【2023最新】「映画」のおすすめ本!人気ランキング
- レインツリーの国 (角川文庫)
- 世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫
- タッチで味わう映画の見方―ムーヴィー・リテラシー
- 最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで
- エーガ界に捧ぐ 完全版
- 僕は僕の書いた小説を知らない (双葉文庫)
- 〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀 (新潮文庫)
- みんなの映画100選
- いま、会いにゆきます (小学館文庫)
- 映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ【新装増補版】
高校2年生の朔太郎と、恋人のアキ。アキの死から、物語は始まる。ふたりの出会い、無人島への旅、そしてアキの発病、入院……。最愛の人を失うとは、どういうことなのか。日本中を涙させたラブストーリー。文庫化。 日本中を涙させた大ベストセラー文庫化!
全米に人種差別を蘇らせた「名画」、米軍が封印した「巨匠の記録映画」、今も論争が続く「感動作」、トランプ現象を予告した「問題作」──アメリカ映画の中に潜む「超大国の暗部」を徹底解説!
インターステラー、スターシップ・トゥルーパーズ、魔女の宅急便、リトル・ミス・サンシャイン、ユージュアル・サスペクツ、ダークナイト…永久保存版!心を打つシーン&セリフ。
タイトルの意味を知ったとき、その言葉に込められた強く切ない思いに、きっと涙すると思います。「おはよう」とか「おやすみ」とか「行ってらっしゃい」とか、そんなささやかな日常にこそ幸福はある。「愛してる」と言える人がいるだけで人はこんなにも幸福になれる。そういうシンプルな真実をファンタジックな物語に仕立て、単行本刊行時には「感涙度100%」と評された傑作恋愛小説です。未読の方はぜひこの機会に読んでみてください。 感動の大ベストセラー、待望の文庫化!
映画前史からフィルムカルチャー全盛期、そしてデジタルが加速する2010年代まで。デジタル・グローバリズム時代に知っておきたい映画史キーワード!鑑賞・研究・批評にコンパクトに使える映画事典。 1895年まで-映画の誕生前夜、「動く映像」への試作期 1895…1900年代末-シネマトグラフの誕生、「驚き」から「物語」へ 1900年代末…1910年代-パテ社、MPPCなど産業システムの始動期 1920年代-夢の工場、アヴァンギャルド、モダニスムの高揚期 1930年代-無声映画からトーキーへ、夢と現実の交差 1940年代-戦争下のプロパガンダ、国策映画時代 1950年代-娯楽王国の変調、ハリウッド・システムの凋落期 1960年代-自由と新しい波の台頭、撮影所システムから離れて 1970年代-ニュー・ハリウッドの誕生、香港、インド映画の台頭 1980年代-マルチプレックス化と多様なヴィジュアライゼーションの実験 空前のインディーズ・ブーム、そして新しい世紀へ 情報社会の幕開けと液状化するリアリティ、ハリウッドの苦悩 立ち上がるソーシャルとクラウド、デジタル時代の新たな地平
アメリカ映画100年の夢とは何か。ハリウッドの誕生から、その盛衰、そして現在までを描き切る。旧版に大幅加筆した決定版。 序章 ハリウッド前史 Ⅰ 夢の工場──物語装置としての映画 第1章 ハリウッド誕生 第2章 夢見るハリウッド 第3章 古典的ハリウッドの成熟 第4章 黄昏に輝くハリウッド Ⅱ ハリウッド再生──夢の王国へ 第5章 70年以降──生産工場からエンターテインメント・ビジネスへ 第6章 世界が舞台、今日のハリウッド映画──80年代から90年代まで 第7章 デジタル時代と世界規模の大域化
新しい恐竜と、新しいのび太の物語! のび太が恐竜博の化石発掘で見つけた化石。恐竜のたまごだと信じたのび太は、タイムふろしきで化石を元の状態に戻すと…生まれたのは双子の恐竜! しかも、未発見の新種だった。のび太に似て、ちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界が来てしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちとともに6600万年前へと出発。キューやミューの仲間を探す旅がはじまった! 【編集担当からのおすすめ情報】 ドラえもん50周年記念作品!川村元気のオリジナル脚本を完全小説化!! のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた化石。タイムふろしきで元に戻すと、生まれてきたのは双子の恐竜、しかも未発見の新種だった。のび太は、キューとミューと名付け、親のように育てるのだが……。
映画はフランスで始まった!そして、高度な文化・芸術・産業としてフランス映画はいまも、アメリカにおとらぬ重要性をもった作品や監督や技術者を生み出しつづけている。そもそもトリック撮影やアニメーション、犯罪映画など、映画の重要な分野を世界に先駆けて開拓したのもフランス映画だった。本書は、リュミエール兄弟による映画の発明から、ルノワールら巨匠たちによる往年の傑作、映画の革命ヌーヴェル・ヴァーグ、近年の大ヒット作『アメリ』まで、フランス映画百余年の歩みをコンパクトに紹介する最良の一冊である。アメリカの娯楽映画とは異なる、人間とこの世の真実への深い洞察にみちたフランス映画の世界へようこそ。 フランス映画の魅力とはなにか 映画の始まり-リュミエール兄弟とメリエス 映画産業の成立-フィルム・ダールと犯罪映画 映画芸術の深化-フランス印象派とアヴァンギャルド フランス映画の黄金時代-詩的レアリスム 天才と巨人-ヴィゴとルノワール 占領と解放-一九四〇年代のフランス映画 フランス映画の安定期-フィルム・ノワールと運命のドラマ 個性的な作家たち-ブレッソン、タチほか 映画の革命-ヌーヴェル・ヴァーグ〔ほか〕
動画以降の世紀を生きるための、ポピュラー文化のタイム・トラベル。映画、ゲーム、アニメ、PV、アート、CG、マンガ…ハイカルチャー/ポップカルチャーの枠組みを超えて視覚文化を語る! 1 カルチャー/情報過多-誰が「カルチャー」を作るのか? 2 ノスタルジア/消費-消費文化の構造と「懐かしさ」の問題 3 ナラティヴ/ヴィジュアル-メロドラマとPVにみる「フェイク」の可能性 4 ホビー/遊戯性-「ガジェット」が文化の意味をくつがえす 5 メディエーション/ファンコミュニティ-「速度と時間」を複数化して考える 特別対談 國分功一郎×石岡良治-新しい時代のための、視覚文化をめぐる哲学
「ここ、よくね」と通って来る外ネコしまちゃん、食べ残しを一列に並べるチワワのプリンちゃん。サルまで登場する爆笑動物エッセイ。 いつもおなかをすかせてやってくる外ネコしまちゃん。キャットフードのおすそ分けをすると、もっとネコ好きの隣家で高級卵や刺身などをもらい、(あんたんちとは、待遇がちがうっす)といっているかのような目つき。そのしまちゃんが病気になり――しまちゃん騒動記の他、木彫りのクマはなぜどの家にもあったのか? 繰り返し襲い来る蚊との戦いなどなど、犬・ハツカネズミ・サルまで登場する、群版ご近所動物エッセイ。
映画はいったいどこで見るべきものなのだろうか。ホームヴィデオの普及以降一般的になった、個人的な鑑賞は、果たして映画の本来的な姿から遠ざかってしまったものなのだろうか。本書は、黎明期から今日までの一一〇年間の上映形態を入念にたどりながら、映画の見かたが、じつは本来、きわめて多様なものだったことを明らかにする。作品論、監督論、俳優論からは到達し得ない映画の本質に迫る試みである。 はじめに パノラマ館を見る-絵画、幻燈、写真、映画、ヴィデオ・ゲーム 理論的予備考察 第1部 アメリカ篇(映画を見ることの多様性 一九〇五年から三〇年代までの映画館 オルターナティヴ映画館 テーマパークの映画館 観客の再定義) 第2部 日本篇(日本映画の問題の傾向と対策 映画都市の誕生-戦後京都の場合 多種多様な観客)
北国のラブホテルの一室で、心をも裸にして生々しく抱き合う男と女。互いの孤独を重ねる中に見えてくるそれぞれの人生の大切な断片を切り取る。第149回直木賞受賞作の文庫化。(解説/川本三郎)
メリル・ストリープら人気俳優が次々と反トランプを表明する一方、オリバー・ストーン監督は、これまでハリウッドは政府べったりだったと批判し、トランプに期待を寄せる。自由・民主主義という理念の担い手として、またアメリカ覇権主義の喧伝者として、アメリカのひとつの象徴だったハリウッドが今、政権と敵対し、さらに人々からは「しょせん特権層」と反感を抱かれ、大きな岐路に立たされている-。話題の映画の背景と監督・俳優・プロデューサーらへのインタビューから、アメリカと世界が直面する問題の深層に迫る。 第1部 ハリウッドから見えるアメリカ(強さは文明を維持する唯一の手段ではない『沈黙‐サイレンス‐』 弾圧されても書きに書きまくった気骨『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』 「事実」を報じる痛みと責任『ニュースの真相』 ほか) 第2部 人種・性・マネーのリアル(スカートをやめたディズニーヒロイン『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』 映画を本物に思わせる魔法-世界的指揮者が語る映画音楽 大ヒット作を支えたのはオランダの銀行家『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』 ほか) 第3部 スクリーンが映す激動の世界(交わらないふたつの世界『海は燃えている-イタリア最南端の小さな島』 「優等生ドイツ」のもうひとつの顔『帰ってきたヒトラー』 「トルコの敵」と酷評された告発の映画『裸足の季節』 ほか)
日本映画の歴史を概観した書籍として他に追随を許さない『日本映画史100年』の増補改訂版。チャンバラ映画から黒澤映画、宮崎アニメや最新の映画事情に至るまで、日本映画の全てが分かる決定版。
欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈屋「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する"幸せ"のかたちとは-。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。
文芸編集者夏美は、年下の郵便局員と恋に落ちた。同業者の夫には恋人の存在が。AからZまでの26文字で綴る4人の恋の一部始終。 恋は知らない時間を連れてくる。 大人の極上の恋愛小説。読売文学賞受賞の傑作。 文芸編集者・夏美は、年下の郵便局員・成生と恋に落ちた。同業者の夫・一浩は恋人の存在を打ち明ける。恋と結婚、仕事への情熱。あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形――。AからZまでの二十六文字にこめられた、大人の恋のすべて。読売文学賞受賞作。
高校3年生になる春、父の転勤のため、いとこ姉弟と同居するはめになった勝利。そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌ぶりだった。しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、その哀しい想いに気づいてしまう。守ってあげたい!いつしかひとりの女性としてかれんを意識しはじめる勝利。ピュアで真摯な恋の行方は。
忘れたくても忘れられない。心に爪あとを残した26本の映画を映画評論家の著者が場面写真を交えて紹介。ときにエロティックでときに暴力性を帯びた映画の魅力を存分に語った一冊。(解説/川本三郎)
激しい恋や辛い恋。トリュフォーもキューブリックもフェリーニも恋と愛に翻弄される人々を撮った!? 観る者の心に爪あとを残す恋愛映画を取り上げて、著者独自の視点で徹底解説。(解説/松江哲明)
荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、一九七〇年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論。 まえがき モダンホラー映画への招待 第1章 ゾンビ映画 第2章 「田舎に行ったら襲われた」系ホラー 第3章 ビザール殺人鬼映画 第4章 スティーブン・キング・オブ・ホラー 第5章 SFホラー映画 第6章 アニマルホラー 第7章 構築系ホラー 第8章 不条理ホラー 第9章 悪魔・怨霊ホラー 第10章 ホラー・オン・ボーダー
映画の伝道師・淀川長治の生涯の"極めつけ百本"。グリフィス『散り行く花』、チャップリン『黄金狂時代』、ルノワール『大いなる幻影』、フォード『駅馬車』、ヴィスコンティ『ベニスに死す』、アイヴォリー『日の名残り』から北野武『キッズ・リターン』まで。巻末に種々のベスト5アンケート類を増補した決定版。
選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作 この圧倒的感動に、山口幸三郎、綾崎隼も大絶賛! 読む人すべての心をしめつけ、4,878作品の頂点に輝いた、最高のラブストーリーがここに――。 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。 余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。 「しっとりと心に染み渡る、美しい恋物語」「参りました。泣きました。生きていく――そのための力を読者にプレゼントしてくれる」と、なみいる選考委員も涙した、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作。 刊行にたずさわったみんなの心を揺さぶった、“今を生きる”すべての人に届けたい感動のラブストーリー。 姉の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕は「発光病」の少女と出会う。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがある と知り…。彼女との約束から、止まっていた僕の時間が再び動き出した。
ホテル占拠事件に“特捜班”が挑む! ドラマとは異なるオリジナル小説。 公安機動捜査隊特捜班――通称“特捜班”。それは、凶悪事件の初動捜査を担当する、警視庁公安部に所属する特別チーム。特捜班の稲見は、横浜の39階建てホテルが武装集団に占拠されたとの報せを受ける。宿泊客550名が人質に取られるという非常事態。事件を秘密裏に解決せよという任務に挑むが――。金城一紀氏原案の設定をもとに気鋭の作家が紡ぐ完全オリジナルストーリー。一気読み必至の警察エンターテインメント!! 警視庁公安部に所属する、凶悪事件の初動捜査を担当する特殊チーム『公安機動捜査隊特捜班』。横浜の39階建てホテルが何者かに占拠され、宿泊客550人が人質に取られる未曾有の事件に、特捜班が挑む!
一日ごとに記憶を失う君と、二度と戻れない恋をした――。 僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは――。 クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れるという。 そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。 「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」 日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかしそれは突然終わりを告げ……。 唐突にやってくる衝撃の瞬間。その先に待つ驚きの結末に、読む人すべてが感動に包まれる! 第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作! 「お互い、本気で好きにならないこと」。そんな条件で始まった僕らの恋人ごっこ。偽りの恋だったはずが、日ごと彼女に惹かれていく僕。しかし彼女は、1日ごとに記憶が消去される前向性健忘症であることを告げ……。 知らない彼の、知らない彼女 歩き始めた二人のこと この夏はいつも一度 空白の白 知らない彼女の、知らない彼 心は君を描くから
すべての映画はつまり、ホラー映画なのだ。 ホラー映画をこよなく愛し、前人未踏のホラーを撮り上げた現代最高の映画作家が語る、映画のこわさ、映画のふしぎ。「ホラー映画とは何か」にはじまり、ホラー映画ベスト50、生涯映画ベスト10、敬愛する監督たちに捧げるエッセイから映画祭滞在記まで。全作品録を大幅増補し、待望の復刊!
また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら。 雨の朝、高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野は出会った。雨と緑に彩られた一夏を描く青春小説。劇場アニメーション『言の葉の庭』を、監督自ら小説化。アニメにはなかった人物やエピソードを多数織り込んだ。 雨の朝、高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野は出会った。雨と緑に彩られた一夏を描く青春小説。劇場アニメーション『言の葉の庭』を、監督自ら小説化。アニメにはなかった人物やエピソードを多数織り込んだ。
『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』… 全作品を振り返り、探… 全作品を振り返り、探った、「この時代に表現しつづける」。その方法と技術、困難、そして可能性。構想8年の決定版。 『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』… 全作品を振り返り、探った、 「この時代に表現しつづける」 その方法と技術、困難、そして可能性。 構想8年の決定版 第1章 絵コンテでつくったデビュー作 第2章 青春期・挫折 第3章 演出と「やらせ」 第4章 白でもなく、黒でもなく 第5章 不在を抱えてどう生きるか 第6章 世界の映画祭をめぐる 第7章 テレビによるテレビ論 第8章 テレビドラマでできること、その限界 第9章 料理人として 終章 これから「撮る」人たちへ
海辺の高校で、同級生として二人は出会う。周囲と溶け合わずイラストレーターの叔父だけに心を許している村田みのり。絵を描くのが好きな木島悟は、美術の授業でデッサンして以来、気がつくとみのりの表情を追っている。友情でもなく恋愛でもない、名づけようのない強く真直ぐな想いが、二人の間に生まれて-。16歳というもどかしく切ない季節を、波音が浚ってゆく。青春小説の傑作。
あの人がいる場所にくると、胸の奥がすこし、苦しくなる 「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」。いつも大切なことを教えてくれた明里、彼女を守ろうとした貴樹。二人の恋心の彷徨を描く劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を監督自ら小説化。 「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」。いつも大切なことを教えてくれた明里、彼女を守ろうとした貴樹。二人の恋心の彷徨を描く劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を監督自ら小説化。
森若沙名子、27歳、経理一筋5年。きっちりと働き、適正な給料は自分のために使う。完璧な生活、のはずだった。だがその日、営業部のエースが持ってきた領収書「4800円、たこ焼き代」が波乱を呼び…!?
ふたりの恋は七つの海も超えていく。男前でかわいい彼女達の最強恋愛小説集 『浮上したら漁火がきれいだったので送ります』。それが2ヶ月ぶりのメールだった。彼女が出会った彼は潜水艦(クジラ)乗り。ふたりの恋の前には、いつも大きな海が横たわる――制服ラブコメ短編集。 『浮上したら漁火がきれいだったので送ります』。それが2ヶ月ぶりのメールだった。彼女が出会った彼は潜水艦(クジラ)乗り。ふたりの恋の前には、いつも大きな海が横たわる――制服ラブコメ短編集。
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か―― この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か―― 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。 嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。 数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。 斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。 美世は幼い頃に母を亡くし、継母と義母妹に虐げられて育った。十九になったある日、父に嫁入りを命じられる。相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞。美世にとって、幸せになれるはずもない縁談だったが……?
それは、たった40日の恋だった――。 本当に好きだった。こんなにも人を好きになることは、この先一生ないだろうとさえ思った。言葉や仕草の一つ一つ、ちょっとした表情の変化、笑い声、髪から香る石鹸のにおい……思い出すと息が苦しくなる。まるで肺の中に、炭酸でも入っているみたいに。 ――透子。 高校二年の夏。心臓の病が原因でなくなった彼女のことを、未だ引きずっていた成吾。 あれから四年。交換日記の空白に綴られていく新しい返事。それは見間違えようもなく、透子の文字だった。 高校二年の夏、透子は永遠にこの世を去った。俺達にとって、たった四十日の恋だった。あれから四年後の現在。交換ノートに綴られる生きていた頃の透子からの言葉に、成吾は過去を変えられるのではと思い始め――。
君と見る世界はこんなにも美しい―。大ヒット恋愛小説、待望の文庫化! 高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。茜とは正反対に、自分の気持ちをはっきり言う青磁のことが苦手だったが、茜を救ってくれたのは、そんな彼だった。「言いたいことあるなら言っていいんだ。俺が聞いててやる」実は茜には、優等生を演じる理由があった。そして彼もまた、ある秘密を抱えていて…。青磁の秘密と、タイトルの意味を知るとき、温かな涙があふれる―。文庫オリジナルストーリーも収録!
“好青年”と呼ばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。そこから始まる激しく狂おしい性愛の日々。二人は別れを選択するが二十五年後の再会で…。愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。
実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」といわれる。4年近く乗っていなかったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げた。彼女は、1年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。愛犬も一命を取り留めた。愛犬の回復→バイク修理→プロポーズ。幸せの連続線はこのままどこまでも続くんだ、と思っていた――。 13万部突破のロングセラー、待望の文庫化
世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた 「世界とか、救ってみたくない?」。塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。崩壊寸前の東京で暮らす男と少女に、そそのかすように囁く者が運命をもたらす。有川浩デビュー作にして、不朽の名作。 「世界とか、救ってみたくない?」。塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。崩壊寸前の東京で暮らす男と少女に、そそのかすように囁く者が運命をもたらす。有川浩デビュー作にして、不朽の名作。
「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは-。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。
『グランメゾン東京』、果たして三つ星獲得なるか!? 「トップレストラン50」で10位にランクインした『グランメゾン東京』。そんな中、尾花はフレンチの世界で禁断の食材と言われるあるモノを使って三つ星を獲ると宣言する。果たして、その結果は!? 「トップレストラン50」で10位にランクインした『グランメゾン東京』。そんな中、尾花はフレンチの世界で禁断の食材と言われるあるモノを使って三つ星を獲ると宣言する。果たして、その結果は!?
お茶が熱くてのめません.うすうす知ってた.恋の棺.それだけのこと.荷造りはもうすませて.いけどられて.ジョゼと虎と魚たち.男たちはマフィンが嫌い.雪の降るまで
お願いだから、私を壊して-- お願いだから、私を壊して。ごまかすこともそらすこともできない、鮮烈な痛みに満ちた20歳の恋。もうこの恋から逃れることはできない。早熟の天才作家、若き日の絶唱というべき恋愛文学の最高作。 お願いだから、私を壊して。ごまかすこともそらすこともできない、鮮烈な痛みに満ちた20歳の恋。もうこの恋から逃れることはできない。早熟の天才作家、若き日の絶唱というべき恋愛文学の最高作。
直木賞作家が描く、<全力疾走>片思い小説! OLのテルコはマモちゃんにベタ惚れだ。彼から電話があれば仕事中に長電話、デートとなれば即退社。全てがマモちゃん最優先で会社もクビ寸前。濃密な筆致で綴られる、全力疾走片思い小説。 OLのテルコはマモちゃんにベタ惚れだ。彼から電話があれば仕事中に長電話、デートとなれば即退社。全てがマモちゃん最優先で会社もクビ寸前。濃密な筆致で綴られる、全力疾走片思い小説。
賞味期限切れの片思いと好きでもない現実の彼氏。どっちもほしい、どっちも欲しくない。迷いながら、ぶつかりながら、不器用に進んで 恋愛、しないとだめですか? 賞味期限切れの片思いと好きでもない現実の彼氏。どっちもほしい、どっちも欲しくない。迷いながら、ぶつかりながら、不器用に進んで
恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく…。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。
それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在を SNS がつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。あいみょん、相澤いくえによるエッセイ&漫画を収録。