【2024年】「ハードカバー」のおすすめ 本 185選!人気ランキング
- かがみの孤城
- 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
- 火車 (新潮文庫)
- 三毛猫ホームズの推理 (角川文庫)
- 聖者の落角 (角川ホラー文庫)
- 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
- 西の魔女が死んだ (新潮文庫)
- 夜市 (角川ホラー文庫 つ 1-1)
- 氷菓 (角川文庫)
- 白夜行 (集英社文庫)
深みがあってハマる!感動と鍵をみつけるミステリーが面白い!!
この本は学校にあったので、借りて読んでみると、とっても面白かったです。確か、去年金曜ロードショーで、アニメ版も放送されたのですが、お母さんからの許可が降りず、見られませんでした(関係ない話ですが、私は小六です。)でも、面白くて最後までページをめくる手が止まりませんでした。最後の真実には驚きました。〜あらすじ〜この本の主人公は、こころという子で、あることをきっかけに、学校へいけなくなります。そしてある日突然自分の部屋にあった鏡が光りだし、鏡の中へ入ってしまいます。その時は、逃げ出しましたが、また鏡の中へ入ってしまいます。そして、そこにはこころの他にも、6人の子どもたちがいました。そして、狼の格好をした。女の子もいました。そして、鍵を探せば願いが叶う。といいます。果たして、こころたちは、鍵を見つけられるのか?そして、その鍵は誰が使うのか?その人の望みとは何か?狼の少女の正体は?なぜ、このメンバーが集められたのか?などなど、いろいろな疑問が出てきます。長文失礼しました。
『告白』は、中学校の女性教師が自らの子供・愛美をクラスメートに殺されたことを告白する物語です。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と変わる中で、事件の全貌が明らかになり、衝撃的なラストが話題を呼びました。この作品はデビュー作であり、第6回本屋大賞を受賞した国民的ベストセラーです。
映画化もされた「湊 かなえ」の代表作。あまり小説を読む方ではないが、この小説には惹き込まれた。
映画版を見てから気になりこちらも読みました。映画版も良かったのですが小説の方はやはり細かい心情の描写まで描かれていて読み応えありました。人間の愚かさや誰しもが抱える心の弱さだったりが読んでいて自分の心にもグサッと刺さりたまに休憩挟みました。下村本人も下村の母親も愛情があるのに愛情の表現の仕方が一方的過ぎて、その結果が母親刺殺になる所が1番深く刺さりました…。
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて婚約者の関根彰子の行方を捜す。彰子は自ら失踪し、足取りを消している理由や彼女の正体を探る中で、カード会社の自己破産者の悲惨な人生が謎解きの鍵となる。これは山本周五郎賞を受賞したミステリー作品。
その青年は、神か悪魔か? 無垢な祈りは世界を覆う呪いになる――。 病院に忽然と現われ、子どもたちの願いを叶える謎めいた黒服の青年。難病も嘘のように完治するが、子どもたちの態度が豹変し異様な言動をするという。心霊案件を扱う佐々木事務所に相次いで同様の相談が舞い込んだ。原因を探るるみは、土地にまつわる月と観音信仰が鍵だと掴むが、怪異は治まらない。孤独な闘いの中、彼女はある恐ろしい疑惑に捕らわれる――願いは代償を要求し、祈りは呪いに変貌する。底なしの悪夢に引きずりこむ民俗学カルトホラー! 子どもの前にだけ現われ、その願いを叶えて回る神様。だが、その後子どもたちは意味不明の言葉で祈り、おかしくなるという――。青山が不在の佐々木事務所に依頼が持ち込まれ、るみは調査に乗り出すが……。 第一章 晦 第二章 三日月 第三章 半月 第四章 十三夜 第五章 待宵 終章 満月
高校教師の石神は、隣人の靖子に恋心を抱き、彼女とその娘が前夫を殺害したことを知り、二人を救うために完全犯罪を計画する。しかし、その謎を解くのは彼の親友である物理学者の湯川学となる。これはガリレオシリーズの初の長篇で、直木賞を受賞した作品である。著者は東野圭吾。
中学に進んだ少女まいは、学校に行けなくなり、初夏の一ヶ月を魔女のおばあちゃん・ママのもとで過ごす。彼女は魔女修行を通じて、自分で決めることの大切さを学び、喜びや希望、幸せを見つけていく。物語には「渡りの一日」も併録されている。著者は梨木香歩で、受賞歴もある児童文学作家。
不思議な市場「夜市」で、幼い裕司は弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れる。成長して野球部のヒーローとなった裕司は、弟を売った罪悪感に悩まされ続け、再び夜市を訪れ弟を買い戻そうとする。感動的なエンディングを迎えるホラー大賞受賞作。
19年前の大阪で発生した質屋殺人事件を背景に、被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂がそれぞれ異なる人生を歩む様子を描いたミステリー小説。事件は迷宮入りし、二人の周囲には恐ろしい犯罪が潜むが、証拠は見つからない。著者は東野圭吾。
村田沙耶香の「コンビニ人間」は、36歳未婚の古倉恵子が18年間コンビニで働く中で、日常生活や自身の存在意義を問い直す物語です。彼女はコンビニの仕事を通じて社会の一部としての役割を感じているが、婚活目的の新入り男性・白羽からその生き方を否定される。現代の実存を軽やかに描いた作品で、第155回芥川賞を受賞し、170万部以上が売れ、40カ国語に翻訳されている。
大学ミステリ研究会の7人が、孤島・角島にある十角形の館を訪れる。館の建築家は半年前に焼死しており、彼らは次々と連続殺人の犠牲となる。1987年に刊行されたこの作品は、新装改訂版として再登場し、ミステリ史上の衝撃的な結末が待ち受けている。著者は綾辻行人で、彼の作品は現代本格ミステリを代表する人気シリーズとなっている。
2019年、日本では公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年を迎え、メディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。主人公の笠原郁は、図書隊に入隊し、行き過ぎた検閲から本を守るために奮闘する。彼女の情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されるが、物語は彼女の成長と恋愛を描くエンターテインメントである。著者は有川浩。
懐かしいー!小学生の時に、何回も読んでいました。本に関する規制が厳しくなった日本で、本を守るために戦う人たちの話です。臨場感あふれる描写のバトルファンタジーですが、恋愛風味もあり、2人の絶妙な距離感を味わいながら、楽しく読めます!
高校生の僕が病院で拾った文庫本「共病文庫」は、クラスメイトの山内桜良が書いた日記で、彼女の余命が膵臓の病気で短いことが記されている。感動的な内容で、青春小説として大ヒットした作品。著者は住野よるで、デビュー作「君の膵臓をたべたい」が本屋大賞第2位を受賞した。
この本は感動シリーズだとわかりました最後主人公たちが描く物語がすごく感動です
好きだとか嫌いだとか、何か伝えたいなら、そういう全てを、伝えるようにしてほしい。じゃないと、私みたいにいつの間にか死んじゃうかもしれないよ。いずれ失うって分かってる私を「友達」や「恋人」にするのは怖かった。17年、私は君に必要とされるのを待っていたのかもしれない。私と君の関係は、そんなどこにでもある言葉で表すのはもったいない。「君の膵臓を食べたい。」住野よる『君の膵臓をたべたい』ーー本文より。どれだけ涙を流せばいいのだろう。すべてを読み終えて真っ白な状態になった。純粋な恋愛、永遠の青春、簡単な言葉では説明できない尊い世界がある。
十日前に結婚したアル中の笑子とホモの睦月は、セックスレスの奇妙な関係を持ちながらも、お互いを許し合い、愛し続ける。彼らの結婚を通じて、誠実さや友情、恋愛の本質が浮かび上がる。傷つきながらも愛を求める人々に贈る純度100%の恋愛小説。著者は江國香織。
『黄泉比良坂』は、死者と語り合う不気味な坂を舞台にしたホラー短編集で、全12篇が収められています。古事記に基づくこの坂には、現世と冥界を繋ぐ伝説があり、登場人物は死者に出会うことがあるとされています。著者は今邑彩で、彼女の作品は戦慄と恐怖を繊細に描き出しています。
三方を尾根に囲まれた外場村で、猛暑の夏に三体の腐乱死体が発見され、周囲には肉片が散乱していた。謎の家族の出現と連続する不審死の関連が疑われ、殺人や未知の疫病の可能性が浮上する中、恐怖が村を侵食していく。著者は小野不由美で、彼女は大分県中津出身の作家。
ロンドン郊外で、額に稲妻形の傷を持つ赤ん坊ハリー・ポッターが家の前に置かれ、俗物の家族に育てられる。11歳の誕生日にホグワーツ魔法魔術学校への入学許可証が届き、キングズ・クロス駅から未知の魔法の世界へ旅立つ。著者はJ.K.ローリングで、翻訳は松岡佑子が担当している。
本書は、心理学の巨頭アルフレッド・アドラーの思想を物語形式で紹介し、幸福に生きるためのシンプルで具体的な答えを提供します。内容は、トラウマの否定や対人関係の重要性、他者の期待からの解放、共同体感覚の重要性、そして「今」を生きることに焦点を当てています。著者はアドラー心理学を研究する哲学者の岸見一郎と、フリーランスライターの古賀史健です。
10代20代を不登校自暴自棄で友達全員いなくなって中退退職自殺未遂絶望に中毒状態ときて30代でこの本に出会い自分を変える原動力の一つになりました。この本だけでは人目が気にならなくなるようにするのは難しいですが本気で変わりたいと思う人には強力な思考法でした。ただ強力過ぎて今の自分にある程度の心の余裕がないと危険かもしれません。今の自分を変えたいと本気で覚悟しているのならとても力になってくれる本だと思います。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、アドラー心理学を基に、人間関係や自己成長について深く考察した書籍です。対話形式で進む内容は、読者にとって理解しやすく、自己肯定感を高めるための実践的なアドバイスが満載です。特に、「他者の評価を気にせず、自分らしく生きる」というメッセージが強調されており、現代社会で悩みがちな人にとって勇気づけられる一冊です。心理学的な知見と実践的な教えがバランスよく組み合わされています。
箱を祀る霊能者と箱詰めにされた少女たちを巡る事件が、美少女転落事件とバラバラ殺人を結びつける。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場が事件に関与し、京極堂の元へ向かう。果たして憑物は落とせるのか?日本推理作家協会賞受賞のミステリー作品、妖怪シリーズ第2弾。
1000年後の日本、神栖66町という集落では、念動力を持つ子どもたちが純粋な歓声を上げている。しかし、彼らは思考の自由を奪われ、管理されている。外部からの穢れが侵入しないこの町は、隠された先史文明の真実を知るまでは平和に見えるが、実際にはその力が社会を支配する枷となっている。
誰もが知る名著なので一度は目を通しておくべきだが、内容は冗長で個人的にはあまりはまらなかった。重要度×緊急度のマトリクスの話が一番重要で、そこだけ理解しておけばいい気がする。緊急度は低いが重要度が高いタスクになるべく長期的な視点で取り組めるようになるべき。
殺人現場では靴をお脱ぎください 殺しのワインはいかがでしょう 綺麗な薔薇には殺意がございます 花嫁は密室の中でございます 二股にはお気をつけください 死者からの伝言をどうぞ 宝生家の異常な愛情
「ミステリー=堅苦しい」っていうイメージをひっくり返した作品。お嬢様があの職業なのも、面白いし、(てか、普通働くのか?)執事に見下されてる感じも、最高!!(※Sではありません)読んだらわかるので、ぜひ読んでください。
砂漠に不時着した「僕」が出会ったのは、地球にたどり着いた王子さま。『星の王子さま』は、60年以上経った今も心をつかむ宝石のような物語で、新訳が優しい日本語で再現されている。著者サン=テグジュペリはフランスの作家で、航空パイロットとしての経験を生かし、数々の作品を残した。河野万里子はフランス語学科卒業の翻訳者。
読みやすくておもしろいなとおもいました。
子供向けの物語かと思いきや、大人が読んでも深く人生について考えさせられる本。大切なものは目に見えないんだというセリフが好き。
博士は記憶力を失い、家政婦である私を常に“新しい”存在として扱います。博士との日々は、私の息子が加わることで驚きと喜びに満ちたものとなり、悲しみと温かさが交錯する愛の物語が展開されます。この作品は第1回本屋大賞を受賞しました。著者は小川洋子で、数々の文学賞を受賞しています。
デビュー作『屍人荘の殺人』が文庫化され、5冠を達成した。物語は神紅大学のミステリ愛好会のメンバーが、映研の夏合宿で訪れたペンション紫湛荘で連続殺人に巻き込まれるというもの。著者の今村昌弘は、2017年にこの作品で鮎川哲也賞を受賞し、数々のミステリランキングで1位を獲得した。映画化もされ、豪華キャストが出演する。
全ての人にオススメしたい書籍。我々ホモ・サピエンスはなぜここまで繁栄することができたのかを著名人類学者が語る。全世界で大ヒットしているだけあって非常に面白い。ボリューミーだが、目からウロコの内容ばかりでどんどん読み進められる。
密室で殺された画家の手記には、六人の処女の肉体から「アゾート」という完璧な女性を作る計画が記されていた。彼の死後、六人の女性が行方不明になり、切断された遺体が発見される。事件から四十年以上が経ち、未解決の猟奇殺人のトリックが明らかにされる。名探偵・御手洗潔を生んだ衝撃的なデビュー作の完全版。
平野啓一郎の恋愛小説『マチネの終わりに』が文庫化されました。天才ギタリスト・蒔野聡史と国際ジャーナリスト・小峰洋子の出会いを通じて、四十代という人生の試練を描きつつ、芸術、家族、グローバリズム、生死などの現代的テーマが重層的に表現されています。読者は作品に深く浸りたくなる、感動的な物語です。この作品は第2回渡辺淳一文学賞を受賞しています。
高校の恩師と再会したツキコさんは、憎まれ口を叩きながら共に時間を過ごし、キノコ狩や花見などを楽しむ。歳の差を超えた二人のせつない関係が描かれた作品で、谷崎潤一郎賞を受賞した。著者は川上弘美。
イケメンの家政夫・樹と奇妙な同居生活を始めた主人公が、週末に植物を「狩り」ながら展開する恋愛物語。美味しいレシピも添えられた、ほろ苦い恋愛小説。著者は有川浩。
不思議な雑貨店が舞台の物語で、過去の悩み相談の手紙が現代に届く。逃げ込んだ悪事を働いた3人は、店主の代わりに返事を書くうちに雑貨店の秘密と児童養護施設との関係が明らかになる。彼らは悩める人々を救うため、再び奇跡を起こせるのかが描かれている。著者は東野圭吾。
まんこなめたい
東野圭吾の書籍はそれほど読まないのだが、これはふと読んでみて感動した一冊。東野圭吾はサスペンス系のイメージがあったがこの書籍でイメージが変わった!
本書『ファクトフルネス』は、データに基づいた世界の見方を提案し、誤った思い込みから解放されることの重要性を説いています。著者ハンス・ロスリングは、教育、貧困、環境、エネルギー、人口問題などのテーマを通じて、正しい世界の理解を促進します。2020年には多くのビジネス書ランキングで1位を獲得し、100万部以上の売上を記録。ビル・ゲイツやオバマ元大統領も絶賛し、特に教育機関での普及が進んでいます。クイズ形式で誤解を解消し、ファクトフルネスを実践する方法も紹介されています。
自分の世界に対する認識が大きくずれていることを知れる。ただ内容としては冗長なので最初の数ページ読めば良い気がする。メディアが切り取った偏ったイメージに翻弄されないようになろう。
隣に座った女性は図書館で見かける気になる人。片道15分のローカル線で、乗客の人生が交差し、小さな奇跡が起こる。恋や別れ、途中下車など、様々なドラマが展開され、希望の物語が紡がれるほっこりした長篇小説。著者は有川浩。
たまらなく良い小説だ!阪急電車今津線だけで繰り広げられる人間模様。登場人物それぞれにドラマがあり、それが交差して、そして昇華される。ひとの基本的なことに立ち返させられる、ほのぼのと感動する作品になっている。
雨穴のデビュー作『変な家』が文庫化され、2024年に日本で最も売れた文庫本となった。物語は、知人が検討中の都内の中古一軒家の間取り図に「謎の空間」があり、設計士がその奇妙な違和感を指摘するところから始まる。元住人の失踪や不可解な間取りの真相が明らかにされる内容で、YouTubeでも話題となった作品。文庫版には設計士栗原のあとがきも収録されている。
霊媒・城塚翡翠と推理作家・香月史郎が、連続死体遺棄事件に挑む物語。超常の力を持つ翡翠が、証拠を残さない殺人鬼に迫る中、彼女自身も危険にさらされる。ミステリランキングで5冠を獲得したこの作品は、心霊と論理が交錯する驚愕の傑作。著者は相沢沙呼。
青春小説として始まる物語は、合コンで出会った主人公とマユの恋愛を描くが、最後から二行目で全く異なるミステリーへと変わる。著者は乾くるみで、1998年に作家デビューした。
まいった、何なんだこの小説は!!最初はウブな男子大学生の純愛ストーリーかと思ってたら・・・。それが、だんだんとワルい男に変貌していき、最後(問題の最後から二行目)には肘鉄を食らわされた、そんな単純なストーリーなのかと思ってた。でも、これでは前評判とは違い物足りないと思って、インスタやネットで確認してみると・・・。side-Aとside-Bには意味があったのだと納得いった。(詳しい内容は本を読んでね!)「夕樹」という名前の人が「たっくん」と呼ばれていたら気をつけなきゃいけないね・・・。それに、作者が男性だったとは、「乾くるみ」ーー恐ろしい、何度騙されるのか!!
元私立探偵の成瀬将虎は、フィットネスクラブの愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼される。自殺を試みていた麻宮さくらを救ったことで運命的な出会いを果たす。著者の歌野晶午は数々のミステリー賞を受賞した作家で、本作は再読必至のミステリー小説である。
黒髪の乙女に恋する先輩が、京都の様々な場所で彼女を追い求める物語。彼女は先輩の想いに気づかず、偶然の出会いを楽しむ中で、個性的な人々や珍事件に巻き込まれる。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位に輝いた、キュートな恋愛ファンタジーの傑作。著者は森見登美彦。
孤島に招かれた十人の男女が、招待主不在の中で夕食時に過去の犯罪を暴露され、その後、童謡の歌詞に従って一人ずつ殺されていくサスペンス小説。著者はアガサ・クリスティーで、彼女は多くの作品を残し、世界的に愛されている。翻訳者は青木久惠。
引っ越したアパートで出会った長身の青年が、「本屋を襲わないか」と提案。彼の狙いは一冊の広辞苑で、最初は乗る気がなかった主人公も、気づけば襲撃の夜にモデルガンを手にしていた。伊坂幸太郎の第25回吉川英治文学新人賞受賞作で、映画『アヒルと鴨のコインロッカー』の原作。
女子高校生・三葉と男子高校生・瀧は、それぞれ夢の中でお互いに入れ替わる体験をする。三葉は東京の男子として、瀧は田舎の女子としての生活を夢見ている。二人は夢を通じて運命的な出会いを果たし、物語が展開する。これは新海誠監督による長編アニメ『君の名は。』の原作小説である。
保険会社の社員・若槻は、顧客の家で子供の首吊り死体を発見し、その後の保険金請求に不審を抱く。彼は独自に調査を始めるが、予想外の恐怖とサスペンスが待ち受けている。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託され、精霊の卵を宿した彼を父帝や異界の魔物から守るために戦う。著者上橋菜穂子の緻密な世界構築が評価され、多くの受賞歴を持つロングセラーが文庫化された。新しい冒険シリーズが始まる。
チャーリイ・ゴードンは32歳で幼児並みの知能を持つが、大学の教授から知能を向上させる手術を受けるチャンスを得る。手術後、彼は天才に変貌し、愛や孤独を通じて人間の心の真実を学ぶ。これは感動的なストーリーで、著者ダニエル・キイスの代表作として知られ、世界的なベストセラーとなった。
ドラマ版を見てから原作も気になり購入。もう涙が止まらなすぎて途中で手を止めないと読み進められないです。知的障害者のチャーリーにとって、知恵を得ることや真実を知る事は必ずしも幸せなのだろうかと考えさせられました。チャーリーが手術後に賢くなってから周りの人達は自分をただバカにしていた事や母親から虐待を受けていた事を気付いた時の心情が、、、言葉に表せないぐらい辛いのです。最終章の方でのチャーリーは自分もアルジャーノンと同じように知能が落ちてしまっていくと気付いた時の絶望感。それでも心から友達と言える、友達に出会えたことは彼の救いになったと思えました。
号泣するしかないです。
経済危機の第一波は、ローカル産業壊滅(現況)。第二波で大企業がやられ、第三波は金融恐慌だ。コロナで世界はどう変わるか。 NHKスペシャル『激震コロナショック〜経済危機は回避できるか』著者出演、大反響! ▼リーマンショックを超える経済危機は、3つの時間軸で襲ってくる。 第1波 日本のGDP7割を占めるローカル産業の壊滅(飲食、小売、エンタメなど) 第2波 自動車、電機など大企業 グローバル企業へ波及 第3波 金融恐慌の発生 ・欧米でもローカル経済圏破綻の打撃が大きい(cf.リーマンは金融圏) ・中国による牽引役が期待できない ・ソルベンシー問題と逆石油ショックが金融危機へ ・破産したくなければ企業は短期PLを本気で捨てよ・手元キャッシュが全て・最悪を想定 ・危機におけるリーダーの”べからず集”とは? ・経済のグローバル化傾向は、このまま続くのか? ・企業が、個人が、政府が、コロナショックを生き残る鍵とは?
この作品は、幕末の動乱期に新選組副長として剣に生きた土方歳三の生涯を描いています。彼は武州石田村の百姓の子として生まれ、喧嘩好きと組織作りの才能を活かして、新選組を強力な集団へと成長させました。物語は、彼の影響が日本の歴史にどのような波紋を投げかけたかを探ります。著者は司馬遼太郎で、彼の作品は歴史小説の新たな地平を切り開き、多くの賞を受賞しています。
新選組の土方歳三の視点で、幕末を描いた小説。新選組の存在や土方歳三の存在はもちろん知っていたが、具体的にどんな人だったのか?は知らなかった。燃えよ剣を読んで強い組織の作り方や時流に乗る大切さや信念を貫き通すかっこよさなどを学べた。歴史が好きならぜひ読むべき1冊。
あなたといたい、とひとりで平気、をいったりきたり。 悪い女ほど、清楚な服がよく似合う。 可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと。 ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で。 好きは、片思い。似合うは、両思い。
あなたがいたから、強くなれた。ほとばしる情熱に一気読み! 将棋界史上初となる女性棋士の座を賭けた対局が決定した。運命の一戦に臨むのは、天才高校生・諏訪飛鳥と、プロ入りの年齢制限が迫る千桜夕妃。激闘の末に決まった勝者は、デビュー戦を前に姿を消した――。 史上初となる女性棋士の座を賭けた対局が決定した。運命の一戦に臨むのは、将棋の名門一家で育った天才高校生・諏訪飛鳥と、体が弱くプロになるための年齢制限が迫る千桜夕妃。激闘の末に決まった勝者はしかし、デビュー戦を前に姿を消した。観戦記者の佐竹亜弓は彼女の行方を追うが……。「もう一度、あなたと指したい」。互いに切磋琢磨する若き棋士たちの熱い戦いと、将棋で結ばれる絆に胸を打たれる、愛と情熱の物語。 第一部 佐竹亜弓の失望と想望の雄途 第二部 千桜智嗣の敬愛と憂戚の青春 幕間 ニースの地で 前編 第三部 諏訪飛鳥の情熱と恩讐の死闘 幕間 ニースの地で 後編 第四部 竹森稜太の強靱で潔癖な世路 第五部 ただ君を知るための遊戯 あとがき 文庫版あとがき
19万部ベストセラー『東大読書』のマンガ版。ストーリー・作画は宮部みゆき『ブレイブストーリー』をコミカライズした超実力派! シリーズ28万部ベストセラー『東大読書』、待望のマンガ化! これは偏差値35から“奇跡の東大合格”を支えた 「読書術」を伝える、笑いと感動の物語である! 「本を読めないヤツは、読み方を知らねぇだけだ」 美人書店員に誘われ「読書会」への参加を決めた東君、実は「大の読書嫌い」で… 「読書の神様」と「ドS女神たち」のしごきに堪え、読書嫌いを克服する! 【本書で身につく読書術】 学校では教えてくれない!一生使える「5つの読み方」 ・スラスラ読めるようになる! 装丁読み ・深く理解できるようになる! 取材読み ・内容を一言でまとめられる! 整理読み ・多面的に理解できる! 検証読み ・ずっと記憶しておける! 議論読み 第1話 東くん、「東大読書」に挑戦する! 第2話 スラスラ読めるようになる! 装丁読み 第3話 深く理解できるようになる! 取材読み 第4話 内容を一言でまとめられる! 整理読み 第5話 多面的に理解できる! 検証読み 第6話 ずっと記憶しておける! 議論読み
何から書けばいいの?がなくなり、途中で止まらず短時間で長い文がスラスラ書ける!これまでになかった徹底的にやさしい作文教室。 ★書くことが苦手な子どもの声から生まれた 徹底的にやさしい作文入門書 「3日間でクラス全員が原稿用紙を埋められるようになる」という 話題の作文授業が、はじめて本になりました! □何を書いていいのかわからない □数行で書くことがなくなってしまう □原稿用紙が埋まらない □言葉が思い浮かばない そんな作文の悩みを一気に解決! この本では、苦手な子の「書けない理由」を一つひとつなくしていくので、 読み終わるころには、「話す」ことと同じようにスラスラ「書ける」ようになります。 「作文の書きかたを子どもに教えたいけれど、どう教えればいいかわからない」 「参考書を見ても、難しくてできる気がしない」 「学校では書きかたを詳しく教えてくれなくて、子どもが困っている」 少しでも思い当たるなら、ぜひ本書を読んでみてください。 本書の7つの強み その1 助詞でつまずかないから、長い文章がスラスラ書ける! その2 ゲームをしながら語彙を増やせる! その3 書く「型」が身につくから、自然と構成力がつく! その4 文のつなぎかたがわかるから、どんどん長く書ける! その5 迷わず書ける特別原稿用紙がダウンロードできる! その6 親子で楽しく学べる解説を掲載! その7 すべての漢字に読みがなが振ってあるから、小学校1年生から使える! 第1章 使える言葉をふやそう 文字になれて、速く書こう 使える言葉をふやそう 第2章 文を作ろう 短い文を作ってみよう 「かざり言葉」を使おう 6つの型を使って文を作ろう ひとつの文を長くしよう 第3章 文と文をつなげよう 「つなぎ言葉」を見つけよう 「つなぎ言葉」を使おう 第4章 言葉と言葉をつなげよう 「くっつき言葉」を使おう 第5章 原稿用紙を使おう 「、」と「。」を入れよう 原稿用紙に書いてみよう とくべつ原稿用紙を使って書こう 第6章 いろいろな作文の型を知ろう 学校行事の作文を書こう 読書感想文を書こう 観察文を書こう
日本の体制はすべて占領期につくられていた!戦後レジームの洗脳を苫米地博士が初めて明らかにした! 第1章 戦後は終わっていない 第2章 天皇家のゴールド 第3章 本当の世界大戦 第4章 戦後レジームの正体 第5章 戦後復興の真相 第6章 インペリアル・ジャパン
転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件 おしどり夫婦のガリバタチキンスープ事件 ままならぬ世のオニオントマトスープ事件 異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ事件 悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件 知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ事件
村上春樹の6年ぶりの最新長編が刊行され、物語が封印から解かれ、深く静かに動き出す。舞台は高い壁と望楼、図書館の暗闇などで、古い夢や面影が描かれ、純度100%の村上ワールドが展開される。
東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ柳美里が描く、居場所を失くしたすべての人へ贈る物語 一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた――東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ描かれる、日本の光と闇……居場所を失くしたすべての人へ贈る物語。
「役に立たない」科学が役に立つ すべては好奇心から始まる 科学はいつから「役に立つ/立たない」を語り出したのか これからの基礎研究の話をしよう 科学と技術が、幸福な「共進化」をとげるための実践 個人を投資の対象にしない、人間的な科学のために 人文社会科学は「役に立つ」ほど危うくなる
伝説の経営者稲盛和夫氏の考え方に触れることのできる良書。
伝説の経営者稲盛和夫氏の考え方にふれることができる。経営やビジネスの考え方というよりも哲学・道徳観点の話が多い書籍。なにかテクニック的なことを学ぶことはできないが人生を生き抜く上での指針になる。ぜひ読んで欲しい名著
『流浪の月』は、2023年本屋大賞受賞作で、孤独を抱える高校生暁海と、自由な母に振り回される櫂の愛と成長を描いた物語です。二人は惹かれ合いながらもすれ違い、自由さと不自由さの中で生きることの意味を探求します。著者の凪良ゆうは、BL作品から非BL作品へと幅広いジャンルで活躍しており、同作は多くの文学賞にノミネートされています。
漫画で分かりやすく読めるお金にまつわる話。現代にも通用するお金に関する根本的な考え方が学べる。将来のお金に不安がある人は、まずこの書籍から読んでみると良いと思う。
貧しく孤独な少年ジョバンニが親友カムパネルラと共に銀河鉄道で美しい夜空を旅する「銀河鉄道の夜」をはじめ、イーハトーヴォの多彩で切ない物語を収めた14編の童話集。作品には「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」などが含まれ、賢治の豊かな世界観を楽しめる。