【2025年】「無意識」のおすすめ 本 201選!人気ランキング
- 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
- 人を動かす 文庫版
- ユング心理学入門: 〈心理療法〉コレクション I (岩波現代文庫 学術 220 〈心理療法〉コレクション 1)
- 新装版 眠りながら成功する ~自己暗示と潜在意識の活用 (マーフィーの成功法則シリーズ)
- 無意識さんの力でぐっすり眠れる本
- 心のトリセツ「ユング心理学」がよくわかる本 (PHP文庫)
- 東京大学の先生伝授 文系のためのめっちゃやさしい 心理学
- ザ・スイッチ 世界一わかりやすい「潜在意識」の使い方
- 無意識の構造 (中公新書 481)
- 潜在意識が答えを知っている!
本書は、心理学の巨頭アルフレッド・アドラーの思想を物語形式で紹介し、幸せに生きるための具体的なアドバイスを提供します。アドラー心理学の核心は、人間関係の悩みや自己受容に焦点を当てており、読者に人生の変化を促します。著者は哲学者の岸見一郎とフリーライターの古賀史健です。
10代20代を不登校自暴自棄で友達全員いなくなって中退退職自殺未遂絶望に中毒状態ときて30代でこの本に出会い自分を変える原動力の一つになりました。この本だけでは人目が気にならなくなるようにするのは難しいですが本気で変わりたいと思う人には強力な思考法でした。ただ強力過ぎて今の自分にある程度の心の余裕がないと危険かもしれません。今の自分を変えたいと本気で覚悟しているのならとても力になってくれる本だと思います。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、アドラー心理学を基に、人間関係や自己成長について深く考察した書籍です。対話形式で進む内容は、読者にとって理解しやすく、自己肯定感を高めるための実践的なアドバイスが満載です。特に、「他者の評価を気にせず、自分らしく生きる」というメッセージが強調されており、現代社会で悩みがちな人にとって勇気づけられる一冊です。心理学的な知見と実践的な教えがバランスよく組み合わされています。
河合隼雄の処女作であるこの書籍は、日本初のユング心理学の入門書で、著者の心理学の出発点を示す重要なテーマが含まれています。文庫化に際し、ユング心理学を学ぶ経緯を記した序説と読書案内も収録されています。目次には、タイプ、コンプレックス、無意識、夢分析などが含まれています。河合隼雄は京都大学で教授を務め、ユング派分析家としても活躍しました。
この本は、潜在意識の力を活用することで人生を変える方法を探求しています。潜在意識には無限の知恵と供給源があり、これを開発し表現することで、成功や幸福を得ることができると説いています。目次には、心の働き、精神療法の技術、富や人間関係の改善方法などが含まれており、潜在意識を通じて人生の奇跡を引き起こす手法が紹介されています。
この書籍は、考えすぎて眠れない人向けに書かれたもので、著者は30年のカウンセリング経験を持つ心理カウンセラーの大嶋信頼氏です。催眠効果を持つ「魔法の暗示フレーズ」や「眠りのメソッド」を紹介し、緊張を解きほぐして深い眠りへと誘います。また、無意識の働きを利用して人間関係や仕事もスムーズに進める方法を提案しています。読者は、心理学的アプローチを通じて、リラックスしながら眠りの世界を体験できる内容となっています。
著者はユング心理学が日本人に適していると主張し、心の病の原因や治療法、個性の理解に役立つユング心理学の概念を紹介しています。内容には夢分析、心のタイプ、元型、対人関係のヒントが含まれており、ユングのオカルトへの見解も探求されています。著者は長尾剛で、東京出身の作家です。
著者の河合隼雄は、無意識の世界について探求し、行動の背後にある無意識の働きを解明します。彼は、夢や症例を通じて、異性のイメージや心のエネルギーの退行、マザー・コンプレックスの影響を分析します。目次には、無意識へのアプローチ、イメージの世界、無意識の深層、異性像、自己実現の過程が含まれています。河合はユング派の心理療法家として、臨床心理学を専門とし、京都大学で教授を務めました。
本書は、悩みを「消す」方法として、ブッダの教えを日常生活に活かす方法を紹介しています。著者は独立派の出家僧で、原始仏教を基にした実用的な教えを提供。内容は、理解を深めること、判断を避けること、マイナス感情を管理すること、他人の目からの自由、正しい競争、考える基準を持つことなど、日常生活に役立つ6つの章で構成されています。著者の草薙龍瞬は、様々な経験を経て実用的な仏教を広める活動をしています。
この書籍は、エネルギーと量子力学に基づいた願望実現の法則について解説しています。著者高橋宏和は、科学的な原理を用いて、引き寄せの法則や思考の法則など11の法則を紹介し、願望を具現化する方法を探求しています。彼は量子力学を応用したコーチングメソッドを確立し、心理学や東洋哲学を融合させたアプローチで、人生の目的を明確にし、より良い未来を築く手助けをしています。
この書籍は、全脳活性の実践プログラムを通じて、人生を好転させる方法を紹介しています。著者の山岡尚樹は、音や香り、イメージなどを用いて脳を活性化し、願望実現をサポートする手法を提案しています。プログラムには「マインドセット」「ブレインワーク」「イメージワーク」「エネルギーワーク」などが含まれ、24年間で11万人以上が受講し、人生の様々な面での改善を実現しています。
フロイトの『精神分析学入門』は、彼の精神分析学の体系と本質を詳述した代表作であり、人間理性の万能を否定し、性の力を強調することで近代の人間観に大きな変革をもたらした。内容は、しくじり行為、夢の解釈、ノイローゼの総論などを含む。フロイトは精神分析の創始者として、20世紀の思想に重要な影響を与えた。
本書は、潜在意識を活用することで人生のさまざまな問題を解決できる方法を紹介しています。目次には、夫婦関係、子どもの不登校、チャンスの逃し、嫉妬、不安、お金の悩みなど、具体的なテーマが取り上げられています。著者の谷原由美は、ヒプノセラピストとして活動し、潜在意識を変えるメソッドを開発し、多くの人々に影響を与えています。
このテキストは、教育心理学に関する包括的な教材で、大学や短大の教職課程、教職を目指す学生、既に教職にある人の学び直しに適しています。2017年に改訂され、法律や指導要領の変化に対応し、演習問題を充実させています。内容は、教育心理学の基本から発達、学習メカニズム、授業の心理学、教育評価、知的能力、パーソナリティ、社会性、学級の心理学、不適応、特別支援教育に関する章で構成されています。付録には演習問題の解答や重要用語の解説も含まれています。
本書は、後悔しない人生を送るための「お金の使い方」を提案するベストセラーで、17万部を突破。経済学者や起業家からも高評価を得ており、人生を豊かにするための経験への投資を重視しています。著者は、貯金の目的や生き方について再考を促し、具体的なルールを示しています。主な内容には、経験にお金を使うこと、子供には早めに資産を与えること、人生の終わりを意識することなどが含まれています。著者は、経済的な豊かさだけでなく、充実した人生を送ることを強調しています。
いわゆる成功哲学的なよくある書籍ではなくて、宵越しの銭は持たず人生を最高に生き抜く価値観を植え付けてくれる書籍。人を選ぶ書籍ではあると思うが、自分自身の理想の生き方に思いっきりあてはまる内容で何度も読み返したい書籍。現代人にはこの生き方が合うと思っているので何かに縛られて辛そうにしていたり、思考停止でお金を稼いで日々四苦八苦したりしている人達に読んで欲しい。
この書籍は、経営心理学と脳科学に基づいてリーダーが取るべき行動を解説しています。著者は公認会計士であり、心理学や脳科学を研究しながら企業の経営者を指導してきた経験をもとに、人の感情がビジネスに与える影響を探ります。内容は、感情のメカニズムや人間関係の重要性、組織や顧客との関係構築に焦点を当て、業績向上のための具体的な方法を提案しています。著者は心を扱うことの重要性を強調し、成功するためには人間の感情を理解することが不可欠であると述べています。
ヴィゴツキーの『芸術心理学』は、ソビエトの心理学や教育学に影響を与えた重要な著作であり、感情の昇華「カタルシス」について論じています。本書は、芸術の心理的側面を探求し、文学や心理学、教育学に対する示唆を提供します。内容は方法論、芸術の認識と手法、具体的な美的反応の分析、芸術心理学の4部構成となっています。著者は1896-1934年に活躍したヴィゴツキーで、訳者は東京大学名誉教授の柴田義松です。
本書『4000週間』は、限られた人生の時間をどう過ごすかに焦点を当て、時間管理や生産性向上の常識を問い直す内容です。著者オリバー・バークマンは、忙しさや効率化ツールが逆効果であることを指摘し、有限な時間を受け入れ、有意義な人生を築く方法を提案します。哲学や心理学を交えた実践的なアプローチで、時間に対する見方や生き方を変えることを目指しています。全米ベストセラーとして、多くのメディアで紹介されています。
時間に対する新たな視点が生まれる。人生の限られた時間をどう使うかについて考えさせられる一冊でした。時間を有効に使うだけでなく、無駄に見える時間も大切にする視点が新鮮で、日々の選択を見直すきっかけになりました。
限りある人生をいかに充実したものにするかについて学べる良書。仕事に追われていて時間がないビジネスパーソンに是非読んで欲しい。
本書は、Googleの独自研修プログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)」を通じて、楽しく創造的に働くためのマインドフルネスの実践方法を紹介しています。著者のチャディー・メンは、自己認識力や創造性を高める技法をユーモアを交えてわかりやすく説明し、ビジネスパーソンや入門者にとっての実践バイブルとしています。SIYは他の企業や大学でも採用されており、情動的知能を育むことが強調されています。
本書は、500人以上の声を集めた「声のかけ方」に関する指南書で、物語形式で「北風上司」と「太陽上司」を対比しながら、効果的な言葉選びの重要性を説いています。著者のひきたよしあき氏は、励ましの「太陽言葉」と、逆にやる気を削ぐ「北風言葉」の具体例を挙げ、部下を前向きにさせるための言葉の使い方を提案しています。
本書は、人生が好転しない原因は「罪悪感」にあるとし、無意識の「潜在意識」を見直すことで願望が現実化する仕組みを解説しています。著者は、思考の99%が無意識に存在し、悪い思考や罪悪感がしあわせを妨げることを指摘。自分を癒し、思考パターンを変えることで人生を豊かにする方法を提案しています。特に、自信を持てない、プライドが高い、人間関係や健康に悩む人々に向けた内容です。著者は、カウンセリングの経験を活かし、多くの人に思考の重要性を伝えています。
この書籍は、データ分析における認知バイアスや機械学習のバイアスについての理解を深めるためのガイドです。記憶や認識、判断に由来するバイアスの軽減策や、科学的因果関係の認定基準についても解説されています。各章では、バイアスの種類や対処法、ケーススタディを通じて、分析者が直面する課題とその解決策を学ぶことができます。
この書籍は、潜在意識を活用して人生を変える方法について述べています。著者のJ・マーフィー博士は、潜在意識が私たちの望みを実現する力を持っていると主張し、心の声や習慣が人生に与える影響を解説します。具体的な技術やアファーメーションの活用法も紹介され、潜在意識を理解し、効果的に操ることで奇跡的な変化が可能であることを伝えています。著者は実績あるビジネスリーダーであり、自己啓発に基づくコーチングを行っています。
本書は、精神分析理論の基本を実感的に理解できるように改訂されたテキストであり、精神分析の歴史や構造、力動的観点、心の病理、発達論などを詳しく解説しています。著者の馬場禮子は、理論を実生活や臨床に結びつけながら、読者にわかりやすく伝えることを目指しています。講義形式を取り入れ、用語の解説を中心に基礎知識を提供し、精神分析が有機的に繋がる理論であることを強調しています。全体的に、初心者から中級者までが理解しやすい内容となっています。
この書籍では、「小さな習慣」という概念を紹介し、日々の小さなポジティブな行動が習慣化されることで目標達成や人生の変化を促す方法を解説しています。著者は、脳を活用した効果的なアプローチやモチベーションの維持、成功するための心構えとルールを提案しています。全体を通じて、小さな行動の重要性とその影響力が強調されています。
この書籍は、1900年にM・プランクが「量子」という概念を考案したことから始まり、量子力学の発展と、それに伴う物理学の変革を描いたノンフィクションです。アインシュタインとボーアの論争を中心に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの物理学者の人間ドラマも交えながら、物理学の100年の歴史を追います。著者はマンジット・クマールで、翻訳は青木薫が担当しています。
本書は、「無意識のバイアス」という概念を通じて、差別の問題に取り組む内容です。著者のジェシカ・ノーデルは、バイアスの理解から思考の書き換え、インクルーシブな環境の構築までを提案し、無意識のバイアスを克服する方法を探求します。著者は科学ライターであり、バイアスと差別に関する問題を長年扱ってきた実績があります。本書は多くの組織で活用され、注目を集めています。
本書は、心理療法の基本と技術を学派を超えて解説した入門書です。著者は精神分析的立場から、面接の流れや重要な原則を平易に説明し、心理療法の実践における共通する要素を強調しています。特に、クライエントとの関係性や反発に対する基本的な対応の重要性を指摘し、成功するための基礎知識を提供しています。内容は、心理療法の開始から終結までの各段階や転移、抵抗、介入の技法など多岐にわたり、心理療法家としての熟練を目指す人にとって役立つ情報が詰まっています。
この文章は、脳の構造や機能、記憶、学習、意識、倫理に関する内容を扱った書籍の目次を紹介しています。手法編では脳の観察方法、記憶・学習編では海馬の役割、意識編では情動や無意識の意思決定、倫理編では社会的価値について触れています。また、著者の高橋宏知は神経工学と聴覚生理学の専門家で、東京大学で講師を務めています。
1848年、米国での事故により、現場監督P・ゲージの性格が変わった。この事例を通じて、著者アントニオ・ダマシオは、合理的な意思決定が身体状態と結びついた情動や感情の影響を受けることを示す「ソマティック・マーカー仮説」を提唱。彼は心身二元論を批判し、心、脳、身体の関係を探求する。新訳文庫版で、著者の経歴も紹介されている。
元NHKキャスターの牛窪万里子氏が提唱する「油田掘メソッド」は、相手の本音を引き出すための質問技術です。このメソッドは、部下や顧客、上司などとのコミュニケーションで役立ち、相手の無意識を意識化することを目的としています。内容は基本編から応用編、実践編、上級編まであり、誰でも実践可能な受け身の質問テクニックとして紹介されています。著者は、キャスターやフリーアナウンサーとしての経験を持ち、コミュニケーションに関する講演活動も行っています。
この書籍は、人生が思いどおりにならない理由を潜在意識に求め、99%の潜在意識が自己の成長を妨げていると主張しています。著者は薬剤師で心理カウンセラーの近藤祐子氏で、潜在意識を一瞬で変える「イシリス33メソッド」を提案し、これまでに多くの人々がこのメソッドを通じて自己成長を実現してきたと述べています。特にビジネスパーソンに向けて、直感と経済合理性の両方を活用する重要性が強調されています。
本書は「最新の学習心理学のもっとも簡明な教科書」の改訂版で、実際の講義から得た疑問や意見を反映し、近年の研究を追加しています。特に動物のエピソード記憶やメタ記憶に関する新たな章が設けられ、入門から応用まで幅広く活用できる内容になっています。目次には学習の基本概念から条件づけ、記憶に関する多様なテーマが含まれています。著者は千葉大学名誉教授の実森正子氏と関西学院大学教授の中島定彦氏です。
この書籍は、生命の本質について分子生物学がどのように答えているかを探求し、歴史的な科学者たちの思考を紹介しながら、現代の生命観を明らかにします。著者の福岡伸一は、分子生物学の成果を平易に解説し、読者の視点を変える内容を提供しています。多くの著名人から高く評価され、サントリー学芸賞や新書大賞を受賞しています。
悪意の有無に関係なく存在する偏見、バイアス。それがいかにして脳に刻まれ、他者に伝染し、ステレオタイプを形作っているかを知ることなしに人種差別を乗り越えることなどできない。米国の学校・企業・警察署の改革に努める心理学者が解く無意識の現実とは。 はじめに Ⅰ 私たちの目に映るもの 第1章 互いの見え方――認知とバイアス 認知の科学 人種のイメージング ひったくり犯の青年たち 第2章 何が育むのか――カテゴリー化とバイアス バイアスのメカニズム 「恐怖を感じる」 バイアスの伝達 Ⅱ 自らをどう見出すか 第3章 悪人とは?――警察とバイアス1 ティファニーと夕食を 科学のレンズ 第一幕 目に見える男 第二幕 実際よりも大きく 第三幕 人種の働き 第四幕 丸腰でも危険 第五幕 撃つか撃たないか 別れの時 第4章 黒人男性――警察とバイアス2 警察の反応 手続き的正義 不完全な盾 公園にいた無邪気な少年少女 第5章 自由な人の考え方――刑事司法とバイアス まだ自由とは言えない 事件が残した傷痕 まだまだ自由とは言えない 投獄された者 死に値する者 第6章 恐ろしい怪物――科学とバイアス 恐ろしい怪物の科学 非人間化の新科学 Ⅲ 抜け出すための道はあるか 第7章 ホームの快適さ――コミュニティとバイアス 分離された空間 汚染された人々 空間を吸収する 移住するということ 新たな場所でバイアスと闘う 第8章 厳しい教訓――教育とバイアス 共に歩く 迫りくる格差 人種問題を避けるということ バーニスの出世と帰還 第9章 シャーロッツビルの出来事――大学とバイアス 姿を示すということ 事件の余波 第10章 最後に得るもの、失うもの――ビジネスとバイアス トレーニングの効果 研修の先にあるもの 終わりに 謝辞 解説[高史明] 参考文献
理論と実践の双方向から「行動分析学」を体系的に解説。幅広い内容をコンパクトに収めた決定版。各種ツールも充実。 「行動分析学」を初めて学ぶ方に向けた概説テキスト。行動の分析を一つの軸に,基礎理論と臨床・日常場面への応用をリンクさせる一冊です。演習問題や事例紹介など,充実のツールで学びをサポート。医療福祉の現場に立つ方にもおすすめ。 第1章 心とは何か──行動分析学から接近する 第2章 観察法と実験法──行動を科学するために 第3章 生得性行動──経験によらない個体の行動とは 第4章 レスポンデント──環境の機能を変える方法を知る 第5章 オペラント──行動やその出現機会を作り出す方法を知る 第6章 強化随伴性──行動変容のための諸変数と規則 第7章 刺激性制御──はじめての環境に個体が出会うとき 第8章 反応遮断化理論と選択行動──強化と価値を考える 第9章 言語行動と文化随伴性──行動分析学から展望する
本書は、人生の成功に導く「偉大なる秘密」を紹介しています。この「秘密」は、プラトンやシェイクスピアなどの偉人たちが知っていたもので、健康、富、人間関係など人生のあらゆる面に影響を与えるとされています。著者は、この知識を通じて多くの人々に喜びをもたらすことを目的としており、実際にこの「秘密」を活用して成功を収めた人々の体験談も紹介されています。読者は、自身の内に秘めた力を理解し、夢の人生を歩み始めることができるとされています。
この書籍は、実践に役立つカウンセリング理論33種類を厳選し、そのエッセンスをわかりやすく解説しています。全体の見取り図や主要理論の比較表を掲載し、クライアントの状況に応じた理論の使い分けや統合方法を示しています。下巻では、精神力動論、認知行動論、システム論などの最新のアプローチを解説し、カウンセリングにおける統合的アプローチについても触れています。著者は臨床心理士であり、教育学の専門家です。
ヒトは未完成な状態として生まれ「学習」に依って「人」となる。このようにヒトが人となるために必要な学習機能についてまとめる。育児や保育ならびに学校での教育実践(教育領域),適応的行動の形成や不適応行動の改善(臨床領域),学習機能に障害を持つ人々のサポート(障害領域)に資する基礎的研究や実践的研究を解説。 ◆◆◆おもな目次◆◆◆ 第1章 学習心理学へのいざない 第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る 第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム 第4章 メタ認知:知識による行動の制御 第5章 学習意欲の研究とその応用 ◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業 ◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲 第6章 心理臨床と学習心理学 ◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える ◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解 第7章 学習指導と学習心理学 ◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる ◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる ◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす 第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学 ◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導 ◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状 ◆◆◆シリーズ心理学と仕事 全20巻 ラインナップ紹介◆◆◆ 1感覚・知覚心理学/2神経・生理心理学/3認知心理学/4学習心理学/ 5発達心理学/6高齢者心理学/7教育・学校心理学/8臨床心理学/ 9知能・性格心理学/10社会心理学/11産業・組織心理学/12健康心理学/ 13スポーツ心理学/14福祉心理学/15障害者心理学/16司法・犯罪心理学/ 17環境心理学/18交通心理学/19音響・音楽心理学/20ICT・情報行動心理学 心理学を活かした仕事を目指す高校生・大学生・社会人,そして, 進路指導や心理学教育に携わる教育関係者に向けて,多彩な心理学ワールドを紹介。 実際に働く人々の「現場の声」も交えながら,シリーズ総勢 300名以上の執筆陣が, 心理学の今を伝える。 心理学って面白そう! どんな仕事で活かされている? 国家資格として「公認心理師」が定められ, 心理学と仕事とのつながりに関心が高まる中,シリーズ[全20巻]刊行! 監修のことば はじめに 第1章 学習心理学へのいざない 1節 学習心理学とは 2節 学習心理学の展望と本書の構成 第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る 1節 はじめに 2節 学習を効率的に行う訓練法(1):古典的条件づけ 3節 学習を効率的に行う訓練法(2):オペラント条件づけ 4節 条件づけでは説明のできない動物の行動変化 5節 最後に 第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム 1節 知識獲得(学習)のメカニズム 2節 知識の構造と記憶の区分 3節 記憶の過程 第4章 メタ認知:知識による行動の制御 1節 知識による行動の制御のメカニズム 2節 メタ認知の仕組み 3節 メタ認知の指導 第5章 学習意欲の研究とその応用 1節 学習意欲のとらえ方 2節 学習意欲の測定法:学習理由と有能感ではかる 3節 自律的な学習意欲の育て方 ◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業 ◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲 第6章 心理臨床と学習心理学 1節 心理臨床の実際 2節 心理臨床に生かす「学習心理学」の理論 3節 学習心理学に基づく認知行動療法の技法 4節 心理臨床における「学習心理学」のさらなる応用 ◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える ◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解 第7章 学習指導と学習心理学 1節 長期記憶にするための学習方法 2節 学ぶ-振り返る-生かす 3節 アクティブ・ラーニング 4節 学習の評価 ◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる ◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる ◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす 第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学 1節 学習障害とは 2節 学習障害と社会参加 3節 学びを保障する特別支援教育 4節 特別支援教育と学習心理学 ◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導 ◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状 付録 さらに勉強するための推薦図書 文献 人名索引 事項索引
この書籍は、脳科学をエンジニアリングの視点から探求する内容で、以下の5つの編から構成されています。第1編では脳の構造と機能を紹介し、第2編では神経細胞の特性と情報処理メカニズムを解説。第3編では運動の制御機構について、第4編では知覚の形成と脳の学習メカニズムを探ります。最後に第5編では脳と芸術の関係を考察し、好みや芸術の法則性について論じています。著者は東京大学の高橋宏知で、神経工学と聴覚生理学の専門家です。
コロナ禍でのテレワークにより、ストレスや不安を抱える人が増え、アンガーマネジメントへの関心が高まっている。怒りをコントロールし、適切なコミュニケーションを促進する手法として、個人のイライラ感情も重要視されている。本書では、自分への怒りを抑えるスキルや、具体的な解決アプローチを紹介。章ごとに怒りの仕組みや練習方法、チームでの対応、自分へのイライラの扱い方を解説している。
本書は、内なる声(「チャッター」)を制御する方法を探求するもので、心理学者イーサン・クロスが提案する26のツールを紹介しています。私たちは常に自分自身と対話しており、その声は時にストレスや判断力の低下を引き起こすことがあります。クロスは、内なる声を「最高のコーチ」に変えるための具体的なテクニックを提供し、集中力や創造力を高める方法を解説しています。全米ベストセラーであり、多くの著名人から絶賛されています。
本書は、習慣化コンサルタントの古川武士が、早起きや資格勉強、英会話などの習慣を身につけるための「習慣化メソッド」を紹介しています。著者は、続けられない理由や成功するための3つのステップ、12の継続スイッチ、そして実際の成功事例を通じて、習慣化の技術を解説しています。古川は多くのビジネスマンや経営者を指導しており、習慣を「第二の天性」として定着させる方法を提案しています。
この書籍は、無意識のバイアスについて探求し、偏見や思い込みがどのように生まれるかを解説しています。著者は、バイアスが人間の防御反応であり、意識されにくいことを示しながら、実例とデータを用いて理解を深めることを目的としています。内容は、バイアスのパターンやその影響について詳しく説明されており、読者がフラットな視点を持つための手助けを提供します。著者は、無意識のバイアス研究の権威であり、組織変革の専門家です。
本書は、潜在意識に潜む「バグ」を修正することで、勉強やダイエット、筋トレなどを継続できるようにする80日間のプログラムを提供します。著者は潜在意識行動学の専門家で、1日1問の質問に答え、ノートにメモを書くことで自分を理解し、やる気や行動力を高める方法を示しています。これにより、悪い習慣を断ち切り、良い習慣を身につけることが可能になります。
この書籍は、行動心理学を通じて人間関係、仕事、恋愛、消費者行動などの悩みや疑問を解明する内容です。目次には、行動から本音や性格を読み取る方法、仕事に役立つ行動、恋愛における心の操り方、世の中の仕組みを理解するための行動分析が含まれています。著者は齊藤勇で、心理学の専門家です。
この書籍は、いい加減な人ほど生産性を向上させるための実用的なテクニックを紹介しています。時間、段取り、コミュニケーション、資料作成、会議、学び、思考、発想の8つのカテゴリにわたり、57の具体的な方法を提案しています。著者は羽田康祐で、広告業界とコンサルティングの経験を活かし、マーケティングやビジネス思考に関する知識を提供しています。
判断や意思決定過程と理論における歴史的基礎,認知的一貫性と非一貫性,神経経済学と神経生物学など6つの分野に焦点を当て詳説。 判断や意思決定過程とその理論探求は,経済的な影響のみならず,人の幸福と関連する重要課題として学際的な広がりを見せている。本書ではその歴史的基礎,認知的一貫性と非一貫性,ヒューリスティクスとバイアス,神経経済学と神経生物学,発達段階における差異と個人差,意思決定の改善の6つの分野に焦点を当て詳説する。 【主な目次】 序章 ●第I部 歴史的基盤 第1章 熟達者による意思決定:5人のキーとなる心理学者の影響 ●第II部 認知的一貫性と非一貫性 第2章 認知的一貫性:認知的・動機づけ的観点 第3章 感情予想に関する矛盾をはらんだ乖離についてのファジートレース理論による説明 ●第III部 ヒューリスティクスとバイアス 第4章 ファジートレース理論における直観,干渉,抑制,そして個人差の問題 第5章 意思決定前にみられる情報の歪曲 第6章 精密性効果:精密な数値表現が日常的判断にどのような影響を及ぼすか ●第IV部 神経経済学と神経生物学 第7章 フレーミング効果の行動的・神経科学的分析による意思決定過程の検討 第8章 “熱い”認知と二重システム:導入・批判・展望 第9章 慈善的寄付の基盤となる神経経済学と二重過程モデル ●第V部 発達と個人差 第10章 発達におけるリスク志向性:決定方略,感情,制御の変化 第11章 意思決定能力の生涯発達 ●第VI部 よりよい決定のために 第12章 リスクのある意思決定の予測因子:フィッシング攻撃の実例に基づく,判断と意思決定の向上 第13章 シミュレーション結果の経験による判断と意思決定の改善 序章 第Ⅰ部 歴史的基盤 第1章 熟達者による意思決定:5人のキーとなる心理学者の影響 1節 James McKeen Cattell 2節 Wilhelm Wundt 3節 Edward Titchener 4節 Edwin G. Boring 5節 一般化された普通の成人の心 6節 計量心理分析を用いた伝統的な意思決定研究 7節 線形モデルを用いた伝統的な意思決定研究 8節 情報の利用に関する仮説 9節 ヒューリスティクスとバイアスによる伝統的な意思決定研究 10節 Wilhelm Wundt とWard Edwards 第Ⅱ部 認知的一貫性と非一貫性 第2章 認知的一貫性:認知的・動機づけ的観点 1節 認知的一貫性に関する諸理論 1.認知的一貫性の潮流/2.自己理論の潮流/3.意味管理の潮流/4.個人差の潮流 2節 統合的枠組み 1.既存の枠組み/2.枠組みを拡張する 3節 実験結果 4節 結論 第3章 感情予想に関する矛盾をはらんだ乖離についてのファジートレース理論による説明 1節 ファジートレース理論 2節 主旨と発達,熟達化 3節 リスクの知覚とリスクテイキング 4節 少数の特性から高い正確性を得る 5節 ファジートレース理論と感情の記憶 6節 幸福度と主観的ウェルビーイングのアセスメント 7節 主旨に基づいた感情価の判断 8節 逐語的詳細に基づいた正確な判断 9節 主旨情報に基づく全般的予測 10節 結論 第Ⅲ部 ヒューリスティクスとバイアス 第4章 ファジートレース理論における直観,干渉,抑制,そして個人差の問題 1節 判断,意思決定における干渉 1.干渉の処理 2節 主旨に基づいた意思決定 3節 個人差と抑制 4節 衝動性と直観:異なる概念 5節 認知的能力の高さがよい判断・意思決定につながらない場合 6節 結論 第5章 意思決定前にみられる情報の歪曲 1節 経験的証拠 2節 情報の歪曲は測定方法によるアーティファクトなのか 3節 情報の歪曲は取り除くことができるのか 4節 情報の歪曲を示さない人は存在するのだろうか 5節 情報の歪曲は何によって引き起こされるのか 6節 インプリケーション 1.初頭効果による解釈 7節 情報の歪曲の合理性とベイズ推定 8節 ヘッドスタートの影響 9節 出現した選好に対する関与 10節 判断と意思決定の研究パラダイム 11節 エピローグ 1.情報の歪曲に関する研究の歴史/2.実験パラダイム間の対立 第6章 精密性効果:精密な数値表現が日常的判断にどのような影響を及ぼすか 1節 不一致帰属仮説 2節 計算容易性効果 1.不一致帰属の役割/2.素朴理論の役割 3節 精密性効果 1.不一致帰属の役割/2.素朴理論の役割 4節 精密性と信用可能性 1.文脈的手がかりの役割 5節 精密性と希少性 1.文脈的手がかりの役割 6節 精密性と信頼区間 7節 残された課題 1.神経科学の役割 8節 結論 第Ⅳ部 神経経済学と神経生物学 第7章 フレーミング効果の行動的・神経科学的分析による意思決定過程の検討 1節 序論 1.課題 2節 フレーミングタスク 3節 個人差について 4節 二重過程理論 5節 情動過程とフレーミング効果 6節 フレーミング効果とそれ以外の効果における脳代謝レベルでの効果 7節 意思決定の新しい理論を検証するための新しい方法 8節 特殊な集団におけるフレーミング効果 9節 生涯にわたる意思決定 10節 高齢の意思決定者におけるフレーミングと課題に関連した違い 11節 まとめ,結論と将来の研究 第8章 “熱い”認知と二重システム:導入・批判・展望 1節 温度隠喩 2節 “熱”から自律神経反応と誘因顕著性へ 3節 二重過程と二重システムモデル 4節 展望:さらに優れた疑問の問いかけ 5節 R3:熟考の再処理と強化モデル 第9章 慈善的寄付の基盤となる神経経済学と二重過程モデル 1節 二重過程の枠組み 2節 慈善的寄付における,情動と認知の役割について 3節 命の評価における行動的な偏見 4節 心理物理的な無感覚 5節 規模の感受性の鈍麻 6節 同定可能性 7節 疑似無効力とプロポーション優越性 8節 慈善的寄付の神経経済学的視点 9節 まとめ 第Ⅴ部 発達と個人差 第10章 発達におけるリスク志向性:決定方略,感情,制御の変化 1節 決定方略 1.統合的な方略とヒューリスティック/2.統合的な決定方略とヒューリスティックの発達プロセス/3.意思決定の神経科学 2節 感情と制御:二重過程モデルによる説明 1.文脈/2.個人差/3.感情と制御:よい意思決定を学習する 3節 結論 第11章 意思決定能力の生涯発達 1節 意思決定能力の定義 1.規範的理論:人はどのように意思決定を行うべきか?/2.記述的研究:人はどのようなときに規範的な基準に反する意思決定を行うのか? 2節 意思決定能力の生涯発達 1.青年期と成人期の意思決定能力に関する比較/2.高齢者と若い成人の意思決定能力についての比較 3節 意思決定能力の総合的な尺度の開発とその妥当性の検討 1.個人差を反映した妥当性のある意思決定能力の尺度の必要性/2.個人差を反映した意思決定能力の尺度の開発と妥当性の検討/3.意思決定能力の要因と結果を考察する枠組み 4節 今後の展望 第Ⅵ部 よりよい決定のために 第12章 リスクのある意思決定の予測因子:フィッシング攻撃の実例に基づく,判断と意思決定の向上 1節 実証的に支持される知見 2節 考察 第13章 シミュレーション結果の経験による判断と意思決定の改善 1節 人の認知処理の長所と短所 2節 判断課題の構造 3節 人と課題とのマッチング:その含意 4節 シミュレーションの経験の検討:研究プログラムの概要 1.確率判断課題/2.投資/3.競争的行動 5節 考察 文献 人名索引 事項索引 監訳者あとがき
この本は、ユングの「分析心理学」をマンガ形式で解説し、彼の生涯と思想を簡潔に紹介しています。ユングは無意識の世界を探求し、夢や心理の理解に焦点を当てています。目次には、心理の発見、夢の解釈、無意識の共有、論理と非論理、自分らしい生き方のための夢判断などが含まれています。
本書は、大人が効果的に学び直すための方法を紹介しています。加齢による脳の記憶力低下は誤解であり、大人の脳は学生時代よりも優れた状態にあると説明されています。脳科学に基づいた勉強法や記憶力向上のテクニックを提案し、30代から60代以降までの大人が脳力を高めるための具体的な方法を提供します。著者は脳内科医の加藤俊徳で、脳の成長段階やトレーニングについての専門家です。
図書館で拾い読みしたのですが、アンコンシャス・バイアスの意味は、これで合ってますか?最初はアンコンシャス(無意識)といっていながら、いつも間にか、無意識ではなく、普通の偏見の意味にすり替わっているように思います。無意識に持っているバイアスとは、本来著者の指しているようなものではないはずです。
「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。 「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。 意思決定研究の基礎はこれで学べる! 行動経済学を生み、医療や科学技術のリスコミにも欠かせないリスクと意思決定の基礎知識が満載! 好評入門書の第3版! ▼学界で好評を得た「行動的意思決定」の入門書を10年ぶりに改版! 「意思決定とリスク」に関わる概念・理論についての心理学的知見の蓄積と最新の動向をいち早く紹介した入門書の第3版。行動経済学やリスクコミュニケーションが注目される今、「経済からのアプローチ」をはじめ、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。 はじめに 改訂版によせて 第3版刊行にあたって 第Ⅰ章 意思決定、不確実性と心理学 Ⅰ―1 意思決定とは Ⅰ―2 ギャンブルと不確実性 Ⅰ―3 事故・災害、環境問題のリスク Ⅰ―4 医療意思決定、その他領域での展開 Ⅰ―5 集団での行動、意思決定と生産性 Ⅰ―6 リスクと不確実性、曖昧性 Ⅰ―7 曖昧さは嫌われる? 第Ⅱ章 認知からのアプローチ Ⅱ―1 不確実性下での意思決定と期待効用 Ⅱ―2 経済学における意思決定(1)効用逓減と期待効用理論 Ⅱ―3 経済学における意思決定(2)期待効用理論の侵犯 Ⅱ―4 代表性ヒューリスティック(1) Ⅱ―5 代表性ヒューリスティック(2)基準比率の無視 Ⅱ―6 利用可能性ヒューリスティック Ⅱ―7 係留と調整ヒューリスティック Ⅱ―8 感情ヒューリスティック、適応的ヒューリスティック Ⅱ―9 枠組み効果 Ⅱ―10 プロスペクト理論 Ⅱ―11 意思決定の二重過程モデル Ⅱ―12 ヒューリスティックス&バイアス研究への批判 Ⅱ―13 その他の認知的意思決定理論 第Ⅲ章 知覚からのアプローチ Ⅲ―1 ランダムネスの知覚と生成 Ⅲ―2 共変関係の知覚 Ⅲ―3 錯誤相関 Ⅲ―4 原因帰属理論 Ⅲ―5 制御幻想 Ⅲ―6 抑うつのリアリズム Ⅲ―7 自信過剰 第Ⅳ章 感情・直観からのアプローチ Ⅳ―1 感情が判断や意思決定に与える影響 Ⅳ―2 ストレスと意思決定 Ⅳ―3 決定後の心理:認知的不協和の低減 Ⅳ―4 単純接触効果 Ⅳ―5 選択と理由 Ⅳ―6 後悔 Ⅳ―7 予測と経験 第Ⅴ章 行動からのアプローチ Ⅴ―1 動物の選択行動 Ⅴ―2 迷信行動とギャンブル行動 Ⅴ―3 動物行動研究から見た遅延割引 Ⅴ―4 自己制御(セルフコントロール)と衝動性 Ⅴ―5 ヒトの価値割引研究への展開 Ⅴ―6 選択行動研究とマッチングの法則 Ⅴ―7 行動生態学 第Ⅵ章 社会からのアプローチ Ⅵ―1 集団の影響 Ⅵ―2 集団の問題解決 Ⅵ―3 集団の意思決定と合議(1) Ⅵ―4 集団の意思決定と合議(2) Ⅵ―5 集団の意思決定と合議(3)集合知 Ⅵ―6 リスク心理研究(1) Ⅵ―7 リスク心理研究(2)リスクコミュニケーション Ⅵ―8 科学情報のコミュニケーション Ⅵ―9 リスクリテラシー 第Ⅶ章 経済からのアプローチ Ⅶ―1 行動経済学(1)需要供給分析 Ⅶ―2 行動経済学(2)無差別曲線分析 Ⅶ―3 心の会計とサンクコスト効果 Ⅶ―4 保有効果と現状維持バイアス Ⅶ―5 行動ファイナンス Ⅶ―6 神経経済学 引用文献一覧 索 引 BOX 目次 ( )内は執筆者 1 Blue seven 現象(坂上) 2 選択肢は多いほどよいか?(山田) 3 平均への回帰(増田) 4 様々な合理性の見解(広田) 5 マーフィーの法則を科学する(増田) 6 好物は後で? 上昇選好(井垣) 7 終わり良ければすべてよし? ピーク・エンドの法則(井垣) 8 競合分割効果(広田) 9 時間と意思決定(広田) 10 飛行爆弾は狙って打ち込まれたか?(増田) 11 読みやすい名前は好かれる?(森) 12 最高を求めると不幸になる?(森) 13 誠意のコスト(森) 14 自己制御の技術(坂上) 15 動物も不公平を嫌う?(石井) 16 ただ乗り問題と共有地の悲劇 社会的ジレンマ(広田) 17 1円はどこへ消えた?(広田) 18 「直観」が全てを知っている?! 現実場面での意思決定(三田地) 19 デフォルト(山田) 20 貨幣錯覚(井垣) 21 ソマティックマーカー仮説(石井)
この文章は、重力の不思議な性質とその宇宙における重要性について述べています。重力は生命や星の形成に不可欠で、その研究はニュートンやアインシュタインの理論を経て現在の第三の黄金期を迎えています。内容は、特殊相対論や一般相対論、ブラックホール、量子力学、超弦理論など多岐にわたり、重力の謎を解明する冒険が描かれています。著者は大栗博司で、素粒子論や超弦理論の専門家です。
本書『自分を変える習慣力』は、習慣を変えることで食生活や働き方、体型、お金の使い方が改善されることを示す改訂版です。著者は「スイッチとなる習慣」を身に付け、潜在意識を活用したセルフコーチングを通じて良い習慣を楽に身に付ける方法を提案します。新章ではデジタル社会で健康的に生きるための習慣についても触れています。著者は人材育成の専門家で、習慣の力が才能を超えることを強調しています。
ノンフィクション書評サイト「HONZ」が10周年を迎え、サイエンスや医学、歴史など多様なジャンルから厳選した100冊の書籍をレビューと共に紹介しています。著者は成毛眞氏で、元日本マイクロソフト社長です。
本書は「生理心理学」をテーマに、脳と心の関係を探求する内容です。神経科学的手法を用いて、脳の活動や精神機能の生物学的基礎を解明し、細胞や分子レベルのメカニズムを理解します。また、精神機能に関する研究法や最新のアプローチについても触れています。目次には、脳の構造、知覚、記憶、学習、情動、心の病、睡眠、コミュニケーション、遺伝子と行動、意識、脳の発達などが含まれています。著者は心理学の専門家で、これまで多くの学術的な経歴を持っています。
本書は、リモートワーク時代におけるマネジャーと部下のコミュニケーションの重要性を説いています。特に、1on1ミーティングを通じて信頼関係を築き、部下の成長を支援する方法を具体的に解説します。著者は、実践に基づくアプローチを重視し、理論だけでなく、心のあり方や信頼構築の技術を提供。マネジャーが部下を効果的に支援し、モチベーションを引き出すための具体的な手法を示しています。
論文の読み方入門書。『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文読破に必要となる概説的な知識や論文の形式・ルールをやさしく解説。 「書く」のためには,まずは「読む」ことから!『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文を読むことは学問という知的な世界を旅することである。論文読破に必要となる概説的な知識や形式・ルールをやさしい筆致でコンパクトにまとめた,論文ビギナー必携の入門書。 プロローグ 論文を読もうとする人に Step1 論文を読む前に 第1章 なぜ論文を読むのか 第2章 論文の作法を知る 第3章 読む前に大切なこと Step2 論文を読む 第4章 論文の構造をつかむ 第5章 いろいろな読み方を試してみる 第6章 読むときに役立つこと 第7章 図表を読む 第8章 統計の結果を読む 第9章 読んだ後にすべきこと 第10章 英語論文を読む 第11章 論文を探すコツ エピローグ 論文の読み方を極める
最近は色々な診断が流行っていますが、こちらも自分の強みを知る良いきっかけになりました。ストレングス・ファインダーの診断結果が具体的で、今後の仕事や生活に活かせそうです。自分を見つめ直したい人におすすめしたい本です。
自分の強み・弱みを知れるので一度やってみると面白いと思う。
これまでの心理学は、とかく人間の欠けているところ、できない部分に注目してそれを克服することに着目しがちでしたが、これからは人間のポジティブな側面にもっと注目し、人間の本来もつ強さを引き出すことによって個人や社会を支えるような学問を目指すべきだ、とする考え方が生まれています。本書は、スポーツ心理学、健康心理学に、新たに確立してきたポジティブ心理学をあわせて、積極的な人生追求のためのこころのサイエンスの最前線を紹介する入門書です。 目次 ●もくじ はじめに 第1部 スポーツ心理学 中込四郎 1‐1 スポーツ心理学 スポーツと心理学が出会う 1‐2 タレント発掘 早期トレーニングの功と罪 1‐3 青年期とスポーツ スポーツで「自己」を体験する 1‐4 アスリートのパーソナリティ スポーツによってパーソナリティをつくる 1‐5 こころの強化 スポーツメンタルトレーニングの今 1‐6 ピークパフォーマンス 実力発揮につながる心理的世界を知る 1‐7 積極的思考 弱気から強気に変える 1‐8 イメージトレーニング イメージをうまく活用する 1‐9 スポーツ・モニタリング・トレーニング こころと体の動きを知る 1‐10 ソーシャルサポート まわりの人的資源を活用する 1‐11 スランプ いくらやっても上達しない 1‐12 アスリートの燃え尽き 努力する割には報われない 1‐13 心因性動作失調 こころが動きを縛る 1‐14 スポーツセラピー スポーツでこころを癒やす 1‐15 運動の継続 運動の継続を妨げるもの 第2部 健康心理学 石崎一記 2‐1 健 康 心身ともにその人らしくいること 2‐2 健康心理学 健康をこころと体の結びつきの面から科学する 2‐3 健康の査定 健康ってはかれるの? 2‐4 生涯発達 一生変化し続けるもの 2‐5 QOL 人生の質、生活の質 2‐6 生きがい 生きる意味が感じられること 2‐7 ストレス ストレスって本当に悪いもの? 2‐8 ストレス・コーピング ストレスとの上手な付き合い方 2‐9 感 情 人を心底から動かすもの 2‐10 グループと自然の癒やし効果 人や自然と関わることで健康づくり 第3部 ポジティブ心理学 外山美樹 3‐1 ポジティブ心理学とは 人間のもつ「強さ」から考える 3‐2 学習性無力感 説明スタイルの違いから謎を解く 3‐3 楽観主義 自分の将来を楽観的に考える 3‐4 悲観主義ネガティブ思考のポジティブなパワー 3‐5 フロー経験 夢中になる 3‐6 目 標 自分の未来を導く 3‐7 自尊感情 揺れ動く自己 3‐8 認知的複雑性 物事を多面的に見る能力 3‐9 ネガティブ感情とポジティブ感情 感情の凹凸 3‐10 笑 い 人は幸福だから笑うのではない 3‐11 気晴らし 気晴らしにもコツがいる 3‐12 自己開示 こころをオープンにすると健康になる? 3‐13 アサーション 自己表現によってよりよい人間関係を築く 3‐14 ハーディネス ストレスに強い性格とは 3‐15 認知療法 考え方の癖を見ぬく 人名索引 事項索引 文 献
本書は、VUCA時代において必要な「疑う思考」について解説しています。この思考法は、物事を多角的に理解し、情報の真偽を批判的に吟味する力を養います。著者は、クリティカルシンキングやロジカルシンキングの重要性を強調し、過去の常識や思い込みを疑うことで新たな価値を生み出すことができると述べています。内容は、社会の変化に適応するための思考法や情報の取り扱い方、客観的判断力を身につける方法に焦点を当てています。著者は、問題解決コンサルタントとして活躍し、企業研修や人材育成に力を入れています。
この文章は、精神分析の知識の対話的発展について語る書籍の下巻の紹介です。フロイト以後の精神分析の進展を、対象関係論、自我心理学、クライン、ビオン、ラカンなどの理論を通じて論じ、臨床への示唆を提供しています。著者は、精神分析が人間の行動や感情の背後にある意味を探る重要な学問であることを強調し、専門的な理解を深めるための対話的なプロセスを描写しています。著者の藤山直樹は、精神分析の実践と訓練を重視し、知識の発展が人々の心に変化をもたらす可能性を示しています。
心理学の定番入門書がそのままのコンパクトさで生まれ変わりました。「心理学の仕事」「研究法」「研究倫理」などのトピックが加わりいっそう社会に生きる心理学を感じられる内容に。ブックガイドも充実した心理学の必携書。公認心理師を目指す方にも。 序 章 心理学ってなんだ?──心理学の仕事とテーマ 第Ⅰ部 身近に感じる心理学 第1章 心理に関する支援を行う──臨床心理学 第2章 性格は変えられるか──性格と個人差の心理学 第Ⅱ部 心理学で日常生活を読み解く 第3章 身近な人や社会との関係──社会的行動の心理学 第4章 人が生まれてから死ぬまで──発達心理学 第5章 心を測る──心理学的アセスメント 第Ⅲ部 心理学のコアな原理 第6章 世界をどうとらえるか──知覚・認知・記憶の心理学 第7章 あなたはなぜそのように行動するのか──行動と学習の心理学 第Ⅳ部 心理学の歴史と方法 第8章 心はどう探究されてきたか──心理学の歴史 第9章 データから心を探る──心理学の研究法
本書では、脳科学の観点から「認知バイアス」を解説し、日常生活における認識のズレや誤解のメカニズムを探ります。認知バイアスは人間関係や仕事、お金、健康に影響を与えますが、うまく活用することで幸せや成果を得ることも可能です。著者は新進気鋭の脳科学者で、読者が自分や他人を理解し、見える世界を変える手助けをします。
人間はどのように世界を認識しているか? 「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介. 【円城塔氏(作家)推薦の辞】 「この本を読むと,人間は自分で思っているよりも,いい加減なものだとわかる.いい加減な人が読むべきなのはもちろんだが,自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.」 【長谷川寿一氏(東京大学教授)】 「知性とは何か? この問いに挑む認知科学は諸科学が交わるホットスポットだ. 東大駒場の名物講義を是非あなたにも.」 第1章 認知的に人を見る 認知科学とは 知的システム しくみ、はたらき、なりたち 学際科学としての認知科学 情報——分野をつなぐもの 生物学的シフト 認知科学を取り巻く常識? 第2章 認知科学のフレームワーク 表象と計算という考え方 さまざまな表象 知識の表象のしかた 認知プロセスにおける表象の役割 第3章 記憶のベーシックス 記憶の流れ 記憶と意図 一瞬だけの記憶——感覚記憶 人の記憶はRAMか——短期記憶とチャンク ワーキングメモリ——保持と処理のための記憶 知識のありか——長期記憶 情報を加工する——短期記憶から長期記憶へ 思い出しやすさ——符号化特定性原理 思い出していないのに思い出す——潜在記憶とプライミング まとめ 第4章 生み出す知性——表象とその生成 はかない知覚表象 言葉と表象 作り出される記憶 記憶の書き換え 仮想的な知識——アナロジー まとめ——表象とは何なのか 第5章 思考のベーシックス 新たな情報を生み出す——推論 目標を達成する——問題解決 選ぶ——意思決定 人間の思考のクセ まとめ 第6章 ゆらぎつつ進化する知性 四枚カード問題、アゲイン データに基づき考える 思考の発達におけるゆらぎ ひらめきはいつ訪れるのか まとめ——多様なリソースのゆらぎと思考の変化 第7章 知性の姿のこれから 表象の生成性 身体化されたプロセスとしての表象 世界への表象の投射 思考のゆらぎと冗長性 世界というリソース おわりに 引用文献 索引
この書籍は、フリーデマン・シャウブ博士が潜在意識の影響を受けている人々に向けて、自己防衛パターン(被害者、透明人間、先延ばし屋、カメレオン、尽くし魔、恋愛依存)から解放される方法を解説しています。科学的なアプローチを通じて、人生の様々な側面(人間関係、仕事、健康、恋愛)を改善し、自分らしく生きるための実践的な方法を提供します。著者は医学博士であり、メンタルコーチとして多くのクライアントをサポートしてきました。
心と体の生涯発達への心理学的アプローチの方法から,乳幼児期の認知・自己・感情・言語・社会性・人間関係の発達の詳細,学童期〜高齢期の発達の概要,発達障害への対応まで,子どもにかかわるすべての人に必要な発達心理学の基礎が身に付くようガイドする.幼稚園教諭・保育士養成課程にも対応. はじめに(開) I 発達のとらえ方 1 発達心理学とは(齋藤) 2 遺伝と環境(佐々木掌子) 3 生涯発達の視点(齋藤) II 乳幼児期の発達をくわしく知る 4 胎児期・周産期(新屋裕太・今福理博) 5 感覚・運動の発達(伊村知子・白井 述・島谷康司) 6 愛着の発達(蒲谷槙介) 7 自己と感情の発達(森口佑介) 8 認知の発達(旦 直子) 9 言語の発達(小林哲生) 10 社会性・道徳性の発達(奥村優子・鹿子木康弘) 11 遊び・仲間関係(野嵜茉莉) III 発達を支える 12 学習の理論(後藤和宏) 13 障害と支援(浅田晃佑) 14 心と行動の問題および児童虐待(出野美那子) IV 学童期以降の発達を概観する 15 学童期〜青年期(林 創・松島公望) 16 成人期〜老年期(久保南海子) コラム1 女に育てたから女になるのか? コラム2 虐待の要因を探る サルの里子実験 コラム3 早産児の認知発達 コラム4 妊娠中の母親の食事と胎児の味覚的嗜好 コラム5 風船を持たせることによる乳幼児の歩行支援 コラム6 各愛着タイプのその後 コラム7 空想の友達 コラム8 赤ちゃんも計算ができる? コラム9 統語的手がかりを用いた動詞学習 コラム10 ヒトの視線のパワー コラム11 乳幼児の道徳性の発達 コラム12 きょうだい関係の役割 コラム13 生活習慣の獲得 コラム14 神経多様性 コラム15 遊びに現れる子どもの心 コラム16 子どもの嘘への対応 コラム17 日本人の宗教性とアイデンティティ コラム18 サルのサクセスフルエイジング? おばあちゃんザルの知恵 Introduction to Development Psychology Kazuo HIRAKI and Atsuko SAITO, Editors
自分の言葉で心理学を思考し、心を観察し、今そこにある問題を考える。簡潔な文章と多彩なイラストでヒトの心の不可解に迫る入門書 簡潔な文章と多彩なイラストで一読である程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。入門書に最適。 読むだけである程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。教科書としてだけではなく一般書としても読み応え十分。一読すれば、いまそこにある心の問題が見えてくる。 はじめに 心理学を学ぶ喜びと意義 1章 荒川歩 心理学とは:心理学に何を期待するのか? コラム1 フェヒナーの精神物理学と感覚の尺度化 2章 三星宗雄・荒川歩 知覚:人の目はカメラとどう違うのか? コラム2 騒色公害の系譜とその解決 3章 三星宗雄・荒川歩 知覚の障害:私たちに見える世界は共通か? コラム3 ユニバーサルデザインとカラーユニバーサルデザイン 4章 浅井千絵 記憶と学習:人はどのように学ぶのか? コラム4 感情と色彩 5章 浅井千絵 認知:人はどのように世界を理解するのか? コラム5 絵画・デザイン制作の認知科学 6章 荒川歩 感情:感情は何のためにあるのか? コラム6 無意識 7章 荒川歩 自己:私はどこにあるのか? コラム7 アイデンティティ拡散と回復 8章 荒川歩・河野直子 発達:それぞれの年代において人はどんな課題とむきあうか? コラム8 子どもの絵の発達 コラム9 氏か育ちか、氏も育ちも 9章 遠藤架児 発達の障害:障害なのか? 個性なのか? コラム10 サヴァン症候群 10章 桂 瑠以 性格と社会的認知:何が人の性格や態度を決めるのか? コラム11 心理(性格)検査って何? 11章 桂 瑠以 人間関係 : 人と人とは、どう関わるか? コラム12 コミュニケーションメディアの使い分け 12章 桂 瑠以 社会的影響と集団:集団はどのような影響を及ぼすか? コラム13 商品開発と心理学 コラム14 広告と心理学 13章 河野直子・荒川歩 心と脳:心はどのような脳内メカニズムに支えられているか? コラム15 心とからだ コラム16 アフォーダンス 14章 河野直子・尾崎紀夫 病理:精神疾患とどう付き合っていくか? コラム17 病跡学:作品や人物を精神病理で理解する コラム18 芸術療法:アートと心理学のもう1つの関係 引用文献 索引
この本は、ベストセラー作家が提案する「小さな幸せをつかむ過ごし方」を紹介しています。小さな習慣が心の習慣となり、機嫌の良い人になるための具体的な方法がまとめられています。内容は、未来を変える習慣、金銭的な不安を解消する習慣、コミュニケーションを円滑にする習慣、感情を整理する習慣、段取り上手になるための習慣、そして時間の使い方を見直す習慣に分かれています。読者は、身近なところから実践できる習慣を選び、毎日をより良く過ごすことが促されています。
この書籍は、日常生活で誰もが経験する認知バイアスを6つのテーマ(記憶、推定、選択、信念、因果、真偽)に分けて、イラストを用いて解説しています。著者たちは心理学の専門家であり、それぞれ異なる分野において教育や研究を行っています。
内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程をたどる。ユング思想の全体を浮かびあがらせる絶好の入門書。 集合的無意識の概念を紹介し、個性化過程の考えを打ちだし、ユング心理学の基礎を築き上げた初期代表作。内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程を個々の例を挙げながら分りやすく説くという点で、ユング思想の全体像を浮かびあがらせる入門書。 第一部 意識におよぼす無意識の諸作用 第一章 個人的無意識と集合的無意識 第二章 無意識の同化作用のおこす後続現象 第三章 集合的心の一部としてのペルソナ 第四章 集合的心からの個性解放の試み A ペルソナの退行的復元 B 集合的心との同一化 第二部 個性化 第一章 無意識の機能 第二章 アニマとアニムス 第三章 自我と無意識の諸形象とを区別する技術 第四章 マナ=人格 訳者解説 無意識とユング
この本は、ゾウの神様ガネーシャが主人公に成功のためのシンプルな教えを伝える物語です。ガネーシャは関西弁で話し、歴史上の偉人たちを育てたと主張します。教えは「靴をみがく」や「募金する」といった地味なもので、主人公は本当に夢が叶うのか不安を抱きます。成功習慣が満載の内容です。
学生の頃読んで衝撃を受けた書籍。退屈な日々で何か自分を変えたいと思っている若者には是非読んで本書の課題をぜひ実行して欲しい。読むだけでモチベーションを上げて終わってしまってはだめ。
「認識」について,実験の醍醐味に触れながら,基礎的な内容から新しい知見までをカバーした,コンパクトで読みやすい入門書。 人間は世界をどのように認識しているのか。当たり前になしえている「認識」の背後にからみ合う複雑な営みを,1つ1つ解き明かしていく実証的・科学的手法の醍醐味を堪能してほしい。初版刊行後の新しい知見も盛り込んだ,コンパクトで読みやすい入門書。 第1章 認知心理学の誕生と変貌――情報工学から機能的生物学へ=道又 爾 第2章 知覚の基礎――環境とのファーストコンタクト=北〓崎充晃 第3章 高次の知覚――見ることから理解することへ=道又 爾 第4章 注 意――情報の選択と資源の集中=大久保街亜・道又 爾 第5章 表 象――こころの中身,その形式=大久保街亜 第6章 記 憶――過去・現在・未来の自己をつなぐ=今井久登 第7章 言 語――成長する心の辞書システム=山川恵子 第8章 問題解決と推論――普遍性と領域固有性の間で=黒沢 学
本書は、認知バイアスについて解説し、偏見や先入観が人間関係や組織、消費者行動、思想に与える影響を探ります。著者は、バイアスを理解し対処することで、より良い人間関係やビジネスを築く方法を提案しています。内容は、認知バイアスの種類とその対処法に分かれており、現代社会での教養として重要なテーマです。著者は名古屋大学の教授で、心理学の専門家です。
この書籍は、誕生から老年期に至るまでの人間の発達を、身体、感情、自己意識、人間関係、知能などの観点からビジュアルに解説しています。発達障害などの重要なテーマも取り上げており、すこやかな成長に必要な最新情報を提供しています。著者は、臨床心理士であり、教育や心理学の専門家としての経歴を持つ林洋一氏です。
本書は、普通の臨床家向けの精神分析的臨床の入門書であり、現代の多様な臨床スタイルに対応するためのものです。精神分析の特徴である「見立て」と「他者の心を理解する」アプローチを日常の臨床に活かす方法を解説しています。目次には、対象関係論や心の動き、面接方針の決定などが含まれています。著者は愛知教育大学の教授で、臨床精神分析学を専門としています。
この文章は、音楽心理学に関する内容を紹介しており、音楽の知覚、認知、記憶、感情、社会心理学、音楽療法など、さまざまな側面を扱っています。また、著者の星野悦子は音楽と心理学の専門家で、現在上野学園大学で教授を務めています。
本書『リーダーのための【最新】認知バイアスの科学』は、リーダーが知っておくべき認知バイアスについて解説しています。バイアスは意思決定に影響を及ぼし、組織全体に悪影響を及ぼす可能性があるため、リーダーはその理解が必要です。具体的には、30種類のバイアスや実際の不祥事を通じて、意思決定の罠とその対策を提案しています。著者の藤田政博は心理学の専門家で、意思決定の科学をビジネスに応用する方法を探求しています。
『使える行動分析学: じぶん実験のすすめ』は、日常生活や仕事における行動改善のヒントを、行動分析学の視点から提供する書籍です。自分自身の行動を分析し、実験的に改善する方法が具体例と共に紹介されており、実践的かつ身近な内容となっています。特に、行動変容を促すためのステップが分かりやすく解説されており、読者が日常生活にすぐに応用できる点が魅力です。科学的根拠に基づいたアプローチで、自己成長を目指す人に最適な一冊です。