【2025年】「倫理学」のおすすめ 本 127選!人気ランキング
- ニコマコス倫理学(アリストテレス) 上 (岩波文庫 青 604-1)
- 動物の解放 改訂版
- 倫理学入門-アリストテレスから生殖技術、AIまで (中公新書 2598)
- 戦争倫理学 (ちくま新書 382)
- やっぱり友だちはいらない。 (TOKYO NEWS BOOKS)
- 今さら聞けない!倫理のキホンが2時間で全部頭に入る
- 入門・倫理学の歴史 24人の思想家
- 史上最強の哲学入門 (河出文庫)
- 蔭山の共通テスト倫理 (大学受験Nシリーズ)
- 動物の解放
世界における動物福祉論の最大の画期となり、現在まで重要性を増し続ける革命的書物にしてシンガーの代表作。そのあまりに苛烈かつ論理的な倫理の要求は、われわれ全存在に向けられている。大幅な改稿を施された2009年版にもとづく決定版。 第1章 すべての動物は平等である 第2章 研究の道具 第3章 工場畜産を打倒せよ 第4章 ベジタリアンになる 第5章 人間による支配 第6章 現代のスピシーシズム
〈人間vs.自然〉では環境問題は解決できない.「自然」「生命」「精神」などの象徴的なテーマから,「持続可能性」「外来生物」,そして「地球温暖化」など現代の地球環境問題まで,すべての二項対立図式を超えて,私たちがこれから豊かに生きていくための環境倫理の新しい地平を拓く! 序章 環境倫理の現在——二項対立図式を超えて(鬼頭秀一) 第I部 環境倫理が語れること 1 人間・自然——「自然を守る」とはなにを守ることか(森岡正博) 2 自然・人為——都市と人工物の倫理(吉永明弘) 3 生命・殺生——肉食の倫理,菜食の論理(白水士郎) 4 公害・正義——「環境」から切り捨てられたもの/者(丸山徳次) 5 責任・未来——世代間倫理の行方(蔵田伸雄) 6 精神・豊かさ——生きものと人がともに育む豊かさ(福永真弓) 第II部 環境倫理のまなざしと現場 7 「外来対在来」を問う——地域社会のなかの外来種(立澤史郎) 8 「持続可能性」を問う——「持続可能な」野生動物保護管理の政治と倫理(安田章人) 9 「文化の対立」を問う——捕鯨問題の「二項対立」を超えて(佐久間淳子) 10 「自然の再生」を問う——環境倫理と歴史認識(瀬戸口明久) 11 「地球に優しい」を問う——自然エネルギーと自然「保護」の隘路(丸山康司) Box1 野生復帰を問う−野生復帰において人はどこまで操作可能か(池田 啓) Box2 政策からこぼれ落ちるローカル知——ウチダザリガニと人間の環境問題(二宮咲子) 第III部 環境倫理から生まれる政策 12 家庭から社会へ——持続可能な社会に続く道を地球温暖化問題から考える(井上有一) 13 知識から知慧へ——土着的知識と科学的知識をつなぐレジデント型研究機関(佐藤 哲) 14 政策から政/祭へ——熟議型市民政治とローカルな共的管理の対立を乗り越えるために(富田涼都) 15 安全から危険へ——生態リスク管理と予防原則をめぐって(松田裕之) 16 制御から管理へ——包括的ウェルネスの思想(桑子敏雄) 終章 恵みも禍も——豊かに生きるための環境倫理(鬼頭秀一)
「食べるために動物を殺すことを可哀相と思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じる文化は、日本だけなの?」 屠畜という営みへの情熱を胸に、アメリカ、インド海外数カ国を回り、屠畜現場をスケッチ!! 国内では東京の芝浦屠場と沖縄をルポ。「動物が肉になるまで」の工程を緻密なイラストで描く。 もくじ 第1章 韓国 カラクトン市場の屠畜場 知らなかった白丁差別/韓国人は焼き肉が好き?/牛の脊髄の味/カラクトンの屠畜場へ/電気ショックで叫ぶ豚/ マジャンドンで働く ソウル最大の肉市場/韓国BSE騒動/マジャンドンで将来設計/結婚相手はエリートと/両班が編み出した宮廷料理/肉はために食べるだけ/恐るべしモンゴル軍/ 差別はあるのかないのか 差別は昔の話か/儒教と牛肉/牛を昇天させる「神の杖」/「今はない」ということば/朝鮮戦争で消えたなんて/ 第2章 バリ島 憧れの豚の丸焼き 屠畜なぞ「朝飯前」/バリヒンドゥー教徒と牛/バビグリン屋の仕事/ココナツの殻で剃毛/油垂らして回る豚/黄金豚は朝焼けに輝く 満月の寺院でみた生贄牛 どんどん豚へ着火/宗教タブーはあるけれど/「殺す」じゃなくて「切る」/祭りと生贄/トゥリマカシ・バビ/命をもらう責任/東京のマンションで鶏をつぶす/ 第3章 エジプト カイロのラクダ屠畜 胎児に遭遇/神様がくれた仕事/中東にも豚がいた/公務員と肉屋 ギザの大家族、羊を捌く 4階の部屋で「放牧」/エジプト人家庭の中で/血の手形は捌いた徴/兄嫁は頭料理が得意/異文化の溝を埋めるのは/ 第4章 イスラム世界 イスラム教徒と犠牲祭 「怖い」の違い/シーア派の屠畜方法/そもそも犠牲祭とは/イスラム世界で暮らす日本人/犠牲祭は残酷か/ 第5章 チェコ 屠畜と動物愛護 ヨゼフ・ラダが描いたザビヤチカ/社会主義と豚/「虐待リポート」番組/大規模屠畜場は残酷か/ ザビヤチカ・豊穣の肉祭り ロスチャの腕前/はじめて知った豚のアレ/肉屋はお金持ち/資本主義社会で生き残るために/ 第6章 モンゴル 草原に囲まれて 食べることは命をもらうこと/社会主義時代の遊牧民/凍った羊を背負って/草原が育てた感覚/とびきりの羊肉を世界へ/ モンゴル仏教と屠畜 羊を食わねば生きていけない土地で/殺生戒を超えて/転がる生首に驚きながら/羊は天からの贈り物/チャンサンマハ草原の香り/ 第7章 韓国の犬肉 Dr.ドッグミートの挑戦 虐待に負けるな/ネットで犬肉を販売/抗議にも負けず、売上倍増/世界に名だたるDr.ドッグミート/犬肉のダイエット効果/モラン市場で食肉犬と対面/「犬白丁」ということば/滋養あふれる犬料理 第8章 豚の屠畜 東京・芝浦屠場 肉は作られる 肉のジョーシキ/ストレスが味を落とす/頭の重み/ ラインに乗ってずんずん進め 種豚と去勢豚/と畜検査もまた重労働/ホッグマシンで皮を剥け/枝肉の完成/ それぞれの職人気質 ここに入ったら肉が食える/女性作業員に聞く/茶髪の職人魂/知らない奴にどう思われようが/ すご腕の仕事師世界 Hさんの修行時代/ショリショリとナイフ捌きが伝わって/「分け前」と「タダ働き」/今橋龍一さんの手技/「見て盗む」には早すぎる!/職人技と近代化の狭間で/屠場と差別/ 第9章 沖縄 ヤギの魔力に魅せられて 家畜をつぶしておもてなし/豚がつなげるトイレと屠畜/ヤギ食にまで抗議/甘くとろける睾丸の刺身/ヤギ屠畜は名護まで/ 海でつながる食肉文化 皮も食べる沖縄の豚/豚をつぶす啼き声が食欲をそそる/犬も猫も食べた/舟に乗った家畜/ 第10章 豚の内臓・頭 東京・芝浦屠場 豚の内臓と頭 ひとつながりの内臓から/赤モノと白モノ/食感にこだわる腸の仕上げ/頭捌きは丁寧かつ迅速に/ 第11章 革鞣し 東京・墨田 革鞣しは1日にしてならず 豚革に惚れ込んで/まちの中は皮革工場がたくさん/原皮が運び込まれて来た/革が青くなる、クロム鞣し/染色は緻密に粘り強く/全身筋肉痛のハードワーク/脂から油へ/木下川という土地で/ 第12章 動物の立場から おサルの気持ち? かわいそうと動物福祉/人間は肉を食べる生物である/動物の要求を知り、応える/感情はなくても情動はある/「丁寧」に食べる/決めるのは社会、つまり私たち/ 第13章 牛の屠畜 東京・芝浦屠場 超高級和牛肉、芝浦に結集 食の安全を言うなら/屠畜頭数日本一/係留所からノッキングへ/気合と技術のピッシング/中身を肉につけない工夫/頭の行方/ 枝肉ができるまで 自分の睫毛かと思ったら/重い牛を安全に吊るす/危険部位・脊髄をしっかり吸引/大型マシンで皮剥き/内臓がもりもり出てくる/牛の人工授精最前線/枝肉の誕生/ BSE検査と屠畜 食肉衛生検査/BSE検査、はじめから終わりまで/スクリーニング検査でふるいにかける/陽性が出た場合/ 第14章 牛の内臓・頭 東京・芝浦屠場 内臓業者の朝 内臓の熱気に包まれて/脂肪の中に渦巻く大腸/内臓にも番号をつけて/複雑多岐な白モノ処理/ほほ肉捌きにホレボレ/BSE検査に対応して/夜明け前から作業/ 第15章 インド ヒンドゥー教徒と犠牲祭 肉を忌避するヒンドゥー教徒/在日インド人と肉食論争/通訳はヒンドゥー教徒/牛の犠牲は禁止/着飾った羊の行く先は/祈りのことばとともに喉を切る/犠牲の羊はひっそりと/ さまよえる屠畜場 驚きの大屠畜場/8割が闇営業/貧乏ではないけれど/ガジプールへの移転/ゴミの丘のふもとに食べ物市場が!/IT大国に残る不浄観/ 第16章 アメリカ 屠畜場ブルース 大嫌いな国、アメリカへ/大屠畜場見学ツアー/最低の仕事/屠畜工程の衛生対策/安い、早いの裏側で/やさしく殺して/カスタムキル—店の裏で捌く/今も健在、カウボーイ/数万頭規模での個体管理/ 資本主義と牛肉 屠畜を英語で言うと/牛糞まみれ、太もも美人/一方、北部の消費者は/オーガニックビーフがある/貧者の肉/ 終章 屠畜紀行のその後 ヤンさんとの再会/屠殺と屠畜の間で/獲物と死体/ あとがき/主要参考文献一覧
14歳からの「考える」のための教科書。「自分とは何か」「死」「家族」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」など30のテーマ。 今の学校教育に欠けている14歳からの「考える」の為の教科書。「言葉」「自分とは何か」「死」「家族」「社会」「理想と現実」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」等30のテーマ。 人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある。 言葉、自分とは何か、死、心、他人、家族、社会、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、仕事と生活、本物と偽物、メディアと書物、人生、善悪、自由など、30のテーマを取り上げる。 Ⅰ 14歳からの哲学[A] 1 考える[1] 2 考える[2] 3 考える[3] 4 言葉[1] 5 言葉[2] 6 自分とは誰か 7 死をどう考えるか 8 体の見方 9 心はどこにある 10 他人とは何か Ⅱ 14歳からの哲学[B] 11 家族 12 社会 13 規則 14 理想と現実 15 友情と愛情 16 恋愛と性 17 仕事と生活 18 品格と名誉 19 本物と偽物 20 メディアと書物 Ⅲ 17歳からの哲学 21 宇宙と科学 22 歴史と人類 23 善悪[1] 24 善悪[2] 25 自由 26 宗教 27 人生の意味[1] 28 人生の意味[2] 29 存在の謎[1] 30 存在の謎[2]
モラルなき現代に正義・愛・自由を問う、新しい倫理学! 社会も、経済も、政治も、科学も、倫理なしには成り立たない。 倫理がなければ、生きることすら難しい。 人生の局面で判断を間違わないために、正義と、愛と、自由の原理を押さえ、 自分なりの生き方の原則を作る! 道徳的混乱に満ちた現代で、 人生を炎上させずにエンジョイする、〈使える〉倫理学入門。 * * * * 科学はみんなが学ばなくても、科学者が研究してくれれば、それで進歩します。 でも、倫理は違います。 というのは、倫理に関する知識は放っておいてはちゃんと働かないからです。 そして、倫理がなければ、我々は生きることも難しくなる。 だから、一人ひとりが倫理について考えた方がよいのです。 倫理っていうのは、他人事じゃなくて、自分自身の人生の問題だからです。 ――「まえがき」より まえがき はじめに/最初で最後の倫理学の本/考える倫理学?/倫理学と自分たちを繫ぐ/数万人の著者がいる本/主人公は私 序章 この本の使い方 いきなりの抜き打ちテスト!/結局、この本で何ができるか/この本の読み方 パート0 倫理学とは何か 第1章 倫理とは何か 1 - 1 まずはざっくりと ざっくり言って、倫理学って?/で、倫理って?/人間だもの/人間がいて、何かして/だから善悪が生まれる/ルールというか、規範/まとめ 1 - 2 倫理が必要なわけ ふーん、それで?/ガリンペイロの世界/倫理、道徳の必要性 1 - 3 倫理、道徳が意識されないわけ なぜ道徳は意識されないか/言葉・文法と道徳・倫理学の類似/小学校の「道徳」の時間はなんだったのか/空気のような/倫理学の小道1:倫理学がますます必要に? 第2章 倫理学とは何か 2 - 1 残念! 倫理にも弱点が…… 道徳の弱点/善悪なんて人によって違う!?/倫理、道徳を整理する/仕方ないでは困る! 2 - 2 それは自由のために 「道徳は押しつけである」説/子どもは分かってくれない!/それを大人は教えてくれない/倫理学は人を自由にする/倫理学の小道2:科学と倫理学、原因と理由 2 - 3 最も役立つ知識 「倫理学は役立たない」説/役に立つのが分かりにくい/倫理学は独特の仕方で役に立つ/倫理のない医者、非道徳的な技術者/倫理学の小道3:技術と倫理の関係、ついでに職業倫理について 2 - 4 倫理学の答え 倫理学に答えは?/具体的な答えが欲しい!?/「倫理」と「倫理の原理」/そして、使うのは「私」/コラム1:倫理学と人生論 2 - 5 ちょこっと例題――運命のボタン ボタンを押して一億円/思考実験/二つのレベルを分ける/心理の原因、道徳の理由/相互性/正義の原理/道徳の基本原理と理由 インターミッション1 倫理の三つの領域 第3章 倫理の三つの領域 3 - 1 三つの関係 分かれ道/人間の関係としての倫理/個人と社会と、そして/噓とカント/友人より義務が大事!?/コラム2:カントと『ライアーゲーム』とインターネット/人間像の違い/コラム3:カントの定言命法(倫理学用語の難しさと便利さ)/三つの関係 3 - 2 三つの関係を確かめる 二つの極とその中間/ある倫理学者の一日/具体例の分析/重なり合う関係 3 - 3 マンガに応用する 三つの関係を応用する/『デスノート』の分析/『ウロボロス――警察ヲ裁クハ我ニアリ』の分析/『ワンピース』の分析 パート1 社会の倫理:正義 第4章 正義の正体 4 - 1 釣り合いとしての正義 夜神君は正義か?/意見をまとめる/罪と罰の釣り合い/天秤のイメージ 4 - 2 社会、正義、ジコチュー 一人では決められない/正義とジコチュー/みんな同等 4 - 3 生きている社会 生きて動いている社会/正義は自然には生まれない 第5章 正義を洗う 5 - 1 勝った方が正義? 「正義」にしては薄すぎる?/「勝った方が正義」?/「正義の味方」? 5 - 2 正義なんてない? 「正義は人によって違う」?/「正義なんて自分の都合」?/正義は自分たちで作るもの 5 - 3 正義の理念と方法 もう一つの「正義はない」/理念と方法、目的と手段/理念は一つ、方法はたくさん/本の読み方についての注意 第6章 正義のパターン 6 - 1 調整の正義 正義にもパターンがある/調整の正義と法/復讐と正義は違う 6 - 2 交換の正義 交換の正義と経済/調整と交換、法と経済/臓器売買はオッケーか/コラム4:回るお金を支える倫理の力 6 - 3 分配の正義 分配の正義と政治/二種の分配方法/二種の分配の使い分け 6 - 4 パターン分けの意味 一つの正義、三つのパターン/三つのパターンは決め方の違い/パターン分けの意味/序章の問一の答え 第7章 個人と社会 7 - 1 なぜ正義が大事なのか 正義はなぜ必要か/正義がないと「ズルい!」になる/正義がないと「ひどい!」のまま/正義と権利/倫理学の小道4:権利、正義、法/他人同士が傷つけ合わな/倫理学の小道5:正義は時代によって変化する?――権利拡張の歴史 7 - 2 正義を「私」に落とし込む 正義と「私」?/正義と義務/個人の自由/「自由」というと? パート2 個人の倫理:自由 第8章 二種類の自由 8 - 1 消極的自由 自由と制限/「無制限な自由」の罠/自由に制限が必要なわけ/愚行権/義務の範囲/消極的自由 8 - 2 積極的自由 積極的自由/『デスノート』から『バクマン。』へ/「自分」について/自律/自律と自立/「本当の自分」 第9章 自律と幸福 9 - 1 アリストテレス先生の幸福論 なぜ自分への制限が必要なのか/優先順位を決める/幸福/アリストテレスの幸福主義/お金と人気と快楽/幸福とは何か?/アリストテレスから離れて 9 - 2 幸福、目的、質 お金持ちか、幸せか?/質と量/目的と手段 9 - 3 幸福の正体 「質より量、目的より手段」の挙げ句に/例えば、安楽死/幸福の正体/コラム5:遊び、幸福、暇(アリストテレスとマルクス) 第10章 運命と出会い 10 - 1 運命と幸福 なぜ幸福になるのは難しいか/運命/運命と出会い 10 - 2 身近な関係と愛 幸福を成り立たせるもの/身近な関係で大事なもの?/ここは一丁「愛」ということで パート3 身近な関係の倫理:愛 第11章 愛とは何でないか 11 - 1 恋愛こそ愛である? 難しい愛/余計なイメージを取り除く/「愛=セックス」説/「恋愛中心」説/愛の伝統的な分類法 11 - 2 愛とは感情である? 「愛=感情」説/ストーカーは愛するか/不安定な愛?/愛の形 第12章 恋愛と友情 12 - 1 男女間に友情は成り立つか? アリストテレスの恋愛論?/男女間に友情は成り立つか/男女間では恋愛しかない?/男女間の友情?/友情型と恋愛型/相補性と共同性 12 - 2 愛する人は一人だけ? 愛する理由/愛する人は一人だけ?/愛と正義/オンリー・ワン 12 - 3 友達がよそよそしくなるとき 愛の強さの違い/友達がよそよそしくなるとき/愛は外からは分からない/不釣り合いなカップルの謎/愛の偏り/コラム6:嫁姑問題はなぜ難しいか(あるいはマスオさんはなぜ磯野家に同居しているか) 12 - 4 あなたがここにいてほしい 愛で大事なこと/共通のものを大事にする/「徳は孤ならず」/本当の友情?/大事なものを大事にする/あなたがここにいてほしい/序章の問二の答え 第13章 愛のパターン 13 - 1 家族をバラバラにする! 親子愛は?/親子愛は相補型/相補型にも二種類ある!/『サザエさん』はなぜ面白いか/それでも一つのまとまり 13 - 2 愛の内と外 二×二で、四種類/縦の共同性/身近な関係としての会社?/身近な関係の内と外/コラム7:ぼくのおじさん 13 - 3 会社は面白い! 会社は面白い!/会社は作られる/何を大事にする関係か/契約があるか、ないか/会社は組織される/会社が社会的に見える理由 第14章 身近な関係と個人、社会 14 - 1 身近な関係と個人 ブラック企業が生まれるわけ/身近な関係と個人/音楽とスポーツの比喩/スポーツと会社、音楽と恋愛 14 - 2 身近な関係と社会 身近な関係と個人、社会/児童虐待はなぜ防ぎにくいか?/親子と社会/上司の不正な命令に従うか?/会社と社会/身近な関係と社会/視野を広く/コラム8:内部告発は裏切りか? インターミッション2 倫理のケーススタディ 第15章 愛や正義の使い方 15 - 1 試験の採点 倫理の基本原理のまとめ/試験の採点をする1/試験の採点をする2/試験の採点をする3/直観と手続き/間違いを防ぐ/コラム9:税金の納め方 15 - 2 ジレンマの解決 道徳的ジレンマ/ハインツのジレンマ/人生の解釈学 第16章 人生の解釈学 16 - 1 マンガの解釈学 マンガの解釈学/『噓喰い』、『カイジ』などの場合/『逃げ恥』の場合/愛と契約/お金で愛は買えるか? 16 - 2 小説も読もう 小説も読もう/「半沢直樹」の原型/『火花』/自律からおじさんまで/活きた倫理学 16 - 3 ついでに映画も ついでに映画も/『ゴッドファーザー』、ドンの場合/序章の問三の答え/身内、社会、居場所/マイケルの場合/倫理学の小道6:カント対孔子/地味な物語 第17章 身近な話題に倫理学はいかが 17 - 1 ネットとかSNSとか インターネットの新しさ/SNSのSは何? 17 - 2 浮気とか不倫とか 友人と恋人の境目は?/どこからが浮気か?/浮気と不倫/三角関係は?/一夫多妻制の意味/『終末のハーレム』 パート4 攻めの倫理! 第18章 攻めの倫理、守りの倫理 今までを振り返ると/倫理、道徳の二つのイメージ/攻めの倫理と守りの倫理/必要条件と十分条件/「あれかこれか」と「あれもこれも」/やっぱり分けよう 第19章 身近な関係での攻めの倫理 19 - 1 縦の相補型(ついでにケア倫理) 身近な関係における守りと攻め/縦の相補型/ケアの倫理/ケアと正義/ケアと愛/倫理学も進歩する 19 - 2 横の相補型(ついでに医療倫理) 横の相補型/医療の社会性/医療の相補性/患者の権利とインフォームド・コンセント/問題が複雑になる理由 19 - 3 横の共同型(ついでのついでに共同体主義) 横の共同型/『3月のライオン』と『となりの怪物くん』/地域コミュニティ/倫理学の小道7:コミュニタリアニズム/実は私、町内会長です/守りであり、攻めであり 19 - 4 縦の共同型(おまけに経営倫理) 縦の共同型/会社は複雑な組織/攻めに出ると――横と縦の違い/自己目的化する組織/会社も主体である/経営倫理――コンプライアンスとCSR 第20章 社会における攻めの倫理 20 - 1 最大多数の最大幸福!? 社会における守りと攻め/社会改良のための功利主義/功利主義の弱点/倫理学の小道8:動物の権利/功利主義の弱点?/使える場合と使えない場合/倫理学の小道9:功利主義のあれこれ 20 - 2 倫理から政治へ みんなにとって何が大事かが決まる場合/人によって何が大事か違う場合?/不妊治療を健康保険で?/なぜ「政治」なんていうものが必要なのか/多数決とは何か 20 - 3 アファーマティブ・アクション! 攻めの正義?/税金の使い方/アファーマティブ・アクション/積極的正義? 20 - 4 神の正義、人の正義 完全な正義/人間だもの(悪い意味で)/宗教マンガとしての『デスノート』/神の正義、人の正義/コラム10:宗教と経済/倫理学の小道10:グローバリゼーションと正義 第21章 個人における攻めの倫理 21 - 1 自己への自由 個人における攻めと守り/攻めに出るのも難しい/困難な自由 21 - 2 不確定義務 四つの自由/法的義務と道徳的義務/完全義務と不完全義務/「親切」/なぜ親切が不完全なのか/権利を伴わない義務/倫理学の小道11:グローバル正義論 21 - 3 他者への自由 不確定義務は義務なのか?/カントの「義務」論/他者への自由/厄介な自由 21 - 4 自己からの自由 チョー義務!/自己犠牲否定論?/もう一つ自己犠牲否定論/無償の愛/自己からの自由/コラム11:道元の言葉「仏道をならふといふは……」 終章 全体のおさらい 1 倫理の基本原理とパターン 三×四で、合計一二個/段階を分ける 2 人間関係に関する注意 関係の複合/関係の多面性/関係の変化 3 広く見て柔軟にバランスを 幅広く考える/「主人公は私」再び/全体のバランス/自分でも倫理学を作る、自分の人生を作る あとがき 付録パート1 倫理学の内と外 I章 倫理学のアウトライン I - 1 倫理学の三分野 倫理学の中身/規範倫理学/応用倫理学/メタ倫理学/記述倫理学 I - 2 ざっくり倫理学の歴史 規範倫理学の三つの立場/まずはソクラテスから、倫理学の始まり/徳の倫理/義務論と功利主義/問題は? II章 倫理学のお隣さん 倫理学のお隣さん/社会・人間科学の基礎としての倫理学/法と倫理、二種の規範/法と道徳の違い/法に則って粛々と…/それぞれの強みと弱み/倫理学の小道12:倫理は文化によって違う?(相対主義の問題) 付録パート2 倫理学の方法 III章 倫理学の方法 III - 1 まとめる 倫理学者はどうやって研究しているか/やり方の基本/価値判断から規範へ/ノー・モア・ルールズ!/規範から基本原理へ/理由としての原理 III - 2 どーんと原理から考える 「まとめる」方法の難点1――手間がかかる!/「まとめる」方法の難点2――どこで止めたらいいの!?/発想の転換 付録パート3 倫理の基本原理 IV章 多すぎても少なすぎても IV - 1 基本は一つか ベンサムの場合/功利主義の弱点/ゴドウィンの場合 IV - 2 基本はたくさんか ほんのついでのアリストテレス/徳倫理学の利点/徳倫理学の弱点/多すぎても少なすぎても V章 基本原理の基盤を求めて 少数原理主義は倫理を狭く考えている/観点を定める/コラム12:道徳的柔軟性
現代道徳哲学における徳倫理学 徳倫理学・幸福・善き生 古代の徳倫理学 徳倫理学と中国の儒教の伝統 中世の徳倫理学 ヒュームによる徳の解剖 徳倫理学の衰退の歴史 二十世紀の徳倫理学 徳倫理学と正しい行為 徳倫理学と生命倫理学 環境徳倫理学 ビジネス倫理に対する徳倫理学的アプローチ 徳と政治 徳倫理学に対する状況主義者からの批判 徳倫理学の定義
本書では、現代人が抱える「将来の不安」「お金への欲望」「死への恐怖」といった悩みを、哲学者たちの視点から解決に導く内容が紹介されています。アリストテレスやアンリ・ベルクソン、マックス・ウェーバーの考えを通じて、平易な言葉で哲学を学びながら悩みを解消することができる一冊です。
私たちの身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の超入門書。 欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして〈私〉とは何か。私たちの身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の超入門書。 人間の弱さや卑しさに眼差しをむける小さくて深い倫理学の入門書 ▼愛とは何か、正義とは何か、欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして〈私〉とは何か。身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の入門書。 三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、 公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。 シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。 ラテン語で「未知の技法」を意味する。 単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。 1 小さな倫理学のすすめ 2 欲望の倫理学 3 情念のない人間は倫理的なのか 4 〈私〉という苦しみ 5 世界の中心で〈私〉を叫ぶ 6 天使たちの倫理学 7 偶然性を問うこと 8 ハビトゥスを歌うこと 9 風や流れとしての〈私〉 10 過去が苦しめ続けること 11 〈私〉もまた暗闇の中にありき 12 傷つきやすさ 13 涙の中の倫理学 14 さらば、正義の味方 15 友達がいないこと 16 倫理学も真理へと強制されるのか 17 人生に目的はない 18 悪と暴力性、あるいはサディズムとは何か 19 〈私〉への救済と〈私〉からの救済 20 〈私〉とは何か 後書き
京都議定書の発効、「持続可能性」「エコロジカル・フットプリント」といった概念の登場を踏まえて、好評の初版を大幅に改訂。 京都議定書の発効,温暖化に伴う気候変動の再評価,世界規模での貧富の差の拡大,「持続可能性」「エコロジカル・フットプリント」「拡大された製造者責任」といった概念の登場など,環境をめぐる理論的な状況の変化に対応して,好評の初版を大幅に改訂。 第1章 環境問題を倫理学で解決できるだろうか 第2章 人間中心主義と人間非中心主義との不毛な対立 第3章 持続可能性とは何か 第4章 文明と人間の原存在の意味への問い 第5章 環境正義の思想 第6章 動物解放論 第7章 生態系と倫理学 第8章 自然保護 第9章 環境問題に宗教はどうかかわるか 第10章 消費者の自由と責任 第11章 京都議定書と国際協力 第12章 環境と平和
・20世紀を代表する哲学者、バーナード・ウィリアムズによるカリフォルニア大学の名講義。 ・西洋哲学が見落としていた「倫理」をギリシア古典に発見し、近代道徳の呪縛から解放する〈反道徳的な倫理学〉。 ・解説=納富信留(東京大学大学院教授) 近代以降の進歩主義的な見方では、古代ギリシア人は未開の心性をもち、より洗練された道徳が人間性を陶冶してきたと捉えられてきた。 ウィリアムズはこのような道徳哲学の提示する人間が、生きられた経験から切り離された、無性格な道徳的自己であるとして批判する。それとは対照的に、具体的な性格と来歴をもつ人々を描く、ホメロスの叙事詩やアイスキュロス、ソポクレスらの悲劇作品を読み解き、そこに流れる豊かな倫理的思考を明らかにする。 道徳哲学やプラトン、アリストテレスらの哲学を批判的に参照しながら、恥と罪、必然性(運命)と義務、運命と自由意思、責任と行為者性といった概念をめぐる議論を通して、古代と現代を通じてこの現実を生きる人間の生の姿を描き出す、カリフォルニア大学の名講義。 はじめに 二〇〇八年版への序文 A. A. ロング 第一章 古代の解放 第二章 行為者性のいくつかの中心 第三章 責任を認識すること 第四章 恥と自律 第五章 いくつかの必然的なアイデンティティ 第六章 可能性・自由・力 解説 古代ギリシアから私たちが学ぶこと 納富信留 訳者あとがき 古典文献一覧 参考文献一覧 附録1/附録2 注 索引
直感的な善悪の方が哲学的倫理学より正しいのではないか。学問としての倫理学が真に目指すべきものと倫理学的観点の面白さを伝える。 直感的な善悪の方が哲学的倫理学より正しいのではないか。倫理学を根底から問い直し、学問としての倫理学が真に目指すべきものと倫理学的観点の面白さを伝える。 直感的な善悪の方が哲学的倫理学より正しいのではないか。倫理学を根底から問い直し、学問としての倫理学が真に目指すべきものと倫理学的観点の面白さを伝える。
「どうして勉強しなければいけないの?」「どうしていじめはなくならないの?」「生きている意味はあるの?」 学校の… 「どうして勉強しなければいけないの?」 「どうしていじめはなくならないの?」 「生きている意味はあるの?」 学校の先生や親がなかなか答えられない、子どもが抱えるリアルな悩みや疑問を、哲学者の言葉をヒントに解決。 哲学を通して子どもの考える力を育てる、必読の一冊。 古代ギリシャから近代、現代の有名な哲学者の解説も。 ■第1章 自分について考える Q 運動が苦手 Q 勉強ができない Q 自分の言葉で上手く話せない Q 綺麗になりたい Q 自分のいいところがわからない Q 「自分らしさ」って何? ■第2章 友達について考える Q 友達ができない Q 友達が他の子と仲よくしているとムカムカしてしまう Q 友達グループの中で仲間外れにする子がいる Q ケンカをした友達に「ごめんなさい」が言えない Q 人を好きになるってどういうこと? ■第3章 悪について考える Q どうしてルールを守らなくちゃいけないの? Q 人にやさしくしなきゃいけないのはなぜ? Q どうしていじめはなくならないの? Q 悪いことをしている人には注意した方がいい? ■第4章 生き方について考える Q どうして勉強しなければいけないの? Q 苦手なことはあきらめちゃダメ? Q 「本をたくさん読みなさい」って言われたけどなぜ? Q 自分の夢を反対される Q 生きている意味はあるの? Q 幸せって何? ■第5章 命について考える Q 心はどこにあるの? Q 花や木に命はある? Q 死ぬのが怖い Q 人は死んだあとどうなるの? Q 人はどうして人を殺すの? ■岩村先生の哲学講座 人間の祖先「ホモ・サピエンス」が生き残れたわけ 物事の原因はすべて「目に見えない」 「ふたつの時間」を生きる 愛は「心を受ける」こと
〈入門編/実践篇〉とをキーワードに、適切な根拠に基いた論理的で、偏りのない思考へ導く。 信じるにたるとするものを見極め,自分の進むべき方向を決断し,問題を解決する生産的思考がクリティカル思考だ。メタ認知とマインドフルな態度を軸に学習,問題解決,議論の際の<クリシン>思考を身につける本。 好評の<入門篇>に続く<実践編>。たんに懐疑や批判のための思考ではなく,信じるにたるとするものを見極め,自分の進むべき方向を決断し,問題を解決する生産的な思考がクリティカル思考である。メタ認知とマインドフルな態度を支柱に,学習,問題解決,意志決定,議論の際の<クリシン>思考を身につける本。 6章 自分は何を知っているかを知る 1 はじめに 2 メタ認知 3 何を学ぶべきかについて考える 4 なぜ「わかったつもり」になってしまうのか 5 十分勉強したかどうかを知る 7章 問題を解決する 1 はじめに 2 「問題」とは何か 3 効果的な問題解決へのアプローチ 8章 意思決定をする 1 はじめに 2 システマティックな意思決定モデル 3 意思決定が間違っていたことがわかったとき 9章 良い議論と悪い議論 1 はじめに 2 「議論」の定義 3 二つの議論の形式を概観する 4 演繹的議論を評価する規準 5 帰納的議論を評価する規準 6 誤った論法 10章 エピローグ 1 省察的思考としてのクリティカル思考 2 アクティブな思考としてのクリティカル思考 3 問題解決の中でのクリティカル思考 クリティカルシンキングのための原則 【考えてみよう】の解説 推薦図書 事項索引 引用文献
指針なき現代にこそ響く最強の古典!資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一が、生涯を通じて貫いた経営哲学とは。 1番読みやすい現代語訳! 60万部突破!! いまこそ全ての日本人必読! 最強の古典 2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」主人公! 新1万円札の顔に決定! 指針なき現代においてわたしたちは「どう働き」「どう生きる」べきか? 迷ったとき、いつでも立ち返りたい原点がここにある!! 各界のトップ経営者も推薦! 岩瀬大輔氏 「あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある! 」 佐々木常夫氏 「資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている」 新浪剛史氏 「“道徳に基づいた経営"という発想には学ぶべきことが多い」 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。 「論語」とは道徳、「算盤」とは利益を追求する経済活動のことを指します。 『論語と算盤』は渋沢栄一の「利潤と道徳を調和させる」という経営哲学のエッセンスが詰まった一冊です。 明治期に資本主義の本質を見抜き、約480社もの会社設立・運営に関わった彼の言葉は、ビジネスに限らず、未来を生きる知恵に満ちています。 第1章:処世と信条 第2章:立志と学問 第3章:常識と習慣 第4章:仁義と富貴 第5章:理想と迷信 第6章:人格と修養 第7章:算盤と権利 第8章:実業と士道 第9章:教育と情誼 第10章:成敗と運命 なぜいま『論語と算盤』か(本書「はじめに」より抜粋) ここで現代に視点を移して、昨今の日本を考えてみると、その「働き方」や「経営に対する考え方」は、グローバル化の影響もあって実に多様化している。「金で買えないモノはない」「利益至上主義」から「企業の社会的責任を重視せよ」「持続可能性」までさまざまな価値観が錯綜し、マスコミから経営者、一般社員からアルバイトまでその軋轢の中で右往左往せざるを得ない状況がある。そんななかで、われわれ日本人が、「渋沢栄一」という原点に帰ることは、今、大きな意味があると筆者は信じている。この百年間、日本は少なくとも実業という面において世界に恥じない実績を上げ続けてきた。その基盤となった思想を知ることが、先の見えない時代に確かな指針を与えてくれるはずだからだ。 第1章:処世と信条 第2章:立志と学問 第3章:常識と習慣 第4章:仁義と富貴 第5章:理想と迷信 第6章:人格と修養 第7章:算盤と権利 第8章:実業と士道 第9章:教育と情誼 第10章:成敗と運命 十の格言 渋沢栄一小伝 『論語と算盤』注 参考図書
多くの経営者がバイブルとして挙げることの多い「論語と算盤」。明治維新後多くの企業を立ち上げて日本国を強くしてきた渋沢栄一の経営哲学が学べる。論語と算盤、すなわち今で言うとアートとサイエンス。この2つの両輪なくして経営は成り立たないしインパクトのある仕事はできない。常に渋沢栄一の経営哲学を頭に入れて日々過ごしていきたい。
「君たちはどう生きるか」は、吉野源三郎の名作をマンガ化した作品で、1937年の出版以来、多くの人に愛されてきました。主人公コペル君と叔父さんの対話を通じて、人間としての生き方や人生のテーマ(勇気、いじめ、貧困など)について考察されます。原作のメッセージを保持しつつ、マンガ形式で新たに届けられたこの作品は、初めて読む人も再読する人も、人生を見つめ直すきっかけを提供します。