【2025年】「ハートフル」のおすすめ 本 157選!人気ランキング
- 阪急電車 (幻冬舎文庫)
- 西の魔女が死んだ (新潮文庫)
- 本日は、お日柄もよく (徳間文庫)
- 博士の愛した数式 (新潮文庫)
- 昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫 き 7-7)
- 小説 君の名は。 (角川文庫)
- 植物図鑑 (幻冬舎文庫)
- その日のまえに (文春文庫 し 38-7)
- 手紙 (文春文庫 ひ 13-6)
- ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)
隣に座った女性は図書館で見かける気になる人。片道15分のローカル線で、乗客の人生が交差し、小さな奇跡が起こる。恋や別れ、途中下車など、様々なドラマが展開され、希望の物語が紡がれるほっこりした長篇小説。著者は有川浩。
たまらなく良い小説だ!阪急電車今津線だけで繰り広げられる人間模様。登場人物それぞれにドラマがあり、それが交差して、そして昇華される。ひとの基本的なことに立ち返させられる、ほのぼのと感動する作品になっている。
中学に進んだ少女まいは、学校に行けなくなり、初夏の一ヶ月を魔女のおばあちゃん・ママのもとで過ごす。彼女は魔女修行を通じて、自分で決めることの大切さを学び、喜びや希望、幸せを見つけていく。物語には「渡りの一日」も併録されている。著者は梨木香歩で、受賞歴もある児童文学作家。
OLの二ノ宮こと葉は、幼なじみの厚志の結婚式で感動的なスピーチを聞き、伝説のスピーチライター久遠久美に弟子入りする。彼女は久美の教えを受け、野党のスピーチライターとして活躍することになる。感動と成長を描いたお仕事小説。著者は原田マハ。
安定の読みやすい文章でした。言葉は人を熱くさせますね!プロのスピーチライターとして成長していく様子を描いたお仕事小説でした。この話を読んで言葉を容易に発信できる今こそ言葉の重さにみんな気付いてほしいと思いました。いい物語に出逢えたことに感謝いたします。
感動が止まらない!!スピーチライターを題材にした小説。作品中のスピーチ部分に感動して、作品全体を読むのにも感動するので、二重に感動する作品になっている。まさに感動の嵐だ。日米の政権交代を舞台にした実話なのかと思わせるような展開がたまらなく良い。著者自身が本物のスピーチライターなのかと思ってしまうほど小説を越えた小説に仕上がっている。原田マハの操る言葉の魅力にまいってしまう。原田マハの作品は多彩でジャンルが幅広い。良い作品ばかりだけど、一番の作品はこの作品かな♪
博士は記憶力を失い、家政婦である私を常に“新しい”存在として扱います。博士との日々は、私の息子が加わることで驚きと喜びに満ちたものとなり、悲しみと温かさが交錯する愛の物語が展開されます。この作品は第1回本屋大賞を受賞しました。著者は小川洋子で、数々の文学賞を受賞しています。
25歳で亡くなった一樹の妻・テツコと父・ギフが、周囲の人々と関わりながら一樹の死を受け入れていく感動的な物語。人気夫婦脚本家の初小説で、本屋大賞第二位や山本周五郎賞にノミネート。書き下ろし短編「ひっつき虫」も収録。
女子高校生・三葉と男子高校生・瀧は、それぞれ夢の中でお互いに入れ替わる体験をする。三葉は東京の男子として、瀧は田舎の女子としての生活を夢見ている。二人は夢を通じて運命的な出会いを果たし、物語が展開する。これは新海誠監督による長編アニメ『君の名は。』の原作小説である。
イケメンの家政夫・樹と奇妙な同居生活を始めた主人公が、週末に植物を「狩り」ながら展開する恋愛物語。美味しいレシピも添えられた、ほろ苦い恋愛小説。著者は有川浩。
この作品は、家族の死を通じて生と死、日常の幸せの意味を探る連作短編集です。中心となるのは、死にゆく妻を見送る父と子たちの物語で、彼らの心の葛藤や日常の大切さが描かれています。著者は重松清で、彼は多様なジャンルで評価されている作家です。
兄が強盗殺人で服役中の弟・直貴は、獄中からの手紙を受け取りながら、進学や恋愛、就職を目指すが、「強盗殺人犯の弟」という運命に苦しむ。人間関係や罪の償いを考察する感動的な物語。著者は東野圭吾。
京都の美大に通う主人公が、一目惚れした女の子と交際を始める。しかし、彼女には大きな秘密があり、彼女が「あなたの未来がわかる」と告げたことで物語が展開する。甘くせつない恋愛を描いた小説で、彼女の秘密を知ったとき、読者は再び最初から読み返したくなる内容。著者は七月隆文。
野良猫のナナは、青年サトルに助けられて五年間共に暮らすが、ある事情から手離されることになる。サトルはナナを新しい飼い主に託すため、銀色のワゴンで“最後の旅”に出発。旅を通じて懐かしい人々や美しい風景と出会い、サトルの秘密が明らかになる。これは、永遠の絆を描いたロードノベルである。著者は有川浩。
高校生の僕が病院で拾った文庫本「共病文庫」は、クラスメイトの山内桜良が書いた日記で、彼女の余命が膵臓の病気で短いことが記されている。感動的な内容で、青春小説として大ヒットした作品。著者は住野よるで、デビュー作「君の膵臓をたべたい」が本屋大賞第2位を受賞した。
この本は感動シリーズだとわかりました最後主人公たちが描く物語がすごく感動です
好きだとか嫌いだとか、何か伝えたいなら、そういう全てを、伝えるようにしてほしい。じゃないと、私みたいにいつの間にか死んじゃうかもしれないよ。いずれ失うって分かってる私を「友達」や「恋人」にするのは怖かった。17年、私は君に必要とされるのを待っていたのかもしれない。私と君の関係は、そんなどこにでもある言葉で表すのはもったいない。「君の膵臓を食べたい。」住野よる『君の膵臓をたべたい』ーー本文より。どれだけ涙を流せばいいのだろう。すべてを読み終えて真っ白な状態になった。純粋な恋愛、永遠の青春、簡単な言葉では説明できない尊い世界がある。
『黄泉比良坂』は、死者と語り合う不気味な坂を舞台にしたホラー短編集で、全12篇が収められています。古事記に基づくこの坂には、現世と冥界を繋ぐ伝説があり、登場人物は死者に出会うことがあるとされています。著者は今邑彩で、彼女の作品は戦慄と恐怖を繊細に描き出しています。
終戦から60年目の夏、健太郎は亡き祖父の生涯を調査する。祖父は「娘に会うまでは死ねない」と言い続けたが、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。天才でありながら臆病な祖父の意外な人物像に戸惑いながら、記憶の断片が揃い、家族の絆と真実が明らかになっていく。著者は百田尚樹。
この本は、主人公の祖母が亡くなった時に祖父からある事実を知らせれます。自分は主人公たちの本当の祖父ではないということを・・・。彼は終戦間近の神風特攻隊で戦死したということを・・・。彼は、とても優秀な戦闘機乗りであったが、とても臆病だったという事実が出てくる。だが、なぜそのように臆病な人が神風特攻隊として、戦死したのか。「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために。」そう言い続けた男は、なぜ、自ら零戦に乗り込み、命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが、臆病者。想像と違う人物に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくるーーー。記憶の片方が揃うとき、明らかになる事実とは。涙なしには読めない、永遠の名作。
この短編集は、19世紀から20世紀に活躍した美術の巨匠たち(モネ、マティス、ドガ、セザンヌ)と彼らと共に生きた女性たちの視点を通して、彼らの葛藤や夢を描いています。各物語は、芸術家たちの人生や作品への真摯な姿勢を色鮮やかに蘇らせています。著者は原田マハで、彼女は作家デビュー以来、多くの賞を受賞しています。
チャーリイ・ゴードンは32歳で幼児並みの知能を持つが、大学の教授から知能を向上させる手術を受けるチャンスを得る。手術後、彼は天才に変貌し、愛や孤独を通じて人間の心の真実を学ぶ。これは感動的なストーリーで、著者ダニエル・キイスの代表作として知られ、世界的なベストセラーとなった。
ドラマ版を見てから原作も気になり購入。もう涙が止まらなすぎて途中で手を止めないと読み進められないです。知的障害者のチャーリーにとって、知恵を得ることや真実を知る事は必ずしも幸せなのだろうかと考えさせられました。チャーリーが手術後に賢くなってから周りの人達は自分をただバカにしていた事や母親から虐待を受けていた事を気付いた時の心情が、、、言葉に表せないぐらい辛いのです。最終章の方でのチャーリーは自分もアルジャーノンと同じように知能が落ちてしまっていくと気付いた時の絶望感。それでも心から友達と言える、友達に出会えたことは彼の救いになったと思えました。
号泣するしかないです。
沖縄の小さな島を舞台に、絵馬に書いた願い事がきっかけで、神様が本当に花嫁を連れてくるという物語が描かれています。優しくて温かい、少し切ない恋の話で、第1回『日本ラブストーリー大賞』を受賞した作品です。著者は原田マハで、様々な職歴を経て作家として独立しました。
星新一の大好きなショートショートシリーズ。小さい頃に読み漁ったなぁ・・・
学生の頃この本を少し読んでから寝る。という習慣がありました。それをするとボッコちゃんの夢を見ることが高確率であったからです。毎日ワクワクしながら読んで今日の夢はどんなだろろうと眠りについていたのを覚えています。星新一さんの本はSSが多くどれも読みやすいですが中でもボッコちゃんが一番大好きです。
平野啓一郎の恋愛小説『マチネの終わりに』が文庫化されました。天才ギタリスト・蒔野聡史と国際ジャーナリスト・小峰洋子の出会いを通じて、四十代という人生の試練を描きつつ、芸術、家族、グローバリズム、生死などの現代的テーマが重層的に表現されています。読者は作品に深く浸りたくなる、感動的な物語です。この作品は第2回渡辺淳一文学賞を受賞しています。
砂漠に不時着した「僕」が出会ったのは、地球にたどり着いた王子さま。『星の王子さま』は、60年以上経った今も心をつかむ宝石のような物語で、新訳が優しい日本語で再現されている。著者サン=テグジュペリはフランスの作家で、航空パイロットとしての経験を生かし、数々の作品を残した。河野万里子はフランス語学科卒業の翻訳者。
読みやすくておもしろいなとおもいました。
子供向けの物語かと思いきや、大人が読んでも深く人生について考えさせられる本。大切なものは目に見えないんだというセリフが好き。
17歳のおちかは、実家での事件をきっかけに心を閉ざし、江戸の袋物屋「三島屋」で叔父夫婦と暮らしている。彼女は日々の仕事を通じて、訪れる客の不思議な話に引き込まれ、次第に心が癒されていく。物語は「三島屋百物語」として展開される。著者は宮部みゆき。
昭和37年、運送会社で働くヤスは、愛妻美佐子との間に息子アキラが誕生し、幸せな日々を送っていた。しかし、突然の悲劇がその平穏を奪う。ヤスはアキラへの深い愛情から時に暴走し、時に途方に暮れながらも、我が子の幸せを願い続ける不器用な父親の姿を描いた感動の物語である。著者は重松清で、多くの文学賞を受賞している。
不思議な雑貨店が舞台の物語で、過去の悩み相談の手紙が現代に届く。逃げ込んだ悪事を働いた3人は、店主の代わりに返事を書くうちに雑貨店の秘密と児童養護施設との関係が明らかになる。彼らは悩める人々を救うため、再び奇跡を起こせるのかが描かれている。著者は東野圭吾。
まんこなめたい
東野圭吾の書籍はそれほど読まないのだが、これはふと読んでみて感動した一冊。東野圭吾はサスペンス系のイメージがあったがこの書籍でイメージが変わった!
深みがあってハマる!感動と鍵をみつけるミステリーが面白い!!
この本は学校にあったので、借りて読んでみると、とっても面白かったです。確か、去年金曜ロードショーで、アニメ版も放送されたのですが、お母さんからの許可が降りず、見られませんでした(関係ない話ですが、私は小六です。)でも、面白くて最後までページをめくる手が止まりませんでした。最後の真実には驚きました。〜あらすじ〜この本の主人公は、こころという子で、あることをきっかけに、学校へいけなくなります。そしてある日突然自分の部屋にあった鏡が光りだし、鏡の中へ入ってしまいます。その時は、逃げ出しましたが、また鏡の中へ入ってしまいます。そして、そこにはこころの他にも、6人の子どもたちがいました。そして、狼の格好をした。女の子もいました。そして、鍵を探せば願いが叶う。といいます。果たして、こころたちは、鍵を見つけられるのか?そして、その鍵は誰が使うのか?その人の望みとは何か?狼の少女の正体は?なぜ、このメンバーが集められたのか?などなど、いろいろな疑問が出てきます。長文失礼しました。
「人間レベル2」の主人公が、美少女・百瀬陽との恋愛を通じて苦しみを経験する物語。恋愛の切なさを描いた短編集で、著者はユーモアと叙情性を持つ恋愛小説家、中田永一。代表作には「百瀬、こっちを向いて」がある。
江戸・天明年間、シケに遭った男たちが無人の火山島に漂着し、仲間が次々と倒れる中、土佐の船乗り長平は12年間の苦闘を経て生還する。彼の生存の秘密と壮絶な生きざまを描いた感動的な長編ドキュメンタリー小説。著者は吉村昭で、周到な取材と緻密な構成が評価されている。
この作品は、幕末の動乱期に新選組副長として剣に生きた土方歳三の生涯を描いています。彼は武州石田村の百姓の子として生まれ、喧嘩好きと組織作りの才能を活かして、新選組を強力な集団へと成長させました。物語は、彼の影響が日本の歴史にどのような波紋を投げかけたかを探ります。著者は司馬遼太郎で、彼の作品は歴史小説の新たな地平を切り開き、多くの賞を受賞しています。
新選組の土方歳三の視点で、幕末を描いた小説。新選組の存在や土方歳三の存在はもちろん知っていたが、具体的にどんな人だったのか?は知らなかった。燃えよ剣を読んで強い組織の作り方や時流に乗る大切さや信念を貫き通すかっこよさなどを学べた。歴史が好きならぜひ読むべき1冊。
天才作家・乙一の傑作短編集が文庫化され、「1」と「2」に分かれて発売されました。「1」には映画化された5編が収録されており、双子の姉妹の物語や拉致監禁された兄妹の脱出劇などが描かれています。また、漫画家・古屋兎丸との対談も特別付録として含まれています。乙一は1978年に福岡で生まれ、若き俊英としてファンタジー・ホラー小説界で活躍しています。
ロンドンでの奇怪な事件を追う名探偵シャーロック・ホームズの短編集。全10編から成り、推理とユーモアに満ちた物語が展開される。代表作には『赤髪組合』や『唇の捩れた男』などが含まれ、近代探偵小説の基礎を築いた作品である。
中国清朝末期、極貧の少年・春児は占い師の予言を信じ、幼なじみの文秀と共に都へ向かう。二人はそれぞれの志を胸に宿命に挑む。物語は希望と成長を描いたベストセラー作品であり、著者は浅田次郎。
この作品は、転居したばかりのマンションで奇妙な現象が起きる様子を描いたドキュメンタリー・ホラー長編です。畳を擦る音や背後の気配に悩まされながら、過去の因縁や怨みを伴う死の「穢れ」が感染する様子が明らかになっていきます。著者は小野不由美で、山本周五郎賞を受賞した作品です。
三方を尾根に囲まれた外場村で、猛暑の夏に三体の腐乱死体が発見され、周囲には肉片が散乱していた。謎の家族の出現と連続する不審死の関連が疑われ、殺人や未知の疫病の可能性が浮上する中、恐怖が村を侵食していく。著者は小野不由美で、彼女は大分県中津出身の作家。
この作品は、ロボット工学三原則に基づく物語で、ロボット心理学者キャルヴィンが第一条の改変に挑む「迷子のロボット」などのエピソードを通じて、ロボット開発の歴史を描いています。主要な登場キャラクターには、少女グローリアの友達の子守りロボットロビイや、人の心を読むロボットハービイが含まれています。著者は英米文学翻訳家の小尾芙佐です。
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託され、精霊の卵を宿した彼を父帝や異界の魔物から守るために戦う。著者上橋菜穂子の緻密な世界構築が評価され、多くの受賞歴を持つロングセラーが文庫化された。新しい冒険シリーズが始まる。
カメラマン見習いの晴人と新米美容師の美咲は恋に落ちるが、美咲は急速に年老いてしまう難病を発症する。治療法がない中で、晴人にその姿を見せたくない美咲は苦悩しながらも、二人の儚い恋が描かれる切ないラブストーリー。著者は脚本家の宇山佳佑。
初めて読んだ小説です。主人公と同じ小学生の時に読んだので、自分の将来はどうなっているのか想像したながら読みました。人と関わることの大切さ、勇気、自分と向き合うことを学んだ気がすします。高校生になった今、もう一度読んでみるとまた違った読み方がうまれます。
普段それほど小説を読まない人間だが、ひょんなことから友人にオススメされて読んでみた。あまりの面白さにイッキ読みしてしまった1冊。ミステリーでありながらルソーとピカソをめぐる歴史にも触れることができ(フィクションとノンフィクションの境目が分からないが・・・)、どんでん返しもあり、終始楽しめた。
宮下奈都の真骨頂と言える素敵な小説だ。平らな地面をゆっくり歩いていたのに、気がついたらさわやかな景色の見える山の頂上にいた。そして、その道のりもまだまだ素敵な景色が続きそうな・・・。ひとりの女性の心の中をとても丁寧に表現していて、中学生から社会人になるまでの成長過程をせつなくも鮮やかに見事に描き切っている。読み始めたときは、何か苦しい感じがして、この小説はハズレなのかと思った。でも、それは間違いだった。主人公の成長に連れて、ストーリーは静かに、読み手を佳境へと誘ってくれた。主人公の女性が、仲良くなる男性と、高校生の頃通った映画館ですれ違っていたり、実家の骨董屋に来ていたという場面はとても良かった。
「今の仕事が好きじゃない人」必読! 累計230万部超えの人気作家が、人生をより豊かにする〈秘訣〉を描いたお仕事小説。 人材派遣会社で働く初芽は、営業部での成績がふるわず上司から叱責される日々。ついに、会社中の使えない社員が集められたという噂のAI推進部へ異動になった。パワハラ、セクハラの横行する理不尽に耐えるのは、生産性の低い無能な社員だから? 「逃げたらいい」と「逃げ場なんてない」の狭間で揺れ動く初芽だが――。輝かない人々に当たる心温まるスポットライトは、これまでと同じ世界を新しい見え方へと変えてくれる。ビジネスの世界に精通した著者が従来と真逆の価値観で描く、決してかっこよくないヒーローたちの物語。
看護師の紗穂は夜勤中に地震に遭い意識を失い、1944年のマニラで老女の若い姿になって目覚める。従軍看護婦として戦争に巻き込まれながらも、明るさで困難に立ち向かう彼女の反戦の意志と命を背負った女性たちの青春を描く感動作。著者は藤岡陽子で、看護学校卒業後に作家デビュー。
双子の星.よだかの星.カイロ団長.黄いろのトマト.ひのきとひなげし.シグナルとシグナレス.マリヴロンと少女.オツベルと象.猫の事務所.北守将軍と三人兄弟の医者.銀河鉄道の夜.セロ弾きのゴーシュ.饑餓陣営.ビジテリアン大祭. 年譜:p351~357
うるうるしっ放しの小説だ!1回だけかと思ったら、2回もうるうるさせられてしまった。「旅屋」という仕事に感動は生まれるのだろうかと疑っていた。だって、頼んだ人の代わりに旅をするのは良いけど、頼んだ人はどうやって感動するのか半信半疑だった。でも、違った。うるうるしてしまった!難病の娘のために代わりに旅に出掛ける。離れ離れになってしまった姪に会いに代わりに旅に出掛ける。この2つの「旅屋」の話から大きな感動が生まれる。人情物語と言って良い程、人の心の機微を描いている。原田マハの魔法にかかってしまった。「いってらっしゃい」と送り出してくれて、「おかえり」と迎えてくれる。こんな良い小説を読むと旅に出掛けたくなるね ♪
さいはての彼女 旅をあきらめた友と、その母への手紙 冬空のクレーン 風を止めないで
少し疲れた女性が旅に出る。そして、旅先での出逢いに新しい自分を見つける。 4話からなる短編集それぞれの旅に、ほろりとする。 印象的な場面や言葉がたくさんある。 1話目(さいはての彼女) 秘書の手違いか故意かで、沖縄に行くはずが真逆の北海道に行くことになる。 そこから、おもしろい旅になる。強気な女性経営者とハーレー乗りの女性との出逢いがとても良い。 2話目(旅をあきらめた友と、その母への手紙) 1人の旅だけど、1人じゃない。 3話目(冬空のクレーン) どんな大それたことでも、誰かがそう考えるところから始まるんじゃないかな。 4話目(風を止めないで) ナギ、自分で引いた「線」を超えていけ。 この風、止めないでね、これからも、ずっと。 全編通して、肩書を外して、ひとりの人間として、いかに良い生き方をしていくかを投げかけている。 こんな良い小説を読んだら、旅に出たくなるね!
出版社の営業部員・馬締光也が辞書編集部に転職し、新辞書『大渡海』の完成に向けて仲間たちと共に奮闘する物語。ベテラン編集者や老学者、情熱的な同僚たちとの出会いや、運命の女性との関係を通じて、不器用な人々の思いが描かれる。本屋大賞受賞作。
しずくの首飾り 足ふきの上にすわったネコ 空のかけらをいれてやいたパイ ジャネットはだれとあそんだか 三人の旅人たち パン屋のネコ たまごからかえった家 魔法のかけぶとん
続いている公園.パリにいる若い女性に宛てた手紙.占拠された屋敷.夜、あおむけにされて.悪魔の涎.追い求める男.南部高速道路.正午の島.ジョン・ハウエルへの指示.すべての火は火
チャールズ河畔の小径 緑の苔と温泉のあるところ おいしいものが食べたい 懐かしいふたつの島で もしタイムマシーンがあったなら シベリウスとカウリスマキを訪ねて 大いなるメコン川の畔で 野球と鯨とドーナッツ 白い道と赤いワイン 漱石からくまモンまで 「東京するめクラブ」より、熊本再訪のご報告
マリー・アントワネットは、女帝マリア・テレジアの娘としてフランス宮廷に嫁ぎ、国費を浪費し悪女と非難される一方、革命を引き起こす運命に翻弄される。彼女の人生は本来平凡で幸せなものであったはずだが、贅沢や夫の不能などが彼女を不幸へと導き、最終的には断頭台に至る。シュテファン・ツヴァイクによるこの伝記は、アントワネットの悲劇的な真実を描いた名著である。