【2024年】「企業小説」のおすすめ 本 154選!人気ランキング
- 下町ロケット (小学館文庫)
- オレたちバブル入行組 (文春文庫)
- 落日の轍 小説日産自動車 (文春文庫 た 72-8)
- トヨトミの野望 (小学館文庫)
- よこどり 小説メガバンク人事抗争
- おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 七つの会議 (集英社文庫)
- コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)
- 僕は明日もお客さまに会いに行く。
直木賞受賞作『下町ロケット』が文庫化されました。主人公・佃航平は、町工場・佃製作所を継ぎ、製品開発で成功を収めていましたが、大手メーカーから特許侵害で訴えられ、資金繰りに苦しむことになります。国産ロケットを開発する帝国重工が佃の特許技術に目をつけ、特許を売れば危機を脱することが可能ですが、その技術には佃の夢が込められていました。男たちの矜恃が激突する感動の物語です。
大阪西支店の融資課長・半沢は、支店長の命令で無理に融資を承認した会社が倒産し、責任を押し付けられそうになる。四面楚歌の状況で債権回収に追われる半沢は、辛い中間管理職の現実を描いた痛快なエンターテインメント小説。著者は池井戸潤。
「池井戸潤」の半沢直樹シリーズ。大ヒットしたドラマの原作であり本も非常に面白い。物語としても面白いながら、普通に銀行ビジネスや大組織での立ち回りなど勉強になる部分も多い。
2018年、日産自動車の元経営者・塩路一郎が逮捕された。彼は労働組合の総帥として社長人事に影響を与え、経営を歪める一方で、私利私欲を追求していた。この実録小説は、大企業の腐敗の実態に迫る内容で、塩路がなぜ権力を持ち続けられたのかを探る。著者は高杉良で、経済界に関する豊富な取材を基に作品を発表している。
本書は、愛知県のトヨトミ自動車を舞台にした企業小説で、主人公の武田剛平が左遷から社長に昇りつめ、ハイブリッドカーの量産に挑む姿を描く。創業家出身の豊臣統一との確執や、自動車業界の経済戦争を通じて、フィクションと現実の境界が曖昧なストーリーが展開される。真偽のほどは不明だが、面白さは保証されている。
この作品は、メガバンクを舞台にした緊迫したエンターテインメントで、主人公の広報部長、寺田俊介が権力闘争や裏切りに巻き込まれながら、自らの出世を目指す物語です。経営難や人事抗争などの難題に直面し、掟破りの手段に手を染める彼の姿を描き、組織が人間から何を奪うのかを問いかけます。著者は元共同通信社の記者で、経済に関する豊富な知識を持つ小野一起です。
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ドラッカーの経営書『マネジメント』に出会い、野球部を強化するためにその教えを活用します。親友の夕紀や仲間たちと共に、甲子園を目指す青春物語が展開されます。この物語は、家庭や学校、企業など、あらゆる組織に役立つ内容です。著者は岩崎夏海で、放送作家やプロデューサーとしての経歴があります。
中堅メーカーでのパワハラ事件を発端に、会社の秘密が次々と明らかになるクライム・ノベル。エリート課長を訴えた部下と不可解な人事の背後に迫る主人公・原島が、親会社や取引先を巻き込んだ事態の真相を追います。会社や働くことの本質に迫る傑作。著者は池井戸潤。
村田沙耶香の「コンビニ人間」は、36歳未婚の古倉恵子が18年間コンビニで働く中で、日常生活や自身の存在意義を問い直す物語です。彼女はコンビニの仕事を通じて社会の一部としての役割を感じているが、婚活目的の新入り男性・白羽からその生き方を否定される。現代の実存を軽やかに描いた作品で、第155回芥川賞を受賞し、170万部以上が売れ、40カ国語に翻訳されている。
著者の川田修が伝説の営業マンと過ごした31日間の経験を通じて、営業テクニックだけでなく、仕事や人として大切なことを学んだ感動のストーリーを描いた本です。彼は外資系企業のトップセールスとして、営業目標を達成し続けており、現在は講演活動も行っています。
総合商社部長の山崎鉄郎は、出世街道を外れた後、泥酔の末に故郷の町長に就任。しかし、町の実情は非常に厳しく、私利を追求する町議会の影響や田舎特有の非常識に直面する。鉄郎は財政再建のため、老人向けテーマパークタウンの誘致を決断する。著者は楡周平で、1996年にベストセラー『Cの福音』でデビューした。
若くして役員となった鹿子小穂は、父が招聘した大槻によって会社を追い出され、ヘッドハンティング会社に拾われる。新米ヘッドハンターとして、一流の経営者と接触しながら、仕事や経営、人情を学んでいく。著者の雫井脩介が新たな挑戦をしたビジネス小説で、緊迫感と感動が詰まった作品。
ブラック企業で苦しむ隆は、ヤマモトという男に救われるが、彼の名前で検索したところ、激務で自殺した男のニュースが出てくる。隆はヤマモトの真意を探りながら、心の支えを得る物語で、感動的な人生応援ストーリー。著者は北川恵海で、第21回電撃小説大賞を受賞した作品。
美しい女・麗子が香港のコンサルタント・工藤に五億円の送金を依頼し、脱税を企てる。しかし、四ヶ月後に彼女は五十億円と共に姿を消す。工藤は麗子と金の行方を追う。著者は金融に精通した橘玲。
本書は、時代を超えて成功を収めている18社の企業を取り上げ、その歴史を徹底的に調査し、ライバルと比較しながら、永続的な成功の源泉が「基本理念」にあることを明らかにしています。各章では、企業の文化や目標、経営陣の特徴などが詳述されています。
偉大な企業をどうやって作るかについて実在する企業へのヒアリングを経てまとめた書籍。サイバーエージェント藤田氏のバイブルであり、起業家を目指す人は一読しておくとよいかもしれない。起業家の自伝みたいな感じではないので少々読みにくい部分もあり。
この文章は、ロバート・キヨサキの著書の目次と著者情報を紹介しています。目次では、従業員と起業家の違いや、成功するための心構え、実社会での知恵、お金の重要性、ビジネスのリーダーシップについての章が列挙されています。著者のキヨサキは、ファイナンシャル教育の重要性を説き、従来の考え方に挑戦する姿勢を持つ起業家、教育者、投資家として知られています。翻訳者は白根美保子です。
この書籍では、戦略の本質が魅力的なストーリーにあることを論じ、多くの事例を通じて競争優位を築くための論理を解明しています。目次には、戦略とストーリーの関係、競争戦略の基本、コンセプトの重要性などが含まれています。著者は一橋大学の楠木建教授で、競争戦略とイノベーションを専門としています。
かなり分厚い本だが、全てのビジネスパーソン必読の本。一連のストーリーが戦略の根幹にあるという話を具体的な事例とともに学べる。特にガリバーのストーリーは惹き込まれた。パーツパーツで見ると一見非合理だけどストーリーとして繋げてみると合理的な戦略を形作ることで競争優位性を得ることができる。
本書は、不安や恐怖を克服し、起業に必要な知識やスキルを身につけるためのガイドです。起業のアイデアからビジネスプラン、商品開発、価格設定、マーケティング、チーム作りまでを網羅しており、著者の今井孝が多くの起業家に成功のノウハウを伝えてきた経験を基にしています。
武蔵国の豪農の長男・栄一は、幼少期から商才を発揮し、幕末に尊王攘夷に目覚めて倒幕運動に参加。後に一橋慶喜に見出され幕臣となり、維新後は大蔵官僚として日本経済の基盤を築く政策に関与した。彼は「近代日本資本主義の父」と称される重要な人物の激動の人生を描いた作品。
この書籍では、A4用紙に1件1ページを1分以内で書く「ゼロ秒思考」の方法を紹介しています。毎日10ページを書くことで思考力を鍛え、深く考える力を高めることができるとしています。内容は思考のヒントやメモの書き方、整理・活用法などに分かれており、著者は経営戦略の専門家である赤羽雄二氏です。
この書籍は、女性が「好きなこと」や「得意なこと」を活かして起業するための実践的なガイドです。近年、自宅やシェアオフィスを利用して起業する女性が増えており、様々な業種で活動しています。本書では、事業プランの立て方、資金計画、開業準備、日々の運営方法など、起業に必要な知識やノウハウを提供し、トラブルを避けるためのアドバイスも含まれています。著者は女性の起業支援に特化した専門家で、実際の事例を交えながら、長期的に安定した事業運営を目指す方法を解説しています。
ミステリ作家の三馬太郎は、故郷のハヤブサ地区に移住し、地元の居酒屋で消防団に勧誘され入団を決意する。しかし、彼はのどかな集落で進行中の連続放火事件に直面し、その真実を解き明かすことになる。池井戸潤によるこの作品は、田園を舞台にした初のミステリ小説として話題を呼んでいる。
2013年本屋大賞受賞!第1位に輝いたノンフィクション・ノベル。世界を驚倒させた「日章丸事件」を百田氏が発掘、命を吹き込んだ 2013年本屋大賞受賞!第1位に輝いた、ノンフィクションノベルの最高傑作!「私が、『この小説のモデルとなった出光佐三という偉大な男の生き様を、一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!』と強く思ったように、『海賊とよばれた男』を読んでくれた書店員の皆さんもまた同じ気持ちを抱いてくれたのかもしれません。全国の書店員の皆さま、本当にありがとうございました」(著者・百田尚樹さん) 「歴史経済小説の最高傑作!」(西川善文・元三井住友銀行頭取」、「『宮本武蔵』、『竜馬がゆく』・・・・・・青春歴史小説の新たな”古典”」(末國善己・文芸評論家)--発売以来、激賞の声が止まない、百田尚樹氏の書き下ろし長編。物語は、敗戦の日から始まる。 「ならん、ひとりの馘首もならん!」--異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは--出光興産の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション・ノベル、『永遠の0』の作者・百田尚樹氏畢生の大作その前編。
高校教師の石神は、隣人の靖子に恋心を抱き、彼女とその娘が前夫を殺害したことを知り、二人を救うために完全犯罪を計画する。しかし、その謎を解くのは彼の親友である物理学者の湯川学となる。これはガリレオシリーズの初の長篇で、直木賞を受賞した作品である。著者は東野圭吾。
出版社の営業部員・馬締光也が辞書編集部に転職し、新辞書『大渡海』の完成に向けて仲間たちと共に奮闘する物語。ベテラン編集者や老学者、情熱的な同僚たちとの出会いや、運命の女性との関係を通じて、不器用な人々の思いが描かれる。本屋大賞受賞作。
本書は、アイデアが浮かばない、会議がまとまらない、意思決定に迷うなどの悩みを解決するためのフレームワーク集です。70以上の手法を掲載しており、個人やチームでの活用が可能です。内容は問題発見、市場分析、課題解決、戦略立案、業務改善、組織マネジメント、情報共有に関するフレームワークで構成されており、記入例やPowerPointテンプレートも提供されています。変化の激しいビジネス環境での思考を促進します。
ビジネスフレームワークが図解で学べる。誰もが知っているビジネスでも実際にビジネスモデルは分からないことが多い。この書籍のビジネスフレームワークを一通り頭に叩き込んでおくことで色んなケースに応用が効く。
デビュー作『屍人荘の殺人』が文庫化され、5冠を達成した。物語は神紅大学のミステリ愛好会のメンバーが、映研の夏合宿で訪れたペンション紫湛荘で連続殺人に巻き込まれるというもの。著者の今村昌弘は、2017年にこの作品で鮎川哲也賞を受賞し、数々のミステリランキングで1位を獲得した。映画化もされ、豪華キャストが出演する。
この書籍は、ソーシャルメディアでの効果的な文章作成をテーマにしており、投稿が読まれない、仕事や人脈に繋がらない、書くネタが見つからないといった悩みを持つ人に向けて書かれています。著者はコピーライターの前田めぐるで、読みたくなる文章の書き方や信頼性のある文章の基本、情報の価値を高めるノウハウ、SNS疲れ対策などを詳しく解説しています。また、文章の質が人脈や仕事に影響を与えることを強調し、独自の視点を持った情報発信の重要性も述べられています。
紀元前の中国大陸、500年の戦乱の時代に生きる少年・信が、自らの力で名を成そうと奮闘する物語。第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
大好きな漫画。ビジネス書としても多くの経営者に読まれている。合戦の戦略や考え方、そしていかに周りを巻き込み成り上がっていくか、部下を束ねて強い組織を作っていくかなどが学べる。
本書は、1945年の敗戦後、日本で一人の男、国岡鐡造が石油会社「国岡商店」を立ち上げ、困難を乗り越え再起を図る物語です。彼は全てを失いながらも、従業員を守りつつ、石油を武器に新たな戦いに挑む姿を描いています。著者は百田尚樹で、作品は経済歴史小説として感動的な内容が特徴です。
兄が強盗殺人で服役中の弟・直貴は、獄中からの手紙を受け取りながら、進学や恋愛、就職を目指すが、「強盗殺人犯の弟」という運命に苦しむ。人間関係や罪の償いを考察する感動的な物語。著者は東野圭吾。
中堅ゼネコン・一松組の若手社員、富島平太が異動したのは大口公共事業を受注する“談合課”。地下鉄工事の受注が迫る中、彼は技術力で入札に挑むが、談合の壁に直面する。組織に従うか正義を貫くかを問う人間ドラマが展開される。著者は池井戸潤で、吉川英治文学新人賞を受賞した作品。
深みがあってハマる!感動と鍵をみつけるミステリーが面白い!!
この本は学校にあったので、借りて読んでみると、とっても面白かったです。確か、去年金曜ロードショーで、アニメ版も放送されたのですが、お母さんからの許可が降りず、見られませんでした(関係ない話ですが、私は小六です。)でも、面白くて最後までページをめくる手が止まりませんでした。最後の真実には驚きました。〜あらすじ〜この本の主人公は、こころという子で、あることをきっかけに、学校へいけなくなります。そしてある日突然自分の部屋にあった鏡が光りだし、鏡の中へ入ってしまいます。その時は、逃げ出しましたが、また鏡の中へ入ってしまいます。そして、そこにはこころの他にも、6人の子どもたちがいました。そして、狼の格好をした。女の子もいました。そして、鍵を探せば願いが叶う。といいます。果たして、こころたちは、鍵を見つけられるのか?そして、その鍵は誰が使うのか?その人の望みとは何か?狼の少女の正体は?なぜ、このメンバーが集められたのか?などなど、いろいろな疑問が出てきます。長文失礼しました。
東南アジアでもっとも成功した金融マネージャー北川が、シンガポールのホテルで転落死した。自殺か他殺か。同時に名門スイス銀行の山之辺が失踪、1000億円が消えた。金融洗浄、ODA、原発輸出、仕手株集団、暗躍する政治家とヤクザ…。名門銀行が絶対に知られたくない秘密、そしてすべてを操る男の存在とは?国際金融情報小説の傑作!
『罪の声』は、昭和の未解決脅迫事件に挑む物語です。京都のテーラー、曽根俊也は自宅で見つけたカセットテープを再生し、自分の幼い声が事件に使われた男児の声と同じであることに気づきます。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も事件を追い始め、衝撃の真実が明らかになっていきます。著者は塩田武士で、この作品は多くの賞を受賞し、映画化もされています。
本書は、IT界のカリスマ経営者であるジェイソン・フリードとデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンによるビジネスの心得を示すもので、失敗から学ばず、効率的に働くことや競争を意識することの重要性を説いています。内容は、会社の文化やプロモーション、人材採用など多岐にわたり、イラストも収録された完全版です。著者は「37signals」の創業者であり、成功したビジネスソフト「ベースキャンプ」を運営しています。
この書籍は、最年少上場を果たした25歳の若者が、お金や成功よりも幸せややりがいを重視するビジネスモデルを追求する姿を描いています。著者は、彼の起業の決意や上場までの道のり、そして人々を幸せにすることが自分自身のためにもなるという哲学について探求しています。著者の上阪徹は、経営や経済に関するフリーライターとして活動しています。
史上最年少25歳での上場を果たしたリブセンス創業者の村上氏がなぜ起業を志し、どうやってものすごいスピードで事業をスケールさせていったのかが語られた書籍。起業を志す人にぜひ読んで欲しい書籍になっています。村上氏は高校生の頃から起業を志していたそう。しかし、強烈に辛い過去や特別なバックグラウンドがあったわけではなく、きっかけは高校生の頃に人はなぜ生まれてきたのだろうという純粋な疑問を持ったことだったそうです。生まれてきたからには意味のあることをやろう!社会にインパクトを与えることをやろうと決め起業を志すことになるのです。この原体験は社名であるリブセンスにつながっています。リブセンスはそのままLive Senseで生きる意味なのです。彼は大学受験をせずに早稲田大学に入れる早稲田大学高等学院という高校に在籍していたため、高校の頃から起業に集中することができました。仲間を集めて大学1年生の時に起業を果たします。なんと大学1年生ながらビジネスコンテストに出て優勝し1年間のオフィス無料利用の権利を勝ち取るのです。さて、肝心のビジネスはというと、村上氏自体が高校生の頃にアルバイトを探した時に気付いた課題を元に立ち上げたサービス。アルバイトを探す人と求める人をマッチングするプラットフォーム。以前から同じようなプラットフォームはあったのですが、どれも広告を掲載するだけでお金を取るというモデルでした。しかし、そうなると1人も採用できなかったとしても広告費を払わなくてはいけないため、アルバイトを募集するお店側は人が欲しくてもなかなか費用が捻出できずプラットフォームに掲載できていない状況でした。そこで村上氏らが採用したのが、採用が成功した時にはじめて費用が発生する成果報酬型のモデルです。これにより多くの企業がプラットフォームに掲載してくれることになります。アルバイトを探す側は応募情報があればあるほど嬉しいので自ずと彼らのプラットフォームに集まるようになりました。さらに彼らは採用が決まった応募者に対して採用お祝い金という名のもとで数万円のお金を渡す制度を導入したのです。これにより応募者はよりたくさん集まることになりました。このシステムは応募者がより幸せになるビジネスにしたいという気持ちと、採用が成功したかどうかを確実にプラットフォーム側が把握するという目的がありました。彼らのビジネスモデルでは採用が成功してはじめて報酬が発生するので採用成功を把握することが大事なのです。その点応募者側に採用報告のメリットを与えておけば企業側に採用成功をごまかされることがないのです。このような従来のビジネスモデルをぶち壊す革新的なビジネスモデルで事業を大きくしてきた村上氏は資金調達することなく25歳にて見事上場を果たすのです。最年少上場というと華々しいキラキラした生活を想像するかもしれませんが、彼らは起業してからいくら会社が成長しても贅沢をせず、上場しても代表の村上氏は狭いアパートに住んでいたそうです。とにかく社会に価値あるもの届けて生きる意味を見出すために!こんな起業家が増えてくると日本も良くなるかもしれません。リブセンスが上場したのはもう10年以上前の話ですが、今読んでも学ぶことは多いです。ぜひ起業に興味のある方は読んでみて下さい!
連続起業家「家入一真氏」がどのような幼少期を過ごして起業にいたり、ここまでの成功をおさめたのかが記されている伝記。正直、この本を読むまでは家入氏は小さい頃から天才で周りを巻き込む起業家タイプであると思っていたが、全く逆で驚いた。起業家には強烈なコンプレックスが大事と言われるがそれをまさに体現している家入氏。周りと合わなくて孤独を感じていたり人生に不安を感じている若者こそこの本を読んで勇気を出して欲しい。その中から絶対家入氏のような起業家が生まれてくるはず。
問題山積の飲食店チェーン再建に挑む元エリート銀行マン。のしかかる試練、どうなる第二の人生!?<『人生に七味あり』を改題> 順調にメガバンクの出世コースを歩んできた樫村徹夫は、送別会の帰り道「あんたの人生、七味とうがらし」と、辻占師に不吉で不可解な言葉をかけられる。深みある人生にするか、辛すぎて酷い味になるかは自分次第。吸収合併を機に、飲食店チェーンのCFOに抜擢された樫村は、綻びだらけの企業を再建できるのか? <『人生に七味あり』を改題> 再建は投資家のためじゃない。 従業員のためなんだ! 問題山積の飲食店チェーンに飛び込んだ 元エリート銀行マン。 のしかかる七つの試練に、どうなる第二の人生!? 順調にメガバンクの出世コースを歩ん できた樫村徹夫は、送別会の帰り道 「あんたの人生、七味とうがらし」と、辻 占師に不吉で不可解な言葉をかけられる。 深みある人生にするか、辛すぎて酷い味に なるかは自分次第。吸収合併を機に、飲 食店チェーンのCFOに抜擢された樫村 は、綻びだらけの企業を再建できるのか? <『人生に七味あり』を改題>
『昭和64年の誘拐殺人事件』は、D県警の広報官・三上義信が、娘の失踪と警察内部の対立に直面しながら、史上最悪の事件に関与する様子を描いた警察小説です。著者は横山秀夫で、組織と個人の葛藤を緊張感を持って表現し、ミステリー界で高く評価されています。
2009年以降、証券市場の民主化により、ニューヨーク証券取引所やNasdaq以外の取引所が増加し、ディーラーたちは売買価格が瞬時に変動する現象に悩まされる。二軍投資銀行のブラッド・カツヤマは、株を買うと価格が上がることに気づき、調査を開始。そこで、超高速取引業者「フラッシュ・ボーイズ」が投資家を出し抜いている実態を発見する。著者マイケル・ルイスによるこのノンフィクションは、ウォール街の詐欺と実情を描いており、映画化もされている。
著者藤田晋は、高校生の頃に抱いた起業の夢を実現し、サイバーエージェントを設立。しかし、社長として直面したのはITバブルの崩壊や買収の危機、社内外からの厳しい圧力などの厳しい現実だった。このノンフィクションは、彼の孤独や絶望、そして成功を赤裸々に語り、夢を追う人々にとって必読の書である。
サイバーエージェント藤田氏の苦悩と成功を描いた自伝。将来起業を考えている学生や起業しながら色んな葛藤と戦っている人にはめちゃくちゃ刺さると思う。とにかくモチベーションが上がる。
この本は、経済的リスクをゼロにしながら「好きなこと」をビジネスに変える方法を紹介しています。著者は、成功者たちのセミナーをプロデュースしてきた小山竜央氏で、90分で読了し、24時間以内にビジネスを立ち上げ、30日後に成功を目指す具体的なステップを提供しています。内容は、スモール起業の知識、ビジネスプランの構築、商品販売の技術、そして継続のためのアドバイスに分かれており、副業時代の必読書となっています。
米澤穂信の短篇集『満願』は、全六篇のミステリー作品を収録しており、山本周五郎賞を受賞した。表題作では人を殺めた女性の真の動機が明らかになり、他に恋人との復縁を望む「死人宿」、中学生姉妹の物語「柘榴」、ビジネスマンの苦境を描く「万灯」などが含まれている。この作品は、国内のミステリーランキングで三冠を達成した。
池上信用金庫の小倉太郎は、取引先「松田かばん」の社長が急死した後、兄弟間の相続争いに巻き込まれる。社長の遺言では、会社の株は長男に譲られることになっており、次男は相続を放棄するよう言われていた。小倉は長男と対峙し、父の真意を探る。物語はこの表題作を含む六編から成る。著者は池井戸潤。
この書籍は、成功と失敗の背後にある見えざる法則を探求し、全国の経営者に成功法則を伝授してきたカリスマコンサルタント、神田昌典がそのエッセンスをまとめたものです。内容は、見せかけの成功物語や幸福と不幸の狭間、優しさの罠、成功の果てについての章で構成されています。著者は、経営コンサルタントとして多くの企業を支援し、貴重な情報を提供しています。
起業家・起業したい人全員に読んで欲しい起業家のためのバイブル。成功者の光の部分に焦点を当てた書籍は数しれずあるが、逆に闇の部分に焦点を当てているのがこの本。超有名マーケターの神田昌典氏が成功をおさめてから起きた様々な闇の部分について赤裸々に語られている。涙なしには読めないし、この本を読むことで自分にもあてはめて同じ轍を踏まないように意識することができる。
権謀術数渦巻く地方銀行を舞台に繰り広げられる熾烈な権力抗争劇。実録ならでは、これぞまさにバンカー最前線! フィクションかノンフィクションか? ある地方銀行で、絶大な権力を掌中に君臨していた相談役に反旗を翻した一派がいた。出世とカネをアメに、長年にわたって銀行を私物化してきた相談役は、このクーデタを押さえ込むことができるのか? 取締役会の多数派工作は熾烈を極め、誰がどちらにつき、誰が裏切るのか? 実録ならではの、手に汗握る醍醐味。 フィクションかノンフィクションか? ある地方銀行で、絶大な権力を掌中に君臨していた相談役に反旗を翻した一派がいた。 出世とカネをアメに、長年にわたって銀行を私物化してきた相談役は、このクーデタを押さえ込むことができるのか? 取締役会の多数派工作は熾烈を極め、誰がどちらにつき、誰が裏切るのか? 実録ならではの、手に汗握る醍醐味。 第一章 相談役室 第二章 蹉跌と好運 第三章 突然の左遷 第四章 第一次頭取交替 第五章 裏切り 第六章 甲羅天皇誕生 第七章 甲羅派 vs. 谷野派 第八章 謀議 第九章 財務局の内偵 第十章 先制攻撃 第十一章 銀行の正義 第十二章 誓約書という名の最終兵器 終章 そして、誰もいなくなった
大学ミステリ研究会の7人が、孤島・角島にある十角形の館を訪れる。館の建築家は半年前に焼死しており、彼らは次々と連続殺人の犠牲となる。1987年に刊行されたこの作品は、新装改訂版として再登場し、ミステリ史上の衝撃的な結末が待ち受けている。著者は綾辻行人で、彼の作品は現代本格ミステリを代表する人気シリーズとなっている。
霊媒・城塚翡翠と推理作家・香月史郎は、連続死体遺棄事件に挑む。翡翠の超常の力が鍵となるが、彼女自身が危険にさらされる。作品はミステリランキングで5冠を獲得し、評価が高い。著者は相沢沙呼で、幅広いジャンルで活躍している。
リストラ目前の総務部次長が株主総会で突如社長を解任し、年商二千億の会社を乗っ取った。いったい何が起こったのか?総会屋問題で揺れる日本中の大企業の経営者たちを恐怖のどん底に叩き込んだ衝撃のベストセラー早くも文庫化!現役の超一流弁護士が商法上可能な限り熾烈な攻防を描き、企業に生きる男たちの存在理由を問う企業法律小説。
隣に座った女性は図書館で見かける気になる人。片道15分のローカル線で、乗客の人生が交差し、小さな奇跡が起こる。恋や別れ、途中下車など、様々なドラマが展開され、希望の物語が紡がれるほっこりした長篇小説。著者は有川浩。
たまらなく良い小説だ!阪急電車今津線だけで繰り広げられる人間模様。登場人物それぞれにドラマがあり、それが交差して、そして昇華される。ひとの基本的なことに立ち返させられる、ほのぼのと感動する作品になっている。
田中辰夫は、大手不動産会社でリストラを実施した後、自らも解雇され、失業者となる。一方、息子の雅人は就職先を辞め、ネットビジネスを目指す。父と子はそれぞれの困難に立ち向かいながら、新たな不動産サービスを模索し、再建を目指す物語。著者は江波戸哲夫。
本書は、起業に対する一般的な誤解を解き、誰でも一定の成果を得られる方法があると説いています。著者は、自身の経験を基に、サイバーエージェントやユニクロなどの成功企業が共通して用いる起業法を紹介。独立や起業を考えているが自分には無理だと思っている人に向けて、挑戦する価値があることを伝えています。
起業というとどうしてもリスクを背負って大きな挑戦をするイメージがあるが、そのイメージに疑問をなげかけるのが本書。キャッシュエンジンとは手堅い事業をまず作りそのキャッシュを元手に挑戦をしてスケールしていく経営手法。地味なイメージがあるがインターネットバブル期を代表するサイバーエージェントやライブドアも最初は広告代理店業や受託事業で手堅くキャッシュを稼いでそこから派手な挑戦をするに至っている。つまりこのキャッシュエンジン経営こそ起業を成功させ安定軌道に乗せるのに重要な手法なのだ。起業家必見の書籍。
学生の時に読んでよく分からなかったが社会人になって読んでめちゃくちゃ腹落ちした書籍。何度も何度も読み返すことで多くを学べる。社会人で日々の仕事に忙殺されて大変な人には是非読んで欲しい書籍。
元私立探偵の成瀬将虎は、フィットネスクラブの愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼される。自殺を試みていた麻宮さくらを救ったことで運命的な出会いを果たす。著者の歌野晶午は数々のミステリー賞を受賞した作家で、本作は再読必至のミステリー小説である。
学生の頃に読んで衝撃を受けた森岡さんの書籍。マーケティング職について間もない人に是非読んで欲しい。徹底した消費者視点というマーケティングの本質が詰まっている。これを読んで消費者視点のマーケティングについて学んだ後は数学的マーケティングとして確率思考の戦略論も合わせて読んで欲しい。人生で読んだ中でトップ10に入る名著。
この本は、伝え方の技術が結果に与える影響を探り、効果的なコミュニケーションの方法を学ぶことができる内容です。著者の佐々木圭一は、伝えることが得意でなかった経験を経て、伝え方の技術を発見し、人生が変わったことを語ります。具体的には、相手の反応を変えるための技術や、感動を生む言葉の作り方について述べています。全体を通じて、強い言葉を生み出す力を身につけることがテーマです。
人に何かを伝える方法の勉強にはなるが伝え方が本当に9割なのかは疑問。〇〇が9割シリーズが流行っているので結局シーンによってどこに重点を置くかは変わる。読んで損はない。
社内の権力闘争に翻弄されながらも、義を貫き再生を果たした一人の男の物語。定年後の人生をどう生きるかを考えさせる小説。 「部長職を解き調査役を命ずる」という辞令を受けた主人公。社内の権力闘争に巻き込まれ翻弄されながらも、「人間としてやるべきことは何か」を貫いた一人の男の再生の物語。定年後の人生をどう生きるかを考えさせる小説。 「部長職を解き調査役を命ずる」という四月一日付の辞令を受けた主人公は、その日から机の配置も変わり部下のいない社員、いわゆる窓際族になった。しかし社内の権力闘争から再び表舞台へ上がるが……。権力闘争に巻き込まれるも同僚への思い遣りの心を大切にし、「義を見て為ざるは勇無きなり」と義を貫く主人公の生き方は、聖書の言葉「日は昇り、日は沈みあえぎ戻り、また昇る」のごとく転変を繰り返す。本作品は、組織の掟と、義や情の間に揺れ動き翻弄されながらも、「人間としてやるべきことは何か」を貫いた一人の男の再生の物語だが、定年後の人生をどう生きるか──という、誰もが抱える後半生の大きなテーマに光を当てた物語でもある。 第一章 止まって見えた大時計の針 第二章 抜け切れない会社人間 第三章 君は何を報告したのだ 第四章 あなたは運のいい人だ 第五章 言われたとおりにやれ 第六章 社長が行方不明です 第七章 今度は君が社長だ 第八章 賽は投げられた 第九章 最初に見せたのは誰だ 第十章 常務が自殺 終 章 夢、遙か あとがき
美少女を狙う猟奇殺人犯「ハサミ男」が、3番目の犠牲者を選んで調査を進めるが、彼の手口を真似た殺人が発生し、彼女の死体を発見する。自分以外の誰が彼女を殺したのかを探るハサミ男の姿を描いた長編ミステリ。著者は殊能将之。
大震災、大津波、原発事故。国家存亡の危機のなか、ハゲタカ・鷲津は、首都電力の株を買い占める。最大最強の標的は落とせるか。 2009年、ハゲタカと呼ばれた世界的な企業買収者・鷲津政彦は、原子力発電所を建設する民営会社の株を買収に失敗。財・政・官がもつれあう、権力構造の複雑怪奇さを思い知る。その2年後。リベンジを賭け、総本山「首都電力」に買収を仕掛けようとした矢先の2011年3月。東北を未曾有の地震、津波、最悪の原発事故が襲う。