【2023最新】「ユング心理学」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「ユング心理学」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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紹介文
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な"答え"を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう-。
第1夜 トラウマを否定せよ(知られざる「第三の巨頭」
なぜ「人は変われる」なのか ほか)
第2夜 すべての悩みは対人関係(なぜ自分のことが嫌いなのか
すべての悩みは「対人関係の悩み」である ほか)
第3夜 他者の課題を切り捨てる(承認欲求を否定する
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ほか)
第4夜 世界の中心はどこにあるか(個人心理学と全体論
対人関係のゴールは「共同体感覚」 ほか)
第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる(過剰な自意識が、自分にブレーキをかける
自己肯定ではなく、自己受容 ほか)
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紹介文
韓国人気グループ 防弾少年団(BTS)のニューアルバムのコンセプトとなった本!
ユングは自らを心の探検家にして地図製作者と見なしていた。心こそ彼が探検した未知の領域であり、その理論は人々を誘う地図である。ユングの著作を丹念にたどり、その理論の根底にある深いヴィジョンの統一性を明かす格好の入門書にして、防弾少年団(BTS)の世界観を知るためのファン必携の書!!
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紹介文
臨床心理学とは何か1・構造と歴史
臨床心理学とは何か2・基本理論
問題を理解する(アセスメント)1・目的と方法
問題を理解する(アセスメント)2・データの収集技法
問題を理解する(アセスメント)3・データの分析技法
問題を理解する(アセスメント)4・異常心理学
問題を理解する(アセスメント)5・ライフサイクルと心理的問題
問題を理解する(アセスメント)6・発達過程で生じる障害や問題
問題に介入する1・理論モデル
問題に介入する2・介入技法 1個人
問題に介入する3・介入技法 2集団・社会
問題に介入する4・コミュニティにおける相談活動
臨床心理学研究
社会的専門性
臨床心理士になるために
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紹介文
音楽心理学の古典的ジャンルから最先端までを一冊に網羅した、書き下ろしのテキスト。音楽の不思議さに挑む面白さに触れられる
音楽心理学は、心理学と音楽学との境界領域に位置する。この複合的な学問の全貌を知るべく、様々な視点から専門の研究者が最新の知見をまとめた。音楽心理学を初めて学ぶ人に基礎知識を提供しながら、より深く学ぼうとする読者にも十分読み応えのある「入門書」である。
第1章 音楽心理学とは何か(星野悦子)
第1節 音楽心理学の定義
第2節 音楽心理学の方向性
第3節 音楽心理学の歴史
第4節 音楽心理学の研究領域
第5節 音楽心理学の研究法
コラム 音楽の機能
第2章 音楽と音響(羽藤 律)
第1節 音の物理学的特徴について
第2節 音の知覚する生理的な仕組み
第3節 音の強さの尺度
第4節 聴覚に固有な事象
第5節 音律と協和
コラム① 残響時間
コラム② 日本語母音のフォルマント
第3章 楽音の知覚(羽藤 律)
第1節 音の大きさ(ラウドネス)
第2節 音の高さ
第3節 音色
第4節 音楽の印象判断
コラム サウンドスケープ
第4章 音楽の認知(吉野 巌)
第1節 メロディの認知
第2節 楽音の郡化とパターンの認知
第3節 旋律パターン(旋律線)の認知
第4節 拍節・リズムの認知
第5節 調性の認知
第6節 旋律の分析と期待
コラム① 音階旋律の錯覚
コラム② 和音プライミング
第5章 音楽の記憶(生駒 忍)
第1節 記憶の心理学
第2節 音楽の短期記憶
第3節 音楽の長期記憶
第4節 音楽の潜在記憶
第5節 音楽・記憶・ライフサイクル
コラム① トスカニーニの暗譜
コラム② 大音量の音楽が記憶力を伸ばす?
第6章 音楽と他の認知能力(星野悦子)
第1節 音楽の聴取と認知能力
第2節 モーツァルト音楽への心理的反応
第3節 長期の音楽教育・訓練と一般認知能力
第4節 おわりにかえて
コラム 音楽は聴覚のチーズケーキ?
第7章 音楽と感情(山崎晃男)
第1節 音楽と感情の関係
第2節 音楽が表す感情
第3節 音楽による感情の喚起
第4節 音楽的感情
コラム 音楽による感情喚起メカニズム
第8章 音楽行動の発達(佐藤典子)
第1節 音楽行動の発達とは
第2節 乳児期の音楽行動
第3節 幼児期の音楽行動
第4節 児童期の音楽行動
第5節 青年期の音楽行動
第6節 演奏技能習得と音楽専門家への発達
コラム 子どもの歌の発達研究
第9章 音楽と脳(宮澤史穂・田部井賢一)
第1節 脳研究の基本事項
第2節 音楽の知覚・認知と脳活動
第3節 演奏と脳活動
第4節 音楽と感情の脳活動
コラム① エビデンスに基づいた医療
コラム② 絶対音感と脳
第10章 演奏の心理(正田 悠・山下薫子)
第1節 演奏の実証的研究
第2節 演奏を生みだす心と身体
コラム① 演奏者の感情
コラム② 即興演奏の心理
第11章 音楽の社会心理学(佐藤典子)
第1節 音楽の社会心理学とは
第2節 性格と音楽行動
第3節 ジェンダーと音楽
第4節 社会の中での音楽の役割
第5節 音楽の好みと社会との関係
第6節 音楽についての語りとアイデンティティ
コラム 教育現場での社会心理学
第12章 音楽療法(鈴木涼子・星野悦子)
第1節 音楽療法の概要
第2節 音楽療法の実際
第3節 音楽心理学と音楽療法の関係
コラム フリギア旋法を生かした「報告ゲーム」!?
第13章 産業音楽心理学(生駒 忍)
第1節 現代社会と音楽
第2節 商品としての音楽
第3節 産業のための音楽
第4節 音楽の消費の方法
コラム① スピーカーの視聴に適した曲
コラム② 超音波とCDと「癒し」
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紹介文
精神世界を探求し続ける方々を30年にわたり取材してきた著者が、日本の精神世界がどのように理解を深め、発展してきたかを解説。
「精神世界」が広く深くわかる!
「見えない世界の専門家」500名以上を取材!!
どんなにすばらしいスピリチュアルな理念や理想に触れたとしても、その解釈と運用を誤ると、目指す方向と真逆に進むこともある。地に足のついたスピリチュアリティこそが、暴走しがちなエゴを制御し、魂の歓喜をもたらす。
人生を輝かせる「真のスピリチュアリティ」を本書で見つけてください。
取材の裏話も満載!!
日本エドガーケイシーセンター会長 光田秀氏との対談も収録
僕は30年間精神世界の旅を続けてきて、今、このように感じています。
よく山登りにたとえられる真理の探究。
今、たくさんの人たちがそれぞれの人生のルートを通って同じ山の頂きにたどり着き、そこから見渡せる360度のすばらしい風景を目のあたりにして、魂の歓びとともに、その感動を多くの人たちと共有しはじめている、と。
——「はじめに」より
CONTENTS
はじめに―自己紹介をかねて
僕が精神世界に関心を持つようになったわけ
見知らぬ霊能者が自殺した祖母からの伝言を伝えにきた
何かに背中を押されるように信州の地へ移住
スピリチュアリティとは、見えない繋がりを取り戻すこと
Part1 ほんとの自分
私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
ユング心理学、人間性心理学、トランスパーソナル心理学
深層心理のシグナルは6つのチャンネルを通じて現われる
スピリチュアルドクターから見た「意識の仕組み」
私たちの身体は多層構造から成り立っている
ヒーラーは生命力が賦活する場の提供者
見えない意識の世界へダイブすることで「ほんとの自分」に出会える
ハートの「深海意識」と脳の「自我意識」は主従関係
コラム ほんとの自分に出会うための 実践のヒント
◎カウンセリング
◎催眠療法(ヒプノセラピー)
◎ヒーリング
ほんとの自分/自我と真我
Part2 スピリチュアリティ
なぜ、人はスピリチュアルなものを求めるのか?
「オーラの泉」ブームで精神世界用語が一般に浸透
霊性の開花とスピリチュアルな生き方を求めて
日本的霊性の大切さを再認識させてくれたマヤの長老
農的暮らしの背後にかいま見える縄文的世界観
古くて新しい「ネオ縄文的」生き方とは?
縄文信仰の精髄は自己犠牲に基づく母性愛
「縄文スピリット」と「ムスビの精神」が日本的霊性
結びの原理を可視化・言語化してきた日本人
スピリチュアリティとは、地に足のついた生活文化
高次元の霊からもたらされたスピリチュアルな教え
世界の中で、今、日本の果たすべき役割とは?
コラム スピリチュアリティを開く 実践のヒント
◎フラワーエッセンス
◎各種の瞑想法
◎各種のワーク
スピリチュアリティ(霊性)とは?/スピリチュアルな生き方/スピ断食
・・・その他
精神世界を探求し続ける方々を30年にわたり取材してきた著者が、日本の精神世界がどのように理解を深め、発展してきたかを解説。
CONTENTS
はじめに―自己紹介をかねて
僕が精神世界に関心を持つようになったわけ
見知らぬ霊能者が自殺した祖母からの伝言を伝えにきた
何かに背中を押されるように信州の地へ移住
スピリチュアリティとは、見えない繋がりを取り戻すこと
Part1 ほんとの自分
私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
ユング心理学、人間性心理学、トランスパーソナル心理学
深層心理のシグナルは6つのチャンネルを通じて現われる
スピリチュアルドクターから見た「意識の仕組み」
私たちの身体は多層構造から成り立っている
ヒーラーは生命力が賦活する場の提供者
見えない意識の世界へダイブすることで「ほんとの自分」に出会える
ハートの「深海意識」と脳の「自我意識」は主従関係
コラム ほんとの自分に出会うための 実践のヒント
◎カウンセリング
◎催眠療法(ヒプノセラピー)
◎ヒーリング
ほんとの自分/自我と真我
Part2 スピリチュアリティ
なぜ、人はスピリチュアルなものを求めるのか?
「オーラの泉」ブームで精神世界用語が一般に浸透
霊性の開花とスピリチュアルな生き方を求めて
日本的霊性の大切さを再認識させてくれたマヤの長老
農的暮らしの背後にかいま見える縄文的世界観
古くて新しい「ネオ縄文的」生き方とは?
縄文信仰の精髄は自己犠牲に基づく母性愛
「縄文スピリット」と「ムスビの精神」が日本的霊性
結びの原理を可視化・言語化してきた日本人
スピリチュアリティとは、地に足のついた生活文化
高次元の霊からもたらされたスピリチュアルな教え
世界の中で、今、日本の果たすべき役割とは?
コラム スピリチュアリティを開く 実践のヒント
◎フラワーエッセンス
◎各種の瞑想法
◎各種のワーク
スピリチュアリティ(霊性)とは?/スピリチュアルな生き方/スピ断食
Part3 自然・宇宙
「自然とともにあるスピリチュアリティ」を体現している人たち
たった一人で始めた本物の森づくり、夢は地球を森で埋め尽くすこと
人間にとって森とはどのような存在なのか?
自然と自分が一体であることに気づくシェアリングネイチャー
「静寂な心をもたずして美を感知することはできない」(ソロー)
「自然と神と美は同義語だ」(ジョン・ミューア)
多次元宇宙のすばらしさを教えてくれた3人の科学者
宇宙から来た法華経の真実を伝える行者
マスメディアは「触らぬ神に祟りなし」として報道してこなかった
五井野博士が始めた美しい日本を取り戻すための運動
弥勒菩薩の「慈悲」と文殊菩薩の「智慧」が人類を救う
世界的に著名な彗星探索家が体験した3度の死と蘇生
木内さんが死後、膨大な意識の世界で見てきたものとは?
死後体験は人類の意識覚醒を促すモーニングコール
湯川博士の「素領域理論」の研究を引き継いだ物理学者
本当の幸せと完全調和たる神様の望み
コラム 自然とともにあるスピリチュアリティを開く 実践のヒント
◎自然に触れる
◎自然に学ぶ
◎自然を取り入れる
すべての元は一つ/曼荼羅分の一
Part4 愛
神は人と人との愛ある関係性の中で立ち上がってくる
すべての人に宿っている神性・仏性の元にある純度100%の愛
本物の超能力者は人を生かす異次元アーティストだった!
私たちの身体の中でつくられていた「愛の素」
愛の交歓は異種間コミュニケーションの基本
人間に優るとも劣らない動物の霊性
治癒力を活性化し、生命エネルギーの流れを促すホメオパシー
花の精霊からのギフト、フラワーエッセンスで感情が解放された
スピリチュアリティとは愛の源泉かけ流し
コラム 愛を育む 実践のヒント
◎スキンシップ
◎人に親切にする
◎心が喜ぶことをする
現代人の病/神の遺伝子
Part5 ハートのちから
古代エジプト人は「心臓」の驚くべき秘密を知っていた!?
自分の声を使ってハートを開くヴォイス・アルケミーとは?
自我の「引き寄せ」を超える「ハートの願い」
ハートと脳を同調させれば愛と調和がもたらされる
ハートコヒーレンスで自分もまわりもハッピーに!
一人ひとりのハート意識が世界を変える!
最高・最善・最適な現実をもたらすハートのちから
私たちの本質は5次元のエネルギー
ハートコヒーレンスが「意識圧」を高める
魂が望むことを命がけでやることで意識圧が高まる
アセンションとは恐れと不安を手放し、オープンハートで生きること
一人ひとりの意識がおこすアセンション
あなたの意識が地球を変える
コラム ハートを開く 実践のヒント
◎クイック・コヒーレンス・テクニック
◎ハートを意識する
◎ハートのオキシトシンを出す
ハートの記憶/ハートのちから
Part6 今を生きる
無常を体験すればするほど「今を生ききる」覚悟が持てる
うつという体験が僕にもたらしてくれたもの
死を意識することで生が輝き始めた
いつ死んでも後悔しないよう、今を生きよう
深い呼吸を続けながら心の内側を観察していく
「私」は借り物、ゆえに誰もが今を生ききる覚悟を求められている
「今を生ききる」にはまず現実を受け入れること
健全なスピリチュアリティの可視化とは?
光のアクエリアス時代とネオ縄文ライフ
コラム 今を生きる 実践のヒント
◎瞑想やヨガ
◎無我夢中になる
◎自然との対話
今という時間/今 ここに
おわりに
付録1 巻末対談 光田秀氏×小笠原秀
付録2 日本のスピリチュアルムーブメントの流れ(年表)
付録3 これまでに取材をさせていただいた方々の一例
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紹介文
「あの人性格悪い」「 ついつい,販売の勧誘にだまされてしまっ
た!」「 どっちのほうが得だろうか」などなど,私たちの何気ない行
動や判断には,心のはたらきが密接にかかわっています。
心は,見ることもできないし,測定することもできません。けれ
ども,行動は目で見ることができます。行動を観察したり測定した
りすれば,その行動をするに至った心のしくみを推測することがで
きます。そのようにして,人の心のしくみを,科学的な方法で理解
しようとするのが,心理学です。
本書では,心理学について,生徒と先生の対話を通してやさし
く解説します。心のしくみがわかれば,日常の行動や考えかたを,
よりよいものにすることができるかもしれません。ぜひご一読ください!
0時間目:イントロダクション
STEP1. 心理学ってどんな学問?
心理学とは,人の心を科学的に理解する学問
正しい心理学とあやしい心理学
心理学には,さまざまな研究分野がある
心理学は,データの収集にはじまる
100年ほど前に心理学が生まれた
「パブロフの犬」と 「アルバート坊やの実験」
心理学に新しい流れを生んだ 「ゲシュタルト心理学」
心理学の巨人たち
1時間目:性格と心の発達の心理学
STEP1. 性格の心理学
性格の30~50%は,遺伝でつくられる
性格を分類するには?
あなたの性格をあらわす,「ビッグ・ファイブ」
単純作業をくりかえす,内田クレペリン精神検査
性格は変えられる?
STEP2. 子どもの心,大人の心
人の心は生涯,成長しつづける
四つの発達段階を経て,子どもは大人になっていく
他人の気持ちに気づくのは,4~5歳ごろ
自分とは何かに思い悩む,青年期
葛藤や親ばなれを経験する思春期
40~45歳は,人生で最も重要な転換期
65歳をすぎたら目指す,「サクセスフルエイジング」
偉人伝① 精神分析を考案,ジークムント・フロイト
2時間目:社会の中での心理学
STEP1. 人間関係の心理学
あの子に好かれるには,なるべく視界に入ろう!
やっかいなお願いを引き受けてもらうワザ
時間がせまれば,みんな魅力的
STEP2. 集団に流されてしまう心理
女子高生のうわさで,銀行に人が殺到
エスカレーターの立ち位置は,まわりの人しだい
話し合いの結果は,ハイリスクなものになりがち
人が多いと,手を抜きやすくなる
都会の人ほど,見て見ぬふりをする
人数が多いと,パニックがおきやすい
権威に服従すると,人は残酷になる
偉人伝② 分析心理学を立ち上げた,カール・グスタフ・ユング
3時間目:損得勘定の心理学
STEP1. どちらが得かを決める心の動き
「得」よりも 「損」の衝撃が大きい
やせた自分より,目の前のケーキが魅力的
割り勘にすると,ついつい注文しすぎる
半端な値段はお得に感じる
一番安いものより中間の値段のものを選びがち
4時間目:記憶と思いこみの心理学
STEP1. 外の情報を感じとる心のしくみ
心の 「モデル化」で心の謎を解き明かす
目に見える世界は,心がつくりだしたもの
私たちの脳には,無視できないくせがある
STEP2. ゆがめられる記憶
記憶のしくみ
記憶は,意外とあてにならない
事後の情報で,記憶が変わる
人の顔を記憶するのはむずかしい
強盗犯の顔は,思い出しづらい
取調室で冤罪がつくられるしくみ
記憶にエラーはつきもの
偉人伝③ 個人心理学をつくった,アルフレッド・アドラー
5時間目:心の健康をあつかう臨床心理学
STEP1. 心を支援する臨床心理士と公認心理師
心が健康になるようにサポートする臨床心理学
新たな資格,公認心理師が2018年度に誕生した
医療,教育,司法ー多岐にわたる心理職の現場
心の問題を見極めることからはじまる
面接やさまざまな検査から仮説を立てる
心理カウンセリングや認知行動療法が代表的な介入方法
問題を解決するためのさまざまな手法
社会や集団への介入も必要
STEP2. さまざまな心の不調
小中学生の6.5%は,発達障害の可能性
若者をとりかこむいじめ,不登校,引きこもり……
子育てをする母親が抱える心の問題
うつ病の介入法に取り入れられる,「マインドフルネス」
極度の不安をともなう 「不安障害」
家の鍵をかけたか,何度も確認する 「強迫症」
大災害などによって引きおこされるPTSD
自分の中に別の人格があらわれることもある 「解離症」
幻覚があらわれたり,妄想を信じこむ 「統合失調症」
相談しやすい環境を整えて自殺を防ぐ
コロナと心理学
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紹介文
本書は,「最新の学習心理学のもっとも簡明な教科書」の改訂版です.実際の講義で提起された疑問や意見を参考に,随所に変更や補足を施し,適宜近年の研究を追加しました.特に,進展の著しい動物におけるエピソード記憶やメタ記憶の行動的研究に焦点をあて,新たな章を設けました.入門から応用にまで活用できる,決定版ともいえる一冊です.
「学習」について学ぶ/馴化と鋭敏化/古典的条件づけ1:基本的特徴/古典的条件づけ2:信号機能/古典的条件づけ3:学習の内容と発現システム/オペラント条件づけ1:基礎/オペラント条件づけ2:強化・消去と罰・強化スケジュール/オペラント条件づけ3:刺激性制御/概念学習・観察学習・問題解決/記憶と学習/エピソード記憶とメタ記憶
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紹介文
厚生労働省の調べによれば、1999年から2005年までのたった6年間で、うつ病患者は2倍以上に激増。ついに日本は、うつ病患者100万人突破の時代を迎えた。本書は、現役精神科医がその増加の原因を客観的データで読み解いた、他に類を見ない「現代うつ病論」の決定版。
第1章 うつ病患者が増えている
第2章 なぜ一九九九年からうつ病患者が増えたのか
第3章 なぜ「SSRI現象」は起きるのか
第4章 「SSRI現象」によるうつ病診療への影響
第5章 抗うつ薬の有効性について
第6章 増え続けるメンタル休職への取り組み
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紹介文
「行動分析学」を初めて学ぶ方に向けた概説テキスト。行動の分析を一つの軸に,基礎理論と臨床・日常場面への応用をリンクさせる一冊です。演習問題や事例紹介など,充実のツールで学びをサポート。医療福祉の現場に立つ方にもおすすめ。
第1章 心とは何か──行動分析学から接近する
第2章 観察法と実験法──行動を科学するために
第3章 生得性行動──経験によらない個体の行動とは
第4章 レスポンデント──環境の機能を変える方法を知る
第5章 オペラント──行動やその出現機会を作り出す方法を知る
第6章 強化随伴性──行動変容のための諸変数と規則
第7章 刺激性制御──はじめての環境に個体が出会うとき
第8章 反応遮断化理論と選択行動──強化と価値を考える
第9章 言語行動と文化随伴性──行動分析学から展望する
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紹介文
相手のこころが知りたい。自分のこころがわからない。「こころ」の森に踏み込み、格闘しつづけたユングの「分析心理学」は、難解なことで知られている。五カ国語に通じ、医学から神話、錬金術、東洋哲学などの広く深い知識と特異な個性で無意識の世界を追究したユングの、生涯と思想をマンガでコンパクトに知る一冊。
第1章 かくされた心理の発見
第2章 夢と無意識をどうとらえるか
第3章 無意識は共有されているのか
第4章 論理的な考え方・非論理的な考え方
第5章 自分らしく生きるための夢判断
第6章 意識と無意識の結合
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紹介文
「夢分析の臨床使用の可能性」「夢心理学概論」「夢の本質について」など6編。夢をめぐるユングはじめての日本語版オリジナル論集。
〈夢とは象徴化を行う人間の能力を研究する上で最も一般的かつ普遍的にアクセス可能な源泉である〉
フロイトが「夢は願望充足であり、睡眠の守り手である」としたのに対して、ユングは、夢とは「あるがままの姿」でこころの状況を描くものであり、共同社会に適応するためにどうしても一面的にならざるをえない自我・意識に対する補償の役割を果たしている、と考えた。さらにユングは、夢の中にあらわれるのは無意識的内容が投影されているイメージであり、それは象徴性に満ちていて、言葉による言い換えのきかないものであること、夢分析においては初回夢が重要な意味を持ち、しかし一回の夢だけで判断するのではなく、それ以降の夢の流れ、シリーズの中で考える必要のあることなどを、心理療法の臨床実践を通して明らかにしていった。ユング心理学のキイワードである「集合的無意識」や「元型」も、そこから確固たるものになってゆく。
本書は夢に関するユングの主要な論文を集めたものである。「夢分析の臨床使用の可能性」「夢心理学概論」「夢の本質について」「夢の分析」「数の夢に関する考察」「象徴と夢解釈」の6編。夢についてのユングの考え方が網羅されるだけでなく、ユング心理学全体がコンパクトに表現されている。臨床家ユングの姿を生き生きと伝える本書は、「はじめてのユング」にもふさわしい。
夢分析の臨床使用の可能性
夢心理学概論
夢の本質について
夢の分析
数の夢に関する考察
象徴と夢解釈
解題 横山博
訳者あとがき
注
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紹介文
女はやさしく、男は強い。このような男女差に対する意識はなぜ生まれ、どのようにして人びとの心のなかに定着するのか。人はいったん思いこむと、それに従って人を観察したり、ふさわしいようにふるまったりする。その思いこみ-ステレオタイプをキーワードに、法や制度を整えても、なぜ伝統的な性別分業社会は、人びとの意識の上からなくならないのかを、社会心理学の立場からときあかす。
第1章 「女性」とは?「男性」とは?
第2章 「男女の思いこみ」をつくる心のしくみ
第3章 「男女の思いこみ」をつくる社会のしくみ
第4章 男らしさ・女らしさへの歩み
第5章 ジェンダーにあやつられて
第6章 心理学とジェンダー・ステレオタイプ
第7章 ジェンダー・ステレオタイプの呪縛から自由になるために
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紹介文
心理学に必要な統計手法を納得して身につけよう! 無理せず読めるステップアップ型の構成。これ一冊で、あなたも立派な統計の使い手
「心理学って数学使うの!?」と驚いた筋金入りの文系学生のために。
なぜ統計なのか、どんなときにどの手法を使うのか、納得しながら身につけられる。
学生の気持ちをよく知る著者による、ステップアップ型の親切な入門書。
ステップ0 なぜ統計を使うの?
0-1 そもそも統計ってなに?
0-2 どこまで勉強すればいいの?
0-3 どんなときにどんな検定を使うの?
ステップ1 なにはともあれ覚えよう
1-1 心理学統計の基礎
1-2 統計的仮説検定
1-3 t検定
1-4 1要因の分散分析と多重比較
1-5 2要因の分散分析と交互作用
1-6 相関分析
ステップ2 実践して理解しよう
2-1 統計的仮説検定の手続き
2-2 検定統計量と有意差
2-3 対応のないt検定
2-4 対応のあるt検定
2-5 等分散性が成り立たない場合のt検定
2-6 分散分析の基礎
2-7 1要因の分散分析
2-8 2要因の分散分析
2-9 統計的仮説検定における仮定
2-10 多重比較
2-11 相関分析
ステップ3 もっと深く知ろう
3-1 尺度水準
3-2 カイ2乗検定
3-3 正規分布の形状
3-4 標準得点
3-5 不偏性と標準誤差
3-6 不偏分散
3-7 効果量
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紹介文
魂の探究者、ユング。「集合的無意識」・「元型」・「コンプレクス」-新たな概念を駆使し、より深く、人間のこころの実相に迫る。生涯から、心理技法の最前線、そしてその思想の暗部まで、メチエ内新シリーズ「知の教科書」で、立体的にユング思想の全貌を解明する。
ユングの生涯と思想
ユング思想のキーワード
三次元で読むユング
ユング心理学の技法
知の道具箱
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紹介文
私たちは何かの行為をしたあとで「われ知らずにしてしまった」ということがある。無意識の世界とは何なのか。ユング派の心理療法家として知られる著者は、種々の症例や夢の具体例を取り上げながらこの不思議な心の深層を解明する。また、無意識のなかで、男性・女性によって異性像がどうイメージされ、生活行動にどう現れるのか、心のエネルギーの退行がマザー・コンプレックスに根ざす例なども含めて鋭くメスを入れる。
1 無意識へのアプローチ(無意識のはたらき
コンプレックス
心の構造)
2 イメージの世界(イメージとシンボル
心的エネルギー
夢)
3 無意識の深層(グレートマザー
元型
影)
4 無意識界の異性像(ペルソナと心
アニマ
アニムス
男性と女性)
5 自己実現の過程(自我と自己
自己のシンボル
マンダラ
個性化の過程)
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紹介文
人間理性の万能を否定し、性の魔力を主張するフロイトの精神分析学は、ダーウィンの進化論、マルクスの資本論とともに、近代の人間観に大きな変革をもたらした。この『精神分析学入門』は、フロイト自らが精神分析学の全体系とその真髄をわかりやすく詳述した代表的著作である。
〈巻末エッセイ〉柄谷行人
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紹介文
米国精神医学会(APA)より刊行されたDSM-5マニュアルから診断基準のみを抜粋した、いわゆる「Mini-D」と言われる小冊子の最新改訂版。19年ぶりの改訂となる今回は、自閉スペクトラム症の新設や双極性障害の独立など従来の診断カテゴリーから大幅な変更が施されている。今回から日本語版用語監修として日本精神神経学会が加わった
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紹介文
はじめて学ぶ人のために、心理学の各論をダイジェストで紹介します。カラーイラストや写真が満載の親しみやすい入門書。
心理学全体を俯瞰できる入門書。各論科目のダイジェストを豊富なカラーイラストと写真を交えて紹介します。ステップアップ形式の解説なので、基礎から着実に学ぶことができます。最初の一冊として初学者におすすめです!
1章 心理学の歴史
2章 学習心理学
3章 生理心理学
4章 知覚心理学
5章 認知心理学
6章 社会心理学
7章 人格心理学
8章 臨床心理学
9章 発達心理学
10章 神経心理学
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紹介文
夢は、心を映す鏡ともいわれ、普段は気づかないあなたの姿を映し出しています。その夢を読み解くことは、「未知なる自分の心」を知ること。本書は、その手助けとなるよう、とくに、夢に出る機会の多いキーワードを集めて、解説、構成しています。
第1章 夢の世界-夢のメカニズムと夢の読み解き方
第2章 人物・身体-人物や体のパーツ、職業などを網羅
第3章 自然-時間や自然災害、色などを網羅
第4章 場所-建物や地域などを網羅
第5章 生き物-動物、植物、昆虫などを網羅
第6章 生活品・食品-食べ物や生活用品、乗り物などを網羅
第7章 行動-すべてのアクションを網羅
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紹介文
仕事がうまくいかない、イヤなことが続く、よく眠れない、体調がすぐれないetc・・・そんな、日々のちょっとした「プチ・トラブル」を乗り切るオリジナルお祓い術が満載。大人気のスピリチュアルカウンセラー江原啓之が書き下ろす必読の一冊。
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紹介文
薬が効かず、慢性化するうつ病が増えている。本書では現代うつ病がもつ問題点を明確にし、森田療法による治療手順を具体的に解説。
薬が効かず、慢性化するうつ病が増えている。本書は、森田療法から見たうつ病の慢性化を分析し、森田療法による治療への介入方法を豊富な症例により具体的に解説する。休職を繰り返す、長い引きこもり、家族もうつ状態に……といった慢性うつ病で悩む本人・家族の助けとなる一冊である。慢性うつ病には、薬物療法や認知行動療法が決して万能ではなく、森田療法がクローズアップされる。
現代はうつ病の時代といわれている。”新型うつ病”に代表されるように、病態は多様化し、そして慢性化している。このように薬が効かない、治らない、慢性化して深刻な状態になってしまうのは、なぜか。
一般的なうつ病の治療法は、西洋の精神医学からもたらされた科学的手法によるものである。原因を想定し、そこに介入するという観点から薬物療法、そして世界的にも標準的となった精神療法である認知行動療法などがあるが、決して万能でなく、また成功しているとは言い難い。そこでクローズアップされるのが森田療法である。
本書では、現代うつ病がもつ問題点を明確にし、森田療法からみたうつ病の慢性化を分析する。また豊富な症例から森田療法による治療の介入方法を具体的に解説する。すでに薬物療法をおこなっていてもよくならない、休職をなんども繰り返す、長い間引きこもっている、家族もうつ状態になっている……といった慢性化したうつ病で悩む本人・家族の助けとなる一冊。
【本書の内容構成】
プロローグ「 抑うつ」を嫌う現代社会
第一章 自然療法としての森田療法
第二章 自然論に基づく治療法の原則
第三章 自然論からみた現代のうつ病
第四章 生き方の行きづまりとしての慢性抑うつ
第五章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(1)――内因性うつ病、双極性型の場合
第六章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(2)――神経症性うつ病
エピローグ 二人の作家の回復ストーリーから
プロローグ “抑うつ”を嫌う現代社会
第一章 自然療法としての森田療法
第二章 自然論に基づく治療法の原則
第三章 自然論から見た現代のうつ病
第四章 生き方の行きづまりとしての慢性抑うつ
第五章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(1)――内因性うつ病、双極2型の場合
第六章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(2)――神経症性うつ病の場合
エピローグ 二人の作家の回復ストーリーから
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紹介文
いまだ謎に包まれた人間の心理とそれに伴う行動変化を、脳波や血圧、皮膚電位、筋電図などさまざまな"生理指標"から考察する生理心理学の入門書。本書は動物実験を主とする従来の生理心理学とは異なり、精神生理学や心理生理学と同様に、人間の脳の働きや認知活動、情動、眠りと夢など興味深いテーマを取り上げて、その測定原理と測定法を重点的に解説する。
1章 生理心理学のあゆみ-生理心理学と精神生理学
2章 脳と神経-中枢神経系と末梢神経系
3章 脳機能の画像解析-脳の活動を画像で示す
4章 脳電位の測定-脳波測定の原理と技法
5章 認知活動と脳波-脳波の測定と分析
6章 認知活動と事象関連電位-脳内情報処理過程の解析と応用
7章 動作と表情の測定-筋電図で気分・感情を測る
8章 情動の測定-自律神経系活動でストレス反応を測る
9章 眠りと夢のポリグラム測定-睡眠中の認知活動を測る
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紹介文
【文学/日本文学評論随筆その他】仕事で家庭で、日々、イライラ、ムカムカに悩まされている人必読! 「怒り」のコントロール術である「アンガーマネジメント」をわかりやすく実践しやすいよう解説した入門書。日本にアンガーマネジメントを普及させた安藤氏、初の文庫!
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紹介文
●不安、ストレス、気分の落ち込み、うつなど、さまざまな心のトラブルに悩む人が増えています。●ときには、うつ病、非定型うつ病、パニック症(パニック障害)、社交不安症、強迫症などの心の病気になってしまうことも。心の状態を改善するためのさまざまな薬もありますが、しばらくすると効果が弱くなったり、症状が再発してしまったりすることもあり、薬の副作用を心配する人も多くいます。●この本では、心の病気やトラブルを根本的に改善する、心のセルフケアの方法を、分かりやすく具体的に紹介します。●考え方や、行動習慣を変えることで、心の状態を変える「認知行動療法」、将来のことや周囲の人にとらわれず、今ここにいる自分を大切にする「マインドフルネス」、自分の考えをうまく相手に伝える「アサーション」、生活リズムや食事などの改善を通して、心の状態を改善する方法など。●患者さんの立場に立つ治療で支持を集める貝谷久宣先生の監修。
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紹介文
本書は、子どもの遊戯療法事例の実際を一つひとつ提示し、それぞれに河合隼雄がコメントを加えるかたちで構成されている。本書の画期的な意図は、事例とコメントを有機的に組み合わせることによって、遊戯療法の本質そのものを明らかにしようとすることにある。遊戯療法は遊びを通して行うイメージ主体の心理療法であり、その本質を理解するには、体系化された知識や理論を超えて、何よりも生き生きとした現場の感じを味わいながら考えを深めることが必要だからである。
総論 遊戯療法とその豊かな可能性について
事例1 場面緘黙Z君の箱庭&プレイセラピー
事例2 パワーを求めて
事例3 プレイセラピーにおいて「遊び」が「遊び」でなくなる瞬間-集団になじめない小学校高学年男子の事例を通して
事例4 遊戯療法としての「遊び」を可能にする視点
事例5 自分らしくあるということ-いじめられる啓太君の事例を通して
事例6 三角関係を生き抜くこと-チックを主訴とする4歳女児とその母との関わりを通して
事例7 出生以来施設育ちの子のプレイセラピー-「僕はどこからきたの?」と問うまで
事例8 青いビニールボールに導かれたイメージの世界
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紹介文
第1章 アサーションって、何だろう?
第2章 自分をよく知ることで、よりよい自己表現を目指そう
第3章 さまざまな事例をもとにアサーションを確認しよう
第4章 あなたのアサーションをすすめるためのヒント
第5章 アサーションは誰もがやってよいこと。人間の基本的な権利です
第6章 日ごろの自分の「常識」とアサーションの関係を見直そう
第7章 よりよい自己表現を生み出すために知っておきたいこと
第8章 相手のことをよく知ればコミュニケーションの質がアップする
第9章 聴くこと=相手を深く理解することの大切さを知ろう
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紹介文
心と体の生涯発達への心理学的アプローチの方法から,乳幼児期の認知・自己・感情・言語・社会性・人間関係の発達の詳細,学童期〜高齢期の発達の概要,発達障害への対応まで,子どもにかかわるすべての人に必要な発達心理学の基礎が身に付くようガイドする.幼稚園教諭・保育士養成課程にも対応.
はじめに(開)
I 発達のとらえ方
1 発達心理学とは(齋藤)
2 遺伝と環境(佐々木掌子)
3 生涯発達の視点(齋藤)
II 乳幼児期の発達をくわしく知る
4 胎児期・周産期(新屋裕太・今福理博)
5 感覚・運動の発達(伊村知子・白井 述・島谷康司)
6 愛着の発達(蒲谷槙介)
7 自己と感情の発達(森口佑介)
8 認知の発達(旦 直子)
9 言語の発達(小林哲生)
10 社会性・道徳性の発達(奥村優子・鹿子木康弘)
11 遊び・仲間関係(野嵜茉莉)
III 発達を支える
12 学習の理論(後藤和宏)
13 障害と支援(浅田晃佑)
14 心と行動の問題および児童虐待(出野美那子)
IV 学童期以降の発達を概観する
15 学童期〜青年期(林 創・松島公望)
16 成人期〜老年期(久保南海子)
コラム1 女に育てたから女になるのか?
コラム2 虐待の要因を探る サルの里子実験
コラム3 早産児の認知発達
コラム4 妊娠中の母親の食事と胎児の味覚的嗜好
コラム5 風船を持たせることによる乳幼児の歩行支援
コラム6 各愛着タイプのその後
コラム7 空想の友達
コラム8 赤ちゃんも計算ができる?
コラム9 統語的手がかりを用いた動詞学習
コラム10 ヒトの視線のパワー
コラム11 乳幼児の道徳性の発達
コラム12 きょうだい関係の役割
コラム13 生活習慣の獲得
コラム14 神経多様性
コラム15 遊びに現れる子どもの心
コラム16 子どもの嘘への対応
コラム17 日本人の宗教性とアイデンティティ
コラム18 サルのサクセスフルエイジング? おばあちゃんザルの知恵
Introduction to Development Psychology
Kazuo HIRAKI and Atsuko SAITO, Editors
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紹介文
キャリアカウンセリングの現場で直面する苦労と悩みに,心理カウンセラーが平易に語りかけ,寄り添う。第1部では,相談をより深め有意義にするための基本的見方や考え方・ちょっとしたヒントやコツをエピソードで紹介。第2部では,実践に役立つ代表的な心理カウンセリングの理論と技法を,エッセンスにしぼって概説する。
◆推薦のことば
信頼に足るキャリアコンサルタントは何が違うのか。
クライエントの心の機微を察知し、未来への道を切り拓く技術について,
明確に言語化した実践書である。
社員のキャリア形成に本気で取り組む企業関係者も一読すべき1冊。
工藤 啓 氏
(認定特定非営利活動法人 育て上げネット 理事長)
キャリアコンサルタントの苦労と努力に共感する
心理カウンセラーの情熱で,
キャリア支援の中心軸とカウンセリングの真髄とが,
見事に融和されていく。
三川 俊樹 氏
(追手門学院大学心理学部 教授)
まえがき
第1部 実際編
1 キャリアカウンセラーの専門的援助
2 心理カウンセリングとキャリアカウンセリング
3 カウンセリングの学び方
4 カウンセラーの基本的態度
5 傾聴はアクティブ・リスニングです
6 クライエントの自己受容を助ける
7 自己アピールと嘘
8 クライエントと議論しない
9 何をしたいのかが分からないというクライエント
10 どうしても決められないクライエント
11 ラポールの形成
12 今ここへの注目
13 リファーのコツ
14 キャリアカウンセラーの現場
15 キャリアカウンセラーは社会の流動性を支える?
16 キャリア教育は勝ち組になるためのコーチング?
17 「留年は就職に不利」?
18 生活保護という困難
19 現代社会におけるキャリアカウンセリング
20 価値との接触を促進する
第2部 理論編
1 心理カウンセリングの理論
2 心理カウンセリングを大きく分類すると
3 もう少し、学派の整理
4 行動療法 エクスポージャーの考え方
5 行動療法 過剰な行動と過少な行動
6 行動療法 具体的に訊く
7 認知行動療法 自動思考に気づく
8 解決志向アプローチ 解決イメージを構築する
9 解決志向アプローチ 解決イメージを関係の中に置く
10 来談者中心療法 ロジャースの三原則
11 来談者中心療法 成長力への信頼
12 精神分析 無意識の心理学
13 精神分析 自由連想法と解釈
14 精神分析 抵抗の分析
15 精神分析 転移の分析
16 アドラー心理学
17 ユング心理学
18 統合的アプローチ
あとがき
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紹介文
ユング自らが生き生きと語るフロイトとの交流と決別、赤の書、タイプ論。広大な思想の手引となるユング心理学誕生のドキュメンタリ。
〈意識の流れはある道のりを、そして無意識の流れは別の道のりを進むものだということには気がついていたのですが、どこでこの二つの流れが合流するのかがわかっていなかったのです。(…)超越機能という言葉を用いることで、私は意識と無意識の媒介の可能性について詳しく述べてみたのですが、これは大いなる光明としてやってきたものなのです〉
本書は1925年のチューリッヒにおいて、ユング心理学がまさに産声をあげたセミナーの記録である。
フロイトとの交流と決別、その後に訪れた心の危機、そして〈無意識との対決〉から超越機能へ――。『赤の書』のもととなった自己実験に取り組んだ後のユングによる赤裸々な語りは、『ユング自伝』の素描となった心理療法家の人生の記録であり、心をめぐるひとつの思想の誕生でもあった。
無意識という心の深みへと降りていくことは、われわれにとってどのような経験なのか? そして、ユングはいかにしてそれを可能にしたのか? 広大な思想の最良の手引きと呼ぶべき、ユング心理学誕生のドキュメンタリ。
2012年 フィレモン・シリーズ版への序文(ソヌ・シャムダサーニ)
序論(ソヌ・シャムダサーニ)
1989年版の序論(ウィリアム・マガイアー)
謝辞(ウィリアム・マガイアー)
前書き
第1回 1925年3月23日
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
解題(大塚紳一郎)
訳者あとがき
注
文献索引(年代順)
夢・ファンタジー・ヴィジョン索引
事例索引
索引
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紹介文
人間の行動は進化論でどこまで解けるか。はじめての入門書。
第1章 進化-自然淘汰と適応
第2章 2つの性による繁殖
第3章 性淘汰
第4章 人間の性を解明する
第5章 心の原型-適応反応としての恐怖と不安
第6章 心の病を進化から説明する
第7章 脳の大きさの進化
第8章 知能の進化
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紹介文
治療者の仕事の目的は「安心の提供」。患者の「不安」に注目しつつ摂食障害の治療の実際を述べる、患者へのやさしさにあふれた本。
拒食症をPTSDのような障害としてみる治療者は少ないが、著者の実感では、拒食症はPTSDとほぼ同様の発症プロセスをもち、強迫性障害やPTSDのように不安障害とみたほうが現実の治療に即しているという。「安心することによって摂食障害は治っていく」という強い信念のもと、治療者の仕事の目的は「安心の提供」であると位置づけて、本書では、患者のもつ「不安」に注目しつつ摂食障害の治療の実際を述べてゆく。患者に対する視線が限りなくやさしい本である。
はじめに
第1章 摂食障害に対人関係療法的アプローチを適用する根拠
対人関係療法と認知行動療法─過食症に対する効果
それでも対人関係療法を用いる理由
医学モデル
摂食障害における問題領域の選択─維持因子への注目
第2章 摂食障害患者における不安を考える―「役割の変化」という視点
役割の変化
拒食症の発症プロセスにおける「役割の変化」
拒食症発症後の「役割の変化」
拒食症治療における「役割の変化」
「拒食」と「過食」
「過食」における「不安」
「過食」の症状発症後の不安
第3章 不安を扱う基本姿勢
感じるしかない不安と解決できる不安を区別する
不安そのものに焦点を当てない
心理教育で安心を提供する
フォーミュレーションで安心を提供する
「過食」についての心理教育
人格と病気の混同を解消する
ぶれない治療で安心を提供する
治療の中での変化を位置づける
第4章 症状を位置づける―患者の症状に干渉しないことの意味
治療に専念できる環境作り
症状を患者の代弁者とみなす
病気につながったパターンに気づく
家族のプロセスの尊重と患者への安心提供
過食という症状に干渉しないということ
「症状は神聖にして侵すべからず」
食と関係のない強迫症状の扱い
第5章 治療者の不安に向き合う
「脅迫的治療」の裏にある治療者の不安
対人関係療法治療者の基本的姿勢と摂食障害
危機的状況の中で病気と人格を区別するということ
治療者が抱えるリスクについての不安
第6章 家族の不安に向き合う
家族の「役割の変化」を認識する
家族に期待すべき役割
家族が精神科的障害や発達障害を持っているとき
家族のプロセスも尊重する
問題行動に伴う不安を扱う
第7章 不安をコントロールして現状を受け入れる│「位置づけ」という考え方
インテイク面接
対人関係質問項目
仮のフォーミュレーションの提供
第1回面接
フォーミュレーション
中期
父親を位置づける
不安の高まりはミクロな「役割の変化」
「コミュニケーション分析」と「感情の励まし」
不安のコントロールには結果よりもプロセスが重要
社会活動を位置づける
他人のネガティブな反応を位置づける
第8章 不安をコントロールして前進する―「土俵」に乗せるという考え方
ものごとを「自分の土俵」に乗せるということ
親密さへの不安
自己開示も自分の土俵に乗せる
摂食障害からの回復も自分の土俵に乗せる
第9章 病気と治療を「位置づける」
病気の意味を理解する
治らない摂食障害について
文献
あとがき
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紹介文
アドラー心理学はマネジメントの分野でどう活用できるのか?「恐怖による動機づけ」から、アドラー心理学による「勇気づけ」により、マネジメントが抱える諸問題の解決策を提示する。
第1章 経営理念(経営理念はなぜ重要か
経営理念とはどういうものか
どのようにして浸透させるか)
第2章 存続(業績管理
資金繰り管理
ノウハウ・情報化)
第3章 人材育成・モチベーション(組織の在り方
モチベーションを保つための制度
採用・定着方法 ほか)
第4章 コミュニケーション(コミュニケーションの基本
社内でのコミュニケーション
外部とのコミュニケーション)
第5章 リスクマネジメント(中小企業におけるリスクマネジメント
情報漏えいをどう防ぐか
労働トラブルの発生を防ぐ)
第6章 家族と個人的事項(仕事上の悩みについて
仕事と家庭の両立について
事業承継/相続対策)
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紹介文
瞑想などの東洋の伝統を現代科学に融合し、人間のに迫る。現在に意識を集め、自らを受容する。
瞑想を通し感覚・感情を生み出す作用を意識する。過去や未来にとらわれず,「今」という瞬間に注意を傾ける。東洋の伝統に現代科学を融合し人間の持つ包括的な全体性に着目。自らを意識し受容することで自身を守る具体的方法。
認知行動療法の第3の波,マインドフルネス認知療法の源泉となるカバットジンの名手引書の復刊。呼吸への注意,静座瞑想,ボディースキャン,ヨーガ,歩行瞑想を体系的に組み合わせ,“禅思想”に通じた体験を得るためのエクササイズを一般人にわかりやすく紹介。著者の大学メディカルセンターで4000症例をもとに科学的に一般化。
はしがき(ティック・ナート・ハーン)
復刊に寄せての訳者の言葉
すいせんの言葉
日本の読者の皆さんへ
プロローグ
第Ⅰ部 「マインドフルネス瞑想法」の実践
1章 “今”という瞬間を,意識的に生きる
2章 「マインドフルネス瞑想法」へのとり組み
3章 呼吸のもつ癒しの力――呼吸法
4章 自分の存在を感じ取る――静座瞑想法
5章 自分の体を感じとる――ボディー・スキャン
6章 心と体をリラックスさせる――ヨーガ瞑想法
7章 日常生活の中で,自分をとり戻す――歩行瞑想法
8章 プログラムをどう組みたてるか
――「マインドフルネス瞑想法」8週間プログラム
第Ⅱ部 瞑想によるストレス対処法
9章 体の声に耳を傾ける
10章 痛みを心でコントロールする
11章 時間の束縛からの解放――時間ストレス
12章 相手との関係を改善する――対人ストレス
13章 仕事をみずからのものにする――仕事ストレス
第Ⅲ部 健康と癒しの新しいパラダイム
14章 “全体性”の体験と癒し
15章 “癒し”ということ
16章 心のもつ癒しの力
――健康と病気に対する新しい視点
17章 心のもち方と健康
――思考・感情・性格が体におよぼす影響
18章 “結びつき”と自己治癒力
エピローグ
〔付録〕生活の体験カレンダー
参考文献
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紹介文
人間の心とは何か。心はなぜ病むのか。これまで気づかなかった「自分」が見えてくる、魂の根源に語りかける名講義録。
つまずくこともある。病むこともある。自分の内にありながら、どこかとらえどころのない人間の心。“魂の医者”カール・グスタフ・ユングがひもといた人間心理の謎を、日本を代表する“こころの専門家”と“こころの表現者”が、深い独自のまなざしでたどり、見つめなおす。生を掘りさげ、夢を分析し、死を問いなおす2人の言葉のなかに、これまで気づかなかった「自分」が見えてくる、魂の根源に語りかける名講義録。
必ずプラス・アルファがある河合隼雄の本
心はなぜ病むのか。「生」の根源を考える名講義!
つまずくこともある。病むこともある。自分の内にありながら、どこかとらえどころのない人間の心。“魂の医者”カール・グスタフ・ユングがひもといた人間心理の謎を、日本を代表する“こころの専門家”と“こころの表現者”が、深い独自のまなざしでたどり、見つめなおす。生を掘りさげ、夢を分析し、死を問いなおす2人の言葉のなかに、これまで気づかなかった「自分」が見えてくる、魂の根源に語りかける名講義録。
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紹介文
人間の魂、自分の心の奥には何があるのか。“こころの専門家”の目であのグリム童話を読むと、もう一人の自分の姿が浮かび上がる。
人間の魂、自分の心の奥には何があるのか。“こころの専門家”の目であのグリム童話を読むと……生と死が、親と子が、父と母が、男と女が、そしてもう1人の自分が、まったく新しい顔を心の内にのぞかせる。まだまだ未知に満ちた自分の心を知り、いかに自己実現するかをユング心理学でかみくだいた、人生の処方箋。
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紹介文
内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程をたどる。ユング思想の全体を浮かびあがらせる絶好の入門書。
集合的無意識の概念を紹介し、個性化過程の考えを打ちだし、ユング心理学の基礎を築き上げた初期代表作。内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程を個々の例を挙げながら分りやすく説くという点で、ユング思想の全体像を浮かびあがらせる入門書。
第一部 意識におよぼす無意識の諸作用
第一章 個人的無意識と集合的無意識
第二章 無意識の同化作用のおこす後続現象
第三章 集合的心の一部としてのペルソナ
第四章 集合的心からの個性解放の試み
A ペルソナの退行的復元
B 集合的心との同一化
第二部 個性化
第一章 無意識の機能
第二章 アニマとアニムス
第三章 自我と無意識の諸形象とを区別する技術
第四章 マナ=人格
訳者解説 無意識とユング
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本書は,初版刊行後,標準的な教科書として好評を博してきた書の改訂版です.旧版の基本的な構成は活かしつつ,その後の研究や知見のうち特に重要と思われるものを追加しました.地球環境問題,少子高齢化社会,コミュニティの崩壊,ストレスや犯罪など,具体的な社会問題の解決に関心のある方にもおすすめの一冊です.
環境心理学とは何か/環境の知覚と認知/環境の評価/環境査定と環境デザイン/パーソナリティ・個人差と環境/対人・社会環境/住環境と都市環境/教育環境と労働環境/自然環境の心理学/犯罪と環境
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紹介文
ニューギニアの部落からサイバネティクスまで、また精神分裂の世界から生物の進化までを今世紀の知の辺境を跋渉した巨人が、深い言葉で綴る。"生きた世界の認識論"。
1 イントロダクション
2 誰もが学校で習うこと
3 重なりとしての世界
4 精神過程を見分ける基準
5 重なりとしての関係
6 大いなる確率的過程
7 分類から過程へ
8 それで?
付記 時の関節が外れている
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全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」、徳島県旧海部町。生き辛さを取り除く、町民達のユニークな人生観と処世術とは。
【推薦の言葉】
「探検記」の傑作。誰も知らない(住んでいる人たちも自覚していない)謎の「パラダイス」が存在したという展開は、ソマリランド級のインパクト。日本のあらゆる社会問題解決の鍵は本書にある! と遠吠えしたくなった。
―― 高野秀行、ノンフィクション作家、「謎の独立国家 ソマリランド」著者
徳島県南部の太平洋沿いにある小さな町、海部町(かいふちょう)(現海陽町)。
このありふれた田舎町が、全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」であるとは、一見しただけではわかりようがない。この町の一体なにが、これほどまでに自殺の発生を抑えているというのだろう。
コミュニティと住民気質に鍵があると直感した著者は、四年間にわたる現地調査とデータ解析、精神医学から「日本むかしばなし」まで多様な領域を駆使しつつ、その謎解きに果敢に取り組む。
ゆるやかにつながる、「病」は市に出せ、“幸せ”でなくてもいい、損得勘定を馬鹿にしない、「野暮ラベル」の活用など、生きづらさを取り除いて共存しようとした先人たちの、時代を超えて守り伝えられてきた人生観と処世術が、次々とあぶり出されていく。
第1章 事のはじまり ―海部町にたどり着くまで
第2章 町で見つけた五つの自殺予防因子 ―現地調査と分析を重ねて
いろんな人がいてもよい、いろんな人がいた方がよい/人物本位主義をつらぬく/
どうせ自分なんて、と考えない/「病」は市に出せ/ゆるやかにつながる
第3章 生き心地良さを求めたらこんな町になった ―無理なく長続きさせる秘訣とは
多様性重視がもたらすもの/関心と監視の違い/やり直しのきく生き方/
弱音を吐かせるリスク管理術/人間の性と業を知る
第4章 虫の眼から鳥の眼へ ―全国を俯瞰し、海部町に戻る
「旧」市区町村にこだわる理由/最良のデータを求めて/指標が無いなら作るまで/
海抜五百メートルの山と高原/地理的特性の直接・間接的影響/海部町の「サロン」活用法
第5章 明日から何ができるか ―対策に活かすために
「いいとこ取り」のすすめ/思考停止を回避する/“幸せ”でなくてもいい/
危険因子はゼロにならない/人の業を利用する/「野暮ラベル」の効用
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あらゆるニーズに応える教育心理学の最良テキスト
★大学・短大における教職課程用テキストとして
★教職をめざす学生,保育・福祉を学ぶ学生向けの自習テキストとして
★すでに教職にある人の学び直し用テキストとして
☆2017年改訂☆
法律や学習指導要領,DSMの改訂や時代の変化に対応し,
演習問題を一問一答形式にして問題数も充実させました。
第1章 教育心理学とは(櫻井茂男)
第2章 発達を促す(石崎一記)
第3章 やる気を高める(櫻井茂男)
第4章 学習のメカニズム(出口毅)
第5章 授業の心理学(中山勘次郎)
第6章 教育評価を指導に生かす(小野瀬雅人)
第7章 知的能力を考える(大川一郎)
第8章 パーソナリティを理解する(櫻井登世子)
第9章 社会性を育む(坂本真士)
第10章 学級の心理学(安達智子)
第11章 不適応と心理臨床(松尾直博)
第12章 障害児の心理と特別支援教育(松尾直博)
付録 演習問題解答・重要用語・人名解説・索引
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紹介文
2016年の刊行以来のロングセラー! 台湾、韓国でも翻訳出版され、海外からも注目される「経営心理学」入門の決定版
【人を動かし導くため、心の原理原則を学ぶ、心に響く一冊! 】
経営やビジネスの相手は「人」であるため、人を動かし、人を導く「心の性質」を知っている者が成功する。その心の性質を現場の感動のエピソードと合わせて体系的に学ぶ、これまでにない一冊!
小手先の心理テクニックではなく、人の心の原理原則をじっくり学べます。
各項目ごとの著者からの問いかけが、読者の心を揺さぶります。
公認会計士・税理士でありながら心理カウンセラーの資格を持ち、最先端の心理学や脳科学を研究するとともに、経営コンサルタントとして多くの社長のメンターを務める著者が、そのノウハウを全公開した初の書籍。
人の心のメカニズムを心理学や脳科学から説明し、それを人事・組織、営業・マーケティング、マネジメントに活かせる、人を動かし導く方法としてご紹介します。
第1章 ビジネスの成功者は心の専門家
第1節 人間の原理原則を学ぶことで人生の可能性は飛躍的に上がる
第2節 現場の感覚と心理学がリンクすると仕事が面白くなる
第3節 人工知能が人間の仕事を奪う時代
第2章 人を動かし導く4つの要素
第1節 「何を伝えるか」と「誰が伝えるか」
第2節 人間の頭には感情の脳と論理の脳が共存する
第3節 感情を動かす対話、合理性を示す対話
第4節 人間性が信頼できる人、能力が信頼できる人
第3章 人間的信頼:人間が本能的に求めるもの
第1節 人間が抱く3つの基本的な欲求
第2節 「認められたい」という欲求
第3節 「成長したい」という欲求
第4節 人望をもたらす3つの一貫性
第5節 公欲と私欲
第4章 能力的信頼:「仕事ができる」ということの意味
第1節 成長が早い人に見られる思考パターン
第2節 仕事はできるのに出世できない人
第3節 組織にとっての真のヒーローとは
第5章 情緒的対話:感情を動かす力
第1節 感情を動かす対話の3つの要素
第2節 人を動機付ける2つのアプローチ
第3節 感情の状態を左右する意味付けの力
第4節 感情移入をもたらすストーリーの力
第5節 「今」の感情に影響を与える未来の力
第6章 論理的対話:偉大なる理由の力
第1節 理由の力を使いこなせているか
第2節 理由が力を持つ条件
終章 一番はじめに動かし導く相手
第1節 知識に感情が伴ってはじめて学びとなる
第2節 自分を変化させ、相手との関係性を変える
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紹介文
遊戯法の基本的問題から実際的問題までを、カウンセリングの流れに即して懇切に解説した「かゆいところに手の届く」入門書。
子どもの心理臨床-その特殊な成り立ち
第1部 子どもの心理臨床における基本的な問題-制限(制限の意味
制限の内容
制限やぶり)
第2部 遊戯法の実際問題(初回面接における実際問題-また来てみたい気持ちを得る
第1段階(導入期)における実際問題-自分の問題に向き合い、担当者との関係が成立する
第2段階(展開期)における実際問題-現実生活と遊戯室の違いを理解して、遊びが自律的な流れにのる
第3段階(洞察期)における実際問題-最高潮の充実感を味わう
第4段階(終結期)における実際問題-遊戯室からの卒業
遊戯法のもう一つの流れ-攻撃的な感情表現の間接から直接への流れ)
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自分の言葉で心理学を思考し、心を観察し、今そこにある問題を考える。簡潔な文章と多彩なイラストでヒトの心の不可解に迫る入門書
簡潔な文章と多彩なイラストで一読である程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。入門書に最適。
読むだけである程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。教科書としてだけではなく一般書としても読み応え十分。一読すれば、いまそこにある心の問題が見えてくる。
はじめに 心理学を学ぶ喜びと意義
1章 荒川歩
心理学とは:心理学に何を期待するのか?
コラム1 フェヒナーの精神物理学と感覚の尺度化
2章 三星宗雄・荒川歩
知覚:人の目はカメラとどう違うのか?
コラム2 騒色公害の系譜とその解決
3章 三星宗雄・荒川歩
知覚の障害:私たちに見える世界は共通か?
コラム3 ユニバーサルデザインとカラーユニバーサルデザイン
4章 浅井千絵
記憶と学習:人はどのように学ぶのか?
コラム4 感情と色彩
5章 浅井千絵
認知:人はどのように世界を理解するのか?
コラム5 絵画・デザイン制作の認知科学
6章 荒川歩
感情:感情は何のためにあるのか?
コラム6 無意識
7章 荒川歩
自己:私はどこにあるのか?
コラム7 アイデンティティ拡散と回復
8章 荒川歩・河野直子
発達:それぞれの年代において人はどんな課題とむきあうか?
コラム8 子どもの絵の発達
コラム9 氏か育ちか、氏も育ちも
9章 遠藤架児
発達の障害:障害なのか? 個性なのか?
コラム10 サヴァン症候群
10章 桂 瑠以
性格と社会的認知:何が人の性格や態度を決めるのか?
コラム11 心理(性格)検査って何?
11章 桂 瑠以
人間関係 : 人と人とは、どう関わるか?
コラム12 コミュニケーションメディアの使い分け
12章 桂 瑠以
社会的影響と集団:集団はどのような影響を及ぼすか?
コラム13 商品開発と心理学
コラム14 広告と心理学
13章 河野直子・荒川歩
心と脳:心はどのような脳内メカニズムに支えられているか?
コラム15 心とからだ
コラム16 アフォーダンス
14章 河野直子・尾崎紀夫
病理:精神疾患とどう付き合っていくか?
コラム17 病跡学:作品や人物を精神病理で理解する
コラム18 芸術療法:アートと心理学のもう1つの関係
引用文献
索引
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紹介文
フロイト派とユング派、日本を代表する両派の第一人者が、精神分析学界の二人の巨人の思想と学問の全貌を語りつくした記念碑的対談。
十九世紀末、フロイトによって確立された精神分析学。彼の高弟ユングは後に袂を分かち、一派をなす――。人間存在の深層を探究した彼らの存在は、今なお我々に多大な影響を与え続けている。彼らは何を追い求め、何を明らかにしたのか。二人の巨人の思想の全容と生涯を、それぞれの孫弟子にあたり日本を代表する第一人者が語りつくした記念碑的対談。
人間存在の深層を探究した二人の巨人
その思想の全容と生涯を両派を代表する日本の第一人者が語りつくす
十九世紀末、フロイトによって確立された精神分析学。彼の高弟ユングは後に袂を分かち、一派をなす――。人間存在の深層を探究した彼らの存在は、今なお我々に多大な影響を与え続けている。彼らは何を追い求め、何を明らかにしたのか。二人の巨人の思想の全容と生涯を、それぞれの孫弟子にあたり日本を代表する第一人者が語りつくした記念碑的対談。
深層心理学は知的な理解のみでは十分ではない。人間全体としてのかかわりが、真の理解のためには必要となってくる。そのような意味で、本書もわれわれの個人的な体験からはじまって、フロイトやユングの人となりに及びつつ論を展開していったことは、今から考えてもいいアイデアであったと思っている。……この対談をヒントとして、読者は深層心理学のなかの問題点をひろいあげ、自らの思索を深めてゆかれることだろう。――<本書「対話者あとがき」より>
※本書の原本は、1978年11月、思索社より刊行され、1989年8月、第三文明社よりレグルス文庫として再度刊行されました。
対話者まえがき 小此木啓吾
第一章 出会い
1 フロイトへの道
2 ユングへの道
3 出会いの契機
第二章 人間フロイト、人間ユング
1 フロイトと同性愛
2 ユングとトニー・ウォルフ
3 フロイトとザロメ
4 両親
5 ユダヤ人問題とナチズム
6 ユングとビンスワンガー
7 フロイディアンとユンギアン
8 ボーリンゲンの塔
9 死と生
第三章 人間の心をめぐって
1 自我の構造
2 元型
3 力動論
4 発達論
5 心理療法
第四章 夢を語る
1 催眠療法から自由連想へ
2 影
3 抵抗と転移
4 分析の終わりと終わりなき分析
第五章 文化と社会
1 日本人の母性原理
2 阿闍世コンプレックス
3 日本でフロイディアン、ユンギアンであること
4 精神分析学的日本人論
関連人物解説
対話者あとがき 河合隼雄
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紹介文
心理学は何を、どのように研究するのか。イメージと実態の大きなギャップを埋める必読書。本書は、心理学の各分野の知識を少しずつ紹介する「心理学概論」ではなく、「心理学とは何か」ということを主題にして論じたものである。
序章 学問としての心理学
第1章 心について考える
第2章 現代心理学の姿
第3章 科学について考える
第4章 心理学の誕生
第5章 「科学的心理学」への道
第6章 素朴実在論と中枢主義の克服-現代心理学の課題(1)
第7章 ギブソンの存在論-現代心理学の課題(2)
第8章 仏教の心観と存在論
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紹介文
A.H.レオンチェフの序文
はじめに
第1部 方法論
第1章 芸術の心理学的問題
1 「上からの美学」と「下からの美学」
2 マルクス主義の芸術理論と心理学
3 芸術の社会心理学と個人的心理学
4 芸術の主観的心理学と客観的心理学
5 客観的・分析的方法とその適用
第2部 批 判
第2章 認識としての芸術
1 批判の原理
2 認識としての芸術
3 この公式の主知主義
4 形式の心理学の無理解
5 連合主義的・感覚的心理学との関連
第3章 筋、主人公、文学の思想、感情の心理学
1 主知主義に対する反動
2 手法としての芸術
3 筋、主人公、文学の思想、感情の心理学
4 フオルマリズムの心理学的矛盾
5 素材の心理学の無理解
6 フォルマリズムの実践
7 単純な快楽説
第4章 芸術と精神分析
1 芸術心理における無意識的なもの
2 芸術の精神分析
3 芸術の社会心理の無理解
4 汎性欲論と幼稚性の批判
5 精神分析的方法の実際的適用
第3部 美的反応の分析
第5章 寓話の分析
1 寓話、小説、悲劇
2 レッシングとポチェブニャの寓話理論
3 散文的寓話と詩的寓話
4 寓話の構成要素
(1)比 喩 / (2)けだものの利用 / (3)物 語 / (4)道 徳 / (5)詩的スタイルと手法
第6章 「かすかな毒」・総合
1 クルイロフの寓話
『カラスとキツネ』 / 『狼と子羊』 / 『シジュウガラ』 / 『二わのハト』 / 『キリギリスと蟻』 / 『ロバと鶯』 / 『ヂェミヤンのスープ』 / 『トゥリシカの外套』 / 『火事とダイヤモンド』 / 『けものの伝染病』 / 『犬小屋の狼』
2 寓話の総合
3 寓話における抒情詩、叙事詩、ドラマの種子
4 寓話の心理的基礎としての情動的矛盾
5 寓話の大詰め
第7章 『やわらかな息づかい』
1 物語の「解剖」と「生理学」
2 配置と構成
3 題材の特徴
4 構成の機能的意味
5 補助的手法
6 情動的矛盾と形式による内容の克服
付 ブーニン作『やわらかな息づかい』
第8章 デンマークの王子、ハムレットの悲劇
1 ハムレットの謎
2 「主観的」解決と「客観的」解決
3 ハムレットの性格の問題
4 悲劇の構造
5 主人公と自分との同一視
6 総 括
第4部 芸術心理学
第9章 カタルシスとしての芸術
1 情動と空想の理論
2 カの節約の原理
3 情動的トーンと感情移入の理論
4 「情動の二重表現」の法則と「情動の現実性」の法則
5 情動の中枢的放電と末梢的放電
6 感情的矛盾と対立の原理
7 カタルシス
8 形式による内容の克服
第10章 芸術心理学
1 公式の点検
2 詩の心理
3 抒情詩、叙事詩
4 主人公と登場人物
5 ドラマ
6 悲劇と喜劇
7 演 劇
8 絵画、図案、彫刻、建築
第11章 芸術と生活
1 感染理論
2 芸術の生活的意義
3 芸術の社会的意義
4 芸術批評
5 芸術と教育
6 未来の芸術
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紹介文
心と身体の新しい次元への扉を開く統合的な学び・生き方を問う。本書は2014年に発足したソマティック心理学協会の創設メンバーが長年にわたり取り組んできた、理論・実践両面の研究成果を盛り込んだテキスト群である。"ソマティック"な「エデュケーション」「サイコロジー」「スピリチュアリティ」の3領域を探究する。
「身体と心のリベラルアーツ」としてのソマティック心理学
第1部 ソマティック・エデュケーション(身心教育)(ソマティック・エデュケーション:教育プログラムとしてのボディワーク
ソマティック・インテリジェンス-体験と関わるかしこさとは?ギンドラー=ヤコービのワークから ほか)
第2部 ソマティック・サイコセラピー(身体心理療法)(「心理療法としてのソマティック心理学」を概観する
ダンスからの身体心理療法 ほか)
第3部 ソマティック・スピリチュアリティ(「ソマティック・スピリチュアリティとしての仏教」試論
ケアされる身体に気づく、ケアする私に気づく ほか)
第4部 座談会「ソマティック心理学への招待」(講演
座談会)
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認知心理学は、認識と知識についての実験心理学。認知心理学のおもしろさ、生き生きとした研究のプロセスを描き出す。基本コンセプトはそのままに、初版刊行後の新しい知見を盛り込んだ入門書。
第1章 認知心理学の誕生と変貌-情報工学から機能的生物学へ
第2章 知覚の基礎-環境とのファーストコンタクト
第3章 高次の知覚-見ることから理解することへ
第4章 注意-情報の選択と資源の集中
第5章 表象-こころの中身、その形式
第6章 記憶-過去・現在・未来の自己をつなぐ
第7章 言語-成長する心の辞書システム
第8章 問題解決と推論-普遍性と領域固有性の間で
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紹介文
経験の自然主義的理解が「哲学的不安」の根源であると主張し、自然の持つ規範性の回復を目指す。英米哲学の巨星の主著、待望の邦訳。
経験の自然主義的理解が「哲学的不安」の根源であると主張し、自然の持つ規範性の回復を目指す。英米哲学の巨星の主著、待望の邦訳。
言語哲学や心の哲学における思索とアリストテレス倫理学の研究における洞察、哲学史全般への幅広い学識をもとに、道徳的実在論の立場から自然主義の見地の弊害を批判。心と世界の関係について知覚経験だけでなく行為や価値といった哲学全般にわたって精緻に論じる。デイヴィドソンと並ぶ英米哲学の重鎮による最重要著作、ついに刊行。神崎繁渾身の訳者解説つき。
序文
序論
講義
第一講義 概念と直観
第二講義 境界なき概念領域
第三講義 非概念的内容
第四講義 理性と自然
第五講義 行為・意味・自己
第六講義 理性的動物とその他の動物
後記
第一部 デイヴィドソンとその文脈
第二部 第三講義補遺
第三部 第五講義補遺
第四部 第六講義補遺
原注
訳注
解説──「概念的なもの(the conceptual)」の位置[神崎繁]
参考文献
事項索引
人名索引
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紹介文
発達・教育・学習等教育心理学の基礎的事項を取り上げ、重要な事項を分かりやすく解説した上で、カウンセリング・特別支援教育等、学校における心理教育的援助と関連事項を具体例をひきつつ解説。第4版にあたり最新情報、データを盛り込んだ充実の入門書。
監修と編集の言葉
序章 教育心理学とは
第1節 教育心理学とは
第2節 教育心理学の歴史
1.教育心理学のはじまり 2.日本の教育心理学
第3節 研究の方法
1.教育心理学研究の目的 2 教育心理学研究の手法
3.教育心理学研究の手順
第1部 教育心理学総論
第1章 発達
第1節 発達段階と発達課題
第2節 身体の発達
1.胎児期の身体発達 2.乳幼児期から児童期までの身体発達
3.青年期の身体発達
第3節 知の発達
1.認知発達 2.心の理論
第4節 自己と関係の発達
1.児童期までの発達 2.青年期
●コラム:メディアと子ども
第2章 学習と動機づけ
第1節 学習の理論
1.古典的条件づけ 2.試行錯誤学習 3.道具的条件づけ
4.観察学習 5.概念学習 6.学習の認知理論
第2節 学習の情報処理論
1.記憶のプロセス 2.記憶の2重貯蔵モデル 3.知識
4.文章の理解 5.メタ認知
第3節 動機づけの理論
1.欲求と動機づけ 2.外発的動機づけと内発的動機づけ
3.帰属理論 4.期待・価値理論
●コラム:リテラシー
第3章 学習指導と教育工学
第1節 学習指導の理論
1.学習の規定因 2.プログラム学習 3.発見学習
4.有意味受容学習とスキーマ理論 5.カリキュラム構成の原理
第2節 個に応じた指導
1.指導の個別化 2.適性処遇交互作用 3.習熟度別指導
第3節 教育工学とコンピュータ
1.視聴覚教育とマルチメディア学習
2.CAI(コンピュータ支援教育)
第4節 教育環境のデザイン
1.変わる教授 2.隠れたカリキュラムと状況論的学習
3.協同による学習
●コラム:インターネットと子ども
第4章 学級の心理学
第1節 集団とは何か
1.集団の定義 2.集団規範と同調圧力 3.集団のまとまりのよさ
4.集団凝集性を高める方法
第2節 リーダーシップ
1.三隅の PM理論 2.リーダーシップを育てる
3.レヴィンらのリーダーシップの3類型
第3節 学級集団とは何か
1.学級集団の特徴 2.学級集団に所属して学ぶことの意義
3.学級集団の発達的変化 4.学級内の人間関係の測定
5.学級づくり 6.仲間集団とその発達
第4節 いじめ
1.いじめに関する認識の変化 2.いじめの定義
3.いじめの四層構造 4.いじめの動機 5.いじめ対策
6. いじめを未然に防ぐ
第5章 教育評価
第1節 教育評価とはどのようなものか
1.教育評価の目的と機能 2.教育評価の歴史
第2節 さまざまな評価
1.何を評価とするか 2.ブルームの3分類
3.絶対評価と相対評価 4.評価の変化と「新しい学力観」
第3節 教育評価の方法とテスト
1.評価の手順 2.さまざまなテスト法
第4節 テスト作成の問題
1.できの良いテストを作るために
2.テストでははかりにくいものがある
●コラム:教員免許更新制
第6章 脳の発達と心
第1節 脳の発達
1.脳の細胞 2.脳の発生と神経回路の形成
第2節 発達障害と脳
1.脳機能イメージング 2.自閉症の脳機能障害
3.発達性ディスレクシアの脳機能障害
第2部 心理教育的援助と人格・測定
第7章 パーソナリティの理解
第1節 パーソナリテイとは
第2節 パーソナリティをとらえる
1.類型論 2.特性論 3.精神分析的理論
第3節 適応
1.人間の欲求、欲求階層説 2.欲求不満 3.葛藤,コントロールする力
第4節 パーソナリティの理解
1.パーソナリティの理解 2.心理検査の実施上の注意点
第5節 生徒の知的能力(知能)の理解
1.知能検査の概要 2.知能検査の種類 3.知能指数の考え方
第6節 まとめ
第8章 学校におけるカウンセリング
第1節 学校でのカウンセリング活動
1.個別カウンセリング 2.グループアプローチ
3.サイコエデュケーション
第2節 学校で使えるカウンセリングの技法
1.非言語的技法 2.言語的技法 3.技法の統合モデル
第3節 学校で使えるカウンセリング
1.行動カウンセリング 2.来談者中心カウンセリング
3.ソーシャルスキル・トレーニング 4.構成的グループエンカウンター
5.読書
第4節 おわりに
●コラム:子どもと読書
第9章 幼児期,児童期,青年期の心理的問題
第1節 幼児期に見られる心理的問題
1.愛着 2.集団生活
第2節 児童期に見られる心理的問題
1.対人関係における不適応 2.学習上の不適応
第3節 青年期に見られる心理的問題
1.自我の確立へ向けて 2. 学校不適応を未然に防ぐために
第4節 まとめ
●コラム:ピア・サポート
第10章 心理教育的援助サービス
第1節 特別支援教育
1.特別な教育的ニーズをもつ子どもの増加 2.特別支援教育の制度化
3.特別支援教育のしくみ
第2節 発達障害の定義
1.発達障害とは 2.学習障害、 ADHD、高機能自閉症の定義
第3節 発達障害に対するアセスメント
1.アセスメントの意義と倫理 2.アセスメントの領域とその特性
第4節 教育現場での支援事例
1.初期的アセスメントと支援
2.より個別性の高いアセスメントと支援への展開
第5節 おわりに
第11章 スクールカウンセラーの活用
第1節 スクールカウンセラーとは,どんな人たちなのでしょうか
1.スクールカウンセラーとは
2.スクールカウンセラーはどんな資格をもっているのでしょうか
3.スクールカウンセラーには何ができるのでしょうか
第2節 スクールカウンセラーを利用しよう
1. スクールカウンセラーを使って問題はなかったのでしょうか
2.スクールカウンセラーを、どんな風に使うのでしょうか
3.スクールカウンセラーのいる1年間
●コラム:教師と保護者の関係
教育心理学の重要用語集101
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デカルトの懐疑から近代哲学ははじまった。だが、その後の哲学は、本当にこの問題を解決したのだろうか?カント、ムーア、オースティン、カルナップ、クワインら大哲学者の解答を吟味し、いまだ解決されていない懐疑論の問題性を暴露して、われわれの知の根拠を揺るがす意欲作。
第1章 外界の問題
第2章 哲学的懐疑論と日常生活
第3章 G.E.ムーアと懐疑論-「内的」と「外的」
第4章 内的と外的-「経験的」と「超越論的」
第5章 内的と外的-有意味と無意味
第6章 自然化された認識論
第7章 結び-診断を探し求める
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紹介文
死、性、戦争、意識ect.-明晰な表現と誠実な議論によってととの関係を問い続ける。
死
人生の無意味さ
道徳における運の問題
性的倒錯
戦争と大量虐殺
公的行為における無慈悲さ
優先政策
平等
価値の分裂
生物学の埓外にある倫理学
大脳分離と意識の統一
コウモリであるとはどのようなことか
汎心論
主観的と客観的
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動物に心はあるのか? あるとすれば、ヒトとどう同じで、どう違うのか? 動物心理学は、心とは何かを考える映し鏡である。
動物に心はあるのか? あるとすれば、ヒトとどう同じで、どう違うのか? 動物心理学は、心とは何かを考える映し鏡である。
動物心理学がこれまでに明らかにしてきた事実を紹介し、そこで用いられる概念や研究方法を解説する。
動物に心はあるのか? あるとすれば、ヒトとどう同じで、どう違うのか? 動物心理学は、心とは何かを考える映し鏡である。動物心理学が明らかにしてきた事実を紹介し、そこで用いられる概念や研究方法を解説する。
はじめに
第1章 動物と進化
第2章 動物心理学の歴史と方法
第3章 感覚と知覚
第4章 本能
第5章 学習
第6章 記憶
第7章 コミュニケーションと「ことば」
第8章 思考
第9章 自己と社会
第10章 発達と個体差
第11章 人間と動物の関係
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専門用語を極力使わずエピソードや実際例を盛り込み心理学の分野ごとにわかりやすく構成した評判の心理学入門書の改訂版!
大学で学ぶ心理学の全貌が、短時間で理解できる。心理学の各分野について専門用語を極力使わずに興味をひくエピソードや実際例を豊富に収録、心理学を学びたいという人の興味と知的好奇心を満たす評判の入門書。2008年刊の改訂版!
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福祉心理学の基本と福祉領域で働く心理職に求められる知識や視点をしっかり学べる公認心理師カリキュラム対応テキスト
福祉心理学の基本と福祉領域で働く心理職に求められる知識や視点をしっかり学べる新テキスト。豊富な図表にくわえ「重要語句解説」「考えてみよう」「キーワードのまとめ」などを設定し、授業後にも個別学習しやすく、「授業で→試験前に→現場に出てからも」活用できる、公認心理師カリキュラムに対応した一冊。「見やすく・わかりやすく・使いやすく」「現場に出るまで役立つ」をコンセプトとし、ブループリント(公認心理師試験出題基準)掲載語句とともに、関連法規の紹介、その他重要語句も厳選し紹介。
監修者のことば
編著者まえがき
第1章 現代社会における福祉をめぐる現状と課題(中山哲志)
1 福祉心理学とは何か
2 現代社会の現状と課題
3 共生社会の実現に向けて
第2章 親子のアタッチメント(愛着)関係と支援(本郷一夫)
1 アタッチメントの形成
2 アタッチメントの障害
3 アタッチメント形成を阻害する要因
4 アタッチメントの形成への支援
5 子育て支援の施策
第3章 児童虐待の理解と支援(富樫ひとみ)
1 児童を取り巻く虐待の現状
2 虐待による発達上の影響
3 児童の虐待防止対策と被虐待児への支援
第4章 社会的養護の課題と支援(野澤義隆)
1 社会的養護とは何か
2 社会的養護の制度と実施体系
3 社会的養護の実際
4 社会的養護における心理職の展望
第5章 夫婦間・カップル間暴力への支援(若島孔文)
1 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは
2 夫婦再統合に関する事例
3 夫婦再統合のための観点
第6章 貧困家庭への支援(阿部裕二)
1 貧困の定義,現状とその影響
2 貧困家庭への具体的な支援策
3 支援の課題と方向性
第7章 自殺の背景の理解と支援(勝又陽太郎)
1 自殺の実態と対策の枠組み
2 自殺のメカニズムを説明する心理学的理論
3 自殺対策における支援
第8章 障害と疾病の理解と支援(園山繁樹)
1 障害者処遇を大きく変えたノーマライゼーション原理
2 共生社会の構築に向けて
3 障害の分類
4 障害者支援の視点
第9章 高齢者の心身機能の特徴(竹田伸也)
1 老年期の心理的適応
2 老年期の心理的特徴
3 老年期の心理的アプローチ
4 高齢者福祉領域における多職種連携
第10章 認知症の理解と支援(吉川悠貴)
1 認知症の定義と原因疾患
2 認知症の症状とアセスメント
3 認知症の人の理解と支援
第11章 介護と高齢者虐待(堀口康太)
1 高齢者を介護する家族の心理と対応
2 介護保険制度と介護サービス
3 高齢者虐待の現状と有効な対応
第12章 災害と福祉(渡部純夫)
1 震災と福祉心理学
2 こころのケアとウェルビーイング
3 災害における福祉心理学的援助の考え方
第13章 多職種連携による支援(宮本文雄)
1 福祉心理相談・支援の連携による支援について
2 福祉心理相談・支援の事例
3 福祉心理相談・支援の多職種連携による支援のまとめ
引用文献・参考文献
「考えてみよう」回答のためのヒント
索 引
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「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。
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意思決定研究の基礎はこれで学べる!
行動経済学を生み、医療や科学技術のリスコミにも欠かせないリスクと意思決定の基礎知識が満載!
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▼学界で好評を得た「行動的意思決定」の入門書を10年ぶりに改版!
「意思決定とリスク」に関わる概念・理論についての心理学的知見の蓄積と最新の動向をいち早く紹介した入門書の第3版。行動経済学やリスクコミュニケーションが注目される今、「経済からのアプローチ」をはじめ、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。
はじめに
改訂版によせて
第3版刊行にあたって
第Ⅰ章 意思決定、不確実性と心理学
Ⅰ―1 意思決定とは
Ⅰ―2 ギャンブルと不確実性
Ⅰ―3 事故・災害、環境問題のリスク
Ⅰ―4 医療意思決定、その他領域での展開
Ⅰ―5 集団での行動、意思決定と生産性
Ⅰ―6 リスクと不確実性、曖昧性
Ⅰ―7 曖昧さは嫌われる?
第Ⅱ章 認知からのアプローチ
Ⅱ―1 不確実性下での意思決定と期待効用
Ⅱ―2 経済学における意思決定(1)効用逓減と期待効用理論
Ⅱ―3 経済学における意思決定(2)期待効用理論の侵犯
Ⅱ―4 代表性ヒューリスティック(1)
Ⅱ―5 代表性ヒューリスティック(2)基準比率の無視
Ⅱ―6 利用可能性ヒューリスティック
Ⅱ―7 係留と調整ヒューリスティック
Ⅱ―8 感情ヒューリスティック、適応的ヒューリスティック
Ⅱ―9 枠組み効果
Ⅱ―10 プロスペクト理論
Ⅱ―11 意思決定の二重過程モデル
Ⅱ―12 ヒューリスティックス&バイアス研究への批判
Ⅱ―13 その他の認知的意思決定理論
第Ⅲ章 知覚からのアプローチ
Ⅲ―1 ランダムネスの知覚と生成
Ⅲ―2 共変関係の知覚
Ⅲ―3 錯誤相関
Ⅲ―4 原因帰属理論
Ⅲ―5 制御幻想
Ⅲ―6 抑うつのリアリズム
Ⅲ―7 自信過剰
第Ⅳ章 感情・直観からのアプローチ
Ⅳ―1 感情が判断や意思決定に与える影響
Ⅳ―2 ストレスと意思決定
Ⅳ―3 決定後の心理:認知的不協和の低減
Ⅳ―4 単純接触効果
Ⅳ―5 選択と理由
Ⅳ―6 後悔
Ⅳ―7 予測と経験
第Ⅴ章 行動からのアプローチ
Ⅴ―1 動物の選択行動
Ⅴ―2 迷信行動とギャンブル行動
Ⅴ―3 動物行動研究から見た遅延割引
Ⅴ―4 自己制御(セルフコントロール)と衝動性
Ⅴ―5 ヒトの価値割引研究への展開
Ⅴ―6 選択行動研究とマッチングの法則
Ⅴ―7 行動生態学
第Ⅵ章 社会からのアプローチ
Ⅵ―1 集団の影響
Ⅵ―2 集団の問題解決
Ⅵ―3 集団の意思決定と合議(1)
Ⅵ―4 集団の意思決定と合議(2)
Ⅵ―5 集団の意思決定と合議(3)集合知
Ⅵ―6 リスク心理研究(1)
Ⅵ―7 リスク心理研究(2)リスクコミュニケーション
Ⅵ―8 科学情報のコミュニケーション
Ⅵ―9 リスクリテラシー
第Ⅶ章 経済からのアプローチ
Ⅶ―1 行動経済学(1)需要供給分析
Ⅶ―2 行動経済学(2)無差別曲線分析
Ⅶ―3 心の会計とサンクコスト効果
Ⅶ―4 保有効果と現状維持バイアス
Ⅶ―5 行動ファイナンス
Ⅶ―6 神経経済学
引用文献一覧
索 引
BOX 目次 ( )内は執筆者
1 Blue seven 現象(坂上)
2 選択肢は多いほどよいか?(山田)
3 平均への回帰(増田)
4 様々な合理性の見解(広田)
5 マーフィーの法則を科学する(増田)
6 好物は後で? 上昇選好(井垣)
7 終わり良ければすべてよし? ピーク・エンドの法則(井垣)
8 競合分割効果(広田)
9 時間と意思決定(広田)
10 飛行爆弾は狙って打ち込まれたか?(増田)
11 読みやすい名前は好かれる?(森)
12 最高を求めると不幸になる?(森)
13 誠意のコスト(森)
14 自己制御の技術(坂上)
15 動物も不公平を嫌う?(石井)
16 ただ乗り問題と共有地の悲劇 社会的ジレンマ(広田)
17 1円はどこへ消えた?(広田)
18 「直観」が全てを知っている?! 現実場面での意思決定(三田地)
19 デフォルト(山田)
20 貨幣錯覚(井垣)
21 ソマティックマーカー仮説(石井)
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紹介文
アフォーダンス,生態光学,直接知覚論はここから始まった.知覚者は,環境からの刺激を静的に受けて再構成しているのではなく,取り巻く環境とダイナミックに関係することで世界を直接的に知覚している,など従来の古典的知覚論の図式を乗り越えるギブソン心理学の転換点.James Jerome Gibson, The Senses Considered as Perceptual Systems, Boston:Houghton Mifflin, 1966を全訳する.
日本語版への序(エレノア・ギブソン)
はじめに
エピグラフ
序 章
第1章 刺激作用の源としての環境
第2章 刺激作用の獲得
第3章 知覚システム
第4章 基礎定位システム
第5章 聴覚システム
第6章 触覚システムとその構成要素
第7章 触覚−身体覚システムの能力
第8章 知覚システムとしての味わうことと嗅ぐこと
第9章 視覚システムの進化
第10章 視覚システム——環境の情報
第11章 技術による光の構造化
第12章 包囲情報のピックアップ——走査
第13章 情報ピックアップ理論
第14章 不完全な知覚の諸原因
結 論
訳者あとがき
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紹介文
心理学とはどんな学問か。主要な心理学者は何を探究していた? 心理学史上の重要な考え方とは? 一冊でざっくりつかめる速習講座。
心理学とはどのような学問か。パブロフ、フロイト、アドラー、ピアジェら、主要な心理学者は何を探究していた? 心理学史上の重要な考え方とは? 一冊でざっくりつかめる速習入門講座。
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紹介文
他者との関わり合いにおいて主体は形作られ、他者への責任=応答可能性において主体は自らを変革する。倫理と暴力の危険な癒着に抗して「私」と「あなた」を結び直す、希望の哲学。
自分自身を説明すること-倫理的暴力の批判
第1章 自分自身の説明(呼びかけの光景
フーコー的主体
ポスト・ヘーゲル的問い
「あなたは誰か」)
第2章 倫理的暴力に抗して(判断の限界
精神分析
「私」と「あなた」)
第3章 責任=応答可能性(ラプランシュとレヴィナス-他者の優位
人間になることをめぐるアドルノ
彼自身を批判的に説明するフーコー)
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紹介文
論文の読み方入門書。『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文読破に必要となる概説的な知識や論文の形式・ルールをやさしく解説。
「書く」のためには,まずは「読む」ことから!『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文を読むことは学問という知的な世界を旅することである。論文読破に必要となる概説的な知識や形式・ルールをやさしい筆致でコンパクトにまとめた,論文ビギナー必携の入門書。
プロローグ 論文を読もうとする人に
Step1 論文を読む前に
第1章 なぜ論文を読むのか
第2章 論文の作法を知る
第3章 読む前に大切なこと
Step2 論文を読む
第4章 論文の構造をつかむ
第5章 いろいろな読み方を試してみる
第6章 読むときに役立つこと
第7章 図表を読む
第8章 統計の結果を読む
第9章 読んだ後にすべきこと
第10章 英語論文を読む
第11章 論文を探すコツ
エピローグ 論文の読み方を極める
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紹介文
フーコーが1970年におこなった講義録。『言語表現の秩序』を没後30年を期して40年ぶりに新訳。言説分析から権力分析への転換
フーコーが一九七〇年におこなった講義録。『言語表現の秩序』を没後三十年を期して四十年ぶりに新訳。言説分析から権力分析への転換をつげてフーコーのみならず現代思想の歴史を変えた重要な書。
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紹介文
これまでの心理学は、とかく人間の欠けているところ、できない部分に注目してそれを克服することに着目しがちでしたが、これからは人間のポジティブな側面にもっと注目し、人間の本来もつ強さを引き出すことによって個人や社会を支えるような学問を目指すべきだ、とする考え方が生まれています。本書は、スポーツ心理学、健康心理学に、新たに確立してきたポジティブ心理学をあわせて、積極的な人生追求のためのこころのサイエンスの最前線を紹介する入門書です。
目次
●もくじ
はじめに
第1部 スポーツ心理学 中込四郎
1‐1 スポーツ心理学 スポーツと心理学が出会う
1‐2 タレント発掘 早期トレーニングの功と罪
1‐3 青年期とスポーツ スポーツで「自己」を体験する
1‐4 アスリートのパーソナリティ スポーツによってパーソナリティをつくる
1‐5 こころの強化 スポーツメンタルトレーニングの今
1‐6 ピークパフォーマンス 実力発揮につながる心理的世界を知る
1‐7 積極的思考 弱気から強気に変える
1‐8 イメージトレーニング イメージをうまく活用する
1‐9 スポーツ・モニタリング・トレーニング こころと体の動きを知る
1‐10 ソーシャルサポート まわりの人的資源を活用する
1‐11 スランプ いくらやっても上達しない
1‐12 アスリートの燃え尽き 努力する割には報われない
1‐13 心因性動作失調 こころが動きを縛る
1‐14 スポーツセラピー スポーツでこころを癒やす
1‐15 運動の継続 運動の継続を妨げるもの
第2部 健康心理学 石崎一記
2‐1 健 康 心身ともにその人らしくいること
2‐2 健康心理学 健康をこころと体の結びつきの面から科学する
2‐3 健康の査定 健康ってはかれるの?
2‐4 生涯発達 一生変化し続けるもの
2‐5 QOL 人生の質、生活の質
2‐6 生きがい 生きる意味が感じられること
2‐7 ストレス ストレスって本当に悪いもの?
2‐8 ストレス・コーピング ストレスとの上手な付き合い方
2‐9 感 情 人を心底から動かすもの
2‐10 グループと自然の癒やし効果 人や自然と関わることで健康づくり
第3部 ポジティブ心理学 外山美樹
3‐1 ポジティブ心理学とは 人間のもつ「強さ」から考える
3‐2 学習性無力感 説明スタイルの違いから謎を解く
3‐3 楽観主義 自分の将来を楽観的に考える
3‐4 悲観主義ネガティブ思考のポジティブなパワー
3‐5 フロー経験 夢中になる
3‐6 目 標 自分の未来を導く
3‐7 自尊感情 揺れ動く自己
3‐8 認知的複雑性 物事を多面的に見る能力
3‐9 ネガティブ感情とポジティブ感情 感情の凹凸
3‐10 笑 い 人は幸福だから笑うのではない
3‐11 気晴らし 気晴らしにもコツがいる
3‐12 自己開示 こころをオープンにすると健康になる?
3‐13 アサーション 自己表現によってよりよい人間関係を築く
3‐14 ハーディネス ストレスに強い性格とは
3‐15 認知療法 考え方の癖を見ぬく
人名索引
事項索引
文 献
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紹介文
人の行動や心を長年探究してきた心理学者が、身近なことわざを題材に興味深い研究知見を紹介する
人間の叡智がつまった「ことわざ」。
「出る杭は打たれる」「灯台下暗し」「鰯の頭も信心から」など、
一度は耳にしたことのあることわざは果たして本当なのか?
――本書ではその実際に迫るべく、人の行動や心を長年探究してきた心理学者が、身近なことわざを題材に興味深い研究知見を紹介する。豊富な図表と解説で心理学に親しむことができる「心理学入門書」として、また「明日、誰かに話したくなる雑学書」として活用いただける一冊。
さぁ、ことわざから出会う心理学講義のはじまり、はじまり…。
まえがき
第1講 血液型性格判断は妥当なのか?――「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
はじめに
1 血液型と性格の関係:戦前編
2 血液型と気質の関係:戦後編
3 今日の心理学からみた血液型性格判断
4 おわりに
◎講間コラム01 良い経験も、悪い経験も意味がある?――「酸いも甘いも噛み分ける」
第2講 親の特徴は子にどれほど受け継がれるのか?――「血は争えない」
はじめに
1 知能の遺伝を巡って
2 性格と遺伝と環境
3 遺伝と環境はどのくらい知能と性格に影響するか
4 おわりに
◎講間コラム02 私たちはなぜ「見落とす」のか?――「灯台下暗し」
第3講 子どもは仲間からどれほど影響を受けるのか?――「朱に交われば赤くなる」
はじめに
1 子どもの発達に関する集団社会化理論
2 仲間の影響を受けやすい青年期
3 未成年者の喫煙行動への仲間の影響
4 子どもの望ましい行動への仲間の影響
5 おわりに
◎講間コラム03 カップルは似ているか?――「割れ鍋に綴じ蓋」
第4講 遊びと子どもの発達の関係は?――「よく学び、よく遊べ」
はじめに
1 遊びに関する基礎知識
2 戸外遊び時間の減少と子どもの体力・運動能力の低下
3 体力・運動能力と認知能力・学業成績の関係
4 遊びと子どもの心的発達の関係
5 遊びと子どもの社会的能力の関係
6 おわりに
◎講間コラム04 動機づけは強ければよいか?――「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
第5講 心は体にどれほど影響力をもつか?――「鰯の頭も信心から」
はじめに
1 プラシーボ効果の基礎知識
2 医師の言葉・態度のもつプラシーボ効果
3 プラシーボ効果の検出方法とその適用例
4 プラシーボ効果は客観的指標にも現れる
5 プラシーボ効果はどのように説明されるか?
6 おわりに
◎講間コラム05 火を涼しく感じることができるのか?――「心頭を滅却すれば火もまた涼し」
第6講 目立ちすぎるとなぜ嫌われるのか?――「出る杭は打たれる」
はじめに
1 自己抑制・自己主張と文化
2 「出る杭は打たれる」のルーツ:東西で異なる自己観
3 社会適応理論からみた「出る杭」
4 東西で異なる文化的自己観の源
5 おわりに
◎講間コラム06 人間愛こそ恐怖の解毒剤?――「恐怖は常に無知から生まれる」
第7講 なぜ人目が気にならないと恥さらしなことをするのか?――「旅の恥は掻き捨て」
はじめに
1 日本人は他者の世界をどうみているのか?
2 北米人は他者の世界をどうみているのか?
3 親しい他者との親密度の文化差
4 「出る杭は打たれる」と自尊心
5 おわりに
◎講間コラム07 暮らすための習慣は、どれほど深くこころに影響するのか?――「習慣は第二の天性なり」
第8講 押しつけ・強制はなぜ駄目か?――「馬を水辺まで連れて行けても、水を飲ませることはできない」
はじめに
1 報酬はヤル気を削ぐか?:アンダーマイニング効果
2 教育現場、職場におけるアンダーマイニング効果
3 アンダーマイニング効果のその後と文化差
4 アンダーマイニング効果の日本での再現性
5 押しつけは反発を誘うか?:心理的リアクタンス現象
6 おわりに
◎講間コラム08 なぜ幸せすぎると不安になるのか?――「禍福はあざなえる縄のごとし」
引用文献
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紹介文
心理学の定番入門書がそのままのコンパクトさで生まれ変わりました。「心理学の仕事」「研究法」「研究倫理」などのトピックが加わりいっそう社会に生きる心理学を感じられる内容に。ブックガイドも充実した心理学の必携書。公認心理師を目指す方にも。
序 章 心理学のテーマは無限──心理学って何だ?
第Ⅰ部 身近に感じる心理学
第1章 心理に関する支援を行う──臨床心理学
第2章 性格は変えられるか──性格と個人差の心理学
第Ⅱ部 心理学で日常生活を読み解く
第3章 身近な人や社会との関係──社会的行動の心理学
第4章 人が生まれてから死ぬまで──発達心理学
第5章 心を測る──心理学的アセスメント
第Ⅲ部 心理学のコアな原理
第6章 世界をどうとらえるか──知覚・認知・記憶の心理学
第7章 あなたはなぜそのように行動するのか──行動と学習の心理学
第Ⅳ部 心理学の過去と未来
第8章 心はどう探究されてきたか──心理学の歴史
第9章 心理学の研究法
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紹介文
本書は,学習・言語心理学の入門的な教科書です.公認心理師カリキュラムを参照しながら,著者がそれぞれ専門とする学習心理学と言語心理学の領域全体に照らして,初学者が把握すべき事柄を厳選しています.また,科学的道筋を自分で考えられるよう,実験的根拠とともに,できるだけ具体的に平易な表現で説明しました.初めて学ぶ方から心理職を目指す方まで,おすすめの一冊です.
公認心理師カリキュラムを参照し学習すべき事柄を厳選.また,科学的道筋を自分で考えられるよう,実験的根拠とともに,できるだけ具体的に平易な表現で説明しました.初めて学ぶ方から心理職を目指す方までおすすめです.
学習・行動領域の心理学/行動の測定と実験デザイン/生得性行動/古典的条件づけ/オペラント条件づけ/問題解決/技能学習/社会的学習/言語機能の発達の心理学/言語発達(1) ― 音声・音韻/言語発達(2) ― 語彙/言語発達(3) ― 文法/言語発達(4) ― 談話・会話/言語に関わる障害
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紹介文
人間自身がつくりだした、人間と人間を取り巻くあらゆる環境との関係の変化こそが、人間の未来を規定する。それは単に自然環境にとどまる話ではない。自然環境にくわえて社会環境、さらには人間の内面のあり方にかかわる精神環境が、当然のごとくそこに関与してくるはずだ。こうした考えが「三つのエコロジー」の根源にある。エコゾフィーの誕生。環境、社会、精神を統べる新たなエコロジー思想。
1 三つのエコロジー
2 ポストメディア社会にむけて-大阪講演
3 エコゾフィーの展望-沖縄講演
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紹介文
予見に満ちた、いわば「現代の聖書」!人間は変わりうる存在であり、可能性を開発・探究することによって健全な真の人間のあり様が獲得できる。それは全体的であると同時に力動に満ちたものである。死後、ますますその名声が高まりつつあるマズロー畢世の名著。
科学への心理学的アプローチ
科学における問題中心的傾向対手段中心的傾向
動機づけ理論序説
人間の動機づけに関する理論
心理学理論における基本的欲求満足の役割
基本的欲求の本能的性質
高次の欲求と低次の欲求
精神病理の発生と脅威の理論
破壊性は本能的なものか
行動の表出的要素
自己実現的人間-心理学的健康の研究
自己実現的人間における愛
個人と人間の認知
動機づけられていない無目的な反応
心理療法、健康、動機づけ
正常、健康、価値
心理学への積極的アプローチによって生まれる諸問題
人格研究の全体的-力動的理論
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紹介文
教養の心理学の教科書は、映画の予告編集ではなく、短編集であるべきだ!本書は、心理学を専攻しない読者を主に想定し、心理学の基本的で重要な内容を一通り学ぶ中で、その知見の持つ意味や、実生活の中でそれがどのように役立つのかが具体的に分かるように解説している。もちろん、専門的に学ぶ人にも、心理学の魅力を知ることの出来る入門書となる。
第0章 はじめに-教養としての心理学が目指すもの
第1章 上手に見る・上手に見せる-知覚のしくみ
第2章 物忘れを克服しよう-記憶のしくみ
第3章 人とのかかわりを楽しもう-対人関係の心理学
第4章 自分でやる気をコントロールしよう-動機づけのメカニズム
第5章 メタファーやアナロジーを使った表現に挑戦しよう-思考のしくみ
第6章 悩みながら成長しよう-青年期の心理学
第7章 どのような道を歩んできたのか-発達心理学
第8章 人を支える、人に支えられる-臨床心理学
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紹介文
高校生の日々の悩みの正体を解説しつつ、心理学の基本的な考え方や青年心理学の主な領域を系統的に紹介。
高校生の日々の悩みの正体をわかりやすく解説しつつ、心理学の基本的な考え方や青年心理学の主な領域を系統的に紹介。心理学を学んでみたい人、進路指導担当者に最適の一冊。
第1部 心理学って? 青年心理学って?
第1章 心理学は心がどうわかるの?
第2章 私たちの気持ちや行動にも法則があった
第3章 心のことはどうやってわかるの?
第4章 青年期が、青年心理学がおもしろい!
第5章 心理学はどんな職業に生かせるの?
第2部 思春期・青年期ってこんな時期?
第6章 身体と心が落ち着かない
第7章 学校と勉強の意味と役割
第8章 親との関係、家族の位置づけ
第9章 親から友だちへ、恋人へ、そして自分へ
第10章 自分を好きになる人・なれない人
第3部 青年心理学が解き明かす若者のモヤモヤ
第11章 自分のことなのになぜわからないの?――自己・自我の心理学
第12章 性格ってどうしようもないの?――パーソナリティの心理学
第13章 恋愛ってどうするのがふつうなの?――恋愛の心理学
第14章 友だちって本当に信じていいの?――友人関係の心理学
第15章 親ってめんどうなんだけど?――親子関係・家族関係の心理学
第16章 学校って塾と通信教育でもいいよね?――学校生活と社会性の心理学
第17章 進路なんて考えられないんだけど?――進路選択と社会的自立の心理学
第18章 ネットやゲーム、好きにさせてくれない?――デジタルをとりまく心理学
第19章 どうしてこんな顔に生まれたの?――容貌の心理学
第20章 そこまで悪いことはしないけど……?――非行・問題行動の心理学
第21章 今の世の中、無理ゲーじゃない?――社会と政治の心理学
第22章 毎日イライラ……こんなの自分だけ?――ストレスと不安の心理学
第23章 いじめにはどう立ち向かえばいいの?――攻撃性と対人関係の心理学
第4部 おわりに
第24章 大学で心理学を学んでみたいと思ったあなたに
第25章 若者の心理の研究を仕事にしてみたいあなたに
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紹介文
依頼があったら「24時間以内」に精神科の「専門家チーム」が出向く。そこで患者・家族・関係者をまじえて、状態が改善するまで、ただ「対話」をする――フィンランド発のシンプルきわまりないこの手法に、なぜ世界が注目するのか? 第一人者セイックラ氏の論文と、斎藤環氏の熱情溢れる懇切丁寧な解説が融合。生き生きとした事例、具体的なノウハウ、噛み砕いた理論紹介で、オープンダイアローグの全貌がわかる!
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第1の扉 「意識」で人生が変わることを知れば、あなたは自由になれる!
Lesson1 人生を大きく左右する「意識」の存在 ~意識のかたち、心のありか~
1-意識が人生をつくっている
2-あなたは、どれだけ意識して生活していますか?
3-私たちは「無意識」の中で生きている⁉
4-人の意識は3層構造になっている
5-潜在意識には過去の経験や感情の記憶が蓄積されている
6-自分の感情を率直に受け入れてみよう
7-物事をありのままに映し出す心、「クリスタルマインドⓇ」とは
8-意識すれば自分の人生を思い通りにできる
Lesson2 人生を変えられない本当の理由 ~変わりたいのに変われない謎~
1-悩みが解決しないのは「悩んでいたい」から?
2-本当は誰もが「変わること」を恐れている
3-目の前にある現実が、望んだことだと受け入れよう
4-潜在意識と表面意識が統合されれば、願いは必ず現実になる
5-幸せは自分の中にある。外に求めるものではない
6-人の本質は発展途上にある
7-潜在意識の領域までも「変わってもいい」と思えますか?
8-意識が変わることは選択が変わること
9-「クリスタルマインドⓇ」で、自分の人生にパワーを取り戻そう!
Lesson3 「意識」を変える方法 ~変わってもいい自分になるために~
「望み」を持ち、「意識」を変えよう!
「意識」を変える4つのワークアウト
1 感情が湧きおこった時、トイレに行って感情を見つめる
2 寝る前に、すべてに感謝する
3 朝と夜の瞑想&呼吸法
4 「感情」は書いてリセット
第2の扉 望みを持って自分を変えれば、次のステージへの道が拓ける!
Lesson4 「意識」を変えれば、人生も変わる ~もっと先に進むためにできること~
もっと望んでください
望みの育て方
自分より少し上の人をマネすることから始めよう
自分より少し進んでいる人を見つけるには……
あなたを導くのは意志力と望み!
意識が変われば自由の範囲が広がり、ステップアップが可能に
付 章 クリスタルマインドⓇ Q&A ~もっと知っていただくために~
Q1 いろいろなトラブルは、どんな潜在意識が原因で起こっているのでしょうか?
A1 仕事やプライベートなどで起こしやすいトラブルを例に、その解決策を説明します。
Q2 セッションに興味があります。実際にはどのように行われるか、知りたいのですが……。
A2 山田さん(仮名)に行ったセッションの様子をお届けしましょう。
おわりに
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「情けは人の為(ため)ならず」「病は気から」は本当だった!自らを「幸福」状態へと導く、米国発、新たな実践的<心の学問>入門書
精神疾患の治療(マイナスをゼロへ)の枠を超え、
さらなる「幸せ」を目指す、ユニークな心理学が誕生した。
”ポジティブ心理学”は人生の価値観を問い、
哲学的知見も融合する、総合学である。
同じ環境で暮らす修道女の、寿命の差に潜む驚くべき原因とは?
利他行動は、精神にどんな良い影響を生むのか・・・・・・?
さまざまな実験から、
自らを「幸福」状態へと導くメソッドを、学術的に検証。
新たな学問の可能性と個人、社会への活用法を、
政治学者が豊富な事例をふまえ、細やかに解説する。
序章 政治学者、ポジティブ心理学と出合う
第一章 幸福へのアプローチ ウェルビーイング(良好状態)の科学的解明
1「心」のあり方が現実を変えるーー「修道女研究」の衝撃
2 幸福をもたらす感情・心理を測る
3「実践的科学」というポジティブ心理学の特質
第二章 本当の幸せを生み出す 「美徳」と「人格的強み」の再発見
1 短期的快楽か、長期的幸福か。ヘドニア─エウダイモニア論争
2 二四の「強み」から検証する、<人間>の物語
第三章 個人から社会へーー。ポジティブ心理学の包括的発展
1「心の状態」を善くする組織・制度とは?
2 高齢化社会への希望「ポジティブ健康」
3 次世代のための「ポジティブ教育」
4 ビジネスの成功を導く「ポジティブ組織学」
5 繁栄する社会への「ポジティブ政治経済」
注
参照した海外のテキストや辞典
日本語での概要や参考図書
あとがきにかえてーー「善き幸福」の時代への希望
(内容紹介)
ポジティブ感情は視野の広がりを生む。(中略)避けがたい困難で生じたネガティブな心理状態からの回復力(レジリエンス)を高めることにも寄与できることがわかってきている。ポジティブ感情を生み出すエクササイズは、弱い立場にある人が上向きの循環をつかむアート(技術)、身を守るためのアートとして生きるものでもあるのだ。
―――「第一章 幸福へのアプローチ ウェルビーイング(良好状態)の科学的解明」より
序章 政治学者、ポジティブ心理学と出合う
第一章 幸福へのアプローチ ウェルビーイング(良好状態)の科学的解明
1「心」のあり方が現実を変えるーー「修道女研究」の衝撃
2 幸福をもたらす感情・心理を測る
3「実践的科学」というポジティブ心理学の特質
第二章 本当の幸せを生み出す 「美徳」と「人格的強み」の再発見
1 短期的快楽か、長期的幸福か。ヘドニア─エウダイモニア論争
2 二四の「強み」から検証する、<人間>の物語
第三章 個人から社会へーー。ポジティブ心理学の包括的発展
1「心の状態」を善くする組織・制度とは?
2 高齢化社会への希望「ポジティブ健康」
3 次世代のための「ポジティブ教育」
4 ビジネスの成功を導く「ポジティブ組織学」
5 繁栄する社会への「ポジティブ政治経済」
注
参照した海外のテキストや辞典
日本語での概要や参考図書
あとがきにかえてーー「善き幸福」の時代への希望
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ココロからウロコが落ちる!本書では、心理学の基礎から応用までをやさしく解説。特に、実験、観察、数値化などによる科学的エビデンスを重視。これらの研究成果をもとに、わかりやすく紹介します!取り上げられている手法は、広告、マーケティング、販売促進、自治体の防犯対策など、身の回りで応用可能なものばかり。本書を読めば、実践的な知識が身につきます。
第1章 心理学とは何か
第2章 「現象」から見える心理学
第3章 「実験」で測る心理学
第4章 「観察」で見抜く心理学
第5章 「理論」を整理する心理学
第6章 「技法」を提示する心理学
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集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊!
「社会心理学」は、心理学の中でも重要かつ人気のジャンル。個人同士の協力、競争、攻撃、援助など「他者との関係」、そして集団、組織など個人を取り巻く「社会との関係」をテーマとする「社会心理学」を、わかりやすく、かつ堅苦しくならないように図解・イラストを用いて紹介する。「社会現象と心理学」、「職場における心理学」「社会の在り方と心理学」など、現代日本において興味深く読めるような身近なテーマを立てて、さらにこれまで行われた心理実験と結果など、「心理学」全般の内容を誌面に取り入れて解説する。集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊!
心理学の中でも「他者との関係」を、そして集団、組織など個人を取り巻く「社会との関係」をテーマとする「社会心理学」。集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊.
第1章 社会現象と心理学
COLUMN 服従の心理
第2章 組織・集団の心理学
COLUMN 集団的浅慮に陥らないためには
第3章 職場における心理学
COLUMN 第一印象ですべてが決まる?
第4章 個人と対人認知の心理学
COLUMN 素朴なリアリズム
第5章 社会のあり方と心理学
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紹介文
◆第1巻の特徴◆
鮮度の高い事例や普遍的なハウツーを盛り込みながら,どの研究法にも共通する基盤的知識を解説。研究倫理も手厚く扱う。実証に基づく科学としての心理学が「なるほど!」と理解できて,もっと研究したくなる入門書。
第1部では,心理学研究に着手する技能や技術を身につけるにあたって,最低限知っておきたい知識を解説。第2部では,心理学研究に必要な技能や技術についてのハウツーを述べる。効果量や検定力分析,ベイズ統計学の基本的考え方などについても鮮度高く解説。
第3部では,研究を「公表する」にあたって研究者が心がけるべき倫理について手厚く解説。仮説の後づけ(HARKing), p値ハッキング(p-hacking)など問題のある研究実践(QRPs)への警鐘をならし,モラル違反を抑止する策について述べる。
◆第1巻 主なもくじ◆
序章 心理学とは何か
―第1部 心理学を「研究する」ということ―
第1章 心理学のなりたち:心理学史
第2章 研究の準備:心理学研究の基礎知識
第3章 研究の準備:先行研究の探し方
―第2部 心を「測定する」ということ―
第4章 研究の基礎:研究法概説
第5章 研究の基礎:人間を対象とする測定における諸問題
第6章 データの中身を知る:記述統計
第7章 データから対象を見通す:推測統計
―第3部 研究を「公表する」ということ―
第8章 研究倫理:研究者として「なすべきこと」
第9章 研究倫理:研究者として「やってはいけないこと」
第10章 研究倫理:モラル違反を抑止するシステム
第11章 研究成果の公表:心理学論文の書き方
終章 よりよい心理学研究のために
◆◆◆『心理学ベーシック』全5巻-シリーズ監修 三浦 麻子-◆◆◆
心のはたらきを科学的に見つめるまなざしを養い,「自らの手で研究すること」に力点をおいたシリーズ
第1巻 なるほど! 心理学研究法 三浦麻子 著
第2巻 なるほど! 心理学実験法 佐藤暢哉・小川洋和 著
第3巻 なるほど! 心理学調査法 大竹恵子 編著
第4巻 なるほど! 心理学観察法 佐藤 寛 編著
第5巻 なるほど! 心理学面接法 米山直樹・佐藤 寛 編著
◆「心理学ベーシック」シリーズ刊行にあたって(一部抜粋)◆
「心理学を学ぶこと」をめぐる状況は,2015年に国家資格「公認心理師」の制度化が決まったことによって大きな岐路に立った。-略- しかしわれわれは,心理職としての現場での実践を有為なものとするためには,何よりもまず,心理学諸領域の基礎的な知見や理論を学び,それらをふまえて自らテーマを設定して研究を計画し,収集したデータを分析・考察するという一連の科学的実証手続きを遂行するためのスキルとテクニックを習得することが必要だという強い確信をもっている。
「心理学ベーシック」シリーズ刊行にあたって
はしがき
序章 心理学とは何か
1節 心理学の定義
2節 心理学を研究することの難しさ
3節 心理学を研究することの面白さ
―第1部 心理学を「研究する」ということ―
第1章 心理学のなりたち:心理学史
1節 心理学と哲学
2節 心理学と医学
3節 心理学と生物学
4節 近代心理学の創始とその発展
5節 第二次大戦後の心理学
6節 日本の心理学
第2章 研究の準備:心理学研究の基礎知識
1節 概念的定義と操作的定義
2節 信頼性と妥当性
3節 相関と因果
4節 さまざまな変数
第3章 研究の準備:先行研究の探し方
1節 リサーチ・クエスチョン
2節 巨人の肩の上に立つということ
3節 先行研究レビューの意義
4節 先行研究の収集法:概論
5節 心理学の研究論文に触れる
6節 心理学の研究テーマを知る
7節 さあ,歩きはじめよう
―第2部 心を「測定する」ということ―
第4章 研究の基礎:研究法概説
1節 実験法
2節 調査法
3節 観察法
4節 面接法
第5章 研究の基礎:人間を対象とする測定における諸問題
1節 参加者効果
2節 実験者効果
3節 努力の最小限化
4節 生態学的妥当性との両立
第6章 データの中身を知る:記述統計
1節 数値データの利点
2節 尺度
3節 記述統計
第7章 データから対象を見通す:推測統計
1節 推測統計とは
2節 標本抽出に伴う結果の変動
3節 統計的仮説検定
4節 統計的仮説検定における2種類の誤り
5節 効果量と検定力分析
6節 ベイズ統計学の基本的考え方
―第3部 研究を「公表する」ということ―
第8章 研究倫理:研究者として「なすべきこと」
1節 エシックスの基本的な考え方
2節 最小限のコストやリスク
3節 説明責任
4節 個人情報・データの保護
5節 成文化されたエシックス
6節 倫理審査
第9章 研究倫理:研究者として「やってはいけないこと」
1節 モラルとしての研究倫理
2節 研究者が陥るかもしれない「地獄」
3節 仮説の後づけ(HARKing)
4節 p値ハッキング(p-hacking)
5節 蔓延するQRPs
第10章 研究倫理:モラル違反を抑止するシステム
1節 研究結果の再現可能性
2節 心理学界で起こった問題
3節 システムの整備
4節 心理学研究の「パラダイムシフト」
第11章 研究成果の公表:心理学論文の書き方
1節 論文のアウトライン
2節 論文の文章表現
3節 図表
4節 全体的なチェック
[付録] 心理科学実験実習 レポート作成 チェックリスト
終章 よりよい心理学研究のために
1節 「研究」するということ
2節 よい研究とは何か
3節 心理学研究への船出
引用文献/索 引
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