【2023最新】「発達心理学」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「発達心理学」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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紹介文
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な"答え"を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう-。
第1夜 トラウマを否定せよ(知られざる「第三の巨頭」
なぜ「人は変われる」なのか ほか)
第2夜 すべての悩みは対人関係(なぜ自分のことが嫌いなのか
すべての悩みは「対人関係の悩み」である ほか)
第3夜 他者の課題を切り捨てる(承認欲求を否定する
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ほか)
第4夜 世界の中心はどこにあるか(個人心理学と全体論
対人関係のゴールは「共同体感覚」 ほか)
第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる(過剰な自意識が、自分にブレーキをかける
自己肯定ではなく、自己受容 ほか)
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紹介文
心と体の生涯発達への心理学的アプローチの方法から,乳幼児期の認知・自己・感情・言語・社会性・人間関係の発達の詳細,学童期〜高齢期の発達の概要,発達障害への対応まで,子どもにかかわるすべての人に必要な発達心理学の基礎が身に付くようガイドする.幼稚園教諭・保育士養成課程にも対応.
はじめに(開)
I 発達のとらえ方
1 発達心理学とは(齋藤)
2 遺伝と環境(佐々木掌子)
3 生涯発達の視点(齋藤)
II 乳幼児期の発達をくわしく知る
4 胎児期・周産期(新屋裕太・今福理博)
5 感覚・運動の発達(伊村知子・白井 述・島谷康司)
6 愛着の発達(蒲谷槙介)
7 自己と感情の発達(森口佑介)
8 認知の発達(旦 直子)
9 言語の発達(小林哲生)
10 社会性・道徳性の発達(奥村優子・鹿子木康弘)
11 遊び・仲間関係(野嵜茉莉)
III 発達を支える
12 学習の理論(後藤和宏)
13 障害と支援(浅田晃佑)
14 心と行動の問題および児童虐待(出野美那子)
IV 学童期以降の発達を概観する
15 学童期〜青年期(林 創・松島公望)
16 成人期〜老年期(久保南海子)
コラム1 女に育てたから女になるのか?
コラム2 虐待の要因を探る サルの里子実験
コラム3 早産児の認知発達
コラム4 妊娠中の母親の食事と胎児の味覚的嗜好
コラム5 風船を持たせることによる乳幼児の歩行支援
コラム6 各愛着タイプのその後
コラム7 空想の友達
コラム8 赤ちゃんも計算ができる?
コラム9 統語的手がかりを用いた動詞学習
コラム10 ヒトの視線のパワー
コラム11 乳幼児の道徳性の発達
コラム12 きょうだい関係の役割
コラム13 生活習慣の獲得
コラム14 神経多様性
コラム15 遊びに現れる子どもの心
コラム16 子どもの嘘への対応
コラム17 日本人の宗教性とアイデンティティ
コラム18 サルのサクセスフルエイジング? おばあちゃんザルの知恵
Introduction to Development Psychology
Kazuo HIRAKI and Atsuko SAITO, Editors
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紹介文
「大学4年間ずっと手元において学べる」好評の決定版テキスト,待望の新版化。心理学諸領域の知識や考え方,対象を心理学全体の中に位置づけながら,豊富な図表を用い,丁寧に解説。専門領域や実務に進む上で必須の知識や最新動向の学習にも最適 (二色刷)
第1部 心の仕組みと働き
1章 心理学とは何か/2章 心と脳/3章 感覚と知覚/4章 記 憶/5章 学 習/6章 言 語/7章 思 考
第2部 心のダイナミズム
8章 情 動/9章 動機づけ/10章 性 格/11章 発達の基礎となるもの/12章 認知と社会性の多面的な発達
第3部 社会のなかの心
13章 人間と社会/14章 社会的認知/15章 自 己/16章 社会的影響/17章 人間関係/18章 集団・組織そして規範
第4部 心の適応と臨床
19章 発達の支援の基礎となる発達的個人差とは
20章 発達の病理と心理・福祉・教育的援助/21章 ストレスと心理的障害/22章 カウンセリング/23章 カウンセリングの実際/24章 カウンセリング・心理療法と文化
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紹介文
「あの人性格悪い」「 ついつい,販売の勧誘にだまされてしまっ
た!」「 どっちのほうが得だろうか」などなど,私たちの何気ない行
動や判断には,心のはたらきが密接にかかわっています。
心は,見ることもできないし,測定することもできません。けれ
ども,行動は目で見ることができます。行動を観察したり測定した
りすれば,その行動をするに至った心のしくみを推測することがで
きます。そのようにして,人の心のしくみを,科学的な方法で理解
しようとするのが,心理学です。
本書では,心理学について,生徒と先生の対話を通してやさし
く解説します。心のしくみがわかれば,日常の行動や考えかたを,
よりよいものにすることができるかもしれません。ぜひご一読ください!
0時間目:イントロダクション
STEP1. 心理学ってどんな学問?
心理学とは,人の心を科学的に理解する学問
正しい心理学とあやしい心理学
心理学には,さまざまな研究分野がある
心理学は,データの収集にはじまる
100年ほど前に心理学が生まれた
「パブロフの犬」と 「アルバート坊やの実験」
心理学に新しい流れを生んだ 「ゲシュタルト心理学」
心理学の巨人たち
1時間目:性格と心の発達の心理学
STEP1. 性格の心理学
性格の30~50%は,遺伝でつくられる
性格を分類するには?
あなたの性格をあらわす,「ビッグ・ファイブ」
単純作業をくりかえす,内田クレペリン精神検査
性格は変えられる?
STEP2. 子どもの心,大人の心
人の心は生涯,成長しつづける
四つの発達段階を経て,子どもは大人になっていく
他人の気持ちに気づくのは,4~5歳ごろ
自分とは何かに思い悩む,青年期
葛藤や親ばなれを経験する思春期
40~45歳は,人生で最も重要な転換期
65歳をすぎたら目指す,「サクセスフルエイジング」
偉人伝① 精神分析を考案,ジークムント・フロイト
2時間目:社会の中での心理学
STEP1. 人間関係の心理学
あの子に好かれるには,なるべく視界に入ろう!
やっかいなお願いを引き受けてもらうワザ
時間がせまれば,みんな魅力的
STEP2. 集団に流されてしまう心理
女子高生のうわさで,銀行に人が殺到
エスカレーターの立ち位置は,まわりの人しだい
話し合いの結果は,ハイリスクなものになりがち
人が多いと,手を抜きやすくなる
都会の人ほど,見て見ぬふりをする
人数が多いと,パニックがおきやすい
権威に服従すると,人は残酷になる
偉人伝② 分析心理学を立ち上げた,カール・グスタフ・ユング
3時間目:損得勘定の心理学
STEP1. どちらが得かを決める心の動き
「得」よりも 「損」の衝撃が大きい
やせた自分より,目の前のケーキが魅力的
割り勘にすると,ついつい注文しすぎる
半端な値段はお得に感じる
一番安いものより中間の値段のものを選びがち
4時間目:記憶と思いこみの心理学
STEP1. 外の情報を感じとる心のしくみ
心の 「モデル化」で心の謎を解き明かす
目に見える世界は,心がつくりだしたもの
私たちの脳には,無視できないくせがある
STEP2. ゆがめられる記憶
記憶のしくみ
記憶は,意外とあてにならない
事後の情報で,記憶が変わる
人の顔を記憶するのはむずかしい
強盗犯の顔は,思い出しづらい
取調室で冤罪がつくられるしくみ
記憶にエラーはつきもの
偉人伝③ 個人心理学をつくった,アルフレッド・アドラー
5時間目:心の健康をあつかう臨床心理学
STEP1. 心を支援する臨床心理士と公認心理師
心が健康になるようにサポートする臨床心理学
新たな資格,公認心理師が2018年度に誕生した
医療,教育,司法ー多岐にわたる心理職の現場
心の問題を見極めることからはじまる
面接やさまざまな検査から仮説を立てる
心理カウンセリングや認知行動療法が代表的な介入方法
問題を解決するためのさまざまな手法
社会や集団への介入も必要
STEP2. さまざまな心の不調
小中学生の6.5%は,発達障害の可能性
若者をとりかこむいじめ,不登校,引きこもり……
子育てをする母親が抱える心の問題
うつ病の介入法に取り入れられる,「マインドフルネス」
極度の不安をともなう 「不安障害」
家の鍵をかけたか,何度も確認する 「強迫症」
大災害などによって引きおこされるPTSD
自分の中に別の人格があらわれることもある 「解離症」
幻覚があらわれたり,妄想を信じこむ 「統合失調症」
相談しやすい環境を整えて自殺を防ぐ
コロナと心理学
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紹介文
心理学の定番入門書がそのままのコンパクトさで生まれ変わりました。「心理学の仕事」「研究法」「研究倫理」などのトピックが加わりいっそう社会に生きる心理学を感じられる内容に。ブックガイドも充実した心理学の必携書。公認心理師を目指す方にも。
序 章 心理学のテーマは無限──心理学って何だ?
第Ⅰ部 身近に感じる心理学
第1章 心理に関する支援を行う──臨床心理学
第2章 性格は変えられるか──性格と個人差の心理学
第Ⅱ部 心理学で日常生活を読み解く
第3章 身近な人や社会との関係──社会的行動の心理学
第4章 人が生まれてから死ぬまで──発達心理学
第5章 心を測る──心理学的アセスメント
第Ⅲ部 心理学のコアな原理
第6章 世界をどうとらえるか──知覚・認知・記憶の心理学
第7章 あなたはなぜそのように行動するのか──行動と学習の心理学
第Ⅳ部 心理学の過去と未来
第8章 心はどう探究されてきたか──心理学の歴史
第9章 心理学の研究法
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紹介文
人間理性の万能を否定し、性の魔力を主張するフロイトの精神分析学は、ダーウィンの進化論、マルクスの資本論とともに、近代の人間観に大きな変革をもたらした。この『精神分析学入門』は、フロイト自らが精神分析学の全体系とその真髄をわかりやすく詳述した代表的著作である。
〈巻末エッセイ〉柄谷行人
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紹介文
あらゆるニーズに応える教育心理学の最良テキスト
★大学・短大における教職課程用テキストとして
★教職をめざす学生,保育・福祉を学ぶ学生向けの自習テキストとして
★すでに教職にある人の学び直し用テキストとして
☆2017年改訂☆
法律や学習指導要領,DSMの改訂や時代の変化に対応し,
演習問題を一問一答形式にして問題数も充実させました。
第1章 教育心理学とは(櫻井茂男)
第2章 発達を促す(石崎一記)
第3章 やる気を高める(櫻井茂男)
第4章 学習のメカニズム(出口毅)
第5章 授業の心理学(中山勘次郎)
第6章 教育評価を指導に生かす(小野瀬雅人)
第7章 知的能力を考える(大川一郎)
第8章 パーソナリティを理解する(櫻井登世子)
第9章 社会性を育む(坂本真士)
第10章 学級の心理学(安達智子)
第11章 不適応と心理臨床(松尾直博)
第12章 障害児の心理と特別支援教育(松尾直博)
付録 演習問題解答・重要用語・人名解説・索引
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紹介文
音楽心理学の古典的ジャンルから最先端までを一冊に網羅した、書き下ろしのテキスト。音楽の不思議さに挑む面白さに触れられる
音楽心理学は、心理学と音楽学との境界領域に位置する。この複合的な学問の全貌を知るべく、様々な視点から専門の研究者が最新の知見をまとめた。音楽心理学を初めて学ぶ人に基礎知識を提供しながら、より深く学ぼうとする読者にも十分読み応えのある「入門書」である。
第1章 音楽心理学とは何か(星野悦子)
第1節 音楽心理学の定義
第2節 音楽心理学の方向性
第3節 音楽心理学の歴史
第4節 音楽心理学の研究領域
第5節 音楽心理学の研究法
コラム 音楽の機能
第2章 音楽と音響(羽藤 律)
第1節 音の物理学的特徴について
第2節 音の知覚する生理的な仕組み
第3節 音の強さの尺度
第4節 聴覚に固有な事象
第5節 音律と協和
コラム① 残響時間
コラム② 日本語母音のフォルマント
第3章 楽音の知覚(羽藤 律)
第1節 音の大きさ(ラウドネス)
第2節 音の高さ
第3節 音色
第4節 音楽の印象判断
コラム サウンドスケープ
第4章 音楽の認知(吉野 巌)
第1節 メロディの認知
第2節 楽音の郡化とパターンの認知
第3節 旋律パターン(旋律線)の認知
第4節 拍節・リズムの認知
第5節 調性の認知
第6節 旋律の分析と期待
コラム① 音階旋律の錯覚
コラム② 和音プライミング
第5章 音楽の記憶(生駒 忍)
第1節 記憶の心理学
第2節 音楽の短期記憶
第3節 音楽の長期記憶
第4節 音楽の潜在記憶
第5節 音楽・記憶・ライフサイクル
コラム① トスカニーニの暗譜
コラム② 大音量の音楽が記憶力を伸ばす?
第6章 音楽と他の認知能力(星野悦子)
第1節 音楽の聴取と認知能力
第2節 モーツァルト音楽への心理的反応
第3節 長期の音楽教育・訓練と一般認知能力
第4節 おわりにかえて
コラム 音楽は聴覚のチーズケーキ?
第7章 音楽と感情(山崎晃男)
第1節 音楽と感情の関係
第2節 音楽が表す感情
第3節 音楽による感情の喚起
第4節 音楽的感情
コラム 音楽による感情喚起メカニズム
第8章 音楽行動の発達(佐藤典子)
第1節 音楽行動の発達とは
第2節 乳児期の音楽行動
第3節 幼児期の音楽行動
第4節 児童期の音楽行動
第5節 青年期の音楽行動
第6節 演奏技能習得と音楽専門家への発達
コラム 子どもの歌の発達研究
第9章 音楽と脳(宮澤史穂・田部井賢一)
第1節 脳研究の基本事項
第2節 音楽の知覚・認知と脳活動
第3節 演奏と脳活動
第4節 音楽と感情の脳活動
コラム① エビデンスに基づいた医療
コラム② 絶対音感と脳
第10章 演奏の心理(正田 悠・山下薫子)
第1節 演奏の実証的研究
第2節 演奏を生みだす心と身体
コラム① 演奏者の感情
コラム② 即興演奏の心理
第11章 音楽の社会心理学(佐藤典子)
第1節 音楽の社会心理学とは
第2節 性格と音楽行動
第3節 ジェンダーと音楽
第4節 社会の中での音楽の役割
第5節 音楽の好みと社会との関係
第6節 音楽についての語りとアイデンティティ
コラム 教育現場での社会心理学
第12章 音楽療法(鈴木涼子・星野悦子)
第1節 音楽療法の概要
第2節 音楽療法の実際
第3節 音楽心理学と音楽療法の関係
コラム フリギア旋法を生かした「報告ゲーム」!?
第13章 産業音楽心理学(生駒 忍)
第1節 現代社会と音楽
第2節 商品としての音楽
第3節 産業のための音楽
第4節 音楽の消費の方法
コラム① スピーカーの視聴に適した曲
コラム② 超音波とCDと「癒し」
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紹介文
2016年の刊行以来のロングセラー! 台湾、韓国でも翻訳出版され、海外からも注目される「経営心理学」入門の決定版
【人を動かし導くため、心の原理原則を学ぶ、心に響く一冊! 】
経営やビジネスの相手は「人」であるため、人を動かし、人を導く「心の性質」を知っている者が成功する。その心の性質を現場の感動のエピソードと合わせて体系的に学ぶ、これまでにない一冊!
小手先の心理テクニックではなく、人の心の原理原則をじっくり学べます。
各項目ごとの著者からの問いかけが、読者の心を揺さぶります。
公認会計士・税理士でありながら心理カウンセラーの資格を持ち、最先端の心理学や脳科学を研究するとともに、経営コンサルタントとして多くの社長のメンターを務める著者が、そのノウハウを全公開した初の書籍。
人の心のメカニズムを心理学や脳科学から説明し、それを人事・組織、営業・マーケティング、マネジメントに活かせる、人を動かし導く方法としてご紹介します。
第1章 ビジネスの成功者は心の専門家
第1節 人間の原理原則を学ぶことで人生の可能性は飛躍的に上がる
第2節 現場の感覚と心理学がリンクすると仕事が面白くなる
第3節 人工知能が人間の仕事を奪う時代
第2章 人を動かし導く4つの要素
第1節 「何を伝えるか」と「誰が伝えるか」
第2節 人間の頭には感情の脳と論理の脳が共存する
第3節 感情を動かす対話、合理性を示す対話
第4節 人間性が信頼できる人、能力が信頼できる人
第3章 人間的信頼:人間が本能的に求めるもの
第1節 人間が抱く3つの基本的な欲求
第2節 「認められたい」という欲求
第3節 「成長したい」という欲求
第4節 人望をもたらす3つの一貫性
第5節 公欲と私欲
第4章 能力的信頼:「仕事ができる」ということの意味
第1節 成長が早い人に見られる思考パターン
第2節 仕事はできるのに出世できない人
第3節 組織にとっての真のヒーローとは
第5章 情緒的対話:感情を動かす力
第1節 感情を動かす対話の3つの要素
第2節 人を動機付ける2つのアプローチ
第3節 感情の状態を左右する意味付けの力
第4節 感情移入をもたらすストーリーの力
第5節 「今」の感情に影響を与える未来の力
第6章 論理的対話:偉大なる理由の力
第1節 理由の力を使いこなせているか
第2節 理由が力を持つ条件
終章 一番はじめに動かし導く相手
第1節 知識に感情が伴ってはじめて学びとなる
第2節 自分を変化させ、相手との関係性を変える
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A.H.レオンチェフの序文
はじめに
第1部 方法論
第1章 芸術の心理学的問題
1 「上からの美学」と「下からの美学」
2 マルクス主義の芸術理論と心理学
3 芸術の社会心理学と個人的心理学
4 芸術の主観的心理学と客観的心理学
5 客観的・分析的方法とその適用
第2部 批 判
第2章 認識としての芸術
1 批判の原理
2 認識としての芸術
3 この公式の主知主義
4 形式の心理学の無理解
5 連合主義的・感覚的心理学との関連
第3章 筋、主人公、文学の思想、感情の心理学
1 主知主義に対する反動
2 手法としての芸術
3 筋、主人公、文学の思想、感情の心理学
4 フオルマリズムの心理学的矛盾
5 素材の心理学の無理解
6 フォルマリズムの実践
7 単純な快楽説
第4章 芸術と精神分析
1 芸術心理における無意識的なもの
2 芸術の精神分析
3 芸術の社会心理の無理解
4 汎性欲論と幼稚性の批判
5 精神分析的方法の実際的適用
第3部 美的反応の分析
第5章 寓話の分析
1 寓話、小説、悲劇
2 レッシングとポチェブニャの寓話理論
3 散文的寓話と詩的寓話
4 寓話の構成要素
(1)比 喩 / (2)けだものの利用 / (3)物 語 / (4)道 徳 / (5)詩的スタイルと手法
第6章 「かすかな毒」・総合
1 クルイロフの寓話
『カラスとキツネ』 / 『狼と子羊』 / 『シジュウガラ』 / 『二わのハト』 / 『キリギリスと蟻』 / 『ロバと鶯』 / 『ヂェミヤンのスープ』 / 『トゥリシカの外套』 / 『火事とダイヤモンド』 / 『けものの伝染病』 / 『犬小屋の狼』
2 寓話の総合
3 寓話における抒情詩、叙事詩、ドラマの種子
4 寓話の心理的基礎としての情動的矛盾
5 寓話の大詰め
第7章 『やわらかな息づかい』
1 物語の「解剖」と「生理学」
2 配置と構成
3 題材の特徴
4 構成の機能的意味
5 補助的手法
6 情動的矛盾と形式による内容の克服
付 ブーニン作『やわらかな息づかい』
第8章 デンマークの王子、ハムレットの悲劇
1 ハムレットの謎
2 「主観的」解決と「客観的」解決
3 ハムレットの性格の問題
4 悲劇の構造
5 主人公と自分との同一視
6 総 括
第4部 芸術心理学
第9章 カタルシスとしての芸術
1 情動と空想の理論
2 カの節約の原理
3 情動的トーンと感情移入の理論
4 「情動の二重表現」の法則と「情動の現実性」の法則
5 情動の中枢的放電と末梢的放電
6 感情的矛盾と対立の原理
7 カタルシス
8 形式による内容の克服
第10章 芸術心理学
1 公式の点検
2 詩の心理
3 抒情詩、叙事詩
4 主人公と登場人物
5 ドラマ
6 悲劇と喜劇
7 演 劇
8 絵画、図案、彫刻、建築
第11章 芸術と生活
1 感染理論
2 芸術の生活的意義
3 芸術の社会的意義
4 芸術批評
5 芸術と教育
6 未来の芸術
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紹介文
人間はどのように世界を認識しているか? 「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介.
【円城塔氏(作家)推薦の辞】
「この本を読むと,人間は自分で思っているよりも,いい加減なものだとわかる.いい加減な人が読むべきなのはもちろんだが,自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.」
【長谷川寿一氏(東京大学教授)】
「知性とは何か? この問いに挑む認知科学は諸科学が交わるホットスポットだ. 東大駒場の名物講義を是非あなたにも.」
第1章 認知的に人を見る
認知科学とは
知的システム
しくみ、はたらき、なりたち
学際科学としての認知科学
情報——分野をつなぐもの
生物学的シフト
認知科学を取り巻く常識?
第2章 認知科学のフレームワーク
表象と計算という考え方
さまざまな表象
知識の表象のしかた
認知プロセスにおける表象の役割
第3章 記憶のベーシックス
記憶の流れ
記憶と意図
一瞬だけの記憶——感覚記憶
人の記憶はRAMか——短期記憶とチャンク
ワーキングメモリ——保持と処理のための記憶
知識のありか——長期記憶
情報を加工する——短期記憶から長期記憶へ
思い出しやすさ——符号化特定性原理
思い出していないのに思い出す——潜在記憶とプライミング
まとめ
第4章 生み出す知性——表象とその生成
はかない知覚表象
言葉と表象
作り出される記憶
記憶の書き換え
仮想的な知識——アナロジー
まとめ——表象とは何なのか
第5章 思考のベーシックス
新たな情報を生み出す——推論
目標を達成する——問題解決
選ぶ——意思決定
人間の思考のクセ
まとめ
第6章 ゆらぎつつ進化する知性
四枚カード問題、アゲイン
データに基づき考える
思考の発達におけるゆらぎ
ひらめきはいつ訪れるのか
まとめ——多様なリソースのゆらぎと思考の変化
第7章 知性の姿のこれから
表象の生成性
身体化されたプロセスとしての表象
世界への表象の投射
思考のゆらぎと冗長性
世界というリソース
おわりに
引用文献
索引
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心理学者、強制収容所を体験する-飾りのないこの原題から、永遠のロングセラーは生まれた。"人間とは何か"を描いた静かな書を、新訳・新編集でおくる。
心理学者、強制収容所を体験する(知られざる強制収容所
上からの選抜と下からの選抜 ほか)
第1段階 収容(アウシュヴィッツ駅
最初の選別 ほか)
第2段階 収容所生活(感動の消滅
苦痛 ほか)
第3段階 収容所から解放されて(放免)
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ふとしたきっかけから怪しいヒーラーの世界に触れた若き臨床心理士は、「心の治療とは何か」を問うために、彼らの話を聴き、実際に治療を受けて回る。次から次へと現れる不思議な治療! そしてなんと自身の人生も苦境に陥る……。それでも好奇心は怪しい世界の深奥へと著者を誘っていく。武器はユーモアと医療人類学。冒険の果てに見出された心の治療の本性とはなんだったのか。「心が病むってどういうことか?」「心の治療者とは何者か」そして「心が癒やされるとはどういうことか?」底抜けに楽しく、そしてほろりとくるアカデコミカル・ノンフィクション!
プロローグ:ミルミルイッテンシューチュー、6番目のオバア
1章 授賞式は肩身が狭い
――「野の医者の医療人類学」を説明しておこう
2章 魔女と出会って、デトックス
――傷ついた治療者たち
3章 なぜ、沖縄には野の医者が多いのか
――ブリコラージュするマブイ
4章 野の医者は語る、語りすぎる
――説得する治療者たち
5章 スピダーリ
――ちゃあみいさんのミラクルな日常
6章 マスターセラピストを追いかけて
――潜在意識と神について
7章 研究ってなんのためにある?
――学問という文化
8章 臨床心理士、マインドブロックバスターになる
――心の治療は時代の子
9章 野の医者は笑う
――心の治療とは何か?
エピローグ:ミラクルストーリーは終わらない
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人間砂漠といわれる現代にあり、こそが、われわれに最も貴重なオアシスだとして、その理論と実践の習得をすすめた本書は、フロムの代表作として、世界的ベストセラーの一つである。
第1章 愛は技術か
第2章 愛の理論(愛、それは人間の実存の問題にたいする答え
親子の愛
愛の対象)
第3章 愛と現代西洋社会におけるその崩壊
第4章 愛の習練
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テスト成績の偏差値はどうやって計算するの?何人に出口調査すれば「当落予測」できる?など身近な話題から統計の考え方を理解する
日本統計学会75周年記念推薦図書。画期的にわかりやすい! 身近な話題から統計の考え方を理解する! 視聴率はどこまで信頼できるの? テスト成績の偏差値はどうやって計算するの? 要精密検査になった。私はガンの可能性が高い? 何人に出口調査すれば「当落予測」できる? 英語が得意な人は理系である!? 子供の身長を両親の身長から予測できる? など、具体的な実例でわかりやすい「画期的統計入門」。
日本統計学会75周年記念推薦図書
画期的にわかりやすい!
身近な話題から統計の考え方を理解する!
視聴率はどこまで信頼できるの?
テスト成績の偏差値はどうやって計算するの?
要精密検査になった。私はガンの可能性が高い?
何人に出口調査すれば「当落予測」できる?
英語が得意な人は理系である!?
子供の身長を両親の身長から予測できる?
など、具体的な実例でわかりやすい「画期的統計入門」。
第1章 統計学=データの科学とは何か――統計学の体系・データの見方――
第2章 データに語らせる――記述統計学・データ解析の話――
第3章 チャンスをはかる――確率・確率分布の話――
第4章 統計的推測はどこまで可能か――推定・検定の考え方――
第5章 多変量の情報をうまく活かす――多変量解析の考え方――
第6章 統計学の広がり――統計学の過去・現在・未来――
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紹介文
ますますニーズの高まる「臨床発達心理士」の資格を取得するための1冊。。資格申請の条件変更や、公認心理士にも言及した最新版。
ますますニーズの高まる「臨床発達心理士」の資格を取得するための1冊。学習内容と資格取得者の活動の場、過去問の一部も紹介。資格申請の条件変更や、公認心理士にも言及した最新版。
発達的観点に立つアセスメントと支援技術を特徴とする心理職資格。
序にかえて
第1 章 臨床発達心理学とは何か
第1 節 臨床発達心理学とは何か
1 .臨床発達心理学の誕生/ 2 .臨床発達心理学の基礎としての発達心理学/
3 .臨床発達心理学の3 つの観点/ 4 .臨床発達心理学の発展
第2 節 臨床発達心理士とは何か
1 .臨床発達心理士の誕生の背景/ 2 .臨床発達心理士の専門性/
3 .臨床発達心理士の職域/ 4 .今後の展望と将来性
第3 節 臨床発達心理士と公認心理師
第2 章 臨床発達心理士になるためには
第1 節 どういう人が臨床発達心理士になれるのか
第2 節 資格申請に必要な条件とは
第3 節 指定科目の学びかた
第4 節 実習の進めかた
第5 節 資格審査の申請方法と審査内容
第6 節 筆記試験とその対応
1 .筆記試験の方法/ 2 .筆記試験への対応/ 3 .筆記試問題例
第7 節 事例報告書
第8 節 公認心理師の資格を取得された方
第3 章 臨床発達心理士の資格を取得したあと
第1 節 多様で質の高い研修
1 .日本臨床発達心理士会とは/ 2 .日本臨床発達心理士会の主な研修活動
第2 節 資格取得後の倫理と専門性
1 .臨床発達心理士の倫理とは/ 2 .倫理相談委員会の活動について/
3 .個人情報の取り扱いおよび倫理・懲戒規定について
第3 節 資格更新の概要
第4 節 臨床発達心理士スーパーバイザー資格
1 .臨床発達心理士の災害支援/ 2 .東日本大震災を契機にした支援/
3 .多様な支援/ 4 .災害支援で大事にしたいこと/
5 .ボランティアをしたい人へ
第4 章 臨床発達心理士の社会的貢献
・震災等発生時の臨床発達心理士による支援
・東日本大震災後の長期的な心理支援について
・最高裁判所:子の引き渡し強制執行に関する立会人・執行補助者
第5 章 臨床発達心理士のさまざまな実践
・臨床発達心理士が活躍するさまざまな領域
・乳幼児健診における心理相談
・ペアレントプログラムの開発と社会的普及
・幼稚園・保育所・認定子ども園への巡回相談
・東京都小・中学校における特別支援教室の巡回相談心理士
・特別支援学校における支援:
臨床発達心理士としての専門性を活かす特別支援学校教員
・成人・青年期への支援(発達障害学生への支援)
・高齢者への支援
・障害者の犯罪のアドボケーション
あとがき
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紹介文
問題を読まないで正解を見つける方法など、思わず吹き出し、あらためて感心し、読後は「よくもここまでバカなことを」と感動する!
ピントが外れている文章こそ正解! 問題を読まないでも答はわかる!? 国語が苦手な受験生に家庭教師が伝授する解答術は意表を突く秘技。国語教育と受験技術に対する鋭い諷刺を優しい心で包み、知的な爆笑を引き起こすアイデアにあふれたとてつもない小説集。吉川英治文学新人賞受賞作。(講談社文庫)
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本書は,「最新の学習心理学のもっとも簡明な教科書」の改訂版です.実際の講義で提起された疑問や意見を参考に,随所に変更や補足を施し,適宜近年の研究を追加しました.特に,進展の著しい動物におけるエピソード記憶やメタ記憶の行動的研究に焦点をあて,新たな章を設けました.入門から応用にまで活用できる,決定版ともいえる一冊です.
「学習」について学ぶ/馴化と鋭敏化/古典的条件づけ1:基本的特徴/古典的条件づけ2:信号機能/古典的条件づけ3:学習の内容と発現システム/オペラント条件づけ1:基礎/オペラント条件づけ2:強化・消去と罰・強化スケジュール/オペラント条件づけ3:刺激性制御/概念学習・観察学習・問題解決/記憶と学習/エピソード記憶とメタ記憶
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「行動分析学」を初めて学ぶ方に向けた概説テキスト。行動の分析を一つの軸に,基礎理論と臨床・日常場面への応用をリンクさせる一冊です。演習問題や事例紹介など,充実のツールで学びをサポート。医療福祉の現場に立つ方にもおすすめ。
第1章 心とは何か──行動分析学から接近する
第2章 観察法と実験法──行動を科学するために
第3章 生得性行動──経験によらない個体の行動とは
第4章 レスポンデント──環境の機能を変える方法を知る
第5章 オペラント──行動やその出現機会を作り出す方法を知る
第6章 強化随伴性──行動変容のための諸変数と規則
第7章 刺激性制御──はじめての環境に個体が出会うとき
第8章 反応遮断化理論と選択行動──強化と価値を考える
第9章 言語行動と文化随伴性──行動分析学から展望する
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発達心理学の基本理論や用語を、主人公の少女真桜(まお)の成長を追いながらまんがで解説。楽しく読めて重要用語も自然に身につく。
【特長その1】重要語句や基本概念がストーリーまんがでわかる!
【特長その2】主人公の成長に合わせて218個のキーワードを解説!
【特長その3】入門や復習に最適!
発達心理学の基本がストーリーまんがになりました!
乳児期、幼児期、児童期、青年期と、登場人物の成長を追いながら、日常生活のリアルな場面に合わせて発達心理学の重要用語や理論を解説。従来の、概念や研究者ごとに解説されていたテキストのわかりにくさを一気に解消した画期的な1冊です。一見、難しそうな発達理論も、まんがのキャラクターの会話や行動の中に自然に溶け込んでいるからスイスイ読める、理解できる、記憶に残る!
保育士、幼稚園教諭、スクールカウンセラーを始め、公認心理師という新しい資格制度もでき、教育、福祉、保健医療の広い分野で発達心理学の知識を必要とする人は増えています。発達心理学を学んでいる人、これから勉強しようと思っている人に絶対おすすめの1冊です。
【本書の内容構成】
プロローグ 発達心理学ってどんな学問?
◆第1章 胎児期~乳児期(胎児~1歳)
・胎児期の発達
・気質と愛着
・人見知りと物の永続性
・愛着の個人差
◆第2章 幼児期(1~5歳)
・自己意識の発達
・第一次反抗期
・自己主張と自己抑制・心の理論
◆第3章 児童期(6~12歳)
・自尊感情と社会的視点取得能力
・公正観の発達
・二次の心の理論の発達
・保存概念の発達と責任判断
・自己決定感とメタ認知能力
・動機づけ
・社会化と道徳性
◆第4章 青年期(前期~中期 13~18歳頃)
・青年期の自己中心性
・共感性と自己嫌悪感
・自己開示とジョハリの窓
・アイデンティティの確立
・時間的展望とソーシャルサポート
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紹介文
秋月りすの4コマ漫画『OL進化論』を楽しみながら思考の技法を学ぶ。初心者のためのクリティカルシンキング超入門書。
「ものの見方・考え方」を、人気四コマまんが家・秋月りす氏のマンガ77編を楽しみながら身につけられる,画期的な本。心理学と論理学をベースに全くの一般人向けに書かれた「思考」の本。
秋月りすの4コマ漫画『OL進化論』を楽しみながら思考の技法を学ぶ。
初心者のためのクリティカルシンキング超入門書。
自分の周囲の人や種々の問題について,正確に理解し,自分の力で考え,適切な判断をしていくのがクリティカルな態度であり,その思考である。クリティカル思考は複雑化した現代社会に適応していく上でも必要となろう。本書では,ユーモアあふれる4コマ漫画を題材にわかりやすく楽しく身につけてもらうことをめざした。
はじめに
本書はこう読もう
序章 クリティカル思考とは
●「クリティカル」の意味
1.クリティカルに原因を推論する
2.クリティカルに何かを判断する
3.クリティカルに情報を選択する
4.クリティカルにいろいろ考える
●クリティカル思考の定義
1.クリティカル思考とは
2.事実と意見を分ける――クリティカル思考のための準備
3.議論を分析する――クリティカル思考のための第一歩
1章 推論の仕方は妥当か
●クリティカルに推論するとは?
●クリティカルに推論するやり方
1.あてはまらない例はないか?
2.一緒に変化するか?
3.四分割表で考える
4.四分割表「的に」考える
5.共通点と相違点に着目すれば
6.一致と差異に組織的に着目する
7.誰のせいかを考える
8.誰のせいかを「じっくり」考える
●因果関係を検討する上での留意点
1.一つの結果はいろいろな原因から生じる(1)
2.一つの結果はいろいろな原因から生じる(2)
3.一つの結果はいろいろな原因から生じる(3)
4.一つの結果はいろいろな原因から生じる(4)
5.一緒に変化したら因果関係と言える?
6.結果が原因で結果をひきおこす?
7.偶然という可能性も忘れずに
8.こうなることは初めから分かっていた?
●前後論法のもつ罠
1.変化したのは何のせい?
2.他にも出来事がなかった?
3.時間がたっただけじゃないの?
4.極端な状態はもとに戻る
●間違った議論のいろいろ
1.理由が理由になってるの?
2.あんなヤツに何が言えるんだ?
3.お前なんか簡単に倒せるよ
4.似てるからきっと同じだよ
5.そのままどんどん転がっていく?
6.シロじゃなければクロだ!
7.経験者は正しい?
2章 根拠としての「事実」は正しいか
●クリティカルに「事実」を検討するとは?
●事実検討の基本的スタンス
1.あなたの常識が一般の常識?
2.体験談そのものは事実だとしても……
3.記憶とは事実とは限らない
4.情報の歪み方にはパターンがある
5.専門家の意見だから信じるの?
6.数字なら信用できる?
●スキーマによる事実の歪み
1.スキーマを通してものを見る
2.スキーマは情報をつなぎ,意味づけるための枠組み
3.スキーマによって同じ情報が違う意味にもなる
4.スキーマは未知・未確認の部分を埋める
5.スキーマは情報の取捨選択をガイドする
6.スキーマを見直すか,スキーマにこじつけるか
●偏った事実を「事実」とする過ち
1.一部分の事実から全体を推測する
2.偏ったサンプルが誤った結論をつくり出す
3.先入観に合う事実を見つけ出す
4.当たってないケースには注意が向きにくい
5.めだつ×めだつ=関連?
6.一面性の出来事に注意
7.欲しい情報だけを集め,欲しくない情報は無視するバイアス
8.反証となりうる情報も探せ
●「事実そういう人か」の検討
1.人を見るときのスキーマに気づこう
2.型にはまった固定観念
3.身近な人はさまざまだけど,遠い人は一くくり
4.そういうことをしたのはそういう人だから?
5.状況でもあり,個人でもある……かも
6.行為者と観察者の視点は違う
7.役割と個人は必ずしも同じではない
3章 クリティカルシンカーへの道
●クリティカルシンカーの特性
1.クリティカルシンカーはものごとを疑う
2.クリティカルシンカーは思考の落とし穴を知っている
3.クリティカルシンカーは柔軟である
4.クリティカルシンカーは客観的である
5.クリティカルシンカーは単純化しない
6.クリティカルシンカーはあいまいさに耐える
●クリティカルに生活しよう
1.ものごとを他の面からもみるためには
2.ポジティブ思考に気をつけよう
3.後知恵から脱却するためには
4.要するにマインドフル
5.ちょっとクリシン――ちょっとクリティカルシンキング
6.あっからクリシン――「あっ」から始めるクリティカルシンキング
7.ユーモア精神で行こう!!
おわりに──今日から始めるクリティカル思考
本書を読んだ人のための今後の読書案内
秋月りすから一言
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ヒトは未完成な状態として生まれ「学習」に依って「人」となる。このようにヒトが人となるために必要な学習機能についてまとめる。育児や保育ならびに学校での教育実践(教育領域),適応的行動の形成や不適応行動の改善(臨床領域),学習機能に障害を持つ人々のサポート(障害領域)に資する基礎的研究や実践的研究を解説。
◆◆◆おもな目次◆◆◆
第1章 学習心理学へのいざない
第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る
第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム
第4章 メタ認知:知識による行動の制御
第5章 学習意欲の研究とその応用
◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業
◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲
第6章 心理臨床と学習心理学
◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える
◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解
第7章 学習指導と学習心理学
◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる
◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる
◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす
第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学
◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導
◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状
◆◆◆シリーズ心理学と仕事 全20巻 ラインナップ紹介◆◆◆
1感覚・知覚心理学/2神経・生理心理学/3認知心理学/4学習心理学/
5発達心理学/6高齢者心理学/7教育・学校心理学/8臨床心理学/
9知能・性格心理学/10社会心理学/11産業・組織心理学/12健康心理学/
13スポーツ心理学/14福祉心理学/15障害者心理学/16司法・犯罪心理学/
17環境心理学/18交通心理学/19音響・音楽心理学/20ICT・情報行動心理学
心理学を活かした仕事を目指す高校生・大学生・社会人,そして,
進路指導や心理学教育に携わる教育関係者に向けて,多彩な心理学ワールドを紹介。
実際に働く人々の「現場の声」も交えながら,シリーズ総勢 300名以上の執筆陣が,
心理学の今を伝える。
心理学って面白そう! どんな仕事で活かされている?
国家資格として「公認心理師」が定められ,
心理学と仕事とのつながりに関心が高まる中,シリーズ[全20巻]刊行!
監修のことば
はじめに
第1章 学習心理学へのいざない
1節 学習心理学とは
2節 学習心理学の展望と本書の構成
第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る
1節 はじめに
2節 学習を効率的に行う訓練法(1):古典的条件づけ
3節 学習を効率的に行う訓練法(2):オペラント条件づけ
4節 条件づけでは説明のできない動物の行動変化
5節 最後に
第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム
1節 知識獲得(学習)のメカニズム
2節 知識の構造と記憶の区分
3節 記憶の過程
第4章 メタ認知:知識による行動の制御
1節 知識による行動の制御のメカニズム
2節 メタ認知の仕組み
3節 メタ認知の指導
第5章 学習意欲の研究とその応用
1節 学習意欲のとらえ方
2節 学習意欲の測定法:学習理由と有能感ではかる
3節 自律的な学習意欲の育て方
◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業
◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲
第6章 心理臨床と学習心理学
1節 心理臨床の実際
2節 心理臨床に生かす「学習心理学」の理論
3節 学習心理学に基づく認知行動療法の技法
4節 心理臨床における「学習心理学」のさらなる応用
◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える
◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解
第7章 学習指導と学習心理学
1節 長期記憶にするための学習方法
2節 学ぶ-振り返る-生かす
3節 アクティブ・ラーニング
4節 学習の評価
◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる
◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる
◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす
第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学
1節 学習障害とは
2節 学習障害と社会参加
3節 学びを保障する特別支援教育
4節 特別支援教育と学習心理学
◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導
◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状
付録 さらに勉強するための推薦図書
文献
人名索引
事項索引
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「発達心理学」の研究方法と理論、胎児から老化、死の受容に至るまでの「生涯発達」を、50個の精選されたキーワードで学ぶ。好評の初版を研究の進歩に合わせて内容一新!発達心理学をこれから学ぶ人、発達心理学に関心のあるすべての人が、エッセンスを整理しながら学べる座右の一冊。
1 発達心理学の研究法
2 発達の理論的諸問題
3 誕生から幼児期まで
4 児童期
5 思春期・青年期
6 成人期から老年期まで
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1992年旧版刊行から20余年の間に展開された研究動向をふまえて、新設章や改変を加えた最新情報・知見の刷新版。
本ハンドブックは,20余年前に刊行された東洋・繁多進・田島信元編集企画『発達心理学ハンドブック』(福村出版,1992年)の新版として編集され,刊行されるものである。旧版は,1980年代の新潮流を受け,学際的,実践科学的アプローチを目指して1989年12月に発足した日本発達心理学会を記念して企画されたもので,学会設立から20余年を経た現在,発達心理学は大きな変化をともなって確実に進歩してきており,多くの新情報を追加する必要性を痛感し,このたび,本ハンドブックの新版を編集するに至った。
本書の特徴は2つある。一つは,旧版の意義と新版への移行の必須性にもとづき,旧版の枠組みを基本的に継承したことである。このことにより1960年前後から始まった発達心理学的発想への大転換の波の最中にあった1990年代の日本発達心理学会設立当時の発達心理学理論,研究の立ち位置と状況をふまえた旧版を土台として,2010年代に至るこの20余年の間に達成されてきた新情報を加えることで,現在の立ち位置を確認することが可能となるのである。
もう一つの特徴は,第一の特徴を実行に移す計画を練ってみると,どうしても新設章で対応しなければならない領域や,旧版の章の構成自体を変更して対応しなければならない部(領域)が生じたことによる,新設章や章立て改変を試みたことである。これらの存在は,この20余年の間に大きく変化した領域を示しているのである。改めて,この20余年の間に大きく発展,展開した領域であることがご理解いただけるはずである。
発達研究は,「認知科学」,「文化心理学(文化科学)」そして生物科学と社会科学を統合した「発達科学」へと収斂していき,そのためには,学際的,総合的,実践的理解が不可欠になった時代が到来したといえよう。これまで,とかく細分化,分業化されてきたアカデミズムに対して,子ども,人の包摂性を「発達」というキーワードによって取り戻すことの必要性,そのためには,「変化・発達」という概念を,実践・教育科学のなかで再吟味していくことの必須性が強調されはじめている。こうした現代の立ち位置と,それにもとづく発達心理学,発達臨床心理学の貢献の再吟味,そして今後の展望を具体的に描いていく必要性を強く感じるしだいで,そのあたりを本書を利用するみなさんにくみとっていただければ編者の一人として本望である。
編者代表 田島信元
I部 発達の理論と展望
A 発達の基本的コンセプト
1章 発達研究・発達観・モデルの変遷(藤永 保)
発達研究の始源/発達観の変遷と児童心理学の成立/他
2章 発達の生物学的基礎(矢野喜夫)
発達心理学と生物学/進化論の影響/進歩主義的進化論からの脱却/他
3章 発達の社会・文化的基礎(石黒広昭)
発達の社会的基盤/発達の文脈/実践に埋め込まれた能力/他
4章 ピアジェの発生的認識論とイネルデの発生的心理学(大浜幾久子)
ベーベル・イネルデ/ジャン・ピアジェ/他
5章 ピアジェの理論以降の認知発達理論の展開(落合正行)
ピアジェの理論/新ピアジェ派理論/新ピアジェ派理論以降の理論/他
6章 ヴィゴツキー理論とその展開(田島充士)
言葉・思考・発達/発達の文化-歴史的側面とは/他
7章 発達の社会・文化・歴史的アプローチ:ポストヴィゴツキー研究の現代的意義(茂呂雄二)
ポストヴィゴツキー研究/方法論の拡張/実践へ
8章 文化心理学(田島信元)
文化心理学とは何か/文化心理学の諸領域/他
9章 精神分析の発達理論(木部則雄)
精神分析の歴史と発達心理学/精神分析における発達理論の発展
10章 愛着理論の基礎(繁多 進)
愛着理論が誕生するまでの背景/愛着理論の骨格/他
11章 アタッチメント理論の新展開:生涯発達の視座から(遠藤利彦)
生涯発達心理学の支柱としてのアタッチメント理論/他
12章 言語発達研究と理論の歴史、そして展望(岩立志津夫)
言語発達研究の古典的基礎理論からみえてくるもの/他
13章 社会行動・学習理論(渡辺弥生)
行動を説明するさまざまな理論/中核となる理論と研究方法/他
B 発達理論と隣接科学
14章 近接科学からの示唆:胎児・入院児とのかかわりを中心に
胎児の発達に影響を及ぼす環境要因(川上清文)
病院に入院している子どもたちにかかわる諸活動(高井清子)
15章 比較行動学からの示唆(小山高正)
比較行動学とは/環境の問題/比較行動学の諸分野
16章 霊長類学からの示唆(林 美里・松沢哲郎)
霊長類学の視点/霊長類学と発達心理学/霊長類学からみた発達/他
17章 行動遺伝学からの示唆(安藤寿康)
行動遺伝学とは何か/行動遺伝学からみた発達/他
18章 進化心理学からの示唆(長谷川眞理子)
現代進化生物学の基礎/進化人類学とヒトの進化環境
19章 脳科学からの示唆(皆川泰代)
神経活動とは/脳の発達/発達障がいとその神経基盤/他
20章 文化人類学・文化社会学からの示唆(柴山真琴)
文化人類学研究と文化化研究/文化社会学と社会化研究/他
II部 生涯発達の道筋
21章 生涯発達の視点(鈴木 忠)
発達の可塑性/人間発達の可塑性を示す事例:FとG/他
22章 胎 児 期(川上清文・高井清子)
胎児発達の概略/胎児の睡眠と感覚の発達/胎児の行動の発達/他
23章 新生児・乳児期(斎藤 晃)
原始反射の意義/新生児・乳児の認知発達/他
24章 幼 児 期(森下正康)
対人関係の広がり/自我と自己制御機能の発達/他
25章 児 童 期(戸田まり)
児童期とは/家庭から学校へ/9~10歳の節目/思春期のはじまり/他
26章 青 年 期(高木秀明)
親子関係の変化と友人関係の特徴/アイデンティティの確立/他
27章 成 人 期(藤﨑眞知代)
成人前期:ライフ・コースの選択/成人後期(中年期):人生の曲がり角
28章 高 齢 期(藺牟田洋美)
高齢期と生涯発達理論/心身機能からみた高齢期/他
III部 発達の機序と諸相
A 認知・言語領域
29章 知 覚(白井 述・山口真美)
視力の発達/運動視の発達/形態の知覚/奥行き知覚/他
30章 言語発達(小林春美)
音声の発達/語彙の発達/文法の発達/意図と言語とのかかわり
31章 記 憶(仲 真紀子)
記憶の神経学的基盤/エピソード記憶の神経学的基盤/他
32章 認知・思考(小島康次)
認知の発達/思考(推論と合理性)/まとめと今後の展望
33章 知 能(子安増生)
知能のアセスメントと診断/知能の心理測定/知能の認知理論
34章 心の理解(木下孝司)
「心の理論」研究の概観/心の理解の発達/他
35章 道徳性・向社会性(二宮克美)
「道徳性」・「向社会性」発達研究の動向/道徳性の発達/他
36章 読み書き能力(高橋 登)
日本語の読み書き習得の特徴/幼児期の読み書き能力/他
37章 数概念の発達(吉田 甫)
数システムの発達/数唱能力の発達/公的な介入による数概念の発達/他
B パーソナリティ・行動領域
38章 身体・運動(西野泰広)
体格の発達/体力の発達
39章 情 動(内山伊知郎)
適応と分化情動理論/機能的な情動発達観/幼児期以降の情動発達
40章 情動調整(須田 治)
生体の調節で生まれる情動/感情を含めた心身モデルへの転回
41章 動機づけ(黒石憲洋)
動機づけ概念/内発的動機づけや外発的動機づけの変化/他
42章 自 己(榎本博明)
発達における自己の位置づけ/自己研究の歴史/自己の発達/他
43章 気 質(上村佳世子)
気質研究の歴史/発達初期の気質研究と測度/他
44章 パーソナリティ(鈴木乙史)
パーソナリティとは/パーソナリティ研究の歴史と問題/他
C 社会的領域
45章 社会的認知(久保ゆかり)
社会的知覚から相互作用へ/相互作用のなかでの実践的な把握/他
46章 遊 び(中野 茂)
遊び研究の衰退/遊びという幻想/遊びの再考へ
47章 社会的スキルと社会的学習理論(庄司一子)
子どもの社会性の問題と社会的スキルへの関心/社会的スキルの概念と定義/他
48章 セルフ・レギュレーション(中澤 潤)
セルフ・レギュレーションの理論/セルフ・レギュレーションの発達/他
49章 ジェンダーの発達(大野祥子)
「ジェンダー」とは何か:概念定義と使われ方/ジェンダー概念の誕生/他
IV部 現代社会と発達
50章 生活における発達(無藤 隆)
なぜ生活か/生活のなかで発達することの理論的構造/他
51章 家族と発達(小野寺敦子)
多様化する現代の家族/夫婦関係の生涯発達/母親と子ども/他
52章 児童虐待(子ども虐待)(宮本信也)
子ども虐待とは/わが国における子ども虐待の実態/虐待死の現状/他
53章 仲間関係の発達(氏家達夫)
仲間過程/仲間過程の発達/仲間過程の病理
54章 学校と発達(宮下孝広)
学校制度の確立と普及/発達の文化的方向づけとしての学校教育/他
55章 メディアと発達(家島明彦)
現代におけるメディアと発達をめぐる諸問題/メディアと発達に関する研究/他
56章 成人・中高年の自己実現と社会生活(岡林秀樹)
成人期の危機をとらえる枠組み/現代日本における性役割分業意識の時代変化/他
57章 社会の変化と発達(小嶋秀夫)
「社会の変化と発達」という問いの設定/産業革命と進歩の思想、そして近年の状況/他
V部 発達の障害・臨床
A 障害と臨床の基礎
58章 発達の障害・臨床をとらえる観点(長崎 勤)
発達の障害・臨床をとらえる観点1:包括的観点/2:時間性・順序性の観点/他
59章 発達の障害・臨床と神経心理学(小池敏英)
読み障害/書き障害/発達の障害・臨床と脳科学の進展
60章 発達の障害・臨床と社会1:教育を中心に(宮﨑 眞)
特別支援教育の制度/他
61章 発達の障害・臨床と社会2:福祉を中心に(佐竹真次)
発達に障害のある人への福祉的支援の目的/乳幼児健診等の活用/他
B 障害・臨床の理解と支援
62章 自閉症スペクトラム障害(伊藤英夫)
自閉症スペクトラム障害の基礎概念/自閉症スペクトラム障害の発達研究/他
63章 学習障害(LD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)(岡崎慎治)
学習障害(LD)/注意欠如・多動性障害(ADHD)
64章 知的障害(菅野 敦)
知的障害の定義/知的障害の原因と出現率/知的障害の分類/他
65章 言語障害(藤野 博)
言語障害の概念とタイプ/言語発達障害のアセスメント/他
66章 聴覚障害(澤 隆史)
聴覚障害の基礎概念/アセスメントの方法と留意点/他
67章 視覚障害(佐島 毅)
発達初期における視覚障害の影響/視覚障害児における表象の独自性と発達の壁/他
68章 運動障害(川間健之介)
運動障害のある子どもたちの発達心理学的な課題/肢体不自由児の姿勢と認知発達
69章 不 登 校(濱口佳和)
不登校の実態/不登校児童・生徒の類型化/他
70章 いじめ・非行
いじめ問題の背景と防止に向けた取り組み(森 正樹)
非行の背景理解と防止に向けた取り組み(市村彰英)
71章 精神障害(神尾陽子・高橋秀俊・井口英子)
今日の社会と精神障害/発達的観点からみた精神障害/他
VI部 発達研究における資料の収集と分析
72章 発達研究の方法(やまだようこ)
何を問うか/実験的研究法/質的研究法/生涯発達研究のモデルと方法論
73章 研究の倫理
研究における倫理問題(杉本英晴)
発表における倫理問題(安藤典明)
74章 基本的な研究デザイン
実験研究法(梶川祥世)
自然観察法(岩田美保)
実験観察法(関根和生)
テスト法(今野 歩)
面接法(飯牟礼悦子)
質問紙法(室橋弘人)
事例研究(楜澤令子)
75章 分析の手法
マイクロアナリシス(難波久美子・河合優年)
プロトコル分析(田島信元・田島啓子)
行動評定法(西澤弘行)
生理的指標(横井川美佳・田中真介)
チェックリスト法(麻生典子)
質的研究1:KJ法(川島大輔)
質的研究2:グラウンデッド・セオリー(荘島幸子)
【付録】発達関係のテスト(高田みほ・板倉達哉)
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女はやさしく、男は強い。このような男女差に対する意識はなぜ生まれ、どのようにして人びとの心のなかに定着するのか。人はいったん思いこむと、それに従って人を観察したり、ふさわしいようにふるまったりする。その思いこみ-ステレオタイプをキーワードに、法や制度を整えても、なぜ伝統的な性別分業社会は、人びとの意識の上からなくならないのかを、社会心理学の立場からときあかす。
第1章 「女性」とは?「男性」とは?
第2章 「男女の思いこみ」をつくる心のしくみ
第3章 「男女の思いこみ」をつくる社会のしくみ
第4章 男らしさ・女らしさへの歩み
第5章 ジェンダーにあやつられて
第6章 心理学とジェンダー・ステレオタイプ
第7章 ジェンダー・ステレオタイプの呪縛から自由になるために
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落ちこぼれ? いいえ、タカラモノがいっぱいの子どもたちです!
新任の小谷先生が受け持ったのは、学校では全くしゃべらない少年、鉄三。そんな中、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく、感動の物語!
新任の小谷先生が受け持ったのは、学校では全くしゃべらない少年、鉄三。そんな中、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく、感動の物語!
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心理学に必要な統計手法を納得して身につけよう! 無理せず読めるステップアップ型の構成。これ一冊で、あなたも立派な統計の使い手
「心理学って数学使うの!?」と驚いた筋金入りの文系学生のために。
なぜ統計なのか、どんなときにどの手法を使うのか、納得しながら身につけられる。
学生の気持ちをよく知る著者による、ステップアップ型の親切な入門書。
ステップ0 なぜ統計を使うの?
0-1 そもそも統計ってなに?
0-2 どこまで勉強すればいいの?
0-3 どんなときにどんな検定を使うの?
ステップ1 なにはともあれ覚えよう
1-1 心理学統計の基礎
1-2 統計的仮説検定
1-3 t検定
1-4 1要因の分散分析と多重比較
1-5 2要因の分散分析と交互作用
1-6 相関分析
ステップ2 実践して理解しよう
2-1 統計的仮説検定の手続き
2-2 検定統計量と有意差
2-3 対応のないt検定
2-4 対応のあるt検定
2-5 等分散性が成り立たない場合のt検定
2-6 分散分析の基礎
2-7 1要因の分散分析
2-8 2要因の分散分析
2-9 統計的仮説検定における仮定
2-10 多重比較
2-11 相関分析
ステップ3 もっと深く知ろう
3-1 尺度水準
3-2 カイ2乗検定
3-3 正規分布の形状
3-4 標準得点
3-5 不偏性と標準誤差
3-6 不偏分散
3-7 効果量
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人間関係・仕事・恋愛の悩み、世の中のナゾ…すべては行動心理学でスッキリ解明できる!
第1章 一目瞭然!行動に表れる本音
第2章 どんな人?行動からわかる性格と心理
第3章 仕事で役立つ!デキる人間から学ぶ行動
第4章 実は買わされている!?消費者行動の心理
第5章 恋をゲット!行動で操れるあの人の心
第6章 しくみがわかる!行動からみた世の中
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子どもの発達と教育について、エビデンスに基づく最新の知見に加え、理論的にもピアジェの認知発達,ボウルビィの愛着の発達を基本に、現代の神経構成主義への系譜を豊富な図版・資料とともに丁寧に概説。発達心理学を学ぶ学生や保護者をはじめ、心理・教育・保育・保健の専門家にとっても有用な一冊。
原著まえがきより
日本語版への序
第1章 枠組みと方法
1.1 発達心理学における重要な疑問
1.2 心理学的データの収集と分析
1.3 まとめ
第2章 理論と方法
2.1 初期の見方
2.2 ジョン・ロック
2.3 ジャン‐ジャック・ルソー
2.4 ジャン・ピアジェの構成主義
2.5 レフ・ヴィゴツキーの社会・文化理論
2.6 ジョン・ボウルビィの愛着理論
2.7 コネクショニズム
2.8 ダイナミックシステムズ
2.9 神経構成主義
2.10 まとめ
第3章 乳幼児期への導入
3.1 胎児期の発達
3.2 新生児
3.3 座位,立つこと,歩行
3.4 手のコントロールの発達
3.5 聴覚,嗅覚,味覚,視覚
3.6 まとめ
第4章 乳児期の認知発達
4.1 カテゴリー化の発達
4.2 対象の処理
4.3 数量の理解
4.4 コア認識
4.5 まとめ
第5章 初期の言語発達
5.1 話しことばの知覚の発達
5.2 喃語の発達
5.3 初期言語発達における社会的文脈
5.4 初期の語彙:単語の理解
5.5 語を話すことの学習
5.6 まとめ
第6章 乳児期における社会的,情動的発達
6.1 他者への気づき
6.2 他者の模倣
6.3 微笑みと社会的認識
6.4 愛着の発達
6.5 自己概念の発達
6.6 感情への反応
6.7 まとめ
第7章 就学前期への導入
7.1 脳の発達
7.2 運動発達
7.3 描画
7.4 まとめ
第8章 就学前期の認知発達
8.1 ピアジェの前操作的推理の理論
8.2 ピアジェの前操作的思考のテストへの批判
8.3 問題解決
8.4 類推による推理
8.5 見かけ,想像と現実
8.6 社会的認知と心の理論
8.7 まとめ
第9章 就学前期における言語発達
9.1 言語発達の理論的説明
9.2 初期の語結合
9.3 文法の始まり
9.4 早期の文法理解の実験的研究
9.5 特異的言語発達障害(SLI)
9.6 言語障害と言語的不利
9.7 まとめ
第10章 就学前期の社会性と情動の発達
10.1 友情と交友関係
10.2 社会的問題解決
10.3 性役割の発達
10.4 自己の理解
10.5 遊び,想像,ふり
10.6 信頼の発達
10.7 まとめ
第11章 児童中期への導入
11.1 運動技能
11.2 脳の発達
11.3 発達障害
11.4 まとめ
第12章 児童中期の認知発達
12.1 推理
12.2 問題解決
12.3 ワーキングメモリ
12.4 数的処理の学習
12.5 まとめ
第13章 読み書き能力(リテラシー)
13.1 読むことの学習
13.2 書くことの学習
13.3 読み書きの学習の障害
13.4 まとめ
第14章 児童中期の社会性と感情性の発達
14.1 仲間との交流
14.2 道徳性の発達
14.3 感情性の発達
14.4 性役割の発達
14.5 まとめ
第15章 青年期への導入
15.1 青年期の矛盾
15.2 青年期の脳の発達
15.3 青年期の思春期成熟変化
15.4 青年期についての比較文化的展望
15.5 まとめ
第16章 青年期の認知発達
16.1 ピアジェの形式的操作的推理の理論
16.2 ピアジェの理論への批判
16.3 実行機能の発達
16.4 まとめ
第17章 青年期の社会的,情動的発達
17.1 道徳的推理
17.2 人間関係
17.3 青年期の友人関係の性差
17.4 争いと攻撃的行動
17.5 家族の中での性的役割
17.6 まとめ
文献
索引
訳者あとがき
著者・訳者紹介
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紹介文
人間が他者や社会、文化等の周りの世界と関わりながら、乳児期から老年期まで生涯を通じて発達していく存在であることを伝える入門書
発達心理学の基本的な知識や概念、考え方を知るための入門書。人間が他者や社会、文化といった周りの世界と関わりながら、乳児期から老年期まで生涯を通じて発達していく存在であることをわかりやすく伝える。認知・言語の発達や、パーソナリティ・対人関係の発達、さらに文化や教育といった発達をとりまく世界について概説する。最新の研究成果や統計資料等をふまえて9年ぶりに大幅な修正を加えた改訂版。
はしがき
1章 乳児期①:世界を知りはじめる(旦 直子)
・生まれつき,何をどこまでわかっているのか?
・周りの世界をどのように見ているのか?
1 知覚の発達
2 認知の発達
3 言語の発達
4 乳児期の発達のメカニズム
コラム おもちゃが斜めに落ちたらおかしい?
2章 乳児期②:人との関係のはじまり(常田美穂)
・ヒトの赤ちゃんは他者との関係をどのように築きはじめるのか?
・感情の共有はどのようにしてなされるのか?
1 乳児が自力では移動できないということの意味
2 「他者とともにいる」とはどのようなことなのかを学ぶ
3 コミュニケーションのはじまり
コラム ヒトの個体発達における養育者の役割
3章 幼児期①:今・ここの世界からイメージとことばの世界へ(郷式 徹)
・どのように目の前にないものをイメージできるようになっていくのか?
・自分/他人の心の理解とことばの発達やコミュニケーションはどのように関係するのか?
1 表象の獲得としての幼児期の知能・認知の発達
2 幼児期前半——感覚・知覚からの表象の分離が始まる
3 幼児期後半——表象と表象の関係を表象し始める
4 不適切な反応に対する抑制能力の発達
5 社会的知能の拡大としての表象能力
コラム 知能と認知スタイル
4章 幼児期②:自己の育ちと他者との関係(小松孝至)
・自分への気づきはどのように現れるのか?
・他者とかかわる中で育つ子どもの自己はどのようなものか?
1 子どもの「意図」の明確化と自分への気づき
2 友だちとのかかわりと自己の行動のコントロール
3 子どもの「個性」のなりたち
4 経験をことばにすることの意味
5 自己の発達とコミュニケーションの重要性
コラム 経験を話すことの意味と親からの働きかけ
5章 児童期①:思考の深まり(藤村宣之)
・子どもの考え方とおとなの考え方はどのように異なるのか?
・勉強がわからなくなりはじめるのはいつか? それはなぜか?
1 論理的思考のはじまり(小学校低学年:7,8歳)
2 具体的事象の概念化と思考の計画性(小学校中学年:9,10歳)
3 現実を超えた思考のはじまり(小学校高学年:11,12歳)
4 児童期における発達と教育のかかわり
コラム 子どもは商品の値段のしくみをどのように推測するか?
6章 児童期②:集団の中で育まれる社会性(清水由紀)
・友だちとの関係はどのように変化していくのか?
・集団生活の中で何を学んでいくのか?
1 集団生活のはじまりと自己概念の発達
2 友人関係のひろがり
3 コミュニケーションを支える他者理解の発達
4 道徳性と思いやりの発達
コラム 年少の子どもは「結果主義」?
7章 青年期①:自分らしさへの気づき(天谷祐子)
・自分らしさにどのように気づいていくのか?
・どのように自分の進路を見出していくのか?
1 身体の変化と自分への意識
2 他の人にはない自分らしさとは?
3 進路選び——自分らしさを具現化していくひとつの手段
コラム 自我体験——「私はなぜ私なのか」という問い
8章 青年期②:他者を通して自分を見る(加藤弘通)
・学校での活動を通じて何が変わっていくのか?
・問題行動はなぜ生ずるのか?
1 臨床事例から見る青年期の特徴
2 青年期における人間関係と心の変化
3 青年期と問題行動
コラム 〈荒れる〉学校の「問題行動をしない生徒」が持つ問題
9章 成人期:関係の中でのとまどいと成熟(松岡弥玲)
・結婚,出産,子育てといったライフイベントの影響はどのようなものか?
・人生の半ばを過ぎたという実感は,心にどのような影響を及ぼすのか?
1 成人期とはいつか?
2 家族を作る——生涯の伴侶を見つけ,子を産み育てること
3 女性・男性にとっての仕事と家庭
4 人生の折り返し地点——自己の問い直し
コラム 円満な結婚生活を送るには?
10章 老年期:人生の振り返り(伊波和恵)
・私たちはどのように老いてゆくのか? その老いの過程で,何を得,何を失ってゆくのか?
・高齢者は自らの生をどのように振り返り,どのように死に臨むのか?
1 老い——喪失と適応のプロセス
2 現代日本での幸せな老いとは?
3 老年期の心理的ケア
コラム お墓をどうしますか?
11章 文化と発達(榊原知美)
・文化によって発達の様相は異なるのか?
・世代を超えて何がどのように伝えられるのか?
1 発達と文化の関係を探る
2 保育・教育を方向づける文化的信念
3 学習を支えるコミュニケーション
4 実践の中での学習
コラム 数を重視する日本文化
12章 教育と発達(藤田 豊)
・他者とのかかわりの中で発達はどのように進むのか?
・教育によって発達の過程は促進しうるのか?
1 保育・授業の中の子どもの観察からの問いかけ
2 他者との関係における自己の発達——大人—子ども,子ども—子どもの関係に埋め込まれた発達課題
3 子どもの概念世界の拡がり・深まりと教育との関係——最近接発達領域
4 精神間機能から精神内機能へ——他者との関係の中で進む子どもの学習と発達
5 「教育」と「発達」に関する素朴理論——私の中の「教えるとは・育つとは」を問う
6 教育は発達の過程を促進するか?
コラム もうひとつの社会的相互作用——子どもどうしの教え合い・学び合い
索 引
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外見(アピアランス)に問題をもつかかえる人々の心理社会的不安と困難に焦点を当て、介入・支援の可能性を探る。
人の健康や幸福に深く関連する外見(アピアランス)。病気や外傷等により外見に問題をかかえる人々の心理社会的不安と困難に焦点を当て、介入・支援を通じての対処法を検討。
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スタンフォード大学発の世界的ベストセラー!!
能力や才能は生まれつきではなかった。
問題がむずかしいとやりたがらない子、むずかしいほど目が輝く子。
一度の失敗でもうダメだと落ち込む人、失敗すると何がいけなかったかを考える人。この違いはどこから来るのか…。
学業・ビジネス・スポーツ・恋愛・人間関係……、成功と失敗、勝ち負けは、“マインドセット”で決まる。
20年以上の膨大な調査から生まれた「成功心理学」の古典的名著、完全版になって新登場!『「やればできる!」の研究』改題。
はじめに
第1章 マインドセットとは何か
なぜ人間は1人ひとり違うのか
あなたのマインドセットはどちら?
同じ出来事なのに結末が大きく異なる
自己洞察力―自分の長所と限界を把握しているのは?
自分のマインドセットを知ろう
第2章 マインドセットでここまで違う
新しいことを学べたら成功か、賢さを証明できたら成功か
マインドセットが変われば努力の意味も変わる
ほんとうに恐ろしいのはどちらか
マインドセットにまつわる疑問に答えます
第3章 能力と実績のウソホント
マインドセットは成績に影響する
芸術的才能は天賦のものか?
危険なほめ方―優秀というレッテルの落とし穴
ネガティブなレッテルほど強くはびこる
第4章 スポーツ チャンピオンのマインドセット
素質―目に見えるものと見えないもの
キャラクター―品格・気骨・人となり
成功とは勝つことか、最善を尽くすことか
失敗したらどうするか?
成功に責任を持つ
真のスター選手に共通する語り方とは?
第5章 ビジネス マインドセットとリーダーシップ
成長する企業と経営の意思決定
リーダーシップと硬直マインドセット
硬直マインドセットの有名経営者
しなやかマインドセットの有名経営者
集団浅慮VSみんなが考える
リーダーは生まれつきか、努力のたまものか
第6章 つきあい 対人関係のマインドセット
対人関係の能力とは?
恋愛こそマインドセットしだいで変わる!?
すべてを相手のせいにしてしまう人たち
夫婦関係や友だちづきあいから成長する
内気なマインドセット
いじめと復讐
第7章 教育 マインドセットを培う
知っておきたい成功・失敗のメッセージ
優れた教師・親とは
しなやかマインドセットの教師はどんな人か
第8章 マインドセットをしなやかにしよう
「変わる」とは、どういうことか?
マインドセットをしなやかにするワークショップ
「変わる」ことを恐れない
変わろうとしない人たち
わが子のマインドセットをしなやかにしよう
マインドセットと意志力
はじめに
第1章 マインドセットとは何か
なぜ人間は1人ひとり違うのか
あなたのマインドセットはどちら?
同じ出来事なのに結末が大きく異なる
自己洞察力―自分の長所と限界を把握しているのは?
自分のマインドセットを知ろう
第2章 マインドセットでここまで違う
新しいことを学べたら成功か、賢さを証明できたら成功か
マインドセットが変われば努力の意味も変わる
ほんとうに恐ろしいのはどちらか
マインドセットにまつわる疑問に答えます
第3章 能力と実績のウソホント
マインドセットは成績に影響する
芸術的才能は天賦のものか?
危険なほめ方―優秀というレッテルの落とし穴
ネガティブなレッテルほど強くはびこる
第4章 スポーツ――チャンピオンのマインドセット
素質―目に見えるものと見えないもの
キャラクター―品格・気骨・人となり
成功とは勝つことか、最善を尽くすことか
失敗したらどうするか?
成功に責任を持つ
真のスター選手に共通する語り方とは?
第5章 ビジネス――マインドセットとリーダーシップ
成長する企業と経営の意思決定
リーダーシップと硬直マインドセット
硬直マインドセットの有名経営者
しなやかマインドセットの有名経営者
集団浅慮VSみんなが考える
リーダーは生まれつきか、努力のたまものか
第6章 つきあい――対人関係のマインドセット
対人関係の能力とは?
恋愛こそマインドセットしだいで変わる!?
すべてを相手のせいにしてしまう人たち
夫婦関係や友だちづきあいから成長する
内気なマインドセット
いじめと復讐
第7章 教育――マインドセットを培う
知っておきたい成功・失敗のメッセージ
優れた教師・親とは
しなやかマインドセットの教師はどんな人か
第8章 マインドセットをしなやかにしよう
「変わる」とは、どういうことか?
マインドセットをしなやかにするワークショップ
「変わる」ことを恐れない
変わろうとしない人たち
わが子のマインドセットをしなやかにしよう
マインドセットと意志力
推奨図書一覧
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神経科学の大枠を理解でき、胸躍る知見に出会えると好評の世界的テキストが10年ぶりに大改訂。分子レベルの知識から高次脳機能まで
◆世界的に好評を博する神経科学テキスト、10年ぶりの大改訂!
◆特徴
・神経科学の大枠や筋道を理解でき、多くの胸躍る新しい知見に出会える。
・素晴らしくわかりやすいフルカラーイラストを随所に配し、内容を効果的に説明。
・最新の分子レベルの知識から高次脳機能までを網羅。
・ノーベル賞受賞者など、26人の世界トップクラスの科学者が、コラム「発見への道」を執筆。勤勉と忍耐、そして偶然と勘――発見するまでの息遣い、スリルを実感できる。
◆対象 医学生、研修医、臨床医、リハビリ、理学、工学、心理学、企業マーケティング関係者など様々な分野で神経科学にかかわるすべての人へ
◆目次
第Ⅰ部 神経科学の基礎
第1章 神経科学入門―過去, 現在, そして未来
第2章 ニューロンとグリア
第3章 静止時のニューロン膜
第4章 活動電位
第5章 シナプス伝達
第6章 神経伝達物質
第7章 神経系の構造
付録:ヒトの神経解剖図譜
第Ⅱ部 感覚系と運動系
第8章 化学感覚系
第9章 末梢視覚系(眼)
第10章 中枢視覚系
第11章 聴覚と平衡感覚
第12章 体性感覚
第13章 脊髄による運動制御
第14章 脳による運動制御
第Ⅲ部 脳と行動
第15章 脳の行動の科学的制御
第16章 動機づけ
第17章 性と脳
第18章 脳と情動
第19章 脳のリズムと睡眠
第20章 言語
第21章 休んでいる脳, 注意, 意識
第22章 精神疾患
第Ⅳ部 変化する脳
第23章 脳の配線
第24章 記憶系
第25章 学習と記憶の分子メカニズム
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はじめて学ぶ人のために、心理学の各論をダイジェストで紹介します。カラーイラストや写真が満載の親しみやすい入門書。
心理学全体を俯瞰できる入門書。各論科目のダイジェストを豊富なカラーイラストと写真を交えて紹介します。ステップアップ形式の解説なので、基礎から着実に学ぶことができます。最初の一冊として初学者におすすめです!
1章 心理学の歴史
2章 学習心理学
3章 生理心理学
4章 知覚心理学
5章 認知心理学
6章 社会心理学
7章 人格心理学
8章 臨床心理学
9章 発達心理学
10章 神経心理学
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紹介文
健康・医療心理学をはじめて学ぶ人・公認心理師を目指す人のための,考え方・基本理論の理解から実践につなげることまでを目指した入門書。最新の統計データ・学説を盛り込み,公認心理師カリキュラムや出題基準に対応。
第1部 健康・医療心理学とは何か
第1章 健康とウェルビーイング
第2章 健康リスクへのアプローチ
第3章 健康心理学と臨床心理学
第2部 ウェルビーイングの心理学
第4章 ストレスとウェルビーイング
第5章 食生活とウェルビーイング
第6章 身体活動と睡眠とウェルビーイング
第3部 健康リスクと支援の心理学
第7章 感情と健康リスク
第8章 健康を阻害する行動要因
第9章 発達・加齢に伴う健康リスクと支援
第10章 働く人の健康リスクと支援
第4部 健康・医療心理学の課題
第11章 医療における行動と心理
第12章 健康・医療心理学の臨床的展開
第13章 医療におけるコミュニケーションと課題
第14章 災害による健康リスクと支援
第15章 医療制度と心理専門職の社会的役割
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紹介文
いまだ謎に包まれた人間の心理とそれに伴う行動変化を、脳波や血圧、皮膚電位、筋電図などさまざまな"生理指標"から考察する生理心理学の入門書。本書は動物実験を主とする従来の生理心理学とは異なり、精神生理学や心理生理学と同様に、人間の脳の働きや認知活動、情動、眠りと夢など興味深いテーマを取り上げて、その測定原理と測定法を重点的に解説する。
1章 生理心理学のあゆみ-生理心理学と精神生理学
2章 脳と神経-中枢神経系と末梢神経系
3章 脳機能の画像解析-脳の活動を画像で示す
4章 脳電位の測定-脳波測定の原理と技法
5章 認知活動と脳波-脳波の測定と分析
6章 認知活動と事象関連電位-脳内情報処理過程の解析と応用
7章 動作と表情の測定-筋電図で気分・感情を測る
8章 情動の測定-自律神経系活動でストレス反応を測る
9章 眠りと夢のポリグラム測定-睡眠中の認知活動を測る
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仲間とともに学び、教えあい、学習のリソースを分かち合うことで、より深く広い学習をめざすピア・ラーニングの理論と実践。
仲間とともに学び,教え合い,学習のリソースを分かち合うことで,より深く広い学習をめざすピア・ラーニングの理論と実践。教師の指導や個別学習とはまたちがう,同じ理解レベルの仲間同士で互いに影響を与え合うことの意義とはなにか。
序章 ピア・ラーニングとは 伊藤崇達 中谷素之
第1部 ピア・ラーニングを構成する諸理論
1章 必要な援助を求める――学業的援助要請 瀬尾美紀子
2章 人と比べ合って学ぶ――社会的比較 外山美樹
3章 ピアとかかわる動機づけ 岡田 涼
4章 何をめざして学ぶか――目標理論の視点から 中谷素之
5章 ピアとともに自ら学ぶ――自己調整学習の視点から 伊藤崇達
6章 「一人で読む」を超えて――ピアは理解をどう変えるか 犬塚美輪 清河幸子
7章 子どもはピアに援助をどう求めるか――被援助志向性研究からみたピア・ラーニング 水野治久
第2部 ピア・ラーニングを促進する過程
8章 協同による問題解決過程 藤村宣之 橘 春菜
9章 ピアを介した概念変化のプロセス 高垣マユミ
10章 メタ認知におけるピアの役割 三宮真智子
第3部 ピア・ラーニングの展開
11章 協同による教育実践の創造 杉江修治
12章 日本語教育におけるピア・ラーニング 舘岡洋子
13章 発達に遅れや凸凹のある子どもの協同 涌井 恵
終章 豊かな学びあいに向けて――ピア・ラーニングの展望 中谷素之 伊藤崇達
コラム 鹿毛雅治・松尾 剛・町 岳
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紹介文
1 胎児期・新生児期
2 乳児期
3 幼児期前期
4 幼児期後期
5 児童期
6 青年期
7 成人初期・中期
8 成人後期・老年期
9 発達を援助する
10 発達を考える際に
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学習と動機づけに関する心理学の視点から,教育実践における指導の方法や技術を包括的に捉える。自己調整学習をはじめ,自ら学ぶ意欲,協同学習の技法など,具体的な研究知見を,教育の現場とのつながりをもたせたわかりやすい表現で紹介。教職課程科目「教育方法・技術論」や「教育の方法と技術」等での使用を想定して編纂。
◆主な目次
序章 児童生徒の学びを支える指導
第1章 学力の分類と指導
第2章 教育における目標
第3章 教室文化と学習規律
第4章 授業における教授方法
第5章 授業における指導の技術
第6章 学習意欲を促す指導
第7章 仲間との協同による学習
第8章 自律的な問題解決を促す指導
第9章 ICTを用いた指導方法
第10章 授業外の学習の指導
第11章 教師の専門性を高める「子どものつまずき」に応じた指導
第12章 障害のある児童生徒の理解と支援
第13章 教育における評価と学習
第14章 テストの作成と運用
終 章 自ら学び続ける教師を目指して
◆執筆者一覧(執筆順)
伊藤 崇達 編者 序章,第3章
中谷 素之 編者 序章,第6章
岡田 涼 編者 序章,第13章
深谷 達史 群馬大学大学院教育学研究科 第1章
進藤 聡彦 山梨大学大学院総合研究部 第2章
小林 寛子 東京未来大学モチベーション行動科学部 第4章
犬塚 美輪 大正大学人間学部 第5章
瀬尾美紀子 日本女子大学人間社会学部 第7章
梅本 貴豊 京都外国語大学総合企画室 第8章
髙橋麻衣子 日本学術振興会/東京大学先端科学技術研究センター 第9章
篠ヶ谷圭太 日本大学経済学部 第10章
植阪 友理 東京大学大学院教育学研究科 第11章
田爪 宏二 京都教育大学教育学部 第12章
鈴木 雅之 昭和女子大学人間社会学部 第14章
塚野 州一 編者 終章
序章 児童生徒の学びを支える指導
1.指導と学習
2.自己調整学習の視点
3.本書のねらいと構成
第1章 学力の分類と指導
1.学力観の変遷
2.学力とは
3.学力を育てる
第2章 教育における目標
1.教育目標の特徴
2.教育目標と授業の構成
3.教育目標と授業の実際
第3章 教室文化と学習規律
1.文化や風土としての教室
2.教室文化を支えるもの
3.自ら学ぶ学習規律の育成に向けて
第4章 授業における教授方法
1.発見学習
2.受容学習
3.その他の教授方法
第5章 授業における指導の技術
1.授業が「わかる」とはどういうことか
2.説明する技術
3.発問する技術
4.学び方を示す技術
第6章 学習意欲を促す指導
1.学習意欲とは
2.学習意欲を促す指導
3.21世紀型学力と動機づけ
第7章 仲間との協同による学習
1.仲間との協同による学習
2.協同による学習効果とその仕組み
3.協同による学習指導を考えるために
第8章 自律的な問題解決を促す指導
1.課題探究と問題解決
2.PBLとは何か
3.PBLの活用
第9章 ICTを用いた指導方法
1.教育場面におけるICTとは
2.知識の習得・理解の深化を促すICT
3.協調学習を支援するICT
4.学習者の能力を補償するICT
第10章 授業外の学習の指導
1.授業外学習の重要性
2.学習習慣の定着に向けて
3.予習の指導
4.復習の指導
5.授業外学習の指導のポイント
第11章 教師の専門性を高める「子どものつまずき」に応じた指導――個別学習指導(認知カウンセリング)から一斉授業まで――
1.教師の専門性としての「子どものつまずき」をみとる力
2.個別学習を通じた学習上のつまずきへの対処――認知カウンセリング
3.学習上のつまずきを診断するテストとその活用
4.学習上のつまずきを一斉指導に生かす――「教えて考えさせる授業」
5.結びにかえて――ATIを越えた新たな個に応じた指導を目指して
第12章 障害のある児童生徒の理解と支援
1.心身の障害と教育
2.発達における障害の理解
3.学習場面における障害の理解と支援
4.対人関係における障害の理解と支援
5.障害のある児童生徒の理解と関わり方の姿勢
第13章 教育における評価と学習
1.教育評価とは
2.評価の基準
3.評価の主体
4.評価の時期
5.新しい評価をめぐって
第14章 テストの作成と運用
1.テストに期待される役割
2.テストによる学力の測定
3.テストの実施が学習者に与える影響
4.テストのフィードバック
5.テストに対する学習者の知識・認識とインフォームドアセスメント
終章 自ら学び続ける教師を目指して
1.これからの社会と求められる教師像
2.近年の学習心理学とメタ認知
3.メタ認知を活かした学習理論――自己調整学習
4.省察のもう1つの意義
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紹介文
生理心理学への招待
脳は何からできているのか
神経細胞のはたらき
脳が外界を知るしくみ(前編)-視覚
脳が外界を知るしくみ(後編)-さまざまな知覚系
記憶の座と記憶痕跡
学習と認知の神経基盤
脳とホルモンからみた情動
心の病気と脳
生体リズムと睡眠
脳とコミュニケーション
遺伝子と行動
意識と脳
脳の発達
まとめと展望
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【文学/日本文学評論随筆その他】仕事で家庭で、日々、イライラ、ムカムカに悩まされている人必読! 「怒り」のコントロール術である「アンガーマネジメント」をわかりやすく実践しやすいよう解説した入門書。日本にアンガーマネジメントを普及させた安藤氏、初の文庫!
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乳幼児から成人期までの成長を追いながら、娘が幸せになるために必要なパパの心得やコミュニケーションの取り方などをアドバイス。
幼い頃は、無邪気に駆け寄ってきたのに、成長とともに離れてしまう娘の心。時には「大嫌い!」「キモイ」などと言われてしまう切ない存在のパパ。本書は、幼児期から思春期、成人期までの娘の精神的成長を、発達心理学をベースに読み解き、年代別に接し方、かかわり方をアドバイス。いつまでも好印象のパパであり続けるため、そして何よりも娘の幸せを願うパパのための、娘の“取扱説明書”です。
【女の子のパパ必読! 娘の気持ちがわかる本】
パパにとって娘は目に入れても痛くないほどかわいい存在。幼い頃は「パパ!パパ!」と無邪気に抱きついてきた娘なのに、自我が芽生え、成長するとともに、突如としてやってくる「パパ嫌い!」。わが娘とはいえ異性であるため、自分の成長過程を振り返っても、なぜ口もきいてくれないのか、不機嫌な態度ばかりをとるのか、父親はまるで理解することができず、娘との距離は開いていくばかり。
本書は、幼児期から思春期、成人期までの娘の精神的成長を、発達心理学をベースに理解しながら、それぞれの時期において、父親はどのように接し、何をどう努力すればいいのかを解説。上手な叱り方やほめ方、言っていいことやNGワードなども盛り込み、今どき女子のアンケート結果も交えて女の子の不思議を読み解きます。
いつまでも「パパ好き!」と言ってもらえる好印象のパパであり続けるため、そして何よりも娘の幸せを願うパパのための、娘の“取扱説明書”です。
【本書の主な内容構成】
第1章 幼児期(2~6歳)
イヤイヤ天使との会話を楽しもう/休日はパパの存在感を高めるチャンス/娘が本当に欲しいモノが分かりますか?
パパ塾 ぶきっちょパパもそのまま使える娘へのほめ言葉/気を付けたい 娘の心にしこりを残す言葉がけ
第2章 小学校前半(7~9歳)
一緒にお風呂の卒業記念日はいつ?/叱り上手・ほめ上手になるテクニック/さわやかな自己主張のお手本はパパ
パパ塾 イザというときに効果てきめん!上手な叱り方とほめ方
第3章 小学校後半(10~12歳)
スマホ問題はパパ主導で解決しよう/娘にとってパパは最後の防波堤/娘が意見を言ってきたら、まず認めよう
パパ塾 傾聴のコツ
第4章 中学生(13~15歳)
パパなんて大嫌い!に傷付かないで/たまには娘の前で本音を語ろう
パパ塾 中学生の娘に言ってはいけないNGワード
第5章 高校生(16歳~18歳)
きみが一番と娘に伝え続けよう/娘の人生の先輩になろう
第6章 大学生~社会人
「めげない力」を育むヒントを知ろう/娘を真の大人にするために父親がすべきこと
パパ塾 娘のエゴ・レジリエンス力を鍛えよう
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生命とは何か? 分子生物学者福岡ハカセが誘う読み始めたら止まらない極上の科学ミステリー。累計75万部突破!
生命とは、実は流れゆく分子の淀みにすぎない!?
「生命とは何か」という生命科学最大の問いに、いま分子生物学はどう答えるのか。歴史の闇に沈んだ天才科学者たちの思考を紹介しながら、現在形の生命観を探る。ページをめくる手が止まらない極上の科学ミステリー。分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色がガラリと変える!
【怒濤の大推薦!!!】
「福岡伸一さんほど生物のことを熟知し、文章がうまい人は希有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。」――茂木健一郎氏
「超微細な次元における生命のふるまいは、恐ろしいほどに、美しいほどに私たちの日々のふるまいに似ている。」――内田樹氏
「スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心にあふれたどきどきする読み物です! 大推薦します。」――よしもとばなな氏
「こんなにおもしろい本を、途中でやめることなど、誰ができよう。」――幸田真音氏
「優れた科学者の書いたものは、昔から、凡百の文学者の書いたものより、遥かに、人間的叡智に満ちたものだった。つまり、文学だった。そのことを、ぼくは、あらためて確認させられたのだった。」――高橋源一郎氏
【第29回サントリー学芸賞<社会・風俗部門>受賞】
【第1回新書大賞受賞(2008年)】
第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク
第2章 アンサング・ヒーロー
第3章 フォー・レター・ワード
第4章 シャルガフのパズル
第5章 サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ
第6章 ダークサイド・オブ・DNA
第7章 チャンスは、準備された心に降り立つ
第8章 原子が秩序を生み出すとき
第9章 動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)とは何か
第10章 タンパク質のかすかな口づけ
第11章 内部の内部は外部である
第12章 細胞膜のダイナミズム
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第1章 社会心理学とは?
第2章 社会心理学の歴史的な実験
第3章 社会の中の個人
第4章 対人認知と行動
第5章 集団の中の人間
第6章 文化と人間の心理
第7章 社会現象・社会問題の心理
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発達とは
発達心理学の諸理論
発達研究の方法
乳幼児の発達:知覚とコミュニケーション
乳児期の発達:アタッチメントの形成
幼児期の発達:言葉と認知
幼児期の発達:自己と社会性
児童期の発達:認知発達と学校教育
児童期の発達:自己概念と社会性
青年期の発達:アイデンティティの形成
成人初期の発達:大人への移行
成人期の発達:中年期危機とジェネラティビティ
老年期の発達:喪失とサクセスフル・エイジング
発達と環境:メディアの影響
発達と環境:文化の影響
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人間の行動は進化論でどこまで解けるか。はじめての入門書。
第1章 進化-自然淘汰と適応
第2章 2つの性による繁殖
第3章 性淘汰
第4章 人間の性を解明する
第5章 心の原型-適応反応としての恐怖と不安
第6章 心の病を進化から説明する
第7章 脳の大きさの進化
第8章 知能の進化
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人間にとって「学ぶ」とはどういう意味があるのか?生物学的に「教育」を問い直すことで見えてくる、私たちの可能性とは?
私たちが学校や学校以外のさまざまな機会を通じて学習しなければならないのは、頭をよくするためでもなければ、成績を上げてよい学校に進学するためでもなければ、豊かな生活をするためでもありません。「教育」や「学習」には、進化学的で生物学的な理由があるんです。人間にとって「学ぶ」とはどういう意味があるのでしょうか?最新の進化学・遺伝学・脳科学の知見を参考にしながら、一緒に考えていきましょう。
大切なのは、「どう」学べば他人と比べて成績を上げられるかではない。
「何を」学べばあなたが生きていくのに意味があるかだ。
――あなたの「勉強観」が、この1冊で変わる!
学力の個人差における遺伝の影響は50%。しかし、これは決して残酷な現実ではありません。皆さんの遺伝的素質を花開かせるために、教育があり、学習があるのです。
教育とは決して他人よりもよい成績をとろうと競い合うためでなく、また自分自身の楽しみを追求するためでもなく、むしろ他の人たちと知識を通じてつながりあうためにある。その意味で、ヒトは進化的に、生物学的に、教育で生きる動物なのです。
さあ、あなたはこれからどこに向かって、何を学習し続けていきますか? いま学校で勉強している学生の皆さん、そして昔勉強で悩んだことがあるすべての大人の皆さんに、生物学の視点から「勉強する意味」をお伝えします。
<本書の構成>
序章 教育は何のためにあるのか?
第1部 教育の進化学
第1章 動物と「学習」
第2章 人間は教育する動物である
第2部 教育の遺伝学
第3章 個人差と遺伝の関係
第4章 能力と学習
第3部 教育の脳科学
第5章 知識をつかさどる脳
第1章 動物と「学習」
第2章 人間は教育する動物である
第3章 個人差と遺伝の関係
第4章 能力と学習
第5章 知識をつかさどる脳
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紹介文
アドラー心理学はマネジメントの分野でどう活用できるのか?「恐怖による動機づけ」から、アドラー心理学による「勇気づけ」により、マネジメントが抱える諸問題の解決策を提示する。
第1章 経営理念(経営理念はなぜ重要か
経営理念とはどういうものか
どのようにして浸透させるか)
第2章 存続(業績管理
資金繰り管理
ノウハウ・情報化)
第3章 人材育成・モチベーション(組織の在り方
モチベーションを保つための制度
採用・定着方法 ほか)
第4章 コミュニケーション(コミュニケーションの基本
社内でのコミュニケーション
外部とのコミュニケーション)
第5章 リスクマネジメント(中小企業におけるリスクマネジメント
情報漏えいをどう防ぐか
労働トラブルの発生を防ぐ)
第6章 家族と個人的事項(仕事上の悩みについて
仕事と家庭の両立について
事業承継/相続対策)
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内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程をたどる。ユング思想の全体を浮かびあがらせる絶好の入門書。
集合的無意識の概念を紹介し、個性化過程の考えを打ちだし、ユング心理学の基礎を築き上げた初期代表作。内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程を個々の例を挙げながら分りやすく説くという点で、ユング思想の全体像を浮かびあがらせる入門書。
第一部 意識におよぼす無意識の諸作用
第一章 個人的無意識と集合的無意識
第二章 無意識の同化作用のおこす後続現象
第三章 集合的心の一部としてのペルソナ
第四章 集合的心からの個性解放の試み
A ペルソナの退行的復元
B 集合的心との同一化
第二部 個性化
第一章 無意識の機能
第二章 アニマとアニムス
第三章 自我と無意識の諸形象とを区別する技術
第四章 マナ=人格
訳者解説 無意識とユング
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紹介文
東大×京大×マッキンゼー式「意思決定の授業」
東大×京大×マッキンゼー式「意思決定の授業」
本書は、私がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている「意思決定の授業」を一冊に凝縮したものです。今後、カオスの時代を生きていく若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? この本で私と一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。
はじめに 「武器としての教養(リベラルアーツ)」を身につけろ
ガイダンス なぜ「学ぶ」必要があるのか?
1時間目 「議論」はなんのためにあるのか?
2時間目 漠然とした問題を「具体的に」考える
3時間目 どんなときも「メリット」と「デメリット」を比較する
4時間目 反論は、「深く考える」ために必要なもの
5時間目 議論における「正しさ」とは何か
6時間目 武器としての「情報収集術」
7時間目 「決断する」ということ
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紹介文
本書は,初版刊行後,標準的な教科書として好評を博してきた書の改訂版です.旧版の基本的な構成は活かしつつ,その後の研究や知見のうち特に重要と思われるものを追加しました.地球環境問題,少子高齢化社会,コミュニティの崩壊,ストレスや犯罪など,具体的な社会問題の解決に関心のある方にもおすすめの一冊です.
環境心理学とは何か/環境の知覚と認知/環境の評価/環境査定と環境デザイン/パーソナリティ・個人差と環境/対人・社会環境/住環境と都市環境/教育環境と労働環境/自然環境の心理学/犯罪と環境
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人は他者なしでは生きてゆけない。自分と他者、そして心の中の他人へのイメージは人生の中で常に付きまとい、発達と密接に関係する。本書では生涯の発達段階を胎児期から超高齢期までの12段階に分けて各年齢での心理を話題豊富に読み解いていく。各章末には最先端の研究者によるコラムを多数収録。
発達心理学における生涯発達
胎児期
新生児期
乳児期
幼児期
児童期
思春期(青年期初期)
青年期中期
青年期後期
成人期
前期高齢期
後期高齢期
超高齢期
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紹介文
日本は世界に先がけて超高齢社会となり、「老い」は個人と社会の共通課題となりました。「老いる」とはいかなることかを考え、高齢者についてよく知ることが必要となったのです。老いに伴う課題を考えるために役立つ知見を、具体例とともにやさしく解説します。
第1部 老いを包む社会(老いのこころと高齢社会
エイジングのこころ-人の生涯発達
引退するこころ-引退期の獲得と喪失)
第2部 老いのこころのメカニズム-正しい理解とアプローチのために(情報処理機能の変化-感覚・脳・認知
忘れやすさと忘れにくさ-記憶と学習
英知を磨く-知的発達
その人らしさとエイジング
家族とのつながり
他者との関わり合い
高齢期のこころの病気)
第3部 老いて、生きる(超高齢期のこころ-それぞれの生き方、それぞれの人生
死にゆくこころ-死生観と死のプロセス
老いを共に生きるこころ-家族として、援助者として)
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「本当の自分」にはどんな能力があるんだろう?ハーバード大学卒業生による投票で3年連続人気教授に選出された著者による、パーソナリティとウェルビーイングの関係を科学的に解明した最新刊!BBC、ニューヨークマガジン、ハフィントンポスト、フォーブス等、各メディアで絶賛された今年もっとも読むべき1冊!
第1章 あなたを閉じ込めている檻-"メガネ"を変えて世界を見る
第2章 「自分の性格」を理解する-五つの要素で適性がわかる
第3章 別人を演じる-大切なもののために性格を変えるということ
第4章 「タマネギ」か「アボカド」か-場に合わせるか、信念に従うか
第5章 主体的に人生を生きる-運命はどのくらいコントロールできるのか?
第6章 性格は寿命も左右する-すべてを勝負にする人、しない人
第7章 クリエイティビティは「才能」ではない-独創的な人ほど性格が悪い?
第8章 住んでいる場所が「生活の質」を決める-SNSで回復する人、疲れる人
第9章 「パーソナル・プロジェクト」を追求する-人生をかけて達成したいことを見直す
第10章 自分を変える挑戦-幸福な人生を自分でつくる
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紹介文
豊富なデータと事例から、人間と環境のかかわりを分析する。環境心理学の全体像を見通す初めての概説書。
第1部 環境と人の交わり(環境心理学の誕生
ほのめかす環境
環境の記憶
環境の探索)
第2部 環境の知覚と評価(環境の知覚
環境を評価する人
環境美学
環境の使いやすさ
環境の安全性)
第3部 人にとっての環境(人のいる環境
環境との結びつき
環境ストレス
発達と環境
少数派の環境)
第4部 環境デザイン(環境構築プロセス
環境調節)
第5部 環境の今後(環境整備のあり方)
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紹介文
生まれてから老いていくまで,生涯にわたる心の発達を解説する。豊富な図版でわかりやすいコンパクトな入門書。
私たちはいかにして生まれ,育ち,そして老いていくのか。子どもが認知能力を獲得する過程から,自己を確立し未来へと世代を継承していくに至るまで,生涯にわたる成熟の流れをわかりやすく解説する。コンパクトで読みやすい入門書。
第Ⅰ部 発達を支えるもの
第1章 発達の可塑性:生涯発達心理学とは
第2章 認知発達の基盤1:胎児と0歳児
第3章 認知発達の基盤2:表象の獲得
第Ⅱ部 生涯にわたる発達
第4章 他者との関係性のはじまり:基礎と展開
第5章 子どもの自己発達:自己のはじまりと表現
第6章 認知能力の生涯発達
第7章 関係性の発達:人間関係の広がりと深まり
第8章 大人の自己発達:自己を未来へつなぐ
第9章 成熟と英知:人生を上手に生きること
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紹介文
遊戯法の基本的問題から実際的問題までを、カウンセリングの流れに即して懇切に解説した「かゆいところに手の届く」入門書。
子どもの心理臨床-その特殊な成り立ち
第1部 子どもの心理臨床における基本的な問題-制限(制限の意味
制限の内容
制限やぶり)
第2部 遊戯法の実際問題(初回面接における実際問題-また来てみたい気持ちを得る
第1段階(導入期)における実際問題-自分の問題に向き合い、担当者との関係が成立する
第2段階(展開期)における実際問題-現実生活と遊戯室の違いを理解して、遊びが自律的な流れにのる
第3段階(洞察期)における実際問題-最高潮の充実感を味わう
第4段階(終結期)における実際問題-遊戯室からの卒業
遊戯法のもう一つの流れ-攻撃的な感情表現の間接から直接への流れ)
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紹介文
自分の言葉で心理学を思考し、心を観察し、今そこにある問題を考える。簡潔な文章と多彩なイラストでヒトの心の不可解に迫る入門書
簡潔な文章と多彩なイラストで一読である程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。入門書に最適。
読むだけである程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。教科書としてだけではなく一般書としても読み応え十分。一読すれば、いまそこにある心の問題が見えてくる。
はじめに 心理学を学ぶ喜びと意義
1章 荒川歩
心理学とは:心理学に何を期待するのか?
コラム1 フェヒナーの精神物理学と感覚の尺度化
2章 三星宗雄・荒川歩
知覚:人の目はカメラとどう違うのか?
コラム2 騒色公害の系譜とその解決
3章 三星宗雄・荒川歩
知覚の障害:私たちに見える世界は共通か?
コラム3 ユニバーサルデザインとカラーユニバーサルデザイン
4章 浅井千絵
記憶と学習:人はどのように学ぶのか?
コラム4 感情と色彩
5章 浅井千絵
認知:人はどのように世界を理解するのか?
コラム5 絵画・デザイン制作の認知科学
6章 荒川歩
感情:感情は何のためにあるのか?
コラム6 無意識
7章 荒川歩
自己:私はどこにあるのか?
コラム7 アイデンティティ拡散と回復
8章 荒川歩・河野直子
発達:それぞれの年代において人はどんな課題とむきあうか?
コラム8 子どもの絵の発達
コラム9 氏か育ちか、氏も育ちも
9章 遠藤架児
発達の障害:障害なのか? 個性なのか?
コラム10 サヴァン症候群
10章 桂 瑠以
性格と社会的認知:何が人の性格や態度を決めるのか?
コラム11 心理(性格)検査って何?
11章 桂 瑠以
人間関係 : 人と人とは、どう関わるか?
コラム12 コミュニケーションメディアの使い分け
12章 桂 瑠以
社会的影響と集団:集団はどのような影響を及ぼすか?
コラム13 商品開発と心理学
コラム14 広告と心理学
13章 河野直子・荒川歩
心と脳:心はどのような脳内メカニズムに支えられているか?
コラム15 心とからだ
コラム16 アフォーダンス
14章 河野直子・尾崎紀夫
病理:精神疾患とどう付き合っていくか?
コラム17 病跡学:作品や人物を精神病理で理解する
コラム18 芸術療法:アートと心理学のもう1つの関係
引用文献
索引
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紹介文
心理学は何を、どのように研究するのか。イメージと実態の大きなギャップを埋める必読書。本書は、心理学の各分野の知識を少しずつ紹介する「心理学概論」ではなく、「心理学とは何か」ということを主題にして論じたものである。
序章 学問としての心理学
第1章 心について考える
第2章 現代心理学の姿
第3章 科学について考える
第4章 心理学の誕生
第5章 「科学的心理学」への道
第6章 素朴実在論と中枢主義の克服-現代心理学の課題(1)
第7章 ギブソンの存在論-現代心理学の課題(2)
第8章 仏教の心観と存在論
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紹介文
認知心理学は、認識と知識についての実験心理学。認知心理学のおもしろさ、生き生きとした研究のプロセスを描き出す。基本コンセプトはそのままに、初版刊行後の新しい知見を盛り込んだ入門書。
第1章 認知心理学の誕生と変貌-情報工学から機能的生物学へ
第2章 知覚の基礎-環境とのファーストコンタクト
第3章 高次の知覚-見ることから理解することへ
第4章 注意-情報の選択と資源の集中
第5章 表象-こころの中身、その形式
第6章 記憶-過去・現在・未来の自己をつなぐ
第7章 言語-成長する心の辞書システム
第8章 問題解決と推論-普遍性と領域固有性の間で
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紹介文
「日本人らしさ」とは何か。それはどのように身につき、どのように受け継がれていくのか。豊富な実証研究をもとに、発達社会心理学的視点からその全貌を明らかにする。
第1部 「自己」のなりたち(自己の体験
自己の発達
自己の形成)
第2部 社会的比較と自己(社会的比較の発達と機能
社会的比較と自己認識)
第3部 日本文化における自己の形成(自己の文化差
「日本的自己」の発達
「日本的自己」の再考)
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紹介文
発達・教育・学習等教育心理学の基礎的事項を取り上げ、重要な事項を分かりやすく解説した上で、カウンセリング・特別支援教育等、学校における心理教育的援助と関連事項を具体例をひきつつ解説。第4版にあたり最新情報、データを盛り込んだ充実の入門書。
監修と編集の言葉
序章 教育心理学とは
第1節 教育心理学とは
第2節 教育心理学の歴史
1.教育心理学のはじまり 2.日本の教育心理学
第3節 研究の方法
1.教育心理学研究の目的 2 教育心理学研究の手法
3.教育心理学研究の手順
第1部 教育心理学総論
第1章 発達
第1節 発達段階と発達課題
第2節 身体の発達
1.胎児期の身体発達 2.乳幼児期から児童期までの身体発達
3.青年期の身体発達
第3節 知の発達
1.認知発達 2.心の理論
第4節 自己と関係の発達
1.児童期までの発達 2.青年期
●コラム:メディアと子ども
第2章 学習と動機づけ
第1節 学習の理論
1.古典的条件づけ 2.試行錯誤学習 3.道具的条件づけ
4.観察学習 5.概念学習 6.学習の認知理論
第2節 学習の情報処理論
1.記憶のプロセス 2.記憶の2重貯蔵モデル 3.知識
4.文章の理解 5.メタ認知
第3節 動機づけの理論
1.欲求と動機づけ 2.外発的動機づけと内発的動機づけ
3.帰属理論 4.期待・価値理論
●コラム:リテラシー
第3章 学習指導と教育工学
第1節 学習指導の理論
1.学習の規定因 2.プログラム学習 3.発見学習
4.有意味受容学習とスキーマ理論 5.カリキュラム構成の原理
第2節 個に応じた指導
1.指導の個別化 2.適性処遇交互作用 3.習熟度別指導
第3節 教育工学とコンピュータ
1.視聴覚教育とマルチメディア学習
2.CAI(コンピュータ支援教育)
第4節 教育環境のデザイン
1.変わる教授 2.隠れたカリキュラムと状況論的学習
3.協同による学習
●コラム:インターネットと子ども
第4章 学級の心理学
第1節 集団とは何か
1.集団の定義 2.集団規範と同調圧力 3.集団のまとまりのよさ
4.集団凝集性を高める方法
第2節 リーダーシップ
1.三隅の PM理論 2.リーダーシップを育てる
3.レヴィンらのリーダーシップの3類型
第3節 学級集団とは何か
1.学級集団の特徴 2.学級集団に所属して学ぶことの意義
3.学級集団の発達的変化 4.学級内の人間関係の測定
5.学級づくり 6.仲間集団とその発達
第4節 いじめ
1.いじめに関する認識の変化 2.いじめの定義
3.いじめの四層構造 4.いじめの動機 5.いじめ対策
6. いじめを未然に防ぐ
第5章 教育評価
第1節 教育評価とはどのようなものか
1.教育評価の目的と機能 2.教育評価の歴史
第2節 さまざまな評価
1.何を評価とするか 2.ブルームの3分類
3.絶対評価と相対評価 4.評価の変化と「新しい学力観」
第3節 教育評価の方法とテスト
1.評価の手順 2.さまざまなテスト法
第4節 テスト作成の問題
1.できの良いテストを作るために
2.テストでははかりにくいものがある
●コラム:教員免許更新制
第6章 脳の発達と心
第1節 脳の発達
1.脳の細胞 2.脳の発生と神経回路の形成
第2節 発達障害と脳
1.脳機能イメージング 2.自閉症の脳機能障害
3.発達性ディスレクシアの脳機能障害
第2部 心理教育的援助と人格・測定
第7章 パーソナリティの理解
第1節 パーソナリテイとは
第2節 パーソナリティをとらえる
1.類型論 2.特性論 3.精神分析的理論
第3節 適応
1.人間の欲求、欲求階層説 2.欲求不満 3.葛藤,コントロールする力
第4節 パーソナリティの理解
1.パーソナリティの理解 2.心理検査の実施上の注意点
第5節 生徒の知的能力(知能)の理解
1.知能検査の概要 2.知能検査の種類 3.知能指数の考え方
第6節 まとめ
第8章 学校におけるカウンセリング
第1節 学校でのカウンセリング活動
1.個別カウンセリング 2.グループアプローチ
3.サイコエデュケーション
第2節 学校で使えるカウンセリングの技法
1.非言語的技法 2.言語的技法 3.技法の統合モデル
第3節 学校で使えるカウンセリング
1.行動カウンセリング 2.来談者中心カウンセリング
3.ソーシャルスキル・トレーニング 4.構成的グループエンカウンター
5.読書
第4節 おわりに
●コラム:子どもと読書
第9章 幼児期,児童期,青年期の心理的問題
第1節 幼児期に見られる心理的問題
1.愛着 2.集団生活
第2節 児童期に見られる心理的問題
1.対人関係における不適応 2.学習上の不適応
第3節 青年期に見られる心理的問題
1.自我の確立へ向けて 2. 学校不適応を未然に防ぐために
第4節 まとめ
●コラム:ピア・サポート
第10章 心理教育的援助サービス
第1節 特別支援教育
1.特別な教育的ニーズをもつ子どもの増加 2.特別支援教育の制度化
3.特別支援教育のしくみ
第2節 発達障害の定義
1.発達障害とは 2.学習障害、 ADHD、高機能自閉症の定義
第3節 発達障害に対するアセスメント
1.アセスメントの意義と倫理 2.アセスメントの領域とその特性
第4節 教育現場での支援事例
1.初期的アセスメントと支援
2.より個別性の高いアセスメントと支援への展開
第5節 おわりに
第11章 スクールカウンセラーの活用
第1節 スクールカウンセラーとは,どんな人たちなのでしょうか
1.スクールカウンセラーとは
2.スクールカウンセラーはどんな資格をもっているのでしょうか
3.スクールカウンセラーには何ができるのでしょうか
第2節 スクールカウンセラーを利用しよう
1. スクールカウンセラーを使って問題はなかったのでしょうか
2.スクールカウンセラーを、どんな風に使うのでしょうか
3.スクールカウンセラーのいる1年間
●コラム:教師と保護者の関係
教育心理学の重要用語集101
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紹介文
スポーツ愛好家、学校や地域で指導に携わる人、子どもを教室に通わせる親など、一般的な場面でスポーツに関わる人向けのテキスト。
スポーツ愛好家、学校や地域で指導に携わる人、子どもを教室に通わせる親など、一般的な場面でスポーツに関わる人向けのテキスト。
スポーツにおける優れたパフォーマンスの基盤として、心理的側面の重要性が指摘されている。本書は、心理学の理解、スポーツ行動の理解、スポーツ行動と社会的要因の関係の理解という3つの視点から、スポーツ心理学の基礎を分かりやすく示し、自らのスポーツ活動だけでなく、指導者としても役立つ知見や重要なトピックを解説する。
はじめに
第1章 心理学概説
1.科学としての心理学
2.心理学における科学性と研究分野
3.スポーツ心理学
第2章 スポーツと不安,ストレス
1.不安
2.覚醒とパフォーマンス
3.ストレス
4.スポーツ選手の不安,ストレス
5.不安,覚醒,ストレスのマネジメント
第3章 スポーツと動機づけ
1.欲求と動機づけ
2.外発的動機づけと内発的動機づけ
3.スポーツ行動の理解と実践に役立つ動機づけの理論
4.運動やスポーツへの取り組みにおける動機づけの高め方
第4章 運動技術・技能の学習
1.運動の学習・技術・技能
2.運動技術の学習過程
3.運動技術の効果的な練習方法
第5章 運動嫌い,学習性無力感,バーンアウト
1.運動嫌い
2.学習性無力感
3.バーンアウト
4.運動嫌い,学習性無力感,バーンアウトへの対処
第6章 スポーツとジェンダー
1.ジェンダー
2.スポーツとジェンダー
3.スポーツにおけるジェンダーに関わる検討課題
第7章 スポーツとライフスキル
1.スポーツ活動と効果
2.スポーツ活動とライフスキル
3.スポーツ活動による心理社会的効果とその般化
引用文献
人名索引
事項索引
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紹介文
第1部 well‐beingを科学する(幸福を目指す科学-well‐beingの研究
ポジティブな人間関係-well‐being、happiness、人と社会)
第2部 親密な人間関係(親密な関係の構造と機能-親密性の理論と測定
対人魅力の概念-友情、愛情
自己呈示がwell‐beingに果たす役割)
第3部 親密な対人関係を展開する-対人コミュニケーション(相互作用の場-メディア、通信のテクノロジー
円滑な関係を築く非言語コミュニケーション
協調するコミュニケーション)
第4部 スキルフルな対人関係を築き、幸福を目指す(スキルとしてのコミュニケーション
社会的スキルと対人関係
文化における社会的スキルの役割
価値ある社会を築くために-価値の共有、共生、関係から社会へ)
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動物に心はあるのか? あるとすれば、ヒトとどう同じで、どう違うのか? 動物心理学は、心とは何かを考える映し鏡である。
動物に心はあるのか? あるとすれば、ヒトとどう同じで、どう違うのか? 動物心理学は、心とは何かを考える映し鏡である。
動物心理学がこれまでに明らかにしてきた事実を紹介し、そこで用いられる概念や研究方法を解説する。
動物に心はあるのか? あるとすれば、ヒトとどう同じで、どう違うのか? 動物心理学は、心とは何かを考える映し鏡である。動物心理学が明らかにしてきた事実を紹介し、そこで用いられる概念や研究方法を解説する。
はじめに
第1章 動物と進化
第2章 動物心理学の歴史と方法
第3章 感覚と知覚
第4章 本能
第5章 学習
第6章 記憶
第7章 コミュニケーションと「ことば」
第8章 思考
第9章 自己と社会
第10章 発達と個体差
第11章 人間と動物の関係
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動物たちの心の中を覗いてみたいと思ったことはありませんか?そんな夢に挑戦するのが「動物心理学」。100年余りの研究で、そんな心の働きが明らかになってきました。動物たちの心の世界、それは一体どんなものだろう?
第1章 動物の心に迫る
第2章 動物の心を知る方法?
第3章 動物から世界を見ると?
第4章 動物だっていろいろ学ぶ
第5章 動物だっていろいろ考える
第6章 動物は仲間を気にかける?
第7章 動物は自分のことをどれくらい知っている?
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第1部 集団と組織(集団問題解決-問題解決装置としての小集団とその性能
組織の規範とマネジメント
集団間の関係
社会的公正)
第2部 世論と集合現象(社会ネットワーク
世論と政治意識
消費者行動
集合行動)
第3部 社会問題(高齢者と福祉社会
地域社会と防災
環境問題と行動)
第4部 文化と適応(社会的ジレンマと協力
人間行動への進化的視点
文化的存在としての人間)
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専門用語を極力使わずエピソードや実際例を盛り込み心理学の分野ごとにわかりやすく構成した評判の心理学入門書の改訂版!
大学で学ぶ心理学の全貌が、短時間で理解できる。心理学の各分野について専門用語を極力使わずに興味をひくエピソードや実際例を豊富に収録、心理学を学びたいという人の興味と知的好奇心を満たす評判の入門書。2008年刊の改訂版!
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葛藤に適切に対処し、円援に解決することは精神衛生上も社会適応上も重要な課題です。葛藤解決は円滑な社会生活を送るために必須のスキルなのです。本書は、社会的葛藤について長年研究を重ねてきた著者が、学術的根拠を示しながら葛藤解決を困難にする心理的障壁の正体を明らかにし、これを打ち破る方策を検討していきます。
1 社会的葛藤と紛争の社会心理学
2 社会的葛藤解決の心理的障壁-認知のバイアス
3 認知バイアスの背後にあるもの
4 社会的葛藤と感情
5 社会的葛藤解決の心理社会プロセス
6 社会的葛藤と人間関係
7 社会的葛藤解決における個人特性
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福祉心理学の基本と福祉領域で働く心理職に求められる知識や視点をしっかり学べる公認心理師カリキュラム対応テキスト
福祉心理学の基本と福祉領域で働く心理職に求められる知識や視点をしっかり学べる新テキスト。豊富な図表にくわえ「重要語句解説」「考えてみよう」「キーワードのまとめ」などを設定し、授業後にも個別学習しやすく、「授業で→試験前に→現場に出てからも」活用できる、公認心理師カリキュラムに対応した一冊。「見やすく・わかりやすく・使いやすく」「現場に出るまで役立つ」をコンセプトとし、ブループリント(公認心理師試験出題基準)掲載語句とともに、関連法規の紹介、その他重要語句も厳選し紹介。
監修者のことば
編著者まえがき
第1章 現代社会における福祉をめぐる現状と課題(中山哲志)
1 福祉心理学とは何か
2 現代社会の現状と課題
3 共生社会の実現に向けて
第2章 親子のアタッチメント(愛着)関係と支援(本郷一夫)
1 アタッチメントの形成
2 アタッチメントの障害
3 アタッチメント形成を阻害する要因
4 アタッチメントの形成への支援
5 子育て支援の施策
第3章 児童虐待の理解と支援(富樫ひとみ)
1 児童を取り巻く虐待の現状
2 虐待による発達上の影響
3 児童の虐待防止対策と被虐待児への支援
第4章 社会的養護の課題と支援(野澤義隆)
1 社会的養護とは何か
2 社会的養護の制度と実施体系
3 社会的養護の実際
4 社会的養護における心理職の展望
第5章 夫婦間・カップル間暴力への支援(若島孔文)
1 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは
2 夫婦再統合に関する事例
3 夫婦再統合のための観点
第6章 貧困家庭への支援(阿部裕二)
1 貧困の定義,現状とその影響
2 貧困家庭への具体的な支援策
3 支援の課題と方向性
第7章 自殺の背景の理解と支援(勝又陽太郎)
1 自殺の実態と対策の枠組み
2 自殺のメカニズムを説明する心理学的理論
3 自殺対策における支援
第8章 障害と疾病の理解と支援(園山繁樹)
1 障害者処遇を大きく変えたノーマライゼーション原理
2 共生社会の構築に向けて
3 障害の分類
4 障害者支援の視点
第9章 高齢者の心身機能の特徴(竹田伸也)
1 老年期の心理的適応
2 老年期の心理的特徴
3 老年期の心理的アプローチ
4 高齢者福祉領域における多職種連携
第10章 認知症の理解と支援(吉川悠貴)
1 認知症の定義と原因疾患
2 認知症の症状とアセスメント
3 認知症の人の理解と支援
第11章 介護と高齢者虐待(堀口康太)
1 高齢者を介護する家族の心理と対応
2 介護保険制度と介護サービス
3 高齢者虐待の現状と有効な対応
第12章 災害と福祉(渡部純夫)
1 震災と福祉心理学
2 こころのケアとウェルビーイング
3 災害における福祉心理学的援助の考え方
第13章 多職種連携による支援(宮本文雄)
1 福祉心理相談・支援の連携による支援について
2 福祉心理相談・支援の事例
3 福祉心理相談・支援の多職種連携による支援のまとめ
引用文献・参考文献
「考えてみよう」回答のためのヒント
索 引
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紹介文
「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。
「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。
意思決定研究の基礎はこれで学べる!
行動経済学を生み、医療や科学技術のリスコミにも欠かせないリスクと意思決定の基礎知識が満載!
好評入門書の第3版!
▼学界で好評を得た「行動的意思決定」の入門書を10年ぶりに改版!
「意思決定とリスク」に関わる概念・理論についての心理学的知見の蓄積と最新の動向をいち早く紹介した入門書の第3版。行動経済学やリスクコミュニケーションが注目される今、「経済からのアプローチ」をはじめ、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。
はじめに
改訂版によせて
第3版刊行にあたって
第Ⅰ章 意思決定、不確実性と心理学
Ⅰ―1 意思決定とは
Ⅰ―2 ギャンブルと不確実性
Ⅰ―3 事故・災害、環境問題のリスク
Ⅰ―4 医療意思決定、その他領域での展開
Ⅰ―5 集団での行動、意思決定と生産性
Ⅰ―6 リスクと不確実性、曖昧性
Ⅰ―7 曖昧さは嫌われる?
第Ⅱ章 認知からのアプローチ
Ⅱ―1 不確実性下での意思決定と期待効用
Ⅱ―2 経済学における意思決定(1)効用逓減と期待効用理論
Ⅱ―3 経済学における意思決定(2)期待効用理論の侵犯
Ⅱ―4 代表性ヒューリスティック(1)
Ⅱ―5 代表性ヒューリスティック(2)基準比率の無視
Ⅱ―6 利用可能性ヒューリスティック
Ⅱ―7 係留と調整ヒューリスティック
Ⅱ―8 感情ヒューリスティック、適応的ヒューリスティック
Ⅱ―9 枠組み効果
Ⅱ―10 プロスペクト理論
Ⅱ―11 意思決定の二重過程モデル
Ⅱ―12 ヒューリスティックス&バイアス研究への批判
Ⅱ―13 その他の認知的意思決定理論
第Ⅲ章 知覚からのアプローチ
Ⅲ―1 ランダムネスの知覚と生成
Ⅲ―2 共変関係の知覚
Ⅲ―3 錯誤相関
Ⅲ―4 原因帰属理論
Ⅲ―5 制御幻想
Ⅲ―6 抑うつのリアリズム
Ⅲ―7 自信過剰
第Ⅳ章 感情・直観からのアプローチ
Ⅳ―1 感情が判断や意思決定に与える影響
Ⅳ―2 ストレスと意思決定
Ⅳ―3 決定後の心理:認知的不協和の低減
Ⅳ―4 単純接触効果
Ⅳ―5 選択と理由
Ⅳ―6 後悔
Ⅳ―7 予測と経験
第Ⅴ章 行動からのアプローチ
Ⅴ―1 動物の選択行動
Ⅴ―2 迷信行動とギャンブル行動
Ⅴ―3 動物行動研究から見た遅延割引
Ⅴ―4 自己制御(セルフコントロール)と衝動性
Ⅴ―5 ヒトの価値割引研究への展開
Ⅴ―6 選択行動研究とマッチングの法則
Ⅴ―7 行動生態学
第Ⅵ章 社会からのアプローチ
Ⅵ―1 集団の影響
Ⅵ―2 集団の問題解決
Ⅵ―3 集団の意思決定と合議(1)
Ⅵ―4 集団の意思決定と合議(2)
Ⅵ―5 集団の意思決定と合議(3)集合知
Ⅵ―6 リスク心理研究(1)
Ⅵ―7 リスク心理研究(2)リスクコミュニケーション
Ⅵ―8 科学情報のコミュニケーション
Ⅵ―9 リスクリテラシー
第Ⅶ章 経済からのアプローチ
Ⅶ―1 行動経済学(1)需要供給分析
Ⅶ―2 行動経済学(2)無差別曲線分析
Ⅶ―3 心の会計とサンクコスト効果
Ⅶ―4 保有効果と現状維持バイアス
Ⅶ―5 行動ファイナンス
Ⅶ―6 神経経済学
引用文献一覧
索 引
BOX 目次 ( )内は執筆者
1 Blue seven 現象(坂上)
2 選択肢は多いほどよいか?(山田)
3 平均への回帰(増田)
4 様々な合理性の見解(広田)
5 マーフィーの法則を科学する(増田)
6 好物は後で? 上昇選好(井垣)
7 終わり良ければすべてよし? ピーク・エンドの法則(井垣)
8 競合分割効果(広田)
9 時間と意思決定(広田)
10 飛行爆弾は狙って打ち込まれたか?(増田)
11 読みやすい名前は好かれる?(森)
12 最高を求めると不幸になる?(森)
13 誠意のコスト(森)
14 自己制御の技術(坂上)
15 動物も不公平を嫌う?(石井)
16 ただ乗り問題と共有地の悲劇 社会的ジレンマ(広田)
17 1円はどこへ消えた?(広田)
18 「直観」が全てを知っている?! 現実場面での意思決定(三田地)
19 デフォルト(山田)
20 貨幣錯覚(井垣)
21 ソマティックマーカー仮説(石井)
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紹介文
世界を揺るがした衝撃の超ベストセラーは「本当は何を書いた本なのか?」多くの読者を悩ませ楽しませてきた問いに、ついに著者自ら答える序文収録。20周年記念版。
1 GEB(音楽=論理学の捧げもの
MUパズル
数学のおける意味と形
図と地
無矛盾性、完全性、および幾何学 ほか)
2 EGB(記述のレベルとコンピュータ・システム
脳と思考
心と思考
ブーとフーとグー
形式的に決的不可能なTNTと関連するシステムの命題 ほか)
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紹介文
ライフサイクルの中で,また家庭や社会の中で繰り返し現れてくる様々な違和に果敢に取り組み,ウェルビーイングを目指す心理学の役割
はじめに
序 章 福祉心理学を学ぶ(中山哲志)
第Ⅰ部 乳幼児期
第1章 親性の形成(山喜高秀)
第2章 乳幼児期の養育の課題(金城 悟)
第3章 児童虐待の意味するもの(山喜高秀)
第Ⅱ部 児童期
第4章 いじめ理解の基礎(深谷昌志)
第5章 「不登校」の理解(深谷和子)
第6章 発達障害をどう考えるか(渡部純夫)
第Ⅲ部 青年・成人期
第7章 高学歴化社会を生きる(深谷昌志)
第8章 障害者に対するヘイトクライム(十島雍蔵)
第9章 職場としての児童養護施設で起こっていること(渡部純夫)
第10章 企業社会が抱える課題(金城 悟)
第Ⅳ部 老年期
第11章 初老期のアイデンティティ・クライシス(十島雍蔵)
第12章 老いとは何か(稲谷ふみ枝)
第13章 超高齢社会と心理的支援(稲谷ふみ枝)
第Ⅴ部 まとめとして
第14章 レジリエンスを育てる(深谷和子)
第15章 ウェルビーイングな人生(中山哲志)
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紹介文
臨床心理学とは何か1・構造と歴史
臨床心理学とは何か2・基本理論
問題を理解する(アセスメント)1・目的と方法
問題を理解する(アセスメント)2・データの収集技法
問題を理解する(アセスメント)3・データの分析技法
問題を理解する(アセスメント)4・異常心理学
問題を理解する(アセスメント)5・ライフサイクルと心理的問題
問題を理解する(アセスメント)6・発達過程で生じる障害や問題
問題に介入する1・理論モデル
問題に介入する2・介入技法 1個人
問題に介入する3・介入技法 2集団・社会
問題に介入する4・コミュニティにおける相談活動
臨床心理学研究
社会的専門性
臨床心理士になるために
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紹介文
人間らしさとはなにか?どこがユニークなのか?先端科学の解答がここにある。意識、言語、社会、倫理、芸術、コミュニケーション、心と体、サイボーグ化-"人間"に秘められた大いなる謎を明かすべく、脳神経科学の第一人者が、満を持して放つ渾身の書。人間探究のサイエンスとしての脳科学の到達点。
1 人間らしさを探究する(人間の脳はユニークか?
デートの相手にチンパンジー?)
2 ともに生き抜くために(脳と社会と嘘
内なる道徳の羅針盤
他人の情動を感じる)
3 人間であることの栄光(芸術の本能
誰もが二元論者のように振る舞う
意識はどのように生まれるか?)
4 現在の制約を超えて(肉体など必要か?)
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紹介文
心理学とはどんな学問か。主要な心理学者は何を探究していた? 心理学史上の重要な考え方とは? 一冊でざっくりつかめる速習講座。
心理学とはどのような学問か。パブロフ、フロイト、アドラー、ピアジェら、主要な心理学者は何を探究していた? 心理学史上の重要な考え方とは? 一冊でざっくりつかめる速習入門講座。
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紹介文
「適応」と「マイクロ‐マクロ関係」という2つのキーワードを軸に、統合的な視点から「社会的動物」としての人間の姿に迫ります。初版刊行後の新しい研究知見を盛り込んだ改訂版。
「人間の社会性」をどう捉えるか?-適応論的アプローチ
第1部 集団生活と適応(社会的影響過程-集団内行動の文法を探る
社会的交換-集団における適応
グループとしての協調行為-集団を媒介とする適応
社会環境と適応行動-"文化"の生成)
第2部 適応を支える認知(社会的認知のメカニズム-進化論的視点
集団間認知とステレオタイプ-ステレオタイプ化の過程)
統合的な社会心理学に向けて-試論または私論
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紹介文
論文の読み方入門書。『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文読破に必要となる概説的な知識や論文の形式・ルールをやさしく解説。
「書く」のためには,まずは「読む」ことから!『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文を読むことは学問という知的な世界を旅することである。論文読破に必要となる概説的な知識や形式・ルールをやさしい筆致でコンパクトにまとめた,論文ビギナー必携の入門書。
プロローグ 論文を読もうとする人に
Step1 論文を読む前に
第1章 なぜ論文を読むのか
第2章 論文の作法を知る
第3章 読む前に大切なこと
Step2 論文を読む
第4章 論文の構造をつかむ
第5章 いろいろな読み方を試してみる
第6章 読むときに役立つこと
第7章 図表を読む
第8章 統計の結果を読む
第9章 読んだ後にすべきこと
第10章 英語論文を読む
第11章 論文を探すコツ
エピローグ 論文の読み方を極める
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意見を異にする人々の社会が一つの選択を迫られたとき,どういう「きめ方」が望ましいか.本書は,投票のパラドックス,アロウの一般可能性定理などを楽しい具体例と簡単な図表で説き明かし,倫理社会の構築をめざす社会的決定理論を意欲的に提言する.
はしがき
序章 「どうしたらいいと思う?」
I 投票による決定
II 民主的決定方式は存在するか
III 個人の選好に対する社会的規制
IV 個人の自由と社会の決定
V ゲーム理論と社会道徳
VI 「公正な立場」からみた社会的決定の論理
VII 平等な社会と個人の倫理性
VIII 多様性の中に調和を
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紹介文
これまでの心理学は、とかく人間の欠けているところ、できない部分に注目してそれを克服することに着目しがちでしたが、これからは人間のポジティブな側面にもっと注目し、人間の本来もつ強さを引き出すことによって個人や社会を支えるような学問を目指すべきだ、とする考え方が生まれています。本書は、スポーツ心理学、健康心理学に、新たに確立してきたポジティブ心理学をあわせて、積極的な人生追求のためのこころのサイエンスの最前線を紹介する入門書です。
目次
●もくじ
はじめに
第1部 スポーツ心理学 中込四郎
1‐1 スポーツ心理学 スポーツと心理学が出会う
1‐2 タレント発掘 早期トレーニングの功と罪
1‐3 青年期とスポーツ スポーツで「自己」を体験する
1‐4 アスリートのパーソナリティ スポーツによってパーソナリティをつくる
1‐5 こころの強化 スポーツメンタルトレーニングの今
1‐6 ピークパフォーマンス 実力発揮につながる心理的世界を知る
1‐7 積極的思考 弱気から強気に変える
1‐8 イメージトレーニング イメージをうまく活用する
1‐9 スポーツ・モニタリング・トレーニング こころと体の動きを知る
1‐10 ソーシャルサポート まわりの人的資源を活用する
1‐11 スランプ いくらやっても上達しない
1‐12 アスリートの燃え尽き 努力する割には報われない
1‐13 心因性動作失調 こころが動きを縛る
1‐14 スポーツセラピー スポーツでこころを癒やす
1‐15 運動の継続 運動の継続を妨げるもの
第2部 健康心理学 石崎一記
2‐1 健 康 心身ともにその人らしくいること
2‐2 健康心理学 健康をこころと体の結びつきの面から科学する
2‐3 健康の査定 健康ってはかれるの?
2‐4 生涯発達 一生変化し続けるもの
2‐5 QOL 人生の質、生活の質
2‐6 生きがい 生きる意味が感じられること
2‐7 ストレス ストレスって本当に悪いもの?
2‐8 ストレス・コーピング ストレスとの上手な付き合い方
2‐9 感 情 人を心底から動かすもの
2‐10 グループと自然の癒やし効果 人や自然と関わることで健康づくり
第3部 ポジティブ心理学 外山美樹
3‐1 ポジティブ心理学とは 人間のもつ「強さ」から考える
3‐2 学習性無力感 説明スタイルの違いから謎を解く
3‐3 楽観主義 自分の将来を楽観的に考える
3‐4 悲観主義ネガティブ思考のポジティブなパワー
3‐5 フロー経験 夢中になる
3‐6 目 標 自分の未来を導く
3‐7 自尊感情 揺れ動く自己
3‐8 認知的複雑性 物事を多面的に見る能力
3‐9 ネガティブ感情とポジティブ感情 感情の凹凸
3‐10 笑 い 人は幸福だから笑うのではない
3‐11 気晴らし 気晴らしにもコツがいる
3‐12 自己開示 こころをオープンにすると健康になる?
3‐13 アサーション 自己表現によってよりよい人間関係を築く
3‐14 ハーディネス ストレスに強い性格とは
3‐15 認知療法 考え方の癖を見ぬく
人名索引
事項索引
文 献
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紹介文
人の行動や心を長年探究してきた心理学者が、身近なことわざを題材に興味深い研究知見を紹介する
人間の叡智がつまった「ことわざ」。
「出る杭は打たれる」「灯台下暗し」「鰯の頭も信心から」など、
一度は耳にしたことのあることわざは果たして本当なのか?
――本書ではその実際に迫るべく、人の行動や心を長年探究してきた心理学者が、身近なことわざを題材に興味深い研究知見を紹介する。豊富な図表と解説で心理学に親しむことができる「心理学入門書」として、また「明日、誰かに話したくなる雑学書」として活用いただける一冊。
さぁ、ことわざから出会う心理学講義のはじまり、はじまり…。
まえがき
第1講 血液型性格判断は妥当なのか?――「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
はじめに
1 血液型と性格の関係:戦前編
2 血液型と気質の関係:戦後編
3 今日の心理学からみた血液型性格判断
4 おわりに
◎講間コラム01 良い経験も、悪い経験も意味がある?――「酸いも甘いも噛み分ける」
第2講 親の特徴は子にどれほど受け継がれるのか?――「血は争えない」
はじめに
1 知能の遺伝を巡って
2 性格と遺伝と環境
3 遺伝と環境はどのくらい知能と性格に影響するか
4 おわりに
◎講間コラム02 私たちはなぜ「見落とす」のか?――「灯台下暗し」
第3講 子どもは仲間からどれほど影響を受けるのか?――「朱に交われば赤くなる」
はじめに
1 子どもの発達に関する集団社会化理論
2 仲間の影響を受けやすい青年期
3 未成年者の喫煙行動への仲間の影響
4 子どもの望ましい行動への仲間の影響
5 おわりに
◎講間コラム03 カップルは似ているか?――「割れ鍋に綴じ蓋」
第4講 遊びと子どもの発達の関係は?――「よく学び、よく遊べ」
はじめに
1 遊びに関する基礎知識
2 戸外遊び時間の減少と子どもの体力・運動能力の低下
3 体力・運動能力と認知能力・学業成績の関係
4 遊びと子どもの心的発達の関係
5 遊びと子どもの社会的能力の関係
6 おわりに
◎講間コラム04 動機づけは強ければよいか?――「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
第5講 心は体にどれほど影響力をもつか?――「鰯の頭も信心から」
はじめに
1 プラシーボ効果の基礎知識
2 医師の言葉・態度のもつプラシーボ効果
3 プラシーボ効果の検出方法とその適用例
4 プラシーボ効果は客観的指標にも現れる
5 プラシーボ効果はどのように説明されるか?
6 おわりに
◎講間コラム05 火を涼しく感じることができるのか?――「心頭を滅却すれば火もまた涼し」
第6講 目立ちすぎるとなぜ嫌われるのか?――「出る杭は打たれる」
はじめに
1 自己抑制・自己主張と文化
2 「出る杭は打たれる」のルーツ:東西で異なる自己観
3 社会適応理論からみた「出る杭」
4 東西で異なる文化的自己観の源
5 おわりに
◎講間コラム06 人間愛こそ恐怖の解毒剤?――「恐怖は常に無知から生まれる」
第7講 なぜ人目が気にならないと恥さらしなことをするのか?――「旅の恥は掻き捨て」
はじめに
1 日本人は他者の世界をどうみているのか?
2 北米人は他者の世界をどうみているのか?
3 親しい他者との親密度の文化差
4 「出る杭は打たれる」と自尊心
5 おわりに
◎講間コラム07 暮らすための習慣は、どれほど深くこころに影響するのか?――「習慣は第二の天性なり」
第8講 押しつけ・強制はなぜ駄目か?――「馬を水辺まで連れて行けても、水を飲ませることはできない」
はじめに
1 報酬はヤル気を削ぐか?:アンダーマイニング効果
2 教育現場、職場におけるアンダーマイニング効果
3 アンダーマイニング効果のその後と文化差
4 アンダーマイニング効果の日本での再現性
5 押しつけは反発を誘うか?:心理的リアクタンス現象
6 おわりに
◎講間コラム08 なぜ幸せすぎると不安になるのか?――「禍福はあざなえる縄のごとし」
引用文献
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すべてのネットワークの母
奇妙に荒れ狂う火
電気に懐疑的な人々
電気のスリル
世界をつなぐ
蒸気仕掛けのメッセージ
コード、ハッカー、いかさま
回線を通した愛
グローバル・ヴィレッジの戦争と平和
インフォメーション・オーバーロード
衰退と転落
電信の遺産
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紹介文
本書は,学習・言語心理学の入門的な教科書です.公認心理師カリキュラムを参照しながら,著者がそれぞれ専門とする学習心理学と言語心理学の領域全体に照らして,初学者が把握すべき事柄を厳選しています.また,科学的道筋を自分で考えられるよう,実験的根拠とともに,できるだけ具体的に平易な表現で説明しました.初めて学ぶ方から心理職を目指す方まで,おすすめの一冊です.
公認心理師カリキュラムを参照し学習すべき事柄を厳選.また,科学的道筋を自分で考えられるよう,実験的根拠とともに,できるだけ具体的に平易な表現で説明しました.初めて学ぶ方から心理職を目指す方までおすすめです.
学習・行動領域の心理学/行動の測定と実験デザイン/生得性行動/古典的条件づけ/オペラント条件づけ/問題解決/技能学習/社会的学習/言語機能の発達の心理学/言語発達(1) ― 音声・音韻/言語発達(2) ― 語彙/言語発達(3) ― 文法/言語発達(4) ― 談話・会話/言語に関わる障害