【2023最新】「ニーチェ」のおすすめ本!人気ランキング
- ニーチェかく語りき (岩波現代文庫)
- 飲茶の「最強! 」のニーチェ
- ニーチェ―すべてを思い切るために:力への意志 (入門・哲学者シリーズ 1)
- ツァラトゥストラ (中公文庫プレミアム)
- ニーチェ―どうして同情してはいけないのか (シリーズ・哲学のエッセンス)
- ニーチェ全集〈12〉権力への意志 上 (ちくま学芸文庫)
- 超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ)
- ニーチェ―〈永劫回帰〉という迷宮 (講談社選書メチエ (165))
- ニーチェ全集〈13〉権力への意志 下 (ちくま学芸文庫)
- これがニーチェだ (講談社現代新書)
ニーチェ すべてを思い切るために:力への意志 「ひとは見たい現実しか見ないものだ」というのがジュリアス・シーザーの口癖だったという。 ニーチェの魅力は、「ひとが見たくない現実」をこれでもかと突きつけてくる点にある。 しかもかれは、美しい理想や価値を否定して終わるなどという無責任なことはしない。 通常の見方をどのように改めればいいのか、その結果、世界がどう見えてくるのかを、 ニーチェは示している。 本書は、哲学についてほとんど、あるいは、まったくご存じない読者にもニーチェの考えを理解していただくため、背景となる哲学史的な事情をふくめ、かれの考えを、できるかぎり噛みくだいて描いた。 ニーチェはなぜ道徳を否定するのか。「わたし」や「自我」も無用の長物だ、という。 「力への意志」など、ニーチェの過激なヴィジョンは何をもたらすのか。
神の死でニヒリズムに陥ったヨーロッパ精神を、生をありのままに肯定し自由な境地に生きる超人によって克服する予言の書。この近代の思想と文学に強烈な衝撃を与えた、ニーチェの主著を格調高い訳文と懇切な訳注で贈る。文字を大きくした読みやすい新版
他者の不幸を同情する感情には巧妙に仕組まれた正当防衛が含まれているという。「同情の禁止」をキーワードにニーチェの人生=作品を読み解く。 1 悲劇とソクラテス-ディオニュソス的二重性(作品としての人生 「書きもの」への引きこもり ニーチェにおける「三段階の変化」 ほか) 2 生と死の遠近法-至福体験の影(病者の視点 海の比喩 ルクレティウスと死者の視点 ほか) 3 永遠回帰-「メニッペア」風に(『ツァラトゥストラ』における「三段階の変化」 ニーチェの『動物誌』 鷲と蛇-あるいは、飛翔と円環 ほか)
あなたの知らなかったニーチェ。今に響く孤高の哲人の教え。 1 己について 2 喜について 3 生について 4 心について 5 友について 6 世について 7 人について 8 愛について 9 知について 10 美について
哲学は主張ではない。問の空間の設定である。ニーチェが提起した三つの空間を読み解く、画期的考察――。 ニーチェが問うた真に本質的な問題とは何か。哲学とは主張ではない。徹頭徹尾、問いである。〈神の死〉を語り、道徳を批判し、力への意志を説いた希代の哲学者の問いの構造を、見るも鮮やかに抉り出す快著。(講談社現代新書) ニーチェが問うた真に本質的な問題とは何か。哲学とは主張ではない。徹頭徹尾、問いである。〈神の死〉を語り、道徳を批判し、力への意志を説いた希代の哲学者の問いの構造を、見るも鮮やかに抉り出す快著。 ●道徳批判――諸空間への序章 なぜ人を殺してはいけないのか ●ニーチェの誕生と、「悲劇の誕生」のソクラテス像 ●第1空間――ニヒリズムとその系譜学 神の死とニヒリズム ●第2空間――力への意志とパースペクティヴ主義 ●「反キリスト」のイエス像と、ニーチェの終焉 ●第3空間――永遠回帰=遊ぶ子供の聖なる肯定 永遠回帰の襲来 意志の否定
一世紀に及ぶ解釈・受容の歴史と現在の思想・文化状況をふまえた本格的事典。ニーチェ思想のキーワードや様々な相互影響関係をもつ人物など500余の基礎項目をベースにニーチェの内と外を読み解く。
ニーチェの最後の著作が流麗で明晰な新訳で復活。ニーチェ哲学の究極的な到達であると同時に自身によるニーチェ入門でもある名著。 ニーチェの最後の著作が流麗で明晰な新訳でよみがえる。近代の偶像を破壊しながら、その思考を決算したニーチェ哲学の究極的な到達であると同時に自身によるニーチェ入門でもある名著。
ニーチェの主著、待望の新訳! 随所で笑いを誘うアフォリズムの連なりから「神の死」と「永遠回帰」の思想が初めて提示される。 本書は、フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)が遺した主著、待望の新訳である。1878年の『人間的、あまりに人間的』で採用されたアフォリズム形式の集大成として1882年に出版された本書では、「永遠回帰」の思想が鮮やかに提示され、有名な「神は死んだ」という宣言が登場する。続く『ツァラトゥストラはこう言った』(1883-85年)と並び、ニーチェ思想の神髄を伝える本書を、清新かつ斬新な日本語で! 本書は、フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)が遺した主著、待望の新訳である。 1872年に『悲劇の誕生』を出版して以来、旺盛な執筆活動を続けてきたニーチェは、1878年の『人間的、あまりに人間的』からアフォリズムの形式を採るようになった。その集大成として1882年に出版された本書は、質量ともに他を圧倒する包括的な書物であり、続く『ツァラトゥストラはこう言った』(1883-85年)と並んで、ニーチェの主著と呼ぶにふさわしい1冊になっている。 「およそ何事につけ、『汝はこれをもう一度、ひいては無数回にわたって欲するか』という問いが、最重量級の重みで君の行為にのしかかってくることだろう」(341番)。 このようにして「永遠回帰」と呼ばれる思想は、本書で実に鮮やかに打ち出された。 そして、有名な宣言が続く。 「近代最大の出来事──つまり「神は死んだ」ということ、キリスト教の神への信仰が信ずるに足らぬものになったこと──は、その最初の影をヨーロッパに早くも投げかけ始めている」(343番)。 こうした断片を読み進めるうち、近現代の思想がいかに深くニーチェの影響を受けているかが実感されてくる。 従来、本書のタイトルは『悦ばしき知識』や『華やぐ智慧』などと訳されてきたが、本書の訳者はあえて直訳することを決断し、『愉しい学問』とした。それはニーチェがタイトルに込めた「学問は謹厳実直なものであらねばならぬとする固定観念への挑戦」を明確に示している。 しかつめらしい哲学書ではなく、随所に笑いを誘う言葉がちりばめられた本書を通して、ニーチェとともに「愉しい学問」を実践する至福の体験! 第二版への序文 「冗談(たわむれ)、策略(たくらみ)、復讐(しかえし)」──ドイツ語の押韻による序曲 第一巻 第二巻 第三巻 第四巻 聖なる一月 第五巻 われら怖いもの知らず 付録 鳥のように自由(フォーゲルフライ)王子の歌 訳 注 訳者あとがき 索 引
『不思議の国のアリス』を文法に留意て精読すれば、上級の読解力が無理なく身につき、原書で英文を読むための基礎体力が手に入る! 何ごとにも例外がある。この本は、「文法の本なのに愉快で刺激的」という得がたい例外。 柴田元幸(東京大学名誉教授・翻訳家) アリスのおかげで、英文法が10倍おもしろくなる。 英文法のおかげで、アリスが100倍おもしろくなる。 阿部公彦(東京大学教授・英文学者) すべての人を惹きつける不朽の名作『不思議の国のアリス』。魅力的なキャラクター達が今なお愛されていますが、その原文は一筋縄ではいかない手ごわいもの。つまずきやすい構文や多義的な語彙のほか、「ナンセンス」と言われるような、錯綜した論理が故意に繰り広げられるシーンも……。 そんな『アリス』の原文を読み解くための最良のガイドが本書。案内役は気鋭の英文学者・勝田悠紀さん。勝田さんは「『アリス』攻略のカギは【英文法】にある」と言います。英文法をきちんと意識することで、作者ルイス・キャロルの真意にたどり着くことができ、また英文法の知識をより確かなものにできます。 また、英文を読む前には、人気マンガ家、イラストレーター・はしゃさんの作画によるあらすじを掲載。英文読解に不安がある方も、あらすじを掴んでから英文にチャレンジできるので安心です。 『アリス』で上級の読解力を手に入れましょう! 〈音声のダウンロードについて〉 本書を購入された方は、本書の音声をNHK出版サイトからダウンロードできます。詳しくは書籍内の説明ページをご参照ください。
追悼、緊急復刊! 精神科医・中井久夫の文章や言葉、臨床作法の魅力に迫る。【追悼エッセイ】斎藤環、信田さよ子、松本俊彦各氏ら。 追悼、緊急復刊! 精神科医・中井久夫の文章や言葉、臨床作法の魅力に迫る特集。斎藤環、信田さよ子、松本俊彦各氏らによる追悼エッセイを増補予定。
フランス現象学最後の巨人が,自身の哲学の全貌を噛み砕いて語る,哲学の愉悦を濃縮した大対談録。村上靖彦大阪大学教授推薦。 フランス現象学最後の巨人が、自身の哲学を語り尽くす。そのテーマはプラトン、カント、ハイデガーから果ては物理学、神話学、音楽までまさに縦横無尽。哲学の愉悦を濃縮した大対談録。村上靖彦大阪大学教授による紹介付き。 ●著者紹介 マルク・リシール(Marc Richir, 1943‐2015年) ベルギー・シャルルロワ出身の現象学者。ベルギー国立科学研究基金の主任研究員を務めるかたわら、国際哲学コレージュ、高等師範学校、パリ第7大学、パリ第12大学(現パリ東大学)で教鞭をとる。主な著作に、Recherches phenomenologiques(『現象学研究』、1981/1983年)、Meditations phenomenologiques(『現象学的省察』、1992年)、Phenomenologie en esquisses(『射影する現象学』、2000年)、Phantasia, imagination, affectivite(『空想・想像・情動性』、2004年、以上すべてJerome Millon出版社刊)などがある。2015年11月、南仏で逝去。 サシャ・カールソン(Sacha Carlson, 1974年‐) ベルギーのルーヴァン出身。新ルーヴァンカトリック大学時代からリシールの現象学に関心を示し、現在は音楽制作の仕事のかたわら、現象学の研究をおこなう。2014年にリシールの現象学に関する論文により新ルーヴァン大学から博士の学位を授与される。Annales de phenomenologie誌(フランス/ドイツ)やEikasia誌(スペイン)に、リシールに関する論文を多数発表している。本書以外には、Aux marges de la phenomenologie. Lectures de Marc Richir(共著)などの著書がある。 【監訳者】 澤田哲生(さわだ・てつお) 1979年生まれ。パリ東(旧第12)大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。富山大学准教授。哲学・現象学専攻。『メルロ=ポンティと病理の現象学』(人文書院,2012年),『メルロ=ポンティ読本』〔共著〕(法政大学出版局,2018年),Aux marges de la phenomenologie : Lectures de Marc Richir〔共著〕(Hermann, 2019年),他。 ●主な内容 サソリと散歩と思索――『マルク・リシール現象学入門』日本語版の出版に寄せて (村上靖彦) サシャ・カールソンによる日本語版への序文 序言 凡例 序論 軌跡――伝記的な標点をいくつか―― 第I部 哲学の伝統との関わり I デリダからハイデガーへ Ⅱ フィヒテの厳格さ Ⅲ カントへの回帰 Ⅳ フッサール再発見 第Ⅱ部 現象学的ジグザク Ⅰ 現象への回帰 Ⅱ 『現象学的省察』をめぐって Ⅲ 崇高と情動性 第Ⅲ部 現象学とさまざまな象徴制度 序論 象徴制度とは何か Ⅰ 動物から人間化へ Ⅱ 神話から科学へ Ⅲ 現象と物理学の制度 Ⅳ 政治的なものと歴史 結論 哲学者と芸術家 * 監訳者あとがき 事項索引 人名索引