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【2024年】「ワーキングメモリ」のおすすめ 本 27選!人気ランキング

この記事では、「ワーキングメモリ」のおすすめ 本 をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. ワーキングメモリと教育
  2. ワーキングメモリの探究: アラン・バドリー主要論文集
  3. ワーキングメモリ 思考と行為の心理学的基盤
  4. ワーキングメモリと特別な支援: 一人ひとりの学習のニーズに応える
  5. ワーキングメモリと日常: 人生を切り拓く新しい知性 (認知心理学のフロンティア)
  6. ワーキングメモリと英語入門: 多感覚を用いたシンセティック・フォニックスの提案
  7. 1日3分でもの忘れ予防 毎日脳トレ! 計算ドリル366日
  8. 「指示通り」ができない人たち (日経プレミアシリーズ)
  9. オーバーフローする脳―ワーキングメモリの限界への挑戦
  10. 脳のワーキングメモリを鍛える! 情報を選ぶ・つなぐ・活用する
他17件
No.1
100

ワーキングメモリ(WM)の研究成果を,教育の領域に活かすため体系的に解説。WMの理論的変遷や,実行機能との関連,脳内メカニズム,アセスメントを詳述。その上で,学習や発達障害との関連,特に国語と算数で WMが学習のいかなる側面に関与しているのか明らかにし,一人ひとりのニーズに応えた教育・支援の在り方を考察。 執筆者一覧(執筆順,*は編者) 齊藤 智   京都大学大学院   1,2 三宅 晶   コロラド大学     1,2 苧阪直行   京都大学    3 大塚一徳   長崎県立大学    4 湯澤美紀*  ノートルダム清心女子大学   5 湯澤正通*  広島大学大学   6,7,9 河村 暁   広島女学院大学   8 青山之典   比治山大学   9 伊藤公一   広島大学附属三原小学校   9 立石泰之   糸島市立深江小学校   9 中田晋介   広島市教育委員会   9 渡辺大介   比治山大学   9 蔵永 瞳   広島大学   9 水口啓吾   広島大学   9 はじめに 第1部 理論・アセスメント編 第1章 ワーキングメモリ理論とその教育的応用  第1節 はじめに  第2節 認知心理学におけるワーキングメモリの理論  第3節 ワーキングメモリ理論の応用  第4節 認知負荷理論の教育への応用  第5節 まとめ 第2章 実行機能の概念と最近の研究動向  第1節 はじめに  第2節 実行機能とその関連概念の関係  第3節 実行機能の測定とその問題点  第4節 実行機能の個人差  第5節 実行機能とワーキングメモリのトレーニング研究  第6節 今後の課題 第3章 ワーキングメモリの脳内メカニズム  第1節 脳の地図  第2節 脳とワーキングメモリ  第3節 ワーキングメモリと課題の負荷  第4節 中央実行系  第5節 2重課題  第6節 n-back課題 第4章 ワーキングメモリのアセスメント  第1節 ワーキングメモリの4つの側面  第2節 ワーキングメモリとアセスメント課題  第3節 ワーキングメモリと知能検査  第4節 知能検査によるワーキングメモリのアセスメントとその限界と活用の可能性 第2部 教育・支援編 第5章 学習を支えるワーキングメモリ  第1節 はじめに  第2節 Baddeley & Hitch(1974)のワーキングメモリモデル  第3節 ワーキングメモリと学習  第4節 知的障害  第5節 発達障害  第6節 適切な支援に向けて 第6章 ワーキングメモリと国語の学習  第1節 ワーキングメモリと語彙獲得  第2節 ワーキングメモリと初期の読み  第3節 ワーキングメモリと読みの熟達  第4節 外国語の音韻学習 第7章 ワーキングメモリと算数の学習  第1節 算数領域における概念とスキルの発達  第2節 ワーキングメモリと基礎的な算数の学習  第3節 ワーキングメモリと数学的問題解決 第8章 子どもの認知的特性をふまえた支援技術  第1節 特別な学習支援を必要とする子どもたち  第2節 支援アプローチに基づく支援技術の分類  第3節 ワーキングメモリの困難に配慮した特別な支援  第4節 ワーキングメモリの困難を支援する技術科学とその必要性 第9章 ワーキングメモリと授業研究  第1節 ワーキングメモリの小さい子どもの授業態度  第2節 クラスでワーキングメモリの小さい子どもに対する教師の支援  第3節 ワーキングメモリ理論に基づいた授業研究

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No.2
78

ワーキングメモリの提唱者の一人,バドリー教授自らが厳選した19篇の論文を収録。今なお論争の最前線にあるトピックを扱う。 バドリー教授自らが厳選した19篇の論文を収録。認知研究において今なお論争の最前線にある問題について,第一人者がどのように検討・考察を進めてきたのかを辿り,その研究の全体像を窺い知ることができる。 ワーキングメモリ(WM)の提唱者の一人,バドリー教授自らが厳選した19篇の論文を収録。長期-短期記憶とWMの関係,WMにおける情報モダリティの扱い,WMと注意の働きとの関係など,今なお論争の最前線にある問題について,第一人者がどう検討・考察を進めてきたのかを辿り,その研究の全体像を窺い知ることができる。 【主な目次】 ●第1部 何種類の記憶があるのだろうか? 第1章 単語系列の短期記憶:音響的,意味的,そして形態的類似性の影響(A.D. Baddeley, 1966) 第2章 短期記憶における音響的コーディングと意味的コーディングの同時存在(A. D. Baddeley & J. R. Ecob, 1970) 第3章 健忘症と短期記憶・長期記憶の区分(A. D. Baddeley & E. K. Warrington, 1970) ●第2部 複数成分モデル 第4章 ワーキングメモリ(A. D. Baddeley & G. Hitch, 1974) 第5章 新近性効果:顕在的検索を伴う潜在学習(A. D. Baddeley & G. Hitch, 1993) 第6章 ワーキングメモリの概念:その現状と予想される将来の展開に関する一考察(A. D. Baddeley, 1981) ●第3部 音韻ループ 第7章 単語の長さと短期記憶の構造(A. D. Baddeley, N. Thomson & M. Buchanan, 1975) 第8章 構音ループの探究(A. D. Baddeley, V. J. Lewis & G. Vallar, 1984) 第9章 長期学習に短期貯蔵庫が必要となるとき(A. D. Baddeley, C. Papagno & G. Vallar, 1988) 第10章 言語獲得装置としての音韻ループ(A. D. Baddely, S. E., Gathercole & C. Papagno,1998) ●第4部 視空間スケッチパッド 第11章 視覚的短期記憶の反応時間(W. A. Phillips & A. D. Baddeley, 1971) 第12章 空間的ワーキングメモリ(A. D. Baddeley & K. Lieberman, 1980) 第13章 視覚的短期記憶への干渉(R. H. Logie, G. M. Zucco & A. D. Baddeley, 1990) ●第5部 中央実行系 第14章 中央実行系:基本的な考え方といくつかの誤解(A. D. Baddeley, 1998) 第15章 中央実行系の探究(A. D. Baddeley, 1996) 第16章 認知症とワーキングメモリ(A. D. Baddeley, R. Logie, S. Bressi, S. Della Sala & H. Spinnler, 1986) ●第6部 エピソードバッファ 第17章 エピソードバッファ:ワーキングメモリの新しい成分になり得るか(A. D. Baddeley, 2000) 第18章 視覚的ワーキングメモリにおけるバインディング:エピソードバッファの役割(A. D. Baddeley, R. J. Allen & G. J. Hitch, 2011) 第19章 ワーキングメモリ:理論,モデル,論争(A. D. Baddeley, 2012) 序文 第1部 何種類の記憶があるのだろうか? 第1章 単語系列の短期記憶:音響的,意味的,そして形態的類似性の影響(A.D. Baddeley, 1966)  1.序論  2.実験Ⅰ  3.実験Ⅱ  4.実験Ⅲ  5.考察   第2章 短期記憶における音響的コーディングと意味的コーディングの同時存在(A. D. Baddeley & J. R. Ecob, 1970) 第3章 健忘症と短期記憶・長期記憶の区分(A. D. Baddeley & E. K. Warrington, 1970)  1.実験1:自由再生  2.実験2:短期的な忘却  3.実験3:順向干渉  4.実験4:最小対連合学習  5.実験5:数字スパン  6.実験6:Hebb効果  7.考察 第2部 複数成分モデル 第4章 ワーキングメモリ(A. D. Baddeley & G. Hitch, 1974)  1.序論  2.共通のワーキングメモリシステムの探究  3.提案されるワーキングメモリシステム  4.新近性効果の本質  5.結語   第5章 新近性効果:顕在的検索を伴う潜在学習(A. D. Baddeley & G. Hitch, 1993)  1.一次記憶(primary memory)としての新近性  2.弁別仮説  3.プライミング効果としての新近性  4.潜在学習としての新近性  5.潜在記憶テストの中の新近性  6.考察   第6章 ワーキングメモリの概念:その現状と予想される将来の展開に関する一考察(A. D. Baddeley, 1981)  1.ワーキングメモリという概念  2.ワーキングメモリのモデル 第3部 音韻ループ 第7章 単語の長さと短期記憶の構造(A. D. Baddeley, N. Thomson & M. Buchanan, 1975)  1.実験1  2.実験2  3.実験3  4.実験4  5.実験5  6.実験6  7.実験7  8.実験8  9.総合考察   第8章 構音ループの探究(A. D. Baddeley, V. J. Lewis & G. Vallar, 1984)  1.序論  2.実験1  3.実験2  4.実験3  5.実験4  6.実験5  7.総合考察   第9章 長期学習に短期貯蔵庫が必要となるとき(A. D. Baddeley, C. Papagno & G. Vallar, 1988)  1.症例報告  2.実験1:非単語の記憶スパン  3.実験2:単語対連合学習  4.実験3:非単語の対連合学習  5.実験4:非単語対連合学習-遅い提示  6.実験5:対連合学習-視覚提示  7.考察   第10章 言語獲得装置としての音韻ループ(A. D. Baddely, S. E., Gathercole & C. Papagno, 1998)  1.子どもにおける語彙獲得と音韻ループ  2.成人における実験による単語学習と音韻ループ  3.認知的障害の症例  4.統語獲得のための装置?  5.音韻ループのどの部分が言語学習を支えているのか  6.結論 第4部 視空間スケッチパッド 第11章 視覚的短期記憶の反応時間(W. A. Phillips & A. D. Baddeley, 1971)  1.方法  2.結果  3.考察   第12章 空間的ワーキングメモリ(A. D. Baddeley & K. Lieberman, 1980)  1.序論  2.視覚的あるいは空間的ワーキングメモリ?  3.実験1  4.実験2  5.空間的記憶とイメージ記憶術  6.実験3  7.実験4  8.実験5  9.記憶システムの構造に関する示唆   第13章 視覚的短期記憶への干渉(R. H. Logie, G. M. Zucco & A. D. Baddeley, 1990)  1.序論  2.実験1  3.実験2  4.総合考察 第5部 中央実行系 第14章 中央実行系:基本的な考え方といくつかの誤解(A. D. Baddeley, 1998)  1.序論  2.理論以前のいくつかの仮定  3.機能と解剖学的構造  4.単一システムとしての中央実行系  5.ホムンクルスが役立つとき  6.中央実行系という概念はいかに有用なのか  7.結論   第15章 中央実行系の探究(A. D. Baddeley, 1996)  1.中央実行系の分析方略  2.実行系分割へのアプローチ   第16章 認知症とワーキングメモリ(A. D. Baddeley, R. Logie, S. Bressi, S. Della Sala & H. Spinnler, 1986)  1.序論  2.方法  3.結果  4.考察 第6部 エピソードバッファ 第17章 エピソードバッファ:ワーキングメモリの新しい成分になり得るか(A. D. Baddeley, 2000)  1.現行モデルの問題  2.エピソードバッファ  3.いくつかの未解決な争点   第18章 視覚的ワーキングメモリにおけるバインディング:エピソードバッファの役割(A. D. Baddeley, R. J. Allen & G. J. Hitch, 2011)  1.エピソードバッファを探究する  2.視覚性ワーキングメモリにおけるバインディング  3.空間位置,時間,そしてモダリティが異なる情報間のバインディング  4.バインディングはどのようにして保持されるのか  5.バインディングは海馬に依拠しているか  6.バインディングとエピソードバッファ 第19章 ワーキングメモリ:理論,モデル,論争(A. D. Baddeley, 2012)  1.ワーキングメモリ:理論,モデル,論争  2.音韻ループの特徴  3.視空間スケッチパッド  4.中央実行系  5.エピソードバッファ  6.長期記憶とワーキングメモリを結びつける  7.ワーキングメモリへの神経生物学的アプローチ  8.いくつかの代替的アプローチ  9.今後はどうなっていくだろうか  10.結論 人名索引 事項索引 訳者あとがき:ワーキングメモリ,Baddeley,そして後継者たち

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No.3
78
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No.4
78

現場実践をふまえ,ワーキングメモリの知見を個別指導・学級経営に活かす視点からまとめる。「読み・書き・計算」に困難のある子どもへの特別な支援に関し,その詳細および授業場面での実践について整理。具体例を盛り込みながらわかりやすく解説していくことで,明日からの授業に使える実際的な知識を読者に提供する。 第1章 教室の中のワーキングメモリ 1.ワーキングメモリとは 2.クラスにこんな子どもはいませんか? 3.教室の中の大きな個人差 4.ワーキングメモリの4つの側面 COLUMN① 教師と子どもの関係づくり―特別支援学級で出会った男の子 第2章 学びの多様さとワーキングメモリ 1.ワーキングメモリは学業成績を予測する 2.LDの定義 3.学び方の多様さ 4.学ぶための学びの環境 5.ワーキングメモリ理論に基づいた7つの原則 6.ワーキングメモリを考慮したユニバーサルデザイン COLUMN② 教室の中の環境づくり―ある若手教師のブレークスルー 第3章 読み 1.読みとワーキングメモリ 2.読みの困難 3.支援の方法 COLUMN③ 読みを支える「聴く」体験―質の良い本を「聴く」ことの大切さ 第4章 語彙 1.語彙習得とワーキングメモリ 2.語彙習得の困難 3.支援の方法 COLUMN④ 国語辞典の使い方―ワークシートの活用 第5章 読解 1.読解とワーキングメモリ 2.読解の困難 3.支援の方法 COLUMN⑤ 読みを通した理解―子どもに見えている世界を学ぶ 第6章 書き 1.書きとワーキングメモリ 2.書きの困難さ 3.支援の方法 COLUMN⑥ 書きに困難のある子どもへの支援―漢字の宿題に見る子どもの学びの多様性を認める教師の姿 第7章 計算 1.計算とワーキングメモリ 2.計算の困難 3.支援の方法 COLUMN⑦ 計算に困難のある子どもへの支援―誤り分析から見る子どものつまずき 第8章 算数の文章題 1.算数の文章題とワーキングメモリ 2.文章題の困難 3.支援の方法 COLUMN⑧ 文章題に困難のある子どもへの支援―誤り分析から見る子どものつまずき 第9章 授業場面での支援 1.授業という発話の連鎖 2.授業中の挙手率と参加率 3.授業参加を促す授業デザイン 4.ワーキングメモリを考慮したユニバーサルデザインの授業 第10章 ワーキングメモリの基礎知識 1.あらためて,ワーキングメモリとは何か? 2.ワーキングメモリのモデル 3.ワーキングメモリは脳内ネットワーク 4.ワーキングメモリの容量の限界 5.アセスメントの方法 6.ワーキングメモリがつなぐ理論と実践 引用・参考文献 索 引

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No.5
77

生涯にわたる発達において,ワーキングメモリはどのような役割を果たすのか。 成功(専門知識の獲得)や失敗(嗜癖行動,不適切な意思決定)との関係を明らかにし, 日常生活に与える影響を示す。トレーニングの利点も言及。  ワーキングメモリ――情報の意識的な処理――は,知性における最も重要なものの一つとしてますます認識されてきている。・・・  本書では,一流の心理学者たちがワーキングメモリに関する最新の研究をレビューし,ワーキングメモリが人の発達や生涯においてどのような役割をしているかについて考察している。豊かなワーキングメモリがどのように成功(学術的に,そして専門知識の獲得に)と関係し,乏しいワーキングメモリが失敗(嗜癖行動や不適切な意思決定)と関係しているのかが明らかにされているのである。寄稿論文はまた,ワーキングメモリが私たちの認知的な進化においてどのような役割を果たしているか,そして日常生活の諸事,例えば何を食べ,どのくらい眠るかといったことがワーキングメモリの機能にどのように影響するかといったことを示している。最後に,ワーキングメモリトレーニングの利点に関するエビデンスについて探求している。(「認知心理学のフロンティア・シリーズ」紹介文より引用) ◇目次 第I部 ワーキングメモリ:新しい知性 第1章 ワーキングメモリ:序論 第2章 ワーキングメモリと知能:展望 第3章 ワーキングメモリの進化 第II部 生涯にわたるワーキングメモリ 第4章 発達におけるワーキングメモリ 第5章 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化 第III部 ワーキングメモリと専門知識 第6章 熟達者のワーキングメモリ:伝統的なワーキングメモリ概念との質的な相違 第7章 ワーキングメモリ容量と音楽の技能 第IV部 ワーキングメモリと身体 第8章 ワーキングメモリと食習慣 第9章 断眠とパフォーマンス:ワーキングメモリの役割 第10章 ワーキングメモリと嗜癖行動 第V部 ワーキングメモリと意思決定 第11章 ワーキングメモリと不安:個人差と発達の相互作用を探る 第12章 情動と認知的制御の統合 第13章 ワーキングメモリと瞑想 第VI部 ワーキングメモリの将来:トレーニング 第14章 ワーキングメモリをトレーニングする 第15章 ワーキングメモリトレーニング:神経イメージングからの洞察 第Ⅰ部 ワーキングメモリ:新しい知性  第1章 ワーキングメモリ:序論  第2章 ワーキングメモリと知能:展望  第3章 ワーキングメモリの進化 第Ⅱ部 生涯にわたるワーキングメモリ  第4章 発達におけるワーキングメモリ  第5章 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化 第Ⅲ部 ワーキングメモリと専門知識  第6章 熟達者のワーキングメモリ:伝統的なワーキングメモリ概念との質的な相違  第7章 ワーキングメモリ容量と音楽の技能 第Ⅳ部 ワーキングメモリと身体  第8章 ワーキングメモリと食習慣  第9章 断眠とパフォーマンス:ワーキングメモリの役割  第10章 ワーキングメモリと嗜癖行動 第Ⅴ部 ワーキングメモリと意思決定  第11章 ワーキングメモリと不安:個人差と発達の相互作用を探る  第12章 情動と認知的制御の統合  第13章 ワーキングメモリと瞑想 第Ⅵ部 ワーキングメモリの将来:トレーニング  第14章 ワーキングメモリをトレーニングする  第15章 ワーキングメモリトレーニング:神経イメージングからの洞察

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No.6
77

「日本語耳」の特徴を活かした英語の学びとは? ワーキングメモリの研究成果を踏まえ,豊富な実践例とともに解説する。 脳のメモ帳=ワーキングメモリの観点から,「日本語耳」の特徴を活かした英語学習のあり方を提案する。音声,文字,動作,絵を用いて子どもの感覚をマルチに刺激する,ユニバーサルデザインとしての英語指導法を具体的に紹介。 なぜ私たちは英語が聞き取りにくいのか? 英語の早期教育はどうあるべきか? 脳のメモ帳=ワーキングメモリの観点から,「日本語耳」の特徴を活かした英語学習のあり方を提案する。音声,文字,動作,絵を用いて子どもの感覚をマルチに刺激,主体的な学びへと導く,ユニバーサルデザインとしての英語指導法を具体的に紹介。 ◆主な目次 ●Part 1 理論編 Chapter 1 日本の子どもの母語の習得と英語の聞き取り  1.はじめに 2.言語のリズム 3.母語の習得のはじまり 4.母語習得の鍵は応答性 5.日本語の音のリズムへの気づき 6.日本語耳では,英語の音声が聞き取りにくい? 7.日本語耳で英語を聞き取るのは難しい 8.頭の中で起きている処理オーバー Chapter 2 日本人が,英語を聞き取れないわけは? 1.はじめに 2.日本人は英語を細かく切っている 3.日本人は英語の発音が苦手なわけではない 4.日本語耳のメカニズム 5.英語の隠れディスレクシア 6.すべての子どもに英語学習の機会を Chapter 3 日本語耳を生かした英語の学習 1.はじめに 2.苦手を得意に変えられる 3.英語の聞き取りにくさを克服するには? 4.ワーキングメモリをフルに活かそう! 5.本書で提案するシンセティック・フォニックス Chapter 4 多感覚を用いたシンセティック・フォニックスの学習の原理 1.はじめに 2.音声,文字,動作,絵 3.基本活動 ●Part 2 実践編 Chapter 5 「言葉のプロジェクト:〝英語″の音の世界を探索する」―概要と成果― 1.はじめに 2.音声体験・基礎活動の効果(事後テストⅠ・事後テストⅡ) 3.発展活動の効果(事後テストⅢ) Chapter 6 「言葉のプロジェクト:〝英語″の音の世界を探索する」―実践内容― 1.はじめに 2.音声体験活動 3.基礎活動 4.発展活動Ⅰ 5.発展活動Ⅱ Chapter 7 学びにくさのある子どもたちのための英語の活動―ユニバーサルデザインと一人ひとりの成長― 1.はじめに 2.アセスメントでの子どもたちの姿 3.見えてきた子どもの学び方 4.基礎活動・発展活動の概要 5.基礎活動時の環境構成 Chapter 8 入門期における支援ツール 1.はじめに 2.ジョリーラーニング社製教材 3.自作教材  本書の構成について ●Part 1 理論編   Chapter 1 日本の子どもの母語の習得と英語の聞き取り  1.はじめに 2.言語のリズム 3.母語の習得のはじまり 4.母語習得の鍵は応答性 5.日本語の音のリズムへの気づき 6.日本語耳では,英語の音声が聞き取りにくい? 7.日本語耳で英語を聞き取るのは難しい 8.頭の中で起きている処理オーバー Column 1 英語の学習? Chapter 2 日本人が,英語を聞き取れないわけは? 1.はじめに 2.日本人は英語を細かく切っている 3.日本人は英語の発音が苦手なわけではない 4.日本語耳のメカニズム 5.英語の隠れディスレクシア 6.すべての子どもに英語学習の機会を Column 2 見過ごされる隠れディスレクシア Chapter 3 日本語耳を生かした英語の学習 1.はじめに 2.苦手を得意に変えられる 3.英語の聞き取りにくさを克服するには? 4.ワーキングメモリをフルに活かそう! 5.本書で提案するシンセティック・フォニックス Column 3 英語を学ぶと,日本語が育たない? Chapter 4 多感覚を用いたシンセティック・フォニックスの学習の原理 1.はじめに 2.音声,文字,動作,絵 3.基本活動 Column 4 42音素でフォニックスは終わり? ●Part 2 実践編 Chapter 5 「言葉のプロジェクト:〝英語″の音の世界を探索する」―概要と成果― 1.はじめに 2.音声体験・基礎活動の効果(事後テストⅠ・事後テストⅡ) 3.発展活動の効果(事後テストⅢ) Column 5 アン先生とAnn先生 Chapter 6 「言葉のプロジェクト:〝英語″の音の世界を探索する」―実践内容― 1.はじめに 2.音声体験活動 3.基礎活動 4.発展活動Ⅰ 5.発展活動Ⅱ Column 6 「聞く」ということ Chapter 7 学びにくさのある子どもたちのための英語の活動―ユニバーサルデザインと一人ひとりの成長― 1.はじめに 2.アセスメントでの子どもたちの姿 3.見えてきた子どもの学び方 4.基礎活動・発展活動の概要 5.基礎活動時の環境構成 Column 7 シンセティック・フォニックスを教えられるかなと不安に感じる先生へ Chapter 8 入門期における支援ツール 1.はじめに 2.ジョリーラーニング社製教材 3.自作教材 Column 8 ディスレクシアをもつ児童・生徒の成長  付録1 英国におけるシンセティック・フォニックス導入のプロセスとその実際:日本の英語教育への示唆  付録2 42音素・発音記号・イラスト・動作の概要  付録3 ブレンディング・セグメンティングのための語彙リスト案

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No.8
73
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No.9
73

◆「脳を鍛える」ことは可能なのか?◆ いまや脳は、情報の洪水に見舞われています。テレビを見ながら新聞を読み、連れ合いのお喋りにも耳を傾けていると携帯が鳴り出す──いまや同時にいくつもの事をこなすのは慣れっことはいえ、時々失敗するのも無理はありません。デジタル社会が生み出す情報の奔流に立ち向かっているのは、4万年ほど前の人類の祖先、生活環境もずっと単純だったであろうクロマニヨン人の脳とほぼ同じ容積の脳なのです。情報ストレスで、ダメージを受けないのでしょうか。本書はワーキングメモリという脳の機能に焦点を当てて、脳の限界と可塑性、脳機能を訓練する可能性について、最新の研究成果を一般の読者にわかりやすく解説した、興味深い科学読み物です。著者は、スウェーデンのカロリンスカ研究所教授、訳者は京都大学名誉教授。共にワーキングメモリ研究で著名な研究者です。 オーバーフローする脳―目次 1 はじめに―石器時代の脳が情報洪水に見舞われたら ■マジカルナンバー ■脳の可塑性  ■20世紀のIQ上昇 ■未来 2 情報の入り口 ■注意には異なる種類のはたらきがある22 ■放心状態 ■ミリ秒単位で注意を測る ■脳のスポットライト ■ニューロン間の競合 ■2つの並列的な注意システム 3 心の作業台 ■ワーキングメモリ ■長期記憶 ■注意をコントロールする ■問題の解決 ■ワーキングメモリと短期記憶 4 ワーキングメモリのモデル ■頭頂葉の情報処理 ■記憶と注意の一体化 ■情報はどのように符号化されるか 5 脳とマジカルナンバー7 ■成熟する脳 ■脳の信号と容量 ■容量制約のメカニズム ■子どもの脳 ■脳の活動のコンピュータ・シミュレーション 6 同時課題処理の能力と心の帯域幅 ■運転と携帯 ■カクテルパーティー効果と注意散漫 ■2つのことを同時に行うとき、脳に何が起こるのか? ■容量統合仮説 7 ウォーレスのパラドックス ■ワーキングメモリの進化 ■副産物としての知性 8 脳の可塑性 ■脳地図はどのように書き換えられるか ■刺激の効用 ■音楽とジャグリング ■「使う」と「何」が鍛えられるのか? 9 注意欠陥多動性障害は存在するか? ■ADHDとは何か ■ワーキングメモリ仮説 ■薬物と教育 10 認知ジム ■ロボメモ ■訓練が脳活動にどう影響するか 11 心の筋肉を毎日訓練 ■アインシュタイン加齢研究 ■心の基準 ■禅と集中法 ■凡夫禅 ■科学と瞑想 ■現在と未来の挑戦 12 コンピュータ・ゲーム ■怖れ ■コンピュータ・ゲームの利点 ■コンピュータ・ゲームの未来 13 フリン効果 ■IQを進化させる ■ダメなものは、タメになる 14 神経認知的エンハンスメント ■心の薬物 ■日常の薬物 15 情報の氾濫とフロー ■情報ストレス ■なぜ人間は刺激が好きなのか ■フロー 訳者あとがき   文献と注   索  引     装幀=虎尾 隆

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No.10
73
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No.13
67
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No.15
67
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No.19
65

隠れた脳

シャンカール・ヴェダンタム
インターシフト
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No.25
63

脳とワ-キングメモリ

苧阪 直行
京都大学学術出版会

買い物をする.四則演算など知識と,初めて目の前にする商品の価格と手持ちの金という一時的な記憶を同時に動員して,釣り銭を計算する.この,複数の情報を統合し,現在進行形で処理する記憶の仕組みに迫る.老人性痴呆やアルツハイマー,また携帯電話と交通事故の関係など,現代的課題の解明にもつながる神経科学・心理学の最新成果.

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No.26
63

発達障害の子どもたちに焦点をあて,彼らのワーキングメモリの詳細な特徴を活かし,持続的な学習成果に結びつく支援方法を提案。 ワーキングメモリは,誰もがもつ学習の基礎となる認知的スキルである。読み・書き・計算を支えるワーキングメモリの改善なしに,ただ教えるだけでは,持続的な学習成果に結びつかないと著者は指摘する。本書では発達障害の子どもたちに焦点をあて,彼らのワーキングメモリの特徴を活かした障害別の学習支援方法を提案する。 訳者まえがき 謝辞 はじめに 第1章 脳のメモ帳 1.子どものワーキングメモリ 2.ワーキングメモリの限界 3.ワーキングメモリと環境 4.学校でのワーキングメモリ 要約 第2章 ワーキングメモリのアセスメント 1.言語性ワーキングメモリを要する学習活動 2.視覚性ワーキングメモリを要する学習活動 3.学習障害(Learning Disorder) 4.アセスメント 5.標準得点の理解の仕方 6.次にすべきことは何か? 要約 第3章 読字障害 (Reading disorder) 1.ディスレキシア(読み書き障害:Dyslexia) 2.行動特徴 3.アセスメント 4.ディスレキシアと脳 5.認知プロフィール 6.関連障害 7.支援方法 要約 第4章 算数障害 (Mathematical disorder) 1.行動特徴 2.アセスメント 3.算数障害と脳 4.認知プロフィール 5.併存障害・関連障害 6.支援方法 要約 第5章 統合運動障害 (Dyspraxia) 1.行動特徴 2.アセスメント 3.統合運動障害と脳 4.認知プロフィール 5.併存障害・関連障害 6.関連障害 7.支援方法 要約 第6章 注意欠陥多動性障害(ADHD) 1.行動特徴 2.アセスメント 3.ADHDと脳 4.認知プロフィール 5.併存障害・関連障害 6.支援方法 要約 第7章 自閉症スペクトラム (Autistic Spectrum Disorder) 1.行動特徴 2.アセスメント 3.自閉症スペクトラムと脳 4.認知プロフィール 5.支援方法 要約 8章 支援方法とトレーニング 1.メタ認知スキル 2.深い処理 3.長期記憶 4.ブレイン・トレーニング 5.結論 要約 引用文献 訳者補記 索引

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