【2025年】「受賞」のおすすめ 本 136選!人気ランキング
- 蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)
- 何者 (新潮文庫)
- ゴールデンスランバー (新潮文庫)
- コンビニ人間 (文春文庫 む 16-1)
- 理由 (朝日文庫 み 19-1)
- 博士の愛した数式 (新潮文庫)
- 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
- 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫 ひ 11-1)
- かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)
- 下町ロケット (小学館文庫)
芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台に、異なる背景を持つ若者たちが競い合う物語。16歳の風間塵、20歳の栄伝亜夜、28歳の高島明石、19歳のマサルなど、才能ある参加者たちが自らとの闘いに挑む。著者は恩田陸で、彼は数々の文学賞を受賞している。
首相が衆人環視の中で爆殺され、青年・青柳雅春は犯人とされるが、彼は無実を主張する。彼は巨大な陰謀に巻き込まれ、暴力的な追手から必死に逃げる中で、謎の人物や古い記憶、ビートルズのメロディが鍵となる。著者は伊坂幸太郎で、彼の作品は緻密な構成とユーモアで評価されている。
村田沙耶香の「コンビニ人間」は、36歳未婚の古倉恵子が18年間コンビニで働く中で、日常生活や自身の存在意義を問い直す物語です。彼女はコンビニの仕事を通じて社会の一部としての役割を感じているが、婚活目的の新入り男性・白羽からその生き方を否定される。現代の実存を軽やかに描いた作品で、第155回芥川賞を受賞し、170万部以上が売れ、40カ国語に翻訳されている。
博士は記憶力を失い、家政婦である私を常に“新しい”存在として扱います。博士との日々は、私の息子が加わることで驚きと喜びに満ちたものとなり、悲しみと温かさが交錯する愛の物語が展開されます。この作品は第1回本屋大賞を受賞しました。著者は小川洋子で、数々の文学賞を受賞しています。
高校教師の石神は、隣人の靖子に恋心を抱き、彼女とその娘が前夫を殺害したことを知り、二人を救うために完全犯罪を計画する。しかし、その謎を解くのは彼の親友である物理学者の湯川学となる。これはガリレオシリーズの初の長篇で、直木賞を受賞した作品である。著者は東野圭吾。
殺人現場では靴をお脱ぎください 殺しのワインはいかがでしょう 綺麗な薔薇には殺意がございます 花嫁は密室の中でございます 二股にはお気をつけください 死者からの伝言をどうぞ 宝生家の異常な愛情
「ミステリー=堅苦しい」っていうイメージをひっくり返した作品。お嬢様があの職業なのも、面白いし、(てか、普通働くのか?)執事に見下されてる感じも、最高!!(※Sではありません)読んだらわかるので、ぜひ読んでください。
「かがみの孤城」は、学校で居場所を失った少女“こころ”が、鏡を通じて不思議な城に迷い込み、似た境遇の7人と出会う物語です。彼らは城の鍵を探すことで願いを叶えることができるとされ、物語が進むにつれて驚きと感動が待っています。本書は本屋大賞を受賞し、多くの支持を得たベストセラーです。著者は辻村深月。
本当に感動する!まさか、同じ学校に通ってる、別の年代の子たちだとは!最後に全部の謎が解けるとこ、すごいです!
読んでみたら泣けた!1人だけが主人公ではなく、登場人物みんなが主人公でいいお話!オオカミ様が実際に誰なのかははっきりにないけど、とても優しくていい人!読むと勇気をもらえるし、不登校の気持ちがはっきりわかってくる!
直木賞受賞作『下町ロケット』が文庫化されました。主人公・佃航平は、町工場・佃製作所を継ぎ、製品開発で成功を収めていましたが、大手メーカーから特許侵害で訴えられ、資金繰りに苦しむことになります。国産ロケットを開発する帝国重工が佃の特許技術に目をつけ、特許を売れば危機を脱することが可能ですが、その技術には佃の夢が込められていました。男たちの矜恃が激突する感動の物語です。
『告白』は、中学校の女性教師が自らの子供・愛美をクラスメートに殺されたことを告白する物語です。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と変わる中で、事件の全貌が明らかになり、衝撃的なラストが話題を呼びました。この作品はデビュー作であり、第6回本屋大賞を受賞した国民的ベストセラーです。
映画化もされた「湊 かなえ」の代表作。あまり小説を読む方ではないが、この小説には惹き込まれた。
映画版を見てから気になりこちらも読みました。映画版も良かったのですが小説の方はやはり細かい心情の描写まで描かれていて読み応えありました。人間の愚かさや誰しもが抱える心の弱さだったりが読んでいて自分の心にもグサッと刺さりたまに休憩挟みました。下村本人も下村の母親も愛情があるのに愛情の表現の仕方が一方的過ぎて、その結果が母親刺殺になる所が1番深く刺さりました…。
「ありがとう西武大津店」は、中学2年生の夏休みに幼馴染の成瀬が「この夏を西武に捧げる」と宣言する青春小説です。コロナ禍で閉店を控える西武大津店に通い、中継に映ることやM-1挑戦、坊主頭にするなど独自の道を突き進む成瀬の姿が描かれています。著者の宮島未奈は、デビュー作で新潮社主催の新人賞で三冠を獲得しました。
強大な帝国・東乎瑠から故郷を守るため、戦士団“独角”の頭ヴァンは、妻と子を失った絶望から奴隷として岩塩鉱に囚われる。ある夜、犬の群れが襲撃し、謎の病が発生。生き残ったヴァンは、同じく生き残った幼子ユナを育て、二人で未曾有の危機に立ち向かう壮大な冒険が始まる。
『52ヘルツのクジラ』は、他のクジラが聞き取れない高周波で鳴く孤独なクジラを象徴に、家族に搾取されてきた女性・貴瑚と虐待を受けた少年が出会い、愛を求める物語を描いています。2021年に本屋大賞第1位を受賞した作品で、著者は町田そのこです。
売れない芸人の徳永が天才先輩芸人・神谷と出会い、彼の伝記を書くことで親密になるが、最終的に別々の道を歩む。笑いや人間性について描かれたデビュー小説で、第153回芥川賞を受賞。著者はお笑い芸人の又吉直樹。
『蹴りたい背中』は、高校1年生の長谷川初実とクラスメイトのにな川の奇妙な関係を描いた小説です。初実は、モデルのオリチャンのファンであるにな川に部屋に招待されるところから物語が始まります。この作品は127万部のベストセラーとなり、著者の綿矢りさは19歳で芥川賞を受賞しました。
出版社の営業部員・馬締光也が辞書編集部に転職し、新辞書『大渡海』の完成に向けて仲間たちと共に奮闘する物語。ベテラン編集者や老学者、情熱的な同僚たちとの出会いや、運命の女性との関係を通じて、不器用な人々の思いが描かれる。本屋大賞受賞作。
『羊と鋼の森』は、高校生の外村がピアノ調律師の板鳥と出会い、調律の世界に魅せられながら成長していく姿を描いた感動作です。著者の宮下奈都は、この作品で三冠を達成し、映画化もされました。物語は、音と人との関わりを通じて、確かなものを探し続ける青年の姿を温かく描いています。
『天地明察』は、徳川四代将軍家綱の治世に、日本独自の暦を作るプロジェクトが立ち上がる物語です。従来の暦は正確さを失っており、改暦の実行者として選ばれた渋川春海が、算術に生き甲斐を見出しながら「天」との壮絶な勝負に挑む様子を描いています。この時代小説は日本文化に大きな影響を与えた計画を背景に、個人の成長物語としても感動的に展開され、第7回本屋大賞を受賞しました。著者は冲方丁です。
本書は、1945年の敗戦後、日本で一人の男、国岡鐡造が石油会社「国岡商店」を立ち上げ、困難を乗り越え再起を図る物語です。彼は全てを失いながらも、従業員を守りつつ、石油を武器に新たな戦いに挑む姿を描いています。著者は百田尚樹で、作品は経済歴史小説として感動的な内容が特徴です。
『流浪の月』は、2023年本屋大賞受賞作で、孤独を抱える高校生暁海と、自由な母に振り回される櫂の愛と成長を描いた物語です。二人は惹かれ合いながらもすれ違い、自由さと不自由さの中で生きることの意味を探求します。著者の凪良ゆうは、BL作品から非BL作品へと幅広いジャンルで活躍しており、同作は多くの文学賞にノミネートされています。
2011年秋の仙台を舞台に、震災で職を失った男と彼が拾った犬との深い絆を描く感動作。壊れかけた夫婦や他の人々との関係も描かれ、犬がそれぞれの人生に寄り添う様子が描写されている。著者は馳星周で、作品は第163回直木賞を受賞。
『そして、バトンは渡された』は、幼少期に母を失い、父と別れた優子が、血の繋がりのない親たちに愛情を注がれながら成長する物語です。高校生となった彼女は、20歳離れた父と暮らしながら、伴侶を持つことを迎えます。この作品は2019年の本屋大賞を受賞しました。著者は瀬尾まいこ。
深みがあってハマる!感動と鍵をみつけるミステリーが面白い!!
この本は学校にあったので、借りて読んでみると、とっても面白かったです。確か、去年金曜ロードショーで、アニメ版も放送されたのですが、お母さんからの許可が降りず、見られませんでした(関係ない話ですが、私は小六です。)でも、面白くて最後までページをめくる手が止まりませんでした。最後の真実には驚きました。〜あらすじ〜この本の主人公は、こころという子で、あることをきっかけに、学校へいけなくなります。そしてある日突然自分の部屋にあった鏡が光りだし、鏡の中へ入ってしまいます。その時は、逃げ出しましたが、また鏡の中へ入ってしまいます。そして、そこにはこころの他にも、6人の子どもたちがいました。そして、狼の格好をした。女の子もいました。そして、鍵を探せば願いが叶う。といいます。果たして、こころたちは、鍵を見つけられるのか?そして、その鍵は誰が使うのか?その人の望みとは何か?狼の少女の正体は?なぜ、このメンバーが集められたのか?などなど、いろいろな疑問が出てきます。長文失礼しました。
江戸時代の大坂・道頓堀を舞台に、穂積成章が浄瑠璃作者・近松半二として成長する様子を描いた作品。弟弟子に先を越され、人形遣いからの修正を受けながらも、物語を書く情熱を持ち続ける姿が、流麗な語りで表現されている。直木賞と高校生直木賞を受賞した作品。著者は大島真寿美で、数々の受賞歴がある。
豊後羽根藩の檀野庄三郎は、不始末を犯し切腹を命じられたが、元郡奉行の戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前の密通事件で家譜編纂と切腹を命じられており、庄三郎は彼の無実を信じるようになる。感涙を誘う覚悟と矜持を描いた時代小説で、平成23年度下半期第146回直木賞を受賞した作品。著者は葉室麟。
江國香織の短篇集『号泣する準備はできていた』は、恋の終わりや初デートの思い出などを描いた全12篇から成り、深い悲しみを通じて希望を感じさせる作品です。著者は直木賞を受賞しており、豊かな感情表現が特徴です。
伊良部総合病院の神経科を舞台に、様々な悩みを抱える患者たちが訪れる中、担当医・伊良部一郎の独特な性格が描かれる。彼は一風変わった精神科医であり、病める者を癒す名医なのか、トンデモ医なのか。直木賞受賞作家・奥田英朗による人気シリーズの第2弾。
『火垂るの墓』などの作品を通じて、著者・野坂昭如が描く浮浪児兄妹の悲劇や戦争の影響を独自の文体で表現した短編集。目次には『アメリカひじき』やその他の作品が含まれ、著者の作家的原点を示す。野坂は1930年生まれで、コラムニストや小説家として活動し、1967年に直木賞を受賞した。
この書籍は、1900年にM・プランクが「量子」という概念を考案したことから始まり、量子力学の発展と、それに伴う物理学の変革を描いたノンフィクションです。アインシュタインとボーアの論争を中心に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの物理学者の人間ドラマも交えながら、物理学の100年の歴史を追います。著者はマンジット・クマールで、翻訳は青木薫が担当しています。
二重螺旋 ノーベル賞 DNAの模型がはじめて説明された手紙 『二重螺旋』に収録されなかった章 ワトソンとメルク特別研究員審査委員会 『二重螺旋』の執筆と出版 シャルガフの書評とそれに続く論争
海外のテック起業家がオススメしていることが多く手にとって読んでみた。リチャード・ファインマンという天才物理学者の生き方に触れることができ素朴な日常に疑問の目を向けること、常に好奇心を持ち続けることの大事さを実感した。
ノーベル賞受賞の動物行動学者ローレンツが、ハイイロガンの雌のヒナとの出会いを通じて、動物の生態をユーモアと共感を持って描いた名作。ヒナが著者を母親と認めてついてくる様子が印象的に描かれている。第2版へのまえがきも初めて収録されている。
本書は、織田信長に反旗を翻した荒木村重が有岡城で直面する難事件を描いています。城が危機に瀕する中、村重は土牢に捕らえた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求め、二人の探偵が壮絶な推理戦を繰り広げます。四つの事件が城内で発生し、歴史を動かす重要な展開が待ち受けています。著者の米澤穂信は本作で直木賞を受賞しました。
郵便配達員の30歳の僕は、脳腫瘍で余命わずかと宣告される。帰宅すると、自分と同じ姿の悪魔が現れ、「何かを消せば一日だけ命を得られる」と取引を持ちかける。僕は生きるために、電話や映画、さらには猫までも消す決断をする。こうして、僕と猫、陽気な悪魔の七日間が始まる。感動作が文庫化・映画化される。
中学に進んだ少女まいは、学校に行けなくなり、初夏の一ヶ月を魔女のおばあちゃん・ママのもとで過ごす。彼女は魔女修行を通じて、自分で決めることの大切さを学び、喜びや希望、幸せを見つけていく。物語には「渡りの一日」も併録されている。著者は梨木香歩で、受賞歴もある児童文学作家。
黒髪の乙女に恋する先輩が、京都の様々な場所で彼女を追い求める物語。彼女は先輩の想いに気づかず、偶然の出会いを楽しむ中で、個性的な人々や珍事件に巻き込まれる。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位に輝いた、キュートな恋愛ファンタジーの傑作。著者は森見登美彦。
油田開発利権を巡る射殺事件を背景に、産業スパイの鷹野一彦が部下の田岡の背後関係を調査し、機密情報を高値で売ることを目指す。商売敵のデイビッドや謎の美女AYAKOが絡む中、田岡が拉致され、情報戦が展開される。果たして巨万の富を手にするのは誰なのか。これはエージェント・鷹野一彦シリーズの第1弾作品である。
春野台高校陸上部の1年生、神谷新二は、スポーツ・テストで感じた疾走感から陸上に情熱を抱く。天才スプリンターの幼なじみ、連と共に部活に入り、デビュー戦を控える中、競争を通じて素晴らしいチームになることを夢見る青春陸上小説の第一部が描かれている。著者は佐藤多佳子。
プラナリア ネイキッド どこかではないここ 囚われ人のジレンマ あいあるあした
山本文緒先生が賞を取ったプラナリアをはじめ短編小説が収録されています。寂しさや無力感などを抱え、社会や自分自身とうまく関われない訳ありな人々の日常がテーマです。どれも少しずつ自分に通じるものを感じて胸に刺さります。
山本文緒先生が賞を取ったプラナリアをはじめ短編小説が収録されています。寂しさや無力感などを抱え、社会や自分自身とうまく関われない訳ありな人々の日常がテーマです。どれも少しずつ自分に通じるものを感じて胸に刺さります。
プロローグ 泣き女の殺人 インタールード. 1 水鏡荘の殺人 インタールード. 2 女子高生連続絞殺事件 インタールード. 3 VSエリミネーター エピローグ
失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじりは、社会復帰のためにリハビリを共にしながら恋に落ちる。しかし、彼らは自分たちの恋が“虫”によって操られたものであることに気づいていない。著者は三秋縋。