理は教えられるか――教育と法 第8章 自由は語りうるか――言語と法 [コラム]音楽と法 第9章 自由の限界はどこにあるか――倫理と法 第10章 宗教は平和をもたらすか――宗教と法 [コラム]人類学と法 第11章 自由市場は法規制すべきか――経済と法 第12章 自由意志は虚構か――心理と法 第13章 客観性とは何か――科学と法 [コラム]数学と法 第14章 性規範から自由になれるか――ジェンダー・セクシュアリティと法 第15章 SNSを規制すべきか――メディア・コミュニケーションと法 おわりに――「リベラルアーツの法学」は何を目指すか
人類五千年を5巻にまとめる歴史書、第1巻!文字の誕生から知の爆発の時代まで紀元前三千年の歴史をダイナミックに見通す 人類の五千年を5巻にまとめる、どこにもなかった歴史書の第1巻、ついに刊行! 文字の誕生から知の爆発の時代まで紀元前三千年の歴史をダイナミックに見通す 第一章 文字が生まれるまで 「ルカ」から「ホモ・サピエンス・サピエンス」の登場まで 言語の誕生/脳の発達のために/ドメスティケーション 農耕牧畜社会の始まり/文字の創始 第二章 第一千年紀の世界(BC3000年頃からBC2001年まで) 世界最古の文明シュメール/エジプト文明 エジプト古王国とピラミッドの建設/インダス文明 メソポタミアの統一とエジプトの再統一/シュメール・ルネサンスの時代 第一千年紀末(BC2001年頃)の世界 第三章 第二千年紀の世界(BC2000年からBC1001年まで) エジプト中王国の覇権/古バビロニア王国による統一とヒクソスのエジプト制圧 ヒッタイトの登場とミケーネ文明/黄河文明の登場 エジプト新王国の繁栄/初めての宗教改革とエジプトの神々 ヒッタイトの覇権とカデシュの戦い/BC1200年のカタストロフ イスラエルの建国/商の滅亡 第四章 第三千年紀前半の世界(BC1000年からBC501年まで) 周の東遷と中華思想の誕生/新アッシリア王国の台頭 ポリスの誕生/ギリシャの神話世界/インドの部族国家 アッシリア世界帝国/新バビロニア王国の繁栄 ポリスの発展/春秋五覇/アカイメネス朝によるグローバリゼーション 第五章 第三千年紀後半の世界(BC500年からBC1年まで) ペルシャ戦争/仏教の誕生/呉越の戦い/孔子の教え アテナイの春/戦国時代の始まり/ギリシャでの覇権争い 仏教教団の分裂/旧約聖書の成立/ローマの台頭とエトルリアの衰退 アレクサンドロス大王/インドの統一/諸子百家 ポエニ戦争/中国の統一(秦漢帝国)/ローマの内乱 漢の興隆/BC100年頃の世界/カエサルとアウグストゥス 西暦元年(1年)頃の世界
大人になり続けるために――.速く走れる人間をつくってもよいか,プライバシーと治安は両立できるか,人工知能研究は人為的にコントロールすべきか,など12の問いによって思考の翼をさらに広げ,問題構成力,批判的思考力,市民的倫理観を養おう. はじめに――「大人になり続ける」ために 本書の構成と使い方 第1章 気候工学は倫理的に許されるか 第2章 成人年齢は引き下げるべきか 第3章 速く走れる人間をつくってもよいか 第4章 芸術に進歩はあるか 第5章 人工知能研究は人為的にコントロールすべきか 第6章 民主主義は投票によって実現できるか 第7章 軍事的安全保障研究予算をもらってもよいか 第8章 絶対に人を殺してはいけないか 第9章 学問は社会にたいして責任を負わねばならないか 第10章 自由と公共性は両立するか 番外篇 議論によって合意に達することは可能か 最終章 プライバシーと治安は両立できるか(2016-2018年) 授業を振り返って――学生のレポート篇 おわりに――後期教養教育の展望
リベラルアーツの力を考える 物理学 「直感」を身につけて、判断力を手に入れろ 文化人類学 感染症も経済も、世の中はすべて文化人類学の研究対象になる 仏教学 実はきわめて論理的な、仏教の世界へようこそ 歴史学 歴史を学ぶことで「つっこみ力」を磨け 宗教学 キリスト教が、世界を変えた理由 教育学 現代に再び現れた「松下村塾」の実践 脳科学 感情の仕組みを脳から読み解く
教養教育を巡る議論の流れ 21世紀型リベラルアーツ教育の現状と展望 一般教育の意義と大学に求められる教育 アンケート調査(大学)の結果から見えてきたもの 21世紀型リベラルアーツ教育をめぐる大学の取り組み、そのカリキュラムの開発・設計と支援の手立てをめぐって 21世紀型リベラルアーツ教育に関する企業等の評価と期待 21世紀型リベラルアーツ教育に関する企業等へのインタビュー調査結果分析 大阪大学における新しい時代の能力育成を目指した全学共通教育カリキュラム改革 静岡大学における学士課程教育の共通性と学生の主体的能動的学びへの取り組み 「汎用力」と「教養」を具えた次世代の担い手の育成に向けて 現代におけるリベラルアーツの追求 「ブラックボックス化」を超えて
世界遺産、人類の遺産、文化財に含まれる「遺産」とは何か。ノートル=ダムなど具体的な事例とともに紹介。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含む「遺産」とは何か。歴史的資料とともにノートル=ダムなど具体的な事例を紹介して論じる。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含まれる「遺産(patrimoine)」とは何か。老朽化や破壊という運命から免れ、特別な威光を与えられ、熱狂的な執着や、真の信仰を喚起してきた日用品、武具、宝飾品、建築物、さらに、これから新しい時代に生まれる遺産=文化財を守る、保存や修復には何が重要か。歴史的資料とともに、ノートル=ダムといった具体的な事例も紹介し、簡潔にして決定的に論じる。文化に関わるすべての人々の必読書。図版多数。 第一章 宗教的事象 聖遺物 聖像破壊 第二章 王政的事象 レガリア〔王の事物〕 図書館と公文書館 古代遺跡 王城 世論の目覚め 第三章 一族的事象 第四章 国家的事象 遺産の宮 第五章 行政的事象 第六章 科学的事象 参考資料 図版資料 訳者あとがき
国際関係論の理論を用いて,国際社会の現実のとらえ方を解説するテキスト。事例のアップデートを図り,新版化した。 国際関係論の理論を用いて,国際社会における現実のとらえ方を解説する好評テキストを,事例のアップデートを図り,新版化した。第Ⅰ部では,国際関係の主要な理論を整理し,わかりやすく説明を行い,第Ⅱ部では,具体的事例を理論に基づいて分析・解説する。 序 章 世界を分析する四つの見方 第Ⅰ部 国際関係の見方 第1章 リアリズム 第2章 リベラリズム 第Ⅱ部 国際社会のすがた 第3章 安全保障 第4章 国際経済関係 第5章 地球環境 第6章 人 権 終 章 世界のゆくえと理論的な見方
ポストヒューマン時代のリベラルアーツ 人間解体 国際関係の地殻変動 ニュートリノはニューロンの夢を見る? ヒトはヒトを造れるか 心は脳の産物なのか ポストヒューマン時代をどう生きるか
法科大学院最終講義の全文を収録。情報公開法制の第一人者、その人生と学問の集大成。 法科大学院最終講義の全文を収録。研究者として探究し続けた「社会科学としての法学」、弁護士生活40年の「法実践」、そしてマルクス、ヴェーバーを中心に学び、坐禅修行のなかに模索する「人」のあり方。情報公開法制の第一人者、その人生と学問の集大成。 ―講義編― 1 「異質の理解と寛容」を育む装置としての「縦割りホーム制」を「合わせ鏡」として――戦後教育改革の一つの原点 2 「1968 年」無数の問いの噴出の時代における 45 カリキュラムに学ぶ――リベラルアーツ・法学教育の萌芽 3 大飯原子力発電所設置をめぐる政治意識の分析からの実務法曹をめざして――今想うこと 4 法学教育――リベラルアーツと「18 歳成人のための法学入門」 5 法制研究――日本の情報公開法制における知る権利の生成・展開と課題――法科大学院での教育をふまえた実務家教員の研究として 6 さらなる探究として ―資料編―
日常の中の素朴な疑問から性暴力被害者の自己責任論まで――「ジェンダー研究のゼミに所属している」学生たちが、そのことゆえに友人・知人から投げかけられたさまざまな「問い」に悩みつつ、それらに真っ正面から向き合った、真摯で誠実なQ&A集。 はじめに――ジェンダーってなに? 第一章 これってどうなの? 素朴な疑問 1.男女平等をめざす世の中で女子校の意義ってなに? 2.「〇〇男子/〇〇女子」って言い方したらダメ? 3.男女平等は大事だけど、身体の違いもあるし仕事の向き不向きはあるんじゃない? 4.ジェンダーを勉強したら、イクメンにならないといけないんでしょ? 5.専業主婦になりたい人もいるよね? 6.男女平等っていうけど、女性も「女らしさ」を利用しているよね? コラム1 女子力って……? 第二章 セクシュアル・マイノリティについてもっと知りたい! 7.テレビにはゲイや女装家、トランスジェンダーが出ているけれど、違いはなんなの? 8.「ホモ」、「レズ」って呼び方はダメなの? 9.子ども産めないのに、同性婚って必要あるの? 10.人を好きになったりセックスしたくなったりするのは誰でも自然なことだよね? 11.日本はLGBTに寛容な国だよね? 12.友達だと思ってたのに告られた……誰かに相談していい? コラム2 多数派の人たちの幸せは? 第三章 フェミニズムって怖いもの? 13.フェミニズムって危険な思想なんでしょ? 14.どうしてフェミニストはCMみたいな些細なことに噛みつくの? 15.どうしてフェミニストは萌えキャラを目の敵にするの? 16.どうしてフェミニストはミスコンに反対するの? 17.フェミニストはなにかと女性差別というけど、伝統や文化も重んじるべきじゃない? 18.ジェンダー研究に関心をもっている人とフェミニストとは別なんでしょ? コラム3 ジェンダー研究は女性の学問? 第四章 めざしているのは逆差別? 19.男だって大変なのに、女がすぐハラスメントと騒ぐのって逆差別では? 20.管理職の女性を30%にするって、女性だけを優遇する逆差別じゃない? 21.東大が女子学生だけに家賃補助をするのって逆差別じゃない? 22.女性専用車両って男性への差別じゃない? 23.女性はバリキャリか専業主婦か選べるのに、男性は働くしか選択肢がないのっておかしくない? 24.恋愛のハードルって男の方が高い。女ってだけでモテるんだから女はずるくない? コラム4 なんでジェンダーのゼミにいるのに化粧してるの? 第五章性暴力についてもっと考えたい! 25.性欲って本能でしょ、そのせいで男性が女性を襲うのも仕方ないよね? 26.性暴力って被害にあう側にも落ち度があるんじゃない? 27.性暴力の被害者って女性だけだよね? 28.性行為しておいて後から「あれはレイプだった」っておかしくない? 29.性暴力ってある日突然見知らぬ人からレイプされることだよね? コラム5 ジェンダーを勉強するとつらくなる? 読書案内 おわりに
文の構造と文章のつながりを把握し、全体を貫く論理の流れをとらえる「読む技術」を身につければ、論理的に思考する力を伸ばせる。本や新聞、報告書などが速く正確に理解できるようになるだけでなく、読む人を納得させる論理的な書き方、話し方も可能になるはず。人気の現代文講師が語る、仕事に生かせる「読む技術」。 第1章 あなたの論理力はどのレベル?-論理の習熟度を確認する 第2章 論理とは何だろう?-論理が必要な理由を理解する 第3章 まずは言葉の使い方を変えてみよう-論理の基本である言語処理能力を鍛える 第4章 論理の基礎を学ぼう1-言葉の規則を理解する 第5章 論理の基礎を学ぼう2-論理の法則を理解する 第6章 読書テクニックを身に付けよう-論理力を養成する読書法を知る 第7章 ロジカル・リーディングを実践してみよう-論理力を獲得する 第8章 1冊のストックノートにまとめてみよう-論理力を鍛え上げる 第9章 論理力を普段の生活に生かそう-論理力をあらゆる場面で活用する
恋愛,労働,育児など,生活に焦点を当てた本文と,マンガ,特別講義,コラムやエクササイズなどの構成で現代日本に鋭く迫る。 ジェンダーの視点から,自分たちの性とそのあり方を問い直していく入門テキストの第3版。恋愛,労働,育児など,さまざまな生活の場面に焦点を当てた本文と,マンガ,特別講義,コラムやエクササイズなど,工夫をこらした構成で日本の現状に鋭く迫る最新版。 第1章 女であることの損・得,男であることの損・得 第2章 作られる〈男らしさ〉〈女らしさ〉 特講1 女性学って何? マンガ1 あなたとわたし 第3章 ジェンダーに敏感な教育のために 第4章 恋愛の女性学・男性学 特講2 男性学って何? 第5章 ジェンダーと労働 マンガ2 花子さんの見た未来? 第6章 多様な家族に向かって 第7章 育児はだれのもの マンガ3 今日の一日の幸 第8章 国際化のなかの女性問題・男性問題 特講3 平和の思想と〈男らしさ〉 第9章 ジェンダー・フリー社会の見取り図
継いだとたんに借金が発覚、酒に飲まれる家族、地域の伝統との摩擦――『直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家』の著者が語る奮闘記。 本家の長男として零細農家を継いだ「私」。継いだとたんに借金が発覚、酒に飲まれる家族、地域の伝統との摩擦――『直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家』の著者・寺坂氏が語る、売上1億達成までの地方農家の生き残り奮闘記。 本家の長男として零細農家を継いだ「私」。継いだとたんに借金が発覚、酒に飲まれる家族、地域の伝統との摩擦――『直販・通販で稼ぐ!年商1億円農家』の著者・寺坂氏が語る、売上1億達成までの地方農家の生き残り奮闘記。 第1章 家業を継いだら多額の借金が発覚! ■隠されていた真実 ■私が農家の跡を継いだワケ 家業の農業に入り、農業特別専攻科で学ぶ/メロン栽培についての家族会議/寺坂家の人物像と家庭の様子/私が跡を継いだ頃のうちの農業/メロン栽培を始めることを決断/農業経営分析の授業で、ぶったまげの結果が!/農業2年目に受けた洗礼/それでもメロン栽培を辞めなかった理由/私がメロンを作ることになった「家族の秘密」 ■不安と挑戦の狭間でもまれ成長を遂げる あれ? ツル先がないぞ!/20代前半はじいちゃんの子守に明け暮れる/母は苦労の末、お酒の問題を抱えることに/「営農計画書」を作る段階で、すでにお先真っ暗/農協さんに怒鳴られる ■20代前半~結婚までのお話 メロンづくりの難しさに直面/運がよかった農業3年目/妹は農家に嫁ぐこと、禁止!/地域の先輩がいたからこそ乗り越えられた/農協一辺倒から方向転換/ばあちゃんをバスに乗せるな!/じいちゃん急死で農業を辞められるチャンス到来!/ついに、借金を完済!/母との2人農業 第2章 メロン直売所をオープンし、通販を開始! ■永遠に続くかと思った母と2人農業 奇跡! ついに結婚できた!/デフレで相場の下落に苦しむ ■メロン直売所をオープンへ! メロン直売所をやる決断ができない理由/誰の話が正解なのか?/一生貧乏は嫌だ/メロン直売所の準備におおわらわ/その後、直売所はどうなったというと……/おまえ、家に火をつけられるぞ ■直売所オープン後の成長 直販2年目、メロンの通販を開始/半年で、農業青年団を退会することに /メロン直販の先輩が離農/大きな決断。稲作をやめる/機械共同利用組合から離脱を決意 /農協メロン部会がやってきた!/盛大なるバーベキューパーティー事件 ■ダイレクトマーケティングと出会い、メロンの直販にのめり込む 人生を変えた本との出会い/農地を売る大決断 ■勉強とカウンセリングで「外の世界」とつながる 『ユダヤ人大富豪の教え』という本から/親友からの痛烈なアドバイス/ついに、カウンセリングを受ける/首都圏の勉強会へ参加/2人目のコンサルでネットをのばす/酔った父親の大演説/カウンセリングを受けながら、自分で問題解決を続ける/おまえんとこの地域、ほんとにヤバいぞ 第3章 年商1億円越えへ! 一気に駆け抜ける ■地域に溶け込む第一歩 PTAへの参加が始まる/注文の急増でパンク/東京のワークショップに参加 ■1億円突破直前まで 小学校のPTAの役員になる/本物のモンスタークレーマーにとらわれた ■年商1億超えまでもう少し 震災被害者の方へ少しでも力になりたくて/ついに代替わり、区会に出る/ホノルルマラソンと餅つき/フェイスブックで、ぶったまげた/個人事業の農家から、法人成りへ! ■年商1億超えから本の出版へ 農業の6次産業化に挑戦/急な事業拡大で決算予測が大変なことに!/ついに農協を離脱する/相次ぐ講演依頼と本の出版/ついに中学校PTA会長へ/親の思いが、批判にさらされる/もう一つの心配事 第4章 うつ病から除草剤散布事件へ ■ついに区会長になる どうする!? 農場長が退職/5月のある日の夕方、苦言が入る ■運動会の常会とバーベキュー 秋になり、お祭りだ ■除草剤散布事件 翌日の11日/残り10棟のメロンハウスで収穫を続ける/カウンセリングセッションを受けながら/受注班が大変に/これが「バズる」というやつか……/嵐のような日々/ビジネス勉強会仲間との別れ/カウンセリングセッションでの学び ■クラウドファンディングに挑戦 応援の声に押されて/マクアケで応援プロジェクトを立ち上げる/親戚が集まった寺坂家新年会/クラウドファンディング、スタート! 第5章 ついにきた 親父との直接対決 ■私に「神になれ」と言うのか? 気がつけば、すごい浸透ぶりだった ■真実 手紙を書き、親父と向かい合う/衝撃の本との出会い ■逆転 親父のチクリ攻撃/親父による実力行使 ■解放 引っ越しが進む/睡眠障害に苦しむ/その日の夜の出来事
「移民は雇用を奪い、犯罪を増やす」という事実でない感情論を排し、データと経済学的分析から正しく移民の影響を明らかにする書。 「移民が来ると国が貧しくなる?」「移民で治安が悪くなる?」 論争に決着! データに基づいた決定版、ついに刊行! アメリカや欧州などで繰り広げられている移民排斥論は根拠あるものなのか。 今いる不法移民には何をなすべきか。 国境開放化をどう考えるべきか。 移民にまつわる各分野の専門家が徹底分析。 日本にも多くの示唆を与える研究成果! 【本書「解説」より】 本書は、現在アメリカで論争の的になっている移民政策に対する警告の書である。これまで、移民のもたらす経済的効果さらに文化的、政治的効果については、膨大な研究成果が蓄積されてきた。それにもかかわらず、現在、メディア、議会および一般社会で行われている議論の多くは感情的なものであり、移民問題に関する学術的研究に基づいていない。こうした懸念から、これまでの膨大な研究成果をまとめて提示し、移民政策論議をより客観的かつ建設的なものに深めることを意図している。 解説――移民政策への警告の書 第1章 イントロダクション 第2章 国際労働移動の経済効果 第3章 移民の財政への影響 第4章 アメリカ移民の市民的・文化的同化政策 第5章 雇用ビザ:国際比較 第6章 穏当な移民改革案 第7章 移民の将来:自由化と同化への道 第8章 国境の開放化に関する急進的な見解 第9章 結論:代わりとなる政策的視点 謝辞 参考文献 索引 著者紹介 監訳者・訳者紹介
暗記中心の日本の歴史教育と真逆の「考える歴史」の授業こそ、世界で通用するビジネスリーダーに不可欠のものだった!衝撃の提言。 ◆英国名門校(パブリック・スクール)の教壇に立った著者が見たのは、日本とはまったく異なる「歴史の授業」だった──。世界で通用する知性を身につけたいと願う、すべての人へ。◇歴史の学びは「問題解決」「レジリエンス」を鍛える思考実験だ前例がない事態に、どうすれば先陣を切って対応できるのか。失敗しても、それを認め、巻き返せるのか。行動を支える強い精神力や先を見通して考えられる力は、どうすれば育つのか。イギリスの私立中高一貫校で選択科目の日本語を教えていた著者は、考える力の育成に「教育」が大きくかかわっていることに気づきます。いろいろな科目の中でも、著者はまず「歴史」に注目しました。その学び方は、日本とはまったく違うと言っても過言ではないものでした。一言で言うと、歴史は史実という材料をもとに「考える訓練」をする科目だったのです。本書はそのカリキュラムの概要を紹介し、日本人の多くがまだ知らない、世界に通用する力強い知性をつくるメソッドを提唱します。とくに、①リサーチスキル②コミュニケーションスキル③自己管理スキル④問題解決スキルに関心のあるすべての方に、ぜひご一読いただければと思います。 【目次】 第一章 考える力を育む「歴史」とはどんなものか 第二章 イギリス人はこんな風に「歴史」を学ぶ 第三章 「歴史」の試験問題を新しい角度から考えてみる 第四章 「歴史」の勉強で育つ「思考力を支える四つのスキル」 第五章 「歴史」を学ぶとこう行動できる 付録 日本の歴史をイギリス式にとらえなおす練習問題
貯金額と老後の幸せは比例しない。EU離脱を決めたイギリス人に学ぶ、お金に左右されない心豊かな老後の作り方 用意周到に備えなければ、老後の暮らしが破綻してしまうと感じる日本人。いくら貯金があってもまとわりつく、老後への不安は、ますます強くなるばかり。対して、イギリス人の老後への思いは、なんとも大らかで、お金の心配とはほぼ無縁であった。日本人とは比較にならないほど、少ない貯金額にもかかわらず、である。彼らの生活ぶりを通して、イギリス式の中流老後を紐解き、お金に左右されない幸せな老後のヒントを探る。 お金に困らない老後を送るために。 現役を退いた後、用意周到に備えなければ、老後の暮らしが破綻してしまうと感じる日本人。「長生きリスク」という言葉もささやかれる中、いくら貯金があってもまとわりつく老後への不安は、ますます強くなる。対して、30年以上の渡英経験のある著者が見てきたイギリス人の老後への思いは、なんとも大らかで、お金の心配とはほぼ無縁であった。預金額が9000ポンド(約140万円)未満の割合は実に40%強と日本人とは比較にならないほど、限られたお金しか持っていないにもかかわらず、である。 「イギリス人は今日を生き、日本人はリタイア後を思いあぐねる」 著者が取材したあるイギリス人はこう語る。 急場をしのぐための貯金と、暮らしのダウンサイジング。贅沢はできないけれど、幸せが感じられる毎日。それはどのようなものか。著者が取材したシニア世代のイギリス人たちの生活ぶりを通して、家族や友人との付き合い方、地域活動への参加、習慣、思考などを紹介し、イギリス式の中流老後を紐解いていく。 EU離脱を決め、これからシステムも変わっていくであろうイギリスと日本の社会の仕組みの違いは認めつつも、不安が付きまとう日本の老後生活が、心豊かな自分らしい日々になりうるヒントを探る。 第一章 自分のしたいことを示せば、家族との良い関係が生まれる ・90歳、公営住宅一人暮らしの美しい習慣 ・60代でも住宅ローンで古い校舎に住み、ティールームを起業 ・廃屋の生前贈与で財テクのリタイアメントライフ ・いつも家族に寄り添い、お茶を入れる大切さ 第二章 パートナーも仕事も第2の人生は変わっていい ・元女優の、フランス移住の段取り ・ウェールズの町会議員になった日本人の情熱的老後 ・初恋の人と再婚。愛される女性の条件 ・元エリートが高齢者向け便利屋になった理由 第三章 自分らしい老後設計は「貯金」より「習慣」が決め手 ・老後を幸せにする7つの習慣 ・家族より老後を助け合う友 ・老親との二人暮らしの意外なメリット ・高級老人ホームか、自由な一人暮らしか 第一章 自分のしたいことを示せば、家族との良い関係が生まれる ・90歳、公営住宅一人暮らしの美しい習慣 ・60代でも住宅ローンで古い校舎に住み、ティールームを起業 ・廃屋の生前贈与で財テクのリタイアメントライフ ・いつも家族に寄り添い、お茶を入れる大切さ 第二章 パートナーも仕事も第2の人生は変わっていい ・元女優の、フランス移住の段取り ・ウェールズの町会議員になった日本人の情熱的老後 ・初恋の人と再婚。愛される女性の条件 ・元エリートが高齢者向け便利屋になった理由 第三章 自分らしい老後設計は「貯金」より「習慣」が決め手 ・老後を幸せにする7つの習慣 ・家族より老後を助け合う友 ・老親との二人暮らしの意外なメリット ・高級老人ホームか、自由な一人暮らしか
本書の分析対象は、「規制緩和」と総称される現代社会そのものである。翻訳のうえで「ルール」を官僚制としたのは、全く同じことは私企業ではマネージメントといわれており、その性格はかつての官僚制と全く同じことを意味しているためである。 官僚制についての短いサーヴェイに続いて、政府による経済介入の縮小政策は、むしろより多くの規制、官僚、警察官を生みだすという「リベラリズムの鉄則」が描かれる。そして自由な市場経済を維持するためには、ルイ14世風の絶対主義の数千倍のお役所仕事が必要になるという逆説が指摘される。 この逆説のために〈自由〉や〈合理〉という基本的観念が揺らぎ、コラボだのグループワークだの自己点検、自己評価、創発性といった「クリエイティヴ」な売りに自ら演ずることを強要される。日常における自らの立ち位置が不明瞭となり、自己責任ばかりが強調される雰囲気が醸し出される。 本書は社会制度から自由などの基本的概念、日常の感情世界にいたるまで、不定期労働者が創生される土壌を人類学する基本図書である。 序 リベラリズムの鉄の法則と全面的官僚制化の時代 リベラリズムの鉄則 1 物理的暴力そのものの重要性を過小評価してはならない 2 原則としてのテクノロジーの重要性を過大評価するな 1 想像力の死角? 構造的愚かさについての一考察 2 空飛ぶ自動車と利潤率の傾向的低下 テーゼ 一九七〇年代に、いまとはちがう未来の可能性と結びついたテクノロジーへの 投資から、労働規律や社会的統制を促進させるテクノロジーへの投資の 根本的転換がはじまったとみなしうる。 アンチテーゼ とはいえ、莫大な資金を得ている科学やテクノロジーの領域すらも、 もともと期待されていたブレイクスルーをみていない。 ジンテーゼ 詩的テクノロジーから完了性的テクノロジーへの移行について 3 規則(ルール)のユートピア、あるいは、つまるところ、なぜわたしたちは心から官僚制を 愛しているのか 1 脱魔術化の魔術化、あるいは郵便局の魅力 2 精神性の一形式としての合理主義 3 反官僚制的ファンタジーの官僚制化について 4 規則(ルール)のユートピア 補論 バットマンと構成的権力の問題について 注 訳者あとがき
現代社会にもとめられる「教養」とは何か。「文化」「文化資本」「リベラルアーツ」「社会関係資本」という4つのキーワードを軸に小学校と中学校の教科書を読み解くことで、社会の連帯感を強め、分断を是正するための新たな学びのあり方を模索する。 はしがき 第1章 文化資本を考える 1 外国の文化を知る 2 日本の文学を考える 3 海外の文学作品から文化資本を獲得した個人の体験 4 文化資本とは 5 文化資本をもっと知る 6 親の文化資本 7 生涯学習と文化資本 8 生涯学習のねらい 9 農村共同体の文化を再考する 10 現代社会に関心が薄い市民 11 さまよう日本社会と文化資本 12 文化資本と資産選好 13 子どもの頃のいろいろな文化資本 14 家族の文化の再生産 第2章 リベラルアーツを考える 1 リベラルアーツとは 2 小説の神様・志賀直哉とリベラルアーツ 3 文化資本の分類とリベラルアーツ 第3章 教科書について考えてみよう 1 ふつうの市民から見た教科書 2 教科書は膨大な時間とお金がかかっている 3 なぜ教科書は嫌われるのか 第4章 生きていくための土台になる教養 1 小学校の学びと生きる力 2 小学校で学ぶ国語 3 小学校で学ぶ算数 4 小学校で学ぶロジカルな発想 5 小学校の社会科 6 小学校の理科 第5章 幸せ度をアップする中学の国語と数学 1 中学で学ぶ国語 2 中学で学ぶ数学 3 数学とリベラルアーツ 4 中学で学ぶ数学のカリキュラムを精査する 第6章 生活力がアップする中学社会科 1 中学で学ぶ歴史 2 中学で学ぶ地理 3 中学で学ぶ公民 第7章 仕事力がアップする中学理科 1 理科の学びとリベラルアーツ 2 中1で学ぶ理科 3 中2で学ぶ理科 4 中3で学ぶ理科 第8章 グローバル化した社会での英語 1 全体の概要 2 中1で学ぶ英語 3 中2で学ぶ英語 4 中3で学ぶ英語 5 英語を活用する場面を考える 6 英語とリベラルアーツ 終章 文化資本とリベラルアーツでコミュニティを 1 文化とは 2 日本の文化と立居振舞 3 文化資本とは 4 社会関係資本とは 5 これからの社会関係資本とつながり 6 リベラルアーツで分断化した社会を修復する 補論1 日本経済をよく知るための4冊 1 『日本の分断』(吉川徹,光文社新書、2018年) 2 『平成時代』(吉見俊哉,岩波新書、2019年) 3 『平成経済衰退の本質』(金子勝,岩波新書、2019年) 4 『資本主義の方程式』(小野善康,中公新書、2022年) 補論2 「令和の日本型学校」答申を冷静に読み解く 1 「令和の日本型学校」答申(2021年1月26日)の概略 2 STEAM教育とは 3 Society5.0を考える 4 AI時代の文化資本とは あとがき 索引
アワセとキソイで「日本的編集方法」を探る。あまたある「日本論」「日本人論」のなかでも日本を「方法の国」として考えるという、大胆な試みはされてきただろうか。何らかの情報を得て受けとめる方法のすべてを「編集」であると見て史書の編纂から日記、短歌、連歌などにとどまらず政治・経済のシステムや、書くこと話すこと、生きることそのものまでを編集行為として捉え、長年考察し続けてきた成果をもとに日本を日本ならしめている「日本的編集方法」を探っていく。ことさらに「主題」を求めようとするのではなく歴史に蓄積された「日本という方法」を発見していく注目の書。 日本をどのように見るか 天皇と万葉仮名と語り部 和漢が並んでいる 神仏習合の不思議 ウツとウツツの世界 主と客と数寄の文化 徳川社会と日本モデル 朱子学・陽明学・日本儒学 古学と国学の挑戦 二つのJに挟まれて 矛盾と葛藤を編集する 日本の失敗 失われた面影を求めて
はじめに 第Ⅰ部 地勢・人口 第1章 面積 第2章 人口 第Ⅱ部 経済・政治 第3章 GDP(国内総生産) 第4章 税金 第5章 軍事力 第6章 石油・天然ガスの生産、輸出 第Ⅲ部 社会 第7章 貧困率 第8章 食料自給率 第9章 進学率 第Ⅳ部 これからの世界と日本 主要参考文献
増刷決定! 新装完全版の登場! “リアル・ポリティクス、攻撃的現実主義の教科書" 「ウクライナ紛争の責任はアメリカが持たなければならない! 」 国際政治学の第一人者による、意見表明(YouTube)に世界が驚いた。 今、最も注目すべきミアシャイマー(シカゴ大学終身教授)の主著。 原著オリジナル版に書き下ろし「日本語版に寄せて」を加え、 「中国は平和的に台頭できるか?」の章を収載。 訳者奥山真司による解説、注釈も充実。 米中の衝突を確実視し、世界各国の外交戦略を揺るがす、“攻撃的現実主義(オフェンシヴ・リアリズム)"とは!? 過去200年間の世界史的事実の検証から、きわめて明晰、冷徹、論理的に国際システムの構造を分析、北東アジアの危機と日本の運命も的確に予測する。 ミアシャイマーによる北東アジアの将来の見通しはあまり華やかなものではなく、むしろ彼自身が認めているように「悲劇的」なのだ。そしてこの「悲劇」は、モーゲンソーの言うような「人間の愚かさ」にあるのではなく、国際社会(国際システム)の構造による、人間の意志ではコントロールできないところで引き起こされるものだ。......本書のタイトルが『大国政治の“悲劇"』である理由は、まさにここにある。(「訳者解説」より) 《内容紹介》 ■改訂版のまえがき / 日本語版に寄せて ■はじめに ■第1章〈イントロダクション〉 (オフェンシヴ・リアリズム(攻撃的現実主義) / リベラリズム 対 リアリズム / リベラルなアメリカにおける権力政治(パワー・ポリティクス)) ■第2章〈アナーキーとパワーをめぐる争い〉 (国家はなぜパワーを求めるのか / 覇権の限界 / パワーと恐怖 / 国家目標の優先順位 / 世界秩序の創造 / 国家間の協力) ■第3章〈富とパワー〉 (パワーの物質的な基盤 / 人口と富:軍事力の根源 / 軍事力の経済的基礎 / 軍事的潜在力と軍事力のギャップ) ■第4章〈ランドパワーの優位〉 (征服 対 強制 / 独立シーパワーの限界 / 戦略エアーパワーの限界 / 陸軍の圧倒的な影響力 / 水の制止力 / 核兵器とバランス・オブ・パワー / 軍事力の計測の仕方) ■第5章〈生き残りのための戦略〉 (実践的な国家の目標 / パワー獲得のための戦略 / 侵略国を抑止するための戦略 / 避けるべき戦略 / リアリスト的な理由によるパワーの譲歩) ■第6章〈大国の実際の行動〉 (日本 1868〜1945年 / ドイツ 1862〜1945年 / ソヴィエト連邦 1917〜91年 / イタリア 1861〜1943年 / 自滅的な行動? / 核武装競争) ■第7章〈イギリスとアメリカ:オフショア・バランサー〉 (アメリカのパワーの勃興 1800〜1900年 / アメリカとヨーロッパ 1900〜90年 / アメリカと北東アジア1900〜90年 / イギリスのグランドストラテジー 1792〜1999年) ■第8章〈バランシング 対 バック・パッシング〉 (どのような時に国家はバック・パッシングをするのか / 革命・ナポレオン時代のフランス 1789〜1815年 / ビスマルク時代のプロイセン 1862〜70年 / ヴィルヘルム皇帝時代のドイツ 1890〜1914年 / ナチス・ドイツ 1933〜41年 / 冷戦 1945〜90年) ■第9章〈大国間戦争の原因〉 (構造(structure)と戦争 /「二極システム」対「多極システム」/「安定した多極システム」対「不安定な多極システム」/ 近代ヨーロッパの大国間戦争 1792〜1990年 / 分析と結論) ■第10章〈中国は平和的に台頭できるか?〉 (オフェンシヴ・リアリズムのまとめ / アメリカの覇権の追求 / サムおじさんの後を追って / 来るべきバランシング同盟 / 戦争は起こるか? / 平和的台頭の希望) ■原注 ■訳者解説とあとがき
おかしいのは大統領ではない、アメリカという国家が変質してしまったのだ。建国から240年を経て限界を迎えた人工国家の真実。 トランプ政権発足で、アメリカの変質は決定的になりました。自由や民主、多様性を尊び、戦後の国際秩序を主導してきた超大国の約70年ぶりの内向き宣言。「米国第一」の旗を振り、保護貿易、移民制限、孤立主義にまい進するトランプ氏は、米国を世界の火薬庫に変えてしまいました。我々が知っていたアメリカはもう存在しないのです。 米国民がこの異端児に未来を託したのはなぜか。そこには建国から240年以上を経た人工国家の機能不全と、それに対する民衆の失望やいら立ちがあります。 (1)上位1%の富裕層が富全体の4割を握る (2)白人の比率が今後30年間で5割を割る (3)0.01%の大口献金者が政治を牛耳る (4)実質200兆ドルの借金を次世代に残す 米国では経済、人種、政治、世代の上記の「4つの分断」が深刻化し、多くの低中所得層、白人層、被支配層、若年層が置き去りにされているのです。そんな国の形に絶望した中年白人の死亡率が上昇し、先進国でも異例の夢を持てぬ社会になりつつあります。 いまの米国はもはや「無限の未来」を謳歌できない。そんな置き去りにされた人々の怒りが爆発し、未曽有のポピュリズム旋風を吹かせたのです。 ギリシャ神話のパンドラの箱は、あらゆる災厄を解き放ちました。その最後には「エルピス(希望)」が残ったといいます。トランプという劇薬を投じた後の米国にエルピスは残るのでしょうか。 序 章 4つの分断~きしむ人工国家 第1章 アメリカの再覚醒~トランプ革命の本質 第2章 持たざる者の悲哀~広がる経済格差 第3章 虹色国家の緊張~深まる人種の溝 第4章 0.01%の支配~政治に届かぬ民衆の声 第5章 若者たちの憂鬱~重い世代間の不平等 第6章 断たれる成長の源泉~展望なき破壊[上] 第7章 世界と日本のニューノーマル~展望なき破壊[下] おわりに エルピスは残るか~トランプ慣れの果てに
混迷の度合いを深める現代社会において、大学が果たすべき役割、リベラルアーツ教育のあり方を問い、実践・構築するための提案。 混迷の度合いを深める現代社会において、大学が果たすべき役割、リベラルアーツ教育のあり方を問い、実践・構築するための提案。 ◆リベラルアーツ教育のあり方を問い、実践・構築するための提案◆ 2027年に創立150周年を迎える学習院大学の更なる発展のための新たな取り組み。混迷の度合いを深める現代社会において、大学が果たすべき役割、リベラルアーツ教育のあり方を問い、実践・構築するための提案。【2022年5月28日開催の学習院女子大学主催シンポジウム「ポストコロナのリベラルアーツ教育と本学のサバイバル」の記録】 『新しいリベラルアーツ教育の構築~学習院女子大学の挑戦~』 内野 儀・金城亜紀 編 【目 次】 はじめに 刊行に寄せて〔学習院女子大学副学長 内野 儀〕 ◆Ⅰ シンポジウム◆ ポストコロナのリベラルアーツ教育と本学のサバイバル 1 学長挨拶〔大桃敏行〕 2 基調講演 1 クリエイティビティーの活性化〔日下部裕美子〕 2 小説家のレンズで見たジェンダー〔藤野可織〕 3 リベラルアーツと実務教育〔近藤隆則〕 4 中・高の現場からの提言〔西川史子〕 5 演劇的手法を使ったコミュニケーション教育〔平田オリザ〕 3 パネルディスカッション 4 フロアーとの対話 5 閉会挨拶〔専務理事 平野 浩〕 ◆Ⅱ 学内座談会◆ 本プロジェクトの取り組み おわりに 今後の課題と展望〔学習院女子大学教授 金城亜紀〕 学習院女子大学 年表 内野 儀・金城亜紀 編;0301;01;混迷の度合いを深める現代社会において、大学が果たすべき役割、リベラルアーツ教育のあり方を問い、実践・構築するための提案。;20230701
収録作品 現代日本の開化 中味と形式 文芸と道徳 私の個人主義 模倣と独立 無題 教育と文芸 『東洋美術図譜』 イズムの功過 博士問題とマードック先生と余 マードック先生の『日本歴史』 博士問題の成行 文芸委員は何をするか 学者と名誉 硝子戸の中(抄) 倫敦消息(抄) 愚見数則 人生 日記抄 断片 書簡抄
日本で働く外国人の数が、二〇一六年に初めて一〇〇万人を超えた。飲食業や建設業をはじめ、低賃金・重労働の業種ほど日本人が集まらず、外国人の労働力なくしては、もはや日本の産業は成り立たない。一方で、日本人の雇用が奪われるのではないかと懸念する声もある。外国人たちの悲惨な「奴隷労働」の実態や、識者や企業への取材をふまえて、これからの「共存」のあり方について多角的な視点でまとめる。 第1章 最下層労働者たちの実態-シェルターで見た奴隷労働(「使い捨て」の実態 人権を無視した「奴隷制度」 国際社会からの糾弾) 第2章 外国人受け入れの建前と矛盾-それでも日本で働きたい?(技能実習制度の矛盾 変貌する「外国人労働」の現場 アジア人材争奪戦における日本 人手不足を補う実習生) 第3章 「共生」社会を目指して-二〇二〇年の労働力どうなる?(見直される外国人受け入れの指針 新しい"格差"-多重格差社会 外国人と「共に暮らす」社会へ)
【毎日の生活に使える「生きた経済学」を学ぶ】 「これまで経済について知りたいと思って 何冊か入門書を読んでみたけど、よくわからなかった」 「テレビや新聞の経済ニュースがよくわからないが、 どうやって経済を学べばいいかわからない」 という方たちに朗報です。 CEE(アメリカ経済教育協議会)の 「経済教育のスタンダード」を 日本人向けにアレンジした 知識ゼロからの入門書 『アメリカの高校生が学んでいる経済の教科書』 (シリーズ累計14万部)の最新版がついに登場です。 「6コア経済原則」と「5セクターモデル」で学ぶ、 世界一シンプルで実践的な経済学の授業です。 社会人、学生、経営者、 個人事業主、主婦の方まで、 経済の基礎知識を身につけたい すべての方にオススメします。 毎日の生活に使える 「生きた経済学」を学べます。 本書を読めば、 「お金に振り回される人生」と サヨナラできるはずです。
国際・地域レジームにおける外交構想や理念,交渉戦略を対象に,日本とアメリカの外交を従来とは異なる観点から検討する。 いかなる国の政策も国内では完結しないため,おかれた国際環境を整えようと働き掛ける。WTOやAPEC,FTAといった国際・地域レジームをめぐって,日米はどのような外交構想や交渉戦略を展開しているのか。両国の外交を従来とは異なる観点から分析する。 序 章 国際・地域レジームと複層政治過程 第Ⅰ部 変容する国際レジーム 第1章 WTOの危機?――新ラウンドをめぐるアメリカ政府の陥穽 第2章 法化したWTOと日本の受容――日米リンゴ紛争・WTO裁定の波紋 第3章 TRIPsへの道程――コンピュータ・プログラム問題をめぐる政府間交渉と民間対話 第4章 貿易紛争における「歴史」問題の影――日韓繊維紛争の非政治化の試み 第Ⅱ部 アジア太平洋・地域レジームの模索 第5章 日本によるAPEC提案――通産省の構想とアジアン・ウェイ 第6章 アメリカのAPEC政策の文脈――国内基盤と地域関与の境界 第7章 EVSLをめぐる衝突――乖離する日米のAPEC構想 第8章 FTAAPへの展開――アメリカのAPEC回帰 第Ⅲ部 FTAの選択と地域レジーム化 第9章 日本の政策転換――アメリカ型FTAの「学習」 第10章 アメリカのFTA政策――「先端」と「遅れ」 第11章 競合する広域FTA構想――EAFTA・CEPEA・FTAAP 終 章 交錯する変化と持続の力学
なんでこんなに増えたの? ふだんは何をしてるの? 知られざる隣人たちの実情とは――。 1部屋で8人暮らし?! 東大院生もいる? 彼らの実情は。全国の大手コンビニで働く外国店員はすでに4万人超。20人にひとりの割合だ。実は世界第五位の「外国人労働者流入大国」日本。知られざる隣人たちの実情とは?
本当はハマりたいあなたのための一冊! 「とっつきにくい」「面白さがわからない」「コンサート代が高い」…… そうした誤解をときほぐします! クラシックにハマりたかったあなたのために! 話題作『マエストロ』、さそうあきら氏、推薦! 「これを最初に読んでいれば「春の祭典」が10代で聴けたのに!」 ◆楽しむといってもクラシックの場合、たとえば歌舞伎などの古典芸能と同じように、一定の知識を得ておくことで、さらに楽しめるという側面を持つ。 確かに他のジャンルの音楽に比べて難解でとっつきにくいかもしれない。 しかし、一旦その入口をくぐってしまうと、生涯付き合って行ける、奥深い世界が広がっている! この本でおもしろさに目覚めて脱初心者! 長く深く付き合っていくコツを紹介する。 【第1章 まずは思い切ってクラシックのコンサートに足を運ぶ】 ■なぜコンサートに行くのか ■コンサートのチケット代はいくら? ■S席ってなに? 高い席のほうがいいのか? ■オーケストラとの距離は近いほうがいいのか? ■各地のオーケストラと音楽専用ホール ■コンサートの選び方。コンサートに通うという考え方 ■コンサートにだれと行くか。ひとりでも平気? ■コンサートの前に予習は必要か? 【第2章 コンサートを気持ちよく楽しむために】 ■ドレスコードはあるのか? ■コンサートでは遅刻は絶対NG? ■コンサートで拍手をするタイミングは? ■携帯電話とスマートフォン、飴玉の包み紙は悩みの種 ■睡魔という大敵 ■「カーテンコール」ってなに? ■アンコールはあるのか? ■拍手以外の称賛 ■平日夜の公演、食事はどうする? 【第3章 だれもが最初に抱く素朴な疑問】 ■たくさん曲がありすぎて、なにから聴いたらいいのかわからない ■入門に適した作曲家はだれ? ■クラシックの曲にタイトルがないのはなぜ? ■交響曲、協奏曲、ソナタって? ■クラシックの曲はなぜ長いのか? ■インターネットでクラシックを楽しめるのか? 【第4章 オーケストラと指揮者】 ■オーケストラは何人でできている? ■首席奏者とは? コンサートマスターとは? ■オーケストラを「格」で聴かない ■指揮者の役割 ■演奏が変わるとはどういうことか? ■若い指揮者もいるのか? ■昔は作曲者が指揮をしていた? 【第5章 オペラを楽しむ】 ■コンサートとオペラの違いは? ■オペラの主役はだれなのか。歌手、指揮者、演出家 ■はじめて見るオペラの演目 ■外国語で歌われたら、言葉がわからないのでは? ■役柄と歌手 ■映画館で見るオペラ 【第6章 音楽の歴史をほんの少しだけ知る】 ■その作曲家がいつの時代の人かを意識する ■古楽 ── 中世・ルネサンス期からバロック期の音楽 ■バロック音楽 ── モンテヴェルディからバッハまで ■古典派音楽 ── モーツァルトやベートーヴェンが活躍した黄金期 ■ロマン派音楽 ── 感情表現の幅が拡大され、文学的な表現が好まれ た時代 ■国民楽派 ── 民族主義の音楽 ■20世紀の音楽 ── モダニズムの台頭 ■名曲の時代から名演の時代へ? 【第7章 聴いて損はナシ まずは、この定番名曲を聴いてみよう】