【2024年】「高校生」のおすすめ 本 182選!人気ランキング
- 君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
- 一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫 さ 97-1)
- 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
- らんたん
- 決定版 日本の給料&職業図鑑
- キケン (角川文庫)
- なんのために学ぶのか (SB新書)
- GO (角川文庫)
- 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫 も 19-2)
高校生の僕が病院で拾った文庫本「共病文庫」は、クラスメイトの山内桜良が書いた日記で、彼女の余命が膵臓の病気で短いことが記されている。感動的な内容で、青春小説として大ヒットした作品。著者は住野よるで、デビュー作「君の膵臓をたべたい」が本屋大賞第2位を受賞した。
この本は感動シリーズだとわかりました最後主人公たちが描く物語がすごく感動です
好きだとか嫌いだとか、何か伝えたいなら、そういう全てを、伝えるようにしてほしい。じゃないと、私みたいにいつの間にか死んじゃうかもしれないよ。いずれ失うって分かってる私を「友達」や「恋人」にするのは怖かった。17年、私は君に必要とされるのを待っていたのかもしれない。私と君の関係は、そんなどこにでもある言葉で表すのはもったいない。「君の膵臓を食べたい。」住野よる『君の膵臓をたべたい』ーー本文より。どれだけ涙を流せばいいのだろう。すべてを読み終えて真っ白な状態になった。純粋な恋愛、永遠の青春、簡単な言葉では説明できない尊い世界がある。
不思議な雑貨店が舞台の物語で、過去の悩み相談の手紙が現代に届く。逃げ込んだ悪事を働いた3人は、店主の代わりに返事を書くうちに雑貨店の秘密と児童養護施設との関係が明らかになる。彼らは悩める人々を救うため、再び奇跡を起こせるのかが描かれている。著者は東野圭吾。
まんこなめたい
東野圭吾の書籍はそれほど読まないのだが、これはふと読んでみて感動した一冊。東野圭吾はサスペンス系のイメージがあったがこの書籍でイメージが変わった!
春野台高校陸上部の1年生、神谷新二は、スポーツ・テストで感じた疾走感から陸上に情熱を抱く。天才スプリンターの幼なじみ、連と共に部活に入り、デビュー戦を控える中、競争を通じて素晴らしいチームになることを夢見る青春陸上小説の第一部が描かれている。著者は佐藤多佳子。
高校のバレー部キャプテン・桐島が突然退部したことで、5人の高校生たちに様々な影響が及ぶ青春群像小説。異なる部活に所属する彼らの学校生活に変化が訪れ、17歳のリアルな青春が描かれる。著者は朝井リョウで、第22回小説すばる新人賞を受賞した作品。
成南電気工科大学の「機械制御研究部」、略称「機研(キケン)」は、危険な実験や破壊的行為で知られたサークルで、事件だらけの青春物語を描いています。本書では、新入生歓迎実験や学祭の模擬ラーメン店、ロボット相撲大会など、理系男子たちの熱い日々を記録しています。著者は有川浩で、数々の受賞歴があります。
黒髪の乙女に恋する先輩が、京都の様々な場所で彼女を追い求める物語。彼女は先輩の想いに気づかず、偶然の出会いを楽しむ中で、個性的な人々や珍事件に巻き込まれる。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位に輝いた、キュートな恋愛ファンタジーの傑作。著者は森見登美彦。
「アンネの日記」の完全版と新たに発見された日記を加えた増補新訂版が登場。ナチス占領下で思春期を過ごした少女アンネ・フランクの夢や悩みが描かれ、彼女の生活や外の世界との衝突が記録されている。アンネは1933年に家族と共にオランダに移住し、1944年に密告されて捕らえられ、15歳で亡くなった。彼女の日記は今も多くの人々に感動を与えている。
チャーリイ・ゴードンは32歳で幼児並みの知能を持つが、大学の教授から知能を向上させる手術を受けるチャンスを得る。手術後、彼は天才に変貌し、愛や孤独を通じて人間の心の真実を学ぶ。これは感動的なストーリーで、著者ダニエル・キイスの代表作として知られ、世界的なベストセラーとなった。
ドラマ版を見てから原作も気になり購入。もう涙が止まらなすぎて途中で手を止めないと読み進められないです。知的障害者のチャーリーにとって、知恵を得ることや真実を知る事は必ずしも幸せなのだろうかと考えさせられました。チャーリーが手術後に賢くなってから周りの人達は自分をただバカにしていた事や母親から虐待を受けていた事を気付いた時の心情が、、、言葉に表せないぐらい辛いのです。最終章の方でのチャーリーは自分もアルジャーノンと同じように知能が落ちてしまっていくと気付いた時の絶望感。それでも心から友達と言える、友達に出会えたことは彼の救いになったと思えました。
号泣するしかないです。
『流浪の月』は、2023年本屋大賞受賞作で、孤独を抱える高校生暁海と、自由な母に振り回される櫂の愛と成長を描いた物語です。二人は惹かれ合いながらもすれ違い、自由さと不自由さの中で生きることの意味を探求します。著者の凪良ゆうは、BL作品から非BL作品へと幅広いジャンルで活躍しており、同作は多くの文学賞にノミネートされています。
高校生活の最後のイベント「歩行祭」で、甲田貴子は三年間の秘密を清算するために参加する。友人たちと共に思い出や夢を語りながら、彼女は小さな賭けに心を焦がしている。著者は恩田陸で、本書は青春小説として本屋大賞を受賞している。
池上彰さんも感動した名著「君たちはどう生きるか」が、マンガ化され新装版として刊行されました。1937年の出版以来、多くの人に読み継がれ、人生のテーマである勇気や貧困、いじめなどに真摯に向き合う内容が特徴です。主人公のコペル君と叔父さんの対話を通じて、読者は人間としての生き方を考えさせられます。活字も大きくなり、子供から大人まで楽しめる作品です。
この本は,飽きるぐらいに何回も読んでいて,切ないからこその胸が苦しくなってしまう・・・。 この本は,今まで読んできた中でで一番好きな本です!
とてもせつない、お話ですが、命の大切さが伝わるとても素敵なお話でした。
自分、今の生き方やったら死ぬときめっちゃ後悔するで。 家族を愛する会社員。彼は夢は「このままの日常がずっと続くこと」。しかし彼は余命3か月を宣告されてしまう。残り3か月で家族のために一体何ができるのか。さらに事態は思わぬ方向に展開し、衝撃のラストへ――。夢をかなえるゾウシリーズ史上、最高に笑って泣ける、自己啓発エンタメ小説、第4弾!
終戦から60年目の夏、健太郎は亡き祖父の生涯を調査する。祖父は「娘に会うまでは死ねない」と言い続けたが、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。天才でありながら臆病な祖父の意外な人物像に戸惑いながら、記憶の断片が揃い、家族の絆と真実が明らかになっていく。著者は百田尚樹。
この本は、主人公の祖母が亡くなった時に祖父からある事実を知らせれます。自分は主人公たちの本当の祖父ではないということを・・・。彼は終戦間近の神風特攻隊で戦死したということを・・・。彼は、とても優秀な戦闘機乗りであったが、とても臆病だったという事実が出てくる。だが、なぜそのように臆病な人が神風特攻隊として、戦死したのか。「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために。」そう言い続けた男は、なぜ、自ら零戦に乗り込み、命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが、臆病者。想像と違う人物に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくるーーー。記憶の片方が揃うとき、明らかになる事実とは。涙なしには読めない、永遠の名作。
博士は記憶力を失い、家政婦である私を常に“新しい”存在として扱います。博士との日々は、私の息子が加わることで驚きと喜びに満ちたものとなり、悲しみと温かさが交錯する愛の物語が展開されます。この作品は第1回本屋大賞を受賞しました。著者は小川洋子で、数々の文学賞を受賞しています。
『蹴りたい背中』は、高校1年生の長谷川初実とクラスメイトのにな川の奇妙な関係を描いた小説です。初実は、モデルのオリチャンのファンであるにな川に部屋に招待されるところから物語が始まります。この作品は127万部のベストセラーとなり、著者の綿矢りさは19歳で芥川賞を受賞しました。
吉野源三郎の名作「君たちはどう生きるか」が初のマンガ化され、80年経った今も多くの人々に支持されています。物語は、主人公コペル君と叔父さんが人間としての生き方を探求する姿を描き、いじめや貧困、格差などのテーマに真摯に向き合っています。このマンガ版は、原作のメッセージを保ちながら、読者に人生を見つめ直すきっかけを提供する一冊です。
全ての人にオススメしたい書籍。我々ホモ・サピエンスはなぜここまで繁栄することができたのかを著名人類学者が語る。全世界で大ヒットしているだけあって非常に面白い。ボリューミーだが、目からウロコの内容ばかりでどんどん読み進められる。
珠玉と呼ぶにふさわしい極上短編が、こんなに読みやすくなりました。 荒廃した平安京の羅生門で、死人の髪の毛を抜く老婆の姿に、下人は自分の生き延びる道を見つける。表題作「羅生門」をはじめ、初期の作品を中心に計18編。芥川文学の原点を示す、繊細で濃密な短編集。 荒廃した平安京の羅生門で、死人の髪の毛を抜く老婆の姿に、下人は自分の生き延びる道を見つける。表題作「羅生門」をはじめ、初期の作品を中心に計18編。芥川文学の原点を示す、繊細で濃密な短編集。
箱根駅伝を目指す灰二が天才ランナー走と出会い、駅伝の魅力を知る。個性豊かな仲間たちと共に限界に挑み、ゴールを目指して繋がりながら成長する姿を描いた青春小説。
京都の美大に通う主人公が、一目惚れした女の子と交際を始める。しかし、彼女には大きな秘密があり、彼女が「あなたの未来がわかる」と告げたことで物語が展開する。甘くせつない恋愛を描いた小説で、彼女の秘密を知ったとき、読者は再び最初から読み返したくなる内容。著者は七月隆文。
女子高校生・三葉と男子高校生・瀧は、それぞれ夢の中でお互いに入れ替わる体験をする。三葉は東京の男子として、瀧は田舎の女子としての生活を夢見ている。二人は夢を通じて運命的な出会いを果たし、物語が展開する。これは新海誠監督による長編アニメ『君の名は。』の原作小説である。
初めて読んだ小説です。主人公と同じ小学生の時に読んだので、自分の将来はどうなっているのか想像したながら読みました。人と関わることの大切さ、勇気、自分と向き合うことを学んだ気がすします。高校生になった今、もう一度読んでみるとまた違った読み方がうまれます。
約2000篇のTwitter発表の【ほぼ百字小説】から厳選された200篇を収めた新しいSF作品。100字で無限の時間と空間を創造する独自のスタイルが特徴。著者は北野勇作で、2001年に日本SF大賞を受賞した実績がある。
巨大な災禍のたびに読み直される現代の古典。その衝撃を蘇らせる、カミュ研究の第一人者による新訳。 一九四*年、アルジェリアのオランにペストが発生した。市門は閉ざされ、疫病が猛威を振るう。絶望と混乱と不正が満ちる中、医師リユーは治療に奔走し、それを助ける保険隊も結成される。理不尽な悪に抗う人びとの心理と言動を描き、巨大な災禍のたびに読み直される傑作。国際的なカミュ研究者による新訳が、作品の衝撃を蘇らせる。 第一部 第二部 第三部 第四部 第五部 訳 注 地 図 カミュ略年譜 解 説
シンギュラリティ? それ、本当ですか? ロボット/人工頭脳の飛躍的進化・深化とその最前線は、人間にどのような変 革を迫るか?「天声人語」ほかで紹介され、すでにMARCH合格レベルにあ る人工知能「東ロボ」くんのその後のすべて。人間vsAIの現在と未来を詳しく、 やさしく語りベストセラーとなるも、現在入手困難となった幻の書籍の改訂増 補版を、満を持してお届けします。ベネッセ模試、代ゼミの「東大プレ」にお ける成績の最新データから、AIの最新技術とその得意不得意も明らかに。そし て、果たして私たち人間の能力とは? 改訂新版 ロボットは東大に入れるか 目次 まえがき 第1章 〈東ロボくん〉と人工知能の現在 センター入試は楽勝か? コンピュータの「知性」とは? 消える職業、変わる学校 第2章 「東大」への大いなる一歩 ―――東ロボくん+東ロボ手くん「マーク模試」&「東大入試プレ」に挑戦!! ベネッセコーポレーションによる「マーク模試」結果報告と概評 はじめに 小林一木 世界史B/国語/英語(筆記)/物理/数学Ⅰ・数学A/数学Ⅱ・数学B SAPIX YOZEMI GROUPによる東ロボ君の歩みと「東大入試プレ」 はじめに 高宮敏郎 数学(文科・理科)/世界史/世界史(東ロボ手くん) 「ロボットは東大に入れるか」 プロジェクトチームによる現状と展望 社会科:自然言語処理で、データを「知識」に変える 宮尾祐介(国立情報学研究所) 国語 :あらゆる知的能力の基盤をどう磨くか? 佐藤理史(名古屋大学) 物理 :「曖昧さ」と「常識」をどうクリアするか 稲邑哲也(国立情報学研究所) 数学 :「ふつう、こうでしょう」というプログラム 新井紀子(国立情報学研究所) 英語 :英語を通して言語を学ぶ 東中竜一郎(NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 第3章 〈東ロボくん〉の将来/私たちの未来 東ロボくんの「かたち」 ロボットの人権 機械の深化と人間の進化 私たちが「人間であること」―――あとがきにかえて 謝辞 装幀=祖父江 慎 + 根本 匠(cozfish)
本書は、心理学の巨頭アルフレッド・アドラーの思想を物語形式で紹介し、幸福に生きるためのシンプルで具体的な答えを提供します。内容は、トラウマの否定や対人関係の重要性、他者の期待からの解放、共同体感覚の重要性、そして「今」を生きることに焦点を当てています。著者はアドラー心理学を研究する哲学者の岸見一郎と、フリーランスライターの古賀史健です。
10代20代を不登校自暴自棄で友達全員いなくなって中退退職自殺未遂絶望に中毒状態ときて30代でこの本に出会い自分を変える原動力の一つになりました。この本だけでは人目が気にならなくなるようにするのは難しいですが本気で変わりたいと思う人には強力な思考法でした。ただ強力過ぎて今の自分にある程度の心の余裕がないと危険かもしれません。今の自分を変えたいと本気で覚悟しているのならとても力になってくれる本だと思います。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、アドラー心理学を基に、人間関係や自己成長について深く考察した書籍です。対話形式で進む内容は、読者にとって理解しやすく、自己肯定感を高めるための実践的なアドバイスが満載です。特に、「他者の評価を気にせず、自分らしく生きる」というメッセージが強調されており、現代社会で悩みがちな人にとって勇気づけられる一冊です。心理学的な知見と実践的な教えがバランスよく組み合わされています。
海外のテック起業家がオススメしていることが多く手にとって読んでみた。リチャード・ファインマンという天才物理学者の生き方に触れることができ素朴な日常に疑問の目を向けること、常に好奇心を持ち続けることの大事さを実感した。
誰もが知る名著なので一度は目を通しておくべきだが、内容は冗長で個人的にはあまりはまらなかった。重要度×緊急度のマトリクスの話が一番重要で、そこだけ理解しておけばいい気がする。緊急度は低いが重要度が高いタスクになるべく長期的な視点で取り組めるようになるべき。
放課後の理科実験室で、壊れた試験管から甘い香りが漂う中、少女・芳山和子は意識を失い、奇妙な時間と記憶の事件に巻き込まれる。思春期の不思議な体験と切ない想いを描いた、時を超える永遠の物語。著者は筒井康隆。
この本は、アメリカの老富豪と日本人青年の出会いを通じて、人生を豊かに生きるためのヒントを提供する物語です。読者は「お金の法則」「失敗との付き合い方」「スピーチや人脈の活用」「自分のビジネスの持ち方」など、成功に必要なスキルを学ぶことができます。著者の本田健は、経営コンサルタントであり、150万部以上の著作を持つ作家です。
ペロー(1628-1703)の『童話集』は、民間伝承に基づく物語集で、最も古いものの一つです。「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」「青ひげ」「長靴をはいた猫」「シンデレラ」などの有名な作品を含み、韻文で書かれた「ろばの皮」も収録されています。各作品には口承文芸研究の視点から注釈と解説が付いています。
本書は、防衛大学校で20年以上経営学を教えてきた著者が、ビジネス教養としての経営学を分かりやすく解説する入門書です。経営学の基本概念やセオリーを具体例を通して説明し、仕事や人生での選択に役立つ知識を提供します。内容は、費用対効果、意思決定、価格戦略、競争戦略、組織、リーダーシップなど多岐にわたり、実生活に応用できるマネジメントリテラシーを身につけることができます。著者は、経営学の重要性を学生に伝えることに注力しており、実生活の経験を基にしたアプローチが特徴です。
ある程度教養のある人にとっては目新しい内容は少ないが、お金に対して不安を持っている人は目を通しておくとよいと思う。資産形成の観点だけでなく生活における必要経費の出費をどれだけ抑えられるかについても学べる。
この文章は、さまざまな物語のタイトルを列挙したもので、主にグリム童話に関する内容です。各物語には、王子や動物、兄妹、魔法の要素が含まれ、全42のタイトルが紹介されています。物語のテーマには友情、勇気、知恵、家族の絆などがあり、古典的な寓話や教訓が込められています。
高校2年生の朔太郎と恋人アキの物語が描かれ、アキの死をきっかけに彼らの出会いや思い出が振り返られる。朔太郎はアキの病気を見守りながら、彼女の17歳の誕生日にオーストラリア旅行を計画するが、愛する人を失うことの辛さを実感する。321万部のベストセラーが文庫化された作品。著者は片山恭一。
バーテンダーを目指す歩がバー「セブン」での出会いを通じて成長する物語。彼女の人生観を変えたのは「7つの習慣」で、各習慣を通じて主体性や優先事項、相互理解、シナジーの重要性を学ぶ。著者はまんが家の小山鹿梨子。
名著「7つの習慣」について漫画で分かりやすく学べる!7つの習慣は名著だけどボリューム多く読破するのつらいのでまずこの漫画版読んで面白ければオリジナルを読むのもあり。
カミュの代表作『異邦人』は、母の死後に海水浴や女との関係を楽しむ主人公ムルソーが、友人を巡るトラブルで殺人を犯し、「太陽のせい」と動機を述べる物語です。彼は死刑判決を受けながらも幸福を感じ、処刑の日に見物人の憎悪を望むという、理性や人間性の不合理を探求しています。
親友の恋人がかつて自分が一目惚れした女性だったことに苦しむ敦賀崇史。ある朝、彼女が自分の恋人として隣にいることに混乱し、現実がどちらなのか悩む。友情と恋愛が交錯する中で、彼は「本当の過去」を取り戻すために記憶と真実を探求し、複雑な世界の中で隠された真実を解き明かすミステリー。
本書は、好きな教科を通じて様々な職業を紹介する職業図鑑で、127万部を超えるベストセラーの大幅改訂版です。89の新職業を追加し、112ページ増量されています。目次には国語、社会、理科などの教科や、特別編も含まれています。著者は村上龍とイラストレーターのはまのゆかです。
『マスカレード・ホテル』は、ホテルを舞台にしたミステリーで、警察官とホテルマンがタッグを組んで連続殺人事件に挑む話です。最初はお互いに反発し合う二人が、次第に信頼関係を築いていくところが面白いし、犯人が誰か最後まで予想がつかない展開に引き込まれました。登場人物の裏側に隠された思いや、ホテルという特別な場所でのドラマが印象的で、最後まで目が離せない一冊でした。
これは、高校生のためのマッチングアプリ「オルタネート」を使うことが当たり前になった世界の話です。家庭科部の料理コンテストで、優勝を目指す女の子。「オルタネート」信者。ストーリーによって主人公がかわり、絡み合っていく、彼女らの日常を描いています。
この書籍は、現代の若者が抱える生きづらさの背景にある「優しさ」や繊細さについて考察しています。著者は、いじめやひきこもり、リストカットなどの現象を取り上げ、若者たちが周囲の期待に応えようとするあまり、どのように苦しんでいるのかを探ります。目次には、優しい関係がいじめを生むメカニズムや、リストカットの心理、ケータイを通じた自己表現、ネット自殺の現象などが含まれています。著者は筑波大学の社会学教授、土井隆義です。
この書籍は、一生使えるプロのメイクテクニックを紹介しています。化粧崩れを防ぎ、肌を美しく保ち、オーラを引き出す方法を学ぶことができます。毎日のメイクを通じて自信を持てる顔を作り上げることが目指されており、特別な付録も付いています。著者は経験豊富なヘアメイクアップアーティストの長井かおりです。
2019年、日本では公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年を迎え、メディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。主人公の笠原郁は、図書隊に入隊し、行き過ぎた検閲から本を守るために奮闘する。彼女の情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されるが、物語は彼女の成長と恋愛を描くエンターテインメントである。著者は有川浩。
懐かしいー!小学生の時に、何回も読んでいました。本に関する規制が厳しくなった日本で、本を守るために戦う人たちの話です。臨場感あふれる描写のバトルファンタジーですが、恋愛風味もあり、2人の絶妙な距離感を味わいながら、楽しく読めます!
木工の安全作業、木工具、加工・塗装法、木材の性質など、木工技能の基礎を解説。写真やイラストを多用し、初心者にもわかりやすい。 写真やイラストを多用してわかりやすく丁寧に解説した木工技能の完全ガイドシリーズ。第1巻は、木工の安全作業、木工具の種類と使用法、基本的な加工法、木材木質材の性質や表面処理や塗装法など、木工技能の基礎を網羅。 工具、木材、技能に関する初心者向け入門書 実物の写真やイラストを多用しながら、初心者にもわかりやすく丁寧に解説した木工技能のための完全ガイドシリーズ。第1巻となる本書では、木工の安全作業、木工具の種類と使用法、基本的な加工法、木材木質材の性質や基本的な表面処理や塗装法など、基本的な木工技能の概要を網羅。 ◆作業場を整える ◆手工具を使い、手入れをする ◆針葉樹材、広葉樹材、木質ボードを選ぶ ◆接ぎ手の選択 ◆木材をさまざまな方法で仕上げる はじめに 作業場を整える/作業台/作業場の収納 工具と基本技術 定規と巻き尺/直角定規と角度定規/罫引き/手のこ/手のこを使う/材の固定/胴つきのこ/曲線挽きのこ/のこ身の交換/金槌と木槌/のみと丸のみ/かんな/ベンチプレーンの分解と調整/ベンチプレーンの手入れ/ベンチプレーンの使い方/刃を研ぐ道具/各種刃の研磨方法/手動ドリルと繰り子/電動ドリル/ドライバー/木工用クランプ/木工用接着剤 木材の性質 木材の起源/どのように木は生育するのか/木材の選別/木材の特性/木材の色/木材の万能性/合版/ブロックボードとラミンボード/ファイバーボード/パーティクルボード/木質ボードを加工する ジョイントを作る 矩形打付け接ぎ/留形打付け接ぎ/平はぎ接ぎ/本核平はぎ接ぎ/框組用だぼ接ぎ/だぼはぎ/カーカス突きつけ接ぎ/矩形3枚組接ぎ/T型3枚組接ぎ/包み打付け接ぎ/追入れ接ぎ/蟻形追入れ接ぎ/肩付き追入れ接ぎ/小根付き追入れ接ぎ/十字形相欠き接ぎ/矩形相欠き接ぎ/T字形相欠き接ぎ/蟻形相欠き接ぎ/通しほぞ接ぎ/押しほぞ接ぎ/通し蟻組接ぎ/ボルトとバレルナット/スクリューソケット/ブロック形留め具/クランプの取りつけ方法 木材の仕上げ 割れや穴の充填/研磨剤/手作業で研磨する/サンダー/木材を削る/木目の充填とシーリング/木材を漂白する/木材を染色する/浸透性ステインを塗る/色を調整する/あらゆる場面に対応できる仕上げ/ニスを塗る/低温硬化ラッカーを塗る/市販のポリッシュ/ワックスポリッシュを塗る/オイル仕上げの種類 索引
最初に読んだ時には、ものすごい衝撃を覚えました。彼が死神に取られてしまったという感情をこの本の主人公と取り戻していく物語です。感動はもちろん、「色々な感情があるからこそ人間だ」ということを感じさせてくれます。
2000年代を代表する重要論考! 気鋭の批評家による画期的な現代日本文化論! オタク系文化のいまの担い手は1980年前後生まれ第三世代。物語消費からデータベース消費へ。「動物化」したオタクが文化状況を劇的に変える。 哲学の本でもなく、社会学の本でもなく、文化研究でもなく、サブカル評論でもなく、社会評論でもなく。 浅田彰と宮台真司と大塚英志と岡田斗司夫とフラットに並べて論じ、 サブカルチャーとハイカルチャーを行き来するはじめての書として、 2000年代以降の批評の方向を決定づけた歴史的論考。 また本書で語られているデータベース消費、解離的な人間といった分析は、 本が出てから十数年を経過した今日では、さらに有効性をもったキーワードとなっている。 これは、2001年当時は、本書のサブタイトルである「オタクから見た日本社会」であったものが、 いまでは「オタク」という言葉をつける必要がなくなっていることを意味している。 2000年代を代表する重要論考であるのと同時に、 2010年代も引き続き参照され続ける射程の長い批評書。 第1章 オタクたちの疑似日本 1 オタク系文化とは何か 2 オタクたちの疑似日本 第2章 データベース的動物 1 オタクとポストモダン 2 物語消費 3 大きな非物語 4 萌え要素 5 データベース消費 6 シミュラークルとデータベース 7 スノビズムと虚構の時代 8 解離的な人間 9 動物の時代 第3章 超平面性と多重人格 1 超平面性と透過性 2 多重人格
アウトサイダー 現実の力・現実を超える力 『スプートニクの恋人』を中心に 心を飾らない人 『海辺のカフカ』を中心に 書くことは、ちょうど、目覚めながら夢見るようなもの お金で買うことのできるもっとも素晴らしいもの 世界でいちばん気に入った三つの都市 何かを人に呑み込ませようとするとき、あなたはとびっきり親切にならなくてはならない せっかくこうして作家になれたんだもの 恐怖をくぐり抜けなければ本当の成長はありません 夢の中から責任は始まる 小説家にとって必要なものは個別の意見ではなく、その意見がしっかり拠って立つことのできる、個人的作話システムなのです サリンジャー、『グレート・ギャツビー』、なぜアメリカの読者は時としてポイントを見逃すか 短編小説はどんな風に書けばいいのか 走っているときに僕のいる場所は、穏やかな場所です ハルキ・ムラカミあるいは、どうやって不可思議な井戸から抜け出すか るつぼのような小説を書きたい
「教養」の持つ底力を、対立住民の合意形成を図る“地を這う哲学者”が語る。すぐれた選択を導く知、思慮深さとはどういうものか? 単なる“飾り”か、それとも“命綱”か。教養の力で人びとの合意形成を図る「地を這う哲学者」が斬り込む。すぐれた選択を導く知、思慮深さとはどういうもの?
生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか ガイダンス 生物はなぜ光るのか 感染症に賭ける 偉人伝から遠く離れて 原子核物理から心理の道へ 遺伝子工学と知らないでいる権利 禁断の不均衡進化説 実践ショートショート 星新一と要素分解共鳴結合 空白の天気図と観測精神 二つの大震災から見えたもの 人はなぜ回復するのか イリュージョンと脳の可能性 生物模倣のテクノロジー 「一生を捧げるテーマ」との出会い方
1993年に書かれたデビュー作「神様」が、2011年の福島原発事故を受け、新たに生まれ変わった。 くまにさそわれて散歩に出る。「あのこと」以来、初めて――。 1993年に書かれたデビュー作「神様」が、2011年の福島原発事故を受け、新たに生まれ変わった――。「群像」発表時より注目を集める話題の書! 2011年。わたしはあらためて、「神様2011」を書きました。原子力利用にともなう危険を警告する、という大上段にかまえた姿勢で書いたのでは、まったくありません。それよりもむしろ、日常は続いてゆく、けれどその日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性をもつものだ、という大きな驚きの気持ちをこめて書きました。――<「あとがき」より>
江戸の片隅、小さなどぶ川のどん詰まりで暮らす夫婦、親子、妾と旦那、料理屋の主人……。生の喜びと哀しみが織りなす傑作時代小説。 「誰の心にも淀みはある。でも、それが人ってもんでね」 江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。 青物卸の大隅屋六兵衛は、一つの長屋に不美人な妾を四人も囲っている。その一人、一番年嵩で先行きに不安を覚えていたおりきは、六兵衛が持ち込んだ張方をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだして……(「閨仏」)。 裏長屋で飯屋を営む与吾蔵は、仕入れ帰りに立ち寄る根津権現で、小さな唄声を聞く。かつて、荒れた日々を過ごしていた与吾蔵が手酷く捨ててしまった女がよく口にしていた、珍しい唄だった。唄声の主は小さな女の子供。思わず声をかけた与吾蔵だったが――(「はじめましょ」)ほか全六話。 生きる喜びと生きる哀しみが織りなす、著者渾身の時代小説。 【著者略歴】 西條奈加(さいじょう・なか) 1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノべル大賞を受賞し、デビュー。2012年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、2015年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞。近著に『亥子ころころ』『せき越えぬ』『わかれ縁』などがある。
東京下町の中学校で、夏休み直前に1年2組の男子生徒全員が姿を消す。彼らは廃工場に立てこもり、大人たちへの反乱を企てる。女子生徒たちとの奇想天外な作戦が展開される中、本物の誘拐事件も絡み、大人たちは混乱に陥る。これは宗田理による不朽のエンターテインメントシリーズの傑作である。
小学生の頃に読んでめちゃくちゃおもしろかった記憶がある。ワクワクが止まらない。
小学生のころの、私のバイブルでした。「こんなことができたらいいのにな。」と、いつも憧れながら、読んでいました。たまには、大人しい子供の仮面を脱ぎ捨てて、反抗してみようかなという勇気をくれた本です。今でも、この本を読んだ時の興奮は忘れられません。
本書は、大谷翔平選手の成功の背景にある思考や哲学を語録としてまとめたものである。彼は、挑戦、苦悩、向上心、素顔、克己心、哲学というテーマを通じて、自らの成長を語り、周囲の批判を乗り越えて二刀流を実現した過程を示している。大谷の言葉には、挫折を経験しながらも自分を信じ続ける姿勢や、常に成長を求める姿勢が表れており、読者に生きるためのヒントを提供している。
幼馴染と十年ぶりに再会した主人公は、かつての冴えない彼女が魅力的な女性に変貌していることに驚く。しかし、彼女には隠された過去があり、その秘密を知ることで恋が新たな展開を迎える。切なさと素敵な瞬間が詰まった恋愛小説。著者は越谷オサム。
この本大好き。人間関係とか、この先どうなっていくのか興味をそそられる本。
野球の青春を思い出してくれる小説。学生の頃にこの小説を読んで野球部を志した記憶がある。激しいスポ根野球ストーリーではないが、非常に読みやすく心温まるほっこりする物語