【2025年】「外交」のおすすめ 本 148選!人気ランキング
- 国際紛争 -- 理論と歴史 原書第10版
- 国際政治学 (New Liberal Arts Selection)
- 国際政治 - 恐怖と希望 (中公新書 108)
- 国際政治学をつかむ 新版 (テキストブックス[つかむ])
- 国際政治史 -- 主権国家体系のあゆみ (有斐閣ストゥディア)
- 国際関係論 <第3版> (Next教科書シリーズ)
- 危機の二十年――理想と現実 (岩波文庫)
- ソフト・パワー: 21世紀国際政治を制する見えざる力
- 銀色の霧 女性外交官ロシア特命担当・SARA (幻冬舎文庫)
- 小学生から知っておきたい ザ・外交 わたしたちの未来と外交 (第5巻)
世界中の多くの大学で使われている国際政治学の定番教科書を,近年の国際紛争の引火点を扱う新章を追加して改訂。2色刷。 世界中の多くの大学で使われている国際政治学の定番教科書の最新版。東欧や中東の紛争,中国の台頭,北朝鮮の脅威など,国際紛争の引火点を理論と歴史の両面から説明する新たな章を加えた。各章の学習目標を示し関連年表を増やし,2色刷となってますます充実。 第1章 世界政治における紛争と協調には一貫した論理があるか? 第2章 紛争と協調を説明する──知の技法 第3章 ウェストファリアから第一次世界大戦まで 第4章 集団安全保障の挫折と第二次世界大戦 第5章 冷 戦 第6章 冷戦後の紛争と協調 第7章 現在の引火点 第8章 グローバリゼーションと相互依存 第9章 情報革命と脱国家的主体 第10章 未来に何を期待できるか?
国際政治学を専攻する3人の著者が,各人の得意分野を生かし,総花的であるよりも深く掘り下げようと心がけて書き上げた教科書。 国際政治を歴史的観点からとらえる,社会科学としての国際政治学を基本的研究手法とする,理論的枠組みをふまえつつ国際政治の諸側面について実証分析を行う,という著者3人が,各人の得意分野を生かし,総花的であるよりも深く掘り下げようと心がけた教科書。 序 章 分析枠組みとしての国際政治学 第1章 国際政治学の見取り図 第2章 国際政治の歴史的視角 第3章 対外政策の選択 第4章 国際秩序 第5章 安全保障 第6章 国際政治経済 第7章 越境的世界 引用文献 事項索引 人名索引
この書籍は、戦争の危機がなぜ続くのかという問いに対し、国際政治の現実を分析する入門書です。著者は、軍縮、経済交流、国際機構などを具体的に検討し、国家利益やイデオロギーの絡み合いを踏まえた議論を展開しています。国際関係を単純化せず、現実的な視点から平和の実現を探求しています。著者は高坂正堯で、国際政治学の専門家です。
初版刊行以降に起こった国際政治の動きをふまえて新版化。新たに,「科学技術とエネルギー」のunitを追加している。 「歴史」「理論」「アクター」「イシュー」という4つの章から,バランスよく国際政治学を学べると好評の入門テキストの新版。近年の国際政治の動きをふまえて,各unitをアップデートし,さらに新unit「科学技術とエネルギー」を追加。 unit0 国際政治学を学ぶ 第1章 国際政治のあゆみ unit1 主権国家の誕生/unit2 ナショナリズムと帝国主義の時代/unit3 第一次世界大戦/unit4 第二次世界大戦/unit5 冷戦 第2章 国際政治の見方 unit6 パワーと国益/unit7 対立と協調/unit8 支配と従属/unit9 規範と制度/unit10 安全保障/unit11 国際政治経済/unit12 国際政治における文化 第3章 国際政治のしくみ unit13 政治体制/unit14 対外政策決定過程/unit15 外交交渉/unit16 国連の役割/unit17 地域主義/unit18 脱国家的主体 第4章 国際政治の課題 unit19 核/unit20 新しい戦争/unit21 国連PKO,人道的介入,平和構築/unit22 人権と民主主義/unit23 グローバリゼーション/unit24 開発援助/unit25 地球環境問題/unit26 科学技術とエネルギー unit27 さらに国際政治学を学ぶために
主権国家体系の成立と展開に着目し歴史的な観点から国際政治の歩みを辿る。宗教改革からトランプ大統領の誕生までをこの一冊で。 現代の世界は,どのようにして成り立ってきたのか。主権国家の成立とその地理的拡大,そしてその部分的な変容に着目し,歴史的な観点から国際政治の歩みをたどる。宗教改革からトランプ大統領の誕生までの約500年間の国際政治の大きな流れをつかむ。 序 章 なぜ国際政治史を学ぶのか 第1部 主権国家体系の誕生と展開 第1章 近代主権国家体系の生成 第2章 勢力均衡とナショナリズム 第3章 帝国主義の時代 第2部 2度の世界大戦 第4章 第一次世界大戦の衝撃 第5章 第一次世界大戦後の国際秩序 第6章 国際秩序の崩壊 第3部 冷 戦 第7章 冷戦の起源と分断体制の形成 第8章 グローバル化する冷戦 第9章 冷戦体制の変容 第10章 冷戦終結への道 第4部 主権国家体系を超えて 第11章 湾岸戦争とソ連解体 第12章 EUの誕生と深化・拡大 第13章 冷戦後の地域紛争・民族紛争 第14章 新興国の台頭 第15章 21世紀の国際政治
この書籍は、ユートピアニズムとリアリズムの対立を通じて、20世紀の国際政治を分析した重要な作品です。内容は、国際政治学の基本概念、ユートピア的理想と現実の関係、国際的危機における利益調和、リアリズムの批判、政治の本質、権力と道義、国際法の役割、平和的変革の必要性など多岐にわたります。最終的には、新しい国際秩序の展望について考察しています。この本は、戦争や平和、国際問題を理解するための必読書とされています。
約2000篇のTwitter発表の【ほぼ百字小説】から厳選された200篇を収めた新しいSF作品。100字で無限の時間と空間を創造する独自のスタイルが特徴。著者は北野勇作で、2001年に日本SF大賞を受賞した実績がある。
本書は、ハーバード大学の教授が執筆したもので、人間の意思決定に影響を与えるさまざまなバイアスについて解説しています。行動意思決定研究の最新成果を元に、経営上の意思決定における認知的・動機的バイアスを明らかにし、意思決定の改善に向けた指針を提供しています。目次には、バイアスの種類や意思決定における公正性、交渉の合理性などが含まれています。著者は、マックス・H・ベイザーマンとドン・A・ムーアで、長瀬勝彦が監修しています。
ノンフィクション書評サイト「HONZ」が10周年を迎え、サイエンスや医学、歴史など多様なジャンルから厳選した100冊の書籍をレビューと共に紹介しています。著者は成毛眞氏で、元日本マイクロソフト社長です。
ペロー(1628-1703)の『童話集』は、民間伝承に基づく物語集で、最も古いものの一つです。「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」「青ひげ」「長靴をはいた猫」「シンデレラ」などの有名な作品を含み、韻文で書かれた「ろばの皮」も収録されています。各作品には口承文芸研究の視点から注釈と解説が付いています。
この書籍は、社会で騙されないための自己防衛の方法を解説した社会心理学の名著です。著者ロバート・B・チャルディーニは、影響力のメカニズムを8つの章に分けて説明し、具体的な戦略や心理的原理をユーモラスに描いています。新訳版では、マンガや事例が追加され、現代の広告戦略や社会問題についても触れられています。読者は、プロの手口を理解し、賢い消費者になるための知識を得ることができます。
この文章は、さまざまな物語のタイトルを列挙したもので、主にグリム童話に関する内容です。各物語には、王子や動物、兄妹、魔法の要素が含まれ、全42のタイトルが紹介されています。物語のテーマには友情、勇気、知恵、家族の絆などがあり、古典的な寓話や教訓が込められています。
本書は、研究者のためのコミュニケーション指南書であり、理系人間の特性や自己管理、交渉術、チームリーダーシップ、上司との関係構築、同僚との協力、学術生活の困難、学術から企業への移行、科学技術の未来に焦点を当てています。
技能実習生・アインをめぐる小説と、ベトナムで教鞭をとる専門家による解説で、技能実習制度の問題点と解決策を明らかにする一冊。 技能実習生・アインをめぐる小説と、ベトナム国立大学で教鞭をとる専門家による解説で、技能実習制度の仕組みと問題点を明らかにする一冊。リスクを負って来日する実習生の実情と、新たなキャリア教育の必要性が明らかになる。 ■定価 1,980円(本体1,800円+税) ■小説×解説で、技能実習制度の本質がわかる。 ──夢やぶれた技能実習生が、未来を取り戻す物語。 ベトナム中部、フエ。現地の大学を卒業したアインは、金銭の魅力と日本への憧れから、技能実習生として日本で働く道を選んだ。いわれるままに学歴を詐称し、大卒者であることを隠して日本で働くアインは、単純労働の繰り返しの果てに、ひとつの事実に気づく。彼女の将来の可能性は、もうどうしようもないほどに行き詰まってしまっていた。 米国国務省によって、制度を悪用した強制労働の存在を指摘されるなど、さまざまな視点から問題が提起されている日本の技能実習制度。本書では、行き詰まる実習生たちの挫折と再起を描く「小説」と、ベトナムで教鞭をとる著者自身の手による「解説」という両面から、技能実習制度の本質が描かれる。 一時の金銭と引き替えに、技能実習生たちは何を失うのか。そして、日本という国の将来に、技能実習制度はどのような影響を及ぼしていくのか。ベトナムで元・実習生の再教育に携わってきた著者の紡ぐ物語と解説が、日本の「いま」を明らかにする。 ■映画『縁の下のイミグレ』原案作品 実写映画『縁の下のイミグレ』(なるせゆうせい監督作品、2023年公開)原案作品。映像を通して、本書が提起する技能実習制度の問題をより深く理解できる。 ■目次 はじめに 主な登場人物 第1部 碧い空の上。trên bầu trờixanh. 解説Ⅰ アインの決断──ベトナム技能実習生 解説Ⅱ 技能実習制度──「現実」の歪み 解説Ⅲ 「問い」から見えるもの 解説Ⅳ 呪縛 第2部 碧い空の中。trên đường đến bầu trờixanh. 解説Ⅴ 行政書士と在留資格制度 解説Ⅵ 「ベトナム人犯罪」 解説Ⅶ 評価されるキャリア 解説Ⅷ 技能実習制度の歪み、その正体。あるいは、文化資本のギャンブル的変容。 第3部 碧い空の下。dưới bầu trờixanh. 解説Ⅸ 在留資格制度における〈実務経験〉と〈上陸拒否期間〉 解説Ⅹ 評価されるキャリアと日本の実像 解説Ⅺ 日本の「簿外債務」=負の社会関係資本 エピローグ アインが見た、碧い空。 あとがき はじめに 主な登場人物 第1部 碧い空の上。trên bầu trờixanh. 解説Ⅰ アインの決断──ベトナム技能実習生 解説Ⅱ 技能実習制度──「現実」の歪み 解説Ⅲ 「問い」から見えるもの 解説Ⅳ 呪縛 第2部 碧い空の中。trên đường đến bầu trờixanh. 解説Ⅴ 行政書士と在留資格制度 解説Ⅵ 「ベトナム人犯罪」 解説Ⅶ 評価されるキャリア 解説Ⅷ 技能実習制度の歪み、その正体。あるいは、文化資本のギャンブル的変容。 第3部 碧い空の下。dưới bầu trờixanh. 解説Ⅸ 在留資格制度における〈実務経験〉と〈上陸拒否期間〉 解説Ⅹ 評価されるキャリアと日本の実像 解説Ⅺ 日本の「簿外債務」=負の社会関係資本 エピローグ アインが見た、碧い空。 あとがき
この書籍は、2026年に卒業予定の新社会人向けにSPIテストの対策を詳しく解説しています。非言語能力や言語能力、英語、構造的把握力検査の問題と解法を収録し、模擬テストも提供。特に、時間管理や効率的な解法に焦点を当て、別冊解答での答え合わせも可能です。SPI対策に必要な情報を網羅しており、合否を分ける重要な一冊です。
この書籍は、現代の若者が抱える生きづらさの背景にある「優しさ」や繊細さについて考察しています。著者は、いじめやひきこもり、リストカットなどの現象を取り上げ、若者たちが周囲の期待に応えようとするあまり、どのように苦しんでいるのかを探ります。目次には、優しい関係がいじめを生むメカニズムや、リストカットの心理、ケータイを通じた自己表現、ネット自殺の現象などが含まれています。著者は筑波大学の社会学教授、土井隆義です。
3つの情報機関 進化するIDIの能力 モサドの任務と展望 再構築されたISA 独立戦争 モサドの創設 ISAの創設 スザンナ作戦〈1954年〉 ロッテム事件〈1960年〉 六日戦争前の情報収集活動〈1967年〉 六日戦争とヨムキプール戦争のインテリジェンス比較 ヨムキプール戦争中のインテリジェンス・コミュニティ エンテベ作戦〈1976年〉 イラク原子炉攻撃〈1981年〉 イラク原発攻撃の航空インテリジェンス〈1981年〉 レバノン情勢とイスラエルの情報機関 コンバット・インテリジェンス パレスチナ情勢をめぐるインテリジェンスの課題 パレスチナ領内でのインテリジェンス活動 イランの核開発疑惑 大衆の支持を得る戦い IDIの対ソ諜報活動 諜報活動とテクノロジー 諜報活動とシギント ヒューミントと諜報活動 イスラエルのヒューミント オシントと諜報活動 ビジントと諜報活動 カウンターインテリジェンス 空軍情報部 海軍情報部 ザ・モサド 軍事作戦とインテリジェンス 政策決定者とインテリジェンス機関の長の関係 デビルズ・アドボケイト 集団思考の問題点
アウトサイダー 現実の力・現実を超える力 『スプートニクの恋人』を中心に 心を飾らない人 『海辺のカフカ』を中心に 書くことは、ちょうど、目覚めながら夢見るようなもの お金で買うことのできるもっとも素晴らしいもの 世界でいちばん気に入った三つの都市 何かを人に呑み込ませようとするとき、あなたはとびっきり親切にならなくてはならない せっかくこうして作家になれたんだもの 恐怖をくぐり抜けなければ本当の成長はありません 夢の中から責任は始まる 小説家にとって必要なものは個別の意見ではなく、その意見がしっかり拠って立つことのできる、個人的作話システムなのです サリンジャー、『グレート・ギャツビー』、なぜアメリカの読者は時としてポイントを見逃すか 短編小説はどんな風に書けばいいのか 走っているときに僕のいる場所は、穏やかな場所です ハルキ・ムラカミあるいは、どうやって不可思議な井戸から抜け出すか るつぼのような小説を書きたい
国際関係理論の構図 近代国際システムの興隆 定性的研究方法への道案内 定量的研究方法への道案内 分析レベルと分析アプローチ リアリズム リベラリズム 国際政治経済論 従属論と世界システム論 コンストラクティビズム 規範理論 批判的国際理論
生命保険営業は、大多数の人が最初の半年を乗り越えられずリタイアします。本書は、「ターゲットに直接アプローチせずに契約に結び付け、入社から半年を乗り切る」手法を伝授。生命保険営業のヒントになること間違いなしです! 「生命保険営業は、半年できたら1年できる、1年できた人は3年できる、3年できる人は10年できる…」と言われます。 しかし、大多数の人が最初の半年を乗り越えられずリタイアを余儀なくされます。 そこで本書は生命保険業界で生き残るべく、筆者自らのセールスキャリアで会得した、 「ターゲットに直接アプローチせずに契約に結び付け、入社から半年を乗り切る」手法を伝授します。 この手法は、面談相手に直接的なプレッシャーがかからないため、 相手は断ろうという気持ちから解放されて前向きに話を聞ける点、 また営業マンも物欲しいというマイナスイメージから解放される点で優れています。 生命保険営業は競争の激化により厳しい試練の時期に入っています。 この業界に入社した皆さんが今後継続して仕事を続けていくヒントとなる一冊です。 目 次 第1章◎腹は決まっていますか? なぜ生命保険の営業が困難なのか 新人営業マンが保険販売に苦しむ理由 第2章◎保険営業に求められるもの 1.生命保険の営業スタイル 日々の活動はジレンマとの闘い どうやったら見込客に会えるのか 行き先さえ確保できれば楽しい仕事 2.保険営業に取り組む覚悟はできているか アピールするところはそこじゃない! 新人は何を伝えなければならないか 3.なぜこの仕事選んだのか 自分自身の言葉で話すことが大切 4.生命保険セールスお断り 保険営業が敬遠されるわけ 最初の面談のアポイントが最大の難関 求められる熱心で辛抱強い活動 第3章◎新しいアプローチの手法 できることなら回避したい 新しい手法について見てみよう 1.事前(電話)アプローチ パターン1●相手があなたの転職の事実を知っている場合 パターン1‐②●同じ設定で最初の電話で失敗する場合 パターン2●あなたが生命保険会社への転職を知らない場合 パターン3●すでに取引先の部長には一度断られている場合 パターン4●部長に断られ課長も転職の事実を知っている場合 パターン4‐②●保険の話がまったくできず一度断られた場合 2.アポイント当日の(面談)アプローチ 3.友人・親せきへのアプローチ パターン1●友人編 パターン2●親せきの叔母編 第4章◎皆さんへの体験的アドバイス 地道な仕事に悶々とする日々 ついに外資系生命保険会社に転職 紹介の紹介はまったくの他人じゃないのか? 前々職の先輩との運命的な出会い 飛び込み先から1件の成約が生まれる
本書は、AIの限界と人間の教育の問題を探る内容で、特に「東ロボくん」がMARCHクラスには合格したものの東大には入れなかった事例を通じて、AIが得意とすることと苦手とすることを考察しています。全国の読解力調査によると、多くの中高校生が教科書の文章を理解できておらず、将来的にAIに仕事を奪われる危険性が指摘されています。著者は、教育の改善が必要であるとし、最終章で専門家としての提言を行っています。
この書籍は、AIが苦手とする読解力を人間が身につける方法を提案しています。親、学校、個人ができる具体的な取り組みや、実際の授業例を紹介し、大人の読解力向上法も示しています。内容には「リーディングスキルテスト」やその分析、読解力を育むための教育方法が含まれています。著者は新井紀子で、AIと読解力に関する研究を行っています。
シンギュラリティ? それ、本当ですか? ロボット/人工頭脳の飛躍的進化・深化とその最前線は、人間にどのような変 革を迫るか?「天声人語」ほかで紹介され、すでにMARCH合格レベルにあ る人工知能「東ロボ」くんのその後のすべて。人間vsAIの現在と未来を詳しく、 やさしく語りベストセラーとなるも、現在入手困難となった幻の書籍の改訂増 補版を、満を持してお届けします。ベネッセ模試、代ゼミの「東大プレ」にお ける成績の最新データから、AIの最新技術とその得意不得意も明らかに。そし て、果たして私たち人間の能力とは? 改訂新版 ロボットは東大に入れるか 目次 まえがき 第1章 〈東ロボくん〉と人工知能の現在 センター入試は楽勝か? コンピュータの「知性」とは? 消える職業、変わる学校 第2章 「東大」への大いなる一歩 ―――東ロボくん+東ロボ手くん「マーク模試」&「東大入試プレ」に挑戦!! ベネッセコーポレーションによる「マーク模試」結果報告と概評 はじめに 小林一木 世界史B/国語/英語(筆記)/物理/数学Ⅰ・数学A/数学Ⅱ・数学B SAPIX YOZEMI GROUPによる東ロボ君の歩みと「東大入試プレ」 はじめに 高宮敏郎 数学(文科・理科)/世界史/世界史(東ロボ手くん) 「ロボットは東大に入れるか」 プロジェクトチームによる現状と展望 社会科:自然言語処理で、データを「知識」に変える 宮尾祐介(国立情報学研究所) 国語 :あらゆる知的能力の基盤をどう磨くか? 佐藤理史(名古屋大学) 物理 :「曖昧さ」と「常識」をどうクリアするか 稲邑哲也(国立情報学研究所) 数学 :「ふつう、こうでしょう」というプログラム 新井紀子(国立情報学研究所) 英語 :英語を通して言語を学ぶ 東中竜一郎(NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 第3章 〈東ロボくん〉の将来/私たちの未来 東ロボくんの「かたち」 ロボットの人権 機械の深化と人間の進化 私たちが「人間であること」―――あとがきにかえて 謝辞 装幀=祖父江 慎 + 根本 匠(cozfish)
「ロシア」とはどこまでか 「主権」と「勢力圏」 「占領」の風景 ロシアの「勢力圏」とウクライナ危機 砂漠の赤い星 北方領土をめぐる日米中露の四角形 新たな地政的正面北極
国際関係論の理論を用いて,国際社会の現実のとらえ方を解説するテキスト。事例のアップデートを図り,新版化した。 国際関係論の理論を用いて,国際社会における現実のとらえ方を解説する好評テキストを,事例のアップデートを図り,新版化した。第Ⅰ部では,国際関係の主要な理論を整理し,わかりやすく説明を行い,第Ⅱ部では,具体的事例を理論に基づいて分析・解説する。 序 章 世界を分析する四つの見方 第Ⅰ部 国際関係の見方 第1章 リアリズム 第2章 リベラリズム 第Ⅱ部 国際社会のすがた 第3章 安全保障 第4章 国際経済関係 第5章 地球環境 第6章 人 権 終 章 世界のゆくえと理論的な見方
生命保険セールスに不可欠な「伝える技術」と「行くところの具体的なつくり方」を伝授します! 生命保険セールスに不可欠な「伝える技術」と「行くところの具体的なつくり方(=紹介入手)」に焦点を絞り、「人を動かす(=結果を出す)コミュニケーション」ノウハウを一から伝授します。 生命保険の営業の仕事で成功するためには、 1.心構えを磨く=情熱を持って積極的に生きる 2.専門知識を習得し続ける 3.スキル=伝える技術を磨く この3つが絶対条件です。 なぜ、紹介入手の方法より「伝える技術」が先かというと、知識やノウハウを得ても、お客様を動かすコミュニケーション能力が不足しているために結果が出ない人が多いからです。 人を動かすコミュニケーション能力が身につけば、プレゼンテーション → クロージング→契約獲得 → そのお客様からご紹介をいただく、という行くところがなくならない人生になるのです。 本書は生命保険セールスに不可欠な「伝える技術」と「行くところの具体的なつくり方(=紹介入手)」に焦点を絞り、「人を動かす(=結果を出す)コミュニケーション」ノウハウを一から伝授します。 序 章 紹介入手の法則 X-Y-Z理論=紹介の無限連鎖理論はうそだった? 福地恵士の紹介入手の法則 1.第1法則 Xの仮面をかぶったYを探せ! 2.第2法則 YからZの紹介が出る訳がない! 3.第3法則 スーパーXの秘密を探れ! 4.スーパーX(SX)の秘密に迫るには? 5.2つのグループ分けとそれぞれの処方箋 7.成功する心構え 第一章 人を動かすコミュニケーション力をつける アプローチで人を動かす力を身につける 伝える話の内容を準備する~遺族年金話法をマスターする 遺族年金の基礎知識 遺族年金の知識をアプローチに応用する 1.話のセットアップ 2.客観的事実(データ)を述べる 3.自分の意見を熱く語る 4.お客様のイエスをいただく 5.お願いをする 理屈じゃない情熱なんだ ・使命感が情熱に火をつけ続ける! ・我々の仕事について 第二章 「もう行くところがない」と嘆くあなたに 紹介入手の基本 会って話を聞いていただくことにイエスをもらう 紹介入手キャンペーン~2年目の停滞時期はこれで乗り越えよう! ・会って話のできる30名のリストを完成 ・紹介が出るのを待つのではなく、紹介を今いただく方法 第三章 実戦・紹介マニュアル セールスプロセスすべての結果が紹介につながる ・一番簡単なマーケット開拓→生命表を使った紹介入手 ・コミュニケーションはキャッチボール ・10分だけミーティングルームで話をする 自分の経営理念を伝える「3つの基本方針」 ・クロージング~申込みの後で=紹介への導入方法 ・違う部署や支店の同僚の名前を聞いた場合 魔法の紹介ノート 紹介の輪を広げる ご紹介いただいた見込み客リストに会える確率を上げる方法 ~S・Kさんのアイディア 第四章 実例! 行くところを毎日つくる実例集 N氏の15年前のある日~一番難しい人からご紹介ください N氏の日常 書類の不備もマーケット開拓のチャンス ご紹介入手の仕掛けをつくる ・小冊子 先進医療はもう古い?「がん・心臓・脳の名医差し上げます」活用例 おわりに 今を生きる 禅が教えてくれた現状打開策 未来・将来が不安ですか?
トランプ現象とはなにか。知られざるアメリカ保守思想と右派政治運動の展開をたどり、危険な反動思想につながる本質を明らかにする。 トランプ現象とはなにか。ラッセル・カークらから始まる知られざるアメリカ保守思想とニクソン、ニューライトなど右派政治運動の展開をたどり、危険な反動思想につながる本質を明らかにする。 2016年アメリカ大統領選を席巻するトランプ現象。 疲弊し没落しつつある中流層、とりわけ貧困層に落ちる不安を抱えた中流層下半分の白人の不満と怒り、絶望がトランプ支持に結びついたことはいかなる未来を暗示しているのか? 1950年代、すなわち公民権法以前のアメリカへのノスタルジーを喚起するトランプはいかなる思想に支えられているのか? 第二次大戦後、ラッセル・カーク、ノーマン・ポドレッツらから始まり、ネオコン第2世代にいたる複雑な近代的なアメリカ保守思想の潮流と、思想が政治運動にいかに結びついてきたのか、ニクソンの南部戦略やニューライトの運動、レーガン政権へ向けた保守の大連合など現代アメリカ政治史の流れをたどり、トランプ現象の本質を本格的に捉え直す。 単なるポピュリズムではない、反動思想としてのトランプ現象を暴く。 第1章 壊れゆくアメリカ 1 トランプ現象があぶりだすもの PCなんてクソくらえ! 政策からみたトランプの実像 トランプを支持する心理 2 トランプはいかにして指名を獲得したのか 二〇一六年大統領選挙まで そしてレースが始まった 予備選挙での戦術 指名獲得 3 いま、アメリカに何が起きているのか 「アメリカ」が壊れてゆく 追い込まれる中産階級 クリントン政権と金融バブル ニューライトからはじまる保守派政治運動 繰り返される信仰復活運動 トランプ現象とニューライト アメリカ政治の三十年サイクル 第2章 トランプという男 生い立ち 不動産王トランプへ 四度の破産 トランプの家族 第3章 トランプの反動思想 1 保守派の願望 一九五〇年代へのノスタルジー 保守思想の原点 ニクソンの南部戦略 一九六四年のゴールドウォーター ネオコンの登場 レーガン政権の保守大連合 2 再び混迷する保守思想 内を向いたアメリカ 新世代ネオコンと九・一一 3 トランピズムに流れ込む反動思想 ブキャナンをなぞるトランプ トランプが揺り起こしているのは何か あとがき
本書は、「視ること」が「殺すこと」であるという視点から、空爆の歴史とその変容を探求します。第一次世界大戦からウクライナ侵攻までの空爆の進化を追い、「上空からの眼差し」がどのように支配、侵略、殺害に関与してきたかを論じています。内容は、日本空爆、冷戦時代の空爆、ドローン爆撃、そしてプーチンの戦争に至るまで多岐にわたり、戦争をメディア技術として再考します。著者は東京大学教授の吉見俊哉です。
この書籍は、大学入試や社会人の学び直しに役立つ社会学の入門書であり、高校で学んだ内容を復習しながら理解を深めることを目的としています。著者は、社会学が歴史や政治だけでなく、さまざまな社会問題を考える学問であることを伝えています。各章では、スポーツ、人種、ツーリズム、文化、ジェンダー、恋愛、家族、食、障がい、コミュニケーション、環境、ボランティア、自己とアイデンティティ、資本主義、グローバル化など、多様なテーマが扱われています。
本書は、戦争における死者数のデータ収集の重要性とその過程を探る。特に、国家による把握が難しくなった第2次世界大戦以降、国際的な人道ネットワークが統計学や法医学を用いて、ベトナム戦争からウクライナ戦争までの民間人死者数を算出する方法を解説。異なる数字が発表される中で、実態把握のための「ファクト」を求める苦闘を描いている。著者は国際関係の専門家である五十嵐元道。
本書は、顔の表情に現れる基本的な感情(驚き、恐怖、嫌悪、怒り、幸福、悲しみ)を研究し、これらの感情の表現方法や、その理解における誤解の原因を解説しています。著者たちは、表情の共通性や欺瞞的な表情のサインについても詳述しており、医師やカウンセラー、教師など対人接触を行う人々に向けた入門書となっています。目次には、感情表現の研究や顔の練習、自分の表情の検査などが含まれています。
『環境倫理学のすすめ』の続編である本書は、温暖化、持続可能性、石油資源、貧困、生態系などの環境問題を網羅的に解説し、環境倫理学の重要な考え方を具体的に示しています。増補新版では各章末に「補遺」を加え、現代人が考えるためのヒントも提供されています。著者は加藤尚武で、環境倫理学や生命倫理学の専門家です。
増刷決定! 新装完全版の登場! “リアル・ポリティクス、攻撃的現実主義の教科書" 「ウクライナ紛争の責任はアメリカが持たなければならない! 」 国際政治学の第一人者による、意見表明(YouTube)に世界が驚いた。 今、最も注目すべきミアシャイマー(シカゴ大学終身教授)の主著。 原著オリジナル版に書き下ろし「日本語版に寄せて」を加え、 「中国は平和的に台頭できるか?」の章を収載。 訳者奥山真司による解説、注釈も充実。 米中の衝突を確実視し、世界各国の外交戦略を揺るがす、“攻撃的現実主義(オフェンシヴ・リアリズム)"とは!? 過去200年間の世界史的事実の検証から、きわめて明晰、冷徹、論理的に国際システムの構造を分析、北東アジアの危機と日本の運命も的確に予測する。 ミアシャイマーによる北東アジアの将来の見通しはあまり華やかなものではなく、むしろ彼自身が認めているように「悲劇的」なのだ。そしてこの「悲劇」は、モーゲンソーの言うような「人間の愚かさ」にあるのではなく、国際社会(国際システム)の構造による、人間の意志ではコントロールできないところで引き起こされるものだ。......本書のタイトルが『大国政治の“悲劇"』である理由は、まさにここにある。(「訳者解説」より) 《内容紹介》 ■改訂版のまえがき / 日本語版に寄せて ■はじめに ■第1章〈イントロダクション〉 (オフェンシヴ・リアリズム(攻撃的現実主義) / リベラリズム 対 リアリズム / リベラルなアメリカにおける権力政治(パワー・ポリティクス)) ■第2章〈アナーキーとパワーをめぐる争い〉 (国家はなぜパワーを求めるのか / 覇権の限界 / パワーと恐怖 / 国家目標の優先順位 / 世界秩序の創造 / 国家間の協力) ■第3章〈富とパワー〉 (パワーの物質的な基盤 / 人口と富:軍事力の根源 / 軍事力の経済的基礎 / 軍事的潜在力と軍事力のギャップ) ■第4章〈ランドパワーの優位〉 (征服 対 強制 / 独立シーパワーの限界 / 戦略エアーパワーの限界 / 陸軍の圧倒的な影響力 / 水の制止力 / 核兵器とバランス・オブ・パワー / 軍事力の計測の仕方) ■第5章〈生き残りのための戦略〉 (実践的な国家の目標 / パワー獲得のための戦略 / 侵略国を抑止するための戦略 / 避けるべき戦略 / リアリスト的な理由によるパワーの譲歩) ■第6章〈大国の実際の行動〉 (日本 1868〜1945年 / ドイツ 1862〜1945年 / ソヴィエト連邦 1917〜91年 / イタリア 1861〜1943年 / 自滅的な行動? / 核武装競争) ■第7章〈イギリスとアメリカ:オフショア・バランサー〉 (アメリカのパワーの勃興 1800〜1900年 / アメリカとヨーロッパ 1900〜90年 / アメリカと北東アジア1900〜90年 / イギリスのグランドストラテジー 1792〜1999年) ■第8章〈バランシング 対 バック・パッシング〉 (どのような時に国家はバック・パッシングをするのか / 革命・ナポレオン時代のフランス 1789〜1815年 / ビスマルク時代のプロイセン 1862〜70年 / ヴィルヘルム皇帝時代のドイツ 1890〜1914年 / ナチス・ドイツ 1933〜41年 / 冷戦 1945〜90年) ■第9章〈大国間戦争の原因〉 (構造(structure)と戦争 /「二極システム」対「多極システム」/「安定した多極システム」対「不安定な多極システム」/ 近代ヨーロッパの大国間戦争 1792〜1990年 / 分析と結論) ■第10章〈中国は平和的に台頭できるか?〉 (オフェンシヴ・リアリズムのまとめ / アメリカの覇権の追求 / サムおじさんの後を追って / 来るべきバランシング同盟 / 戦争は起こるか? / 平和的台頭の希望) ■原注 ■訳者解説とあとがき
この書籍は、ホモ・サピエンスが他の人類種に対して繁栄した理由を探求し、国家や貨幣、企業といった虚構が文明の発展をもたらしたことを論じています。内容は三部構成で、認知革命、農業革命、人類の統一について詳述されています。著者はイスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリで、彼の研究や講義も広く知られています。
全ての人にオススメしたい書籍。我々ホモ・サピエンスはなぜここまで繁栄することができたのかを著名人類学者が語る。全世界で大ヒットしているだけあって非常に面白い。ボリューミーだが、目からウロコの内容ばかりでどんどん読み進められる。
本書では、内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老孟司の4名が、生物の「動的平衡」についての対話を通じて、生命の不思議を探求します。生物は常に体を構成する原子が入れ替わりながらバランスを保っていることをテーマに、記憶や時間、世界の見え方についての深い議論が展開されます。著者は生物学者の福岡伸一で、生命の本質をわかりやすく解説しています。
ノーベル賞受賞の動物行動学者ローレンツが、ハイイロガンの雌のヒナとの出会いを通じて、動物の生態をユーモアと共感を持って描いた名作。ヒナが著者を母親と認めてついてくる様子が印象的に描かれている。第2版へのまえがきも初めて収録されている。
国際・地域レジームにおける外交構想や理念,交渉戦略を対象に,日本とアメリカの外交を従来とは異なる観点から検討する。 いかなる国の政策も国内では完結しないため,おかれた国際環境を整えようと働き掛ける。WTOやAPEC,FTAといった国際・地域レジームをめぐって,日米はどのような外交構想や交渉戦略を展開しているのか。両国の外交を従来とは異なる観点から分析する。 序 章 国際・地域レジームと複層政治過程 第Ⅰ部 変容する国際レジーム 第1章 WTOの危機?――新ラウンドをめぐるアメリカ政府の陥穽 第2章 法化したWTOと日本の受容――日米リンゴ紛争・WTO裁定の波紋 第3章 TRIPsへの道程――コンピュータ・プログラム問題をめぐる政府間交渉と民間対話 第4章 貿易紛争における「歴史」問題の影――日韓繊維紛争の非政治化の試み 第Ⅱ部 アジア太平洋・地域レジームの模索 第5章 日本によるAPEC提案――通産省の構想とアジアン・ウェイ 第6章 アメリカのAPEC政策の文脈――国内基盤と地域関与の境界 第7章 EVSLをめぐる衝突――乖離する日米のAPEC構想 第8章 FTAAPへの展開――アメリカのAPEC回帰 第Ⅲ部 FTAの選択と地域レジーム化 第9章 日本の政策転換――アメリカ型FTAの「学習」 第10章 アメリカのFTA政策――「先端」と「遅れ」 第11章 競合する広域FTA構想――EAFTA・CEPEA・FTAAP 終 章 交錯する変化と持続の力学
日高敏隆の著書は、動物行動学者としての視点から、生き物や自然を子どもにも理解できる言葉で紹介するエッセイです。著者は幼少期に芋虫と話したいと思った経験から、観察を通じて動物の気持ちを理解する重要性を学びました。本書では、自然の魅力を「なぜ?」と問い続ける姿勢で描いており、さまざまな生き方や観察の重要性についても触れています。
この書籍は、国際政治に関する理論と実践を探求し、特にハンス・J・モーゲンソーのリアリズムに焦点を当てています。内容は三部構成で、第一部では国際政治の理論と科学的理解を、第二部では権力闘争の様々な側面(現状維持政策、帝国主義、威信政策)を論じ、第三部では国力の本質とその評価を扱っています。モーゲンソーは、国家の外交において「力」と「国益」が重要であるとし、これを通じて平和を実現することを主張しています。
この書籍は、24時間365日開いている植物の博物館をテーマに、さまざまな植物の進化と多様性を紹介しています。展示室ごとに植物の誕生や木本植物、草本植物、特異な植物、極限環境で生きる植物などが解説されており、植物の魅力を多角的に探求しています。著者は、植物学や生物多様性に関する専門家たちです。
アジアにおける「地域」構築の試みが,いかにしてアジアの安定と繁栄に寄与するのか。地域「構築」の展開を精緻に分析する。 ASEANなどさまざまな地域制度が重層的に設立されているアジアにおいて,地域「構築」の試みが重要性を増している。諸国家が,内部に対立を抱えつつも,共同で安定と繁栄を実現させようと政策協調や協力を進める姿に,日本への示唆を見る。 序 章 アジアにおける重層的「地域」への着目 第1章 「地域」形成の論理とアジア 第2章 重層的「地域」の萌芽 第3章 「アジア太平洋」対「東アジア」 第4章 「東アジア」と「拡大東アジア」 第5章 「東南アジア」と「北東アジア」 第6章 変容する重層的「地域」 終 章 重層的「地域」としてのアジア─課題と展望
海外のテック起業家がオススメしていることが多く手にとって読んでみた。リチャード・ファインマンという天才物理学者の生き方に触れることができ素朴な日常に疑問の目を向けること、常に好奇心を持ち続けることの大事さを実感した。
著者の山崎亮は、公共空間のデザインから「使われ方」を重視したコミュニティデザインへと転向し、社会の課題解決に取り組む様子を描いています。彼は公園や地域のプロジェクトを通じて、使う人々のつながりをデザインする重要性を説き、参加型のアプローチで地域づくりを進めています。本書では、彼の経験やプロジェクトを通じて、コミュニティの力がどのように課題を解決するかを探求しています。
中央政府の存在しない国際社会において,国家の枠を超える問題はどう解決されるのか.現代世界を理解し,運営していくキー・ワードとして注目される「グローバル・ガヴァナンス」概念の可能性と限界に包括的に接近しながら,政府なき秩序の可能性を模索する. 序章 グローバル・ガヴァナンスの射程(渡辺昭夫・土山實男) 第1部 現代国際関係理論とグローバル・ガヴァナンス 第1章 グローバル・ガヴァナンスの理論(オラン・R・ヤング) 第2章 グローバリゼーション論批判(スティーブン・D・クラズナー) 第3章 制度,覇権,グローバル・ガヴァナンス(G・ジョン・アイケンベリー) 第4章 アナーキー下のグローバル・ガヴァナンス(土山實男) 第2部 国際社会の制度化とグローバル・ガヴァナンス 第5章 国際法の視点(柘山堯司) 第6章 国際行政(城山英明) 第7章 国際機構(星野俊也) 第8章 国際機構におけるリーダーシップ(飯田敬輔) 第3部 争点領域とグローバル・ガヴァナンス 第9章 安全保障(山本吉宣) 第10章 国際経済(古城佳子) 第11章 国内政治からの分析(河野勝) 第12章 地球環境問題(太田宏)
理論・歴史・規範 グローバル・ガバナンス グローバル・ガバナンス論再考 国際秩序と権力 グローバル・ガバナンスと民主主義 グローバル・ガバナンスとしてのサミット 覇権システムとしての冷戦とグローバル・ガバナンスの変容 イギリス帝国からのコモンウェルスへの移行と戦後国際秩序 「開発」規範のグローバルな普及とリージョナル・アプローチ 戦争とグローバル・ガバナンス 貿易自由化ガバナンスにおける多角主義と地域主義 ウクライナ危機とブダペスト覚書 国連海洋法条約と日本外交 日本による人間の安全保障概念の普及
主体・地域・新領域 国際連合 地域集団防衛から安全保障グローバル・ガバナンスへ BRICSと国際金融ガバナンス NGOと子ども人権ガバナンス イスラーム世界のグローバル・ガバナンス グローバル・ガバナンスにおけるEUと国連 ASEANと国連 国連とOSCEの東部欧州ガバナンス 人の移動をめぐるガバナンス グローバル・エイズ・ガバナンスとアフリカ サイバーセキュリティ テロリズムの原因と対策 地球を覆い尽くすガバナンス体系
今なお変化し続けるヨーロッパの姿を,近代にまで遡って考察する。終章に「9.11以後のヨーロッパ」を追加し,新版化した。 今なお新たな国際秩序像を模索し続けるヨーロッパの現実の姿を,近代西欧国家体系にまで遡って,歴史的に考察する。新版化に際し,最新のヨーロッパ国際関係史の研究成果を盛り込み,終章として新たに「9.11以後のヨーロッパの国際関係」と題する章を設けた。 新版はじめに 初版はじめに 序 章 ヨーロッパ国際関係史の視点 第1章 ヨーロッパの繁栄と凋落 第2章 分断された平和 第3章 ヨーロッパの復興と自立 第4章 多極化する世界の中のヨーロッパ 第5章 「新冷戦」から冷戦終焉へ 第6章 ポスト冷戦のヨーロッパ新秩序 終 章 9.11以後のヨーロッパの国際関係
この書籍は、歴史上で多くの人々を殺した人物たちを通じて、暴虐と狂気の時代を探求する異色の世界史を提供しています。著者の村山秀太郎は、ヒトラー、スターリン、毛沢東など11人の影響力のある人物を取り上げ、宗教、科学、思想の変遷や主権論争、アメリカの大義などを論じています。著者は多様な歴史的経験を持ち、世界史に関する深い知識をもとにこのテーマを掘り下げています。
崖っぷちの一年 未来の世界経済 新興国の「ユーロ危機」 ブラジルの経済革命 ある楽観主義者のタイムライン 新興世界が立ち上る ゲームに自己資金を投じる 欧州の落日 危機に瀕する多角的貿易交渉 銀行論争、終わりの始まり グレート・バンク・エスケープ 険しい道を行くアジア 国家資本主義は最強か 太平洋に軸足を移す米国 危機と変革 中東は敗者のままでいるのか エジプトとイランの緊張緩和 最後の南米反政府ゲリラ 仏欧経済清算の年 ドローンを停止せよ 過去をひきずるロシアの未来史 二〇一三年のワイマール 市場原理に限界はあるか
この書籍は、トランスジェンダーについての包括的な入門書であり、トランスの人々の現状、性別移行のプロセス、差別の問題、医療や法律の観点からの理解を深める内容です。「LGBT」と一括りにされることが多いトランスジェンダーの特性を具体的なデータを用いて明らかにし、当事者やその支援者にとっての重要なリソースとなることを目的としています。著者は主夫で作家の周司あきらと、倫理学者の高井ゆと里です。
この本は、リクルートスタディサプリの人気講師が、日本の古代から近現代までの重要な歴史的事件や紛争を多角的に考察したものです。内容は、日本の成り立ちから敗戦までの歴史、パンデミックの影響、そして日本が直面する地政学的・思想的課題に焦点を当てています。著者は、歴史教育に豊富な経験を持つ専門家であり、ユーモアを交えた講義が特徴です。
この本は、高校生の大学受験対策や大人の教養向上を目的とした語彙力強化のための教材です。大学入試に必要な800語の基本語彙と関連語を収録し、豊富な図解・イラストを用いて直感的に理解できるよう工夫されています。内容は、基本用語を段階的に学べる構成で、評論文や小論文に頻出のテーマ別に語句を整理しています。また、最新の入試テーマにも対応し、現代の重要なキーワードも追加されています。
この本は、女の子たちが抱える日常の疑問やモヤモヤに対して、上野千鶴子先生が答える内容です。学校や家庭、社会における性別に基づく差別や価値観を掘り下げ、女子が自分らしい選択をする力を育むためのアドバイスが詰まっています。目次は、学校での男女差、家庭内の悩み、リア充の難しさ、社会を変える方法について構成されています。著者は社会学者であり、女性の権利向上に努めています。
プロジェクト・シンジケートの言論世界 危機を前に凍りつくヨーロッパ 「根拠ある悲観論」の時代がやってくる 途上国の人々を救うために、まず先進国経済を活性化させよう 未来のヨーロッパ 政府を占拠せよ! 「アラブの春」の経済的課題 「約束の地」の後に来るもの 工業化の黄金時代再び 嵐に突入するアジア 二〇一二年に中国が欲すること アジアの女性指導者も「実力派」の時代に 強いEUを作るために 外交家オバマ 皇帝プーチンの危うい「復位」 銀行は、よき市民たりうるか? 宗教と信仰の重要性を直視しよう
この書籍は、万葉集から選りすぐりの51首を収録した「逆ベスト版」で、日本人の恋愛や人間関係のダメさをユーモラスに描いています。著者は古文講師の岡本梨奈氏とBLマンガ家の雪路凹子氏で、美しいイラストと共に、古典の歌を現代的な視点で解説しています。内容は、恋愛の悩みや人間関係の複雑さをテーマにした歌が多く、1,300年前の日本人の姿を面白おかしく伝えています。
人気講師の岡本先生が、清少納言と「ガールズトーク」をしながら『枕草子』を超訳・解説。千年前の宮廷生活の魅力や清少納言の教えを伝え、彼女が現代に残したメッセージを探ります。内容には定子との絆や平安時代のリアルな日常、清少納言の独自の視点が描かれています。初心者にも親しみやすい一冊です。