【2025年】「中学校」のおすすめ 本 126選!人気ランキング
- くちびるに歌を (小学館文庫 な 20-1)
- カラフル (文春文庫 も 20-1)
- 西の魔女が死んだ (新潮文庫)
- アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
- 夏の庭―The Friends (新潮文庫)
- 令和の中学受験 保護者のための参考書 (講談社+α新書 726-2C)
- 中学受験「必笑法」 (中公新書ラクレ)
- 1リットルの涙難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)
- 増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫) (文春文庫 フ 1-4)
長崎県五島列島の中学合唱部を舞台にした青春小説。音楽教師の松山先生が産休に入るため、美人ピアニストの柏木が合唱部を指導することに。男子生徒が多数入部し、女子部員との対立が生じる。柏木は部員に十五年後の自分に向けた手紙を書く宿題を出し、彼らの秘密が明らかになる。著者は中田永一で、文庫化された作品。
魂が輪廻のサイクルから外された主人公が、天使業界の抽選に当たり、自殺未遂をした中学生・小林真の体に宿ることになる。彼は自分の罪を思い出しながら、真としての生活を通じて家族やクラスメイトとの関係が変化し、周囲の世界が色づいていく。これは、成長と再生を描いた感動的な青春小説で、実写映画やアニメ化もされた。著者は森絵都。
小6の時、友達の好きな本だったので読んで見た思い出の一冊です‼︎ちょっとだけ読むはずが一気に読んでしまいた。映自分の生き方にすごく悩まされました
怒涛の展開が…という小説ではないですが、生きる意味について考えさせられます。すこし思想が強い気もしますが、私にはそのくらいがちょうどいいです。初見で読みましたがとても印象に残りました。
中学に進んだ少女まいは、学校に行けなくなり、初夏の一ヶ月を魔女のおばあちゃん・ママのもとで過ごす。彼女は魔女修行を通じて、自分で決めることの大切さを学び、喜びや希望、幸せを見つけていく。物語には「渡りの一日」も併録されている。著者は梨木香歩で、受賞歴もある児童文学作家。
チャーリイ・ゴードンは32歳で幼児並みの知能を持つが、大学の教授から知能を向上させる手術を受けるチャンスを得る。手術後、彼は天才に変貌し、愛や孤独を通じて人間の心の真実を学ぶ。これは感動的なストーリーで、著者ダニエル・キイスの代表作として知られ、世界的なベストセラーとなった。
ドラマ版を見てから原作も気になり購入。もう涙が止まらなすぎて途中で手を止めないと読み進められないです。知的障害者のチャーリーにとって、知恵を得ることや真実を知る事は必ずしも幸せなのだろうかと考えさせられました。チャーリーが手術後に賢くなってから周りの人達は自分をただバカにしていた事や母親から虐待を受けていた事を気付いた時の心情が、、、言葉に表せないぐらい辛いのです。最終章の方でのチャーリーは自分もアルジャーノンと同じように知能が落ちてしまっていくと気付いた時の絶望感。それでも心から友達と言える、友達に出会えたことは彼の救いになったと思えました。
号泣するしかないです。
不思議な雑貨店が舞台の物語で、過去の悩み相談の手紙が現代に届く。逃げ込んだ悪事を働いた3人は、店主の代わりに返事を書くうちに雑貨店の秘密と児童養護施設との関係が明らかになる。彼らは悩める人々を救うため、再び奇跡を起こせるのかが描かれている。著者は東野圭吾。
まんこなめたい
東野圭吾の書籍はそれほど読まないのだが、これはふと読んでみて感動した一冊。東野圭吾はサスペンス系のイメージがあったがこの書籍でイメージが変わった!
町外れに住む老人を観察していた少年たちが、彼の死を見届けることを目的としていたが、次第に老人との深い交流が生まれていく。物語は、失われるものと失われないものに触れる少年たちの成長を描いている。
「アンネの日記」の完全版と新たに発見された日記を加えた増補新訂版が登場。ナチス占領下で思春期を過ごした少女アンネ・フランクの夢や悩みが描かれ、彼女の生活や外の世界との衝突が記録されている。アンネは1933年に家族と共にオランダに移住し、1944年に密告されて捕らえられ、15歳で亡くなった。彼女の日記は今も多くの人々に感動を与えている。
陸上部の顧問が異動し、頼りない美術教師が代わりに指導を始める。部長の桝井は中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを集め、元いじめられっ子の設楽、不良の太田、優柔不断なジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介の6人が県大会出場を目指して練習を重ねる。感動的な青春物語。著者は瀬尾まいこ。
2019年、日本では公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年を迎え、メディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。主人公の笠原郁は、図書隊に入隊し、行き過ぎた検閲から本を守るために奮闘する。彼女の情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されるが、物語は彼女の成長と恋愛を描くエンターテインメントである。著者は有川浩。
懐かしいー!小学生の時に、何回も読んでいました。本に関する規制が厳しくなった日本で、本を守るために戦う人たちの話です。臨場感あふれる描写のバトルファンタジーですが、恋愛風味もあり、2人の絶妙な距離感を味わいながら、楽しく読めます!
この作品は、学校や家庭での葛藤を抱える子どもたちの心情を描いた物語です。文也は人気者とつるむことでクラスの中心にいると感じるが、大事件に巻き込まれる。一方、杏美はおとなしい友人の中で自分を隠し、私立中学への進学を待ち望んでいる。彼女は“女王”香奈枝との関係に悩みながらも、過去の親友との記憶に苦しむ。特別篇「仄かな一歩」を含むこの決定版は、子どもたちの葛藤と希望を描いています。著者は朝比奈あすか。
砂漠に不時着した「僕」が出会ったのは、地球にたどり着いた王子さま。『星の王子さま』は、60年以上経った今も心をつかむ宝石のような物語で、新訳が優しい日本語で再現されている。著者サン=テグジュペリはフランスの作家で、航空パイロットとしての経験を生かし、数々の作品を残した。河野万里子はフランス語学科卒業の翻訳者。
読みやすくておもしろいなとおもいました。
子供向けの物語かと思いきや、大人が読んでも深く人生について考えさせられる本。大切なものは目に見えないんだというセリフが好き。
この文章は、さまざまな短編小説や物語のタイトルを紹介しています。内容は、警官や株式仲買人のロマンス、結婚式のエピソード、人生の教訓など多岐にわたり、感情や人間関係を描いた作品が含まれています。最後には訳者のあとがきもあります。
伊坂幸太郎の連作短編小説『5つの奇跡』は、独自の正義感を持つ憎めない男、陣内を中心に展開する五つの物語を描いています。日常の中で起こる不思議な事件が一つに結びつき、予想外の奇跡が訪れる様子を、ファニーで心温まるタッチで描いています。
足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件をきっかけにクラスメートとの関係を断ち切ります。一方、学校の人気者ブンちゃんは転校生モトくんに対して複雑な感情を抱いています。この連作長編は、それぞれのキャラクターの物語を通じて「友だち」の本当の意味を探求しています。著者の重松清は、現代の家族をテーマに多くの話題作を発表しています。
主人公が変わる(人)本は嫌いですがこの本は面白かったです。一番好きなのが千羽鶴です
僕はこの本を読んで、自分とは違った友達の考え方がわかり、それに納得させられました。特に松葉杖の女の子と病気によくかかる女の子の関係を読んで感動しました。
「かがみの孤城」は、学校で居場所を失った少女“こころ”が、鏡を通じて不思議な城に迷い込み、似た境遇の7人と出会う物語です。彼らは城の鍵を探すことで願いを叶えることができるとされ、物語が進むにつれて驚きと感動が待っています。本書は本屋大賞を受賞し、多くの支持を得たベストセラーです。著者は辻村深月。
本当に感動する!まさか、同じ学校に通ってる、別の年代の子たちだとは!最後に全部の謎が解けるとこ、すごいです!
読んでみたら泣けた!1人だけが主人公ではなく、登場人物みんなが主人公でいいお話!オオカミ様が実際に誰なのかははっきりにないけど、とても優しくていい人!読むと勇気をもらえるし、不登校の気持ちがはっきりわかってくる!
高校生の僕が病院で拾った文庫本「共病文庫」は、クラスメイトの山内桜良が書いた日記で、彼女の余命が膵臓の病気で短いことが記されている。感動的な内容で、青春小説として大ヒットした作品。著者は住野よるで、デビュー作「君の膵臓をたべたい」が本屋大賞第2位を受賞した。
この本は感動シリーズだとわかりました最後主人公たちが描く物語がすごく感動です
好きだとか嫌いだとか、何か伝えたいなら、そういう全てを、伝えるようにしてほしい。じゃないと、私みたいにいつの間にか死んじゃうかもしれないよ。いずれ失うって分かってる私を「友達」や「恋人」にするのは怖かった。17年、私は君に必要とされるのを待っていたのかもしれない。私と君の関係は、そんなどこにでもある言葉で表すのはもったいない。「君の膵臓を食べたい。」住野よる『君の膵臓をたべたい』ーー本文より。どれだけ涙を流せばいいのだろう。すべてを読み終えて真っ白な状態になった。純粋な恋愛、永遠の青春、簡単な言葉では説明できない尊い世界がある。
博士は記憶力を失い、家政婦である私を常に“新しい”存在として扱います。博士との日々は、私の息子が加わることで驚きと喜びに満ちたものとなり、悲しみと温かさが交錯する愛の物語が展開されます。この作品は第1回本屋大賞を受賞しました。著者は小川洋子で、数々の文学賞を受賞しています。
中学時代、駅伝で全国大会を目指していた圭祐は、出場を逃し、高校では競技を断念。放送部に入部し、脚本家を目指す正也の影響でラジオドラマ制作に挑戦し、全国高校放送コンテストを目指す物語。著者は湊かなえ。
深みがあってハマる!感動と鍵をみつけるミステリーが面白い!!
この本は学校にあったので、借りて読んでみると、とっても面白かったです。確か、去年金曜ロードショーで、アニメ版も放送されたのですが、お母さんからの許可が降りず、見られませんでした(関係ない話ですが、私は小六です。)でも、面白くて最後までページをめくる手が止まりませんでした。最後の真実には驚きました。〜あらすじ〜この本の主人公は、こころという子で、あることをきっかけに、学校へいけなくなります。そしてある日突然自分の部屋にあった鏡が光りだし、鏡の中へ入ってしまいます。その時は、逃げ出しましたが、また鏡の中へ入ってしまいます。そして、そこにはこころの他にも、6人の子どもたちがいました。そして、狼の格好をした。女の子もいました。そして、鍵を探せば願いが叶う。といいます。果たして、こころたちは、鍵を見つけられるのか?そして、その鍵は誰が使うのか?その人の望みとは何か?狼の少女の正体は?なぜ、このメンバーが集められたのか?などなど、いろいろな疑問が出てきます。長文失礼しました。
大学一年の春、主人公は秋好寿乃と出会い、彼女の理想と情熱に影響を受けて秘密結社「モアイ」を結成する。しかし、3年後、彼女はもういなくなり、彼の心には彼女がついた嘘が深く刺さっている。住野よるのこの作品は、青春の痛みと残酷さを描いている。
本書は、言葉、風景、人々、そして本の重要性について論じており、特に21世紀初頭の日本における再生の必要性を強調しています。著者の長田弘は、NHKテレビ「視点・論点」での17年間の発言をまとめ、国境を越えるコミュニケーションや異世代間の対話、古い本の価値、日常生活の習慣など、多様なテーマを探求しています。全体を通じて、文化や記憶の育成、そして風景の重要性が語られています。
榊原恒一は夜見山北中学に転校し、クラスの異様な雰囲気に戸惑う。特に美少女ミサキ・メイに惹かれるが、謎は深まるばかり。クラス委員長の桜木が惨殺される事件が発生し、恐怖と謎に満ちた世界が展開される。著者は綾辻行人で、ホラー小説に新たな挑戦をしている。
孤島に招かれた十人の男女が、招待主不在の中で夕食時に過去の犯罪を暴露され、その後、童謡の歌詞に従って一人ずつ殺されていくサスペンス小説。著者はアガサ・クリスティーで、彼女は多くの作品を残し、世界的に愛されている。翻訳者は青木久惠。
この本大好き。人間関係とか、この先どうなっていくのか興味をそそられる本。
野球の青春を思い出してくれる小説。学生の頃にこの小説を読んで野球部を志した記憶がある。激しいスポ根野球ストーリーではないが、非常に読みやすく心温まるほっこりする物語
看護師の紗穂は夜勤中に地震に遭い意識を失い、1944年のマニラで老女の若い姿になって目覚める。従軍看護婦として戦争に巻き込まれながらも、明るさで困難に立ち向かう彼女の反戦の意志と命を背負った女性たちの青春を描く感動作。著者は藤岡陽子で、看護学校卒業後に作家デビュー。
著者の朝井リョウは、戦後最年少で直木賞を受賞した作家であり、初のエッセイ集を発表しました。この作品では、上京やアルバイト、就職活動、社会人生活について、彼独自の観察眼で描かれた23編のエッセイが収められています。「ゆとり世代」が自らの世代を振り返る内容で、切なさとユーモアが交錯しています。
本書は、写真家・星野道夫がアラスカ北極圏での20年間の自然や動物、地域の人々との出会いを写真とエッセイで綴った作品集です。彼の急逝後も、その作品は多くの人々に感動を与え続けています。写真と文章が融合し、星野の魅力を引き立てています。
実家が病院の中学生・有人は、学校での出来事から希望を失い引きこもりに。叔父の勧めで北海道の離島の高校に転校し、少人数の友人や島民と新たな生活を始めるが、残酷な別れに直面する。絶望から再生を描いた感動的な青春小説。著者は乾ルカ。
あなたがいたから、強くなれた。ほとばしる情熱に一気読み! 将棋界史上初となる女性棋士の座を賭けた対局が決定した。運命の一戦に臨むのは、天才高校生・諏訪飛鳥と、プロ入りの年齢制限が迫る千桜夕妃。激闘の末に決まった勝者は、デビュー戦を前に姿を消した――。 史上初となる女性棋士の座を賭けた対局が決定した。運命の一戦に臨むのは、将棋の名門一家で育った天才高校生・諏訪飛鳥と、体が弱くプロになるための年齢制限が迫る千桜夕妃。激闘の末に決まった勝者はしかし、デビュー戦を前に姿を消した。観戦記者の佐竹亜弓は彼女の行方を追うが……。「もう一度、あなたと指したい」。互いに切磋琢磨する若き棋士たちの熱い戦いと、将棋で結ばれる絆に胸を打たれる、愛と情熱の物語。 第一部 佐竹亜弓の失望と想望の雄途 第二部 千桜智嗣の敬愛と憂戚の青春 幕間 ニースの地で 前編 第三部 諏訪飛鳥の情熱と恩讐の死闘 幕間 ニースの地で 後編 第四部 竹森稜太の強靱で潔癖な世路 第五部 ただ君を知るための遊戯 あとがき 文庫版あとがき
本書『ユダヤ人大富豪の教え』は、アメリカの老富豪と日本人青年の出会いを通じて「幸せなお金持ちになる秘訣」を学ぶ物語です。2003年の刊行以来、200万部以上を売り上げ、世代を超えて支持されています。お金に対する考え方や自立するための知恵を提供し、特に子どもの金融リテラシーを育むのに適した一冊です。著者は本田健で、彼の経歴や活動も紹介されています。
本書は、心理学の巨頭アルフレッド・アドラーの思想を物語形式で紹介し、幸福に生きるためのシンプルで具体的な答えを提供します。内容は、トラウマの否定や対人関係の重要性、他者の期待からの解放、共同体感覚の重要性、そして「今」を生きることに焦点を当てています。著者はアドラー心理学を研究する哲学者の岸見一郎と、フリーランスライターの古賀史健です。
10代20代を不登校自暴自棄で友達全員いなくなって中退退職自殺未遂絶望に中毒状態ときて30代でこの本に出会い自分を変える原動力の一つになりました。この本だけでは人目が気にならなくなるようにするのは難しいですが本気で変わりたいと思う人には強力な思考法でした。ただ強力過ぎて今の自分にある程度の心の余裕がないと危険かもしれません。今の自分を変えたいと本気で覚悟しているのならとても力になってくれる本だと思います。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、アドラー心理学を基に、人間関係や自己成長について深く考察した書籍です。対話形式で進む内容は、読者にとって理解しやすく、自己肯定感を高めるための実践的なアドバイスが満載です。特に、「他者の評価を気にせず、自分らしく生きる」というメッセージが強調されており、現代社会で悩みがちな人にとって勇気づけられる一冊です。心理学的な知見と実践的な教えがバランスよく組み合わされています。
『告白』は、中学校の女性教師が自らの子供・愛美をクラスメートに殺されたことを告白する物語です。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と変わる中で、事件の全貌が明らかになり、衝撃的なラストが話題を呼びました。この作品はデビュー作であり、第6回本屋大賞を受賞した国民的ベストセラーです。
映画化もされた「湊 かなえ」の代表作。あまり小説を読む方ではないが、この小説には惹き込まれた。
映画版を見てから気になりこちらも読みました。映画版も良かったのですが小説の方はやはり細かい心情の描写まで描かれていて読み応えありました。人間の愚かさや誰しもが抱える心の弱さだったりが読んでいて自分の心にもグサッと刺さりたまに休憩挟みました。下村本人も下村の母親も愛情があるのに愛情の表現の仕方が一方的過ぎて、その結果が母親刺殺になる所が1番深く刺さりました…。
高校二年生の遥は、親友マーリンと楽しい日々を過ごしながら、憧れの先輩を見つめる平和な生活を送っています。ある雨の日、水族館で同じクラスの男子アルトと出会い、様々な学校行事や友人との会話を通じて、心に残る一年間の物語が展開されます。著者は畑野智美で、若者たちの複雑な人間関係を描いた作品で知られています。
コロナ禍での制限の中、高校生の亜紗、渋谷の中学生真宙、五島列島の旅館の娘円華がそれぞれの天文活動を通じてつながる物語。彼らはオンラインで交流しながら、星を捉える「スターキャッチコンテスト」を目指す。人間の感情や出会いの温かさが描かれている。
中学1年生の早紀は、吹奏楽部の一員として合唱コンクールの指揮者に任命される。内気な彼女は、個性的なクラスメイトたちとの関わりを通じて自分を解放していくが、本番直前に予期せぬアクシデントが発生する。成長や友情をテーマにしたこの青春小説は、中学生たちの悩みや達成感を描いており、多くのメディアで注目されている。著者は佐藤いつ子。
プラトンの初期秀作二篇の新訳。ソクラテスの法廷、獄中での最期の言説。新解説を付し、クセノフォン『ソクラテスの弁明』訳を併載 昏迷深まる現代への贈りもの 今こそ、ソクラテスを。 待望の《新訳》登場。 不敬神の罪に問われた法廷で死刑を恐れず所信を貫き、老友クリトンを説得して脱獄計画を思い止まらせるソクラテス。「よく生きる」ことを基底に、宗教性と哲学的懐疑、不知の自覚と知、個人と国家と国法等の普遍的問題を提起した表題2作に加え、クセノポンの「ソクラテスの弁明」も併載。各々に懇切な訳註と解題を付し、多角的な視点からソクラテスの実像に迫る。新訳を得ていま甦る古典中の古典。 「いちばん大事にしなければならないのは生きることではなくて、よく生きることだ」──(「クリトン」より)
IT企業「スピラリンクス」の新卒採用最終選考に残った六人の学生が、内定を賭けてチームを作る課題に挑む。しかし、課題が「一人の内定者を選ぶ」に変更され、彼らはライバルに。議論の中で発見された封筒には「●●は人殺し」という告発文が。彼らの嘘と罪、そして犯人の目的が明らかになる中、心理戦が繰り広げられる青春ミステリ。著者は浅倉秋成。
九歳の少女が無邪気な殺人者に殺され、その死体を巡る兄妹の冒険が描かれるホラー小説。彼らは大人たちから逃れつつ、死体を隠す方法を模索する。著者は乙一で、デビュー作として高く評価されている。