【2024年】「警察」のおすすめ 本 130選!人気ランキング
- 64(ロクヨン) 上 (文春文庫 よ 18-4)
- 孤狼の血 (角川文庫)
- アナザーフェイス (文春文庫 と 24-1)
- 新宿鮫: 新宿鮫 1 (光文社文庫 お 21-16 新宿鮫 新装版 1)
- ストロベリーナイト (光文社文庫 ほ 4-1)
- マークスの山(上) (新潮文庫)
- 隠蔽捜査 (新潮文庫)
- 犯人に告ぐ (上) (双葉文庫 し 29-1)
- 第三の時効 (集英社文庫)
- 百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)
『昭和64年の誘拐殺人事件』は、D県警の広報官・三上義信が、娘の失踪と警察内部の対立に直面しながら、史上最悪の事件に関与する様子を描いた警察小説です。著者は横山秀夫で、組織と個人の葛藤を緊張感を持って表現し、ミステリー界で高く評価されています。
新人刑事の日岡が、ヤクザとの癒着が噂される先輩刑事・大上と共に、広島で金融会社社員の失踪事件を捜査する。大上の強引な手法に戸惑いながらも、日岡は暴力団との抗争に挑む。物語は正義とは何かを問いかけ、衝突を回避するための大上の大胆な策が展開される。著者は柚月裕子。
この作品は、時効成立寸前の殺人事件を扱った警察小説の連作短篇集で、全六篇から成る。容疑者が事件後に海外に滞在していたため、時効発生までの7日間に刑事たちが追跡を試みる様子が描かれ、彼らの葛藤や逮捕への執念がテーマとなっている。著者は横山秀夫で、彼の作品は本格ミステリとして高く評価されている。
19年前の大阪で発生した質屋殺人事件を背景に、被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂がそれぞれ異なる人生を歩む様子を描いたミステリー小説。事件は迷宮入りし、二人の周囲には恐ろしい犯罪が潜むが、証拠は見つからない。著者は東野圭吾。
高校教師の石神は、隣人の靖子に恋心を抱き、彼女とその娘が前夫を殺害したことを知り、二人を救うために完全犯罪を計画する。しかし、その謎を解くのは彼の親友である物理学者の湯川学となる。これはガリレオシリーズの初の長篇で、直木賞を受賞した作品である。著者は東野圭吾。
『その女アレックス』は、監禁された女性アレックスが死の危機に瀕しながらも壮絶な脱出計画を練るサスペンス小説です。彼女の秘密が明らかになるにつれて、物語は驚きの展開を迎え、最後には感情的な結末が待ち受けています。著者ピエール・ルメートルは、イギリス推理作家協会賞を受賞した実力派作家です。
法廷でスズキタゴサクの裁判中、銃を持ったテロリストが法廷を占拠し、「死刑囚の処刑と人質の解放」を条件に籠城事件が発生。警察とテロリスト、スズキタゴサクが絡む緊迫した三つ巴の戦いが繰り広げられる。著者の呉勝浩が描くこのノンストップ・ミステリーは、前作を超える面白さと高評価を得ている。
バラエティプロデューサー・幸良涙花は、進退をかけて「ゴシップ人狼」という新番組に挑むが、放送直前に大御所俳優・勇崎恭吾の死体を発見する。生放送まで20分の中で、彼女はこの危機を乗り越えられるのか、そして犯人は誰なのかが描かれる軽ミステリ作品。著者は森バジルで、エンタメファンに向けた一気読みできる内容となっている。
結城真一郎の新作ミステリ小説では、大学生のビーバーイーツ配達員が怪しいレストランのオーナーシェフから1万円の報酬を提案され、探偵業に巻き込まれる。彼は不自然な事件を解決する手法に気づき、命の危険を感じながら情報を運ぶことになる。著者は東京大学卒の作家で、数々の賞を受賞している。
ベストセラー作家・森林麻美がブログで自死をほのめかし、消息を絶つ。担当編集者の池上は新作原稿を得るために麻美を探すが、彼女のブログは更新され続け、様々な秘密が明らかになる。麻美の目的や生死が問われる中、人間の欲望が渦巻くノンストップスリラー。2023年にnote創作大賞でW受賞し、ドラマ化も決定している。著者は星月渉。
阪神淡路大震災直後に出会った男と女の物語。女は男の殺人を知り、彼を利用して野心を達成しようとするが、彼女にも恐ろしい秘密がある。名作『白夜行』の興奮を再び味わえる傑作長編。
轢き逃げに巻き込まれ、覚えのない「過失」を巡り訴訟を起こされてしまった新人警察官の桐嶋。彼女を訪れたのは弁護士資格を持つ警察官・荒城ーー通称「県警の守護神」だった。選考委員驚愕の警察小説新人賞受賞作! 警察×民事訴訟、小説界に新ジャンル誕生! この新人がデビューしたら、私の立場が危なくなるんじゃないか、と思うくらい評価した。ーー今野敏氏〈訟務係〉という着眼点は、埋もれさせるにはあまりに惜しい。ーー月村了衛氏本作を嚆矢として〈訟務係モノ〉とでもいった新ジャンルが切り拓かれていくことを願っている。ーー長岡弘樹氏嘘すら駆使して、正義を貫く。警察×民事訴訟 警察小説界に新たなジャンルが誕生!選考委員驚愕の第二回警察小説新人賞受賞作。「俺たちは、警察官ひとりを護るのと同時に、警察組織を、ひいては国民を護っているんです」バイクの自損事故現場で轢き逃げに遭った新人警察官の桐嶋千隼。病院で目を覚ますと、バイクの少年は死亡していた上、桐嶋はその責任を巡る訴訟を起こされてしまった。途方に暮れる桐嶋を訪れたのは、「県警の守護神」と呼ばれる弁護士資格を持つ異例の警察官・荒城。真実よりも勝利を求める強引なやり方に反発しつつも、訴訟に巻き込まれていく桐嶋だが、調査を進めるうち、訴訟は同日に起きた女性警察官発砲事案にも繋がっていきーー。 【編集担当からのおすすめ情報】 「この著者、一体何者?」と選考会を沸かせた第二回警察小説新人賞受賞作がついに刊行!これまで様々な題材で親しまれてきた警察小説というジャンルですが、警察官が訴えられた際に登場する「訟務係」を主役に据えた作品は無かったのではないでしょうか。民事訴訟を通しそれぞれの警察官の正義を描く、今までにない警察×リーガルミステリの誕生をぜひ見届けてください。
『告白』は、愛美という生徒が同級生に殺された事件を描いた物語で、物語は中学校の女性教師のホームルームでの告白から始まります。語り手が次々と変わりながら事件の全貌が明らかになり、衝撃的なラストが話題を呼びました。この作品はデビュー作であり、第6回本屋大賞を受賞したベストセラーです。著者は湊かなえで、広島県出身の作家です。
映画化もされた「湊 かなえ」の代表作。あまり小説を読む方ではないが、この小説には惹き込まれた。
映画版を見てから気になりこちらも読みました。映画版も良かったのですが小説の方はやはり細かい心情の描写まで描かれていて読み応えありました。人間の愚かさや誰しもが抱える心の弱さだったりが読んでいて自分の心にもグサッと刺さりたまに休憩挟みました。下村本人も下村の母親も愛情があるのに愛情の表現の仕方が一方的過ぎて、その結果が母親刺殺になる所が1番深く刺さりました…。
殺人現場では靴をお脱ぎください 殺しのワインはいかがでしょう 綺麗な薔薇には殺意がございます 花嫁は密室の中でございます 二股にはお気をつけください 死者からの伝言をどうぞ 宝生家の異常な愛情
「ミステリー=堅苦しい」っていうイメージをひっくり返した作品。お嬢様があの職業なのも、面白いし、(てか、普通働くのか?)執事に見下されてる感じも、最高!!(※Sではありません)読んだらわかるので、ぜひ読んでください。
島育ちの小学生四人組が「ゆーちゅーばー」を夢見たものの、様々な社会問題や人間関係の中で成長していく姿を描いた短編集。内容はマッチングアプリ、三角関係、中学受験、精子提供、殺人事件など多岐にわたり、日常の違和感に焦点を当てたミステリー作品。著者は日本推理作家協会賞を受賞した結城真一郎。
デビュー作『屍人荘の殺人』が文庫化され、5冠を達成した。物語は神紅大学のミステリ愛好会のメンバーが、映研の夏合宿で訪れたペンション紫湛荘で連続殺人に巻き込まれるというもの。著者の今村昌弘は、2017年にこの作品で鮎川哲也賞を受賞し、数々のミステリランキングで1位を獲得した。映画化もされ、豪華キャストが出演する。
17歳の秀一は、湘南の高校に通い、母と妹と共に平穏な生活を送っていたが、元夫の曾根が家に居座り、家族に危害を加えようとする。警察や法律が役に立たないことを知った秀一は、自ら曾根を殺す決意をする。少年の孤独な戦いと感情を描いたミステリー作品。著者は貴志祐介。