【2024年】「関ヶ原」のおすすめ 本 147選!人気ランキング
- 燃えよ剣(上) (新潮文庫)
- 関ケ原(上) (新潮文庫)
- 新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-67)
- 新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-76)
- 新装版 炎環 (文春文庫) (文春文庫 な 2-50)
- 新選組血風録 新装版 (角川文庫)
- 宮本武蔵(一) (新潮文庫)
- 村上海賊の娘(一) (新潮文庫)
- 国盗り物語(一) (新潮文庫)
- 壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)
この作品は、幕末の動乱期に新選組副長として剣に生きた土方歳三の生涯を描いています。彼は武州石田村の百姓の子として生まれ、喧嘩好きと組織作りの才能を活かして、新選組を強力な集団へと成長させました。物語は、彼の影響が日本の歴史にどのような波紋を投げかけたかを探ります。著者は司馬遼太郎で、彼の作品は歴史小説の新たな地平を切り開き、多くの賞を受賞しています。
新選組の土方歳三の視点で、幕末を描いた小説。新選組の存在や土方歳三の存在はもちろん知っていたが、具体的にどんな人だったのか?は知らなかった。燃えよ剣を読んで強い組織の作り方や時流に乗る大切さや信念を貫き通すかっこよさなどを学べた。歴史が好きならぜひ読むべき1冊。
この作品は、豊臣政権の崩壊と家康による権力掌握を描いた歴史小説で、戦国時代の主要な武将たちの人間像を浮き彫りにしています。著者の司馬遼太郎は、戦闘の詳細や人物の苦闘を通じて、歴史の深い洞察を提供しています。
坂本龍馬の半生を綴った物語。坂本龍馬に対して歴史の教科書で学ぶくらいの知識しかなかったが、これを読むことで幕末の時代を駆け抜けた坂本龍馬という男に対する理解が深まる。激動の時代を生き抜く今の日本を形作った男の生き様を知ることで勇気をもらえる。
永井路子の代表作が大きな活字の新装版で登場。源頼朝の挙兵から鎌倉幕府の成立までを描き、武士たちの情熱と野望を鮮烈に表現した直木賞受賞の歴史小説。著者は東京女子大学卒業後、文筆業に入り、数々の文学賞を受賞している。
関ヶ原で生き延びた武蔵と又八は、お甲・朱実母娘の助けを受けた後、武蔵は故郷に戻るが追われる身となる。憎しみに満ちた武蔵は次々と敵を討つが、沢庵は「護るための剣」とは何かを問いかける。武蔵が二天一流の開祖に至るまでの成長を描いた物語。著者は吉川英治。
戦国時代の初期、松波庄九郎は妙覚寺で「智恵第一の法蓮房」として知られていたが、還俗し京の油商奈良屋の財産を奪う。彼は美濃ノ国を「国盗り」の拠点とし、若き日の斎藤道三が牢人から土岐頼芸の腹心に至るまでの策略と活躍を描いた歴史物語。著者は司馬遼太郎、彼は数々の歴史小説を発表し、文化勲章を受章した。
小雪舞う一月の夜、大坂の南部藩蔵屋敷に満身創痍の侍・吉村貫一郎が到着する。彼は貧しさから脱藩し、新選組に入隊したが、「人斬り貫一」と恐れられ、守銭奴と蔑まれながらも、困っている人々には優しさを持って接していた。元新選組隊士や教え子たちが彼の非業の生涯を語る物語で、浅田次郎の作品として高く評価されている。
天正10年(1582年)、織田・徳川連合軍により武田軍団が滅ぼされ、真田昌幸は孤立します。彼は武勇と知謀を駆使して天下の動向を探りつつ、織田信長に一時臣従しますが、さらなる驚くべき出来事が待ち受けています。著者は池波正太郎で、彼は多くの人気作品を残し、急性白血病で亡くなりました。
戦国時代、豊臣秀吉が関東の北条家に攻撃を仕掛ける中、難攻不落の「浮城」忍城を守る成田長親は、わずか500の兵で秀吉の約2万の大軍に立ち向かう。長親は従来の武将とは異なり、武・智・仁をもって領民の信頼を得ている。本作は新しい英傑像を描いた戦国エンターテインメント小説で、40万部を超え、本屋大賞で第2位を獲得した。著者は和田竜。
中国清朝末期、極貧の少年・春児は占い師の予言を信じ、幼なじみの文秀と共に都へ向かう。二人はそれぞれの志を胸に宿命に挑む。物語は希望と成長を描いたベストセラー作品であり、著者は浅田次郎。
日本の卑弥呼の時代、中国では後漢の霊帝のもとで政治が腐敗し、民衆が苦しんでいた。そんな中、楼桑村の青年劉備は、同志関羽と張飛と共に桃園で義盟を結び、害賊を討つことを誓う。これにより、100年にわたる治乱興亡の壮大なドラマが展開される。
織田信長が天下布武を掲げていた時期、陸奥の南部家では内紛が続いていた。九戸党の棟梁・政実は新たな時代を予見し、宗家を見切る。戦の天才「北の鬼」九戸政実が一族を率いて東北を駆け巡る物語が描かれた、著者の故郷を舞台にした歴史巨編「陸奥3部作」の最終章が文庫化された。著者は高橋克彦。
1789年。フランス王国は破産の危機に瀕していた。大凶作による飢えと物価高騰で、苦しむ民衆の怒りは爆発寸前。財政立て直しのため、国王ルイ16世は170余年ぶりに全国三部会を召集する。貴族でありながら民衆から絶大な支持を得たミラボーは、平民代表として議会に乗り込むが、想像もしない難題が待ち受けていた-。男たちの理想が、野望が、歴史を変える!一大巨編、ここに開幕。
本書は、前753年にロムルスと3千人のラテン人によってローマが建国され、前509年に共和政へ移行するまでのローマの歴史を描いています。ローマは王政の下で国家の形を整え、後にギリシア文明を視察し成文法の制定に取り組みます。著者は塩野七生で、ローマ帝国の興亡を一千年にわたって探求しています。
… 石田三成は単なる「忠義」の臣だったのか? 戦国の構造改革を成し、家康と戦った真の理由とは? 新出文書や大谷吉継、直江兼続ら盟友との関係にも触れつつ、新たな三成像に迫る野心作。 知将「石田三成」は、豊臣政権の転覆を図る徳川家康に、敢然と立ち向かった「忠義」の臣として、多くの人に受け入れられている。しかし、三成の評価は、単なる「忠義」の臣でよいのか? 三成は秀吉のもと、戦国時代後の理想国家を夢みて、太閤検地や兵農分離などの政策を行っていた。それは、社会に浸透したさまざまな既得権を奪うもので、まさしく戦国の構造改革であった。三成は、この改革を断固実現した政治家としてこそ、正当に評価されるべきである。彼は「私恩」のために家康と戦ったのではない、家康と目指す国家が違うために立ち上がったのである。この本では、大谷吉継や直江兼続ら盟友との関係にも触れつつ、新出文書も踏まえながら新たな三成像を提示する野心作。 はじめに 一 三成の誕生と出仕 石田三成の人物像/三成の出生地と祖先/三成と秀吉との出会い/父と兄─正継と正澄─ 二 秀吉の家臣として 賤ヶ岳合戦前後の三成/奉行としての三成/薩摩島津氏と三成/博多復興と筑前代官 三 天下人秀吉と三成 小田原北条氏攻めと三成/常陸佐竹氏と三成/奥羽仕置と三成/朝鮮出兵と三成 四 佐和山城主 石田三成 佐和山城主時代の三成文書/三成が佐和山領に出した村掟/佐和山城の城と城下町 五 西軍の関ヶ原 信濃真田氏と三成/直江兼続と石田三成/西軍の関ヶ原/石田三成の捕縛/佐和山城の戦い おわりに─三成の改革が目指した社会と精神─ 古文書釈文集
本書は、日本の歴史を網羅し、教科書には載っていない意外なエピソードも紹介する楽しい日本史の決定版です。旧石器時代から平成までの各時代を分かりやすく解説し、現代人が人生をより良く生きるためのヒントを提供しています。著者は教育評論家の後藤武士氏で、全国で講演活動を行っています。
信玄の死後、武田軍を率いる勝頼は、信長や秀吉といった敵軍、さらには内部の敵とも戦いながら天下掌握を目指す。長篠の合戦を舞台に、男たちの熱いドラマと壮絶な戦闘を描いた歴史長編小説。著者は伊東潤で、数々の文学賞を受賞している。
中世島津氏、戦後初の本格的通史!鎌倉時代から明治維新まで、九州南部(薩摩・大隅・日向)を守護・戦国大名・藩主として統治した日本を代表する名門島津氏。初代忠久から著名な義久・義弘・歳久・家久四兄弟の活躍まで、名門の誕生潭とも言える中世島津氏の歴史を、わかりやすい図説形式でひもとく。執筆は島津氏研究をリードする新名一仁・栗林文夫・久下沼譲氏が担当。関係史跡の写真・地図を多数掲載し、本書を片手に現地を歩きたくなる1冊です。 Ⅰ 島津氏の誕生と薩摩支配の足固め 治承3年(1179)~元弘3年(1333) Ⅱ 南北朝内乱と九州の激闘 建武元年(1334)~応永3年(1396) Ⅲ 一族・国一揆との戦いに明け暮れた室町時代 応永3年(1396)~文明6年(1474) Ⅳ 島津氏の戦国大名化 文明6年(1474)~天文21年(1552) Ⅴ 島津氏の最盛期と四兄弟の活躍 天文23年(1554)~天正6年(1578) Ⅵ 九州統一戦と豊臣政権との対決 天正6年(1578)~天正15年(1587) Ⅶ 豊臣政権下の島津家と関ヶ原の戦い 天正15年(1587)~慶長8年(1603)
本書を読んでも天下は取れません。 でも、人生をカッコよく生きるヒントは見つかるかも。 小説、マンガ、映画にゲーム……戦国時代に活躍した武将たちは500年経った今でも私たちを魅了してくれます。それは、戦国武将がカッコいいから。見た目・容姿ではなく、生き方・考え方がカッコよく、魅力的なので現代の大人も子どもも惹かれ続けるのです。 本書では、そんな戦国武将のカッコいい逸話を30話揃えました。 「何度、失敗してもあきらめなかった戦国武将」 「気づかいを評価され出世した戦国武将」 「どうやって謝れば許してもらえるか考えぬいた戦国武将」……などなど どの逸話も今を生きる私たちに「気づき」を与えてくれるはず。 本書を読んでも天下は取れませんが、 人生をほんのちょっとカッコよく生きるヒントが見つかるかもしれません。 暗記なんて必要なし! 好きなったら一生、忘れない。 年号や出来事の暗記は歴史の勉強を嫌いにさせる元凶。本書では、人物にスポットを当てて、面白い逸話をショートストーリーとしてまとめましたので、どこから読んでも楽しめて、自然と人物や用語、出来事が覚えられます。カッコいいイラストともに戦国武将を好きになれば、忘れる事はありません。1話3分程度で読めますので朝読にも最適です。
本書は、1945年の敗戦後、日本で一人の男、国岡鐡造が石油会社「国岡商店」を立ち上げ、困難を乗り越え再起を図る物語です。彼は全てを失いながらも、従業員を守りつつ、石油を武器に新たな戦いに挑む姿を描いています。著者は百田尚樹で、作品は経済歴史小説として感動的な内容が特徴です。
上司に反対意見を述べた忍城攻め、真田家との密な交友、長期戦を狙って関ヶ原の合戦など、石田三成の書状からその生き方に迫る。 上司に反対意見を述べた忍城攻め、情報戦を制した賤ヶ岳の合戦、真田家との密な交友、趣味の鷹狩り、長期戦を画策していた関ヶ原の合戦など、石田三成本人の書状からその生き方に迫る、戦国の人生読本。 上司に反対意見を述べた忍城攻め、情報戦を制した賤ヶ岳の合戦、真田家との密な交友、趣味の鷹狩り、長期戦を画策していた関ヶ原の合戦など、石田三成本人の書状からその生き方に迫る、戦国の人生読本。 一章【仕官】最古の記名書状―賤ヶ岳合戦 二章【邂逅】若き日の直江兼続との出会い 三章【葛藤】忍城水攻めで上司に反対意見 四章【苦悩】朝鮮の役後を予見した連署状 五章【理想】加増辞退、佐和山に留まる旨 六章【治世】公正さを求めて―領民宛掟書 七章【趣味】鷹狩マニアとして―中納言宛 八章【交友】立場を越えて―真田信幸宛 九章【決別】家康弾劾―内府ちがひの条々 十章【死闘】三成決起―直後の真田昌幸宛 十一章【危機】岐阜城陥落、大垣から関ヶ原へ 十二章【最期】辞世「残紅葉」
「講談社 火の鳥伝記文庫」の人気タイトル『新選組』が青い鳥文庫として再刊行されました。この作品は、幕末の京都で幕府のために戦った新選組の活躍を描いており、隊のリーダー近藤勇や参謀土方歳三、剣士沖田総司の物語を通じて動乱の時代を表現しています。巻末には人物伝があり、小学上級から中学生向けにふりがなが付されています。著者は歴史雑誌の編集者である楠木誠一郎、イラストは漫画家の山田章博が手がけています。
現代のヒーロー“光る君”として描かれた源氏物語の新たな解釈を通じて、平安時代の愛と葛藤を描いた長編小説。美貌と知性を持つ源氏が、許されぬ恋や苦しい恋を重ねる様子が描かれ、上巻には特定の巻が収められている。著者は田辺聖子で、受賞歴が豊富な作家。
『天地明察』は、徳川四代将軍家綱の治世に、日本独自の暦を作るプロジェクトが立ち上がる物語です。従来の暦は正確さを失っており、改暦の実行者として選ばれた渋川春海が、算術に生き甲斐を見出しながら「天」との壮絶な勝負に挑む様子を描いています。この時代小説は日本文化に大きな影響を与えた計画を背景に、個人の成長物語としても感動的に展開され、第7回本屋大賞を受賞しました。著者は冲方丁です。
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、北条義時の物語を描いています。伊豆の田舎侍が、源頼朝に従い鎌倉幕府の重臣から権力者へ成長する過程と、その中での葛藤を描写します。義時は「武士による天下の政」を夢見ており、彼の立場は独裁者なのか、初の武家政権を創った立役者なのかが問われています。文庫書き下ろし作品です。
戦国時代の物語で、織田信長の家中にいる地味な武士・伊右衛門が、美しい妻・千代の励ましを受けて名を上げていく様子を描いています。最終的に、夫婦は土佐の大名の地位を手に入れる痛快なストーリーです。著者は司馬遼太郎で、彼は多くの文学賞を受賞した著名な作家です。
この作品は、下級武士から筆頭家老に昇進した勘一が、友人彦四郎の不遇の死の真相を追う物語です。二人の運命を変えた過去の事件や、勘一が負った「卑怯傷」の理由が明らかになり、友情と絆が描かれます。著者は百田尚樹で、代表作『永遠の0』に関連しています。また、巻末には未収録の「もう一つの結末」が含まれています。
大好きだった兄の長太郎を亡くし たお瑛も、今は成次郎と夫婦にな り幸せに暮らしていた。そんな時、 圭太という男が現れる。料理茶屋 『柚木』の新しい奉公人だ。何く れとなくお瑛を助けてくれた女将 のお加津は、優しくて手際のよい 圭太を褒めちぎる。でも、何かお かしい……お瑛の胸はざわついた。 お加津さんは何を考えているの? お瑛は猪牙舟を大川に漕ぎだして いく。好評「みとや」シリーズ!
池波正太郎生誕100年を記念して、松本幸四郎が「鬼平」こと長谷川平蔵役を演じる映像化プロジェクトが始まりました。第一巻には「本所・桜屋敷」「啞の十蔵」「血頭の丹兵衛」など8篇が収録されています。テレビスペシャルや連続シリーズも放送予定で、解説はジャズ評論家の植草甚一が担当しています。池波正太郎は新感覚の時代小説を開拓し、「鬼平犯科帳」シリーズで不動の人気を誇ります。
仙台藩主・伊達綱宗は幕府から逼塞を命じられ、藩内で藩士が次々と斬殺される混乱が起こる。伊達兵部と幕府老中・酒井雅楽頭が権力を増す中、宿老の原田甲斐は藩を守る決意を固める。
讃岐国・丸海藩で、九歳の少年が捨て子同然に置き去りにされ、藩医の井上家に引き取られる。しかし、井上家の琴江が毒殺され、領内では不審な毒死や謎の事件が続発する。著者は宮部みゆきで、多くの文学賞を受賞している。
織田信長が甲斐の武田氏を滅ぼし、正親町帝に大坂遷都を迫る中、帝は不安から重大な勅命を下す。明智光秀や徳川家康など、信長を取り巻く人物たちの心理戦を描き、日本史上最大の謎を明らかにする歴史小説。著者は山本兼一。
千利休は、緑釉の香合を持ち続け、自身の美学を貫いて権力者・秀吉に対峙し、天下一の茶頭に昇りつめる。しかし、その鋭い感性が仇となり、秀吉に疎まれ切腹を命じられる。利休の人生や恋がどのように彼の茶の道に影響を与えたのかを描く長編歴史小説で、第140回直木賞を受賞した作品。著者は山本兼一。