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【2025年】「ニーチェ」のおすすめ 本 155選!人気ランキング

この記事では、「ニーチェ」のおすすめ 本 をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. 悲劇の誕生 (岩波文庫 青 639-1)
  2. 「最強! 」のニーチェ入門: 幸福になる哲学 (河出文庫)
  3. 飲茶の「最強! 」のニーチェ
  4. ニ-チェ全集 (12) (ちくま学芸文庫 ニ 1-12)
  5. 超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)
  6. 読まずに死ねない哲学名著50冊 (Forest2545Shinsyo 116)
  7. ニーチェ: その思考の伝記 (叢書・ウニベルシタス 724)
  8. ニーチェ全集 9 (ちくま学芸文庫 ニ 1-9)
  9. ニーチェ―〈永劫回帰〉という迷宮 (講談社選書メチエ (165))
  10. その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
他145件
No.1
100
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No.2
99

人気哲学作家・飲茶がニーチェの哲学を熱意をもって解説する入門書。著者の実体験を交え、ニーチェの思想(「神は死んだ」「奴隷道徳」「超人思想」など)をわかりやすく伝え、読む人の人生を幸福に変えることを目指している。目次では哲学の意義やニヒリズム、道徳、死の意味などが取り上げられ、哲学を学ぶことで生き方が変わる可能性を示唆している。

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No.3
87

この書籍は、対話形式と1コママンガを用いたニーチェ入門書で、わかりやすく哲学を紹介しています。内容は、哲学の意義やニーチェの思想(ニヒリズム、道徳、死の意味など)を通じて、前向きな生き方を提案しています。著者は飲茶で、哲学の学びが人生にどのように役立つかを探求しています。

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No.4
85
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No.5
83
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No.7
81

ニーチェ: その思考の伝記 (叢書・ウニベルシタス 724)

リュディガー ザフランスキー
法政大学出版局

いわゆる年代記的な「生の」伝記としてではなく,ニーチェの思考の発展のプロセスを跡づけた「思考の伝記」を物語り,ニーチェ世界の一大パノラマを描き上げる。

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No.8
80

ニーチェ全集 9 (ちくま学芸文庫 ニ 1-9)

フリードリッヒ ニーチェ
筑摩書房
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No.11
76
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No.13
75
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No.14
74
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No.15
74
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No.16
73

ニーチェがかけた呪いとの格闘の歴史こそが、現代思想そのものであった。「(権)力への意志」「アポロン的/ディオニュソス的」「真理(への意志)」「価値(の転倒)」「超人」「正午」「永劫回帰」「重力」……、その“何か根源的だけど、簡単には言い表せない”思想の深淵をじっくりと覗き、テクストを熟読玩味の上、徹底解説。きちんと学ぶための新たなる道標。 下手によむと痛い目にあう「厨二病」の源泉/ポストモダンの原点を攻略。誤読を防ぎ、「使い方」を学び、その本当の“凄み”を析出する! ニーチェの概念は、文脈によって全く正反対のことを指しているようで、理解しにくい。断言調で書かれていることもあって、一度分かったつもりになっても、しばらく読み進めると、別の文脈で全然違った意味合いで使われているように見えてきて、だんだん分からなくなる。様々なタイプのレトリックを使うので、同じことを異なった角度から語っているのか、アイロニーなのかさえ分からないことがしばしばある。 (…)ハイデガーやデリダのようにニーチェに拘る――ニーチェ以上に何を意図して書いているのか分からない――思想家たちに言わせれば、ニーチェが難解なのは、私たちにとってあまりに自明に見えて、その実よく分かっていないので、どこから手を付けていいのか、何を起点にしていいのか分からない問題に対して、分かっているふりをしないで、先がどうなるか見えないまま、果敢に取り組んだからだ、ということになるだろう。(本書より)

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No.17
86
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No.18
66

「どうして勉強しなければいけないの?」「どうしていじめはなくならないの?」「生きている意味はあるの?」 学校の… 「どうして勉強しなければいけないの?」 「どうしていじめはなくならないの?」 「生きている意味はあるの?」 学校の先生や親がなかなか答えられない、子どもが抱えるリアルな悩みや疑問を、哲学者の言葉をヒントに解決。 哲学を通して子どもの考える力を育てる、必読の一冊。 古代ギリシャから近代、現代の有名な哲学者の解説も。 ■第1章 自分について考える Q 運動が苦手 Q 勉強ができない Q 自分の言葉で上手く話せない Q 綺麗になりたい Q 自分のいいところがわからない Q 「自分らしさ」って何? ■第2章 友達について考える Q 友達ができない Q 友達が他の子と仲よくしているとムカムカしてしまう Q 友達グループの中で仲間外れにする子がいる Q ケンカをした友達に「ごめんなさい」が言えない Q 人を好きになるってどういうこと? ■第3章 悪について考える Q どうしてルールを守らなくちゃいけないの? Q 人にやさしくしなきゃいけないのはなぜ? Q どうしていじめはなくならないの? Q 悪いことをしている人には注意した方がいい? ■第4章 生き方について考える Q どうして勉強しなければいけないの? Q 苦手なことはあきらめちゃダメ? Q 「本をたくさん読みなさい」って言われたけどなぜ? Q 自分の夢を反対される Q 生きている意味はあるの? Q 幸せって何? ■第5章 命について考える Q 心はどこにあるの? Q 花や木に命はある? Q 死ぬのが怖い Q 人は死んだあとどうなるの? Q 人はどうして人を殺すの? ■岩村先生の哲学講座 人間の祖先「ホモ・サピエンス」が生き残れたわけ 物事の原因はすべて「目に見えない」 「ふたつの時間」を生きる 愛は「心を受ける」こと

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No.19
73
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No.20
73

この入門書は、ニーチェの思想を探求し、彼の核心的なテーマである「神」や「超越的真理」への逃避と「永遠回帰」の肯定を論じています。著者はニーチェの批判的視点や「力への意志」といった概念を通じて、20世紀思想の重要性を明らかにし、次世代への可能性を提示しています。著者は明治学院大学の教授であり、哲学を通じて人間理解を深めることに努めています。

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No.22
73
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No.23
72

アメリカのニーチェ: ある偶像をめぐる物語 (叢書・ウニベルシタス 1102)

ジェニファー・ラトナー=ローゼンハーゲン
法政大学出版局

エマソンの愛読者ニーチェの哲学が、20世紀米国の文化や宗教、リベラリズムやプラグマティズムにもたらした影響とは? 思想史の… エマソンの愛読者であったニーチェの哲学が、20世紀米国の文化や宗教、リベラリズムやプラグマティズム全般にもたらした大きな影響を跡づける、思想史研究の労作。 神の死を宣告し、超人の到来を説いて狂気に倒れたドイツの哲学者は、じつは最もアメリカ的な思想家エマソンの熱心な愛読者だった。ニーチェの反基礎づけ主義の哲学が、ナチズムへの影響という問題を超えて、20世紀米国の文化やキリスト教、リベラリズムやプラグマティズム哲学全般に及ぼした大きなインパクトを跡づけた労作。ニーチェ翻訳・受容の歴史から、アメリカという国の姿が見えてくる。 プロローグ 大西洋の横断──自生の知性、海外へ 序 第一章 「アメリカのニーチェ」の形成  ニーチェとアメリカ・コスモポリタニズムのヨーロッパ式枢軸  ニーチェの流行  ニーチェの人物像  「ニーチェ的」と「ニーチェ主義」アメリカ英語に 第二章 近代における人間の魂  ニーチェと近代思想の諸問題  弁明しないカトリックの弁明  「社会的福音」とキリスト教の実践可能性  ニーチェのキリスト教への貢献  ナザレのイエス、ナウムブルクのニーチェ 第三章 超人のアメリカ式馴化  大衆の想像力の中の超人  自己の超克と社会的向上  近代の目まぐるしさとロマン主義的自己放棄  超人とドイツ民族精神  戦場の超人と「ドイツ製」世代  おのおのにそれぞれの超人を 第四章 教育者としてのニーチェ  知識人を経験する、言葉が世界を形成する  ニーチェのまがいもの  文化批評という「悦ばしき知識」  近代の知識人と預言者の切望 幕間 ニーチェを奉る人々  ニーチェに取りつかれる、ニーチェを所有する  ニーチェを範とする  ニーチェ巡礼  民主主義文化に対する「距離のパトス」 第五章 ディオニュソス的啓蒙思想  ウォルター・カウフマン、ドイツ人亡命者、ヒトラーに追放されたニーチェ  厄介な思想家ニーチェ  ニーチェとナチス  ニーチェの実験主義とジェイムズのプラグマティズム  ディオニュソス的啓蒙思想への対抗  万人のためのそして何人のためのものでもないカウフマンのニーチェ 第六章 アメリカの土壌で生まれた反基礎づけ主義  ハロルド・ブルーム──エマソンの先行性の探究  リチャード・ローティ──ニーチェとプラグマティストの地平の融合  スタンリー・カヴェル──ニーチェ、エマソン、そして故郷への道を見出すアメリカ哲学  アメリカ的思考についての思考 エピローグ ニーチェとは我々のこと 謝 辞 訳者あとがき

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No.24
72
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No.25
72

最晩年のニーチェ 光と断崖 幻としての『権力への意志』 ニーチェ『この人を見よ』 著作を「作る」ことを排した決定版ニーチェ全集の出現 Zweifel uber die Authentizitat des neu ersetzten Abschnittes im `Ecce homo' der kritischen Gesamtausgabe ドイツにおける同時代人のニーチェ像 日本におけるこの九十年の研究の展開 掌編

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No.26
64
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No.27
71

西洋近代哲学の二大巨人・ショーペンハウアーとニーチェの「無」と「ニヒリズム」の思想は,キリスト教との激烈な相剋によって形成されたものと一面的に捉えられてきたが,実は東洋のインド思想との出会いによってさらに促されたことを実証的に論証したものである.特に,ニーチェとインド思想との邂逅はこれまで見過ごされてきただけに刺激的である. 凡  例 はじめに 第1部 「無」の思想史――古代から近世、西洋と東洋  1.「無」の思想史――西洋  2.「無」の思想史――東洋  3.ニーチェ以前のニヒリズム思想の歴史  4.ショーペンハウアー/ニーチェと東洋思想との比較研究史 第2部 ニヒリズム思想の先駆者とインド思想との関わり     ――ショーペンハウアー 第1章 価値転換の契機としての無の思想  序  1. インド思想における無性    1.1. ウパニシャッドのマーヤ――無価値であること    1.2. 仏教的世界観――無常であること  2. ショーペンハウアーにおける無性――無常と無価値  3. 存在自体の無性からショーペンハウアーの理解における仏教的無(空性)へ  4. 結 第2章 救済(解脱)としての無の思想  序  1.『意志と表象としての世界』正編第一版までにおける救済(解脱)の思想    1.1. ウパニシャッドとの関連において    1.2. 主著正編第71節における「無」の思想  2.『意志と表象としての世界』続編における無の思想    2.1. 死と無    2.2. 無と涅槃 第3部 ニヒリズム思想形成における仏教思想の関わり     ――ニーチェ 第1章 「無性」の思想の流れ     ――ショーペンハウアーから初期ニーチェへ(1)  序  1.「ディオニュソス的世界観」と無性  2. 根源的一者と無性  3. 仮象と無性  4. 芸術論の前提としての「ディオニュソス的世界観」  5. 結 第2章 「無」の思想の流れ     ――ショーペンハウアーから初期ニーチェへ(2)  序  1.ニーチェによるショーペンハウアー的「無」の解釈  2.仏教文献における「無」    2.1.ケッペン『仏陀の宗教』    2.2.ミュラー『小論集』  3.ニーチェによる「無」の提示  4.結 第3章 ニーチェにおける仏教理解とニヒリズム  序  1.ニーチェのニヒリズム思想の多様性    1.1.ニーチェによるニヒリズム思想の多様性    1.2.クーンによる多様なニヒリズム概念の区分    1.3.ニヒリズムの分類の再構成  2.ニヒリズムにおけるショーペンハウアー思想の位置づけ  3.ニーチェの理解における仏教思想――オルデンベルグ『仏陀』をもとにして    3.1.文献の価値    3.2.生の実相と無の思想    3.3.涅槃と無の思想  4.結 おわりに 東西思想の接点としての無の思想 附論 ショーペンハウアーと『ウプネカット』    ――自己認識の問題を中心にした文献学的解明  序  1.マーヤーと表象及び意欲との関係  2.一元的原理とその認識  3.結   あとがき   参考資料     資料I 『ウプネカット』各ウプネカットの名称     資料II コールブルック『様々な小論集』第1巻 目次     資料III ケッペン『仏陀の宗教とその成立』 目次     資料IV ミュラー『小論集』第1巻 目次     資料V オルデンベルク『仏陀――その生涯、教え、教団』 目次   文献リスト   初出一覧   索  引

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No.29
85

中井久夫 増補新版 (KAWADE夢ムック)

河出書房新社編集部
河出書房新社
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No.30
70
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No.31
70

この書籍は、英米圏の最新のニーチェ研究を基に、ニーチェ哲学の重要な部分を一般読者向けにわかりやすく解説した入門書です。各章では、ニーチェの主要な作品を取り上げ、その内容や解釈を簡潔に紹介しています。著者は、ニーチェの哲学を現代的な視点から再評価し、誤解を解消することを目指しています。また、著者たちは哲学者としての経歴を持ち、ニーチェ研究において高い専門性を有しています。

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No.33
85
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No.35
70
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No.36
70
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No.37
65

ソクラテスに聞いてみた

藤田 大雪
日本実業出版社

この書籍は、哲学者ソクラテスの「問答法」を用いて、現代の若者が抱える「仕事」「お金」「友達」「恋愛」「結婚」といった悩みを解決する内容です。著者の藤田大雪は、対話を通じて「本当の考え」を引き出し、各章でテーマに沿った具体的な問題提起を行います。

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No.39
65
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No.40
63
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No.41
65

ニーチェ すべてを思い切るために:力への意志 「ひとは見たい現実しか見ないものだ」というのがジュリアス・シーザーの口癖だったという。 ニーチェの魅力は、「ひとが見たくない現実」をこれでもかと突きつけてくる点にある。 しかもかれは、美しい理想や価値を否定して終わるなどという無責任なことはしない。 通常の見方をどのように改めればいいのか、その結果、世界がどう見えてくるのかを、 ニーチェは示している。 本書は、哲学についてほとんど、あるいは、まったくご存じない読者にもニーチェの考えを理解していただくため、背景となる哲学史的な事情をふくめ、かれの考えを、できるかぎり噛みくだいて描いた。 ニーチェはなぜ道徳を否定するのか。「わたし」や「自我」も無用の長物だ、という。 「力への意志」など、ニーチェの過激なヴィジョンは何をもたらすのか。

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No.42
65

本書は「考える」とは何か、どうすれば上手に考えられるようになるのかを、心温まる絵と共に解説しています。身近な例を通じて思考の本質に迫り、論理的思考の限界も示します。見えない枠組みを外し、多様な知識を持つことで真の考える力が身につくことを目指した哲学絵本です。目次には「考えるとは」「問いの形」「論理的思考」「言葉の重要性」「見えない枠」「自分で考える」といったテーマが含まれています。著者は哲学者の野矢茂樹とイラストレーターの植田真です。

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No.43
65
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No.44
63
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No.45
63

生きるための哲学 ニーチェ[超]入門

白取 春彦
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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No.46
63

哲学とその方法について 論理学と弁証法の余論 知性について 物自体と現象との対立についての二三の考察 汎神論について

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No.47
62

ニーチェ・セレクション (平凡社ライブラリー)

フリードリヒ・ヴィルヘルム ニーチェ
平凡社
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No.48
62

この文章は、ローマの哲人皇帝マルクス・アウレーリウスの著作についての紹介です。彼の内省的な言葉は多くの人々に影響を与えてきました。神谷美恵子による訳文に加え、新たな注釈が付されています。内容は複数の巻に分かれており、訳者の序や解説も含まれています。

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No.49
63

なんだか難しそうな哲学。しかし哲学することは特別なことではない。身近なテーマから、哲学するとはどんな行為なのかを解き明かす。 なんだか難しそうな哲学。中身は分からなくても、漠然と難しそうにみえる哲学。しかし、哲学することはなにも特別な行為ではない。哲学が扱うのはどれも実は身近な問題ばかりである。ニュースなどで見かける問題、人と話すときに話題にするようなこと、実はそこに哲学が隠れている。本書は、これを手がかりにさらに読者なりに考えを深めるための道具箱のようなものである。カントいわく、哲学は学べない。読者はこれをヒントに自分で考える。そこに哲学が存在する。 はじめに(戸田剛文) 第一部 身近なテーマから 第1章……いま芸術に何が期待されているのか(阿部将伸) はじめに 1 視線の向けかえ―古代 2 視線の落ち着き先の変容1―古代末から中世へ 3 視線の落ち着き先の変容2―近代 4 コミュニティ感覚 おわりに ❖おすすめ書籍 第2章……犬と暮らす(戸田剛文) はじめに 1 動物への道徳的配慮 2 具体的な問題 3 動物を食べることは正当化できるのか 4 幸福な社会 ❖おすすめ書籍 第3章……宗教原理主義が生じた背景とはどのようなものか(谷川嘉浩) はじめに 1 原理主義とはどのようなものか 2 近代化と、キリスト教原理主義 3 手のなかに収まらないものへ ❖おすすめ書籍 第4章……幸福の背後を語れるか(青山拓央) はじめに 1 幸福をめぐる三説 2 「私」の反事実的可能性 3 私的倫理と自由意志 4 『論考』と言語 5 『論考』と倫理 ❖おすすめ書籍 第二部 哲学の伝統 第5章……原因の探求(豊川祥隆) はじめに―「なぜ」という問いかけ 1 言葉の根―「アイティア」について 2 近代科学という営みと「目的」の瓦解 3 ドミノ倒し 4 現代の「原因」観―概念の多元主義にむけて 5 おわりに―人間の進歩と面白さ ❖おすすめ書籍 第6章……言葉と世界(佐野泰之) はじめに―言葉のない世界 1 言語論的転回 2 論理実証主義への批判 3 解釈学的転回 おわりに―私たちは言語の囚人なのか? ❖おすすめ書籍 第7章……知識と懐疑(松枝啓至) はじめに 1 古代懐疑主義 2 デカルトの「方法的懐疑」 3 「懐疑」について「懐疑」する―ウィトゲンシュタインの思索を手掛かりに ❖おすすめ書籍 第8章……存在を問う(中川萌子) はじめに 1 「存在とは何か」という問いの動機と必要性―ニーチェとハイデガーの時代診断 2 存在とは何か? 「存在とは何か?」と問うことはどのような営みか? 3 「存在とは何か」という問いの形式と歴史 4 「存在とは何か」と問うことの自由と責任―ハイデガーとヨナスの責任論 おわりに ❖おすすめ書籍 あとがき 索引(人名・事項)

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No.51
62
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No.55
62
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No.57
62

この書籍は、哲学の歴史を強者たちの論争を通じてわかりやすく紹介した入門書です。ソクラテスやデカルト、ニーチェなどの哲学者の考えを基に、真理、国家、神、存在についての議論を展開しています。著者の飲茶は、難解な哲学や科学の知識を楽しく解説することで人気を博しています。

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No.58
62
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No.59
61

この書籍は、幸福を得るためには自己中心的な考えを捨て、外界に目を向けて好奇心を持つことが重要であると説いています。著者ラッセルは、人生を豊かに生きるための知恵を提供し、不幸の原因や幸福をもたらす要素について詳述しています。内容は、不幸の原因を分析した第1部と、幸福を得るための要素を探る第2部に分かれています。

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No.60
63

「考える」ためには何が重要か 多様性の時代の利他と利己 私はプロセスの途中にいる時間的存在 自分が自分であることの意味 民主主義とは何か わかりあえなさをつなぐということ

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No.61
61

近代と向き合い、格闘し、支えた思想家たちの思考のエッセンスを平易に解説、自由と公共をめぐる思想的遺産を縦横に論じて、現代社会をよりよく考える基盤を指し示す。政治・経済・哲学の枠を超え、近代社会の通奏低音をなす思想の姿を浮かび上がらせた、刺激に満ちた最良の道案内。 序 章 社会思想とは何か      1 社会思想の歴史とは何か      2 社会思想史の方法      3 「時代」 と 「思想」 の文脈      4 社会思想の基本問題 —— 「自由」 と 「公共」 の相関 第1章 マキアヴェリの社会思想      1 「時代」 の文脈 —— 市場経済の復活と近代国家の胎動      2 「思想」 の文脈 —— イタリア・ルネサンスの人文主義      3 マキアヴェリの 「問題」      4 『君主論』 の人間観      5 『ディスコルシ』 の共和制論      6 マキアヴェリにおける 「自由」 と 「公共」 第2章 宗教改革の社会思想      1 「時代」 の文脈 —— 近代国家の出現と市場経済の発展      2 「思想」 の文脈 —— ルネサンスから宗教改革へ      3 宗教改革思想の 「問題」      4 ルターの信仰義認論と万人司祭主義      5 カルヴァンの予定説と資本主義の精神      6 宗教改革思想における 「自由」 と 「公共」 第3章 古典的 「社会契約」 思想の展開      1 「時代」 の文脈 —— 国際商業戦争の幕開け      2 「思想」 の文脈 —— 科学革命から自然法学へ      3 社会契約思想の 「問題」      4 ホッブズの機械論的人間観と絶対主権の理論      5 ロックの理性的人間観と政治社会論      6 社会契約思想における 「自由」 と 「公共」 第4章 啓蒙思想と文明社会論の展開      1 「時代」 の文脈 —— 文明社会の発展      2 「思想」 の文脈 —— フランスとスコットランド      3 啓蒙思想の 「問題」      4 フランス啓蒙の文明社会像 —— ヴォルテールから重農主義まで      5 スコットランド啓蒙の文明社会像 —— ハチソンとヒューム      6 啓蒙思想における 「自由」 と 「公共」 第5章 ルソーの文明批判と人民主権論      1 「時代」 の文脈 —— 文明社会の危機      2 「思想」 の文脈 —— 啓蒙から文明批判へ      3 ルソーの 「問題」      4 『社会契約論』 における一般意志と人民主権      5 ルソーにおける 「自由」 と 「公共」 第6章 スミスにおける経済学の成立      1 「時代」 の文脈 —— 文明社会の危機を超えて      2 「思想」 の文脈 —— 啓蒙から社会科学へ      3 スミスの 「問題」      4 『道徳感情論』 における共感と道徳秩序      5 『国富論』 における分業・市場・富裕      6 スミスにおける 「自由」 と 「公共」 第7章 「哲学的急進主義」 の社会思想 —— 保守から改革へ      1 「時代」 の文脈 —— 二重革命のはじまり      2 「思想」 の文脈 —— バークとマルサス      3 哲学的急進主義の 「問題」      4 功利主義の思想 —— ベンサムとジェームズ・ミル      5 古典派経済学の思想 —— リカードウの 『経済学原理』      6 哲学的急進主義における 「自由」 と 「公共」 第8章 近代自由主義の批判と継承 —— 後進国における 「自由」      1 「時代」 の文脈 —— 二重革命の光と影      2 「思想」 の文脈 —— カント、フィヒテ、ロマン主義における自我の発見      3 ヘーゲルの 「問題」      4 ヘーゲルの学問論と市民社会論      5 ヘーゲルにおける 「自由」 と 「公共」 第9章 マルクスの資本主義批判      1 「時代」 の文脈 —— 資本主義の危機      2 「思想」 の文脈 —— マルクス以前の社会主義      3 マルクスの 「問題」      4 哲学批判 —— 『経済学・哲学草稿』 から 『ドイツ・イデオロギー』 へ      5 『資本論』 の資本主義批判      6 マルクスにおける 「自由」 と 「公共」 第10章 J・S・ミルにおける文明社会論の再建      1 「時代」 の文脈 —— 資本主義の変化と民主主義の進展      2 「思想」 の文脈 —— 哲学的急進主義の再検討      3 ミルの 「問題」      4 哲学と道徳の革新      5 社会主義の可能性      6 ミルにおける 「自由」 と 「公共」 第11章 西欧文明の危機とヴェーバー      1 「時代」 の文脈 —— 帝国主義と大衆社会      2 「思想」 の文脈 —— 実証主義の諸潮流      3 ヴェーバーの 「問題」      4 『職業としての学問』 と近代合理主義の起源      5 『職業としての政治』 と民主主義の運命      6 ヴェーバーにおける 「自由」 と 「公共」 第12章 「全体主義」 批判の社会思想 —— フランクフルト学派とケインズ、ハイエク      1 「時代」 の文脈 —— 世界大戦、ロシア革命、大恐慌      2 「思想」 の文脈 —— 全体主義批判の諸相      3 全体主義批判の 「問題」      4 『啓蒙の弁証法』 の資本主義文明批判      5 ケインズとハイエクにおける2つの自由主義      6 全体主義批判における 「自由」 と 「公共」 第13章 現代 「リベラリズム」 の諸潮流      1 「時代」 の文脈 —— 社会主義体制の成立と崩壊      2 「思想」 の文脈 —— 「歴史の終わり」 か 「文明の衝突」 か      3 現代リベラリズムの 「問題」      4 ハーバーマスとロールズ      5 ロールズにおける公正としての正義      6 現代リベラリズムにおける 「自由」 と 「公共」 終 章 社会思想の歴史から何を学ぶか      1 方法からの問い      2 現代における 「自由」 と 「公共」 の可能性

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No.62
61
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No.64
61
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No.65
61

神は死んだ-。既存の権威と価値観を痛烈に批判した十九世紀の哲学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェは、神による価値づけを失った人間がどう自分の生を肯定すべきかを考え続けた。己の境遇をどのように受けとめ、いかに力強く創造的に生きるかという彼の生涯の問いは、時代を越えて、いま私たちの深い共感を呼ぶ。二大思想「超人」「永遠回帰」を軸に、『ツァラトゥストラ』の書に込められた「悦びと創造性の精神」を紐解く。 はじめに 人間は"創造的"に生きよ 第1章 ルサンチマンを克服せよ 第2章 「神の死」から「超人」へ 第3章 永遠回帰とは何か 第4章 現代に「超人」は可能か? 対談 西研×斎藤環-「しなやかな超人」か「完璧なひきこもり」か 読書案内 ニーチェ略年譜

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No.66
61

『猫の妙術』は江戸中期に書かれた剣術指南本で、ネズミ獲りの名人である古猫が教えを説くという設定を通じて、深い教訓を現代風に解説しています。この本は、人生の「勝負」に直面した際に緊張せずに構えるためのメンタル作りを教えてくれます。内容は、猫たちの戦いを通して「道理」や「気」についての教えを展開し、勝ち負けの概念を超えた生き方を提案しています。著者は多くの啓蒙書を手がけた佚斎樗山で、解説を担当する高橋有は武術の経験者です。

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No.68
61
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No.70
61
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No.71
61

この文章は、プラトンの作品「ソクラテスの弁明」と「クリトン」を紹介しています。「ソクラテスの弁明」では法廷でのソクラテスの所信が描かれ、「クリトン」では彼が不正な死刑宣告を受けた後、脱獄を勧める友人クリトンとの対話が展開されます。両作品はソクラテスの偉大さを芸術的に表現しています。

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No.72
61
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No.73
61
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No.75
61

世界遺産、人類の遺産、文化財に含まれる「遺産」とは何か。ノートル=ダムなど具体的な事例とともに紹介。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含む「遺産」とは何か。歴史的資料とともにノートル=ダムなど具体的な事例を紹介して論じる。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含まれる「遺産(patrimoine)」とは何か。老朽化や破壊という運命から免れ、特別な威光を与えられ、熱狂的な執着や、真の信仰を喚起してきた日用品、武具、宝飾品、建築物、さらに、これから新しい時代に生まれる遺産=文化財を守る、保存や修復には何が重要か。歴史的資料とともに、ノートル=ダムといった具体的な事例も紹介し、簡潔にして決定的に論じる。文化に関わるすべての人々の必読書。図版多数。 第一章 宗教的事象  聖遺物 聖像破壊 第二章 王政的事象  レガリア〔王の事物〕 図書館と公文書館 古代遺跡 王城 世論の目覚め 第三章 一族的事象 第四章 国家的事象  遺産の宮 第五章 行政的事象 第六章 科学的事象 参考資料 図版資料 訳者あとがき

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No.77
61

著者は、30,000冊のビジネス書を読破した経験を基に、読書が成功のための最も効果的な手段である理由を解説します。天才たちの思考を学ぶことで、未来を見通す力を得られると述べ、先人の知恵を借りることで凡人でもチャンスを掴むことができると強調しています。本書は、成功に向けたマインドやスキル、転職や起業、お金持ちになるための具体的な方法を紹介し、読者を成長の旅へと導きます。著者は、エリエス・ブック・コンサルティングの代表であり、メールマガジン「ビジネスブックマラソン」の編集長です。

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No.78
61
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No.79
63
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No.82
61

男性、男性性、そして援助要請の文脈 ハイブリッドな男性性 ヤワなペニスを硬くして 新自由主義的メリトクラシーにおける白人労働者階級の少年たち グローバルな文脈における男性の実践とジェンダー関係を研究する 「ヘゲモニックな男性性」から「男性のヘゲモニー」へ 防衛専門家たちの合理的な世界におけるセックスと死 ヴェールに隠された参照項 国際関係における軍事化された男性性 男性性、身体化された男性労働者、そして歴史学者のまなざし キリスト教的兄弟愛、あるいは変態性欲? ジェンダーと帝国主義

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No.83
63
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No.84
63

日常の「自明と思われていること」にはどれだけ多くの謎が潜んでいるのか。哲学の世界に易しく誘い、その歴史と基本問題を大づか…

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No.85
61

この本は、子どもたちが「しあわせとは何か?」を考えるための6つの大きな問いを通じて、自分自身の答えを見つける手助けをする哲学絵本です。様々な視点を組み合わせながら、日常では見えない考えを探求し、子どもたちと大人が本気で対話することを促します。また、日本版監修の重松清による書き下ろしの短編も収録されています。シリーズ累計23万部の人気を誇ります。

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No.86
63
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No.87
61
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No.88
61

ヘイト本がつくりあげる〝憎悪の棚〟を直視し、熱くもなければ、かっこよくもない、書店と出版の仕事の実像を明らかにする。 「ヘイト本」の15年は書店・出版業界のなにを象徴し、日本社会になにをもたらすのか。見て見ぬふりでつくり上げられてきた〝憎悪の棚〟を直視し、ごく〝普通〟で凡庸な人たちによる、書店と出版の仕事の実像を明らかにする。 反日、卑劣、心がない。平気でウソをつき、そして儒教に支配された人びと。かかわるべきではないけれど、ギャフンと言わせて、黙らせないといけない。なぜなら○○人は世界から尊敬される国・日本の支配をひそかに進めているのだから。ああ〇〇人に生まれなくてよかったなあ……。 だれもが楽しみと知恵を求めて足を運べるはずの本屋にいつしか、だれかを拒絶するメッセージを発するコーナーが堂々とつくられるようになった。そしてそれはいま、当たりまえの風景になった──。 「ヘイト本」隆盛の理由を求めて書き手、出版社、取次、書店へ取材。そこから見えてきた核心は出版産業のしくみにあった。「ああいう本は問題だよね」「あれがダメならこれもダメなのでは」「読者のもとめに応じただけ」と、他人事のような批評に興じるだけで、無為無策のまま放置された「ヘイト本」の15年は書店・出版業界のなにを象徴し、日本社会になにをもたらすのか。 書店・出版業界の大半が見て見ぬふりでつくりあげてきた〝憎悪の棚〟を直視し、熱くもなければ、かっこよくもない、ごく〝普通〟で凡庸な人たちによる、書店と出版の仕事の実像を明らかにする。 ◎すこし長いまえがき─不愉快な旅だちのまえに  本屋はただそこにあるだけで影響力がある/モラルハザードが起きやすい流通システム/「返品しない」のも判断/書店員も組織の一員/どんどんネトウヨが喜ぶ社会に/ヘイト本を「ヘイト本」と呼ぶのは適切か/インターネットが生んだ出版トレンド/雑誌・ムックから書籍・新書へ/ヘイト本とポルノの類似性 1◎ヘイト本が読者に届くまで ■町の本屋のリアル─書店経営者座談会 「こういう本を望んでいたんだよ」/女性が『WiLL』を買うのを見たことがない/反対する本は、どれもこれも売れそうにない/中高年男性の癒しとファンタジー/どの店でも売れるわけではなかった/新書はブームのきっかけになりやすい/中韓経済崩壊本は『ムー』と読者が重なる/買う・買わないはお客さんが判断すること/いちど出版しておいて、引っこめるのはおかしい/女性客が多い店で「成人向け」は置けない/営業に支障が出るのは怖い/店が小さくったって、間口は狭めちゃだめ ■チェーン書店─ 個人の意思だけでは決められない すべてがオートマチック─ 某大手チェーン本部の場合/どう扱うかは各店にまかされる─あゆみBOOKSの場合/書店人としての意見を旗幟鮮明にする─ジュンク堂書店・福嶋聡の場合/クレームへの対応─「アリーナとしての書店」の困難①/「書店員の仕事」ができない─「アリーナとしての書店」の困難②/どんな本も積極的に排除はしない─某大手書店の場合 ■出版取次─まったくの透明な装置 出版社と書店のあいだを〝取り次ぐ〞会社/「出版社がつくった初版部数を基本、信頼はする」/「そもそも、ヘイト本のブームなんてありましたっけ?」/担当書店の返品率をいかに下げるか/ヘイト本ブームとPOSは無関係?/たんに入荷したから並べているだけ ■出版社─「売れるから」と「売れなくても」 ちょっと新しい見方の本/売れたジャンルをイナゴのように食いつくす/歴史に名を残す出版社の〝大転回〞/パワハラとヘイト本/ひと炎上三万部/〝自己実現〞のための本づくり ■編集者─かなりの部分、仕事だからやっている インターネットが重要な供給源/編集者は仕事だからやっている/青林堂で〝ピンチヒッター〟/読むのは意外と〝知識層〟/『マンガ嫌韓流』刊行の立役者もあの人?/保守系の本をつくる人にはバランス感覚が必要 ■ライター─願望をなぞり、陰謀をほのめかす 「こんなの読むのはバカだよね」/ヘイト本の読者はネット右翼ではない/ネット右翼誕生の伏流、『戦争論』/保守デフレ時代を生きのこる「経済右翼」/ネットと無知の融合が生んだ都市伝説/民主化以前の韓国をみんな知らない/自信がないから日本自賛本を読む/ヘイト本ブームが去っても 2◎ヘイト本の現場を読み解く ■川上から川下まで─ 出版界はアイヒマンか ヘイト本はポルノとは違う/ホロコーストも、こんなふうに ■書店への幻想─書店員は本を選べない セレクト書店はヘイト本を選ばない/「書店=アリーナ」論は有効か/本屋大賞の成功と「カリスマ書店員」と/ひろがる誤解、ふくらむ幻想/選ばないのか、選べないのか ■取次の岐路─いまのままでは維持できない POSデータが生んだ画一化とランキング依存/出版業界の外から迫る危機 ■出版社の欺瞞─だれも責任をとらない 不本意な仕事の結果にも責任がある/本当は出してはいけないものを知っている/編集者の名を本に明記するべき ■ネットと本とマスメディア─ 刷りこまれる嫌悪感 「ヘイト本を買うのは普通のこと」/マスメディアによる日常的な刷りこみ/自分の店にマイノリティが来ると思っていない/現代でも人間は簡単に扇動される/マスメディアへの不満のはけ口/わたしたちになにができるか ◎すこし長いあとがき─変わらなければ、滅ぶだけ  この難題とどう向きあえるか/答えは出ているのに変われない現状/日本の出版産業の欠陥のあらわれ/〝人〟が働く本屋をとりもどすには/パターン配本と委託制をやめなければ変われない/ヘイト本が客を遠ざけてはいないか/魅力のない本屋は滅びるのだから

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No.90
61
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No.92
61

『ソクラテスの弁明』は、古代ギリシアの哲学者ソクラテスの裁判をプラトンが記録した作品で、彼の生き方や思想を明らかにする名著です。幸福を追求するためには、何が「善」であるかを理解することが重要であり、これは知恵や真実を求める意味でもあります。新訳と解説を通じて、ソクラテスの言動や哲学的概念(アレテーなど)を探求し、人生や哲学の本質に迫ります。著者は岸見一郎で、哲学やアドラー心理学を専門とする学者です。

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No.94
61

本書『14歳からの哲学』の続編は、人生についての考察をエッセイ形式で柔らかく表現した「人生の教科書」です。著者は、幸福な人生を生きるために必要な16のテーマ(友愛、個性、社会、戦争、言葉など)を通じて、読者に自ら考える力を促します。池田晶子氏は、専門用語を使わず、日常の言葉で哲学を語る気鋭の哲学者です。

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No.95
61

物象化 (叢書・ウニベルシタス)

アクセル・ホネット
法政大学出版局

「物象化」をめぐりルカーチの議論と立ち向かいながら、現代の社会的批判理論が支持すべきパラダイムについて検討した著者の講義録。 「物象化」をめぐり、公式にはルカーチの議論と立ち向かいながら、非公式には現代の社会的批判理論が支持すべきパラダイムについて検討した「タナー講義」の記録。 フランクフルト学派の強い影響下で独自の社会理論を形成し、「批判理論」の現代における代表者とされるホネットの講義録。「物象化」をめぐり、公式にはルカーチの議論と立ち向かいながら、非公式には現代の社会的批判理論が支持すべきパラダイムについての再検討を行う。同講義におけるJ.バトラー、R.ゴイス、J.リアの批判、それに対するホネットの反批判をも紹介した訳者の詳細な解説を付す。   前書き   はじめに 1章 ルカーチにおける物象化 2章 ルカーチからハイデガー、デューイへ 3章 承認の優位 4章 承認の忘却としての物象化 5章 自己物象化の輪郭 6章 物象化の社会的起源   訳者解説1(宮本真也)   訳者解説2(辰巳伸知)   人名索引

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No.96
61

初期ヘーゲルの愛、法(権利)、尊重を援用し「承認」論の重要性を決定的に位置づけた必読書。増補「承認の理由」を新たに収録する。 愛、法(権利)、尊重の初期ヘーゲルの承認形式を援用し、新たな批判理論の地平を目指す。増補「承認の理由──批判的な反問に対する応答」を新たに収録する。 現在の批判理論における最重要の課題である「承認」論の重要性を、決定的に位置づけた必読書。第一版の刊行後に寄せられた反響に原著者が応えた、増補「承認の根拠──批判的な反問にたいする応答」を新たに収録する。愛、法(権利)、尊重という三つの承認形式に基づく初期ヘーゲルの思考を援用し、ハーバマスのコミュニケーション論を批判的に展開させ、新たな批判理論の地平を目指す。 日本語版への序文 序文 第Ⅰ部 歴史的な想起──ヘーゲルの本来の理念 第1章 自己保存をめぐる闘争──近代の社会哲学の基礎づけ 第2章 犯罪と人倫──ヘーゲルの間主観性論の新たなアプローチ 第3章 承認をめぐる闘争──ヘーゲルのイェーナ実在哲学の社会理論 第Ⅱ部 体系の現在化──社会的承認関係の構造 第4章 承認と社会化──ミードによるヘーゲルの理念の自然主義的な転換 第5章 間主観的な承認のモデル──愛、法(権利)、連 第6章 人格の同一性と尊重欠如──暴力的抑圧、権利の剥奪、尊厳の剥奪 第Ⅲ部 社会哲学的な展望──道徳と社会的発展 第7章 社会哲学的な伝統の軌跡──マルクス、ソレル、サルトル 第8章 尊重欠如と抵抗──社会的コンフリクトの道徳的論理 第9章 人格的統合の間主観的条件──人倫の形式的構想 承認の根拠──批判的な反問にたいする応答 訳者あとがき(旧版) 訳者あとがき(増補版) 原注 参考文献 事項索引 人名索引

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No.97
62
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No.98
62

科学はどのようにして生まれたのか? いつ、なぜその自明性が壊れ、新たな理論に入れ替わるのか? 科学哲学の重鎮が、その変遷…

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No.99
61

愉しい学問 (講談社学術文庫 2406)

フリードリヒ・ニーチェ
講談社
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No.100
61

アルバート・エリスが提唱する自己改善メソッドを紹介した本です。内容は、モヤモヤやイライラを解消するための思考法や行動法、自己受容の重要性、最悪の状況を想定することで動揺を減らす方法などを含んでいます。最終的には、幸せは自分自身で作り出すことができるというメッセージが伝えられています。

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No.102
61

不正義とは何か

ジュディス・シュクラー
岩波書店
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No.103
62
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No.104
60
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No.105
60

戦後日本を代表する哲学者、野田又夫によるロングセラー入門書で、ルネサンスから現代までの約80人の哲学者の理論とその背景を解説し、500年の哲学史を概観しています。中世から近世への移行、啓蒙主義とロマン主義の対立、20世紀の実存哲学への発展など、哲学の流れを明らかにしています。目次は近世と現代の哲学の概観に分かれており、詳細な分析が行われています。

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No.106
62
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No.107
60

正義と差異の政治 (サビエンティア 60)

ヤング,アイリス・マリオン
法政大学出版局

ロールズ以降の正義論に根本的な反省を迫り、フェミニズム理論や多文化主義論に多大な影響を与え続ける政治哲学の古典的名著。 ロールズ以降の正義論に根本的な反省を迫り、フェミニズム理論や多文化主義論に多大な影響を与え続ける政治哲学の古典的名著。差異を肯定する民主主義を提唱。 自分と異なる他者への嫌悪や抑圧は、差異を取り除き、同一にすればなくなるのだろうか。正義の分配的パラダイムの限界を指摘し、性や人種、年齢や文化などの差異を認知して肯定する都市の公衆と民主主義にこそ、著者は希望を見いだす。差異と正義に関する社会的・規範的な理論としてもはや古典とされる、政治哲学者ヤングの主著ついに翻訳。 謝辞 序章 第1章 分配的パラダイムを置き換える 第2章 抑圧の五つの側面 第3章 反乱と福祉資本主義社会 第4章 不偏性と公民的公衆の理想 第5章 身体の序列化とアイデンティティの政治 第6章 社会運動と差異の政治 第7章 アファーマティブ・アクションと能力という神話 第8章 都市生活と差異 エピローグ 国際正義 訳者あとがき 参考文献 索引

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No.109
60

本書は「創造」と「狂気」の深い関係を2500年にわたる思想史を通じて探求する。プラトンやアリストテレスから始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経て、ラカン、デリダ、ドゥルーズに至るまでの哲学的議論を明快に描写。著者は、創造性を促進するためには「クレイジー」な人物を雇うべきだというビジネス界の見解を背景に、歴史的な視点からこのテーマを掘り下げている。著者は精神病理学の専門家であり、思想の展開を通じて新たな理解を提供することを目指す。

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No.110
60
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No.113
60

「少女化した哲学者たち」が主役のコミックで、古代哲学を楽しく学べる内容です。

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No.114
62

山積する現代の難問に、哲学・思想を大胆に「使う」本。難解で鳴るヘーゲルを誰にでも理解できるようにわかりやすく解説。超入門書。 戦争、グローバル化といった山積する現代の難問に、ヘーゲルの哲学・思想を大胆に「使う」本。「矛盾」「自己対象化」「家族」「対立物の統一」等、難解で鳴るヘーゲルを誰にでも理解できるようにわかりやすく解説。超入門書。 山積する現代の難問に、哲学・思想を大胆に「使う」本 難解で鳴るヘーゲルを誰にでも理解できるようにわかりやすく解説~超入門書 ◆0 ヘーゲル哲学って使いべりしない ◆1 「日本の直面する課題」を解くヘーゲルの思考法 10のキーワード~1「矛盾」  なぜエネルギー危機を突破できたか? 2「自己対象化」 日米開戦は回避できたか? 4「一者」  天皇の存在理由とは? 5「対立物の統一」「日本的経営」は経済成長の「桎梏」か? ほか ◆2 ヘーゲルの人生に学ぼう 「成功」をもたらす10の人生ポイント~11 引きこもり 12フリーター 家庭教師 17 一派をなす 派閥力と敵対者 18知は権力「御用哲学者」ほか ◆3 ヘーゲルが学んだ人、ヘーゲルに学んだ人~21 ヘーゲル哲学には、その反対も含めた、すべてがある 22 アリストテレス23 デカルト24 スピノザ 25 ルソー 26 カント 27 アダム・スミス 28 キルケゴール 29 マルクス 「欲望社会」 30 ニーチェ ◆4 ヘーゲルに世界問題を占ってもらおう~31 アメリカの一極支配 一極支配と反米感情 32 EUの未来 統合と対立 33 チャイナの躍進 市場経済と共産党・軍支配 34 イスラム世界 国家主権と宗教支配 35 機会と人間

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No.115
60

偶像の黄昏 (河出文庫 ニ 1-3)

フリードリヒ・ニーチェ
河出書房新社
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No.116
60
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No.118
60

ツアラトゥストラはこう語った

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No.119
62
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No.120
62
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No.121
60

日々起きる事件や問題発言をめぐってネットユーザーは毎日のように言い争っている。諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。 日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。 日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。 そして誰も何も言えなくなった―― キャンセルカルチャー、テキストコミュニケーションの困難、 入り乱れ矛盾する「公共性」、陰謀論とフェイクニュース、 シニカルな勘繰り、分断と無関心…終わりのない論戦。 「炎上」を経験したメディア社会論者が分析。 日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、 ネットユーザーは毎日のように言い争っている。 他人が許せないのは、対話が難しいのはなぜか。 物事の見え方に違いが生まれるのはなぜなのか。 背景にある社会やメディアのあり方を考える。 ・ネット上のコミュニケーションがうまくいかない社会的背景、構造的問題を丁寧に解説 ・SNS上で議論になっているトピックの論点がわかる ・ネットを超えた社会の政治的対立についてもわかる ・SNSとの付き合い方を見直したくなる ・ネットに疲れている、なのに見ずにはいられない方は必読 第一章 「表現の自由」をめぐる闘争 …アニメの感想を書いたら炎上した実体験 第二章 ソーシャルメディアの曖昧さと「権力」 …メッセージ解釈はいかにしてズレていくか 第三章 エコーチェンバーの崩壊と拡大する被害者意識 …①カテゴリー思考 ②単純化 ③怒りの増幅 第四章 「不寛容な寛容社会」とマスメディア批判 …快適な社会のパラドクス、新たな迷惑行為の発見 第五章 二つの沈黙、二つの分断 …「ヘタなこと言うくらいなら黙っておくか…」という心理 終 章 単純さと複雑さのせめぎ合い …他者の目に映る世界を眺めてみるということ

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No.123
60
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No.124
60

この文章は、キルケゴールの晩年の思索を通じて、絶望という「死にいたる病」を分析し、キリスト教界の欺瞞を批判しながら、有限なる自己と無限なる神との関係を探求する内容です。現代人の自己疎外の問題に迫り、精神の教化と覚醒を促すことを目的としています。目次には、絶望の定義とその罪としての側面が示されています。

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No.125
62
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山口周さんの書籍の中でもトップレベルに好きな書籍。哲学という取っつきにくい分野をビジネスと絡めて分かりやすく教えてくれる。何度も読み返したい。

No.126
60
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No.128
60

この書籍は、センター試験・倫理の形式で西洋思想を学ぶための内容で、ソクラテスからウィトゲンシュタインまでの重要な哲学的テーマを厳選した20問を通じて解説しています。著者は哲学の基本を楽しく理解できるように工夫しており、古代から近代、そして批判的な哲学の流れを網羅しています。著者は東京大学哲学科卒のライター・編集者、斎藤哲也氏です。

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No.129
62
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No.130
60

14歳からの「考える」のための教科書。「自分とは何か」「死」「家族」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」など30のテーマ。 今の学校教育に欠けている14歳からの「考える」の為の教科書。「言葉」「自分とは何か」「死」「家族」「社会」「理想と現実」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」等30のテーマ。  人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある。  言葉、自分とは何か、死、心、他人、家族、社会、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、仕事と生活、本物と偽物、メディアと書物、人生、善悪、自由など、30のテーマを取り上げる。 Ⅰ 14歳からの哲学[A] 1 考える[1] 2 考える[2] 3 考える[3] 4 言葉[1] 5 言葉[2] 6 自分とは誰か 7 死をどう考えるか 8 体の見方 9 心はどこにある 10 他人とは何か Ⅱ 14歳からの哲学[B] 11 家族 12 社会 13 規則 14 理想と現実 15 友情と愛情 16 恋愛と性 17 仕事と生活 18 品格と名誉 19 本物と偽物 20 メディアと書物 Ⅲ 17歳からの哲学 21 宇宙と科学 22 歴史と人類 23 善悪[1] 24 善悪[2] 25 自由 26 宗教 27 人生の意味[1] 28 人生の意味[2] 29 存在の謎[1] 30 存在の謎[2]

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No.132
62

現代人を魅了してやまない哲学者ニーチェ。「健康と病気」という対概念を手がかりに、その思想の核心を鮮やかに描き出す画期的入門…

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No.133
60

「正しい」とはどういうことか。プラトン、ウィトゲンシュタイン、槇原敬之らの実践を検討し、道徳的思考の多様で奥深い内実に迫る。 「正しさ」はいかにして導かれるか。非主流派倫理学の立場からプラトン、ウィトゲンシュタイン、槇原敬之らの実践を検討し、道徳的思考の内奥に迫る哲学的探究。 「正しさ」はいかにして導かれるか。非主流派倫理学の立場からプラトン、ウィトゲンシュタイン、槇原敬之らの実践を検討し、道徳的思考の内奥に迫る哲学的探究。 それは、「価値観の押しつけ」ではない。 思考とは、理性、感情、想像力を総動員する活動だ。 その多様で奥深い内実に迫る哲学的探究! その考えは正しいか正しくないか、あるいはそれをすべきか否か――。私たちは日々、様々な道徳的判断を迫られ、あるときは自然に、また別のときには悩みに悩んで結論を下す。こうした判断はしばしば、自分たちの外部にある絶対的な規準を個別の現実に当てはめるものとして思い描かれる。だが、そんなふうにすべてを一刀両断してくれるような規準などありうるだろうか。「道徳的に考える」とはそのように機械的な営みなのだろうか。本書では、「非主流派倫理学」の立場からプラトン、ウィトゲンシュタイン、一ノ瀬正樹、槇原敬之らの諸実践を取り上げることで、道徳的に考えることの本当の意味を浮き彫りにする。 はじめに 第1章 当たり前を問い直す――なぜ法律に従うべきなのか 第2章 想像力を働かす――プラトンの『クリトン』を読む 第3章 意味の秩序を現出させる―想像力と言語ゲーム 第4章 動物たちの叫びに応答する―応用倫理学における想像力 第5章 感情を信頼する――道徳的思考と感情 第6章 多様なスタイルで思考する――槇原敬之の倫理学 おわりに/読書案内/あとがき/参考文献  

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No.134
62

本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。感情や人間がどういうものか哲学がどういうものかわかる一冊となっています。 本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。 感情と理性は対立する?  ロボットは感情をもてる?  「感情」にまつわる疑問に答える、まったくの哲学初心者にむけて書かれた入門書 私たちの生活の中心にある感情。 私たちは日々うれしくなったり悲しくなったりして過ごしています。 誰もがもつこの「感情」とはいったい何なのでしょうか? 本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。 「本書は、感情や哲学に興味をもった人が最初に読む本を目指して書かれたものです。なので、この本を読むために、感情についても、哲学についても、予備知識は一切必要ありません。  タイトルに「感情の哲学」と入っていますが、哲学だけでなく、心理学や脳神経科学、文化人類学、進化生物学など、さまざまな分野での感情研究も紹介します。つまり、できるだけ多くの観点から感情について考えてみたいと思います。そのため本書は、感情に興味をもつすべての人に向けて書かれています」 (「はじめに」より) はじめに 第1講 ガイダンス  1 日常のなかの感情  2 哲学は何をするのか  3 「感情」という言葉について  4 各講義の概要 第2講 感情の本質は何か  1 本質の見つけ方  2 本質の候補  3 思考の重要性 第3講 感情と身体  1 ジェームス=ランゲ説  2 根拠となる思考実験  3 身体説の検討 第4講 感情と思考  1 志向性  2 身体と思考の組み合わせ  3 どんな思考が必要なのか  4 「感情の本質」まとめ 第5講 感情と価値/基本的な感情  1 価値の客観性  2 正しい感情と誤った感情  3 基本感情  4 感情価 第6講 複雑な感情/感情と文化  1 感情の混合  2 高度な思考に基づく感情  3 文化の影響 第7講 無意識の感情/ロボットの感情  1 感覚と無意識  2 感情の役割  3 ロボットは感情をもてるか  4 意識のハード・プロブレム 第8講 他人の感情を見る  1 他我問題  2 「見る」とはどういうことか  3 表情は感情の表象か  4 表情は感情の部分 第9講 感情と気分/感情と痛み  1 感情と気分を分ける基準  2 なぜ憂うつになるのか  3 痛みの感情的側面 第10講 感情と理性は対立するか  1 感情は合理的でないのか  2 VMPFC損傷  3 二重過程理論 第11講 道徳哲学と感情の科学  1 道徳的判断  2 トロリー問題の二つのシナリオ  3 功利主義と義務論  4 道徳と二重過程 第12講 恐怖を求める矛盾した感情  1 負の感情のパラドックス  2 消去説 本当は怖がっていない  3 補償説 恐怖と喜びを同時に抱く  4 フィクションが関わる場合 第13講 感情とフィクション  1 フィクションのパラドックス  2 錯覚説 フィクションを現実と間違える  3 ごっこ説 怖がるフリをしている  4 思考説 思い浮かべて怖くなる  5 二つのパラドックスを合わせる 第14講 感情とユーモア  1 愉快な感情  2 笑いとコミュニケーション  3 ユーモアとは何か  4 不一致と、あと何か 第15講 全体のまとめ  1 感情をコントロールする  2 読書案内  あとがき  文献一覧

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No.135
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No.137
62

「差別とはどういうものか」「差別はなぜ悪いのか」「差別はなぜなくならないのか」の3つの問いを通して、哲学的に考える入門書 本書は「差別とはどういうものか」「差別はなぜ悪いのか」「差別はなぜなくならないのか」の3つの問いを通して哲学的に考え、日常で起きている差別的な行為、発言、偏見について、どう考えていいのか手がかりを得る入門書 日常にある差別や偏見。どう考えれば、どうすればいいのかに応える待望の本! 差別的な行為、発言、あるいは偏見について、またハラスメントやいじめと差別との相違、アファーマティブ・アクションと逆差別、配慮しているつもりが差別になるというマイクロアグレッションなど、実際、日常で起きている差別や偏見について、どう考えていいのかわからなくなったら、立ち戻るところがようやく見つかった。 本書は「差別とはどういうものか」「差別はなぜ悪いのか」「差別はなぜなくならないのか」の3つの問いを通して、差別について哲学的に考えていきます。本書の基本的なスタンスは、悪質な差別をあたかも問題のない単なる区別かのように偽装しないこと、それと同時に、何でもかんでも差別と呼ぶような言葉のインフレに陥らないようにすること。 世界では盛んな差別の哲学だが、日本の哲学ではこれまで扱われてこなかった。本書は具体的な事例を使った日本では初めての差別の哲学入門書の決定版!! 序章 なぜ「差別の哲学」なのか 第1章 差別とはどういうものか 単なる区別と不当な差別はどう違うのか/区別か差別かの分類のむずかしさ/アファーマティブ・アクションと逆差別/ヘイトスピーチはどういう意味で差別か/中間考察ーー拾いすぎることと拾えないこと/ハラスメントは差別か/いじめは差別か/差別に歴史は必要か 第2章 差別はなぜ悪いのか 四つの答え/差別者の心や態度に問題があるのか(心理状態説) /害が大きいから悪いのか(害説) /自由を侵害するから悪いのか(自由侵害説) /被差別者を貶めるような社会的意味をもつから悪いのか?(社会的意味説) /結局、差別はなぜ悪いのか 第3章 差別はなぜなくならないのか なぜ嘘はなくならないのか/悪気はなくても差別は起こるーー事実による正当化/事実なのだから仕方がない、とはなぜ言えないのか/配慮しているつもりが差別になるーーマイクロアグレッション/差別されていると言えなくなる/反差別主義者も無自覚に差別している/科学との付き合い方/接触理論の着想/ためらいの好機 終章 差別の問題とこれからの哲学

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No.139
60

リベラリズム 失われた歴史と現在

ヘレナ・ローゼンブラット
青土社
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No.141
60

古来、哲学は体系の構築である前に、人々が自然の神秘を受け止め、生の苦難を乗り越えるための精神の修練であった。自伝的な対話の… 古来、哲学は体系の構築である前に、人々が自然の神秘を受け止め、生の苦難を乗り越えるための精神の修練であった。哲学の本質を語り下ろした自伝的な対話の書。 ギリシャ・ローマ世界では、哲学は論理体系の構築である前に、人々が自然の神秘を受け止め、日常生活の苦難を乗り越えるための知恵、生の様式、精神の修練であった──新プラトン主義やストア派などの研究で世界的に知られ、コレージュ・ド・フランスで古代哲学を教えた著者が、相互的な学びに基づく哲学の本質について易しく語った自伝的な対話の書。哲学への最良の入門書、英語版もロングセラー。 はじめに 第一章 教会の法衣のもとで 第二章 研究・教育・哲学 第三章 哲学の言述 第四章 解釈・客観性・誤読 第五章 合一体験と哲学的生 第六章 精神の修練としての哲学 第七章 生き方としての哲学、知の探求としての哲学 第八章 ソクラテスからフーコーまで──ひとつの長い伝統 第九章 受け入れがたいもの? 第十章 いま在ることがわれわれの幸福 結びとして 訳 注 訳者あとがき 人名索引

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No.142
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No.144
60
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No.145
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No.146
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暴政:20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン

ティモシー・スナイダー
慶應義塾大学出版会

気鋭の歴史家ティモシー・スナイダーが、現在、世界に台頭する圧政の指導者に正しく抗うための二〇の方法をガイドする。 気鋭の歴史家ティモシー・スナイダーが、現在、世界に台頭する圧政の指導者に正しく抗うための二〇の方法をガイドする。解説 = 国末憲人。 ▼政治においては、 騙された、というのは 言い訳にはならない。     ――レシェク・コワコフスキ ファシストは日々の暮らしのささやかな〈真実〉を軽蔑し、 新しい宗教のように響き渡る〈スローガン〉を愛し、 歴史やジャーナリズムよりも、つくられた〈神話〉を好んだ。 事実を放棄するのは、〈自由〉を放棄することと同じだ。 ファシズム前夜―― いまこそ、本を積み上げよう。〈真実〉があるのを信じよう。 歴史の教訓に学ぼう。 気鋭の歴史家ティモシー・スナイダーが、現在、世界に台頭する 圧政の指導者に正しく抗うための二〇の方法をガイドする。 解説 = 国末憲人  プロローグ◆歴史と暴政 1 忖度による服従はするな 2 組織や制度を守れ 3 一党独裁国家に気をつけよ 4 シンボルに責任を持て 5 職業倫理を忘れるな 6 準軍事組織には警戒せよ 7 武器を携行するに際しては思慮深くあれ 8 自分の意志を貫け 9 自分の言葉を大切にしよう 10 真実があるのを信ぜよ 11 自分で調べよ 12 アイコンタクトとちょっとした会話を怠るな 13 「リアル」な世界で政治を実践しよう 14 きちんとした私生活を持とう 15 大義名分には寄付せよ 16 他の国の仲間から学べ 17 危険な言葉には耳をそばだてよ 18 想定外のことが起きても平静さを保て 19 愛国者ペイトリオットたれ 20 勇気をふりしぼれ   エピローグ◆歴史と自由   解説 国末憲人   訳者あとがき

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No.147
60

セネカの代表作3篇を収録した新訳本で、内容は以下の通りです。『生の短さについて』では、人生を浪費せずに活用する重要性を説き、『心の平静について』では心の安定を得る方法を探ります。『幸福な生について』では、快楽よりも徳が幸福の鍵であると主張しています。

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No.148
60

入門哲学の名著

ナイジェル ウォーバートン
ナカニシヤ出版
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No.149
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No.150
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No.152
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理屈の闘い ギルバート・ライル『心の概念』 アラスデア・マッキンタイア「美徳とは何か」 脱道徳家vs人間らしさ エリザベス・アンスコム「一人称」

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No.154
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