【2024年】「ハンナアーレント」のおすすめ 本 20選!人気ランキング
- 悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549)
- 人間の条件 (ちくま学芸文庫 ア-7-1)
- エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告【新版】
- 世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた (フォレスト2545新書)
- ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書 2257)
- ハンナ・アーレント (ちくま新書)
- 全体主義の起原 3――全体主義 【新版】
- イェルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告
- 過去と未来の間――政治思想への8試論
- 服従の心理 (河出文庫)
全体主義と対決・考察を続けた彼女の思考を現象学、政治、思想という三つの視点を駆使して明らかにする。 「手摺なき思考」とは何か。激動の現代史において全体主義と対決・考察を続けた彼女の思想の全貌を現象学、政治、思想という三つの視点を駆使して明らかにする。
言語一般についてまた人間の言語について 暴力の批判的検討 神学的・政治的断章 翻訳者の課題 カール・クラウス 類似性の理論 模倣の能力について ボードレールにおけるいくつかのモティーフについて 技術的複製可能性の時代の芸術作品「第三稿」 歴史の概念について 訳者解説
政治的自由や公共性が危機に瀕する現在、アーレントの思考から何を学ぶべきか。主要テーマを掘り下げた決定版の入門書、著作解題付。 政治的自由や公共性が危機に瀕する現在、アーレントの思考から私たちは何を学ぶべきか。主要テーマ群を最新視点で掘り下げる決定版の入門書。著作解題、略年譜付。 二十世紀の全体主義の惨禍を、一人のユダヤ人女性として、亡命知識人として生きたハンナ・アーレント。政治的公共性や市民的自由がグローバルな危機に瀕し、民主主義の未来が脅かされる現在、彼女の思考の遺産から私たちは何を学ぶべきなのか? ベテランから若手まで総勢50名の気鋭の執筆者が、主要なテーマ群を最新の視点で掘り下げる決定版の入門書。各著作の解題や略年譜も付す。 序 【三浦隆宏】 凡 例 著作略号一覧 第Ⅰ部 アーレントにおける基本概念 1 愛──その哲学的議論にみる、世界の脱‐構築 【阿部里加】 2 ユダヤ人問題──そしてパレスチナ問題 【小森謙一郎】 3 全体主義──アーレント政治思想の基礎概念 【牧野雅彦】 コラム❶ マルティン・ハイデガー 【木村史人】 コラム❷ カール・ヤスパース 【豊泉清浩】 4 労 働──アーレント思想の下部構造 【百木 漠】 5 制作/仕事──人為的制作物をめぐる思考の現代的意義と限界 【篠原雅武】 6 活動/行為──それは語りなのか 【橋爪大輝】 7 はじまりと出生──自由の原理と、その困難 【森川輝一】 8 公と私──古典古代モデルと現代的意義 【川崎 修】 コラム❸ ハンス・ヨナス 【戸谷洋志】 コラム❹ ギュンター・アンダース 【小林 叶】 コラム❺ ヴァルター・ベンヤミン 【細見和之】 9 革命・権力・暴力──自由と合致する権力、自由のための革命 【石田雅樹】 10 アイヒマン裁判──「悪の凡庸さ」は論駁されたか 【三浦隆宏】 11 真理と嘘──二十世紀の政治を問う 【小山花子】 12 思 考──現われの“reality” 【青木 崇】 13 意 志──留保し、可能性を開く 【木村史人】 14 判 断──政治的なものと歴史的なものの交叉 【宮﨑裕助】 15 世 界──耐久性、共通性、複数性 【森 一郎】 コラム❻ ハインリヒ・ブリュッヒャー 【初見 基】 コラム❼ ニューヨークの知識人たち 【大形 綾】 第Ⅱ部 現代世界におけるアーレント 1 理解と和解──人間の本質を信じること 【対馬美千子】 2 約束と赦し──アウシュヴィッツ以後の時代における政治倫理学 【守中高明】 3 悪と無思慮──アイヒマンは何も思考していないのか 【山田正行】 4 責任・道徳・倫理──アーレント責任論の意義と限界 【渡名喜庸哲】 5 芸術論──不死性のための美学 【齋藤宜之】 コラム❽ 物語り 【矢野久美子】 コラム❾ アーレントとスピノザ 【國分功一郎】 6 自由論──複数性のもとで「動く」自由 【齋藤純一】 7 共和主義──新しさの指標 【森分大輔】 8 法と権利──政治の条件としての人為的制度 【毛利 透】 9 熟議と闘技──活動/行為はどのようなかたちをとるのか 【金 慧】 10 政治学──アーレントと政治理論 【乙部延剛】 コラム❿ デモクラシー 【山本 圭】 11 社会的なもの/社会──その公共性との関係をめぐって 【河合恭平】 12 市民的不服従──新たな政治体の「はじまり」 【間庭大祐】 13 フェミニズム──「攻撃されている事柄」による抵抗 【舟場保之】 14 教育学──過去と未来を架橋する出生 【小玉重夫】 15 科学技術──科学を公共圏に取り戻すことは可能か 【平川秀幸】 コラム⓫ 政 策 【奥井 剛】 コラム⓬ アーレント研究センター 【阿部里加/百木 漠】 第Ⅲ部 各国における受容 1 日 本 【三浦隆宏】 2 英語圏 【蛭田 圭】 3 ドイツ 【シュテファニー・ローゼンミュラー】 4 フランス 【渡名喜庸哲/柿並良佑】 第Ⅳ部 著作解題 アーレント著作マップ 1 『アウグスティヌスの愛の概念』 【和田隆之介】 2 『ラーエル・ファルンハーゲン』 【押山詩緒里】 3 『パーリアとしてのユダヤ人』 【石神真悠子/百木 漠】 4 『全体主義の起原』 【石神真悠子/百木 漠】 5 『人間の条件』/『活動的生』 【青木 崇】 6 『過去と未来の間』 【青木 崇】 7 『革命について』 【田中智輝】 8 『エルサレムのアイヒマン』 【石神真悠子/百木 漠】 9 『暗い時代の人々』 【田中智輝】 10 『暴力について』 【田中智輝】 11 『精神の生活』 【村松 灯】 12 『カント政治哲学講義』 【村松 灯】 13 『政治思想集成』 【小森(井上)達郎】 14 『政治とは何か』 【小森(井上)達郎】 15 『政治の約束』 【和田隆之介】 16 『責任と判断』 【村松 灯】 17 『ユダヤ論集』 【押山詩緒里】 18 『思索日記』 【押山詩緒里】 19 書簡集 【田中直美】 20 手稿類 【田中直美】 21 『批判版全集』 【橋爪大輝 アーレント略年譜 【齋藤宜之】 事項索引 人名索引