【2023最新】「進化」のおすすめ本!人気ランキング

この記事では、「進化」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. 進化のはなし―地球の生命はどこからきたか (児童図書館・絵本の部屋)
  2. 超圧縮 地球生物全史
  3. 脳のなかの幽霊 (角川文庫)
  4. これからの時代を生き抜くための生物学入門
  5. 生物学の歴史 (講談社学術文庫)
  6. 地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために (ブルーバックス)
  7. 攻撃―悪の自然誌
  8. ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)
  9. 知っておきたい地球科学: ビッグバンから大地変動まで (岩波新書 新赤版 1950)
  10. 生物の進化大図鑑【コンパクト版】
他47件
No.1
100
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No.2
100

超圧縮 地球生物全史

ヘンリー・ジー
ダイヤモンド社

生命は困難に直面しながら絶滅と進化を繰り返し、しぶとく生き続けてきた。本書はその奇跡の物語。生命38億年の歴史を超圧縮! ジャレド・ダイアモンド(「銃・病原菌・鉄」著者)超絶賛! 本書は、生命38億年の歴史がわずか1冊に超圧縮されたサイエンス書。 地球が誕生してから、何十億年もの間、この星はあまりにも過酷な場所だった。激しく波立つ海、絶え間ない火山の噴火、大気の絶えない変化。生命はあらゆる困難に直面しながら、絶滅と進化を繰り返した。 ホモ・サピエンスの拡散に至るまで、生命は臆することなく、しぶとく生き続けてきた。生命が常に存在し、今日も存在し続けている。本書は、その奇跡の物語を描き出す。 巨大な超大陸の漂流、衝突、合体。海を住処とする「群生」するバクテリア、三畳紀の恐竜。既に絶滅したまるで異星人のような姿をした生命たち。著者は、地球上の生命の歴史を、物語のように魅力的に語る。と言っても、これは絵空事ではない。最新の科学的根拠に基づいて、地球という惑星を舞台として繰り広げられる、生命38億年の旅だ。 本書は、サイエンス雑誌「ネイチャー」の生物学シニアエディターであり、元カリフォルニア大学指導教授でもある著者が、知見の広さを活かしつつ、研究の最前線から情報を元に、地球に生命が誕生してから現在までの物語、そしてサピエンスの「未来と終末」をたどる極上の書! 1章:炎と氷の歌 2章:生物、大集合 3章:背骨のはじまり 4章:渚に打ち上げられて 5章:羊膜類あらわる 6章:トライアシック(三畳紀)・パーク 7章:進撃の恐竜 8章:素晴らしき哉、哺乳類 9章:猿の惑星 10章:世界を股にかける 11章:先史時代の終わり 12章:未来の歴史 参考文献 注釈 謝辞 訳者あとがき

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No.3
100

脳のなかの幽霊 (角川文庫)

V・S・ラマチャンドラン
角川書店(角川グループパブリッシング)

先生、切断したはずの腕が痛むんです――。脳の不思議なメカニズムとは? ●切断された手足がまだあると感じるスポーツ選手 ●自分の体の一部を他人のものだと主張する患者 ●両親を本人と認めず、偽物だと主張する青年 ――など、著者が出会った様々な患者の奇妙な症状を手がかりに「脳の不思議な仕組みや働き」について考える。  「わくわくするほどおもしろい」脳の世界を、当代きっての神経科学者であり、幻肢の専門家である著者が、独自の切り口でわかりやすく読み解いてみせた、歴史に残る名著!  本書では、“脳の働きについていろいろな仮説を立て、それを立証するための実験をしているのだが、それはこうした症例が、「正常な心と脳の働きの原理を説明する事例であり、身体イメージや言語、笑い、夢などの解明に役立ち、自己の本質にかかわる問題に取り組む手がかりとなる」と考えているからだ。著者が提唱する仮説はどれも興味深いが、その一つに、左脳が一貫性のある信念体系(モデル)をつって現状維持をはかるのに対し、右脳は異常や矛盾を検出し、それがある閾値(いきち)に達するとモデル全体の改変を強行するという説がある。”……“いま脳の分野でいちばんホットなテーマといえば、いわゆる「脳のハードプロブレム」、意識をめぐる問題だろう。なかでもおもしろいのが、脳のニューロンの活動から、どのようにして「赤い」とか「冷たい」といった主観的世界の感覚が生まれるのかというクオリア問題だ(と私は思う)。著者は最終章の十二章で、それまでの章で紹介した症例や、実験結果や考察をまとめ、意識、クオリア、自己などについて言及している。”(本書・訳者あとがきより)  わかりやすい語り口で、次々に面白い実例を挙げ、人類最大の問題に迫り、その後の脳ブームの先駆けとなった現代科学の最先端を切り開いた話題作が、ついに文庫化! 解説:養老孟司 ●V・S・ラマチャンドラン:カリフォルニア大学サンディエゴ校の脳認知センター教授および所長。また、ソーク研究所の兼任教授でもある。10代の頃に書いた論文が科学誌「ネイチャー」に掲載された気鋭の神経科学者。視覚や幻肢の研究で知られ、その研究内容が新聞やテレビで報道され大きな反響を呼んだ。 切断された手足がまだあると感じる。体の一部を他人のものだと主張する。両親を本人と認めず偽物だと主張する。著者が出会った様々な患者の奇妙な症状を手掛かりに、脳の仕組みや働きについて考える。  目次  序  はじめに 第1章 内なる幻 第2章 「どこをかけばいいかがわかる」 第3章 幻を追う 第4章 脳の中のゾンビ 第5章 ジェイムズ・サーバーの秘密の生活 第6章 鏡のむこうに 第7章 片手が鳴る音 第8章 存在の耐えられない類似 第9章 神と大脳辺縁系 第10章 笑い死にをした女性 第11章 「双子の一人がおなかに残っていました」 第12章 火星人は赤を見るか  訳者あとがき  文庫版に寄せて  解説  原註  参考文献

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No.4
88

今テレビで話題の生物学者・五箇公一氏による“大人”向け生物学入門書! 『全力! 脱力タイムズ』などさまざまなメディアに出演! 異色の生物学者による“心に残る"生物学講義、開講!!

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No.5
88

人類は「生命の謎」とどう格闘してきたか。古代ギリシャの自然観から近代の進化論、現代の分子生物学まで、SF作家による科学啓蒙書 SF作家として知られるアシモフは、ボストン大学医学部の教授も務め、多くの科学啓蒙書も著した。古代ギリシャに始まる生物学は、博物学や医術、遺伝学や化学のあいだで揺れ動き、20世紀になってようやく、自然科学の一分野として体系がまとまり大きな進歩をとげた。この長く複雑な生物学の歩みを、アシモフは極めて平易に興味深く描き出す。人類は生命の謎にいかに取り組んできたか。いま最も熱い学問分野への恰好の入門書。 『われはロボット』『黒後家蜘蛛の会』などのSF作品やミステリーで世界中に読者をもつアイザック・アシモフは、作家であると同時に、ボストン大学医学部の教授を務め、生化学の研究者として多くの一般向け科学啓蒙書も著している。 本書は、アメリカの自然史博物館が出版したAmerican Museum Science Books という叢書の1冊として刊行された。 生物学は、生命についての関心から始まり、古代より長い歴史を持つが、博物学や医術、遺伝学や化学のあいだで揺れ動き、自然科学の一分野として体系がまとまり大きな進歩をとげたのは、20世紀に入ってからだった。特に20世紀後半の分子レベルで生命現象を捉える研究は日進月歩である。 こうした、長く、広範、複雑な生物学の歩みを、一人の著者が簡潔にまとめあげるのは至難の業だが、アシモフの博学と文才はそれをなんなくこなしている。 生命と非生命の境目はなにか。人類は生命の謎にいかに取り組んできたか。いま最も熱い学問分野の基礎知識を整理した、恰好の生物学入門書。 〔原本:『生物学小史』(「アシモフ選集」生物編1)、1969年、共立出版刊。 原著:A Short History of Biology, 1964〕 訳者まえがき 第一章 古代の生物学 科学のはじまり/イオニア/アテネ/アレキサンドリア/ローマ 第二章 中世の生物学 暗黒時代/ルネッサンス/過渡期 第三章 現代生物学の誕生 新しい解剖学/血液の循環/生化学のはじまり/顕微鏡 第四章 生物の分類 自然発生/種を配列すること/進化への接近/地質学的背景 第五章 化合物と細胞 気体と生物/有機化合物/組織と胚 第六章 進 化 自然選択/進化をめぐる争い/人間の進化/進化の支流 第七章 遺伝学のはじまり ダーウィン説の欠陥/メンデルのエンドウ/突然変異/染色体 第八章 生気論の衰微 窒素と食物/熱量測定/発酵/酵素 第九章 病気との闘い 種痘/病気の胚種説/細菌学/コン虫類/食物因子/ビタミン 第一〇章 神経系 催眠術/神経と脳/行動/神経電位 第一一章 血 液 ホルモン/血清学/血液型/ウイルス病/アレルギー 第一二章 物質交代 化学療法/抗生物質と殺虫剤/物質交代の中間物質/放射性同位元素 第一三章 分子生物学――タンパク質 酵素と助酵素/電気泳動とX線回折/クロマトグラフィー/アミノ酸配列 第一四章 分子生物学――核酸 ウイルスと遺伝子/DNAの重要性/核酸の構造/遺伝暗号/生命の起源

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No.6
83

プレートひしめく列島上に住む日本人にとって、最も必要なのに最も軽んじられている学問―ー「地学」の知られざる面白さを教えます! 東日本大震災を境に、日本列島は「大地変動の時代」に入ってしまった! 複数のプレートがひしめく恐るべき地理的条件にあるこの国で生き延びるには、「地学」の知識が不可欠だ。しかし、高校での履修率は低く、多くの人の地学リテラシーは中学レベルで止まったままである。ご存じ「地学の伝道師」が、地学の「おもしろいところ」「ためになるところ」だけを一冊に詰め込んだ、すべての日本人に捧げるサバイバルのための地学入門。 はじめに 第1章 地球は丸かった──人類がそのことに気づくまで コラム(1)鎌田先生はなぜ地学の研究者を志したのですか? 第2章 地球の歴史を編む──地層と化石という「古文書」 コラム(2)地学を研究していて最も驚いたことは? 第3章 過去は未来を語るか──斉一説と激変説 コラム(3)日本の地学研究や地学教育は世界で盛んなほうですか? 第4章 そして革命は起こった──動いていた大陸 コラム(4)日本の地学研究者はどのような業績をあげていますか? 第5章 マグマのサイエンス──地球は軟らかい コラム(5)最近の地学で最も目ざましい研究成果は何ですか? 第6章 もうひとつの革命──対流していたマントル コラム(6)地学研究において鎌田先生が最もこだわっているものは? 第7章 大量絶滅のメカニズム──地球が生物に襲いかかるとき コラム(7)大学で地学を学ぶにはどんな学部(学科)に進めばよいですか? 第8章 日本列島の地学──西日本大震災は必ず来る コラム(8)地学で学んだことを生かせる仕事にはどんなものがありますか? 第9章 巨大噴火のリスク──脅威は地震だけではない あとがき

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No.7
83

攻撃―悪の自然誌

コンラート・ローレンツ
みすず書房
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No.8
81
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No.9
81

地球に関わるあらゆる事象を丸ごと科学する学問は、未来を生きるための大切な知恵を教えてくれる。 宇宙や生命はどうやって生まれたのか。地球のエネルギー資源はどう作られているのか。気候変動や災害の原因は何か。ミクロからマクロまで、地球に関わるあらゆる事象を丸ごと科学する学問=地球科学は、未来を生きるための大切な知恵を教えてくれる。大人の学び直しにも最適な知的刺激に満ちた一冊。 第 1 章 地球・生命  1 「大ボラふき」で始まった宇宙  2 ブラックホール研究にノーベル物理学賞  3 ブラックホールの撮影成功  4 太陽系の誕生  5 地球型惑星と木星型惑星  6 冥王星は惑星ではない?!  7 月は地球の一億年後輩  8 もし月がなかったら  9 マグマオーシャンの誕生  10 原始大気の誕生  11 原始海洋の誕生  12 核・マントル・地殻の分化  13 生命が生きられる条件  14 巨大な「磁石」の地球  15 太陽風から生命を守る地磁気の「バリア」  16 動く大陸&割れる大地  17 大西洋の中央に巨大な山脈発見  18 海嶺が〝上陸〞したアイスランド  19 プルーム・テクトニクス理論の誕生  20 二億〜三億年後の「超大陸」  補講1 地球科学を学ぶ視座 第 2 章 環境・気象  21 熱輸送を支配する表層海流と偏西・貿易風  22 気候の安定に寄与する深層海流  23 台風発生のメカニズム  24 エルニーニョ現象とラニーニャ現象  25 貿易風の変化が農業とインフラに甚大被害  26 豪雨をもたらす積乱雲の連続  27 線状降水帯の災害を減らす六カ条  28 突然襲ってくる竜巻の被害  29 気流が吹き降ろす「ダウンバースト現象」  30 「炭素循環」が決める二酸化炭素濃度  31 変わる地球大気中の二酸化炭素濃度  32 固体地球の炭素循環とマントル対流  33 海水と大気の間で大循環する炭素  34 太陽との距離が平均気温に影響  35 太陽黒点の変化と地球の平均気温  36 異常気象と寒冷化を引き起こす大噴火  37 一九世紀のカルデラ噴火が引き起こした寒冷化  38 人類を絶滅寸前にした巨大噴火  39 二酸化炭素による地球温暖化への寄与度  補講2 人新世の地球科学 第 3 章 資源・エネルギー  40 海の原始生物が作った鉄鉱石  41 火山国・日本に埋もれる金鉱脈  42 特殊な噴火口が運んだダイヤモンド  43 産業の「ビタミン」レアメタルは地球上に偏在  44 レアアースをめぐる海洋探査  45 材料資源の宝庫コバルトリッチクラスト  46 脱炭素化で需要急増のリチウム  47 「枯渇しない」石油のナゾ  48 採取技術が進化する天然ガス  49 「シェール革命」のインパクト  50 可採年数「一三四年」の石炭  51 資源小国・日本で自給可能な石灰石  52 太古の豊かな海からの「贈り物」  53 「火山の恵み」の地熱資源  補講3 地球科学を築き上げた名著=ライエルの『地質学原理』 第 4 章 地震・津波・噴火  54 「大地変動」の時代に入った日本  55 首都直下地震のリスク  56 千年ぶりに直下型地震が頻発  57 二〇三〇年代に南海トラフ巨大地震  58 東日本大震災とケタ違いの被害  59 「プレ西日本大震災」  60 プレート沈み込みで地震多発  61 首都圏にひしめく三枚のプレート  62 平安時代との類似性  63 噴火予知のメカニズム  64 富士山噴火の降灰被害  65 一七年ぶり改定のハザードマップ  66 噴火前の「低周波地震」が前兆  67 北西―南東に広がる「側火口」  68 豊肥火山地域の活動再開  69 活発化する鹿児島・桜島  70 「一〇〇年に一度」大噴火で軽石漂着  71 地球の巨大な「裂け目」で噴火  72 トンガ海底火山の大噴火  補講4 地球科学を築き上げた名著――ウェゲナー『大陸と海洋の起源』  おわりに――地球科学に含まれる「実学」と「教養」  人名・事項索引

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No.10
81

CGと化石写真を駆使して生命37億年の驚異的な全貌を解説した大迫力図鑑。最新内容に全面改訂し、コンパクトなサイズで新登場。 世界初! 生命37億年の驚異的な全貌。CGと化石写真を豊富に使った全生物の大迫力図鑑。最新の研究に基づいて内容を全面改訂し、新しい図版を多数加えて、コンパクトなサイズで新登場。

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No.11
80

「生命とは何か」という永遠の命題に迫る! ●年を取ると一年が早く過ぎるのは、「体内時計の遅れ」のため。●見ている「事実」は脳によって「加工済み」。●記憶が存在するのは「細胞と細胞の間」。●人間は考える「管」である。●ガン細胞とES細胞には共通の「問題点」がある…など、さまざまなテーマから、「生命とは何か」という永遠の謎に迫っていく。発表当時、各界から絶賛され、12万部を突破した話題作をついに新書化。最新の知見に基づいて大幅な加筆を行い、さらに画期的な論考を新章として書き下ろし、「命の不思議」の新たな深みに読者を誘う。哲学する分子生物学者・福岡ハカセの生命理論、決定版! 【編集担当からのおすすめ情報】 『動的平衡』は発売当時から評判が高かった本ですが、今回、ES細胞やiPS細胞などについて最新の知見を踏まえ、加筆していただきました。さらに、『動的平衡』そのものについての、先生の研究成果を取り入れた画期的な論考を新章として追加しました。初めて読む方が面白く読めるのはもちろん、既に単行本で読んでいる方は、新章を読むことで「動的平衡」の深化がわかります! 「人間は考える管である」「見ている事実は脳によって加工されている」など、さまざまなテーマから「生命とは何か」を問う、傑作ノンフィクションを大幅加筆のうえ新書化! 新たな章で、画期的な仮説も発表する。

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No.14
78

利己的な遺伝子 <増補新装版>

リチャード・ドーキンス
紀伊國屋書店

「なぜ世の中から争いがなくならないのか」「なぜ男は浮気をするのか」-本書は、動物や人間社会でみられる親子の対立と保護、雌雄の争い、攻撃やなわばり行動などが、なぜ進化したかを説き明かす。この謎解きに当り、著者は、視点を個体から遺伝子に移し、自らのコピーを増やそうとする遺伝子の利己性から快刀乱麻、明快な解答を与える。初刷30年目を記念し、ドーキンス自身による序文などを追加した版の全訳。 人はなぜいるのか 自己複製子 不滅のコイル 遺伝子機械 攻撃-安定性と利己的機械 遺伝子道 家族計画 世代間の争い 雄と雌の争い ぼくの背中を掻いておくれ、お返しに背中をふみつけてやろう ミーム-新登場の自己複製子 気のいい奴が一番になる 遺伝子の長い腕

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No.15
78

生物の中で人間だけが隠れてセックスをし、生殖を目的としない性行為を楽しむ。人間社会のあり方を決定づけてきた性の謎に挑む。 ヒトはなぜ隠れてセックスをし、セックスそのものを楽しむのか。私たちの性はなぜ、かくも奇妙に進化したのか。人間社会のあり方を決定づけてきた性の謎に挑む。単行本サイエンスマスターズ12『セックスはなぜ楽しいか』を改題して文庫化。

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No.16
78

歌う動物、言葉をもったヒト。媚びを売るメス鳥?言葉をまねるゾウ?小鳥も赤ちゃんも、「文法の種」をもっている。高校生と考える、コミュニケーションの起源とこれから。 1章 鳥も、「媚び」をうる?-進化生物学で考えるコミュニケーション(隣の知らない人を、紹介してみよう コミュニケーションを考えることは、心のひみつに近づくこと ほか) 2章 はじまりは、「歌」だった-言葉の起源を考える(死ぬのが嫌なのは、人間だけ? 「未来」をつくっているものは何? ほか) 3章 隠したいのに、伝わってしまうのはなぜ?-感情の砂時計と、正直な信号(言葉で切り分けられる前の心 痛みを感じる魚、恐怖を感じるハチ? ほか) 4章 つながるために、思考するために-心はひとりじゃ生まれなかった(ダンゴムシを困らせてみると… 意識って、何だろう ほか)

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No.17
78

『しびれるくらいに面白い!』 最新の脳科学の研究成果を紹介する追加講義を新たに収録! あなたの人生も変わるかもしれない? 『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が大脳生理学の最先端の知識を駆使して、記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語り尽くす。 「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないか?」と、著者自らが語る珠玉の名講義。 メディアから絶賛の声が続々と! 『何度も感嘆の声を上げた。これほど深い専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい』――(朝日新聞、書評) 『高校生のストレートな質問とサポーティブな池谷氏の対話が、読者の頭にも快い知的な興奮をもたらす』――(毎日新聞、書評) 『講義らしい親しみやすい語り口はもちろん、興味をひく話題選びのうまさが光る』――(日本経済新聞、書評) 第1章 人間は脳の力を使いこなせていない 第2章 人間は脳の解釈から逃れられない 第3章 人間はあいまいな記憶しかもてない 第4章 人間は進化のプロセスを進化させる 第5章 僕たちはなぜ脳科学を研究するのか

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No.18
77

「生まれか育ちか」の時代は終わった。ゲノム解読で見えてきた遺伝子の驚くべき仕組み

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No.21
77

われわれはウイルスと共に進化してきた! 生命観を一変させる衝撃の科学書。解説/長沼毅

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No.22
77
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No.23
77

甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす"環世界"の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界像を知る旅にいざなう。行動は刺激に対する物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、今なお新鮮な科学の古典。 環境と環世界 環世界の諸空間 最遠平面 知覚時間 単純な環世界 知覚標識としての形と運動 目的と設計 知覚像と作用像 なじみの道 家と故郷 仲間 探索像と探索トーン 魔術的環世界 同じ主体が異なる環世界で客体となる場合

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No.25
76

まえがき 第一章 この問題に対して古典物理学者はどう近づくか? 第二章 遺伝のしくみ 第三章 突然変異 第四章 量子力学によりはじめて明らかにされること 第五章 デルブリュックの模型の検討と吟味 第六章 秩序、無秩序、エントロピー 第七章 生命は物理学の法則に支配されているか? エピローグ 決定論と自由意思について 岩波新書版(一九七五年)への訳者あとがき 二一世紀前半の読者にとっての本書の意義  ──岩波文庫への収録(二〇〇八年)に際しての訳者あとがき

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No.26
76

はしがき 第一章 生物の多様性と進化の考え  1 生物の多様性  2 事実としての生物進化  3 進化論発達の歴史   ラマルクとダーウィン   メンデルの貢献 第二章 遺伝学に基づく進化機構論の発達史  1 波瀾の幕開け  2 集団遺伝学の形成  3 進化総合説と淘汰万能主義  4 分子進化の研究と中立説  5 その他の進化理論 第三章 進化の道すじをたどる  1 生命の歴史のあらすじ  2 脊椎動物の進化  3 哺乳類の進化  4 霊長類の進化と人類の出現 第四章 進化要因としての突然変異  1 遺伝学的生命観  2 突然変異の性質と種類  3 遺伝子突然変異の本質  4 遺伝子突然変異の表現効果 第五章 自然淘汰と適応の考え  1 ダーウィンによる自然淘汰の考え  2 自然淘汰説の近代的発展 第六章 集団遺伝学入門  1 集団遺伝学とは  2 遺伝子頻度と交配様式  3 遺伝的な平衡について  4 遺伝的浮動について  5 集団中における突然変異遺伝子の行動 第七章 分子進化学序説  1 分子進化研究の前夜  2 分子進化を理解するための基礎知識  3 分子進化の速度の推定  4 分子進化の特徴  5 突然変異の種内への蓄積過程 第八章 中立説と分子進化  1 中立説による説明  2 分子レベルの種内変異  3 分子進化時計と分子系統学  4 中立進化に関連した他の話題  5 分子進化と表現型進化の橋渡し 第九章 進化遺伝学的世界観  1 進化の産物としてのヒト  2 優生の問題を考える  3 積極的優生と人類の未来  4 人類の宇宙的発展と進化 参考文献

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No.27
76

 はじめに 第1章 生物の多様性と適応  種の多様性  生活史・サイズその他における多様性  うまくできたデザインや行動 第2章 生命の長い鎖──つながっていく存在としての生物──  進化ということ  生き物の定義  遺伝子のもと──DNA  DNAの複製  タンパク質の合成  親から子へ  ゲノムと遺伝子  個体変異と進化  化石が語るもの  地球上のすべての生命のもと 第3章 自然淘汰と適応  適応が生じる仕組み  個体変異  個体群の増加  資源をめぐる競争  適応度  自然淘汰の働き  フィンチの嘴  嘴の厚さの変異と遺伝  誰が生き残ったか?  アノールトカゲの足  自然淘汰に目的はない  進化は進歩ではない  適応は万能ではない 第4章 変異の性質と淘汰の種類  変異の源泉  点突然変異  大規模な突然変異  遺伝子の重複  突然変異率  有害か有利か  組み替え  淘汰の種類──安定化淘汰・方向性淘汰・分断淘汰  中立な変異  分子進化の中立説  中立な変化の速度  ヘモグロビンのβ鎖  形態の変化と適応 第5章 新しい種の誕生  種とは何か?  新しい種の出現  種内変異とクライン  輪状種  異所的種分化  同所的種分化  種分化の速度  南極海に住むコオリウオの仲間の進化  種の多様性 第6章 進化的軍拡競争と共進化  アリとチョウの幼虫  食う・食われる・食われないの軍拡競争  花と動物  果実と動物  カッコウの托卵 第7章 最適化の理論  最適採食戦略  餌場の防衛  最適一腹卵数 第8章 頻度依存による自然淘汰  闘争とゲーム理論  タカ-ハトゲーム  進化的に安定な戦略  タカ-ハト-ブルジョワゲーム  タンガニーカ湖の魚の曲がった口  雄と雌の数──性比  フィッシャーの性比の理論  近親交配する昆虫の性比 第9章 雄と雌はなぜ違う?  有性生殖と無性生殖  雄と雌  性の起源の謎  有性生殖の二倍のコスト  赤の女王仮説  性淘汰の理論──性差はなぜあるのか?  ダーウィンの性淘汰の考え  繁殖の速度と性比  配偶者獲得をめぐる同性間の競争  配偶者の選り好み 第10章 進化の考えがたどった道  博物学の伝統と新世界の発見  リンネによる分類  ペイリーのデザイン論  進化の考え  ダーウィン登場  総合説の時代  現代の発展  おわりに  図版引用文献  キーワード

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No.28
76

妻の頭を帽子とまちがえてかぶろうとする音楽家、からだの感覚を失って姿勢が保てなくなってしまった若い母親、オルゴールのように懐かしい音楽が聞こえ続ける老婦人-脳神経科医のサックス博士が出会った奇妙でふしぎな症状を抱える患者たちは、その障害にもかかわらず、人間として精いっぱいに生きていく。そんな患者たちの豊かな世界を愛情こめて描きあげた、24篇の驚きと感動の医学エッセイの傑作、待望の文庫化。 第1部 喪失(妻を帽子とまちがえた男 ただよう船乗り ほか) 第2部 過剰(機知あふれるチック症のレイ キューピッド病 ほか) 第3部 移行(追想 おさえがたき郷愁 ほか) 第4部 純真(詩人レベッカ 生き字引き ほか)

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No.29
76

円周率22,500桁を暗唱、10ヵ国語を話す天才の「頭と心の中」をサヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年が語る感動の手記 『博士の愛した数式』の小川洋子さん絶賛。「思慮深く、優しい声で、ダニエルは私たちにそっと教えてくれる。この世界は、生きるに値する場所である、と」。円周率22,500桁を暗唱、10ヵ国語を話す天才の「頭と心の中」をサヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年が語る感動の手記。全米大ベストセラー! 数字と外国語の天才が「頭の中」を語った。2万桁以上の円周率暗唱記録を持ち、6ヵ国語を話す高機能自閉症の英国の青年が、半生をたどりながら、自分の内面世界を表現豊かに描き出す感動の記録。

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No.30
76

錯覚の科学 (文春文庫)

チャブリス,クリストファー
文藝春秋

ハーバード大学の俊才たちが、最先端科学実験で次々に明らかにする、あなたの記憶のウソ、認知の歪み、理解の錯覚。科学読み物。 文春文庫サイエンス&ビジネス第二弾!ハーバード大学の俊才たちが、最先端科学実験で次々に明らかにする、あなたの記憶のウソ、認知の歪み、理解の錯覚。科学読み物。

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No.31
76
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No.32
76
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No.33
76

動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。 第1章 動物のサイズと時間 第2章 サイズと進化 第3章 サイズとエネルギー消費量 第4章 食事量・生息密度・行動圏 第5章 走る・飛ぶ・泳ぐ 第6章 なぜ車輪動物がいないのか 第7章 小さな泳ぎ手 第8章 呼吸系や循環系はなぜ必要か 第9章 器官のサイズ 第10章 時間と空間 第11章 細胞のサイズと生物の建築法 第12章 昆虫-小サイズの達人 第13章 動かない動物たち 第14章 棘皮動物-ちょっとだけ動く動物

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No.34
76

遺伝子の突然変異だけでは、生命の進化は説明できない。そこには細菌細胞の融合と合体、共生というじつに生きものらしい過程があった!ヒトの細胞内にあるミトコンドリア、植物の光合成をになう葉緑体、神経や精子のしっぽまでが、遠い昔に合体した共生細菌だという-。生物学の常識に立ち向かい、ついに認められた「共生説」の第一人者が、生命の誕生、性の起源の謎に挑む。いま「共生」は生命観を支えるキーワードだ。 1 共生はいたるところに 2 正統に逆らう 3 取り込みで生じる個体 4 ブドウの名前 5 浮きかすから生まれた生命 6 受け継がれてきた性 7 上陸 8 ガイア

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No.35
76

外界と直接触れ合う皮膚は、環境の変化から生体を守るだけでなく、自己と他者を区別する重要な役割を担っている。人間のこころと身体に大きな影響を及ぼす皮膚は、脳からの指令を受ける一方で、その状態を自らモニターしながら独自の情報処理を行う。その精妙なシステムや、触覚・温度感覚のみならず、光や音にも反応している可能性など、皮膚をめぐる最新研究。 第1章 皮膚感覚は人間の心にどんな影響を及ぼすか 第2章 人間の皮膚ができるまで 第3章 皮膚の防御機能 第4章 表皮機能の破綻とその対策 第5章 皮膚の感覚について 第6章 皮膚が身体に発信するメッセージ 第7章 自己を生み出す皮膚感覚 第8章 彩られる皮膚 第9章 新しい皮膚のサイエンス

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No.36
76

    はじめに 第1章 赤ちゃんも老化している!?      ヒトはどのように死ぬのか?      老化しない生物もいる?──細菌と原生生物      不死身な生きものプラナリア      樹木という生き方      一つ一つの細胞が老化する──ヘイフリックの実験      なかなか老化しない細胞① 幹細胞、神経細胞      なかなか老化しない細胞② 生殖細胞      卵や精子も老化する      細胞が老化するとどうなる?      「プログラム仮説」と「エラー蓄積仮説」      死滅する神経細胞      脳の老化の原因      ヒト早期老化症(早老症)      個体の寿命は延ばせるの?      ホルモンと個体老化      閉経後の三〇年は「余計」ではない      おばあちゃん仮説      ホルモン治療で若返る?      個体の死と細胞の死      なぜヒトは死ぬのか? 第2章 いのちの回数券はある?      人生はカウントダウン?      ちょっと復習──細胞分裂とDNAの複製      DNA合成酵素の二つの「くせ」      それでも変異はたまっていく      iPS細胞も老化する      染色体の端っこ問題      テロメラーゼで元に戻す      テロメアは分裂回数を数える      テロメアは唯一のいのちの回数券か? 第3章 DNA修復という若返り術      メンデルと遺伝子──遺伝子って、何?      遺伝子はDNAでできている──大腸菌はえらい!      遺伝子は「情報」、DNAは「もの」      意外とか弱いDNA      発電所ミトコンドリアの功罪      強い味方! DNA修復機構      細胞周期を止めて傷を修復      修復機構の破たんは、病気を引き起こす      ゲノムの守護神p53      DNAの傷とガン化      ゲノムの傷と細胞の老化      新しい細胞に渡す「きれいなゲノム」      それでも傷つくゲノム──修復の限界 第4章 長生き遺伝子の解明      「長生き遺伝子」はあるのか?      環境も寿命を延ばす      ヒトの長寿遺伝子の探索      長寿遺伝子の正体      モデル生物を使った長寿遺伝子の探索      マウスは老化研究に向いていない!      三〇年生きるハダカデバネズミ      老化研究に最適な生きもの① ハエ、線虫      老化研究に最適な生きもの② 酵母菌      ゲノムには壊れやすいところがある      巨大反復配列リボソームRNA遺伝子      リボソームRNA遺伝子は裸の王様!?      遺伝子増幅機構の正体      Sir2とFob1は寿命に関わる遺伝子である      rDNAが寿命を決めている!      ヒトでもrDNAは老化速度を決めている?      サーチュインとrDNA      細胞老化のrDNA仮説      長寿遺伝子を活性化させるには      NMNは夢の若返り薬か? 終章 寿命はなぜ決まっているのか      老化がなければ人類絶滅!?      寿命が延びると幸せか?      老化は必要?      老化はガンを防ぎ、生きものを進化させた!      高齢になるとガンになるのはなぜ?      ヒトの寿命は操れるか?      最後はガンと認知症との戦いか?      人類は長寿社会を維持できるか      少子化を少しでもくい止めるには      科学にウルトラCを期待しない      寿命はなぜあるのか     おわりに     キーワード

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No.37
76

人間よ、アリから学べ! 20万部突破の大ヒット単行本、文庫化! 働き者として知られる働きアリだが、実はその7割はいつも休んでいて、1割は一生働かない! だがこの事実にこそ、組織存続への秘密が隠されているのだという。これを発見した生物学者が著した、新感覚の生物学。 働き者として知られる働きアリだが、実はその7割はいつも休んでいて、1割は一生働かない! だがこの事実にこそ、組織存続への秘密が隠されているのだという。これを発見した生物学者が著した、新感覚の生物学。

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No.38
76

琉球列島に生息する右巻きのカタツムリが、カタツムリを捕食するヘビから逃れるために左巻きへと進化したという仮説を、西表島でのフィールドワークを通して解説する。 はじめに 第1章 生き物の右と左 一 体の左右がひっくり返るという進化   右利きと左利き    コラム 人間の利き手   古代湖の鱗食魚    コラム 進化の実験場-古代湖   イスカの嘴   鏡像花   左ヒラメの右カレイ   左右が逆転する進化 二 左巻きのカタツムリ   カタツムリの巻き型と交尾    コラム 種と、種分化と、種分化遺伝子   謎解きの始まり    コラム 「フィンチの嘴」 第2章 右利きのヘビ 一 「右利きのヘビ仮説」   きっかけは妄想から   イワサキセダカヘビとは?   カタツムリの食べ方   小さな確信 二 スロー・スターター   迷いの日々   理解者現る   砂をかむような日々 三 右利きのヘビ、発見!   小ビンの中の大発見   標本の威力 四 博物館のチカラ   標本を借りる   来る日も来る日もレントゲン   見えてきた歯列非対称性の全貌    コラム 表現型と遺伝型 第3章 西表島で調査する 一 島の暮らし   ヤマネコのすむ島   人の住む島    コラム 初の沖縄旅行  二 調査生活   住居編   物資購買編   交通手段編    コラム カタツムリの標識方法 三 夜の森にひとり   リベンジ   かすかな手がかり   森へ    コラム 調査の装備-服装・小物編    コラム 調査の装備-ライト編   夜の住民   魑魅魍魎   危険な生き物   眠れる住人    コラム ヘビの食性 四 幻のヘビ   アスファルトの川   路上のヘビ   餌食になったのは?   フンの中の真実    コラム 学会発表とは 第4章 検証・右利きのヘビ仮説 一 奇跡の実験   突然変異のカタツムリ    コラム 巻き型の遺伝様式   ニッポンマイマイ属   ホタルの島   植物園の地下室    コラム 私と京都大学植物園   試行錯誤   撮影の成功   結果が出た!   もうひとつの右利き   奇跡の実験    コラム 巻き型二型の謎1:クビレポリネシアマイマイ    コラム 巻き方二型の謎2:マレーマイマイ 二 博士を目指す   恐怖の公聴会   進化学会、再び    コラム 口頭発表でのトラブルあれこれ   「右利きのヘビ仮説」の検証   机上地球紀行   永遠は時々一瞬で終わる    コラム カタツムリとは 三 研究の終着駅   目指せ、論文投稿   痛恨のリジェクト   最後のあがき   一瞬の栄光   まだ、何も終わっていない あとがき 参考文献 索引

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No.39
76

私たちのからだを構成する数十兆という細胞がすべて同じなら、とても人間のような生物はできない。細胞たちは数百種類の技能集団に分けられ、外観・機能ともに、じつに多彩だ。たとえれば「パスタづくりの巨匠」「穴の底に住む怪人」「宝石づくりの魔術師」「スポーツ万能」…。多士済々の細胞紳士たちの姿を、最新技術によってとらえた。 人体ビルの建築士 領地を仕切る人垣 家内工場フル回転 選びぬかれた防衛隊 運河の街の生活者 運動のエリート 情報社会の管理職 能力は管理職なみ 子づくりの担当

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No.41
76

ワトソン DNAを語る 分子生物学の生き証人が語るDNAと生命の神秘 遺伝学の歴史から、クリック、ウィルキンスとの出会い、二重らせん発見のドラマ、遺伝子組み換え農業、ヒトゲノム計画の舞台裏までを分子生物学の第一人者が赤裸々に語る。 序章 生命の神秘 第1章 遺伝学の始まり――メンデルからヒトラーまで 第2章 二重らせん――これが生命だ 第3章 暗号の解読――DNAから生命へ 第4章 神を演じる――カスタマイズされるDNA分子 第5章 DNAと金と薬――バイオテクノロジーの誕生 第6章 シリアル箱の中の嵐――遺伝子組み換え農業 第7章 ヒトゲノム――生命のシナリオ

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No.42
76

これまで意味がないと思われてきたDNAの98%を占める非コードDNA領域が、生命の謎を解く最大の鍵だった。研究の最前線を紹介 サルとヒトで遺伝子はほとんど同じなのに、なぜ見た目はこんなにも違うのだろう? ヒトゲノムのうち遺伝子部分はわずか2%。遺伝子ではない「98%」にヒトの秘密が隠されていた! かつてはゴミ扱いされた”ジャンクDNA”が生命の謎を解き明かす。 ●サルとヒトで遺伝子はほとんど同じなのに、なぜ見た目はこんなにも違うのだろう? ヒトゲノム(ヒトの全遺伝情報)のうち、遺伝子部分はわずか2%。残りの98%は「非コードDNA」と呼ばれ、意味のない無駄なものと長らく考えられてきました。意味がない=ゴミということで「ジャンクDNA」とさえ呼ばれていたのです。ところが、じつはこの”ゴミ”こそが生命の不思議に迫る重要な役割を担っていることが近年になって分かってきました。サルとヒトの違いを生み出し、老化と寿命に関わり、進化の原動力ともなる「非コードDNA」の仕組み、そして驚きの発見の数々をエピソード豊富に紹介します。 【著者紹介】小林武彦(こばやし・たけひこ) 1963年生まれ。九州大学大学院修了(理学博士)、基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、東京大学分子細胞生物学研究所教授。日本遺伝学会会長。科研費新学術領域研究「ゲノムを支える非コードDNA領域の機能」代表。生命の連続性を支えるゲノムの再生(若返り)機構を解き明かすべく日夜研究に励む。海と演劇をこよなく愛する。著書に『寿命はなぜ決まっているのか──長生き遺伝子のヒミツ』(岩波書店)など。 ~~「はじめに」より~~  あなたの体で無駄な部分はありますか?  私の場合はお腹についた脂肪くらいで、他の部分はないと困るところばかりです。髪の毛はだいぶ薄くなってきましたが、別にいらないわけではありません。「日除け」としても働いているし、全部なくなると冬はおそらく寒いです。(中略)  進化の法則によると、「個体」のレベルでは環境に適応できたものは生き残り、そうでないものは絶滅していきます。この法則からすれば、体の中には不要なものなどあるはずがないということになります。(中略)  ところが、じつはヒトゲノムの98%は「遺伝子」の情報を持たない領域だったのです。いわば「意味のない無駄な情報」といえます。しかし、生物はこんな無駄を許すのでしょうか? じつはこの領域こそが生命を誕生させ、ヒトをヒトたらしめ、進化の原動力として働いた重要な装置であることが分かってきました。本書ではこの謎に満ちた暗黒領域「非コードDNA」に光をあて、最新の情報をもとにその役割について解説します。 はじめに 第1章 非コードDNAの発見、そしてゴミ箱へ 第2章 ゴミからの復権 第3章 非コードDNAと進化 第4章 非コードDNAの未来 おわりに 参考図書

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No.43
76

細胞同士のかかわり合いが生物の体をつくりあげていく発生現象のメカニズムを、最新の成果とともにわかりやすく解説。 生命の神秘が集約された「発生」の驚異! 卵というたった一つの細胞が受精して分裂を繰り返し、骨、筋肉、皮膚、内臓をつくり、複雑な構造の成体となる。この「発生」の仕組みと謎に挑む生物学の最新成果。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(ブルーバックス・2003年5月刊) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 第1章 動物の体と形づくり 第2章 細胞分化のメカニズム 第3章 体をつくる最初の情報 第4章 胚誘導――コミュニケーションの始まり 第5章 体軸をつくる「分子」 第6章 器官形成――部分のパターンをつくる誘導 第7章 ガンと老化 第8章 再生医学の可能性

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No.44
76
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No.45
76

センス・オブ・ワンダー

レイチェル・L. カーソン
新潮社
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No.46
76

われらの時代の最大の科学のドラマ-分子生物学の誕生と生化学の確立に深くかかわった科学者が自らの研究生活を回想し、現代科学文明を鋭く批判、そのあるべき姿を示す。世紀末ヴィーン、二つの世界大戦を含む激動の時代のベルリン、パリ、アメリカの諸都市の様相も活写され、「青春の文学」とまで評価された自叙伝の名著。 理性の熱病 白き血、紅き雪 居心地悪さの効用 内部のアウトサイダー 子供が外出するには悪い夜 より愚かに、また、より賢明に 砕かれた断片をほめたたえて 学部とその持主 幸福な家族と、その不幸な家族員たち 名前と顔の大海 太陽と死 純銀製のメダル 年に見合って払え 熱さと灰色のもとでの 世界住来からの知識の増大〔ほか〕

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No.47
76

ハーバードで脳科学研究を行っていた女性科学者を襲った脳卒中――8年を経て「再生」を遂げた著者が贈る驚異と感動のメッセージ。 脳科学者である「わたし」の脳が壊れてしまった――。ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた彼女は37歳のある日、脳卒中に襲われる。幸い一命は取りとめたが脳の機能は著しく損傷、言語中枢や運動感覚にも大きな影響が……。以後8年に及ぶリハビリを経て復活を遂げた彼女は科学者として脳に何を発見し、どんな新たな気づきに到ったのか。驚異と感動のメモワール。

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No.48
76

セックス、薬物、アルコール、高カロリー食、ギャンブル、慈善活動……最新科学でここまでわかった、なぜ私たちはあれにハマるのか? セックス、薬物、アルコール、高カロリー食、ギャンブル、慈善活動……数々の実験とエピソードを交えつつ、快感と依存のしくみを解明。最新科学でここまでわかった、なぜ私たちはあれにハマるのか?

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No.49
76

あのNHKスペシャルが遂に文庫化! 第10回パピルス賞受賞作! 私達は身体ではなく「心」を進化させてきたのだ――。人類の起源を追い求め、約20万年のホモ・サピエンスの歴史を遡る。構想12年を経て映像化された壮大なドキュメンタリー番組が、待望の文庫化!! 私達は身体ではなく「心」を進化させてきたのだ――。人類の起源を追い求め、約20万年のホモ・サピエンスの歴史を遡る。構想12年を経て映像化された壮大なドキュメンタリー番組が、待望の文庫化!!

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No.51
76

あなたの心を微生物たちはいかに操っているのか? あっと驚く、巧妙なからくりを明かす! amazon.com ベストブック! ::: あなたの心を、微生物たちはいかに操っているのか? ::: 微生物などの寄生生物は、私たちの脳神経に影響を与え、 感情や行動を操っている。 たとえば、気分や体臭、人格・認知能力を変えたり、 空腹感・体重もコントロール。 ネコやイヌからうつる寄生生物が、 交通事故や学習力低下の要因になりうることも明らかに。 また、人々の嫌悪感に働きかけ、道徳や文化、 社会の相違にまでかかわる。 その脳を操るワザは、あっと驚くほど巧妙だ。 こうした操作力を逆利用して、 うつや不安、ストレスを和らげる療法も開発中。 この分野(神経寄生生物学)の先端科学者たちに取材、 複雑精緻なからくりに迫っていく。 ★amazon.com ベストブック(月間)! きわめてオリジナルで、思考を刺激し、恐しくどきどきさせる・・・必読の1冊だ。 ーージョン・フォロ(amazon シニアエディター) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ::著者:: キャスリン・マコーリフ サイエンスライター。多くのメディアに科学記事を執筆し、数々の賞を受賞。 年間の最も優れた科学記事を掲載するアンソロジー 『ベスト・アメリカン・サイエンス・ライティング』にも選ばれている。 ::訳者:: 西田美緒子 翻訳家。訳書は、ペネロペ・ルイス『眠っているとき、脳では凄いことが起きている』、 ジェンマ・エルウィン・ハリス編著『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』、 フランク・スウェイン『ゾンビの科学』など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

::目次:: はじめに: マインドコントロールの達人 第1章: 寄生生物が注目されるまで 第2章: 宿主の習慣や外見を変える 第3章: ゾンビ化して協力させる 第4章: ネコとの危険な情事 第5章: 人の心や認知能力を操る 第6章: 腸内細菌と脳のつながり 第7章: 空腹感と体重をコントロールする  第8章: 治癒をもたらす本能 第9章: 嫌悪と進化 第10章: 偏見と行動免疫システム 第11章: 道徳や宗教・政治への影響 第12章: 文化・社会の違いを生み出す

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No.52
76

体内微生物の生態系が破壊され、さまざまな問題を引き起こしている! 微生物生態系のしくみと健康との関係を科学的に解き明かす!

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No.53
76

みんな微生物が作り出していた!植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、同じ働き方をしている。 肥満、アレルギー、コメ、ジャガイモ―― みんな微生物が作り出していた! 植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、 同じ働き方をしている。 はじめに――農地と土壌と私たちのからだに棲む微生物への無差別攻撃の正当性が疑われている 第1章  庭から見えた、生命の車輪を回す小宇宙 死んだ土 堆肥を集める 夢にみた庭づくり 夏の日照りと冬の大雨 スターバックスのコーヒーかすと動物園の糞 手品のように消える有機物 花開く土壌生物の世界 五年間でできた沃野 庭から見えた「自然の隠れた半分」 第2章  高層大気から胃の中までどこにでもいる微生物 どこにでもいる微生物 生き続ける原始生物 遺伝子の水平伝播もしくはセックスによらない遺伝的乱交 牛力発電 第3章  生命の探究生物のほとんどは微生物 自然の名前――リンネの分類法 ちっぽけな動物たち――顕微鏡の発見 発酵する才能――パスツールが開いた扉 生命の木を揺さぶる手――ウーズの発見 ウイルスの分類 第4章  協力しあう微生物 なぜ「種」という概念が疑わしくなるのか 微生物の共生 細胞の一部でありながら一部ではない――ミトコンドリアと葉緑体 マーギュリスとグールド シンビオジェネシス――別個の微生物が合体する 生命の組み立て 第5章  土との戦争 氷期のあとで 光合成の発見 最少律 小さな魔法使い 還元の原則――ハーバーボッシュ法とハワードの実践的実験 化学肥料はステロイド剤 触媒としての微生物 「農業聖典」とアジアの小規模農業 土壌の肥沃度についてのパラダイムシフト 第二次大戦と化学肥料工場 第6章  地下の協力者の複雑なはたらき 土中の犬といそがしい細菌 太古のルーツ 根圏と微生物 食べ物の力 植物と根圏微生物の多彩な相互作用 菌類を呼ぶ――植物と菌類のコミュニケーション 沈黙のパートナー――土壌生態学が解明する地下の共生・共進化 第7章  ヒトの大腸微生物と免疫系の中心地 がんが見つかる 手術後に考えたこと――がんと食生活 サケの遡上と川の環境 コーヒーとスコーンの朝食 がん予防の食事――ハイジの皿 美食の海で溺れる 食事をラディカルに見直す 食べる薬を栽培する菜園 ヒトマイクロバイオーム・プロジェクト 人体の中の微生物 大腸はなぜ免疫系の中心なのか 第8章  体内の自然 減った病気と増えた病気 免疫の二面性 過ぎたるはなお 二つの免疫 恐れ知らずの探検家 抗原という言語 炎症のバランス 微生物の協力者 共生生物の種 バクテロイデス・フラギリスの奇妙な事例 ちょうどよい炎症 太古からの味方 第9章  見えない敵細菌、ウイルス、原生生物と伝染病 ポリオ 天然痘 センメルワイス反射 第10章  反目する救世主コッホとパスツール シルクとパスツール 顕微鏡とコッホ 細菌の分離 細菌論のルーツ――培養できる微生物に限定される 奇跡の薬 奇跡の値段 第11章  大腸の微生物相を変える実験 内側からの毒――腸内微生物と肥満 脂肪の二つの役割 腸内細菌相の移植 消化経路――胃・小腸・大腸の役割 ゴミを黄金に――大腸での発酵細菌の活躍 第12章  体内の庭 プレバイオティクス 婦人科医療と細菌のはたらき 糞便微生物移植の効果 穀物の問題――完全だった栄養パッケージをばらばらにする 内なる雑食動物 食生活を変えて腸内の微生物ガーデニングを意識する 第13章  ヒトの消化管をひっくり返すと植物の根と同じ働き 自然の預言者 減った栄養素 諸刃の遺産 ミクロの肥料 見えない境界線――根と大腸は同じはたらき 第14章  土壌の健康と人間の健康おわりにかえて  謝辞  訳者あとがき  キーワード解説  (巻末より)原註 参考文献 索引

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No.54
76
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No.55
76

1909年、カナダで5億年前の不思議な化石小動物群が発見された。当初、節足動物と思われたその奇妙奇天烈、妙ちくりんな生きものたちはしかし、既存の分類体系のどこにも収まらず、しかもわれわれが抱く生物進化観に全面的な見直しを迫るものだった…100点以上の珍しい図版を駆使して化石発見と解釈にまつわる緊迫のドラマを再現し、歴史の偶発性と生命の素晴らしさを謳いあげる、進化生物学の旗手グールドの代表作。

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No.56
76

ダーウィン、グールドをも悩ませた爆発的進化の原因とは?5億4300万年前、生命最初の「眼」がすべてを変えた。生物はなぜ、突然、爆発的に進化したのか?そのカギをにぎる「光スイッチ」とは-。生命史最大の謎に迫る、驚きの新仮説。 第1章 進化のビッグバン 第2章 化石に生命を吹き込む 第3章 光明 第4章 夜のとばりにつつまれて 第5章 光、時間、進化、第6章 カンブリア紀に色彩はあったか 第7章 眼の謎を読み解く 第8章 殺戮本能と眼 第9章 生命史の大疑問への解答 第10章 では、なぜ眼は生まれたのか

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No.57
75
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全ての人にオススメしたい書籍。我々ホモ・サピエンスはなぜここまで繁栄することができたのかを著名人類学者が語る。全世界で大ヒットしているだけあって非常に面白い。ボリューミーだが、目からウロコの内容ばかりでどんどん読み進められる。
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